遺書公開 最終回結末ネタバレ【漫画アニメ完結ラスト】廿日市や姫山その後の最後はどうなる?

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この記事では、『遺書公開』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

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『遺書公開』ってどんな話?あらすじ紹介!

プロローグ

漫画『遺書、公開。』は本作は、ある女子生徒の自殺をきっかけにクラスメイトたちの隠された闇が暴かれていく物語。

 

物語の舞台は、私立灰嶺学園中等部の2年D組。

 

何気ない日常のクラスの風景。

 

でもどことなく人間関係に違和感がある。

 

その原因は、始業式の日にクラス全員と担任教師に『2-D序列』という謎のメールが送られてきたことだった。

 

『2-D序列』という謎のメールには、クラスメイトのランキングが記載されており、何を基準とした順位なのかは不明でした。

 

しかし、1位に選ばれたのは容姿端麗、頭脳明晰で誰からも好かれている姫山椿(ひめやま つばき)でした。

 

彼女は、クラスの中心人物として皆から慕われ、2位にランクされた赤崎理人(あかさき りひと)と交際していました。

 

クラスはこの序列を気にするようになりますが、徐々にその存在を忘れ、日常が戻りつつあった矢先、衝撃的な事件が発生します。

 

姫山椿が校内のトイレで自ら命を絶ったのです。

 

あらすじ紹介!

姫山の葬儀が終わった後、クラスメイトたちは動揺しながら再び教室に戻ります。

 

すると、各自の机には姫山からの遺書が置かれていました。

 

それぞれの遺書には異なる内容が書かれており、初めはいたずらだと考えられますが、近しい人物たちはこれが本物の遺書だと判断します。

 

ここで、ある生徒が『全員で遺書を公開し合おう』と提案し、金曜日のロングホームルームで遺書の公開が決定されます。

 

クラスメイトたちは、自殺の真相を探るために一人ずつ遺書を読み上げ始めます。

 

最初に遺書を公開したのは谷地恵(やち めぐみ)。

 

彼女は自分の遺書に基づいて自殺の理由を推測しますが、その考察はすぐに御門(みかど)という女子生徒によって否定され、谷地の虚偽が暴かれます。

 

続いて、横山という男子生徒が遺書を公開しますが、彼もまた他人から非難される結果となり、自らの過ちが浮き彫りにされます。

 

一方、千蔭(ちかげ)という男子生徒は、姫山椿の遺書に隠されたメッセージを感じ取り、それをクラスメイトに公表します。

 

その内容は、遺書には単なる言葉の裏に恨みや嫌味が込められている可能性があるというもので、教室の雰囲気は一変します。

 

クラスメイトたちは、自分の遺書にも同様のメッセージが隠されているのではないかという疑念を抱き始めます。

 

そして、姫山椿が遺書を残した真の理由、そして彼女が本当に自殺したのかという疑問がクラス全体に広がります。

 

姫山の自殺の真相を知るためにホームルームの時間を利用して一人一人遺書を公開していくことに。

 

『遺書、公開。』は、単なる学園ドラマではなく、クラスメイトたちの心の奥底に潜む闇や人間関係の裏にある真実を描き出すサスペンス作品です。

 

一人一人遺書を公開するに従い、次々と明らかになる新たな事実と、クラス全体を揺るがす謎が読者を引き込み、物語は進んでいきます。

 

『遺書公開』の主な登場人物紹介!

『遺書公開』の主な登場人物を簡単に解説します!

22位 池永柊夜

廿日市の後ろの席の男子生徒。

 

廿日市と共にこの物語の中心人物。

 

廿日市とは仲が良く、よく一緒に話している。

 

毎回宿題を忘れてくる廿日市に宿題を写させている。

 

廿日市によると姫山のことになるとよく話すらしい。

 

姫山に恋心を抱いている?

24位 廿日市くるみ

何事にも『なぜ』と疑問を持って生活している。

 

人間観察が趣味。

1位 姫山椿

2-D組の人気者。

 

誰にでも優しい優等生。

 

運動、勉強も優秀。

 

自ら命を絶ってしまう。

 

2位 赤崎理人

姫山とは誰もが認める似合いのカップルで、付き合ってから一度も破局の危機はなかったらしい。

 

序列は2位。

 

爽やかな容姿に温厚な性格だが…。

3位 御門凛奈

姫山と同じテニス部でダブルスを組んでいた女子生徒。

 

生前の姫山とは仲が良く、よく一緒にいた。

5位 大島由梨

序列をつけた人物について心当たりがあると言う。

 

姫山の自殺の原因を明らかにするため、全員の遺書を『公開』することを提案した女子生徒。

 

『遺書公開』の場では司会を務める。

6位 沖正彰

学級委員。

 

『遺書公開』の場では大島と共に司会を務める。

 

6位は上位じゃない。

 

1位だからって調子に乗っているのか?

