降り積もれ孤独な死よ全巻無料で読む方法紹介!完結した?犯人は?面白い?漫画アプリで全話タダ?

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悩んでいる人
『降り積もれ孤独な死よ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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Contents

『降り積もれ孤独な死よ』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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  • 恋空
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  • 京都寺町三条のホームズ
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  • クラス転移で俺だけ…
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『降り積もれ孤独な死よ』あらすじ紹介!

主人公の冴木 仁(さえき じん)は人に会えば陽気な冗談を言う、正義感のある刑事です。実は幼少のころに父親に虐待を受けていました。

 

そんな彼は2006年ある豪邸で監禁死体遺棄事件を担当することになります。

 

最初は空き巣の通報でした。

 

豪邸に住んでいたのは灰川十三(はいかわ じゅうぞう)という男でしたが連絡がとれません。

 

20年前に灰川十三が豪邸を買い上げて一人暮らしだったはずでした。

 

子供が数人住んでいた形跡があります。

 

子供の描いたじゅーぞーと書いてある絵が何枚かあります。

 

暖炉の上には「我が子を食らうサトゥルヌス」の絵画がありました。

 

贋作の絵画と造花が不自然だなと思っていた冴木です。

 

厳重に鍵をかけられた地下室が発見されます。

 

鍵屋を頼んで待っている間に冴木はリビングでタイトル無しの黒塗りのDVDを発見したので見ることにします。

 

そのDVDにはおぞましい映像が写っていました。

 

冴木の絶叫が豪邸に響き渡ります。

 

鍵屋が来て地下室は開けられました。

 

そこでで子供達13人が、監禁されていて餓死の状態のまま放置されたのが発見されたのです。

 

連絡の取れない灰川十三は全国指名手配されます。

 

だんだん日常の世界から、おぞましい事件の世界へと引き込まれます。

 

報道を見て警察署に自ら来た家主を知る美しい女性が現れました。

 

蓮見花音(はすみ かのん)です。

 

なんと彼女は灰川十三は私の父だというのです。

 

そして、そのお屋敷に住んでいたというのです。

 

彼女は灰川十三は断じて犯人ではないと言いました。

 

住んでいた子供は他にもいて全員で19人住んでいました。

 

みんな親から虐待や育児放棄を受けていた子どもばかりでした。

 

灰川十三はそこで父親のように接して育てていました。

 

子供が夜泣いていたら、なぐさめたり一緒にゲームをしたり疑似家族の生活をしていました。

 

でも4年前のある時から灰川は家族全員を遠ざけるようになりました。

 

子供たちには理由がわかりませんでした。

 

そして家族はバラバラになりました。

 

花音の持参した灰川家の写真を見ていると冴木の弟が写っています。

 

そこに住んでいたことが発覚しました。

 

花音が豪邸に住んでいる時に後から加わって生活をしていました。

 

実は冴木は家を出てしまい、弟と何年も連絡をとっていませんでした。

 

身内が捜査関係者だということで捜査から外されてしまった冴木ですが、心配でいてもたってもいられずに、蓮見花音と弟の蒼祐に会いに行きます。

 

蒼祐は無事でした。蒼祐はやはり父親から虐待を受け、家出をしていたところを灰川に拾われたのでした。そして灰川は犯人ではないと言いました。

 

そして父親の葬式の時に仁にひどいことを言ってしまいずっと後悔をしていたと聞かされます。

 

捜査から外された冴木でしたが、こっそり五味先輩が捜査の進展を教えてくれました。殺された子供たちは花音達と暮らしていた19人の中の13人だったことがわかりました。そして検死の結果では犯行は2年にわたって順々に行われていたのでした。

 

灰川十三はどこにいるのか?

 

花音を除いた残りの5人は今何をしているのか?

 

灰川十三が犯人ではないとしたら真犯人は誰なのか?

『降り積もれ孤独な死よ』は面白い?見どころ紹介!

みどころ① 平和な世界から気がつくと恐ろしい世界へ

全編に流れる、不穏な雰囲気がドキドキさせます。

 

最初はただのお屋敷の空き巣と思わせて、冴木刑事も自分で「エリート刑事です。」と冗談など言っていてますが、どんどん凄

 

惨な暗い事件へと発展していきます。その自然な流れがリアリティを持って読者を引き込んでいきます。

みどころ② 登場人物の悲しい過去の闇と明るさの魅力

冴木仁を始めとする登場人物の悲しく、やるせない過去とたくましさです。

 

冴木仁は子供の時期に父親から虐待されていました。

 

蓮見花音は子供の時期にネグレクト(放置)されて、いつも空腹でした。

 

冴木の弟も虐待されていました。

 

しかし暗いだけではない、たくましさと、明るさ、兄弟、仲間を思いやる気持ち、力強さを垣間見せます。光と闇、アンバランスな登場人物達が魅力的です。

 

その一方で、蓮見花音の灰川家で過ごした回想シーンでは平和的に暮らしていた中で、飼っていたハムスターが何者かに陰湿に殺されたり、闇の深さも感じさせます。

 

どこかで登場人物が読者を裏切る一面を持っていると思わせます。

 

読者を安心させない緊張感がたまりません。

みどころ③ 灰川十三はどこにいる?

灰川十三は誰かに連れ去られたのか?

