黒崎くんの言いなりになんてならない最終回結末ネタバレ【漫画映画ドラマ完結ラスト】その後の最後はどうなった?

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「別冊フレンド」にて連載され、実写映画化&ドラマ化された人気マンガ『黒崎くんの言いなりになんてならない』。

 

この記事では、そんな『黒崎くんの言いなりになんてならない』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

 

また『黒崎くんの言いなりになんてならない』を全巻無料で読みたい!という方に『黒崎くんの言いなりになんてならない』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

最終回のネタバレの前に『黒崎くんの言いなりになんてならない』を全巻無料で読む方法です。

『黒崎くんの言いなりになんてならない』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『黒崎くんの言いなりになんてならない』はこちらの講談社が運営する漫画アプリマガポケにて無料読むことができます。

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『黒崎くんの言いなりになんてならない』あらすじ紹介!

恋をして眩しいくらいのキラキラな日々を送りたいと願う、主人公・赤羽由宇(あかばね ゆう)は高校デビューを果たし、楽しい高校生活を送っていました。

 

そんな由宇は、同級生で学年トップの成績に端正な容姿で女子からの人気を集める白王子・白河タクミ(しらかわ たくみ)に憧れを抱いていました。

 

しかし、そんなタクミの横にいつもいるのが、目つきが怖く周りから恐れられ、悪い噂が絶えない黒悪魔こと黒崎晴人(くろさき はると)でした。

 

寮生活の2人に対し、由宇は家から学校に通っていたので、関わることはないだろうと思っていましたが、急遽父親の転勤が決まり、突然にも寮生活がスタートしました。

 

寮への道中迷ってしまった由宇は、タクミとばったり出会い、案内してもらえる事になりました。

 

寮に到着した途端、なんと空から男の子が降ってきたのです。

 

「助けて」と怯える男の子の前には、箒を手にする晴人が立っていました。

 

男の子が吐き捨てたガムが、晴人の頭についてしまっていたのです。

 

不穏な空気が流れる中、なんとかしなければと考えた由宇はなんと晴人の髪の毛を切ってしまったのです。

 

怒る晴人を無視し、由宇の寮生活は始まりを告げたのです。

 

髪を切られた晴人は、「大っ嫌い」と食って掛かる由宇のことが気に入らないと、みんなが見ている前でキスをしました。

 

「副寮長の髪を切った罰だ。寮では俺がルール。絶対服従しろ。」と悪魔っぷりを披露します。

 

はたして由宇の高校生活は!?

 

素敵な恋をすることはできるのであろうか!?

『黒崎くんの言いなりになんてならない』主な登場人物紹介!

赤羽由宇(あかばね ゆう)

何を言われても言い返せずに「赤羽地蔵」と呼ばれていた中学時代から、なりたい自分に変わりたいと努力し、高校デビューを果たしました。

 

負けん気が強く、また困っている人がいると放っておけない性格で、そのおかげか様々なトラブルに巻き込まれます。

黒崎晴人(くろさき はると)

目付きが悪く近寄りがたい存在で、中学時代は特に荒くれ、問題も多かったようだが、父親の言いつけを守り、高校ではおとなしくしています。

 

見た目に反し料理や掃除などの家事が得意で、寮では副寮長を任され面倒くさがりの寮長・タクミに変わり、様々なことを取り仕切っています。

白河タクミ(しらかわ たくみ)

頭がよく端正な顔立ちで、女子からの人気を博しています。

 

晴人とは幼馴染で、寮の寮長を務めるが、面倒くさがりなところもあり、殆どのことを晴人に任せています。

芦川芽衣子(あしかわ めいこ)・来栖タカコ(くるす たかこ)

由宇と特に仲がよく、いつも一緒にいるが、2人は寮生ではなく、自宅から通学しています。

 

タカコは梶と付き合っています。

梶祐介(かじ ゆうすけ)

寮生の1人で、おバカでお調子者なクラスのムードメーカーです。

 

最初こそ晴人に怯えていたものの、晴人の人間的なかっこよさに気づき、憧れ、晴人の横暴な態度にもめげず関係を築いていきます。

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『黒崎くんの言いなりになんてならない』最終回までのおさらい!