17位 谷地恵

明るい性格で、お喋り好きの女子生徒。

 

『遺書公開』の場では真っ先に自分の遺書を公開した。

 

19位 千蔭清一

常に不敵に笑っている男子生徒。

 

担任である甲斐に毎週金曜の6限目のロングホームルームを『遺書公開』の場とすることを提案し、認めさせる。

 

彼曰く『このクラスは歪んでいる』らしい。

28位 絹掛

不登校だったため、クラスの面々には意識されていなかったが、クラス委員の姫山が自宅にプリントを届けに来るなどの交流が。

29位 山根裕基

何を考えているのか分からない男子生徒。

 

ほとんど話すこともなく『遺書公開』の場でも真っ先に帰ろうとする。

 

姫山の遺書の中に二人だけの秘密という事項。

 

タバコを吸っていた事を隠すため嘘の自白をした。

 

『遺書公開』最終回までおさらい!

『遺書公開』の最終章までのあらすじを分かりやすく解説します!

クラスメイトたちの葛藤

姫山の自殺の真相を知るために行われていた遺書公開でしたが、いつの間にか犯人探しのための尋問に変貌し、クラスに不穏な空気が漂いはじめます。

 

姫山の自殺の真相に対し、様々な考察が進む中、序列22位の主人公、池永が『序列1位として特別視されることで姫山に対して何をしても良いとクラス全体が考えていたのではないか』という主張に、千蔭も賛同します。

 

しかし、もしそれが本当であれば、なぜ姫山はその状況に対して反発しなかったのかという疑問が生じます。

 

この問いが浮かんだところで、ホームルームは終了し、話題は一時中断されます。

 

ホームルーム終了後、池永、名取、廿日市の3人がさらに話し合いを進めます。

 

廿日市が『自殺の責任は2年D組全員にあると考えているのか』と問いかけ、千蔭は姫山の様子を思い返しながら文化祭後に彼女が一瞬ショックを受けた表情を見せたことを明かします。

 

千蔭の話を聞いてもなお、池永は姫山の自殺の真相に対する理解を深められず、さらに謎が深まります。

広がる噂と新たな展開

話が進むにつれ、姫山が自殺した日に彼女がトイレに入っていくのを見たという目撃証言が浮上し、それが学年全体に広まります。

 

さらに、そのトイレにはD組の男子生徒も一緒にいたという噂が加わり、噂は一層過熱していきます。

 

この新たな噂により、姫山の死に対する見方が変わり、『もしかすると彼女は他人に殺されたのではないか』という新たな疑念が生じます。

 

一部の生徒は噂を真に受ける一方で、冷静に分析する生徒たちは『噂はデマだ』と断定し、話を混乱させようとする誰かがいると結論付けます。

 

実際この噂はクラスメイトの栗原が意図的に流したものであり、人々の無意識に隠れた人間の恐ろしさが浮き彫りにされます。

 

休み時間に集まった池永、名取、廿日市は、噂の根源を探るために調査を開始します。

 

噂を辿っていく中で、廿日市はA組の伊達という女子生徒が噂の発信源であると突き止めます。

 

伊達は噂好きの典型的な女子生徒であり、池永たちが訪ねると、噂がD組の生徒たちに伝わっていないことに驚きます。

 

真実への道

さらに遺書が公開が進み、クラス全体に新たな波紋が広がります。

 

森本という女子生徒が姫山に1位を押し付けていたことを自らの遺書で告白し、続いて栗原が自らの噂の真相を語ります。

 

栗原は、自分が姫山と友人関係を築いていた過程で、姫山に1位の重圧を押し付けたことを後悔しており、その悔恨から噂を流したと懺悔します。

 

さらに、栗原は自らの遺書に、姫山が1位として苦しんでいたことを教師にも相談していた事実が書かれていると告白します。

 