 

みずから姿を隠したのか?

 

どこかに生きているのか?

みどころ④ なぜ灰川十三は子供達を育てていたのか?

なぜ灰川十三は家出をしている子供をひきとったり、愛情を持って育てていたのか?

 

贋作の絵画と造花が多かったのは疑似家族を暗喩しているのか?

みどころ⑤ なぜ急に灰川十三は子供たちと距離をとったのか?

灰川が急に子供たちと距離をとった理由は誰にもわかりません。

 

誰かに脅されていたのでしょうか?

 

急に子供達が嫌いになってしまったのでしょうか?

 

とにかく謎の多い灰川十三です。

みどころ⑥ 真犯人は誰なのか?その動機は?

豪邸の持ち主で失踪している灰川十三が犯人なのか?

 

それとも豪邸に住んでいた19人の中で生きている6人の中の誰かが犯人なのか?

 

全く別なところに真犯人がいて、誰かに罪を被せようとしているのか?

 

何のためにこの凄惨な事件を起こしたのか?

 

真相が知りたくなります!

 

次から次へと湧き上がる謎。謎が渋滞しています。

 

先が読めない展開に目が離せません。

みどころ⑦ 気になる冴木と花音との関係

美しい風貌の花音のペースに乗せられがちな冴木。

 

花音の天然な発言と冴木の噛み合わない会話劇もみどころの一つです。

 

緊張感があるシーンが多い中でほっとできるシーンでもあります。

 

そしてこの事件が本筋ではありますが、今後の二人の関係も気になります。二人とも子供の頃に親に大事にされなかったという共通の過去があります。

 

二人が謎に近づいて行く中で、この二人の関係が恋愛に発展していくのか?花音は本当に信用していい人物なのか?どこかで読者の予想を裏切る可能性もないとは言い切れない恋の行方もみどころの一つです。

 

『降り積もれ孤独な死よ』wiki的登場人物紹介!

冴木 仁(さえき じん)

Y県警 富字山南警察署の刑事です。

 

自分でエリート刑事と冗談を言っていますが幼少の時から父親にひどい虐待を受けて育ちました。虐待されている人を許さない正義感のあふれる面もありますが、行き過ぎてしまうこともあります。

 

豪邸で造花と贋作の絵画が多いことに違和感を覚えたり、取り調べでは自然に相手に同調して本音を聞き出す刑事らしい一面もあります。花音のマイペースさに戸惑いながらも女性として意識をしています。

蓮見 花音(はすみ かのん)

美しい女性です。

 

相手の目をじっと見たり、車に勝手に乗り込んだり、強引なところもあり、少し天然なところがあります。冴木の協力者です。

 

幼少のころは育児放棄を受けていて、いつもお腹を空かせていました。おっとりしているようですが、万引など生きるための術を灰川から仕込まれています。

 

灰川家に住んでいました。最初は灰川家に打ち解けられませんでしたが、子供達にも受け入れられて、やがてここが居場所と思うようになります。冴木に終始協力します。

灰川 十三(はいかわ じゅうぞう)

剃り上げた頭に全身黒ずくめの格好をしています。

 

顔の半分近くは大きな傷に覆われています。第一印象はまるで死神のようだったと花音は回想しています。

 

外見とは裏腹に児童虐待や育児放棄を受けている子供に生きるために万引きの手ほどきをしたり、自分の家に住まわせていました。

瀧本 蒼祐(たきもと そうすけ)

冴木 仁の異母兄弟の弟です。灰川家では四男でした。

 

兄の仁が家を出てしまった後、父親から虐待を受けていました。

 

そして、そのつらさから家出をして後に灰川に拾われ、灰川家に住むことになります。

 

灰川がいなかったらどうなっていたかと、とても感謝しています。そして父のお葬式で冴木にひどいことを言ってしまったことをずっと後悔していました。

 

今は母親と二人で暮らしています。冴木が捜査から外されたのに心配して自分に会いに来てくれたことを知ります。後悔していたことを謝り冴木に許してもらうと泣きます。

 

異母兄弟ではありますが、兄弟の絆を感じさせます。

東 優麿(あずま ゆうま)

長男 ノッポ

 

灰川家で暮らしていた男性。

沖島 マヤ(おきしま まや)

長女 

 

灰川家で暮らしていた女性。

神代タケル(かみしろ たける)

次男

 

灰川家で暮らしていた男性。現在、詐欺罪などで服役中。

川口 サトル(かわぐち さとる)

三男

 

灰川家で暮らしていた男性。

川相 誠二(かわい せいじ)

冴木の上司です。

 

奥さんとは別居中です。子持ちです。

五味 康弘(ごみ やすひろ)

先輩です。趣味は風俗通いです。

 

『降り積もれ孤独な死よ』がドラマ化する予定は?

今のところありません。

 

が前作の「親愛なる僕へ殺意をこめて」2022年10月期にフジテレビ系にてテレビドラマ化予定です。

 

評判が良かったら本作もドラマ化されるかもしれませんね。

『降り積もれ孤独な死よ』最終回完結した?犯人は?

『降り積もれ孤独な死よ』は、2022年8月現在、まだ連載中です。

 

完結していません。

 

犯人も未だ分かっておらず、謎が謎を呼ぶ展開です。

 

今後もどのような展開になるのか楽しみです。

『降り積もれ孤独な死よ』作者・伊藤翔太・井龍一とは?