幕を上げた波乱万丈な寮生活

 

地味で冴えない中学校生活を過ごした主人公・赤羽由宇(あかばね ゆう)は、高校では素敵な恋をして、キラキラ輝く日々を送ろうと高校デビューを果たします。

 

そんな由宇は同級生の白河タクミ(しらかわ たくみ)に恋をしています。

 

タクミは容姿端麗で頭もよく、白王子と称され女の子たちから絶大な人気を誇っています。

 

しかし、そんなタクミの傍らにいつもいるのが、タクミの幼馴染で黒悪魔と呼ばれている黒崎晴人(くろさき はると)です。

 

晴人は目つきが怖く周りから怖がられています。

 

ある日由宇はタクミが1人でいるところに遭遇し、声をかけようとしました。

 

しかし、そんな由宇目掛けて、廊下で遊んでいた男子たちが使っていた雑巾が飛んできてしまいましたが、間一髪のところで助けてくれたのは、あの黒悪魔でした。

 

お礼を言おうとしたとき、「俺に当たりそうになったのに、何でテメーに礼を言われんだ」と睨まれてしまいます。

 

そしてあろうことか、由宇の髪の毛が晴人の制服のボタンに絡まってしまったのです。

 

急いで解こうとする由宇に「さわるな。女の匂いがついたボタンなんかいらない」とボタンをちぎってしまいました。

 

そんな晴人を見て、「ごめんね」と謝ったのはタクミでした。

 

放課後、「さっきは王子と話せてラッキーだったね」と友人の芦川芽衣子(あしかわ めいこ)と来栖タカコ(くるす たかこ)と遊んでいた時に、「そういえば、あの2人って寮生だよね。」とタクミと晴人が寮生だということを知りました。

 

良くない噂ばかりの晴人と同じ寮生じゃなくてよかったと安心していたところに舞い込んできたのは、父親の転勤の話でした。

 

急に知らされ驚いている中、「ママはパパについていくことにしたから」と入寮案内のパンフレットを渡してきました。

 

不安と期待を胸に寮へ向かうも、道に迷ってしまいました。

 

そんな由宇に「ちょうど僕も寮に帰るところだから」と声をかけてきたのはタクミでした。

 

タクミに案内してもらい、寮へ到着したところ、突然空から男の子が降ってきたのです。

 

驚いていたところに出てきたのは、晴人でした。

 

なんと男の子が吐き捨てたガムが、晴人の髪の毛についてしまったのです。

 

「ゴミはゴミ箱に。ルールを守れないやつは出ていけ」と脅す晴人に、「とにかくガムを早く取らなきゃ。そういえばチョコで取れるって聞いたことがある」とタクミがガムを取ろうとするも、「ふざけるな」と晴人はさらに激怒し、タクミの胸ぐらを掴んでしまいました。

 

その場をなんとかしようと由宇がとった行動は、晴人の髪の毛を切るということでした。

 

突然髪を切られ、怒る晴人の横を通り過ぎ、寮の中へと足を進め、由宇の寮生活はスタートしました。

 

次の日登校すると、男の子が嫌がっている女の子にしつこく言い寄っている現場を目撃し、居ても立っても居られない由宇は注意をします。

 

すると男の子は、ターゲットを由宇に変え言い寄ってきました。

 

そこに登場したのは、髪を切り揃えられ、その素顔が顕になった晴人でした。

 

晴人はナンパ男を一蹴し、「お前の髪も切ってやろうか」と由宇を脅してきました。

 

しかし由宇は「アンタなんて全然怖くない。むしろ大っ嫌い」と突き放します。

 

すると晴人は由宇の口をふさぐように、突然キスをしました。

 

由宇が混乱する中、「副寮長の髪を切った罰だ。寮では俺がルール。これからは絶対服従しろ」と言い放ちました。

 

そんな騒動が学校に知れ渡り、由宇は注目の的になってしまいました。

 

注目の的になった人はもう1人、晴人です。

 

長髪で隠れていたその端正な顔が顕になり、黒王子と呼ばれるまでになりました。

 

キスをされたことが気まずく、外泊を続けていた由宇だが、晴人に「今日は絶対に寮に帰れ。逃げずにな。」と挑発され、寮へ帰宅しました。

 

そんな由宇を待っていたのは、無断外泊の罰則でした。

 

寮長・タクミから権限を一任されている晴人は由宇に庭の草むしりを命じます。

 

草むしりの最中、タクミが差し入れを持ってやってきて「僕と黒は幼馴染なんだ。あいつ目つきは悪いし、対人関係も不器用なんだけど、心底悪いやつじゃないから嫌わないでくれないかな」と由宇へ晴人の行動を詫ます。

 

そんなタクミや晴人と仲良さそうに話す様子を他の女子寮生はよく思っておらず、嫌がらせを受けてしまいますが、その嫌がらせを解決してくれたのは晴人でした。

 

女子寮生に釘を差してくれた晴人のことを少し見直すも、あまり関わりたくないなと思っていた由宇ですが、そんな思いは天には届かず、なんと晴人と球技大会の実行委員になってしまいました。

 

会議で諸々のことが決まっていき、選手メンバーの選定表と大会パンフ案を考えてくるようにと言われます。

 

