家族対抗殺戮合戦 最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】野本や静香その後の最後はどうなる?

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人気マンガ『家族対抗殺戮合戦』。

 

この記事では、そんな『家族対抗殺戮合戦』の最終回・結末はどうなったのか?について分かりやすく簡潔にまとめていきます!

『家族対抗殺戮合戦』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて無料で読める?

『家族対抗殺戮合戦』はこちらの株式会社Amaziaが運営する漫画アプリマンガBANG!にて無料読むことができます。

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このようにマンガBANG!では『家族対抗殺戮合戦』を無料で公開してくれています。

 

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『家族対抗殺戮合戦』ってどんな話?あらすじを紹介!

「家族対抗殺戮合戦」の作者は菅原敬太(すがわら けいた)さんです。

 

気弱なサラリーマンの鞠山雅彦(まりやま まさひこ)は、天舘町という町で妻、娘、息子、認知症の母親と5人で父として冴えないながらも平凡に暮らしていました。

 

ある日、いつもの様に仕事に出ると仕事先に向かうバスが来ず、町の人がみんな居なくなっていることに気づきます。

 

仕方なく家に戻ると、妻や自分の子どもたちも町の人が消えたことに困惑していました。

 

すると突如女の子の声でアナウンスが鳴り響き、町の公園に集まるよう促され公園に行ってみると自分達の他に、7組の家族も公園に集合させられており、そこには「せいら」と名乗る巨大な女の子の人形が待っていました。

 

せいらは、今から集められた6組の家族でレクリエーションをして競ってもらうと言います。

 

ルールは勝てば豪華景品、負ければ最下位の家族の誰か一人を生贄にして命を貰うと言うものでした。

 

訳も分からず突如強制参加させられた家族達の運命はどうなってしまうのでしょうか!?

 

そしてこの人形の目的とはなんなのか気になる漫画です。

 

『家族対抗殺戮合戦』の主な登場人物を紹介!

鞠山雅彦(まりやま まさひこ)

気弱なサラリーマンの雅彦は、その頼りなさから家族内では無視をされたり、怒られたりと邪険に扱われていました。

 

認知症の母親は雅彦を小学生だと思い込んでおり、雅彦は話を合わせて返答してあげています。

 

当初は、気弱な性格からみんなと団結することが出来ず苦戦しますが、自分の母の最期の言葉や、目の前で人が傷つけられて行く中で次第に雅彦の中にある本当の強さが芽生えていきます。

 

そして雅彦はこの状況の中で忘れていた、遠い記憶がこのレクリエーションをさせられている状況に繋がっていることも知ることになります。

 

鞠山家の父として、雅彦は最後まで家族を守ることが出来るのでしょうか!?

鞠山冴子(まりやま さえこ)

冴子は鞠山家の妻で、専業主婦として家族を支える存在です。

 

美人でしっかり者の冴子は、雅彦を「雅くん」と呼び、気弱な雅彦を勇気づけたり励ましたりする頼もしい人物です。

 

レクリエーション中も周囲の心の支えにる等、自身も昔歌が上手かった経験を生かして活躍していきます。

 

そして何よりも自分のことより、家族を優先する性格の持ち主です。

 

明穂(あきほ)

明穂は鞠山家の娘で、中学生でショートカットの可愛らしい女の子です。

 

引っ込み思案な性格もあり学校ではイジメを受けていた為に、あまり人と目を合わせて話すことができませんが、頭が良く勘が鋭い一面もみせて難を逃れる場面も見せます。

 

このレクレーションの中で引っ込み思案な自分と向き合っていくことになりながらも、自分の家族を守るために奮闘していきます。

晃助(こうすけ)

晃助は鞠山家の息子で、小学校6年生の活発な男の子です。

 

しかし普段は無表情で過ごすことが多く、周りから見て何を考えているのか分からないと思われることが多くありますが、発言する時はハッキリと物事を言う為トラブルも多く、その反面行動力もある性格です。

 

運動神経が抜群でサッカーが得意、小学生ながら体力もある為レクレーションの中では運動系のものを雅彦から任されることが多くなっていきます。

 