前作の 伊藤翔太、 井龍一のコンビの「親愛なる僕へ殺意をこめて」は累計100万部超の大ヒットクライムサスペンスとなりました。

 

本作の「降り積もれ孤独な死よ」はこのコンビの最新作です。息の合ったコンビですね!第3巻が2022年7月22日に発売されています。

 

作画は伊藤翔太で原作者は井龍一です。

 

『降り積もれ孤独な死よ』序盤ネタバレ紹介!

第1話

2006年

 

丘の上にひっそりと佇む一軒の屋敷で、事件は起きました。

 

車が大豪邸の屋敷の門の前に停まり、枯れ葉を踏み、若い男性が降ります。 

 

「はあ〜こりゃまた凄い大豪邸だな」とお屋敷を仰ぎ見ます。

 

警察官が二人います。

 

若い男性は警察官二人に

 

「ども、ども、南署 エリート刑事 冴木 仁(さえき じん)です。只今到着しました」

 

と警察手帳を出して名乗ります。

 

警察官は

 

「お疲れ様です。河渕湖駅前交番の宇垣です。」と挨拶をします。

 

「あ!今面倒くさいやつが来たなって思ったでしょ。ご明察です!」と冴木。

 

自分でエリート刑事と言って警察官にちょっと面倒くさがられます。

 

「どうぞこちらへ」

 

冴木は案内されます。

 

冴木刑事は屋敷へ入ります。

 

部屋を荒らされた様子です。

 

椅子、植木など横倒しになり、テーブルクロスも乱れていて、ひどい有様です。

 

「ヒドい荒らされようですね 窃盗ですか?」と冴木。

 

「はい 近所からの通報でかけつけたんですが我々が現着した時にはもうご覧の有り様で」と宇垣。

 

暴行や争った形跡がないので家主の留守中に空き巣に入ったようでした。

 

ですが家主はとは連絡が取れません。

 

家主の名前は「はい灰川十三 (はいかわ じゅうぞう)」年齢は40代半ば。

 

およそ20年前にこの屋敷を買い上げて一人暮らしをしていました。

 

「は〜今の俺より若い時にこんな大豪邸を。。。景気のいい話だ」と冴木、

 

しかし家主の灰川と連絡が取れません。

 

もともと人付き合いのある男ではなかったので、数年前から近隣の人にも姿を見られていませんでした。

 

警察が行方不明の可能性も考えて一応確認したところ

 

行方不明や捜索願いなども出されていませんでした。

 

冴木はそれを聞きしばらく無言になりました。

 

しゃがんで床を指でこすります。

 

しかし数年空き家だったとしては部屋はほこりなどもなく、電気も通っています。

 

冴木刑事が暖炉の上にある絵画に気がつきます。

 

「我が子を食らうサトゥルヌス」ですよ。

 

若い警察官が話しかけてきます。

 

「あ 申し遅れました 巡査の鈴木です」

 

「若そーだな 鈴木巡査 いくつ?」

 

「20歳のペーペーです。」と鈴木。

 

「絵詳しいんだ」

 

「いや全然。でも「我が子を食らうサトゥルヌス」は有名な作品ですよ」と鈴木。

 

「じゃあこの絵は贋作ってことか」

 

盗まれていないことから、その絵画は贋作だと冴木刑事は言いました。

 

部屋に飾ってある花も全て造花でした。

 

贋作に造花、作り物で飾られた家。。。と冴木はつぶやきます。

 

冴木は2階へ行きます。

 

子供部屋があり、子供用のベッドやぬいぐるみ、サッカーボールが置いてあります。

 

子供の描いたキャンバスがイーゼルにいくつも、かかっています。

 

そこには 子供の字で じゅーぞー と書いてあります。

 

じゅーぞーの絵を描いたようです。

 

一人で住んでいたはずなのに、子供が何人も住んでいたようです。

 

そこで冴木が大声で呼ばれます。

 

屋敷の外に地下室の入り口のようなものがあります。

 

厳重に鍵がかかっています。

 

鍵屋を呼ぶことにします。

 

冴木は鍵屋を待っている間、テレビのある部屋で映画のDVDが散乱しているのを見ています。

 

映画が好きだったのかな?

 

窃盗事件というより灰川十三という人物が気になってきた冴木です。

 

冴木は真っ黒なカバーにタイトルなしのDVDケースを見つけます。

 

「エロかな」と冴木は考えて、無邪気に再生ボタンを押しました。

 

すると画像には薄暗い部屋が映し出されます。

 

ベッドに子供らしき人物が一人仰向けに横たわっている映像が見えました。

 

冴木の顔が氷つきます。

 

「うわあ あ あ ああ」

 

屋敷中に冴木の叫び声が響き渡りました。

 

パトカーのサイレンが鳴り響き、ベテラン刑事が二人到着しました。

 

青ざめた冴木に先輩刑事が大丈夫かと声をかけます。

 

とにかくこの映像を見て下さい。と冴木。

 

その映像は屋敷の地下室を撮影したものでした。

 

地下室には子供が何人も監禁されていたようです。

 

子供たちは無惨なほど痩せこけていました。

 

