3月のライオン漫画全巻無料で読む方法は?アプリでタダ?アニメ&実写映画を無料視聴する方法も

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悩んでいる人
『3月のライオン』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。

 

『3月のライオン』は漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『3月のライオン』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリマンガParkにて無料で読むことができます。

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『3月のライオン』は白泉社が発行する青年誌『ヤングアニマル』で連載されている作品です。

 

ゆえに、白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』でも掲載され、無料で読めるということです

 

白泉社とは、少年ジャンプでお馴染みの集英社から枝分かれする形で設立された日本を代表する大手出版社のひとつです。

『マンガPark』は、そんな白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

『マンガPark 』では、このように『3月のライオン』を惜しげもなく第14巻まで無料公開してくれています

 

『3月のライオン』は、この記事を執筆している現時点(2020年9月)において、単行本・第15巻まで発売されています。

 

現在も『ヤングアニマル』にて連載中で、実写映画化やアニメ化もされた超人気作品『3月のライオン』を最新巻の1巻手前の第14巻まで無料公開してくれています。

『マンガPark』では例えば『3月のライオン』最新・第16巻が発売されたとすると、次は第15巻まで無料で掲載してくれます。ようするに準新巻まで読めるということです!

仮に書店や有料電子書籍で『3月のライオン』を第14巻までそろえた場合、8,049円の支払いが必要になってきます。

1冊513円×1冊=513円

1冊534円×13冊=6,942円

1冊594円×1冊=594円

合計8,049円

8,049円は、普通に大金です。

 

安心安全に、そしてタダで『3月のライオン』を第14巻まで読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。

『マンガPark』では隔週木曜日に『3月のライオン』を新たに1話ずつ更新しています。隔週チェックを忘れずに!

次章では『3月のライオン』最新・第15巻を合法的な手段かつ無料で読む方法を解説いたします。

 

ここまでのまとめ
  • 『3月のライオン』は漫画アプリ『マンガPark』にて第14巻まで無料で読める
  • 『マンガPark』は白泉社が運営する漫画アプリなので安心安全
  • マンガPark』をダウンロードする際にも一切お金はかからない

以上がここまでのまとめです。

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『3月のライオン』最新巻を合法かつ無料で読む方法を紹介

先ほど紹介した漫画アプリ『マンガPark』にて『3月のライオン』は第14巻まで無料公開されているとお伝えしました。

※この記事を執筆している2020年4月19日現時点

『マンガPark』は、隔週木曜日に『3月のライオン』の最新話を1話ずつ更新してくれていますが、「今すぐに『3月のライオン』最新巻を読みたいんだ!」と思っている人も少なくないでしょう。

 

好きなマンガは、いち早く読みたいですからね。その気持ちとても共感できます。

 

そんな方にオススメなのが動画配信サービス『U-NEXT』です。

 

U-NEXT』は13万本以上のアニメや映画、ドラマが見放題な世界屈指で人気の動画配信サービスです。

 

U-NEXT』はコミックや雑誌にも力を注いでおり、今ならU-NEXT31日間無料お試し期間の登録時にマンガや新作映画の購入に使える600円分のポイントが付与されます

 

つまり、このポイントを使うことで『3月のライオン』最新巻を無料で購入できます

👇こちらの記事では実際に無料トライアル登録時に付与された600円分のポイントを使ってタダで漫画を購入した方法を画像付きで解説しています。

U-NEXT31日間無料トライアルで貰える600円分のポイントを使って漫画をタダで購入する手順を紹介!U-NEXT登録方法も解説

U-NEXTへの登録方法についても詳しく説明しているので、U-NEXTへの無料体験をご検討している方は、ぜひ一読ください。

さらに『U-NEXT』では、実写版『3月のライオン(前編&後編)』も見放題で楽しむことができます!

主演を務めるのは、神木隆之介さん(役:桐山零)。

 

その他には、

  • 有村架純さん
  • 倉科カナさん
  • 染谷将太さん
  • 高橋一生さん
  • 佐々木蔵之介さん
  • 中村倫也さん
  • 加瀬亮さん

といった主演級の豪華俳優陣が実写版『3月のライオン』を彩りました。

 

メガホンをとったのは『るろうに剣心』や『ニュージアム』を手掛けた鬼才、大友啓史さん。

 

マンガでは味わう事のできない実写ならではのリアルな描写もあわせてお楽しみください!

 

無料トライアル期間内(31日)に解約すればお金は一切かからないので、気軽に無料トライアルしてみてくださいね。

引用:Youtube.com

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次に『マンガPark』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガPark』では1日に読めるマンガの話数に制限があります。分かりやすく説明しているので、読み進めてください。 

1日に読める話数に制限があると言っても毎日、かなり多くのマンガを読み進めていくことができるシステムですので、満足して頂けるハズです。

※3分程度で読めます。

『マンガPark』の基本的な使い方

『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコインボーナスコインを活用することになります。

 

(左がFREEコイン、右がボーナスコイン)

 

簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。

 

要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガPark』にてタダで楽しむことができるということです。(かなり大盤振る舞い!)

 

『3月のライオン』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。(もちろんタダで)

 

以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。

 

※2分程度で読めるので、かるく目を通しておいてください。

『マンガPark』のFREEコインとは?取得方法と使い方を解説

FREEコインとは?
  • FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される(1日に計240FREEコイン)
  • 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る

以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。

 

1話につき30FREEコインが消費されるということは、

1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン=8話分

つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。

 

但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません

 

朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。

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『マンガPark』のボーナスコインとは?取得方法と使い方を解説

MP+(マンガポイントプラス)とは?
  • ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
  • FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
  • 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)が付与される
  • 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン(1話分)が付与される(1日に2回このシステムが使える)

以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。

 

👇下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン30話分)が無料配布されます。

 

そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン1話分を取得することが出来ます。

毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。

短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。

するとCMを見てコインをGETというボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。(広告を見ずに流してるだけでもOK!)

たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン(マンガ1話分)が手に入ります。

 

やらない手はありませんよね(^^)/

短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。

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『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法

先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。

 

その仕組みがコチラ。

 

読みたい”話(はなし)”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読むと表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • FREEコインを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
  • 新規ダウンロード特典で貰える900ボーナスコインを利用して30話分のマンガを無料で読む
  • 毎日、獲得できる60ボーナスコインを利用して2話分のマンガを無料で読む
  • FREEコイン、ボーナスコインがなくなった場合でも、短い広告動画を最大3本見て、毎日3話分のマンガを無料で読む

以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります!

 

ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『3月のライオン』の世間の評価は?

こんなに美しい漫画は他にない。優しくて温まると思いきや、時に切ない。主人公だけでなく色んな人にもストーリーがあって感情移入しちゃう。素敵な漫画に出会えて本当によかった。作者さんありがとうございます。

 

暖かくて優しい。すごく感動する。神漫画。

 

「この漫画は涙の種類がこんなにもあることを教えてくれる。」あまり賢いコメントは出来ないので、ある方が言っていた言葉を引用させてもらいました。本当にその通りだと思います。マンガでこんなにも喜怒哀楽したのは初めてです。優しさと勇気を貰える漫画だと思います。

 

本当にいい作品です!登場人物たちの感情が伝わってきて毎回のように泣かされてます。

 

羽海野さんの三月のライオンは、人の繋がりとか暖かさとか読んでて凄く感じます。川本家のご飯は本当に美味しそうに描かれてるし、本当に見てて心が温かくなる作品だと思います。実写化反対の方が不快になるかもしれないです。すみません。私は今回の実写化凄く嬉しかったです。神木君の演技って原作に凄く近づけられるように頑張ってくれてるんですよ。細かいところまでやってくれてそれだけですごく嬉しいです。

 

全巻持ってます!この漫画で将棋が好きになりました。孤独な少年が人々の温かさに触れ、やがて心が解凍し、動きだす物語。登場人物すべてが愛おしいです!

 

これに感動しない人ってそういない。本当に、漫画のはずなんだけど心の中どんどん洗われてく感じ。ハチクロもそうだったけど。やっぱり羽海野さんすごいよ。

 

中学でプロ棋士になった主人公がいろんな出来事を通じて一つ一つ成長していく漫画でした!その成長が誰にでもあるような人としての成長なので読んでいるほうはこう乗り越えていけばいいんだとかこう乗り越えていったんだと思う共感が得られる漫画なのでいいです!ほっこりして泣ける漫画なので読んでみてください!

 

とても心がいっぱいになる漫画です。将棋を題材にしていて、すこし難しいと思う方もいますが絵が可愛くわかりやすく説明してあります。女性にもオススメです。将棋経験者、無経験者どちらにもオススメできます。

 

人として大切なモノを教えてくれる漫画です。優しさ、勇気、切なさ、悔しさ、とにかく色んな感情を引き出される素敵な作品です。一言で言い表せないけど、心が満タンになります。何度も読み返したいってレビューがすごくわかる!本当におすすめ!

 

羽海野チカ先生の描いたキャラクター達は生きている。こんな人達が本当にいたらいいなと思わせてくれる。将棋のルールが分からない人でも、状況が分かりやすいように丁寧に描かれているので誰にでもオススメしたい。

 

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『3月のライオン』の見どころ紹介

見どころ①とにかく孤独!! どんな主人公なのか!?

漫画はもちろん、アニメや映画でも超大ヒットした作品である「3月のライオン」。

 

作品の名前を見ただけで、「ああ、この漫画か!!」と分かる人も多いのではないでしょうか?

 

「3月のライオン」の作者は、「ハチクロ」の愛称で知られる「ハチミツとクローバー」をも手掛けた羽海野チカ先生です。

 

この「3月のライオン」に登場する主人公である「桐山零(きりやま れい)」。

 

どんな主人公なのでしょうか??

 

実は、高校生にして現役プロ棋士でもある少年なんです!

 

にもかかわらず、彼はめちゃくちゃ孤独な人物なんです!

 

生まれて間もないころ、「桐山零」は家族を亡くしてしまいます。

 

それからというもの、父の心友であり、さらにはプロ棋士であった「幸田」に内弟子として引き取られることとなるんです。

 

そこから零のプロ棋士人生が始まるんですね!

 

しかし、「幸田」の実の子どもである「香子」たちとの間で隔たりがあり、上手くいかずに結局1人暮らしを始めます。

 

この「香子」を映画で演じているのは有村架純でした。

 

そのキャストがかなり有名になっていましたよね。

 

零は1年遅れで高校に編入します。

 

しかし、なかなか周囲に溶け込めず、学校生活では孤立してしまいクラスメイトとも上手くいきません。

 

そこで「桐山零」は、将棋に吸い込まれるかの如き生き方をするようになります!

 

彼は中学生にしてプロ棋士になるほどの腕を持っており、どの戦術や技術でも得意かつ使い手になってしまう、俗にいう「オールラウンダー」です!!

