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『満州アヘンスクワッド』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?完結までタダ?
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『満州アヘンスクワッド』はこちらの講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』にて無料で読むことができます。
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- はじめの一歩
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- 神さまの言うとおり
- 監獄学園(プリズンスクール)
- ランウェイで笑って
- 七つの大罪
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オススメ漫画アプリ紹介
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『満州アヘンスクワッド』読者の評価や感想は?
今1番面白いと思ってる漫画😍
これは一話目で度肝を抜かれた。
この衝撃はキングダムぶり!
他はキングダム、ワンピース、呪術廻戦、AV女優ちゃんは最新刊出たら買ってる✌️#満州アヘンスクワッド pic.twitter.com/tfbkiqvXhb— ぱる (@fDcAmq3CyQWusGy) June 6, 2022
続きが読みたくなる漫画
「満州アヘンスクワッド」「前科者」今はこの2冊。
とても面白い。
漫画はいつも深いね〜。— がーもん/(株)コークスコーポレーション代表古賀ひろゆき (@fGct1nQwkNVka8V) June 1, 2022
満州アヘンスクワッドがくそ面白い
— 特A級ハンターしもやん (@S_C_R_E_A_M_61) June 2, 2022
満州アヘンスクワッドめちゃ面白いわ
— やお@筋トレ (@yao_fitness) June 2, 2022
最近の漫画で、面白いと思ったのは進撃の巨人とちいかわとアンゴルモアだったんだけど、ここに満州アヘンスクワッドが加わった。
…ってくらい、満州アヘンスクワッドは面白いです。— ジルジル🌈 (@ziruziru0828) June 5, 2022
満州アヘンスクワッド、主人公サイドが純然たる悪なんだけど、もっと悪くてもっとデカイ悪と戦い続けてるから楽しく読める。インディーズが伝統的なマフィアや国家権力と戦うかとこそがロマン。
絵が天才で話もよく練られててポンポン進む、めちゃくちゃ面白い。— ジルジル🌈 (@ziruziru0828) June 5, 2022
満州アヘンスクワッドとかいう久々に面白い漫画に出会った
— happytown (@townbored) June 1, 2022
満州アヘンスクワッド面白い!
— 左右非対称 (@Prime_minster_) June 6, 2022
『満州アヘンスクワッド』見どころ紹介!
見どころ① 満州の裏社会をえがく刺激的な作品
この作品は「阿片」を題材としていて、主人公たちは阿片の売人です。
彼らは阿片を売りさばき、多くの人達を阿片中毒者にしてお金をしぼりとっていきます。
阿片を吸ったら最後、主人公たちに有り金をほとんど全てもっていかれます。
このほかにも裏社会の人間による、殺人や人身売買等の残酷な描写が多いなど、刺激的な内容の作品になっていると思います。
しかし、ショッキングなシーンも多いにも関わらず、魅力的な登場人物、軽快で面白いストーリーなどによって、不思議と気持ち悪さは感じないように思います。
見どころ② ハラハラドキドキさせられるストーリー展開
ヒロインである麗華(リーファ)は、中国最大の秘密結社のボスの娘です。
その実態は中国マフィアのようなもので、非人道的なことを平気で行います。
彼らのおもな収入源は「阿片」であるため、同じく阿片の売人である勇や麗華らは、商売敵として組織からつねに命を狙われることになります。
また、日本の「関東軍」の収入源も同じく「阿片」であるため、双方から命を狙われます。
儲けのいい商売である反面、見つかったら最後。
まさに綱渡りをしているようなものですが、こういった主人公たちの生き方は、見ていてハラハラドキドキさせられます。
見どころ③ 画力が高い
この作品の原作は間馬司で、イラストは鹿子が担当しています。
鹿子の画力がとても高いため、登場人物が魅力的に描かれます。
人物の表情を描くのが上手いため、表情に迫力があって登場人物たちの気持ちがよく伝わってきます。
阿片を吸ったときの壮絶な表情は、阿片の恐ろしさを感じさせると思います。
また、どのページをめくってもきれいな絵を見ることができるので、それだけでも見る価値があるのではないでしょうか。
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『満州アヘンスクワッド』登場人物紹介!
