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『からくりサーカス』2巻 ネタバレ紹介!
第9幕 「勝 第9幕 才賀屋敷へ」
主人公、加藤 鳴海(かとう なるみ)と才賀 しろがね(さいが しろがね)【偽名】は、[誘拐組]に連れ去られた主人公、才賀 勝(さいが まさる)を助けに軽井沢へと準備します。
勝を助けると意気込み、しろがねに準備はいいかと問う鳴海。
しろがねは、鳴海を鋭い表情で睨みます。
それに気付いた鳴海は、「何でえ、ニラみやがって。」と返します。
しろがねは、自分が出会ったどのタイプとも違う鳴海という人物の行動が理解できません。
勝を助けに行く理由を聞かれた鳴海は、「理由を言ったって、おまえは信じねえよ。」と笑います。
しろがねは、信用できないが道案内は必要だと判断して二人で軽井沢へと向かいます。
先に到着していた[ぶっ殺し組]の阿紫花 英良(あしはな えいりょう)は、鳴海としろがねを囮にして才賀屋敷に仕掛けられたトラップを確認する算段を立てます。
才賀屋敷では目が覚めた勝の前に、叔父である才賀 善治(さいが ぜんじ)が現れました。
善治は勝に荒っぽいやり方をしたことを謝罪して悪者から守るために、仕方なかったと優しく説明します。
しかし不気味な雰囲気の善治おじさんに、勝は恐怖を感じます。
阿紫花は、どのような手段で鳴海としろがねが才賀屋敷へと侵入するのかと考察して待っています。
そこに、しろがねをバイクの後ろに乗せた鳴海が現れます。
「な…正面から!?いくら何でも、そりゃねえでしょう、兄さん。」と無謀とも取れる行動に驚愕します。
しろがねも、鳴海を止めようとします。
しかし鳴海は、「兵士甚だ陥れば則ち懼れず(へいしはなはだ おちいれば すなわち おそれず)と孫氏(そんし)の言葉を借りて話します。
そして「やべえ時にゃ死ぬ覚悟、そしたらチャンスもできらあな。」と覚悟の表情を浮かべます。
しろがねは、鳴海が別人のようになっていく様を見ながら反論しません。
そして才賀屋敷の敵に蹴りを入れ「さあ…おっぱじめよーかい。」と乗り込みました。
といったところで 勝 第9幕 が終わります。
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第10幕 「勝 第10幕 突入」
才賀屋敷では鳴海と、しろがねの二人が敵に囲まれていきます。
しかし勝に対してひどい扱いをした敵に、怒りながら高い戦闘能力で鳴海は次々と敵たちを一掃していきます。
しろがねは、鳴海の気迫のある戦いぶりに呆気を取られながら見ています。
敵は、鳴海に向かって一斉に銃を構えます。
しかし鳴海は、敵同士が撃ち合うように立ち回ります。
鳴海は「死を必っすれば則ち生く(しをひっすれば すなわち いく)根性を決めれば たまにゃあ生きのこらァ。」と気合を入れて、鉢巻き(はちまき)をします。
しろがねは善治(ぜんじ)が勝の遺産を好きにしようとしている、という情報から考え複数の建物から勝の居る場所を推測します。
鳴海にその場を任せて、しろがねは勝を探しに先に進みます。
鳴海の強さを見た阿紫花(あしはな)は「あたしが思ってた以上のチャンスです。」と言い善治から勝を奪い返すため動き始めます。
それを見た鳴海は、阿紫花に囮にされていたことに気付きますが騒ぎに紛れて勝を探しに向かいます。
屋敷内では善治が勝に見せたいものがあると、勝の父親の部屋へと向かっていました。
勝は見せたいものが何なのかを善治に問い掛けます。
善治は勝に鍵を見せ、勝の父親から頼まれた証拠を見せると言います。
鳴海としろがねを、悪者呼ばわりしたことで善治が嘘をついていることに勝は気付きました。