雅彦の母のみどり

みどりは雅彦の母親で、認知症を患っています。

 

雅彦を小学生だと思い込んでおり、小学生に話しかけるように雅彦と普段会話をしていて家族内では諦めと同時に心配されている存在です。

 

しかし若い頃は、いじめられて泣いている雅彦を優しく励ましてくれる頼れる母親だったのです。

 

最初のレクレーションの生贄を申し出て、1番最初に家族を守ってくれた人です。

 

最期に気弱な雅彦に大切な言葉を遺しており、これがきっかけで雅彦が父として目覚めることになります。

浅倉(あさくら)一家

ラーメン屋を営んでいる太一(たいち)は4人家族の父をしており、雅彦とは幼なじみで親友です。

 

雅彦の「ある」癖を知っている為、言葉で会話しなくても合図を送ることか出来るほどの仲で、今後のレクレーションで協力していくことになります。

 

妻がレクレーション説明中に公園で人形たちに殺されてしまいます。

 

残るは自分の子どもの、晃助と同級生の小学生6年生の元太(げんた)と、幼稚園児の弥生(やよい)という女の子2人です。

 

入来(いりき)一家

謙也(けんや)は入来家の3人家族の父で、妻は真奈美(まなみ)という美人な女性です。

 

2人とも金髪でヤンキーの様な派手な格好をしており、言葉使い等も乱暴で謙也は自分の家族に暴力を振るうことも日常茶飯事です。

 

幼少の頃から雅彦や太一をイジメており、現在も見下している為理不尽な行いをけしかけて来る厄介な存在となります。

 

舞夢(まいむ)という小学生6年生の女の子の娘が1人いますが、舞夢は日常的に暴力を振るう謙也に嫌悪感があり、次第に反発していく様になります。

土井(どい)一家

和幸(かずゆき)は土井家の次男で、静香と結婚しています。

 

昔に兄と共に雅彦達に意地悪をしたことを心の中で後悔しており、現在は鞠山一家や浅倉一家を助けようとする存在です。

 

妻の静香(しずか)は看護士の資格を持っているために、レクレーション中や喧嘩ごとの怪我の際みんなの看護をする為奮闘します。

 

しかし和幸を心の支えにしていたこともあり、和幸を失った際に優しかった静香の中で何かが変わり始めてしまい展開を急変させる存在になっていきます。

 

友幸(ともゆき)は土井家の長男で、昔入来謙也と共に雅彦達をイジメていたが、現在は定職に付かず土井家に引きこもるニート生活をしており、両親の悩みの種となっている存在です。

 

波川(なみかわ)一家

波川社長は雅彦が務めている会社の取り引き先の人で、幸代(さちよ)という妻と、美鈴(みすず)という娘が居ます。

 

波川社長は、普段は気弱なわりにプライドが高く、何かと横暴で陰湿な性格です。

 

しかし娘の美鈴を妻と共に溺愛しており、レクリエーション中は親として守ろうとする一面も見せます。

 

美鈴は中学生で明穂と同級生ですが、明穂を学校でイジめるなど傲慢で我儘な性格の為、レクレーションの最中も周囲を振り回すなどして困らせる存在です。

野本(のもと)一家

征次郎(せいじろう)は高校の爽やかなイケメン教師で、光(ひかる)と聖奈(せいな)という子どもが2人いるが妻の連れ子で血の繋がりはありません。

 

妻をレクレーション説明中に殺されてしまいますが、妻と子どもにはあまり愛着がないようで、世間体を気にする故に表面上は良い顔をする性格です。

 

レクレーション最下位の生贄に自分がなると言っておきながら、子どもを犠牲にしてしまうほどのグズな人間性を持っています。

 

関(せき)一家

レクレーションの説明中の惨劇に怯え、この町を家族全員で出ていこうと決意し車で逃げようとするが、せいら達に家族全員車ごと焼き払われてしまいます。

 

結果、他の家族への見せしめのような形で全員死亡します。

 