寮に帰宅し、晴人との作業を進めるなかで、意外とクラスメートのことをちゃんと見ているんだと感心し、「自分も参加すればいいのに」と促すも、「クラスのやつは俺にビビって試合どころじゃなくなる」と心配していました。

 

「なら、なおさら参加して、クラスに馴染めばいいのに」とおせっかいを焼いていた由宇に苛立ったのか、再び由宇にキスをしました。

 

再び勝手にキスをしてきた晴人に怒った由宇は、晴人も競技参加メンバーに加えました。

 

運動音痴だから出たくないんだろうと晴人を馬鹿にしていましたが、大会では晴人の活躍もあり、なんとクラスが優勝してしまいました。

 

そんな球技大会が終わり、次にやってきたのは中間試験でした。

 

トップ2を晴人とタクミが独占するなか、由宇は悲しくも追試組でした。

 

そんな由宇に「僕で良ければ教えてあげるよ」とタクミの一声により、寮での勉強会が開かれました。

 

その甲斐あって無事追試をパスし、ご褒美にとタクミとデートできることになりました。

 

憧れのタクミと憧れの放課後デートに心を踊らせていた由宇でしたが、子どもにジュースをこぼされたり、晴人が乱入してきたりとトラブルの連続でした。

 

そんな事があっても、タクミは変わらず優しくしてくれ、そんなタクミへ気持ちを伝えようと決意します。

 

一方、プールの授業中に溺れそうになった芽衣子を晴人が助けたことにより、芽衣子は晴人に恋をしてしまいました。

 

芽衣子は寮生の由宇に恋への協力を仰ぎ、由宇もそれを快く了解しました。

 

夏休みに入り、バイト終わりの由宇はタクミに気持ちを伝えようと呼び出しました。

 

晴れて付き合うことになった2人ですが、由宇は晴人に「おまえはタクミとはつきあえねえよ」と言われてしまいましたが、「僕の彼女なんだからもういじめないでよ。」とタクミが助けに入りその場は収まりました。

 

その後、平穏な夏休みを過ごしていたある日、タクミから「別荘に遊びにこないか」という誘いを受けました。

 

そして、タクミ、晴人、由宇、芽衣子、タカコ、梶野メンバーで、タクミの別荘に遊びに行くことになりました。

 

「彼氏が彼女を旅行に誘うなんて、“そーゆーコト“でしょ」と芽衣子に言われ、恥ずかしくも、タクミとの距離が縮まることに胸を躍らせ出発しました。

 

別荘に到着し、管理人さんと挨拶を交わし、「会わせたい家族がいるんだ」とミシェルと言う犬のもとへ案内されました。

 

「子供の頃から一緒でね」と思い出を語るタクミを微笑ましく思っているところに、「乗馬に行かないか」と声がかかり、みんなで乗馬に行くことになりました。

 

しかし、ミシェルに懐かれ足止めを食らってしまった由宇は、置いてけぼりを食らい、留守番することになりました。

 

留守番中、「今年はにぎやかでいいですね。毎年2人だけで来られていましたから。」と管理人さんが話しかけてくれ、2人の幼い頃の写真を見せてもらいながら話を聞かせてくれました。

 

そうこうしていると、みんなが帰ってきて、夕食の時間になり、夕食の最中由宇はタクミに「この後、僕の部屋でまってるね」と誘いを受けました。

 

タクミの部屋に向かっている途中、タカコに告白すると意気込んでいる梶と出会い激励し、タクミの部屋へ足を進めようとしたところに、晴人と出くわしました。

 

梶の告白の邪魔になるからと晴人を足止めしていたところ、晴人からのちょっかいを受けます。

 

晴人に対して高鳴る鼓動のまま、タクミの部屋に行ったものの、「部屋には入れない」とタクミを拒みました。

 

すると「じゃあ別れようか」と2人の恋はあっさりと幕を下ろしました。

 

タクミが何を考えているかわからず、一睡もすることなく朝を迎えました。

 

タクミとの間に気まずさを感じるも、タクミはそんな素振りは見せず普通に話しかけてきました。

 

そんなタクミに戸惑いつつも、ちゃんと話をしようと、2人での時間を作ります。

 

そこでタクミは、「黒のこと好きなんでしょ。だから昨日僕の部屋に入れなかったんでしょ?」と切り出しました。

 

否定する由宇に、晴人の話を始めますが、そんなタクミに由宇は、「今知りたいのは白河くんの気持ちで、何であたしと付き合ったの?」と問いかけます。

 

「由宇ちゃんとのことはゲーム。黒が誰かに執着することなんてなかったから、僕のモノにしたら面白いかなって思ったんだ。」とタクミ。

 

その言葉に驚いていた由宇に続けて、「だけど、別れるって言ったの取り消してもいい?」とまさかの白悪魔っぷりを発動させました。

 

