「週刊少年サンデー」にて連載され、アニメ化もした大人気マンガ『クロスゲーム』
そんな『クロスゲーム』は本当に面白いのか？オススメで買う価値があるのか？などについてまとめました！
また漫画『クロスゲーム』を1巻から最終巻まで無料で読みたい！という方に『クロスゲーム』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
『クロスゲーム』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める？
『クロスゲーム』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
この記事を執筆している現在では第1巻から最終巻まで読むことができます。
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『クロスゲーム』あらすじ紹介！
スポーツ用品店·キタムラスポーツの一人息子・樹多村 光（きたむら こう）は、近所にあるバッティングセンターを営む月島家と家族ぐるみの仲でした。
月島4姉妹と言われるなかでも、同い年で同じ誕生日である若葉（わかば）とは一際親しい仲でもありましたが、対照的に一つ年下の青葉（あおば）とは、犬猿とも呼ばれる仲でした。
ある日クラスメイトと共に野球をすることになった光。
対戦相手には、ピッチャーに犬猿の仲の青葉がいました。
初めて見る青葉の投球フォームに憧れを抱いた光は、それ以降人知れずトレーニングを始めます。
それから少したった小5の夏、キャンプに行った若葉が不慮の事故で命を落としてしまいます。
若葉がキャンプに向かう前、赤石 修（あかいし おさむ）が若葉から聞いた夢の内容を聞いた光は本気で野球を、そして甲子園を目指します。
漫画アニメ『クロスゲーム』は面白い？おすすめなの？見どころ紹介！
先に結論、『クロスゲーム』は全巻読む価値アリに面白いです！
『クロスゲーム』の見どころを4つご紹介いたします！
見どころ① 光と青葉の関係性
とにかく二人の距離感というか、空気感というか本当にニヤニヤが止まらないんです。
周囲のキャラクターも生温かい目で見ていたことと思います。（笑）
筆者的には青葉のツンデレ加減が絶妙でした。
ツンデレっていうのは王道ですよね。
また、二人にとって重要な人物、若葉の存在がいい意味でこの関係性のアクセントになっていて、もどかしいやら何とやらです。
果たして二人の関係の終着点はどうなるのか？
最後の最後までニヤニヤすること必至です！
見どころ② 魅力的なキャラクター達
クロスゲームには、光や青葉を始め、多くの魅力的なキャラクター達が登場します。
メインキャラクターであり、同野球部で幼馴染の赤石 修（あかいし おさむ）や、高校から同じ野球部になる東 雄平（あずま ゆうへい）。
特に東は、初めは敵のような存在であったり、少し暗い過去があったりと中々に良い立ち位置のキャラクターです。
彼らの関係性もクロスゲームの大きな魅力の一つですよね。
また野球部以外にも、月島家長女の一葉（いちよう）、四女の紅葉（もみじ）や東の兄である、純平（じゅんぺい）といった非常に魅力のあるキャラクター達に溢れています。
皆さんは誰を推しますか？
見どころ③ 男のプライド！？いやいやリスペクトです！
作中、星秀学園高等部で野球部に入る光。
翌年、青葉も同じく星秀学園高等部の野球部に入ります。
しかし彼女は女子であるため、公式戦に出ることはありません。
それでも部内で1番早く練習し、学年一の実力とも評価されています。
そんな彼女を目の当たりにして、頑張らない男の子はいません！
彼女をリスペクトしているからこそ、男のプライドとして部員たちはレギュラー目指して日々頑張っているのです。
同学年がこぞってレギュラーになったらデートして下さいと言うのはご愛嬌です。（笑）
見どころ④ あだち充作品の真骨頂、間と空気感
タッチ、H2など、あだち先生の作品を読んだことがある方はピンと来ると思いますが、他の漫画にはない間の使い方があります。
小気味よいキャラクター間のやりとりにある、この間。
これが、あだち充作品があだち充作品足り得る理由だと思います。
もちろん例に漏れず、クロスゲームでも随所に発揮されています。
「大いなるマンネリ」なんて呼ばれていたりしますが、それでこそあだち充だ！なんて思わされますよね（笑）
『クロスゲーム』の主な登場人物を解説！
『クロスゲーム』の登場人物を解説します。
樹多村 光（きたむら こう）
本作の主人公でポジションは投手。
スポーツ用品店の一人息子で、近所の月島家とは家族ぐるみの仲。
特に次女の若葉とは、生まれた日も同じで両想いな仲です。
小学生時代、青葉のピッチングに憧れ、その頃から人知れずトレーニングを始めます。
中学部では野球部には入らなかったものの、トレーニングは継続し、高等部から野球部に入部します。
元々の野球センスもあり、豪速球派でありながら、コントロールも良く、スライダー、カーブ、カットボール、チェンジアップ、と変化球も豊富。
青葉とは喧嘩ばかりしていますが、実は似た者同士で、誰よりもお互いのことを理解していて、その関係が非常に尊みです。
ウソをつくのが昔から得意で、プレッシャーや不安を表に出さずに周囲を元気付けたりする役目だったりします。
作中でめちゃくちゃカッコいいウソをつくシーンは必見です！
読書家であり、声帯模写が得意で、一時は料理人を目指していたこともありました。
若葉からは、「コウがどんな大人になるのか楽しみ」と発言されています。