 

しかし上手くいくのも束の間。自らの境遇を停滞していると感じていた零は、ある日先輩棋士に無理やり付き合わされたあげくに酔いつぶされ、倒れこんでしまいます。

 

このことがきっかけで川本あかりに手助けされ、零が住んでいる家の前の橋向かいの三月町に住む川本家と出会います。

 

「桐山零」はこの3姉妹と遊んだりご飯を食べたりといった行動を共にすることになります。

 

これでやっと、孤立していた「桐山零」の生活にも花が添えられることとなります!

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見どころ②「主人公×川本家」が奏でるストーリー!

本作品で何としても紹介したい人物。それは「川本家の3姉妹」です!

 

川本家は、「桐山零」にとってやっと出会えた家族のような存在になるんですね!

 

その3姉妹にとっての唯一の家族はおじいちゃんだけです。

 

この3姉妹のおじいちゃんもかなり優しく、困っていた「桐山零」をほかの3姉妹とともに暖かく接してくれるんですね!

 

ここでは、そんな川本家の3姉妹を紹介したいと思います!

 

まずは川本家3姉妹の長女でしっかり者の「あかり」です!

 

かなりの働き者で、この作品では誰よりも働いているとっても過言ではありません。

 

料理の腕も確かで、他の姉妹やおじいちゃんにいつも料理をふるまっているんですね。

 

そのお姉ちゃん姿には心打たれるシーンというのも多かったはず。

 

こんなお姉ちゃんがほしい!!と思う人がいてもおかしくないですよね!

 

お父さんもお母さんもいないこの3姉妹。

 

境遇は「桐山零」そっくりです。

 

その影響もあってこんなに仲が良くなったのかもしれませんね!!

 

お母さんの代わりに家事を行い、お父さんも代わりに働きます。

 

そして暇なときにはおじいちゃんが営んでいる和菓子屋さんを手伝います。

 

それだけでは終わりません!

 

日が落ちてからは親戚が営んでいる銀座のスナックでホステスとして働いています。

 

昼夜問わず働く姿に心打たれる読者も多いのではないでしょうか?

 

先ほど述べたように、「桐山零」とこの3姉妹の出会いは、お店で酔ってしまい放っておかれていたところをこの長女である「あかり」に助けてもらったのがきっかけでしたよね!

 

そのせいで「桐山零」はあかりに対してかなり尊敬した態度を示しますよね(^-^;

 

次に、3姉妹の中で一番「桐山零」と接しているシーンが多いと思われる次女について紹介します!

 

この作品のヒロインか!?

 

そう思うほどかわいい、性格もいい、その魅力で読者を引き寄せ「次女・ひなた」です!

 

なんといっても、超明るい!そして3姉妹の「ムービーメーカー」的存在!

 

おじいちゃんの作る和菓子が大好きで、和菓子をほおばるシーンは読者のハートをバキューンッ!

 

お手伝いもいっぱいする中学生です!

 

ひなたの友達がからかいやいじめに遭っているとき、その子に味方がいないことに見向きもせずクラスメイトに立ち向かっていきますよね。

 

芯が強く正義感が強い、何とも中学生とは思えない女の子です。

 

作品の中では正義感ゆえの活躍が目立ちますね!

 

最後に、この作品で1番の癒し系。

 

ほんとにかわいらしい、見ていて心がほんわかする保育園児である「末っ子・モモ」を紹介します!

 

マスコットキャラクターに近いかわいらしさを身につけています!

 

保育園児とって目も耳もつぶりたくような重たすぎるシーンが多いこの作品。

 

「モモ」がプニッとしたほっぺたでニコッと笑顔を向ける姿や、まだ赤ちゃんであるために無心で懸命に歩いたりする様子は本当に癒されますよね!

 

みんなに愛されて、おじいちゃんにいやというほど溺愛されて、作品の中で元気よくドンドン成長していきます!

 

ぜひこの3人にも注目して読んでみてください!

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見どころ③最高峰を目指す棋士に潜む試練とは・・・?

「桐山零」が3姉妹との生活に慣れてきたころ、川本家の次女である「ひなた」が友達をかばったがために自らもいじめの問題に遭っていたことを知ることとなります。

 

その原因はからかわれたりいじめられたりしていた同級生の女の子の見方をしたからでした。

 

何とも中学生にありそうな展開です。

 

かなり生々しい。

 

いじめの標的が同級生の女の子から自分自身に変わってしまいます。

 

それでも、それでもですよ!「ひなた」は自分のしたことは正解だ!間違っていない!といじめに立ち向かい続けます。
それを知った「桐山零」。

 

3姉妹によって心の傷をいやしてもらった借りもあるため、何としても「ひなた」を守ってみせると決心します。

 

しかし試練はそれだけでは終わりません。

 

追いかけるかのように、義理の父親である「柾近」が怪我をしてしまって入院をしてしまいます。

 

さらに、「後藤」の妻の病気の様態がさらに悪くなります。

 

それに加え、「新人王トーナメント」の対局中をしているかなり大事な局面で「桐山零」の「親友」である「二海堂」が倒れてしまします。

 

実は重たい病を持っているのにもかかわらず、それを隠しながら将棋を指し続けていたのでした。

 

それでは終わらず、将棋界の中でも最高峰にいるであろう「宗谷」でさえも何かに悩んでいるようすを見せます。

 

そんな中、川本家を捨てた父親が突然現れ、3姉妹を含むその場はかなり不穏な空気になってしまいます。

 

何かを守るためには強くならなければいけないと気づいた零。

 

そんな「桐山零」の将棋の最高峰への道のりはどうなってしまうのでしょうか・・・。

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見どころ④驚愕!? 3姉妹を捨てた父親との再会・・・

数年前に3姉妹を捨ててまで家を出て行った「実父・誠二郎」がある日、誰からの予言もなく、ふと姿をみせます。

 

そこからは急にその場に険悪なムードが漂い、「桐山零」でさえもそのおかしさを直感します。

 

さらには「誠二郎」は、3姉妹に一緒に暮らそうと言います。

 

「誠二郎」の考えは、3姉妹を家から追い出し、そこに新しい妻子を住ませようとしていたのでしたね!