部屋の隅には黒い山が出来ていて

 

よく見ればそれは積み上げられた子供たちの死体でした。

 

どの遺体も骨と皮だけに痩せ細っていて食べるものも飲む物も与えられなかったようでした。

 

監禁され続けやがて餓死したようでした。

 

そして、生き残った子供が遺体を食べようとしたことを想像させる形跡もありました。

 

地下室の鍵が空きました。

 

そうやって死んだ子供の死体が13人見つかります。

 

Y警察はその日のうちに「逮捕・監禁」と「死体遺棄」の容疑で灰川十三を全国に指名手配します。

 

冴木は自宅のマンションに帰ります。「胸糞悪い現場だった」とつぶやき昔のことを思い出します。

 

冴木の父は、ドアの開け方、足音の大きさ、声の低さでその日の機嫌がわかる人でした。

 

機嫌は、悪い、凄く悪い、最悪 の三段階があって回想した日の機嫌は『最悪』でした。

 

画用紙に弟と自分の絵を書いていた冴木はそんな『最悪』の父親が返ってくると

 

画用紙とクレヨンを持ち部屋の片隅に隠れました。

 

冴木は息を殺してただひたすら祈るしかありませんでした。

 

「仁〜どこだ〜」と冴木の名前を呼ぶ父。

 

どうか僕を見つけないで。。。。

 

そんな時血走った目で「仁んんんん 見つけたー」と父が隠れていたふすまを開けます。

 

見つかってしまいました。

 

父親は子供の頃に冴木にひどい虐待をしていたのです。

 

冴木の背中には今もひどい虐待の傷跡が残っています。

 

「子供を傷つける奴は。。。。許さない!灰川十三 俺が必ず捕まえる。。。!!」

 

冴木は誓います。

 

朝、冴木と先輩刑事は車の中にいます。

 

灰川十三は結婚歴もなければ、子供の出生届けや認知届けも出してはいないことがわかりました。

 

殺された13人の子どもたちは一体誰なのか。

 

灰川十三は戸籍情報を偽装している可能性もあります。

 

最近子供絡みの事件が続くなあと先輩刑事が言います。

 

虐待家庭に暴漢が乗り込んで、虐待してた父親を半殺しにした事件があったようです。

 

冴木は警察署につきます。

 

髪の毛の長い美しい女性が、冴木をじっと見ています。

 

なんと灰川十三のニュースを見て来たのです。

 

女性は蓮水花音(はすみ かのん)と名乗りました。

 

そしてあの灰川十三は父だというのでした。

 

取調室では花音は冴木の顔をじっと見つめます。

 

冴木は「顔に何かついてます?」と聞きます。

 

すると花音は「顔になにかついているんですか?」

 

「え?」「え?」となり会話が噛み合いません。

 

「正面に座られるのは苦手なんですか?」と聞いてきたり、なんだか調子の狂う冴木です。

 

実は父といっても蓮水花音は血は繋がっていませんでした。

 

養子に入ってるわけでもありません。

 

一言はでは灰川との関係を説明するのは難しいと花音は言います。

 

ミステリアスな花音です。

 

殺された子供の身元がわかったのか聞く花音。

 

まだ確認中と告げる冴木。

 

花音はもう何年も灰川に会っていなくて、どこで何をしてるのかも知りませんでした。

 

でも4年前まで花音も、あの屋敷に住んでいたのです。

 

驚く冴木。

 

自分の話をすれば、手がかりがつかめるかもと言う花音。

 

そうして花音は灰川と出会ったときの話を語りはじめました。

 

12年前、花音は食べるものもなく、どうやって一日を生き延びるか という厳しい生活をしていました。

 

母子家庭で薄暗いゴミだらけの部屋で育児放棄されていたのです。

 

母親は家におらず生活費もロクにくれませんでした。

 

そんな雪のふりしきる寒い日、花音はたった一人でお墓にいます。

 

そして降ってくる雪を直接口を開けて食べます。

 

ですがそれでお腹が満たされるはずもありません。

 

お腹がすいたので今度は積もった雪をガツガツ食べていました。

 

「そこに俺だったらやめておくよ 雪は見た目はきれいかもしれない、でも中身はバイキンでいっぱいなんだ。お嬢さん」

 

と声をかける男がいました。

 

花音は振り返ります。

 

そこにはスキンヘッドにサングラスをかけた大男、死神 灰川十三が立っていました。

第2話

剃りあげた頭に全身黒ずくめの格好、相貌の半分近くは大きな傷に覆われています。

 

灰川十三に対する私の第一印象はまさに死神でした。

 

死神は花音を見下ろします。

 

息を吐き出すと胸元に手を入れ雪の上に雪の上に投げ出します。

 

花音はびっくりしましたが、それはチョコレートでした。

 

そして黙って去っていきました。

 

花音はしばらく座っていてチョコレートを手に取ります。

 

スンスンと匂いをかぎ、両手でガツガツと言って食べました。

 

数日後また雪の降る日、花音は同じところで死神を待っています。

 

ギュルルルとお腹が鳴ります。

 

すると黒い傘をさした死神は何かを床に投げました。

 

それはビニール袋に入ったあんぱんでした。

 

死神はお腹を空かせた花音の前に現れては食べ物を残していきました。

 