しかし、恐怖で逃げることが勝には出来ません。
善治は才賀家が、からくり仕掛けが好きで男達は研究する部屋を持っていたこと勝のお父さんはその度合いが凄かったことを話します。
部屋の前につくと戸が壊れていて大きな穴が開いています。
中に入ると人形がいっぱい並んでいて、勝は驚きます。
勝の父親が、からくり人形の研究をしていた部屋だと善治は説明します。
勝は部屋に置いてある人形が、しろがねの人形と同じだということに気付きます。
善治は「人が糸で操る人形を懸糸傀儡(けんしくぐつ)と言うんだ。お父さんは、その機巧(からくり)に夢中になっていたようだよ。」と説明します。
さらに善治は本来ぜんまいで動くのが、からくりなのに人がいないと動かない操り人形の機巧に勝の父親が魅了された理由を理解できません。
勝は最先端技術にたずさわる程に人の手と人の力を、直接感じる趣味が欲しいと思っていた父の思いを善治に話します。
そしてそれが、人が糸で操る人形だと勝は考えていました。
善治はそんな勝に「勝君はかしこいなァ。だがな、お父さんのそんな気持ちを踏みにじるヤツらがいたんだ。」と話します。
部屋の人形を大量に勝の、兄と姉が持ち去っていました。
勝だけが遺産を貰ったことに悔しがった兄と姉がお父さんの腹いせに、お父さんの遺品で勝を殺そうとしていると善治は説明します。
そして、善治は異様な顔で勝に養子になるように迫りました。
といった所で 勝 第10幕 が終わります。
第11幕 「勝 第11幕 からくり門 煉獄」
阿紫花(あしはな)は仲間を分散させて、あらゆる方向から才賀屋敷を責めます。
敵は、屋敷のからくり門に引いていきました。
勝を探しに門の前まで付いた鳴海は門の前で、しろがねを見つけます。
しろがねに鳴海は、なぜ先に進んで勝を探していないのか聞きます。
しろがねは、門の方をじっと見て「しっ!」と鳴海をなだめました。
先に突入していた阿紫花の仲間達は門の前にあるトラップが発動し大勢が負傷します。
阿紫花は、間一髪で気付き避けました。
その光景を見ていた鳴海は、驚きます。
「きゃははは。あんたがついてながら、こんなコトもわかんなかったのー。」と門の上に高見とテオゴーチェが現れました。
[ぶっ殺し組]の中田がローリングアームズと先陣を切り門を破壊しようとします。
鳴海は中田に期待するが、しろがねは駄目だと静かに言葉を漏らします。
中田は、勢いよく門に突っ込みますが門のトラップが発動しローリングアームズが捉えられました。
粉砕するローリングアームズを引き戻せないまま、糸で繋がれた中田も門に引き込まれていきます。
見かねた鳴海は、中田を助け出そうとします。
しかし、しろがねは「敵が一人いなくなるとは考えないのか。」と鳴海に問いました。
鳴海はしろがねの、冷たい視線を感じながらも向かいます。
しかし間に合わず、中田は門に飲み込まれて消えていきました。
高見は、この門は煉獄(れんごく)という名前であると説明し「さすがの阿紫花も、ここは通れないっしょ?」と話しかけます。
阿紫花は、何も言い返せません。
代わりに、しろがねが煉獄の門の前に立ちます。
鳴海は中田を簡単に葬った門を、しろがねが突破できるのかと心配します。
しかし、しろがねは圧倒的な力で煉獄の門を破壊します。
さっきまで余裕でいた高見も顔色を変え、その姿を見た鳴海と阿紫花も驚きます。
屋敷内では、善治(ぜんじ)が勝を養子になるよう説得を続けていました。
断ったらどうなるか聞こうとした勝の話を遮り、不敵な笑みで断らない方が良いと圧力を掛けます。
その時、見知らぬ女によって煉獄が破壊された報告が入りました。
破壊されたことに驚き「殺せ!誰であっても生かして帰すな。」と善治は指示を出しました。