薬局を営んでいた為、その後のレクレーションの怪我の際に薬局は重宝されることになりました。

せいらちゃん、パパ、ママ、ラクガキ

せいらちゃんは女の子の姿をした巨大な人形で、このレクリエーションの主催者です。

 

ペガサス(カバと言われると酷く怒る)のぬいぐるみのパパと、リカちゃん人形のような見た目の人形のママは、せいらの両親としての役目をしていて、パパとママはいつもラブラブな掛け合いをしたり、せいらに優しく話しかけたりしている仲良し家族に見えます。

 

しかし3体共に見た目に反して残酷な性格と、強靭な腕力を持っており人間を一瞬にして砕いたり潰してしてしまいます。

 

それでも3体は面白おかしく笑っており、かなりサイコな性格をしていることがわかります。

 

沢山のラクガキ達は喋りはしないものの、最下位の家族を食べる役割をせいらちゃんから任されていて、容赦なく生贄を食べます。

 

基本的にラクガキ達は、せいら達の命令には絶対に従う存在です。

 

『家族対抗殺戮合戦』最終回までのおさらい!裏·天舘町に集められた7組の家族

裏·天舘町に集められた7組の家族

雅彦はある日、町に人がいなくなっていることに気が付き家族と困惑します。

 

そして町内に女の子の声で公園に集まるようにとアナウンスが流れ、自分たちの他に6家族が公園に集められました。

 

公園には、せいらと名乗る巨大な女の子の人形、パパと呼ばれるカバのようなぬいぐるみ、そしてママと呼ばれるリカちゃん人形のような人形3体が待ち構えていました。

 

せいらは家族同士でレクをして競い、優勝家族には食料、最下位になった家族には誰か一人を生贄に選んで死んでもらい、最後に生き残った家族は元の天舘町に戻すと言うものでした。

 

集められた家族達からは、反発が起こりますが・・・。

 

せいらは関家の息子を両手で叩き潰し、パパは浅倉家の祖父をフェンスに押し潰し、その血が跳ねたことにブチ切れたママが持っていた巨大なクシで野本家の妻を刺殺してしまいます。

 

そして最初のレクリエーションの「わなげ」大会が始まってしまいます。

 

鞠山家は最下位となってしまい、悲しくも家族の中から代表で死ぬ人を1人決めるように、せいらから告げられてしまいます。

 

家に帰り家族の前で呆然とする雅彦は、体力のない自分が死ぬ方が良いと家族みんなに言い、家の前で待つせいらとラクガキ達の前に出ますが足がすくんでしまいます。

 

「代表は····」と言いかけた雅彦のすぐ後ろで、「私です」と返事をしたのはなんと認知症の雅彦の母親のみどりでした。

 

驚きつつも嫌だと泣く雅彦に、みどりは「雅彦、胸を張りなさい あなたは父親でしょう」「家族を残して死ぬのはダメ」「無様でもいいから、家族と生き延びなさい」とキッパリと言い残し、鞠山家のみんなの前でラクガキに食べられてしまいました。

 

一瞬の出来事に泣き崩れた雅彦は、心の中でこれから自分が家族を守れるかと自身に問いかけていました。

 

命と食料を賭けて家族同士の争いが起きる

母親を失って憔悴した雅彦は、妻の冴子から何か食べるように促されますが家の冷蔵庫から全ての食料が消えていることに気がつきます。

 

そして町のお店などの食料も全てせいら達によって消されてしまっていることを知り、もうこの町では優勝した際にせいら達から貰える食料しかないと悟りました。

 

この状況に家族同士で集まり、せいら達をどうにか倒せないか話し合いますが突如せいらがみんなの前に現れると、ある光景をみんなに見せます。

 

なんと一足早く町から車で脱出を試みた関さん一家が、せいら達によって車ごと燃やされ火だるまになっていたのです。

 

そして関さん一家は全員、みんなの前で見せしめのように殺されてしまいます。

 

逆らえば自分たちもそうなると分かり、逃げることは出来ないとみんなが悟った瞬間でした。

 