そして黙って去っていきました。

 

そんなことが何度か続いてまた死神は何かを落としていきました。

 

あのもしかして。。。あなたはサンタさんですか? とカノンは聞きます。

 

するとゆっくり死神は振り返り横を俺はあんなに太ってないと

 

一言、言います。

 

死神はカノンの顔を見てその顔の傷どうしたと聞きました。

 

「これはお化粧に失敗しました」

 

「嘘が下手だね」と死神。

 

しばらく時間がたち、死神はついて来いと言います。

 

スーパーマーケットに着きました。

 

今から俺がやることをよーく見ておきなさいと死神が言います。

 

すると死神はスーパーの万引きをします。

 

よく見たかお前もやってみるんだと言います。

 

花音は下向きます。

 

どうしたと死神は聞きました。

 

「盗むのは悪いことでしょう?」

 

「誰が決めたんだ。みんなの決めたルールがお前を守ってくれたのか?」

 

カノンは言葉が詰まりました。

 

「ルールは自分で決めろ 飢えて死ぬか 生き延びるか 好きな方を選べ」

 

と死神が言います。

 

花音は考えて下を向きました。

 

そして振り返りキョロキョロして商品の店に手を伸ばします。

 

チョコレートを手に取り上着の中へ入れました。

 

こら万引き!お店の人に見つかってしまいます。

 

花音は逃げます。

 

お店の外まで店員が追って来ます。

 

公園のベンチの影にカノンは母と息を切らせて座っています。

 

そこへ死神がやってきます。

 

「下手くそ しかし初めてにしては悪くない方かな コツを少し教えてやる」

 

と死神は言いました。

 

それから死神は私に万引きの手ほどきをしてくれました。

 

「盗むときに気をつける事は1つだけだ。旗を振るな。」

 

花音はよく意味が分かりません。

 

「下手な万引き犯は盗む瞬間に左右を警戒して頭を振る。

 

さっきのお前みたいにな。

 

それが旗を振っているみたいに見えるから、相手にバレバレだからそう呼ぶんだ。

 

狙うなら大型店より警備がゆるい小型店の方が良い。

 

時給が安い店なら尚良い。

 

時給が安い店はそれだけ従業員のやる気が低いからな。」

 

花音はよく言って意味がわかりません。

 

「よくサボるってことだよ。」

 

こうして時間が流れ、冬も終わりに近づく頃になると。。。

 

死神が公園のベンチに座っています。

 

カノンは両手の両手をポケットに入れて黙って近づいてきます。

 

そしてグイッと上着の裾をあげたらとザッと品物が落ちてきました。

 

万引きしてきたのもです。

 

あんぱんやチョコレートや飴など。

 

死神が横を向いてプット吹き出しました。

 

花音の頭に手を置きました。

 

「お前は筋がいいなぁ。よくやったよ。花音。」

 

と十三。

 

花音の回想シーンは終わります。

 

「私はその後も万引きの腕を上げて、地元のスーパーを荒らしまくるようになりました。」と花音。

 

佐伯はあっけにとられています。

 

「最初は悪印象でしたがいつの間にか消えました。

 

私は目の前の死神に親しみを覚えるようになっていました。

 

もちろん万引きは犯罪です。

 

でも当時の私にとっては明日餓死するかもしれないと言う心配をしなくて生きていけるようになったことが何よりも助けになりました。

 

それに満足に学校にも行けなかった私にとっては何かを教えてもらうと言う事は本当にはじめての経験でした。

 

たとえそれが万引きの仕方だったとしても嬉しかったのです。」

 

部屋には静寂が流れます。

 

「わかるなぁ」と佐伯。

 

「いや実は俺も昔は結構やんちゃだったんで正直ここでは言えないようなこともありますよ。

 

秘密ですよ。

 

高校の担任で増井先生って言う人がいましてね。

 

俺がどんな悪さをしても増井先生だけはずっと味方でいてくれた。

 

今でも増井先生にだけは頭が上がらないんです。」

 

別の部屋での先輩刑事たち。

 

「冴木の奴、元ヤンだったのかよ。初耳だなぁ。」

 

「嘘に決まってんだろうが」

 

「同調は相手の本音を引き出ししやすくするための坊主だよ自分の基本だろう」

 

「俺を騙すとは腕を上げたなぁでも変態ロリコン野郎の手口がだいぶ見えてきました感じですね。灰川十三はいたいけな子供たちをそうやって騙して誘拐、監禁をして殺したと言うことでしょうか。」

 

十三は他にもいろいろなことを私に教えてくれましたと花音。

 

「ハンティングの仕方や動物の解体の仕方や、喧嘩のやり方や猫の縄張りの見つけ方や、尾行の仕方までそれは学校では教えてくれない、でも生きていくために必要な事でした。」

 

そう言うとカノンは静かにお茶を飲みました。

 

そしてお茶を机の上に戻し言いました。

 

「刑事さん。灰川十三は犯人ではありません。」

 

花音は言いました。

 

「父は私のように恵まれない子供たちに救いの手を差し伸べてくれました。

 

生きる術を教えていただけだと思います。

 

我が子のように大事に思っていた子供たちを父が手にかけるわけありません。」

 

「子供たち…あの屋敷にはやはりあなた以外にも子供たちがいたと言う事ですね。」

 

