東京喰種ネタバレ！？黒狗・入見カヤと魔猿・古間円児について徹底解説！
2014年より週刊ヤングジャンプにて連載が開始された、石田スイ氏デビュー作の「東京喰種」。
主人公の葛藤や物語の構成が秀逸で、アニメ化や実写映画化もされるほどの人気作品ですが、個性的なキャラクターが多いのも人気の理由です。
そこで、今回は主人公が身を寄せることになる「あんていく」の従業員の中でも、古株の「入見カヤ」と「古間円児」について解説と考察をしていきます。
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鈴屋什造の最後は死亡？性別や過去・その正体を解説！上司・篠原との関係性も紹介！
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東京グールってどんなストーリー？
「東京喰種」は、単なるダークファンタジーにとどまらず、人間性、差別、アイデンティティなどの深いテーマを描いた作品です。
舞台は、人間社会に紛れ、人を捕食する「喰種（グール）」が暗躍する現代の東京。
物語の主人公は、本好きで内気な平凡大学生・金木研（かねきけん）。
ある日、同じく読書好きの美女・神代利世（かみしろりぜ）に恋心を抱きます。
リゼとのデートの帰り道、本性を現したリゼに突如襲われ瀕死の重傷を負ったカネキは、手術によって命を取り留めますが、リゼの臓器が移植されたことで半喰種として生きることになります。
はじめは怪物になってしまったと悲観するカネキでしたが、喫茶店「あんていく」に身を寄せ、喰種の仲間と生活を共にする中で、喰種へのイメージが変化していきます。
そんなカネキを中心に「人間と喰種の共存」を目指し、戦う喰種の物語です。
ブラックドーベルの黒狗「入見カヤ」の強さは？赫子のタイプやレートについて解説！
「あんていく」の優しいお姉さんである入見カヤですが、強者揃いの「あんていく」にいるということは相当な強さの持ち主なのでしょうか？
ここでは、入見カヤについて深堀していきます。
「入見カヤ」の戦闘能力は？
優しく物静かなイメージですが、喰種として非常に高い戦闘能力を持っています。
赫子は羽赫で、高い五感の知覚能力を持ち、索敵や戦力分析が得意なため、裏方の仕事を任されることが多いです。
「あんていく」で働く前は、CCGから「黒狗」と呼ばれ、狂暴な喰種集団「ブラックドーベル」の首領を張っていました。
多くの捜査官を殺しており、特等捜査官とも互角に渡り合えるレベルのSSレートにランク付けされています。
「入見カヤ」の人物像は？
あんていくの女性陣最年長ということもあり、まだ大人になりきれて居ないトーカやヒナミにも、大人の女性としていろいろ助言や気配りをしています。
かつては、冷徹かつ凶暴なスタイルで多くの捜査官を殺してきましたが、捜査官の攻撃に巻き込まれそうになった老婆をかばうなど、ただの凶暴な戦闘者ではない一面もそなえています。
20区の魔猿「古間円児」の強さは？赫子のタイプやレートについて解説！
茶目っ気があり温厚そうな古間円児ですが、カヤ同様に相当な強さの持ち主なのでしょうか？
ここでは、古間円児について深堀していきます。
「古間円児」の戦闘能力は？
若いメンバーからなめられているコマですが、カヤと同様、喰種として非常に高い戦闘能力を持っています。
赫子は尾赫で、「あんていく」ではよく留守番を任されます。
創業当初から一緒に店を守ってきた芳村からコマへの信頼の現れともいえます。
「あんていく」で働く前は、CCGから「魔猿」と呼ばれ、猿面喰種集団のリーダーを張っていました。
カヤと同じく、多くの捜査官を殺しており、特等捜査官とも互角に渡り合えるレベルのSSレートにランク付けされています。
「古間円児」の人物像は？
カヤとともに「あんていく」創業当初からの古株ですが、トーカに「ネクタイがドブみたい」と馬鹿にされたり、カネキとニシキに過去の武勇伝をスルーされたりと不憫なキャラクターです。
しかし、コーヒーを淹れるのは上手だそうで、魔猿の強さを知らないトーカも認めています。
黒狗と魔猿は死亡したのか！？CCGによる「あんていく」襲撃と梟討伐作戦の結末は？
平和が続いていた20区も、ついにCCGの捜査対象となります。
20区を仕切っていた、「あんていく」の運命は！？
「あんていく」襲撃の理由とは？
CCGに取材に来た高槻泉（たかつきせん）の勧めにより、篠原幸紀（しのはらゆきのり）特等捜査官が部下の鈴屋什造（すずやじゅうぞう）を連れ、「あんていく」を訪れます。
篠原は芳村が、かつて追っていた梟に関係しているのでは？と思います。
さらに、カネキがあんていくに関係しているという情報もつかみ、「あんていく」を襲撃することになりました。
黒狗・魔猿の結末やいかに！？「あんていく」襲撃の結末は？
#死んで欲しくなかったキャラ晒す
魔猿と黒狗こと古間円児と入見カヤ
この2人最後クインケになって出てきた時本気でショックやった pic.twitter.com/SpNqqfCXJa— あ お ね こ (@nk_A5768) December 10, 2019
梟討伐のために「あんていく」を取り囲んだ捜査官の前に現れたのは、黒狗と魔猿でした。
黒狗はかつての因縁の相手・鉢川准特等と対峙し、互角に戦うも、逃げ遅れた老婆を庇って深手を負います。