鳴海と、しろがねが助けに来てくれたことに勝は気付きます。
そして、その二人まで殺そうとする善治から勝が逃げ出しました。
といったところで 勝 第11幕 が終わります。
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第12幕 「勝 第12幕 父のファイル」
逃げた勝を、善治(ぜんじ)は追います。
声が届く所まで追いついた善治は勝が何故、逃げるのか理由を聞きました。
鳴海としろがね、の二人を殺そうとしていると勝は答えます。
ここで初めて鳴海としろがねの存在を、善治は知ることになりました。
善治は必死に勝を止めようと二人の事を悪く言います。
勝は、善治が養子になったら守ると言ったけど二人は何も言わないで助けてくれたと泣きながらに話します。
そして、「おじさんが欲しいのは………僕のお金だけだよ!」と言い残して逃げていきます。
善治は本性を見せてお前の180億が欲しいと勝を再度、追いかけます。
破壊された、からくり門「煉獄」に突入しようとする[ぶっ殺し組]は高見の爆弾で阻止されてしまいます。
さらに高見に次々と[ぶっ殺し組]は、倒されていきます。
同じ人形一族の阿紫花(あしはな)に高見は、しろがねと戦いたいと申し出てきます。
阿紫花(あしはな)は格の違いを警告しますが、しろがねが「お坊ちゃまが心配だ。時間が惜しい、早くやろう」と高見を怒らせます。
激怒した高見は、しろがねに攻撃します。
攻撃を避けながら、しろがねは日本の人形使いは弱いと高見を煽ります。
たまらず高見は、人形繰り(にんぎょうくり)を12年もやってきていると返します。
「その12年間は、私と同じだったのだろうか。」と言いながら高見が投げ続けた爆弾ボールをすべて投げ返し、しろがねは勝利しました。
それを見た鳴海は阿紫花に聞きたいことがあると言います。
その頃、屋敷内では善治から逃げ隠れていた部屋で勝が父親の研究を記した様なファイルを見つけます。
そこには勝と、しろがねの名前が書いてありました。
といったところで 勝 第12幕 が終わります。
第13幕 「勝 第13幕 父のファイル」
鳴海は、阿紫花(あしはな)に「いったい おまえらは何なんだよっ。」と掴み掛かります。
鳴海に一目置く、阿紫花(あしはな)は長から止められている村についての話を教えます。
阿紫花たち人形使いは、近畿の小さな村出身の者で神社に神楽の人形舞を奉納していた人形を操ることに精通した人達でした。
その頃、屋敷内で勝は見つけた父親のファイルに気になる所がありました。
目次には勝と、しろがねの名前があり勝はエサである二匹の犬を相噛み(あいかみ)合わせて共倒れにさせるようなと書かれていました。
さらに、「しろがねが全ての人形を壊した後、もう不要となった人形、そして、人形使い-黒賀(くろが)の者達を自爆させるためのスイッチとでも言おうか」と書かれていました。
自分がエサと書かれていたことに、勝は動揺しました。
場面は変わって、阿紫花は話を続け才賀が人形を作り黒賀が舞わせるという関係性が先祖の代からあることが分かりました。
さらに阿紫花は、昔は黒賀が金を払って才賀に人形を作ってもらっていたが現代では才賀が大金を黒賀に払って人形を使うように頼まれていると話しました。
そして阿紫花は、黒賀を使って才賀は人形を壊すための人形を研究していたのではないかと考察していました。
勝は、自分に関わる全ての人形使いの人形が同士討ちで壊れていくような状況を作るために愛人との間に作られた子供でした。
ファイルを読んでいた、勝が善治(ぜんじ)に見つかって投げ飛ばされます。
その頃、思い返したように鳴海は勝を助けに走り出します。
屋敷内で善治は、勝を殴りながらファイルに書いてあったことは全て知っていて勝つのは自分だと言いました。