と冴木。

 

「はい。あの屋敷には私を含めて父に育てられていた子供が19人いました。」

 

「19人も!そんな目撃証言は出てきてないぞ。

 

あのあたりは別荘地で人の目もあまりない。

 

近所付き合いはなかったとなれば陸の孤島のようなところだ。

 

立地が災いしたな。」

 

と先輩刑事。

 

「では殺された13人の子供たちはその子供たちの誰かと言う可能性もありますか?」と冴木は聞きます。

 

花音は目をつぶります。

 

「あると思います。そしてもしかしたら子供たちを殺した犯人は。。。」

 

花音はまた回想します。

 

十三がお屋敷にカノンを連れて来ます。

 

カノンは部屋を見回すとびっくりしています。

 

暖炉には絵がかけられているのか見上げました。

 

「この世はガラクタ位の価値しかないが俺にはお似合いだから気にいっている」

 

その絵画を見て十三はそう言いました。

 

カノンは積み木や車やお人形のおもちゃが転がっていることに気づきます。

 

手に取ってみるとクスクスと笑い声が聞こえます。

 

「カーテンの裏に隠れてまたかくれんぼか、タケル」

 

十三は言います。

 

カノンを振り返ります。

 

カーテンの下には子供の裸足の足だけが見えています。

 

そしてタケルと言われた隠れている子は

 

「お父さんその子誰?」

 

と言いました。

第3話 前編

「タケル。そんなところへ隠れてないで出てきなさい。」

 

と灰川十三。

 

「はい。お父さん。はじめまして。僕は神代タケルだよ」

 

カーテンからタケルが出て来ました。

 

すると2階からドタドタと足音が聞こえます。

 

他にも子供がいました。

 

長男のノッポ。末っ子のサトル。長女のマヤ。

 

マヤはクマのぬいぐるみを抱いていますが花音より年上のようなので

 

マヤの妹ということになります。

 

皆血が繋がっていない義兄弟です。

 

「よろしく」

 

神代タケルが握手をしようと花音に手をさしのべます。

 

が花音は灰川十三の後ろに隠れてしまいます。

 

花音は私だけの十三ではなかったことがわかったので、とても複雑な気持ちだったのです。

 

花音は十三は私だけのお父さんだと密かに思っていたので、他の子の存在を知ることでショックと嫉妬を覚えます。

 

でも他の子も花音を受け入れようとしてくれて朝ごはんの匂い、笑い声がひびきわたる食卓、ご飯の後はみんなでカードゲーム、ボードゲームを遅くまでするという生活が花音にとってはとても新鮮で眩しいものでした。

 

それに花音にはもうどこにも居場所がなかったのです。

 

ある夜、マヤが寝てる時叫び声をあげます。

 

怖い夢を見たようです。

 

十三はマヤをやさしく抱き上げ

 

「大丈夫。怖くないよ。俺がいるから。」

 

と慰めます。

 

そんなマヤを見ている花音。

 

するとタケルが

 

「僕も時々怖い夢をみる」と首のアザを見せます。

 

そして

 

「君にも傷があるだろ」と言います。

 

みんな同じだみんな傷があるんだ。

 

でも大丈夫。

 

皆マヤと十三を囲みます。

 

そしてマヤも少し離れたところで見ていた花音に手をさしのべるのです。

 

何よりもう一人じゃない。と花音は思いました。

 

十三の養育している子供たちは、めぐまれない子供たちでした。

 

めぐまれないというのは、児童虐待や、育児放棄などの深い傷がある子たちでした。

 

そのせいかこんなことがありました。

 

朝、花音が1階に降りてくると

 

2つのハムスターのカゴかひっくりかえったり、横倒しになりハムスターはいなくなっていました。

 

十三は、昨日は強風だったから窓が空いてカゴが倒れてしまった。

 

それでハムスターが逃げ出したのだろうと言います。

 

空いた窓を閉める十三。

 

花音は強風で窓が空いたなら、なぜ部屋の他のものが倒れてないのかと思うのでした。

 

数日後の朝。

 

床が水びたしになっています。

 

キッチンの流しが水がいっぱいになっているのです。

 

配管に何かつまっていているようです。

 

配管をいじる十三は無言でびっくりしています。

 

配管にはカゴから逃げたはずのハムスターが詰こまれていました。

 

それを花音とタケルは見てしまいました。

 

十三はあっちへ行くように言ったので、マヤとサトルはハムスターを見ていません。

 

花音にも見ないように言います。

 

それでもじっと見る花音。

 

タケルはそんな花音にお父さんを困らせないで、あっちへ行こうと言います。

 

タケルは目を手で顔を覆い隠しています。

 

それをじっと見る花音。

 

覆われた手の下でタケルは笑っています。

 

花音はその笑顔に無言で衝撃を受けます。

 

そして他の子供の反応にも気がつきます。

 

花音が目に入ったのはノッポもサトルもマヤも口や目を隠して笑いを噛み殺しているところでした。

 

花音以外の子どもたちは全員笑いをこらえきれないといった様子でした。

 

花音は回想を終えます。

 

「結局どうやってハムスター達が死んだのかわかりませんでした。」

 

他にも似たような、こういったことはあったようです。

 

誰かがイタズラでやっていたのかもしれません。

 

