今回は犬夜叉と桔梗の関係について迫ってみます。
犬夜叉では重要キャラとして出てくる桔梗ですが、続編と呼ばれている半妖の夜叉姫にも出ているそうです。
そもそも桔梗とはどんな人物なのか、桔梗について色々と紐解いてみましょう。
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本題へ移ります。
犬夜叉と桔梗の出会いについて
桔梗と犬夜叉は恋人同士という関係です。
最初の頃、桔梗は妖怪の里で四魂の玉の浄化をしており、玉は常に桔梗が持っていました。
犬夜叉は半分妖怪、半分人間の自分が好きではなく、桔梗の持つ四魂の玉を奪って完全な妖怪になろうと企んでいたのです。
しかし桔梗に会うたびにすべてかわされ、次第に二人は惹かれあっていきます。
犬夜叉は妖怪になることをあきらめ、人間となって桔梗と添い遂げようと考えます。
桔梗もそれに倣い、四魂の玉を使って犬夜叉を完全な人間に添い遂げようとします。
しかし桔梗と犬夜叉の関係を知った奈落は二人を引き裂こうと考え、お互いの姿に化けた奈落によって互いに憎み合ってしまうのです。(※奈落については後述)
結果、二人は憎み合い、最終的に犬夜叉は桔梗のいる村を襲って四魂の玉を奪おうとしますが、命からがらの桔梗によって御神木に封印されてしまうのです。
犬夜叉を封印した後、桔梗は妹の楓に頼んで自分の亡骸と共に四魂の玉を焼いて葬り去ってほしいと頼みます。
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犬夜叉と桔梗と奈落の関係について ~奈落の歪んだ愛~
奈落の正体は無数の妖怪たちが集合した鬼蜘蛛と呼ばれる盗賊です。
元は人間ということで、犬夜叉と同じく半妖と呼ばれる存在なのです。
鬼蜘蛛は全身にひどいやけどを負っているときに桔梗と出会います。
桔梗はやけどを負って動けない鬼蜘蛛に手厚い看病を施してやり、それがきっかけで鬼蜘蛛は桔梗に恋をしてしまうのです。
しかし怪我によりろくに動けない鬼蜘蛛は次第に桔梗への想いを募らせていき、それは徐々に歪んだ愛情へと変化していってしまいます。
歪んだ愛情の末、ありとあらゆる妖怪たちが鬼蜘蛛の下に集まり、その結果、奈落という妖怪を生み出してしまったのです。
奈落となってしまった状態では鬼蜘蛛の意識はなく、ただ桔梗への歪んだ気持ちだけは持ち続けていたようです。
桔梗からは鬼蜘蛛への感情は特にないようです。
すでにこの時点で桔梗は犬夜叉に恋をしており、奈落が自分に対して歪んだ愛情を抱いていることにすら気づきません。
それどころか犬夜叉と恋仲になっていくうちに霊力が衰えてしまい、村に近づく妖怪たちにすら気づけなかったのです。
それが結果的に奈落にとって好都合となり、仲たがいの末、差し違える形で二人の仲は引きされてしまいます。
犬夜叉は奈落のことを知っている節はないように感じます。
奈落は犬夜叉と桔梗の関係に気づいていましたが、犬夜叉自身は奈落の存在すら気づかず、結果的に嵌められてしまい最後には桔梗と憎み合って殺し合う結果になります。
後にあれは奈落の仕業だと気づきますが、桔梗が生きていた時は気づいていないようでしたので、直接的な関係はかごめがタイムスリップして四魂の玉が散らばった後になります。
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桔梗の結末や最後のシーン、犬夜叉とのキスについて
鬼女・裏陶によって復活させられた桔梗は死者の魂を使って生きながらえます。
犬夜叉たち同様、四魂の玉を完成させ、奈落の消滅を目的としています。
桔梗に対する執着心のあった鬼蜘蛛の心を捨てた奈落は、桔梗を瘴気の川へと突き落とします。
死者の体で瘴気の川に落とされたせいで桔梗の体は瘴気に蝕まれ、瘴気が落ち着くまで肉体を眠らせることにしたのです。
そこに式神である胡蝶と飛鳥がかごめを呼び寄せ、桔梗の瘴気を祓う様に頼み、一度は瘴気の浄化に成功します。
しかし元は死者の体であるため、瘴気を何度も浴びれば限界がきてしまいます。
桔梗は瘴気を纏った琥珀の四魂の欠片を浄化したりと力を使っていきますが、物語の終盤で奈落の瘴気にいよいよ抗えず、完全に力を失ってしまうのです。
かごめに梓弓と琥珀を託し、桔梗は瘴気に蝕まれたまま二度目の死を迎えます。
その際、犬夜叉は桔梗の最期を看取ります。
高貴な巫女であった桔梗でしたが、犬夜叉への思いを断ち切れずに今に至ります。
二度目の死の間際、桔梗は犬夜叉と最後の口づけを交わし「やっと、ただの女になれた…」といって成仏していきます。
ここの巻は47巻~48巻に記載されています。
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かごめと桔梗の関係について、生まれ変わりなのに似てない理由