怯え泣きながらも勝は、過去にあった出来事が頭を巡ります。
そして鳴海の「ああオレよか、強くなれるぜ、勝。」と言われた事を勝は思い出しました。
そして善治に向かって「ぼくは…エサなんかじゃ…ない…」と勇気を出して言います。
屋敷内で勝を探し駆け走る鳴海がゾナハ病を発症したタイミングで、しろがねが落とし罠のトラップに掛かります。
といったところで 勝 第13幕 が終わります。
第14幕 「勝 第14幕 奈落」
しろがねは、落とし穴に落ちそうになったが間一髪で鳴海が手を掴むことに成功します。
しかし、鳴海はゾナハ病が発症したため力が出せません。
そこで鳴海は[あるるかん]が入っているカバンを離すように、しろがねに言います。
しかし、しろがねは手を離して先に行くようにと返しかけます。
それを遮り「バカヤロウてめえまで人形かよ!」と鳴海は怒りました。
そして鳴海は、しろがねに自分の命が惜しくなヤツに勝は守れないと言い手を離しません。
しろがねを抱きしめたまま、鳴海は穴に落ちていきます。
屋敷内では、階段で善治(ぜんじ)に引きずられる勝はエサと呼ばれたことに対して鋭い眼光で「エサなんかじゃ、ない!」と反骨心を見せます。
そして人形使いの同士討ち、そんなことのために生まれたのかと母親を思い浮かべていました。
そのすぐ後に鳴海と、しろがねが穴に落ちたことを勝は知ります。
善治は、二人の死体を見せて勝の気力を奪う事を思いつきモニター室へと連れていくことにしました。
鳴海と、しろがねの二人は生きていました。
小さい頃の人形繰り(にんぎょうくり)練習の夢を見る、しろがねは涙を流していました。
しろがねは目を覚まします。
そして鳴海を突き飛ばしましたが、すぐに自分をかばって背中に大きな傷が出来ていることに気付きました。
それを見た、しろがねはショックを受け「カ…トウ…その傷はまさか…」と言い掛けました。
しかし鳴海は「いっしょに落っこちたオレのドジだ。おめーは人形らしく何も気にすんじゃねえ。」と言い言葉を遮りました。
しろがねは、悲しそうな顔で堪らず言葉を掛けようとしましたがゾナハ病で苦しむ鳴海は動けず先に行くように言いました。
自分が苦しい中でも勝を心配する鳴海に、しろがねは自分でも鳴海の発作をしずめられるだろうかと伝えます。
モニター室では「兄ちゃんと、しろがねだ!!生きてる!」と勝は喜びます。
といったところで 勝 第14幕 が終わります。
第15幕 「勝 第15幕 行動」
ゾナハ病の症状が悪化して、しろがねを笑わせられるか鳴海は試しましたが駄目でした。
しかし、しろがねは鳴海に助けてもらった礼をしなければならないと必死に伝えます。
そして鳴海は笑えない話をして、しろがねに諦めてもらうおうと「おまえはオレの女になる。」と言います。
しろがねは、「ああ…それは…笑えないな。」と優しく笑っていました。
鳴海のゾナハ病は収まり、代わりに胸がドキドキしていました。
それに気付かない、しろがねは人形だから笑えないんだと鳴海に謝ります。
それをモニター室で見ていた善治(ぜんじ)は、二人のいる穴に繋がる水門を開けて殺そうとします。
しろがねは、鳴海にゾナハ病の発作が本当に収まったのか尋ねました。
顔を赤らめ、なんで収まったか分からないけど収まったと鳴海は答えます。
そして、しろがねに人形と呼んだことを謝罪しました。
しかし、しろがねは「いいんだ。私は…本当に、生きている人形なんだから。」と鳴海にこたえます。
フランス出身の、しろがねは父母を知らず物心ついた時から人形使いを教えられていました。
本当の名前はエレオノールで、人形を操る人形として感情を捨てるように3人の老婆に教えられながら毎日を過ごしてきました。
