ハッピーシュガーライフさとうの最後は死亡？しおとの出会いや過去その後を考察！怖い叔母としょうこを殺す！親や名言も

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今回は、ハッピーシュガーライフの主人公、さとうについて紹介していきます。

 

生まれてから愛という感情が理解できず、暇があれば男遊びを繰り返していたさとう。

 

そんな日々を続けていたさとうですが、ある日、さとうは幼い少女に出会い本当の愛を知ります。

 

初めて愛を知ったことで湧き出る感情に、さとうは人が変わったように愛を自分のものにしようとし始めました。

 

監禁、脅迫、殺人、愛の為なら何をしてもいい。

 

愛しい人を愛するべく、壊れて狂ってしまったさとう。

 

誰よりも愛の為に生きていた、そんなさとうのプロフィールや過去、最後、そして名言などを詳しく紹介していきます。

 

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さとうは過去に何があったの？しおとの出会いとは？詳しく解説！

さとうの過去は？？何があったの？？

さとうは早くに親を亡くし、幼い頃から叔母に育てられます。

 

その後叔母の愛を知り、それを否定するように自分自身の愛を貫きます。

 

高校生になってからは、マンションの一室を借り、一人暮らしを始めます。

 

男遊びをしていた時期は、愛も知らずただ生きているだけ。

 

ここまでが「苦い」。

 

その後、しおと出会い、人が変わったように生き生きと人生を謳歌し始めます。

 

しおから無償の愛を受け、さとうも同じように愛を注ぐ。

 

これがさとうの言う「甘い」です。

 

人生に味が無いことを苦いと言い、人生に華ができたことで初めて生まれる甘いという表現。

 

そして、その対象に危機が及ぶことで「苦くて吐きそう」。

 

さとうの人生が、どれほど残酷で、今が幸せなのかがよく分かります。

 

さとうの求めていたものは、本当に「しお」だったのでしょうか。

しおと暮らしているのはなぜ？しおとの関係を解説！！

しおとさとうの出会いは、物語が始まる数日前まで遡ります。

 

当時、しおは母親に捨てられ、雨の中街を彷徨っていました。

 

しおは外に出た経験がほとんどなく、加えて8歳という幼い子供のため、行く当てもなくただ泣く事しかできませんでした。

 

そして、そこで出会ったのがさとうでした。

 

出会ったばかりのさとうは、母親に置いて行かれたしおに「いいの、行っちゃうよ。」となんだか冷たく話しかけていました。

 

ではどうして今のお互いを思い合っている関係になったのでしょう。

 

「あなたの瓶は空っぽだけど、壊れていないんだね。埋まるといいね、その空っぽ。きらきらで。」

 

それがしおのこの一言。

 

それは、今まで何も得られなかったさとうへの理解の言葉でした。

 

その瞬間、さとうは世界に色がついたように瓶の中を愛で埋め尽くしていきます。

 

孤独だったさとうは、しおと出会うことで「本当の愛」を知り、その愛をくれたしおを世界一愛しているのです。

 

そんなさとうを受け入れるように、しおもさとうのことを愛しています。

 

お互いが唯一無二の存在で、不完全であり、どちらかが欠けてもダメな関係。

 

絶対的なこの関係を止めるには、どうするべきだったのでしょう。

 

さとうは最後はしおを庇って死亡？その後も考察！

さとうはなぜ死んだ？？しおは生きているの？？

最終回で、さとうはしおを庇って転落死しています。

 

経緯を説明すると、しょうこを殺したさとうは、部屋にしょうこの遺体があるため、見つからないうちに引っ越しの準備を進めていました。

 

そして、さとうはその痕跡を完全に消すため、さとうの叔母にマンションを燃やすように指示をします。

 

それを受け持った叔母は、指示された通りマンションを燃やし、その後自首をする予定でした。

 

しかし、それを阻む人物が1人。

 

しおの実の兄である「神戸あさひ」。

 

ずっと前からしおの存在を探していたあさひは、さとうのもとにしおが居ると分かりマンションへと向かっていたのでした。

 

その後、燃え上がるマンションから逃げ出すさとうとしおに出会い、しおを取り戻すためさとうと取っ組み合いになります。

 

そんな二人を見て、しおはあさひを拒絶します。

 

さとうのもとへ居たいと言われたあさひは、しおを説得しますが聞き入れられません。

 

そのうちマンションが崩壊してきて、さとうはしおの手を引き屋上へと向かいます。

 

来たはいいものの、完全に逃げ場を失った二人。

 