ここからは食料も含め、命を懸けたデスゲームが始まってしまい、入来一家に暴力を振るわれ食料を奪われたり、雅彦の大切な家は波川社長の娘の美鈴によって放火されてしまいます。

 

しかし雅彦の親友の太一の家族、朝倉家が鞠山家全員一緒に住むように受け入れてくれた事で雅彦達は一時的に救われたのでした。

 

2度目の最下位で雅彦が妻を失う

その後も仲間割れをしながらも鞠山、浅倉、土井家でどうにか助け合っていきますが、なんと入来から受けた傷のせいで、土井家の和幸が死んでしまいます。

 

和幸の死をきっかけに、妻の静香の中で何がなんでも例え周囲の人を利用してでも生きなくてはという思いが芽生えてしまい、元看護師で優しかった静香はどんどん冷酷になり知恵を働かせてみんなを欺きます。

 

そして静香は雅彦達に次は、わなげ大会だと言っておきながら本当は竹馬という嘘をついて裏切りました。

 

裏切りと突然のレクの内容変更に動揺しつつも雅彦は、最下位を親友の太一と竹馬競争で争うことになり、太一は途中で転んでしまいますが家族を失いたくない一心で、竹馬に乗って精一杯走る雅彦の背中めがけて竹馬をぶつけると雅彦を追い抜いてゴールしてしまいました。

 

卑怯な行為だと太一も心の中では知りつつも、鞠山家の最下位が決まり再度生贄を決めることになるのでした。

 

雅彦は今度こそ代表はパパである自分がなると、笑顔で子ども達にいうと覚悟を決めてせいら達が来るのを待ちますが、一向に現れません。

 

何かおかしいと思った雅彦でしたが、せいらに聞いてみるとせいらは罰ゲームならとっくに終わったというのでした。

 

困惑しながらも家に帰ってみると、妻の冴子のスマホが机に置いてあり冴子から家族1人1人へのメッセージが入っていました。

 

その内容は、冴子が自ら生贄になることを志願したという内容でした。

 

衝撃を受けた雅彦達は、必死で冴子を町中探し回りますが見つかりません。

 

そして雅彦が曲がり角を曲がった先には、笑顔の冴子・・・ではなく、コンクリートに冴子の血溜まりが広がっているだけでした。

 

非情にも冴子が鞠山家の2番目の犠牲者となってしまいました。

 

昔出会った親子と雅彦の過去

その後、雅彦と太一は幼い時の自分達の記憶を辿り、昔一緒に遊んでいた父親と娘の2人の存在を思い出します。

 

そして雅彦はこのレクリエーションは昔この父親が書いていた日記と同じ展開で、今のレクリエーションが進行されていることに気がつきます。

 

昔その父親は天舘町の小さな箱庭の模型を作っていて、その模型の中の世界こそが裏·天舘町はだと分かります。

 

雅彦は何故自分たち家族がこの箱庭の模型の中の世界に呼ばれて、ゲームをさせられているのか考えますが、理由が分かりません。

 

その後に土井家にこの箱庭の外を見てくるように脅された雅彦は壁をつたって模型の外に出てみると、そこは30年前の天舘町の父娘が住んでる小屋の中でした。

 

そこで雅彦は30年前の自分たちの姿や、父娘を見つけます。

 

父娘の父の名前が遊佐隆太郎(ゆうさ りゅうたろう)、娘の名前がせいらという名の女の子で、子ども時代の雅彦が女の子のせいらに道で拾った人形をプレゼントしていたことを思い出します。

 

その人形こそが今レクリエーションを開催している、せいら人形だったのです。

 

遊佐親子は小屋に住んでいたことから忌み嫌われており、30年前の波川社長からはここを立ち退けと言われ、野本からも人さらいという噂まで流されてしまいました。

 

雅彦と太一は遊佐おじさんと仲が良く遊んでもらっていたのですが、入来、土井達に脅され遊佐おじさんの留守に家に酷い言葉を書いた落書きをして、遊佐を悲しませてしまいます。

 

そしてある日、入来達が遊佐の小屋に火をつけてしまったのです。

 

遊佐は娘を抱きしめながら、自分達に酷いことをした人間達みんなを恨みながら亡くなりました。

 

そこで遊佐が最期に残した言葉が、「お前らが本物の家族なのか確かめてやる」というものでした。

 

その後、裏·天舘町に戻った雅彦は昔に皆がした行いに怒りつつ、自分のしてしまったことにも真実を知った今は酷く後悔をしていました。

 

『家族対抗殺戮合戦』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画】野本や静香その後の最後はどうなる?