しろがね、という名前は人形を操る人形としての名前だったのです。
育てられた目的は自動人形を、操り人形を使って壊すことでした。
「笑うことすらうまくできぬ…」と悲観する、しろがねに鳴海は「人形に、さっきの おまえみたいな笑顔ができるかってんだ。」と励まし二人は先を進みます。
進んでいた二人の前に行き止まりが現れました。
崖があり、大きな刃物が橋渡されていたのです。
すると突然、歩いてきた方向から大量の水が襲い掛かってきて二人は近くに掴まります。
モニター室では、勝が近くにあった消火器で善治(ぜんじ)に抵抗します。
といったところで 勝 第15幕 が終わります。
第16幕 「勝 第16幕 上と下」
誰も気にしてくれない勝を見てくれて助けに来てくれた鳴海と、しろがねのことを思いながら勝は善治(ぜんじ)に抵抗していました。
善治の隙をついた勝は、水門の開閉レバーを口で何とか下ろします。
来た時とは違いボロボロになった勝が鳴海と、しろがねを助け出そうとする力強さに善治は驚くのでした。
そしてモニター室の窓に、突撃してガラスを割り飛び出しました。
水流が弱まり余裕が出た鳴海は状況を打開する策を思いつき、しろがねに自分を信じるかと問います。
しろがねは、鳴海を信じ二人でスーツケースの上に乗りました。
そして崖の下の1メートル間隔ほどの刃の上に、スーツケースで乗りましたが弾かれて加藤の片腕片足で耐えることになります。
しろがねは、先にスーツケースから刃の上に飛び乗り[あるるかん]を操り崖の上に登らせました。
しかし、鳴海の体は耐えられなくなり落ちそうになります。
寸前のところで[あるるかん」を使って、しろがねが鳴海を両足で挟み腕で引き寄せ崖の上に登ります。
お前と[あるるかん]が頼りになると言う鳴海に、しろがねは「あなたもな…カトウ…」と微笑みました。
モニター室では窓から飛び出した勝は、体に縛られていたロープが引っ掛かり何とか建物から落ちずにいました。
といったところで 勝 第16幕 が終わります。
第17幕 「勝 第17幕 勝の誕生」
勝は落ちたら死ぬと恐怖しながらも善治(ぜんじ)の元へ戻ると鳴海と、しろがねに迷惑が掛かると思いました。
そして、「変わらなきゃ!!」と覚悟を決めます。
善治は、必死に制止しますが勝は泣いてばかりいた自分を殺すと言い「生き延びたら!!いつも笑える、ぼくになる」と言って自ら落下していきます。
穴の下では、しろがねがスーツケースを回収して[あるるかん]を中に入れました。
鳴海は、今の状況を[ぶっ殺し組]が[誘拐組]よりやられていると分析していました。
その分析に、しろがねは勝を助けるため「なるべくあの男には長いこと もちこたえてほしいわ。」と阿紫花(あしはな)に期待していました。
「ほしいわ」という言い方をした、しろがねに鳴海は女らしいセリフも言うんだな~とからかいます。
しろがねは恥ずかしそうに「うるさいな!」と答えました。
[ぶっ殺し組]の阿紫花と羽佐間(はざま)は、[誘拐組]に追い詰められていました。
阿紫花は「逃げろ、羽佐間ァ。」と言いますが、「兄貴をのこして行けません!」とその場に残ります。
阿紫花は屋敷の裏から侵入する予定でしたが尾崎に見つかり失敗に終わっていました。
人形使いの仲間3人だけは、逃がすことに成功しています。
尾崎に対して阿紫花は、さっさと殺すように挑発しますが空から勝が降ってきて尾崎にぶつかり倒します。
形相の違う勝に阿紫花は「え…別人か…?」と驚きます。
そして勝は、おじさんを雇うから自分の側につくようにと提案します。
といったところで 勝 第17幕 が終わります。
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