 

この頭が痛くなるような話を聞いた「桐山」は、先生や友達を集めて「誠二郎」に対する情報収集を行います。

 

その情報から、3姉妹の父親とは思えないほどの、あまりにも無責任な「誠二郎」の実態を知るこことなります。

 

誠二郎の目論みを阻止するため、零はそれを川本家に暴露したうえ、自分は「ひなたの婚約者」であると宣言しちゃうんです!

 

誠二郎を引き下がらせることに成功するのでしょうか・・・?

 

漫画を読むときにはかなり迫力のある背景に虜になるでしょう!

 

圧倒されるほどに表現された描写は文句なしだと思います!

 

感情を物語っているかのように背景が描写されています!しかも場面場面によって描き方が異なっているにもかかわらず、
画力には引けを取りません。

 

逃げたくなるような困難、挑戦であっても、勇気と愛情をもってその壁に立ち向かうキャラクターたちを見れば、一生懸命に生きることの輝き、眩しさにしびれること間違いなしです!

 

その詳細をぜひ漫画を読んで確信してください!!

 

『3月のライオン』序盤ネタバレ紹介!

chapter.1 桐山零

「ゼロだってヘンな名前ねぇ、でもピッタリよねアナタに。だってそうでしょ?『家もない』『家族も無い』『学校にも行って無い』『友達も居無い』ほらアナタの居場所なんてこの世の何処にも無いじゃない?」嘲るような表情の女性がそんなことを言う夢を見て桐山は目を覚まします。

 

部屋は物もほとんど無い殺風景な空間でした。

 

カーテンも無いため日差しが直接部屋に入り込んでいます。

 

着替えをして電車に乗り千駄ヶ谷の駅を降りた桐山が向かった先は将棋会館でした。

 

「元気だったか?零」そう言う白髪の男性と行われた一局は桐山の勝利で終わります。

 

「強くなったな」「ちゃんと食べているのか?」そう言ってから男は「急に出て行って・・・歩も香子も心配しているぞ・・・・」と言いました。

 

「うそだ」桐山は盤面を睨みながらこぼしました。

 

対局を終えた帰り道、桐山の携帯に「fromひなた」から始まるメールが入り、内容は夕飯を誘うものでした。

 

桐山は断りのメールを打ちますが、その途中にカレーに必要な福神漬けと玉子を買って来て欲しいというメールが続けて入ります。

 

仕方なくコンビニで買い物をした桐山は両手に袋を携えて造りの古い和風な家の前に立っていました。

 

「あーれいちゃん来たー⭐︎」出迎えたのは三人の女性でした。

 

長女の「あかり」次女の「ひなた」三女の「もも」。

 

三姉妹はそれなりに年の離れた姉妹で一番下の「もも」はまだとても幼いです。

 

中学の「ひなた」に成人している「あかり」と二匹の猫。

 

賑やかな面々が桐山を迎えます。

 

「れいくん試合どーだった?」そう聞くひなたに桐山は「勝ったよ」と答えます。

 

夕飯の準備が整えられた卓袱台の上にはカレーにサラダ、付け合せなどが並べられ卓の上は埋め尽くされています。

 

食事をしながら聞こえてくるテレビのニュースに桐山は耳を傾けます。

 

聞こえてきたニュースは殺人事件のニュースで、「鈍器で殴り死亡させた疑い」と言う報道を聞きながら桐山は今日行われた対局を思い出します。

 

対局した男の名は「幸田」。

 

桐山の義理の父親でした。

 

その父を盤上で殴りつけた生暖かい感触が桐山の手には残っていました。

 

「父さん・・・・」そう思いながら震える桐山を見て、ひなたが「大丈夫?」と声を掛けます。

 

そしてひなたは温かい牛乳とクスリを準備しに走って行きました。

 

食事を終えた後に意識を失うように眠ってしまった桐山にタオルケットを掛けようとしたひなたが桐山のメガネを外すと閉じた瞳から流れる涙を発見します。

 

ひなたは桐山の肩をさすってから「おやすみ」と言って部屋を出て行きます。

 

川沿いの小さな町でこれから暮らして行く主人公の名は桐山零

 

C級1組五段17歳の「プロ棋士」でした。

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chapter.2 川沿いの町

遅刻しそうになるひなたは慌てて朝食を済ませて家を出て行こうとしますが、その前に桐山に作ったサッカーボールのようなおにぎりを手渡します。

 

そのおにぎりを抱えながら桐山は「行ってみるかな・・・学校・・」と言いました。

 

昼休みになって屋上で独りおにぎりを齧っていた桐山のもとに一人の教師「林田」がやってきます。

 

将棋に明るい林田は桐山に対局料について質問します。

 

そして桐山の対局をネットで追いかけていた林田はその対局数を数え、桐山の稼ぎが自分の月給を超えていることを察します。

 

悔しさをにじませる林田は「くっそおおおお」と言って桐山のおにぎりにかぶりつきます。

 