犬夜叉のヒロインで現代から井戸を通じて戦国時代へとタイムスリップしてきた日暮かごめは、桔梗の生まれ変わりだと言われています。
かごめが戦国時代にやってきたとき、かつて桔梗の亡骸と共に葬ったはずの四魂の玉がかごめの体内から出てきたことがきっかけです。
四魂の玉を燃やした桔梗の妹、楓が言うのにはかごめは桔梗の生まれ変わりだそうです。
しかしパッと見、桔梗とかごめは似ている感じがないように感じます。
桔梗は大人っぽい顔つきで、美人な感じに描かれています。
対するかごめは大人っぽいというよりどちらかといえば可愛い14歳の女の子、といった感じで顔だけを見れば似ているとは言い難いです。
桔梗が亡くなった時の年齢は18歳と言われていますので、14歳のかごめと18歳の桔梗では見た目に違和感が出てもおかしくはありません。
むしろこれからかごめが成長して18歳になれば、それこそ桔梗と似ているかがわかるはずです。
また桔梗は顔の表情はそこまで変わるほうではなく、逆にかごめは表情豊かなキャラとして描かれています。
顔は似ていませんが、かごめの魂は間違いなく元々は桔梗のものだそうです。
力のほうも桔梗の力に類似しており、顔は似ていませんが力のほうは本物です。
アニメだけを見れば似てないかも、となりますが犬夜叉の最初のほうの漫画を読めば似ている雰囲気はあります。
ただそれでも生まれ変わりというには似ている部分が少ないようにも思えます。
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桔梗が嫌い人が多いのはなぜ?
犬夜叉とは、かつて恋仲同士であった桔梗ですが、一部では「あまり好きではない」という声が上がっています。
それは桔梗の復活に理由があります。
桔梗は奈落によって犬夜叉との仲を引き裂かれ、互いに憎み合いながら死んでいきました。
それから500年後の現代からかごめが戦国時代へやってきて、そこで桔梗の生まれ変わりだとされるかごめの魂を使って鬼女・裏陶が桔梗を復活させたのです。
しかし復活後、かごめによって一度は入った魂のほとんどをうば返されてしまい、以後、死んだ人間の魂を使って生きながらえたのです。
桔梗自身は復活を望んでいないと言っていましたが、死霊の魂を使ってまで生きながらえている部分には疑問がわきます。
さらに犬夜叉に対して未練がましい部分が序盤のほうでは多く、かごめの目の前で犬夜叉とキスをしたり、犬夜叉を殺そうとしたりもしています。
そういった部分を見ると、一部のファンからはあまりいいようには見られていないようです。
桔梗の性格
生前の桔梗は落ち着きのある巫女らしい性格でした。
しかし復活後は巫女としてのしがらみがなくなったのか、度々激情するシーンが多く、犬夜叉やかごめに対して怒りをあらわにするシーンが多いです。
その一方で本来の性格である慈愛に満ちた部分ももちろんあります。
四魂の玉を首筋に埋め込まれている琥珀の欠片を浄化したり、七人隊の一人、睡骨の死の間際に看取ってあげるなど優しさに溢れています。
生前は自分に対して邪な感情を抱いていた鬼蜘蛛に分け隔てなく看病したりと、優しいところは生前からのようです。
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桔梗の強さや能力
桔梗の力は四魂の玉を最初に生み出した翠子よりも高い霊力を持っていると言われています。
桔梗は、妖怪たちが欲した四魂の玉を浄化させ、以後は玉を守る役目を担います。
無論、生まれ変わりと称されるかごめよりも高い霊力を誇っており、犬夜叉を50年もの長い間封印できる力があるほどです。
一本の矢で数十匹の妖怪を浄化できるなど、その力は桁違いです。
巫女であるため結界を張ることもでき、しかも桔梗の場合は、眠ったままでも結界を維持できるほど高い霊力が備わっています。
自信の力の強さを自負しており、復活後、桔梗が死人だと気づき成仏させようとした僧侶に激昂し、反撃して殺してしまうほどです。
死者であってもその力は健在のようで、あの奈落ですら桔梗を恐れるほどです。
半妖の夜叉姫で桔梗は復活?
現在放送中のアニメ、半妖の夜叉姫のほうで桔梗が再登場したと言われています。
しかし実際には桔梗ではなく、彼女の姿を借りた時代樹によって出てきたとされており、桔梗本人ではないそうです。
時代樹自体、かつて犬夜叉を封印した御神木であり、その当時に犬夜叉を封印した巫女の記憶が宿っているだけのようです。
その当時の記憶を借りているだけなので、強い思いが時代樹に宿っていたのだと思われます。
桔梗自体は前作『犬夜叉』のほうですでに亡くなっているため、二度目の復活はないのかもしれません。
復活させる理由もありませんので、今後出てくるとしたら時代樹が姿を借りた形、だと思われます。
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桔梗とかごめの能力の差は?
