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5巻のネタバレの前に『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』を無料で読む方法をご説明します。
『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』を無料で読む方法は?
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『その着せ替え人形(ビスクドール)は恋をする』5巻ネタバレ紹介!
32話
前回、焼いてきたと言っていた海夢でしたが、実は全身に使えるファンデーションを塗っているのだと説明します。
新菜の家でシャワーを借りた後の海夢は普段通りの肌の色でした。
シャワー後に新菜から借りた体操服を着ている海夢を意識して、新菜は赤面してしまいます。
海夢はそんな彼を少し気にかけますが、今回のコスプレについての打ち合わせを開始しました。
ベロニカの肌については先ほどのファンデーションで再現する事にし、睫毛も白地のマスカラを使用します。
今回の撮影の背景についても、壁に貼ってはがせる壁紙を使用して監獄風に見せる事にします。
ギザギザな歯は新菜が自作しており、準備は順調です。
早速、合わせを始めようと海夢は服を捲り、新菜に背中にファンデーションを塗るようお願いします。
しかし、新菜は目の前の彼女に先ほどよりも顔が真っ赤になってしまいます。
そんな新菜を見た海夢は熱中症かと勘違いして大慌てします。
何とかしようと焦って、盛大にこける海夢でした。
33話
冒頭は新菜と海夢が渋谷にいる所から始まります。
新菜は渋谷に何の用事かは分かっていなかったのですが、辿り着いた所は男性物の服屋。
普段作務衣しか着ない新菜の為に、海夢は彼の服装をコーディネートしようと考えていたのです。
早速、海夢は服を選んで試着を勧め、彼が試着室から出るのを店員と待ちます。
しかし、試着室から現れた新菜の服装は店員の目から見て全く似合っておらず、海夢も固まってしまいます。
海夢はその後も服装を選び続けますが、似合わない服ばかりで引いているかの様に見えます。
しかし、海夢は内心新菜が何を着ても格好よく見えてました。
先ほど固まっていたのも彼にときめいていたからで、服選びをエンジョイしていたのです。
その後も二人は色んな服を見て回ってから、また外を歩きながら雑談を始めました。
話題がベロニカのコスプレになった時、新菜は今回は一人でコスプレをしてほしいと海夢に言います。
表情を曇らせながら理由を聞く海夢に、新菜は胸の露出面積が多いので見られないと答えました。
それを聞いた海夢はほっとしながら、了承します。
暫くぎこちない雰囲気の中で歩く二人。
海夢はとある場所を見つけ、二人で行かないかと提案するのでした。
34話
二人が入った先は漫画喫茶でした。
個室内で、海夢は店内から持ってきた「サバこま」という日常系4コマ漫画をオススメします。
海夢は、漫画の紹介をしながら登場キャラのリズのコスプレをしたいのだと言います。
しかし、リズは海夢にとっては可愛すぎて似合わないから今回はしないとの事。
そんな海夢に対して、新菜は海夢なら似合うと思っている事や海夢自身がリズを好きならコスプレするのが良いと思っている事を伝えます。
海夢は新菜の言葉を聞きコスプレをする事に決めたのでした。
しかし、新菜はサバこまを読んでいるうちにとある問題に気づきます。
今までのコスプレ衣装と比べて、リズの格好は漫画内で簡略化されて描写されており服の構造が殆ど分からないのです。
リズの衣装は新菜が殆ど自分でデザインする事が求められます。
暫く考えていた新菜でしたが、気が付けば夕方になっており二人は漫画喫茶を退出する事にしました。
二人で会話しながら歩いていると、新菜の目に服屋にとある物を発見します。
新菜は家に帰り今日買ってきた服を着て、祖父と話をしています。
結局、彼はいつもと変わらない甚平を購入したのでした。
35話
冒頭、海夢と新菜のラインのやり取りから始まります。
リズの撮影の場所について、海夢が丁度いい場所を見つけたとの事。
撮影当日、二人でその場所に向かいますが、新菜は今までのスタジオと違う事に違和感を感じます。
そして、海夢のここがラブホテルだという発言に新菜は固まってしまうのでした。
どうやら、海夢は撮影風景に大きいベッドがある場所を選んで調べていた所、撮影可能なこの場所を見つけてすぐに予約したようでした。
その為、海夢も当日までラブホテルだと知らなかったのです。
ラブホテルに海夢といる事に眩暈を起こす新菜と対象的に、楽しそうな海夢。
SNSでレイヤー達がラブホ女子会で楽しそうにしているのを見て気になっていたのです。
早速海夢は飲み物とハニートーストを注文しますが、新菜は未成年がここにいるのはまずいと主張します。
しかし、海夢はせっかくお金を支払ったんだしという理由で脱衣所にてコスプレ衣装に着替えに行くのでした。
着替え終わった海夢は可愛い衣装に大喜びしながら新菜の前に現れました。
海夢が気に入った衣装のポイントを新菜に伝えます。