月島 青葉（つきしま あおば）
月島家の三女で本作のヒロインかつ準主人公、ポジションは投手。
男子に混じり野球部に所属していて、学年一の才能とも評され、また女子日本代表の一次選考を通過するなど、その実力は本物。
しかし、好みの男性は「160km/hのストレートを投げられる男」と、ストライクゾーンは激狭だったりします。（笑）
性格はボーイッシュで快活ながら、少々ガサツなところも。
若葉のことが大好きで、そんな若葉が光にベッタリなことから、光には激しく反発します。
しかしバレンタインデーでチョコレートを光へのプレゼントだと素直に言えなかったりと、しっかり正統派ツンデレな一面もあり、非常に可愛らしいキャラクターです。
月島 若葉（つきしま わかば）
月島家の次女で光の幼馴染。
光のことが大好きで、光の部屋に貼った誕生日プレゼント予定表には、20歳で婚約指輪と書き込んだりしています。
小5の夏、スイミングスクールのキャンプ中の事故で帰らぬ人となってしまいます。
その前日に見た甲子園で試合をする光たちの夢を赤石に語り、それが光が本気で野球をするきっかけになります。
作中の登場シーンは少ないですが、若葉の存在は多くの影響を与えています。
東 雄平（あずま ゆうへい）
高等部で野球留学生として入学します。ポジションは一塁手。
野球部の解体で特待生ではなくなり、他の部員が違う学校に行く中、光がいる星秀が甲子園の近道とし、唯一星秀に残りました。
「光と俺がいて、甲子園に行けなかったら、周りのせいだろ」と発言し、赤石が納得するほどその実力は折り紙付きで、高校生としてはトップクラス。
かつて自身がふざけて階段から足を踏み外し兄にかばわれ、選手生命を絶たせるという事故を起こしてしまう過去を持ち、その兄に代わり甲子園を目指そうと、自他共に厳しい態度を取っていました。
しかし、兄が心から立ち直っていることと、光に過去を話すことで少しずつ、野球を楽しめるようになっていきます。
そんな少しずつ変化し成長していく東が、実は筆者の推しだったりします。（笑）
赤石 修（あかいし おさむ）
光と若葉の幼馴染でポジションは捕手。
若葉のことが好きでしたが、光の存在もあり、両想いは叶わず。
元はリトルリーグでエースの座を争っていたりしますが、キャンプに向かう若葉から捕手になって甲子園に出ている夢を聞き、捕手になります。
男の子なら好きな子に言われたら目指しちゃいますよね（笑）
高等部ではキャプテンを務めたりと、若葉の語る夢にしっかり近づいていて、カッコいいです。
滝川 あかね（たきがわ あかね）
若葉と瓜二つな見た目で、高校２年時、樹多村スポーツの隣に越してきます。
青葉や赤石が「幽霊も年を取るのかな」と発言するほど若葉に似ています。
美術部に所属していて、青葉をモデルに書いた作品が、全国高校野球選手権大会ポスター用原画コンクールにてグランプリを受賞する腕前。
月島家が経営する喫茶クローバーでアルバイトを始めて、青葉とも仲良くなり、青葉のような妹が欲しかったと発言しています。
『クロスゲーム』アニメ化情報！
クロスゲームは2009年4月5日〜20103月28日まで日曜朝10時枠で放送されており、全50話。
現在はU-NEXTやNETFLIXにて配信されているようです。
原作にはいないアニメオリジナルキャラクターや、青葉が女子野球に参加するシーンがしっかり描かれたり、原作とは違うシーンがみれます。
しっかりと原作最終話までの内容をアニメ化しているので、初見の人でも原作ファンの人でも楽しめる内容になっていると思います！
アニメ、原作とどちらからでも入ることが出来るのは素晴らしいですね！
『クロスゲーム』作者・あだち充とは？
最後に少しだけ作者のあだち充先生について語らせて下さい！
タッチ、H2、ラフなど数々の名作を生み出し、青春✕スポーツ✕幼馴染を書かせたら日本一と言っても過言ではないのではないでしょうか？
彼最大の魅力である、作中の空気感はクロスゲームでも健在で、あーあだち充だなぁと思わされます。
大いなるマンネリに僕が取り込まれたように、クロスゲームを読んで皆様も大いなるマンネリの虜になって頂ければと思います。（笑）
『クロスゲーム』読者の評価や感想は？
クロスゲーム面白いよなぁ
タッチやラフも読んだし、H2は途中まで読んでたのよね…
もっかい読みたいな…— とや(ぬん)yojimbo (@ff_gz27) September 24, 2022
H2も面白いなぁ（漫画）
最近まで読んでたクロスゲームは無駄がなく俳句のような洗練されっぷりだったけど、H2は伏線たっぷりで台詞がいちいち洒落てるエンタメミステリのようである（※どちらも野球の漫画です）あだち充せんせい、すごすぎるよ
— ✨ピンデリア✨ (@tsumami_masu) September 6, 2022
『クロスゲーム』は名作だからまたみたいな
今思えば、死んでしまった過去の女性との区切りをつけるために、生き写しのような人を登場させるのもなかなか面白い
雨が降らないシーンは胸キュン— しょう (@sho_kawapi_) September 5, 2022
タッチもクロスゲームもH2も面白いんだわ
— ν酸菌 (@NEWTHREEGOLD) September 3, 2022
何度言ってるか分からないですが、やっぱりあだち充先生のH2は面白いなぁ。もちろんタッチも好きだし、ラフとかクロスゲームも好きですけどね。この何とも言えない絶妙な間合いの取り方とか、伝わってくる空気感とか本当に好き。
— 松陰(まつかげ) (@pineshade) August 28, 2022