そんなタクミに翻弄され、夏休みはあっという間に終わりを告げました。

 

2学期が始まり、早速体育祭が開催されます。

 

由宇、晴人、芽衣子、タカコ、梶がいるC組と、タクミのいるD組が紅組として体育祭に望みます。

 

そんななか、大会を盛り上げるために、有志として寮生で応援団のパフォーマンスをすることになりました。

 

もちろん晴人とタクミのも出ないかと誘うも、断られてしまいます。

 

しかし、由宇と梶は何度も声をかけます。

 

晴人は、断っても何度も誘ってくる由宇と梶を疑問に思い、「何で俺をそこまで参加させたいんだ」と問うと、「楽しい思い出をいっぱい作りたいから」と由宇が答えます。

 

その言葉が響いたのか、積極的に競技に参加する晴人にタクミは、「体育祭には保護者や、外部からも人がたくさん来るから、おとなしくしていたほうがいいんじゃない」と、晴人がトラブルに巻き込まれてしまうことを懸念します。

 

本番当日、華々しい活躍を見せる晴人とタクミ。

 

そんな中、タクミは由宇に「黒は目立っちゃうからトラブルを引き起こしやすい。僕は黒に平穏無事に卒業してほしいんだ」と話しかけ、心配している様子です。

 

そんなタクミに、「大丈夫だよ。たとえトラブっても、黒崎くんははねのけるし、白河くんみたいな友だちもいるじゃん」とアドバイスします。

 

そんな由宇の言葉を聞き入れ、タクミも体育祭をちゃんと楽しむことにしました。

 

しかし、楽しい雰囲気とは裏腹に、雲行きが怪しくなってきました。

 

「黒崎をボコして、体育祭をぶち壊そう」という話を耳にした由宇は、果敢にも立ち向かっていきましたが、男と女では力の差は歴然で、倉庫に閉じ込められえてしまいました。

 

由宇がいないことに気がついた晴人たちは、ヤバそーなやつらと一緒にいたという話を耳にし、助けに行こうとするものの、晴人の父親も来ていることもあり、ここでトラブルを起こすわけにはいきません。

 

そこで晴人は策を講じました。

 

一方由宇は由宇で、自力で脱出できないかと試みますが、なかなかうまく行きません。

 

グラウンドでは、寮生からの出し物を終わり、晴人と思わしき人物が人気のないところへと向かいました。

 

晴人を襲おうと計画していた男たちは、絶好のチャンスとばかりに付いて行きますが、そこで待ち構えていたのは、まさかの先生たちでした。

 

男たちはあっけなく捕まり、晴人に変装していたタクミが正体を明かしました。

 

本物の晴人は由宇を助けに行き、大事になることもなく体育祭は幕を閉じました。

 

体育祭が終わり、改めて晴人とタクミのかっこよさが学校中の話題となっていました。

 

そんな中、晴人は由宇を呼び出し、「体育祭で迷惑をかけたから」と強引に遊びに連れていきました。

 

そこで由宇は、自分の気持ちに気づいてしまいます。

 

「黒崎くんのことが好きなんだ」と。

 

しかし、晴人に恋をしているのは由宇だけではありません。

 

親友と同じ人を好きになってしまったことと、その恋を応援すると言ってしまった負い目から、芽衣子に自分の気持ちを打ち明けられずにいます。

 

そして自分の気持ちに気づいてから、晴人に今までと同じように接することができなくなり、避けてしまっていました。

 

晴人はその行動が気に入らないのか、あろうことか寮の食堂で、そして芽衣子の目の前で由宇にキスしたのです。

 

しかし晴人は悪びれる様子は全く無く、平然としています。

 

芽衣子も動揺することなく、何事もなかったように、平然とした様子でした。

 

由宇はそんな芽衣子にも戸惑いました。

 

その後、2学期の中間試験が終わり、迫りくるは文化祭です。

 

1年のテーマは“仮装”で、晴人からの指名で由宇が晴人の衣装を担当することになりました。

 

文化祭準備中、由宇の晴人に対する態度が変わってきたことに気がついた芽衣子は由宇に「黒崎くんのことが好きなの?」と問ました。

 

「友だちなのに同じ人を好きだなんて言えなかった。」と言う由宇に、「あたしがそれを聞いたら友だちやめるとでも思ったの?」と仲違いしてしまいました。

 

仲直りできないまま文化祭準備は進んでいき、由宇は何度か芽衣子に話しかけようとするものの、そっけない態度をとられてしまいます。

 

しかし、晴人の助言もあり、お互いに思っていることを打ち明け合い、無事仲直りすることができましたが、トラブルは続きます。

 

なんとタクミが「しばらく寮に戻らない」と言い出したのです。

 