しかし新菜は、今回の衣装はあくまで自分の想像で原作と合っているのかと言われると間違いだと顔を暗くします。
そんな彼に海夢は「全然アリ」だと言い放ちます。
新菜の衣装は良すぎて正解しかない、新菜の衣装が一番いい、と笑顔で言う海夢。
新菜はお礼を言おうとするのですが、海夢に話を変えられてしまうのでした。
36話
メイクやウィッグ等を付けてリズにコスプレをした海夢は、ハーフツインの自分が変ではないか気にしています。
ですが、新菜が似合っていると彼女を褒めてくれるので、海夢もいつもの調子に戻りました。
早速、新菜が準備してきた小道具も使って撮影を開始します。
二人での撮影も盛り上がり、とうとう次でラストになりました。
撮影シーンはリズが子守唄を歌う場面です。
ですが、新菜は何か物足りなさを感じます。
リズの目線が欲しいのだという事に気づいた新菜は、海夢の発言からとある事を思いつきます。
それはベッドに寝転がった新菜のお腹の上に海夢が乗り、自分目線で子守唄を歌っている彼女を撮影するという方法でした。
撮影できた写真は二人が満足がいくもので、お互いに盛り上がります。
しかし丁度隣の部屋から声が漏れてきます。
新菜は、ラブホテル内で海夢を彼のお腹の上に乗せている状態だという事を急に意識してしまいます。
すぐに新菜は海夢を下ろそうとしますが、彼女の反応にお互い固まってしまいます。
暫く動かない二人ですが、退出時間を知らせる電話が鳴りホテルを出る事になるのでした。
37話
ある日、新菜のもとに海夢から「たすけて」とだけ書かれたメッセージが届きます。
海夢に何があったのか、場面は海夢の父親と海夢が会話している所に変わります。
父親が夏休みの宿題について聞いても、海夢は答えずに話題を変えてしまいます。
何かを察した海夢の父親、海夢の夏休みの宿題を見ると何も手が付けられていません。
海夢は父親から夏休みの宿題が終わるまで遊ぶのは禁止されてしまいました。
それ以降、海夢はずっと宿題をやっていたのだと、新菜の家で海夢は事情を説明します。
新菜に送ったメッセージは宿題の分からない問題を教えてもらうためでした。
宿題を全て片付けたと思った海夢でしたが、数学の宿題を学校に置き忘れている事に気づきます。
場面は変わり校舎内で歩いている二人、宿題も見つかり後は帰るだけの時に海夢は窓から何か見つけます。
二人が向かったのは、先ほど海夢の目に入った学校内のプールでした。
海夢は水面に足だけ付けようとしますが、足が滑ってプールに落ちてしまいます。
浮かんでこない海夢を、新菜は慌てて飛び込んで助けます。
以前友達を海に行ったと報告していた海夢でしたが、実は泳げませんでした。
それでも海が好きな理由を伝え、泳げないのに好きなのはヤバいかなと海夢は笑います。
新菜も、自分も面相描きが上手くできないのに雛人形が好きなのだと笑顔で答えるのでした。
38話
海夢の夏休みの宿題も全部終わり、二人は花火大会に行くことにしました。
新菜は先日買った甚平を着て海夢を待ちます。
今日の海夢は浴衣姿で、新菜は見惚れてしまいます。
海夢もそれに気づき、内心喜ぶのでした。
花火会場に向かう途中、新菜は花火会場で花火を見る事が初めてだと告げます。
これまで、雛人形の事ばかりだった彼は、花火大会の日もずっと自分の部屋で作業をしていたのです。
去年まで、新菜にとって花火とは部屋で響く音を聞くだけのものでした。
なのに今年は、花火大会に来て海夢と花火を見ています。
新菜は隣にいる海夢を見つめるとそれに気づいた海夢が彼を見て微笑むのでした。
花火も終わった後、海夢が鼻緒ズレしていた事が分かります。
絆創膏を買うために新菜はコンビニに行こうとしますが、海夢の提案で目的地まで彼女をおんぶする事になりました。
新菜の背中の上で、花火大会の感想を話す海夢は鼻緒について「来年は絶対気を付ける」と言います。
来年も二人で花火大会に行く事を当たり前の様に言う海夢に、新菜は少し頬を緩めます。
その後は来年の花火大会の計画を練りながら、二人はコンビニに向かうのでした。
39話
今日、新菜は海夢の家でホラー映画を観に来ていました。
彼自身は普段はホラーを観ないのですが、海夢に気になるホラー映画があるから観ようと誘われたのです。
しかし、実際に映画が始まると新菜よりも誘った側の海夢の方がビビってしまいます。
鑑賞後も役者の特殊メイクや衣装をコスプレの参考にしようと目を輝かせている新菜に対して、海夢は口では余裕ぶりますが顔面蒼白です。
彼女の様子に気づかない新菜は、映画の続編もある事に気づきます。
海夢は2本目のホラー映画も観る事になるのでした。
場面は変わって夜遅く、新菜が自室で寝ようとしていると海夢から電話が入ります。
海夢は今日観た映画が怖すぎて、眠れなくなっていたのです。
寝落ちしていいから通話してほしいとお願いする海夢に、新菜も了承します。
暫く雑談をしていると海夢も怖くなくなってきました。
その事を告げられた頃には、新菜はもう寝落ち寸前でしたが、直前に今年の夏休みが楽しかった事を伝えます。
そんな新菜の寝息を聞きながら、海夢は新菜が好きだと電話越しに告白します。
そして自分も寝るために通話ボタンを切るのでした。