そして「くやしかったら早く友達作れっ学校で!!」と言って屋上を去って行きました。

 

中学生でプロになった天才も学校では普通の悩める17歳でした。

 

学校を終えた桐山はあかり達の祖父が営む和菓子屋「三日月堂」に立ち寄り、箱詰めの手伝いをします。

 

作業を終えた帰り道にあかりから晩ご飯の誘いを受けますが、対局のために練習すると言って断ります。

 

そして自宅のマンションへと帰った桐山は郵便受けの中を確認します。

 

「まだ来てないな」その桐山の言葉に「フフフフ・・・」と言って反応する人影がありました。

 

「お探しのモノはコチラかな?桐山零君」と言って「対局通知書在中」の封筒を片手に物陰から出てきたのは桐山の次の対局相手の「二海堂」でした。

 

自称桐山のライバル二海堂は熱く桐山に接しますが、桐山はそれを必死に拒否します。

 

「っていうか花岡さんは?」桐山は二海堂の付き人の名前を挙げます。

 

「じいやは今グリーン休暇だっ」その言葉を聞いた桐山はこの珍獣が野放しになっていることに愕然としました。

 

結局桐山の部屋まで上がり込んだ二海堂はピザを食べながら次の対局について一方的に語り出しました。

chapter.3 あかり

河が好きな桐山は対局の日、色んな橋を渡り歩き河を見ながら駅へと向かっていました。

 

この日の対局は「NHK杯」の予選で、これを通過して決勝トーナメントに出場できればその対局は全国放送されることになります。

 

立ち寄った神社で必勝祈願する男が「TVにバッチリ映りますように」と言ってから打倒桐山を熱く語る様を見て、引き返そうとする桐山をその男は後ろから捕まえます。

 

男の名前は「松本一砂」C級2組五段26歳の棋士で攻撃的な棋風が特徴でした。

 

そんな松本も対局では桐山に歯が立たずあっさり負けてしまいます。

 

どんよりと落ち込む松本を見てB級2組六段のスミスが「田舎のじいちゃんに見て欲しかったんだよ」「今体悪くして入院してんだ・・・NHKは日本全国どこでも映るもんな」と言いました。

 

小さかった頃の一砂に初めて将棋を教えてくれたのがじいちゃんだったんだとスミスは言います。

 

それからスミスは松本に「元気出せよいっちゃん」と言ってから「あかりさんに会いたくね?」と言い、あかりの名を聞いた松本は急に元気を取り戻します。

 

それから桐山のおごりという体であかりが勤める店へと向かいます。

 

着飾って綺麗なあかりを見て桐山は家にいるときとは別人ようだと思いながらあかりの隣に座りオレンジジュースをもらいます。

 

元気の良い松本を見てあかりは「いいわね桐山君、今日はこんなに楽しいセンパイたちと一緒で、ムリに飲ませたりしないし。明るくていいお酒だわ」と言いました。

 

それからあかりは「こわい先輩もいるもの・・・桐山君がつぶれるまで無理矢理飲ませて、そのまま店の前に置き去りにするような」と言い、その言葉を聞いた桐山はあかりと初めて出会った時のことを思い出しました。

 

道端でうずくまっていたところを助けられ、初めてなのに懐かしいあの古い家で目を覚ました時のことを。

 

その間もあかりにおだてられていた松本は上手く乗せられて松本がおごる流れを作られてしまいます。

 

桐山は隣に座るあかりをやっぱりいつもとは違う人だと思いながら、それでもどっちのあかりも綺麗だと思いながらあかりとグラスを合わせました。

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chapter.4 橋の向こう

食材から日用品まで色々なものが無くなってきていた桐山は橋の向こうの三月町まで買い出しに出ます。

 

桐山はその途中でこげくさいような煙の匂いを嗅ぎました。

 

そしてスーパーに着き、中に入って「お盆用品」の文字を見て今日がお盆であることに気がつきます。

 

「れいちゃんみっけ⭐︎!!」突然桐山の足に抱きつくモモに驚き、顔を上げるとそこには買い物をするあかりとひなたがいました。

 

あかりは桐山のカゴの中身を見て「カップめんと菓子パンねぇ・・・」と言ってから「桐山君は私とヒナが作った料理よりカップめんの方がおいしいのかぁ」と言って少し意地悪をしながら通り過ぎていく二人を追いかけようとする桐山にあかりはそうめん三束を渡して自分の買い物に協力してもらいながら「れいくんからあげは好き?」と言って桐山を晩ご飯に誘いました。

 

桐山はあかりに出会った初めの頃に吐くのを手伝われ、みっともないとこを見られてしまったこともあって、桐山はあかりに取り繕うことも出来ずになんとなく逆らえないでいました。

 

麻の枝を買ったあかりたちはマッチで火を焚きます。

 

孫のモモにお盆の話をする祖父に夕飯の支度をするヒナとあかり、他愛もない会話はあってもそこに思い出話はなく、桐山はこの家にある傷も癒えないまま横たわっていることに気がつきます。

 

自分の時はどうだったかと思い出そうとしても「あの日」のことはぼやけた記憶の中に沈んでしまっていて思い出すことができませんでした。

 

桐山は帰り際にあかりからタッパーに詰めたご飯とからあげをもらい、送り盆の日の夕飯にも誘われます。

 

帰り道の風の強い橋の上で抱えたお弁当が小動物のような暖かさをにじませていました。

chapter.5 晴信

朝目覚めた桐山はもらったからあげの残りをパンに挟みながら今日の対局について考えていました。

 