日方 勇(ひがた いさむ)
本作の主人公。
満州で暮らしている18歳の日本人で元関東軍兵士。
戦争中に右目を銃で撃たれ、視力を失います。
母親がペストにかかってしまい、薬代を稼ぐために阿片をつくるようになります。
阿片を中国マフィアに売りにいったときに、そこのボスである麗華(リーファ)と出会います。
化学や植物などの知識が豊富であり、純度が高い阿片(真阿片)をつくることができます。
その腕を麗華(リーファ)にかわれ、行動をともにするようになります。
麗華(リーファ)
本作のヒロインで眉目秀麗な中国人です。
中国秘密結社・青幇(ちんぱん)の三大ボスの一人、杜月笙(とげつしょう)の娘。
組織に支配され蔑まれて生きてきた人生をおわらせるため、勇のつくる『真阿片』で満州国を支配しようとしています。
おもに阿片の生成を勇が担当し、その販売や販売網の形成を麗華(リーファ)がおこないます。
リン
阿片の売人をしている日本人の少女。
一度見たものを決して忘れない「瞬間記憶能力」という特別な能力をもっています。
両親が青幇(ちんぱん)に借金をして返済できなくなったため、青幇(ちんぱん)に売り飛ばされ阿片の売人にさせられてしまいます。
いつか両親がむかえにくることを信じていましたが、すでに死んでいたことが分かり生きる希望を亡くしかけます。
そのとき勇が「ともに日本に帰る」という約束をしたため、その後は立ち直り、勇たちの仲間となりました。
バータル
最強の戦闘民族「モンゴル民族」であり、腕のたつ用心棒的な存在。
モンゴル語・日本語・ロシア語・中国語の四か国語を話すことができます。
勇らが阿片芥子畑の護衛をモンゴル民族に依頼し、取引を成立させた際に仲間になりました。
杜 月笙(と げつしょう)
中国最大の秘密結社・青幇(ちんぱん)の三大ボスの一人。
中国暗黒街の最大権力者で、麗華(リーファ)の父親です。
人身売買や殺人、薬物の密売など、なんでもおこないます。
長谷川 圭人(はせがわ けいと)
関東軍憲兵隊伍長で、阿片密売人の捜査などを行います。
阿片密売に関連していると思わしき人物であれば、老若男女をとわず拷問にかけ情報を引き出そうとします。
頭が切れるうえに感がするどく、勇たちが阿片の密売を行っていることに気づき、彼らの行方を追うようになります。
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『満州アヘンスクワッド』序盤ネタバレ紹介!
第1話 満州の男
昭和12年の満州。
勇は関東軍の兵士になるため、家族3人(母親、兄弟2人)と満州にやってきました。
母親たちに一人前の男になって帰ってくると勇はいって、軍に入隊します。
しかし、そこでの訓練はとても厳しく、鬼教官からの体罰に耐えながら日々を過ごすことになります。
ただ、そういった過酷な環境のなかで、勇は少しずつ立派な兵士へと変わっていきました。
そして、ついに戦争へとつれていかれ、命がけで戦闘をおこなう日々がしばらく続くようになりました。
そんなある日、勇は軍の人たちと市街を歩いていると、一人の負傷した中国人の少年を見かけます。
勇は、少年を心配して近くにかけよろうとしました。
その瞬間、少年が勇に銃をむけて発砲したのです。
勇はその弾を右目にうけてしまい、さいわい命に別状はなかったものの、右目の視力を失うこととなりました。
それからしばらくたち、勇は「満蒙開拓 農業義勇軍」にまわされることになりました。
そこは、なんらかの理由で戦えなくなった兵士達が送られる場所で、おもに軍への食糧供給や農業技術向上を目的とした農業訓練所でした。
そこで勇は家族と新たな生活をスタートさせることになります。
勇は前線で戦えなくなりましたが、その分戦って死ぬことはなくなったため、母親や兄弟たちは大喜びです。