と花音は言います。

 

冴木はまさか犯人は子どもたちの誰かなんですか?と聞きます。

 

わからないという花音。

 

ただ皆心に傷を持っているので。。。という花音。

 

写真を一枚自分のバッグから取り出します。

 

屋敷の前で19人の子供たちと十三が写っている集合写真です。

 

4年前に家族がバラバラになる前に撮影されたものです。

 

今はどこで何をしているのかは不明です。

 

ある日突然、原因はわかりませんが、、十三が急に家族全員を遠ざけるようになったのです。

 

人が変わったように。

 

改めて一人ひとりの顔を見る冴木。

 

そこには、花音、タケル、サトル、ノッポ、マヤも写っています。

 

冴木は何かに気がつきます。

 

この少年は誰ですか?花音の隣に写っている少年を指さして

 

冴木が聞きます。

 

「彼は私の次に屋敷にやってきた少年で名前は蒼祐です。

 

蒼祐がどうかしたのですか?」

 

と花音は言います。

 

「俺の弟だ」

 

冴木は言います。

 

静まり返る取り調べ室。

 

「あいつ今なんて言ったんですか」

 

先輩刑事が驚きを隠せずに言います。

 

少年は花音の隣で学生服でピースサインをして笑って写っています。

 

「瀧本 蒼祐。俺の腹違いの弟。なんでお前がここいる。。」

 

冴木は呆然としながらつぶやきます。

第4話

警察署。

 

「遺体の身元が写真の子供達か確認を急くんだ!

 

過去20年にわたって出された捜索願、失踪届けもあたれ!

 

顔と名前が一致する者がいないか確認するんだ!

 

大規模な聞き込みになる!」

 

捜査が大きく進展して、ざわついています。

 

そんな中、冴木は捜査から外されてしまいます。

 

身内が捜査対象内の中にいると捜査に加わることは許されないのです。

 

冴木は「逆でしょう。俺の弟が殺されたかもしれないのに、指をくわえて見てるしかないなんて」

 

と憤慨しますが、上司には認めてもらえませんでした。

 

冴木は弟の蒼祐に携帯から電話をします。

 

留守番電話になってしまいました。

 

冴木は先輩刑事に悪いと思いつつ実家へいくことにします。

 

車に乗って出発しようとすると助手席にはさっきの女性が勝手に座っています。

 

びっくりする冴木。

 

花音は私も何年か一緒に住んだ蒼祐が心配なので一緒に連れて行ってくれと頼みます。

 

冴木は捜査対象者なので連れていけるわけがないと断りますが、

 

花音は「それって規則違反になるんですか?」と聞きます。

 

冴木は「当たり前だよ!」と答えます。

 

花音は

 

「じゃああなたが本部に内緒で単独で行動してるのも規則違反だと思いますが?」と聞きます。

 

冴木は何を言うんだこいつはという顔をします。

 

「冴木さんルールって本当は正しい道をするための道標としてあるべきじゃないですか?

 

冴木さんは今何よりご家族の安否を確認したいでよね。

 

私も一緒なんです。

 

蒼佑は何年も生活を共にした大切な家族です。

 

今はその気持ちに従う事が正しい事だと思います」と花音は言います。

 

冴木は「ええい、勝手にしろ」とシートベルトを締めます。

 

二人を乗せて車は走り出しました。

 

花音はチョコレートを食べています。

 

「冴木さんも食べませんか?キノコの森」と勧めます。

 

冴木は「いいえ」と断ります。

 

花音は「もしかしてタケノコ派なんですか?」と聞きます。

 

冴木は「別にどっちの派でもないですよ」と言います。

 

さらに花音が「冴木さん、私冴木さんて呼んでいいですか?それとも下の名前がいいですか?」と言いかけますが、冴木に邪魔されます。

 

冴木は「あの、少し静かにしてもらえませんか?」と言います。

 

花音は「なぜですか?」と聞きます。

 

冴木は「運転に集中したいのです」と言います。

 

花音は「あの運転に自信がないなら変わりましょうか?私免許持ってるので」と言いました。

 

冴木は「いやそうゆうことじゃないんですけどね!」と言います。

 

花音は「どう言う事なんですか?」と聞きます。

 

冴木は「もういいです」と言います。

 

冴木は全く何なんだよ。本当に調子狂う女だなあと思います。

 

冴木は「正直にいうと、蒼佑と一緒にいた時間なんてほとんどないんですよ。

 

兄弟と言っても母親は違うし、蒼佑がまだ小さい頃に俺は家を出てしまったんです。

 

もう何年も会ってませんし、だから思い出らしい思い出なんてないんですよ。」

 

と言います。そして回想します。

 

「でも蒼佑と川で遊んだことがあったんです。

 

トンボを蒼佑が捕まえたんですけど、

 

トンボの頭が網に引っかかって俺は仕方なく無理矢理トンボを引っ張ろうとしたんです。

 

でも蒼佑は迷う事なく網を切ったんですよね。

 

今でもその時の印象が強く残ってるんです。」

 

と話します。

 

最後に蒼佑に会ったのは7年前のくそ親父の葬式だったか。

 

冴木が「蒼佑お前これからどーすんだ?」と聞くと、蒼佑は「別に母さんとうまくやっていくよ。

 

まぁ今は恩人というかお世話になってる人がいてその人の元で暮らしているけど」と言うと冴木は「恩人?」と聞きます。

 

蒼佑は「うん、まぁ心配はいらないってこと」と立ち上がります。

 

冴木は「蒼佑お前その腕の傷どうした?誰にやられたんだ?