犬夜叉に出てくるヒロイン、日暮かごめはかつて500年前、犬夜叉と恋仲になったがとある理由によって互いに憎み合った巫女・桔梗の生まれ変わりとして登場します。
かごめは桔梗の生まれ変わりと言われていますが、能力の差はあるのでしょうか?
かごめと桔梗の能力値について今回はまとめています。
日暮かごめ
500年後の現代からやってきた15歳の中学三年生の少女。
15歳の誕生日に自宅にあった骨喰いの井戸に呼ばれる形で500年前の戦国時代へとタイムスリップ。
桔梗の生まれ変わりということもあり、高い霊力を持っています。
戦国時代にやってきた当時は弓の扱いに慣れておらず、外すことも多かったです。
敵の幻術を無効化する能力を持っており、奈落の幻術なども無効化することができます。
・破魔の矢
霊力のこもった矢で、相手を滅することができます。
怒ったり本気になると矢が当たる確率が上がるが、弓を専門にしていないため当たらないこともたまにあります。
霊山にあった梓弓を手に入れた際、奈落に操られた瞳子と戦った後は力が安定、障害物をすり抜けて標的を撃ち抜くまでに精度が上がります。
・破魔の霊力
相手に触れると霊力によって相手を吹き飛ばす力。
桔梗と違って力が安定していないようです。
・呪い返し
相手が放った霊力をそのまま返すことができることです。
桔梗が生きていた時に同じく各地を練り歩いていた椿という巫女は、生まれ変わりであるかごめに対しても同じように呪い返しを実行。
椿のかけた呪いがかった四魂の欠片が体内に入った状態で、椿に呪い返しができた。
呪い返しをしているという自覚はあまりなさそうです。
・邪気払い
清浄な霊力で邪気や瘴気を滅することができる力です。
かごめはこの能力が高く、情人では耐えられない邪気であっても簡単に滅することができます。
曲魂を倒した後、封印されたいた霊力が戻ると、奈落が放つ邪気すらも滅しつつ、結界が張れるほどの力を手に入れます。
結界を張る際は無意識だそうです。
・言霊の念珠
初対面時にかごめを襲おうとした犬夜叉に、楓が投げた言霊の念珠。
かごめが「おすわり」と言えば念珠の力により強制的に地面に叩きつけられます。
一度付けると離すことができないようです。
かごめ以外の人間が言っても効果はなく、かごめにだけ有効です。
桔梗
戦国時代で活動していた巫女で四魂の魂を守る役目を担っていました。
奈落の手により犬夜叉と憎み合ったまま死んでしまい、その魂はかごめにいきます。
鬼女・裏陶により肉体のみ蘇り、捕えたかごめから無理やり魂を引きはがすもかごめの意思が強く失敗。
肉体のみが残るも、戦国時代で無念のある死んだ魂を肉体に埋め込むことによって生き永らえます。
戦闘能力は高く、巫女であるためか霊力も高く四魂の玉を作り出した翠子に変わって四魂の玉を守っていました。
・破魔の矢
同じく霊力のこもった矢で、相手を滅することができます。
かごめと違い力が安定、矢に込める霊力の調整も可能です。
犬夜叉の持つ鉄砕牙に当たると、一時的ではあるが能力を解くこともできます。
・破魔の霊力
同じく相手に触れるだけで霊力で相手を吹き飛ばす力。
並みの妖怪ならば一撃で撃退してしまい、裏陶によって甦った後も力を発揮。
犬夜叉の火ネズミの皮衣を触っただけで消し飛ばしてしまうほど強い。
犬夜叉との逢瀬の際、木に縛り付けたかごめを脅すために指先で霊力を放ち、木ごと威嚇しています。
・呪い返し
相手から受けた霊力をそのまま返す力です。
桔梗同様、各地を練り歩いていた椿にやっかまれ、呪われそうになったが難なく呪い返しをします。
格下の相手であれば自分の霊力を使うことなく呪い返しができます。
・邪気払い
あの世からの使いや病魔の類を霊力で祓える力です。
かごめと違って邪な邪気を払うというより、医学の知識が必要となる力のようです。
けが人や病人を守ることができる力です。
・言霊の念珠
かごめ同様、桔梗も付けようとしましたが最後まで付けることはありません。
なので復活した当時の犬夜叉は首には何も身に着けていない状態となります。
結論
能力差は最初の頃に比べるとそこまで大きく差はないようです。
ただ生まれながらにして強力な霊力を持つ桔梗と、生まれ変わりでそれまで霊力に関する修行をしていないかごめではやはり差は出てきます。
物語が進むにつれてかごめの力も安定し、桔梗を凌ぐようになっていきます。