さとうは諦めたように、「お城、行けなくなっちゃった。」としおに告げます。

 

しおはそれを受け入れ、さとうはしおを抱き締めます。

 

そして、マンションから飛び降りました。

 

そして、今までの出来事を走馬灯のように思い出します。

 

初めて出会ったとき、愛を知ったとき、2人が通じ合ったとき、そして、愛を誓い合ったとき。

 

それは、かけがえのない思い出。

 

そこで、さとうはしおを強く抱きしめ、こう言います。

 

「ごめんね。ありがとう。」

 

しおは困惑する暇もなく、2人は落下しました。

 

そうです、さとうは自ら下敷きになって、しおを守ったのです。

 

しおは、さとうと共に死ぬつもりでした。

 

でも、さとうはそれを拒み、しおを一人残して死んでしまったのです。

 

さとうは、しおに恩返しをしたかった、あるいは「一生一緒だよ」と伝えたかったのかもしれません。

 

しおのその後は？？さとうはまだ生きている！？さとうの死亡後について詳しく解説！！

しおのその後は、漫画11巻にて描かれています。

 

成長して、さとうと同じ16歳になったしお。

 

いつも通り、あのマンションに向かってさとうと会話をします。

 

学校であったこと、頑張っていること。

 

そして、もうすぐ17歳になるという話。

 

さとうが居れば何でもできるというしお。

 

でも本当は、さとうはもう死んでいて、見ているのは幻覚だと。

 

マンションも錆やカビだらけで立ち入り禁止。

 

可愛いクマのぬいぐるみを、さとうに置き換えて会話をしていることだって、全部わかっています。

 

けれど、さとうはしおの中でまだ生きています。

 

それは愛がある限り、一生絶えないもので。

 

しおはさとうと再会するまで、一生思い続けるのでしょう。

 

さとうの怖い叔母は何者？本当の親は？

さとうの叔母って？さとうとは仲がいいの？？詳しく説明！！

ミステリアスな雰囲気で、なんだか謎が多いさとうの叔母。

 

ボサボサの紫色のロングヘアを束ねていて、体にはたくさんのガーゼや包帯が巻かれています。

 

叔母はさとうの保護者的存在で、さとうが幼いころから一緒に暮らしているようです。

 

昔から放任主義だった叔母ですが、さとうを愛していて、さとうのために行動を起こしている描写も多くあります。

 

そんな叔母の愛とは「相手の全てを受け入れる」ということで、今のさとうの狂った愛ができてしまったのはこの叔母のせいでしょう。

 

さとうとは違った愛の形ですが、その愛は、酷く歪んでいます。

 

叔母の詳細は未だに謎ですが、さとうとは似たものがあるのでしょうね。

叔母はさとうとどう接しているの？実際の家族は？？

叔母は、さとうに対して他人と分け隔てなく接しています。

 

それは逆手に取ると、他人と変わりがないということになります。

 

叔母は誰でも愛することができるため、誰かを特別扱いすることがないのです。

 

どれだけ一緒にいても、子供だと思える存在でもそれは変わりなく、その対応にさとうは叔母から愛を感じなかったのでしょうか。

 

また、さとうの実際の家族についてですが、情報がほとんどありません。

 

わかっているのは、さとうに家族という存在はないに等しいということ。

 

そして、さとうは家族を求めていないということ。

 

以下の事から、さとうの親は叔母と言っても違いはないでしょう。

 

さとうにとってしょうことは？しょうこを殺した本当の理由は！？

しょうこってどんな人？？さとうとは何で知り合ったの？？

しょうことは、先ほども紹介した通り、さとうのバイト先の同僚です。

 

しょうこはさとうとは違うお嬢様学校に通っており、家族に対して丁寧な口調で通話している描写があります。

 

そんな生活が窮屈だと思っているしょうこは、いつか王子様が迎えに来てくれると夢見がちな部分もあります。

 

そして、そんなしょうこを救ったのが、さとう。

 

窮屈な世界から出してあげることで、しょうこは今まで知らなかった楽しみや喜びを経験を得ることができたのです。

 

夢見がちなしょうこには、憧れていたことを経験するというこのことに多大なる感動があるのかもしれません。

 

また、しょうこは作品内で唯一読者と同じ視点で物事をとらえています。

 

狂気じみたキャラクターが多い中、しょうこは作品の恐怖、違和感を感じさせてくれる重要な人物なのかもしれません。

しょうこはどうして殺されたのか！？さとうの本音とは…？

さとうの行動を止めるべく説得に向かったしょうこは、さとうによって殺されてしましました。

 