 

まさか!あの野郎がお前にも。。ごめんな蒼佑でもお兄ちゃんがいるからもう大丈夫だ兄ちゃんが」と抱きしめます。

 

すると蒼佑は「はぁ!?ずっと昔に僕を置いて逃げたやつが何言ってんだよ!

 

今更兄貴面かよ!ふざけんな!」と冴木の腕をおしのけます。

 

冴木が「俺は蒼佑に対してとても後悔があるんです。

 

だから今度こそ弟を助けてやらなきゃいけない、兄貴として。

 

無事でいてくれよ蒼佑」と言います。

 

花音は「きっと生きてますよ蒼佑は、そんな気がしますよ」と言います。

 

実家のアパートに到着しました。

 

冴木は

 

「蒼佑!義母さん!俺だ仁だ!いるのか?」とインターホンを何度も鳴らします。

 

するとドアが開き「兄さん?」と蒼佑が出てきました。

第5話

「蒼祐良かった」と冴木が言おうとすると蒼祐が

 

「兄さん!久しぶり!」と冴木の両腕を掴んで喜んでくれます。

 

隣に花音がいるのに気がつく蒼祐。

 

「久しぶり蒼祐。元気そうで良かったわ」

 

蒼祐は冴木と花音が一緒にいて驚きます。

 

「蒼祐とりあえず、無事で安心したよ」冴木はほっとします。

 

部屋に入ります。

 

蒼祐は兄が警官になってたことをすっかり忘れていました。

 

子供の頃の蒼祐と母親の写真が飾ってあります。

 

そこに冴木は写ってはいません。

 

例の事件は蒼祐も驚いていました。

 

殺された子供たちの身元も心配しています。

 

そこで冴木は蒼祐になんであの屋敷にいたのか聞きます。

 

蒼祐は花音と一緒で家にいられなかったからだよ。と答えます。

 

家でした蒼祐を匿ってくれたのが、灰川十三でした。

 

あの人に会って救われた。灰川十三は絶対犯人じゃないと言います。

 

花音と冴木は母親に合わず帰ります。

 

警察が来たら俺が来たことを内緒にしてと頼む冴木。

 

そこで蒼祐は兄が自分のせいで捜査から外されて、心配して訪ねてきてくれたことを知るのです。

 

「お前はたった一人の弟なんだから、心配するのは当たり前だろ」

 

と冴木が照れながら言います。

 

「兄さん!ごめん!」深く蒼祐は頭を下げます。

 

最後に会った時、兄にひどいこと言ってしまった。ずっと謝りたかった。と言います。

 

俺のほうこそ悪かった。会いに来てやれなくて。と冴木も謝ります。

 

蒼祐はそんな兄を見て涙が出てきてしまいます。

 

無くなよ〜。と冴木は蒼祐をなぐさめます。

 

それを見守る花音。

 

帰りの車の中で、バタバタしちゃって悪かったですね。弟と積もる話もあったでしょうね。

 

と冴木は言います。

 

特にはないです。と花音。

 

蒼祐の元気そうな顔を見て安心しましたと言います。

 

ひとまずは冴木もひと安心です。

 

Y県警富学山南警察署。

 

遺体の身元が全員判明しました。

 

予想通り灰川十三と暮らしていた19人の子供のうちの13人でした。

 

検死の結果では、犯行は2年にわたって行われました。

 

逆にこれで、生き残っている6人も判明します。

 

例の蓮水花音(はすみ かのん)。

 

冴木の弟 瀧本蒼祐(たきもと そうすけ)

 

長男のノッポこと 東 優麿(あずま ゆうま)

 

長女 沖島 マヤ

 

三男 川口サトル(かわぐち さとる)

 

次男 神代タケル(かみしろ タケル)詐欺罪で服役中。

 

です。

 

神代を除く5人に事情徴収をしたところ全員が灰川十三は犯人ではないと言い切ります。

 

警察は依然、灰川十三が第一容疑者と見ています。

 

冴木が灰川の行方を聞くと先輩刑事は教えてくれませんでした。

 

冴木はどうも引っかかる事件だなと考えこみます。

 

子供たちを殺した犯人は本当に灰川十三なのか?それとも。。

 

富士山が見える田舎道でパトカーが走っています。

 

警察官の鈴木があくびをすると、先輩に止めろ!と言われます。

 

あくびのことか思い、あやまる鈴木。

 

「本部に無線だ!早くしろ!」

 

鈴木が後ろを振り向くと、そこには男の後ろ姿が。

 

「警察だ!!止まりなさい!灰川十三だよな!」

 

と先輩警察官が言います。

 

男がゆっくり振り返ります。

 

「お前には 逮捕監禁及び死体遺棄容疑で逮捕状が出ているんだ!」

 

男はゆっくり両手を警官に差し出します。

 

警官は手錠をかけます。

 

「指名手配中の灰川十三を逮捕しました!身柄を拘束しました!」

 

警官の鈴木は本部に無線で叫びます。

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