別荘に滞在し、衣装合わせには登校するけど、しばらく学校も欠席するようです。

 

タクミと晴人はすれ違いの日々を過ごし、文化祭当日がやってきました。

 

晴人が軍服のコスプレをし、由宇たちのクラスは人気を集めています。

 

忙しい時間の合間を見つけ休憩していたとこと、由宇はタクミとばったり会い、タクミの晴人への思いを聞きました。

 

そして、「クラスの出し物である音楽フェスの僕の出番は15時半からだから、聴きに来てほしい」と由宇へお願いをします。

 

時間が近づき、由宇は晴人の目を盗みタクミの演奏を見に行こうとしていましたが、結局晴人に見つかってしまい、2人で観に行くことになりました。

 

一曲目を弾き終わったタクミは「次の曲は1人の女の子のために」と思いを込めて演奏しました。

 

それが自分のために引いてくれているものだと気づいた由宇は、喜びを感じつつも、なんとも言えない気持ちになりました。

 

由宇がタクミの演奏に浸っていたところ、芽衣子が「梶くんたち知らない?仮装カップルコンテストにうちのクラスからは梶くんとタラちゃんがエントリーしてるんだけど、2人ともさっきからいなくて」と慌てた様子で聞いてきました。

 

探しに行こうとする由宇に晴人は「出るぞ」と言いました。

 

「カップルじゃないのに、演じるのなんて無理だよ」と拒む由宇に、「だったらおまえとつきあってやるよ」無理矢理にでも出場しようとします。

 

舞台を終えたタクミが止めに入るも、冷静になった由宇は晴人とコンテストに出場しました。

 

文化祭は大成功を収め、クラスの出し物も賞をもらい、後夜祭も盛り上がりを見せています。

 

そんな中、由宇は晴人に「あたしと付き合ってください」と思いを告げました。

 

そのときこそは「保留」と言われましたが、結果無事付き合うことになりました。

憧れていたの恋人

 

付き合うことになった由宇と晴人の2人だが、特に何が変わることもなく、同じような日々を送っていました。

 

年末も近づき、クリスマスへの思いを馳せますが、24日は大掃除、25日は寮でのクリスマスパーティーと甘い雰囲気とはかけ離れています。

 

クリスマスパーティーは大盛り上がりしたものの、2人きりの時間は作れず落ち込んでいた由宇に、付き合っていることを知っているタクミが気を利かせてくれ、短い時間ですが晴人と過ごすことができました。

 

由宇は晴人にクリスマスプレゼントを渡したものの晴人は用意しておらず、「おまえは何か欲しいものはないか」由宇に聞き、由宇は「冬休みもう少し一緒に過ごしたい」と答えました。

 

すると、晴人はどこかに電話をかけはじめたかと思うと、由宇に「おまえも一緒に実家に帰るぞ」と言いました。

 

年末になり黒崎家に向かい、出迎えてくれたのはなんと黒崎父でした。

 

晴人と同じように迫力がある父親にビビっている由宇に「君はとっとと去りたまえ」と厳しく言うも、門の前で言い争うのは良くないと判断し、騒ぎを起こすなと釘を刺し、宿泊を許可しました。

 

晴人に家を案内されながら、母親は1歳の時に亡くなったことを聞かされました。

 

由宇と晴人の様子を遠くから見ていた黒崎父は、晴人が女の子と仲良く話していることや笑っている姿に驚きます。

 

翌朝庭を散歩している由宇は黒崎父と遭遇し、晴人との関係性などを聞かれました。

 

晴人のことに関して厳しい口調で話すものの、ただ単に晴人のことを心配しているだけなのだと気づき、はじめ持っていた怖い印象は和らいでいきました。

 

晴人も起床し、朝ごはんや掃除を済ませた後、2人は買い出しにでかけました。

 

帰るのが遅くなってしまった2人は、黒崎父よりお説教を受けることになりました。

 

変わらず厳しい口調なものの、全ては晴人のことを心配しているが故であることを知っている由宇は、「心配なら心配と言わなきゃ、黒崎くんはわからないですよ」とアドバイスをしながら寝落ちしてしました。

 

由宇を運ぼうと部屋を出ていこうとする晴人に、「そんなにこの家が嫌いか。仕事優先でおまえのことは放っといて会話らしい会話はしてこなかったが、その娘が言う通り、私はおまえのことが心配でたまらないんだろう」と本音を漏らしました。

 

晴人も「俺は父さんがずっと怒っているかと思っていました。母さんが大事にしていた桜の木を傷つけて守れなかったから」と打ち明けました。

 

翌朝、目を覚ました由宇は自分の首元にネックレスが光っていることに気づきました。

 

それは、買い出し中に立ち寄った店に置いてあり、気になっていたものでした。

 