しょうこに本当のことを明かしたはずのさとうは、どうしてしょうこを殺してしまったのでしょう。

 

答えは簡単です。

 

さとうはしおを愛していたからです。

 

今のさとうは「外には怖いものがたくさんある」としおを脅して一歩も外に出さず、警察にも届けず、一緒に住んでいます。

 

つまり、監禁状態というわけです。

 

そんな事態を知ったら、普通は警察に届けますよね。

 

そうなると、さとうはしおと二度と会うことができません。

 

だから、さとうは愛しすぎた故に、しおとの大切な時間を守るためしょうこを殺してしまったのです。

 

賢いさとうのことですから、きっともう後戻りできないことは分かっていたのでしょうね。

 

さとうの年齢・身長は？学校については？さとうのプロフィールについて詳しく解説！

さとうってどんな人？

本作の主人公で、本名は松坂(まつざか)さとう。

 

身長は161㎝、誕生日は12月31日でB型です。

 

高校1年生の女の子で、特徴的なピンクのロングヘアが似合うとても可愛い顔立ちをしています。

 

「神戸(こうべ)しお」を愛していて、しおのためならどんなことでもやり遂げます。

 

どんなことでも、です。

 

性格はいわゆる八方美人というもので、容姿の良さもあり周りから好かれることが多いです。

 

また、やることすべてが完璧なため大人からの信頼も高いです。

 

物語が始まる前はその顔の良さや性格を生かして男遊びを繰り返し、街では名指しで声をかけられることもありました。

 

しかし、しおとの出会いで男遊びはぱたりとやめてしまいます。

 

なぜなら、さとうはしおと出会ったことで「愛」を知り、しおを愛すことに全てを注ぎ始めたからです。

 

昔から愛というものが理解できなかったさとうにとって、しおの存在は、神に近いのでしょう。

 

そんなさとうはしおと二人で暮らしていて、しおとの生活を守るため日々アルバイトをしています。

 

学生とアルバイトの両立をしてまでしおとの生活を守りたいさとうは、しおを愛してやまないことが分かりますね。

さとうの学校は？友達はいるの？？

結論から言うと、さとうに友達はいます。

 

そんな中でもさとうの親友は、「飛騨(ひだ)しょうこ」。

 

さとうの所属しているバイト先の同僚で、一緒に男遊びをしてそこから仲良くなったようです。

 

お嬢様であるしょうこは、常に親からの期待を背負って狭苦しい中で生きていました。

 

しかし、さとうと出会ったことで色々なことを経験し、そうさせてくれたさとうの力になりたいと思っています。

 

そんな優しいしょうこですが、さとうはしおの存在を告げていません。

 

さとうはしょうこのことを信用していないと読み取れます。

 

そもそも、常に利益的に考えているさとうが友達だと思っているのかすら怪しいですが。

 

さとうの名言紹介！

さとうの名言と言ったらこれ！というものを紹介していきます。

 

まずは、アニメ３話。

 

「私、初めて知ったよ。大切な人がいなくなると、世界ってモノクロになるのね。だけど、そんな夜はここで終わり。みんな、おうちに帰ろう。」

 

これは、部屋から出て行った先でしおが男に絡まれており、それに大激怒したさとうが男たちに向けて言ったことです。

 

さとうの気持ちが爆発したこのシーン。

 

少し怖いですが、さとうの愛が読み取れます。

 

次は、アニメ９話。

 

「どうしよう、こんなの生まれて初めて。しおちゃんと未来の事を考えるのが楽しい。そうだ私、しおちゃんと一緒に時を刻みたい！！」

 

今まで未来の事を考えずに、目先の事ばかりを追っていたさとう。

 

けれど、しおがいれば未来の事を考えるのだって楽しい、もっともっとたくさん頭で悩みたい。

 

そんなさとうの喜びが込められています。

 

最後は、最終回である１２話。

 

「ずっと分からなかった愛というものが、どんなことなのかを教えてくれたのも、しおちゃん。」

 

「しおちゃん。生まれ変わっても私の事好きでいてね。」

 

「ごめんね。ありがとう」

 

これは、しおと共に落下しているときのセリフです。

 

愛というものを、未来の事を、生きる意味を、さとうはしおに伝えたのでした。

 

さとうの全てであったしおに、生きることを諦めてほしくなかったのでしょうか。

 

それはさとうしか分かりませんが、きっと、幸せだったのでしょうね。

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