せいら人形と静香の正体が判明

ダルマさんが転んだで最下位になった土井家は、友幸が静香を差し出すも何故か静香は食べられずに友幸が食べられてしまいます。

 

何故静香が殺されなかったのかという疑問の中、波川社長が実は昔の火事で遊佐は亡くなったが、娘のせいらは一命を取り留めたもののショックから記憶喪失になり、施設暮らしになったのだと話しました。

 

浪川社長の話によって、土井静香こそが施設からこの町に帰ってきた娘のせいらだったと判明します。

 

衝撃で混乱する静香の前で、せいら人形は感動で大泣きしながら「やっと思い出したんだね、こいつらに一緒に復讐をしよう」と言います。

 

せいらの言葉を聞いて静香は復讐をした方がいいのか、この世界から出て普通の暮らしを手に入れるべきか迷います。

 

実はせいら人形の目的は、元々家族の皆を生かす気などなく皆殺しにするという復讐をする為に呼んだだけだったのです。

 

ここでやっと、静香の正体とせいらの目的が判明しました。

 

最後のレクのこおり鬼で雅彦がピンチに

最後のレクレーションはこおり鬼だと告げられました。

 

ルールは、ラクガキやせいら達に家族が触れられると凍ってしまうが、仲間がタッチすれば戻るというもので、遂にせいら達との最後の争いが始まりました。

 

静香は側にいるせいらに、絵のラクガキを人形として実体化する作り方の力を教えて貰ったのですが、せいら側につくか、家族側につくか迷いながらも、静香はその力を使って雅彦達に加勢することにします。

 

せいらはそれでも雅彦と子ども達の前に立ち塞がり、せいらに触れられた雅彦は倒れてしまいますが「パパを信じろ」と子ども達だけでも裏・天舘町から逃げるように言います。

 

雅彦はせいらに触れられ徐々に腕が氷になり片腕が取れてしまいます。

 

徐々に凍っていく自分の身体に、雅彦はどうにも出来ない状況に陥ってしまうのでした。

 

静香が最後の優しさを見せる

絶望する雅彦に向かってせいら人形は、「苦しみはまだまだ続く、氷になった後はこの町ごと炎につつまれて蒸発して死ぬのだ」言い、どうせ逃げられないのだから子ども達を呼び戻せと雅彦を脅します。

 

しかし雅彦は「バカ言うな···誰がそんなことするか」と断ります。

 

そして遂に耐えきれなくなった静香がせいら人形に「せいらちゃんもうやめて!」と泣き崩れてしまいますが、雅彦は全身が氷になっていき・・・

 

せいらは「どうしてそんな事言うのー?」と静香に問いかけながらも、全身が氷になってしまった雅彦を踏み潰して粉々にしてしまいます。

 

そして静香に向かって「終わらせてあげたよー」とせいらは明るく言いました。

 

残りの逃げた子ども達のことも追いかけようとするせいらに向かって静香は、「お願い···ここにいて···ずっと一緒にいるから···」とお願いをします。

 

静香はせいら人形は自分の大事な人形なんだと話し、「忘れててごめんね」とせいら人形に泣きながら謝ると、巨大化していたせいらはスーと、静香と同じくらいの身長サイズに戻りました。

 

静香はせいらの顔を両手で包みながら、「これからは昔みたいに2人で楽しく遊びましょ···」と優しく話しかけました。

 