「どーして」と晴人に問いかけると、「俺もおまえに何かやりたくなっただけだ」とぶっきらぼうに言いました。

 

そんな様子に割って入ってきたのは黒崎父でした。

 

「付き合っているのは信じよう。しかし、接吻以上は許さん。清い交際だ」と言い、仕事へ向かいました。

 

黒崎家から寮へ戻り、3学期が始まりました。

 

寮は全面的に修繕されるため一時封鎖されてしまい、男女別にアパートに仮住まいすることになりました。

 

「黒白王子と一緒の空間で生活できるのが寮生の特権だったのに。」と落ち込む女子寮生たちですが、何だかんだで楽しい時間を過ごしているようです。

 

平穏な日々を過ごしていき、近づくはバレンタインです。

 

由宇も晴人に渡そうと試作を繰り返すもなかなかうまくいかず、見かねた他の女子寮生たちが手伝い、やっと食べられるくらいになりました。

 

当日、渡そうとするものの、朝から夕方までは校内の女の子たちが、放課後は他校の女の子たちがひしめき合い、なかなかタイミングがありません。

 

なんとか渡す事ができ、波乱のバレンタインが終わりました。

強力なライバル

 

4月になり寮の改修工事も終わり、新入生も入ってきて、寮は一層賑やかになりました。

 

学校の方ではクラス替えが行われ、晴人とも、芽衣子とも、タカコとも別れてしまいました。

 

由宇はタクミ、梶と一緒になったものの、ショックは大きいようです。

 

HRでの自己紹介が始まり、なんと「2年生では恋愛を頑張りたい。相手は黒崎くんです」と宣言する子がいました。

 

相田ミナ(あいだ みな)と名乗る彼女は、学年1の美少女と称され、また頭も良く、性格も良いためすぐに男女問わず多くのファンができてしまいました。

 

由宇もミナのように女の子らしく振る舞ってみるものの、思うように行きません。

 

そんななかミナが入寮してくるは、クラスはミナの味方だわと晴人と由宇の関係の雲行きが怪しくなってきてしまいました。

 

そしてそれとは別で新たな問題が発生しました。

 

なんとミナのカードキーが何者かによって破損してしまっていたのです。

 

「きっと他の女子寮生の嫉妬によるものだから誰にも言わないで」と釘を刺されたものの、由宇はどうしても女子寮生がやったものだとは考えられませんでした。

 

そんなことをお風呂で考えていたところに、ミナがやってきました。

 

由宇が先にお風呂を上がろうとしたところ、新たな事件が起きてしまいました。

 

なんとミナのものと間違えられて、脱衣所に置いてあった由宇の服が盗られてしまったのです。

 

おまけに脱衣所のドアも開かなくなり、大ピンチに陥りました。

 

晴人とタクミの捜査もあり、無事脱出できたものの、犯人が誰かわからず良くない状況には変わりありません。

 

新入生の氷野(ひの)が怪しいと目星をつけるも、先手を打たれてしまいました。

 

氷野は同級生を使い梶を無理やり合コンへ参加させ、参加していた女の子とキスをさせ、それを動画に収め晴人の秘密を探れと脅しにかかりました。

 

梶はタカコ以外の女子とキスしてしまったことに後ろめたさを感じ逆らえず従うも、とうとう限界が来てしまいました。

 

実家に塞ぎ込む梶の元を訪れたのは晴人とタクミで、「巻き込んで悪かったな」と謝罪する晴人に梶は全てを打ち明けようとしました。

 

しかしその時、晴人の電話が鳴り「1年の氷野くんと話をしに行く」と由宇が言うのです。

 

「絶対に行くなと」晴人は言いますが、「聞きたいことを聞いたらすぐに帰るし、人目もあるから大丈夫だよ」と由宇は電話を切ってしまいました。

 

晴人は急いで由宇の元へと向かいます。

 

去り際に「責める気はねえから、さっさと寮にもどれ」と晴人は言いますが、「僕は責めるよ」とタクミが言い、梶はタクミにコトの全てを打ち明けました。

 

一方、氷野と合流した由宇は、「中学校時代の写真をばら撒かれたくなかったら、黒崎先輩のそばから消えてください」と脅されています。

 

殴りかかろうとする由宇を間一髪のところで止めたのは、晴人でした。

 

由宇のことを庇う晴人を見て、「そんな黒崎晴人は見たくないんだよ」と言い放ちますが、晴人は「今日限りで寮から出ていけ」と氷野に言い、その場を後にしました。

 

晴人と由宇は寮に戻り、今まで秘密にしてきた付き合っていることをついに公表しました。

 

このことは学校中にすぐに広がり、由宇は一躍注目の的になったが、嫌がらせや呼び出しなどはなく、平穏無事な時間が過ぎていきました。

 