その結果、甲斐原先生が次の遺書公開者として注目され、ついに先生の遺書が公開されることになります。

新たな展開への予兆

甲斐原先生の遺書には、姫山の相談が記されていましたが、先生は当初その内容を軽視していたと告白します。

 

その後、姫山とのやり取りを思い返し、彼女が実は必死にSOSを発していたことに気づきます。

 

そして、姫山が抱えていた1位の重圧とそれに対する苦悩が彼女の視点から描かれ、物語は大きなクライマックスへと進んでいきます。

 

姫山が涙を流しながらパソコンに何かを打ち込むシーン、そして不登校児の絹掛が制服を着て学校へ向かうシーンが描かれ、物語はいよいよ終盤へと突入します。

 

これまでに張り巡らされた伏線がどのように回収されるのか、真相に迫る展開が期待されます。

 

疑惑の中心に立つ由梨と千蔭

クラス内で遺書公開を提案した由梨に疑念が集まります。

 

クラスメイトたちは、最初に遺書公開を提案した人物が何かを隠しているのではないかと疑い始め、由梨がその標的となります。

 

しかし、千蔭が由梨を庇い、彼女をサポートします。

 

千蔭は、由梨が遺書に操られていたに過ぎないとクラスメイトたちに説明し、さらに彼女の遺書の内容を予測してみせます。

 

その予測が図星であったことが明らかになり、由梨は追及を一時回避しますが、クラス全体には不穏な空気が漂い続けます。

 

その後、物語はクラスでの遺書公開が続き、次は桃ヶ屋が自らの遺書を公開します。

 

彼の遺書の内容は姫山との関係を示唆するものであり、千蔭は姫山が桃ヶ屋を魅力的に感じていた可能性を指摘します。

 

しかし、クラス内ではこの展開に納得しない生徒もおり、特に横山は誰が遺書を置いたのかという根本的な疑問に焦点を当て続けます。

 

物語はこの時点で、次第に複雑な人間関係と真実の探求へと進んでいきます。

姫山の過去と新たに浮上する謎

続いて、物語は絹掛の視点へと移ります。

 

彼女は学校に向かう途中、姫山との思い出を振り返ります。

 

絹掛は不登校だった時期に、姫山だけが彼女に寄り添っていたことを思い出し、彼女の死を深く悲しみます。

 

このシーンを通じて、姫山の過去や彼女が抱えていた苦悩が次第に明らかになっていきます。

 

さらに、クラスでは池永が遺書公開の順番に立つことになりますが、その直前に山根が姫山についての新たな情報を共有します。

 

彼は、姫山が『1位であることが幸せ』と語った背景には、別の何かがあると考えています。

 

この情報により、姫山の死が単なる序列1位の重圧によるものではなく、他の理由が絡んでいることが示唆されます。

 

姫山の死を巡る謎がさらに複雑化し、登場人物たちが次々と新たな事実を明かしていく展開へと進みます。

 

姫山が死ぬ直前に山根に語った『自由じゃないけど、それすら嬉しい』という言葉の意味や、彼女が抱えていた『自分にとって1位の人がいる』という告白が、物語の核心に迫る鍵となります。

 

新たな衝撃

物語が最終局面に向かう中、絹掛が再びクラスに姿を見せます。

 

彼女が登場したことで、池永と絹掛の遺書が公開されることになりますが、絹掛は池永に対し、姫山の遺書について問いただします。

 

池永は最初は否定しますが、最終的に彼が姫山からの依頼で遺書を配布したことを認めます。

 

この場面で、姫山と池永が幼少期からの友人であったことが明かされます。

 

二人は小学生時代に『つばきちゃん』『しゅうちゃん』と呼び合う仲でしたが、その関係は中学に進学してから変わり、周囲に気を使い他人行儀に振る舞うようになります。

 

この背景が明らかになることで、池永が姫山の遺書を配った理由や彼女との絆が浮かび上がります。

 

また、池永が姫山の遺書が本物でないと断言し、その理由として彼女が自分を『しゅうちゃん』とは絶対に書かないことを挙げます。

 

この衝撃的な事実から、物語はさらに深い謎へと進み、誰が遺書を作成し、何のために配布したのかという問いが浮上します。

 

絹掛は、その答えが姫山のブログにあると告白し、物語は次なる展開へと向かいます。

ブログ

物語の始まりは、絹掛がクラスメイトに姫山のブログの存在を暴露するところから始まります。

 