この日の対局は獅子王戦の6組トーナメントで相手は「二海堂晴信」です。

 

プロになってからは初対局の二人でしたが、二人は子供の頃からデパートの屋上などで開かれる子供将棋大会のような小さな大会で何度も顔を合わせていました。

 

桐山は少年時代に夏のデパートの屋上で二海堂と行った対局を思い出します。

 

猛暑の中、顔を真っ赤にして大量の汗を流し体調を崩しながらも「負けたくない」という一心で劣勢な盤上の中でなんとか勝ち筋を求めもがき粘る二海堂がとうとう「負けました」の一言を告げて大きな涙をポロポロと流す姿が桐山の頭の中に蘇ります。

 

プロになるということは二度と降りることの出来ない止まらない列車に乗り、こういった勝ち負けを途方もないほど繰り返して、負けて落ちていくまで「負けたくない」と喘ぎながら戦い続けていくことなのだと桐山は改めて確認するように悟ります。

 

将棋会館に着いた桐山が対局部屋に向かうと襖の前には松本とスミスが立っていて「お前のライバルが素晴らしい気迫で待ってるぞ」と言います。

 

桐山が中を覗くと異常に気合いの入った二海堂が待っていてその熱意に桐山は少し引き気味になります。

 

対局が始まり一手また一手と打っていくうちに桐山は二海堂が強くなっていることを感じました。

 

そして対局が進んでいくと二海堂はあの時と同じように汗を滴らせていました。

 

「空調きいてますか?」桐山が記録係の人間に聞きますが、エアコンの調子が悪いのだと言われ改善することは出来ませんでした。

 

二海堂は「いいよ桐山」と言って対局を続けます。

 

それから二海堂は桐山も読めないような手を打ち「負けたくない」という強い気持ちを露わにします。

 

有利な盤上を保とうとする桐山は冷静に落ち着いて次の一手を考えていきます。

 

夜まで続いた二人の対局は桐山の勝ちで幕を閉じます。

 

「負けました」そう言う二海堂の表情を見た桐山は自分と二海堂が子供の頃からちっとも変わっていないことに気がつきます。

 

そしてそれはこの先もずっとつ続いていくのだと感じていました。

 

対局を終えた二海堂を迎えに来ていた花岡の姿を見て二海堂は驚き「グリーン休暇は!?世界一周はどうしたんだ!?」と言います。

 

花岡は「正直晴信様と離れている方が心配で心配で」と言って十日で旅から帰ってきていました。

 

花岡がいない間、病院へ足を運んでいなかった二海堂の体調は悪くなっていました。

 

病院へと向かう車の中、体を気遣う花岡が桐山との対局はどうだったのかと聞くと二海堂は「負けた・・・」と言って強くなっていた桐山の成長を認めながらも「でも次は絶対に負けない」と言って逞しい笑みを見せました。

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chapter.6 夜空のむこう

二海堂との対局を終えた桐山は約束通りあかりたちの居る家へと向かっていました。

 

夕食の時間に遅れた桐山の食事は別に盛られて準備されていました。

 

その横でお酒を飲んで横になろうとする祖父にあかりは「おじいちゃん寝ちゃダメよ、そろそろ送り火焚かないとだし・・・」と言います。

 

時刻は9時過ぎ。それを聞いていた桐山が「この間は夕方焚いて・・・」と言うと、あかりは「迎える時は『早く来て』『みんな待ってるよ』って陽が暮れる頃焚くの。で、送る時は『少しでも長く居て欲しいから』晩ご飯が終わってから焚くのよ」と言いました。

 

そして火を焚いてお見送りをするあかり達が桐山には気だるくしんみりとしているように見えていました。

 

そんな桐山にはお盆の儀式が余計思い出して悲しくなるためのものにしか映っていませんでした。

 

火が消えた後、ヒナは一人マンガを買いにコンビニに行くと言って出かけて行ってしまいます。

 

ヒナの祖父に言われて桐山はその後を追います。

 

ヒナがコンビニとは違う方向に歩いていくの見ながら後をついていくと、ヒナは川沿いの柵に体を預けながら「おかあさん」と亡くなった母を呼びながら涙を流していました。

 

胸が詰まるような声を聞いて呼びかけられないでいると、若い男性が二人通り掛かりヒナに声を掛けようとしているのを見て桐山はヒナの隣に立ちます。

 

桐山の存在に気がついても涙の止まらないヒナを見て桐山は「もうちょっとここにいよう」と言いながら、消えてしまった自分の本当の家族の記憶を悲しいから考えないようにして頭の中から追い出してしまったことを振り返り、本当にそれで良かったのだろうかと思いながら桐山は過去の自分に目を向けました。

chapter.7 ひな

ヒナは可愛いお弁当を作るための案を考え、とても悩んでいました。

 

ヒナはそのお弁当を野球の試合を控えた同級生の「高橋君」に渡そうと考えていました。

 

しかしその人が意中の人だとあかりに触れられるとヒナは必死になって否定します。

 

その様子を桐山は栗の皮むきを手伝いながら見ていました。

 

話し合うあかりとヒナはアドバイスと主張の食い違いからお互いにヘソを曲げてしまい仲違いを起こしてしまいます。

 

しかし食材を買うだけの持ち合わせがないヒナは気まずそうにしながらあかりにお金の相談をしに行きます。

 

その買い物リストを見たあかりはその量と金額に驚き、なんでよその子のお弁当代をうちの食費から出さなきゃならないのよと普段から節約して家計を回しているあかりは涙目ながらに言います。