何だかんだあった2年1学期も終わり2度目の夏休みが始まりました。

 

しかし氷野のことはまだきちんと片付いてはいません。

 

不安要素が消えない状況で夏祭りは危ないと諦めていたところ、晴人の方からお誘いがかかりました。

 

浴衣デートに胸を躍らせる由宇とは裏腹に、やはり氷野が動き出しました。

 

楽しいデートの最中、ホラーナイトにかこつけてゾンビ姿の氷野の仲間がうようよと出てきました。

 

晴人はタクミに由宇のことを託し、逃げさせましたが、そこを狙いやってきたのは首謀者である氷野でした。

 

氷野はタクミを挑発するも立場が逆転し、タクミに詰められてしまいます。

 

しかし、氷野の様子がおかしいと気づいた由宇が止めに入ります。

 

「体が弱くて。甘いものがあれば落ち着くんだけど」と教えてくれたのは、心配そうに氷野のことを見つめる、氷野の同級生でした。

 

持っていた甘酒を飲ませようとする由宇を押しのけ、「黒崎晴人にすり寄って、自分の格を上げたつもりかよ」と言い放ちます。

 

それに対し由宇は「つべこべ言わずに飲め」と甘酒を無理矢理飲ませ、「役に立つとか、格が上がるとかそんな理由だけで一緒にいられるわけないじゃん。あたしが黒崎くんと一緒にいるのは、好きだから。白河くんや梶くんもそう思っているし、黒崎くんは独りが似合う人なんかじゃない」と啖呵を切ります。

 

そこに晴人がやってきて、由宇の元へ行こうとすると、氷野が由宇のことを突き飛ばし、土手を転がり落ちてしまいました。

 

近くにいたタクミも由宇のことを庇い一緒に落ちてしまいました。

 

「怪我はないか」と晴人が駆け寄るも、どうも由宇の反応はよくありません。

 

なんと記憶を失ってしまったのです。

 

入院し様子を見てみるものの、高校生の記憶がすっぽりと無くなってしまっていました。

 

退院し、学校に登校したものの、芽衣子とタカコのことも思い出せずにいます。

 

しかし、晴人と実家に帰ったり、タクミと出かけたりしているうちに、無事に記憶を取り戻しました。

 

しかし、一難去ってまた一難とはこの事を言うのであろうか、海外で医者として働いていた晴人の兄・黒崎桜(くろさき さくら)が急に帰国し、臨時で学校と寮の校医をすることになり、2年2学期が始まりました。

 

2年の2学期といえば、修学旅行!

 

中間試験をなんとかパスし、修学旅行へ出発しました。

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波乱の修学旅行

 

修学旅行へと出発した一行が向かうのはカナダです。

 

到着し、まず向かったのはナイアガラの滝です。

 

そこで出会ったのはなんと桜の恋人でした。

 

晴人のことを桜だと勘違いし、噛み付いて来たリサ(りさ)ですが、すぐに違うと気づき、桜を呼びに行こうとする由宇を止め、「仕事には真面目なのよ。それ以外は逃げてばかりの意気地なしだけど!」と言いました。

 

晴人は自分の連絡先をリサに渡し、「いつでもかけていい」と挨拶のキスを交わしました。

 

ホテルに戻った由宇たちが、晩御飯でカナダのグルメを堪能しているなか、晴人は桜に「リサからの伝言、「大事な話がある。いつもの店に19時。」」と伝え、「いつまで逃げているんだ。カナダにつれてきてやったんだから。」と桜を挑発します。

 

由宇は、やけにリサと仲良くする晴人に嫉妬します。

 

そんな由宇を見て嬉しそうにするも、リサからの電話にホテルを後にしました。

 

由宇も付いていこうとするものの、先生に止められてしまいました。

 

由宇はそこまでして晴人がリサに会いに行く理由を桜なら何か知っているかもしれないと尋ねるも、桜はやけ酒に溺れていました。

 

「晴よりも顔いーし、背は高えし、金もある。でもオレは大事だって思う女を幸せにする自信がないんだよ。ずっと家から逃げて、親父とも晴とも向き合わねえで、1人好き勝手してきたから、家族っていうもんを自分が作るのは怖えんだよ。」と嘆いていたところにリサから電話がかかってきました。

 

別れ話だと怖気づく桜に代わり、由宇が電話を取りました。

 

電話の向こうではリサと晴人が仲良さそうにしており、「黒崎くんはあたしのなので!お触り禁止ですからね!」と由宇は思わず叫んでしまいました。

 

とたんに恥ずかしくなった由宇は、「黒兄もリサさんを思って号泣中です!」と告げ口をし、酔いが冷めた桜は急いでリサのもとへ向かいました。

 

その頃リサと晴人は桜の話をしていました。

 