絹掛は、姫山が持っていたクマのぬいぐるみがブログのアイコンとして使われていることから、そのブログが姫山本人のものだと確信します。

 

しかし、その情報を知っていることが逆に疑念を生みます。

 

誰も知らない情報をなぜ絹掛が知っているのかという疑問がクラスメイトたちの間で浮上し、絹掛はその情報を『偶然見つけた』と主張します。

 

さらに絹掛は、姫山から送られてきた遺書の文面が、そのブログの日記とほぼ同じであったことを説明し、遺書の内容に対する疑問が広がります。

 

絹掛の説明を聞いたクラスメイトたちは、遺書を書いたのが姫山本人でない可能性があることに気づき始め、クラス全体に緊張が走ります。

 

そして、クラス内には姫山を装って遺書を書いた人物がいるのではないかとの疑いが浮かびます。

 

漫画アニメ完結ラスト『遺書公開』最終回結末ネタバレ!廿日市や姫山その後の最後は?

廿日市の告白

疑念が深まる中、クラスメイトたちは次第に廿日市へと注目を集めます。

 

実は、廿日市が故意に姫山を序列一位に仕立て上げ、その結果としてクラス内に序列制度が広まったのではないかとの疑惑が生まれます。

 

廿日市は最初は否定するものの、やがて自らが意図的に姫山を一位に仕立てたことを認め、その上で全ての遺書も自分が書いたと告白します。

 

廿日市は、姫山との出会いがブログを通じてであったこと、一位に対する強い執着を抱く姫山に共感し、彼女を一位にしてあげようと決意したことを明かします。

 

さらに、クラスメイトたちが感じている『一位』としての尊敬や憧れは、実際にはこのクラスだけに限定されたものであり、他のクラスでは全く異なる視点で見られていることを指摘します。

 

廿日市は、姫山の一位の価値がクラスメイトの意志と序列という仕組みによって作られたものであると断言します。

廿日市の真意

廿日市は、自分が姫山を一位に仕立てたことで彼女が自殺に追い込まれたのではないかと一時は不安を抱いていましたが、周囲が誰一人として自分を責めないことに気づき、その矛盾した状況に怒りを覚えます。

 

そこで彼女は、姫山の気持ちを代弁する形で遺書を書く決意をし、実際にそれを実行します。

 

姫山が自殺を選んだ理由について、廿日市は『一位になったことでクラスメイトからの期待や失望に苦しみ、その結果として憧れの一位であっても苦痛が伴うならば、自殺という選択肢を取ったのではないか』と推測します。

 

彼女の告白を聞いたクラスメイトたちは、それぞれの形で姫山の死に向き合い始め、やがてホームルームでは遺書公開の会が終了します。

 

池永と廿日市の憶測

下校時、池永は廿日市に声をかけ、二人は公園で対話を交わします。

 

池永はまだ廿日市が何かを隠していると感じており、彼女に対して問い詰めます。

 

廿日市は、自分が『一位の子』であった過去を語り、その経験が姫山の一位への執着に共感を覚えた理由であると説明します。

 

さらに、姫山の父親がかつて自ら命を絶った事実を明かし、姫山が一位の人として父親を崇拝していたこと、そしてその父親の死の理由を知りたいがために、自ら一位になろうとしたのではないかと推測します。

 

廿日市は、自分が姫山の死を利用してクラスメイトたちに『一位の人の気持ち』を理解させようとしたことを告白しますが、その全てはあくまで憶測に過ぎないと語ります。

 

池永はその話を受け流し、むしろ廿日市への好意を示す形で対話を終えます。

クラスの変化

月曜日、クラスでは再び話し合いが行われ、『平等なクラスを目指そう』という建前の下、クラスメイトたちは一時的に変化を見せます。

 

しかし、序列がなくてもクラス内のカーストは消えることはなく、やがて失望や悪口が再び蔓延し始め、根本的な変化は起こらないままです。

 

最終的に、廿日市の黒い内面が明かされます。

 

彼女は、池永がクラスに自分との会話を暴露しなかったことに対し、『お人好しだ』と冷笑しつつも、内心では新たな『人間関係の観察』が始まることに期待を寄せます。

 

クラス替えまで残り4ヶ月、廿日市の黒い内面を通して、物語は幕を閉じます。

 

『遺書公開』読者の感想や反応は?

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