その言葉を聞いたせいらは静香の頬の傷を消してあげると、「ここはもうすぐ消えてなくなっちゃうから、もっと楽しい所へ行こうねー」と静香に言い、静香の身体をふわっと持ち上げて空中に浮かび上がりました。

 

浮き上がりながら静香は、雅彦の方を見やると壊された雅彦の腕が最後の力を振り絞ってコンクリートの上に血で書いた人形の絵を見つけます。

 

静香の最後の優しさで、そっと雅彦の絵を実体化させると、せいらちゃんと共に空高く見えないところへ消えていきました。

 

一方で子ども達は外に出ようとするも、子どもの力では箱庭に亀裂を入れることが出来ず困ってしまいます。

 

そこに静香が実体化させた、雅彦の絵の人形が現れ手助けしに来てくれ、せいらの放った火が迫って来ていましたが、雅彦の人形は炎の盾になり子ども達を箱庭から逃がそうと最後の力で庇いました。

 

途中で明穂と晃助はこの人形がパパの分身だと気がつきましたが、パパを信じて前に前に進みました。

 

炎に包まれる裏·天舘町を後に、子どもたちは暗闇の中を進み続けると遂に目の前に光を見つけその中に飛び込むのでした。

 

生き残った人達のその後

その後場面は変わって、いつもの天舘町の風景が映し出されます。

 

目覚ましを止めてゆっくりとダイニングに降りる男性に、小さな女の子が「パパおはよー」と笑いかけます。

 

そこに「早く食べないと遅刻しちゃうよ?晃助!」と話しかけたのは、すっかりママの顔になった舞夢でした。

 

晃助と舞夢は結婚して、真亜沙(まあさ)という女の子が産まれ生活していました。

 

晃助と舞夢は、雅彦と冴子とみどりを命懸けで家族を守ったすごい人達なんだと、娘の真亜沙に話してあげました。

 

秋穂も舞夢の義理の姉として元気に過ごしており、元太と弥生も太一のラーメン屋を継いで働いています。

 

裏・天舘町で亡くなった人達は帰りませんでしたが、生き残った鞠山家の晃助と秋穂、入来家の舞夢、浅倉家の元太と弥生の5人は外の世界に帰り、大人になってそれぞれの人生を過ごしていたのです。

 

晃助、秋穂、舞夢はこの町に戻ってきた時のことを思い返しますが、町に戻っても天舘町の時間は進んでおらず、レクが始まる前日のままだったのです。

 

なので町の人たちからは、子ども達の親が急に蒸発してしまったんだと思われている状態のまま15年が経ったのだと晃助は切そうに呟きました。

 

舞夢も空を見上げながら今日のような満月の日にゲームが始まったので、満月をみると怖くなると言います。

 

そして、最後にせいらは「バイバイ」ではなく「またね」と言ったことが引っかかるること、そしてまた気まぐれでせいらが復活してみんなにゲームをさせるのではないかと舞夢は不安に駆られます。

 

晃助は考えすぎだと諭し、真亜沙の居る家に帰ります。

 

真亜沙は保育園で天舘台に行ったことを嬉しそうに話し、そこで人形を拾ったと話すのですが、せいら人形ではないかと青ざめた晃助は、すかさず真亜沙から人形を取り上げます。

 

しかし、それは猫の可愛らしいぬいぐるみでした。

 

思い過ごしにホッとした晃助と舞夢は、その夜に雅彦達の遺影を見ながらこれからも色んなことが起こるけれど、自分たちなら乗り越えられる「だって俺たちは鞠山家だから!」と誓い合う傍で、真夜中に真亜沙の部屋から話声がします。

 

真亜沙は何者かと会話をしているようで、その存在を誰にも見られていないことや、明日の朝から何かをするということを独り言のように話していました。

 

そして満月の空に、真亜沙の「わぁすっごいたのしみー!!」という声が響きます。

 

直後あの天舘町で聞いたアナウンスの音が町に鳴り響き、このお話は終わりました。

 

満月の夜にまたあのデスゲームが始まってしまうような、不穏な空気でゾッとして終わるお話でしたね。

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