「あたしが家族を持ちたがっているから桜は逃げたの。家族連れを見ると顔が曇るの。自分の家族がバラバラになったとき、何もできずに逃げてきたってまえに言っていた。一緒に暮らしたいのはあたしのエゴだったのかな。」と頭を悩ませるリサに、「桜とはあいつの高校卒業以来会っていなかった。そいつが急に帰ってきてやたら構ってくる。学校にまでついてきて、兄貴面して、あんたとのこと考えて、家族の練習してんじゃねえの?」と晴人は言います。

 

そこへ桜と由宇が到着しますが、桜を見つけた晴人は「リサオレがもらうから」と桜のことを茶化します。

 

それに怒った桜は「結婚しよう。オレと家族になってくれ」と公開プロポーズをしてしまいました。

 

そこでリサから妊娠していることを明かされ、2人は愛を確かめ合いました。

 

桜とリサが無事仲直りをし、自由行動の日になりました。

 

各班が散り散りと移動しはじめたところに先生がやってきて、先生も同行すると言いだし、観光地に言っては勉強だと言いい、長々と説明を始めます。

 

こんな修学旅行ではみんなにも迷惑がかかると由宇は「先生とホテルに帰る」と言い出しましたが、それを阻止し、全員が一斉に走り出し、先生を撒くことができました。

 

そして改めて自由行動が始まりました。

 

観光名所を巡り、写真を撮り、修学旅行を楽しんでいました。

 

ノートルダム大聖堂で晴人は「父さん書斎にここの写真があった」と一層の興味を示し、1人で集中して観察しました。

 

お土産を買い、カフェでお茶をし、楽しいひと時が終わろうとした時、晴人に「婚約しろ」と言われました。

 

驚きを隠せないままホテルへの帰路についていた時、黒崎父に突然拉致され、3人でホテルで食事をすることになりました。

 

そこで晴人は由宇と婚約したことを報告し、同時に「年明けから留学することに決めた。赤羽も来い」と由宇が婚約のことを整理できないまま、2度目の爆弾発言をしました。

 

突然過ぎて理解が追いつかない由宇に、黒崎父に「君も本当に晴人と一緒に行くのか?」と質問しましたが、答えることができませんでした。

 

ご飯を食べても味がしないほどに考え込むも、一向に理解が追いつかない由宇は、部屋に戻るも考えがまとまりません。

 

晴人も部屋に戻り、由宇に「俺と一緒に行く気はねえのかよ」と詰め寄ります。

 

由宇は「あたしには目標も何もまだない。そんな状態で行かない」と断言しました。

 

それでも晴人は「目標がないなら俺のそばでやりたいこと考えればいいだろ。もう1人になるのはごめんだ。赤羽が隣にいないのは嫌だ」と思いを伝えますが、答えの出ないまま朝を迎えました。

 

修学旅行最終日、由宇は一日中考え、答えを出しました。

 

「やっぱり言うことはきけない。もちろんさみしーけど、守られながら夢見つけるとか嫌だよ。」と晴人を送り出すことを告げます。

言いなりになんてならない

 

修学旅行から帰ってきて、まさかのタクミも留学することを知り、あっという間に2人は行ってしまいました。

 

3年生になり、由宇も芽衣子もタカコもそれぞれの進路を決め、それに向けて励みます。

 

由宇もやりたいことを見つけ、受験に備えて勉強するも、志望校へはなかなか手が届きません。

 

寮は梶が寮長代理として取り仕切り、平穏な日々を過ごしていきます。

 

年が明け、新年のお参りと合格祈願を済ませ家に帰ると、そこには留学中なはずの晴人がいました。

 

1年ぶりの再会に驚く由宇、ですがどんな風に接していたかわからなくなっていたのは晴人もでした。

 

甘くも意地悪な態度に懐かしさを感じ、「由宇のこと大切です。」と由宇の両親へ伝える晴人に愛おしさが溢れます。

 

ついに卒業式をむかえ、にぎやかに寮の大掃除も済ませます。

 

そんななか1人時計を気にしているのは由宇でした。

 

なんと志望校の合格発表の日だったのです。

 

落ちていたらとビビる由宇の代わりに晴人がスマホで合否照会をします。

 

画面には“合格”の2文字。

 

安堵する由宇に晴人は「で、留学はいつするんだ」と尋ねます。

 

「フランスに来いよ」と言葉を続けますが、由宇は「自分のために行くの。海外でもっと語学を勉強したいって思ったし、夢だってある。あたしの人生、黒崎くんがすべてじゃないから」とはっきりと言います。

 

そんな由宇を見て、「ムカつく。俺でいっぱいになりやがれ」と晴人。

 

由宇は告げます。

 

「言いなりになんてなんない」

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