 

それにヒナは「よその子っていうならニャーたちだって桐山君だってそうじゃん」と勢いで言った後、ヒナとあかりはハッとします。

 

それから桐山と食材の買い出しに出たヒナは「ゴメンなさい」と桐山に言います。

 

そんなヒナをフォローしながら桐山はあかりに食費を受け取ってもらえないことを話します。

 

それを聞いたヒナは、あかりがガリガリの子をほうっておけずに拾ってきてはフクフクにするのが好きなんだと話しました。

 

だから桐山のこともきっとフクフクにしてくれるはずだと。そして高橋君の試合当日の日曜日の朝、慣れないお弁当作りにスケジューリング不足が祟りヒナは朝から踏んだり蹴ったりのバタバタ劇を演じていました。

 

桐山は対局が無い日にカーテンなどの日用品を買いに出ていました。

 

その途中で野球の試合を行う中学校のグラウンド近くを通った桐山はその試合を覗き、観戦するヒナの恋する表情を見て桐山の脳裏に幸田家で起きた過去の出来事が蘇ります。

 

試合が終わると打ち上げに向けて慌てて解散していく野球部のバタバタと高橋を囲う取り巻きの女子たちに圧倒されてしまい、ヒナは手渡そうと抱えていたお弁当を渡すことが出来ませんでした。

 

公園のゴミ箱にお弁当を捨てようとするヒナを見ていた桐山は「ダメだよ」と言って止めます。

 

お弁当を渡せなかった虚しさを一人抱えるヒナは涙を流しますが、さっきまで嬉しそうにしていたヒナが急に泣き出した理由が桐山には分からず疑問に思います。

 

お弁当を抱えながら帰ってきたヒナを見たあかりは「そっか・・・渡せなかったのか。残念だったわね。がんばったのにね」そう言って優しく笑いました。

 

それを聞いて泣き出すヒナにあかりは「わかるわよおねいちゃんも渡せなかった事あるもん」と言い、「ヒナと同じだよ」と言いました。

 

そしてあかりがヒナに言った事は昔あかりが母に言われた事と同じで改めて親子なんだなと感じたとあかりはヒナに話します。

 

それから余ったお弁当をみんなで食べようと言って中身を口すると、それはお世辞にも美味しいとは言えない苦くて甘くて酸っぱい初恋の終わりような味つけになっていました。

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chapter.8 ブイエス

桐山は突然自宅にやってきた二海堂の将棋の研究を手伝わされていました。

 

積極的に研究の深堀をしていこうとする二海堂に対して桐山は「オレは研究は一人でやる方が性に合ってるんだって」と言い、渋りながらも二海堂の研究に付き合います。

 

棋士は対局が無い日はアスリートと同様にその日の時間をトレーニング(勉強)に費やします。

 

桐山の話をそっちのけで話を進める二海堂は突然大きな音を鳴らして空腹を知らせます。

 

「メシ・・・食いに行こうか」桐山はがっくりしながらそう言います。

 

食事を取りに外へ出た二人は何を食べるかと店を探します。

 

その中で二海堂はハンバーガーの誘惑を受けますが、それを振り切り違う店を探します。

 

そこで二人は偶然道端でモモに出会います。

 

二海堂を見たモモは感激に体を震わせながら「ボドローーッッ」と言って二海堂のお腹に飛びつきました。

 

そんなモモを家まで送っていこうとする二海堂はモモと手をつないで歩き出します。

 

すると後からやってきたあかりとヒナに会い、ふくよかな二海堂を見たあかりは顔を赤くしてうっとりとした表情になります。

 

「初めまして。桐山君の親友の二海堂晴信と申します」と自己紹介する二海堂をあかりは晩ご飯に誘います。

 

それに快く応えた二海堂はあかり達の家へ向かいました。

 

二海堂の玉のようなフォルムにうっとりとするあかりは何が食べたいか二海堂に聞きます。

 

二海堂は「ハンバ・・・」と言いかけてから自身の体調を振り返り、我慢してうす味のものなど体に優しい味付けをあかりにお願いします。

 

その異変に気がついたあかりは何も聞かずに二海堂が体調面に考慮していることを察して、これまでの経験を糧に二海堂に合ったメニューを作ります。

 

出された料理を食べた二海堂がうす味でも美味しい料理に驚きながら食事をしているとインターホンが鳴り、風呂敷に包まれた手土産を持った花岡が訪ねてきます。

 

「まぁ二海堂君の?よくここがわかりましたね」と言うあかりに「それは勿論GPS・・・」と言いかけた花岡は咳き込んでそれをごまかします。

 

そして花岡が「このお菓子私の大好物なんです」と言って差し出したお菓子は三日月堂の「三日月焼」でした。

 

「奇遇ですわ私もこれ大好きなんです!!!」と言ったあかりは花岡も家に招き入れてお茶の用意をヒナに頼みました。

chapter.9 契約

幸田は桐山の父の友人で、桐山も少年の頃に将棋を打ったことがありました。

 

桐山は幸田が家にやってくるのが何故か妙に嬉しく感じていました。

 

また忙しい父と一緒の時間を作れるのは将棋をやっている時だったので、桐山は苦手な将棋を一生懸命に頑張っていました。

 

学校に友達のいなかった桐山は同級生のめまぐるしい会話についていけず置いてけぼりになっていましたが、盤を挟んだ幸田の言葉はなぜか桐山の中にも沁みて来て、そんな風に語りかけて来てくれるのは家族以外では幸田ただ一人だけでした。