その後も必死に応戦するも、深手を負ったことで圧倒される展開になり、最終的には敗戦となりました。
一方、魔猿は田中丸特等と対峙します。
猿のような身のこなしで、田中丸の攻撃を躱しながら、田中丸のクインケを破壊していくも、破壊しきったと思い突撃したところに最後の攻撃が直撃し、田中丸に軍配が上がります。
いずれも、両捜査官がとどめを刺す直前に、カネキが登場し助けられました。
篠原特等や黒磐特等と対峙した梟は序盤に圧倒するも、鈴屋の応戦もあり、最終的には敗れてしまいます。
しかし、直後に現れた隻眼の梟に連れられ、逃がしてしまいました。
黒狗と魔猿は生存していた！？クインケとして「東京グールre」で再登場！？
「あんていく」襲撃以降、登場がないカヤとコマ。
カネキに救出されたものの、その後の行方や生死については触れられていませんでした。
「東京喰種」の最後にCCG最強の死神と呼ばれる有馬貴将（ありまきしょう）に敗れたカネキ。
第2章「東京喰種:re」では、カネキが新たな喰種対策班「Qs（クインクス）」として喰種を捕まえる佐々木琲世（ささきはいせ）としての物語が始まります。
カネキによって救出されていたカヤとコマも第2章「東京喰種:re」で再登場しています。
二人のその後について解説します。
「アオギリの樹」のアジトに襲撃！？応援に黒狗と魔猿も！？
「アオギリの樹」の殲滅を狙ったCCGは、流島に アジトがあることを突き止めます。
流島でのCCG対アオギリの樹の戦いで、ナキや月島と対峙する小静麗（シャオジンリー）。
小静麗のもとで一緒に戦っていた伊藤倉元（いとうくらもと）の前に現れたのが、黒狗ことカヤでした。
伊藤は、「あんていく」襲撃の際に平子班として鉢川准特等とともに、カヤと対峙していました。
魔猿・コマの戦闘シーンはありませんでしたが、有馬特等との最後の戦いの後トーカのもとに戻ってきたカネキを迎え入れるシーンで再登場します。
「なんだい？幽霊でも見るような顔して・・・」といったコマに対し、伊藤の前に現れた際に同じようなセリフを言ったカヤが蹴りを入れるシーンが印象的です。
その後、嘉納教授がいる研究室への潜入を計画する際にカヤは、ヒナミやミザとともに索敵等のサポートを任されますが、コマについては、やはり、留守番を頼まれます。
クインケになった！？黒狗と魔猿の最後は？
最終巻では、ついにピエロやVとの最終決戦が繰り広げられます。
喰種とCCGが共闘する中、月山やニシキの前に、黒狗と魔猿が現れます。
しかし、二人はVの手によって、自立式クインケに改造されていたのです。
そして、田中丸特等らと交戦をしたのち、深手を負います。
カヤの最後は描かれませんでしたが、コマはヨモに抱えられながら最後を迎えました。
2人が完全に死んでしまったかどうかまでは、描かれていませんが、クインケとなってしまったことや、最終巻の巻末に描かれた登場人物の未来の姿に2人の登場がなかったことから、死んでしまったと考えてもおかしくはありません。
しかし、この2人が「東京喰種」の物語に不可欠であったことは間違いありません。
20区の喫茶店「あんていく」とは？
半喰種となったカネキが身を寄せることとなった喫茶店の「あんていく」。
そんな「あんていく」について解説します。
喫茶店「あんていく」の従業員は？
芳村功善（よしむらくぜん）
「あんていく」の創業者にして、店長。
温厚な性格で、多くは語らないものの、「あんていく」の従業員のほか、20区の喰種を守るため、ヨモらとともに20区の管理をしています。
四方蓮示（よもれんじ）
芳村の右腕。
店員として働く姿はほとんどなく、戦闘や情報収集・人間の死体収集など芳村の指示により、20区喰種を守るために活動しています。
入見カヤ（いりみかや）
「あんていく」創業メンバーのひとりです。
あんていくの女性メンバーの中では最年長であることから、大人の女性として、トーカやヒナミにアドバイスや気配りをしています。
古間円児（こまえんじ）
カヤ同様「あんていく」創業メンバーのひとりです。
気さくで優しい性格ですが、年下のメンバーからはなめられている様子が多く描かれています。
霧嶋董香（きりしまとうか）
本作品のヒロイン。
はじめは、カネキに対して冷たかったが、次第に心を許しはじめ、最終的にカネキと結婚もしています。
金木研（かねきけん）
本作品の主人公。
喰種の内臓を移植されたことで半喰種となってしまいます。
西尾錦（にしおにしき）に攻撃されているところを、トーカに助けられ「あんていく」に身を寄せることになります。
西尾錦（にしおにしき）
上井大学に通う大学生で、カネキの親友ヒデの先輩。
月山習（つきやましゅう）に彼女が拉致されたときには命がけで彼女を守り、この戦いの後から「あんていく」で働き始めました。
帆糸ロマ（ほいとろま）
「アオギリの樹」との戦いの後、カネキに憧れて19区から来た謎が多い人物。
とてもドジで、「かつてのトーカちゃんの記録を上回る」といわれるほど店の皿を割っており、ニシキには「クソドジ」と呼ばれています。
喫茶店「あんていく」の目的とは？
喰種同士助け合うことをモットーとし、人間を狩ることができない喰種に、自殺した人間の死体を分け与えたり、20区の喰場管理をし、喰種同士の喰場争いを抑えたりする役割を担っています。
また、ほかの区で起きた事件の情報を仕入れ、20区の喰種が安全に過ごせるよう対策を講じています。