 

場面は現在の桐山に戻り、盤を眺めて研究している桐山にあかりから電話が入り、叔母が怪我をしてしまったからモモの迎えに行って欲しいと言われます。

 

ヒナも部活で連絡が取れず、頼られた桐山はモモを迎えに保育園へ向かいました。

 

桐山と手をつないで帰るモモはとても上機嫌です。

 

そこに風が吹いて煽られたモモの帽子は飛ばされていき、それを桐山が慌てて追いかけると散歩で通りかかった犬がモモに戯れようと手綱を振り切って勢い良く駆け出して行きました。

 

それに怯えて逃げるモモは靴が脱げて転んでしまいます。

 

手と膝を擦りむいて大泣きするモモを抱き上げて家へと帰り、桐山はモモの手当てをします。

 

ガーゼで消毒しようとモモの傷ついた手を見た時、桐山の悲しい過去が蘇ります。

 

あかりとヒナが帰ってくると桐山は「今日は本当にすいませんでした」と頭を下げて家を出てから自宅へと戻っていきます。

 

気にしないようにとフォローするあかりの言葉も肩を落とす桐山にはあまり届いていませんでした。

 

「モモいっぱい泣いて困らせたんでしょ?」そう言うヒナにモモは「モモ泣かなかったもん」と言ってから「でもねれーちゃんは泣いてた。涙がポーロポーロしてた。モモみたもん」と言いました。

 

「え?なんで?なんで零君が泣くの?」と言うヒナにあかりが「それはねきっと・・・思い出しちゃったんだね。零ちゃんにもね妹がいたんだよ」と言いました。

 

そして場面は桐山の記憶に移ります。

 

小学生の頃、桐山の日常は突如引きちぎられて終わりを迎えてしまいます。

 

大切な父と母、それに幼い妹を交通事故で亡くし、遠足から帰った桐山が家族と再会したのは霊安室の中でした。

 

桐山の目には横たわり傷だらけになった幼い妹の腕が映っています。

 

事故は飲酒運転のトラックの巻き添えを受けたものでした。

 

葬儀に参列する親戚は病院の経営や後継の件など自分のことを考えている人たちばかりで、桐山の叔母は一人残された桐山を施設に入れようとしていました。

 

そこに一人親戚ではない幸田が入ってきて孤独な桐山に「君は将棋が好きか?」と聞きます。

 

少年の桐山は涙を流しながら「・・・はい」と答えました。それは桐山が人生で初めて生きるためについた決して戻ることのできない嘘でした。

 

これが将棋の神様と桐山との間に契約が結ばれた瞬間でした。こうして桐山は将棋の家の子になってゆきます。

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chapter.10 カッコーの巣の上で

ほつれたカーディガンの袖口を縫おうと針に糸を通そうとすると、桐山の記憶がフラッシュバックします。

 

将棋の家である幸田家には桐山と同様に棋士を目指す二人の子供がいました。

 

桐山の4つ上の姉・香子と桐山と同い年の弟・歩です。

 

香子は全ての面において嵐のように激しく、強気な性分は父のしつけをより厳しいものとさせていきました。

 

将棋を愛していた幸田は良くも悪くも全てが「将棋中心」の考え方でした。

 

なので幸田の視界に入るには将棋で強くなるしかありませんでした。先に様子がおかしくなったのは歩でした。

 

桐山に抜かれ挫折した歩は将棋をやめると言って引きこもるようになります。

 

それから桐山に勝てなくなった香子も幸田に実力を見限られ、奨励会を辞めさせられてしまいます。

 

そこで涙を流す香子の表情は抱く悲しみや憎しみが嵐のような激しさを持つことを物語ります。

 

そして香子は夜の街で遊びまわるようになり、歩はゲームに飲み込まれるようになります。

 

いたたまれない桐山は将棋の勉強にますますのめり込み、中2の終わりにはプロの一歩手前である三段リーグに到達していました。

 

そんなある日桐山はテレビでカッコウの「托卵」についての話を聞きます。

 

カッコウは別の鳥の巣に卵を産みつけ、その卵は孵化すると元々あった卵を全て外へ落として巣を占領してしまいます。

 

そして何も知らない親鳥は別の鳥の育ての親となり、自分の子供を殺した他人の子にせっせとエサを運んでいき、そしてカッコウのヒナの体が自分より大きくなってもいつまでもエサを運び続けるのだと。

 

そんな話を聞いた桐山はカッコウを見て「この鳥はボクだ・・・」と思います。

 

それから桐山は幸田家の人々を食い尽くしてしまう前に一刻も早く家を出なくてはと思うようになり、自立するために高校への進学を諦めてプロになる道を選びます。

 

家族の関係を乱してしまった罪悪感と自分に優しく接してくれた幸田への感謝に挟まれながら桐山は、幸田からもらったカーディガンの袖口を補修し「ありがとう、父さん」と思いながらそれを抱き寄せます。

 

そしていっそのこともし本当に自分が鳥だったのならそんな板挟みの激しい痛みも知らずに済んだのではないかと思うのでした。

 

ここで1巻は終了し、2巻へと続きます。

 

まとめ

まとめ
  • 『3月のライオン』はマンガParkにて無料で読める
  • マンガPark新規無料ダウンロード特典で900ボーナスコイン(30話分)付与される
  • 新規ダウンロード特典以外だと1日に最低でも13話分以上のマンガが無料で読める
  • 『3月のライオン』以外にもスクウェア・エニックスが誇る名作マンガがタダで読める
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