前線で戦う兵士達からは「戦えない兵士」、「使えない兵士」などとバカにされることもありましたが、それでも勇たちは幸せでした。
しかし、そんなある日、勇の母親がペストにかかってしまったのです。
自分を大切に育ててくれた母親を死なせるわけにはいかない、勇たちはペストの治療薬を薬屋に買いにいきました。
しかし薬屋に、治療薬の値段を聞いた勇たちは驚きます。
治療薬は2百円もすると言われたのです。(現在とはお金の価値が違います)
勇たちに、そんな大金が払えるはずもありません。
それでも、このまま放っておいたら母親は死んでしまいます。
勇は悩みに悩み、なんとかしてお金を稼ぐ方法はないかと考えますが、そう簡単にお金を稼ぐ方法が見つかるはずもありませんでした。
そんなある日、勇と兄弟2人が農業義勇軍の敷地を歩いていると、どこからか不思議な香りがただよってきました。
勇は右目を失明したあと、その代わりとして嗅覚が異常にするどくなっていたため、ただよってくる香りのもとをたどっていくことができました。
しばらく香りのもとを追っていくと、農業義勇軍の農場隅にある「処分場」へとたどりつきました。
「処分場」は高い塀で囲まれていて、外から中を見ることはできませんが、勇は塀に扉があることに気がつきます。
勇が扉に手をかけると簡単に扉が開いたため、勇たちは中へと入りました。
勇はそこに広がる光景をみて驚きます。
なんとその中では阿片芥子(阿片の原料となるもの)が大量に栽培されていたのです。
勇があっけにとられていると背後から男が現れました。
そして次の瞬間、勇の後頭部を太い木の棒で殴りかかったのです。
勇は殴られ転倒しましたが、その上に男がおおいかぶさり、勇の首をしめて殺そうとしてきます。
その男は同じ農業義勇軍の兵士であり、秘かに阿片芥子の栽培を行っていたのでした。
阿片芥子の栽培は違法であり、栽培していることを知られたからには勇を生かしてはおけないのです。
男に首をしめられ勇は死を覚悟しますが、男の背後にまわりこんだ勇の妹が男の頭を石でたたきます。
男は体勢をくずし、地面にたたきつけられます。
すんでのところで妹に命を助けられた勇でしたが、男のほうは二度と起き上がることはありませんでした。
勇は殺人をおかしてしまった妹を仕方がなかったとなだめ、男の遺体を埋葬しました。
その後、勇は処分場の阿片芥子を加工して、阿片をつくることを思いつきます。
阿片の製造はもちろん違法で、軍に見つかると処刑されてしまうでしょうが、母親の治療費をかせぐためには手段を選んではいられません。
そうして勇は、独学の知識をもとに阿片芥子を加工し阿片をつくりあげました。
そして、つくった阿片を中華民国最大の秘密結社「青幇(ちんぱん)」に売りにいくことを決めたのです。
第2話 満月の夜
秘密結社「青幇(ちんぱん)」は中国マフィアのようなもので、阿片の密売から人身売買、殺人まで非人道的なことを平気でおこなう裏社会の組織です。
しかし、勇はなんとしても母親の治療費が必要なため、その扉をたたくのでした。
「頼む、この阿片を買ってくれないか」勇は扉をあけてなかに入り、そういいます。
「何だ、てめえ誰だ」青幇(ちんぱん)の構成員たちに勇は睨まれます。
勇は阿片を買ってくれといって、彼らと話をしようとしますが唐突に蹴りをいれられます。
さらに殴られ、あげくのはてに日本人であることから関東軍のスパイだと誤解され殺されそうになります。
そんなとき一人の女性が奥の階段からこちらへ降りてきました。
彼女の名前は麗華(リーファ)といい、青幇の3大ボスの一人、杜月笙(とげつしょう)の娘です。
麗華は部下に勇を殺さぬよう指示し、勇の阿片を阿片中毒者に吸わせて、その価値を確かめてみようといいます。
そして、麗華は阿片中毒者を収容している場所(阿片窟)へと勇を連れていき、そのなかで一人の男を呼びとめました。
その男の名前は張(ちゃん)といい、20年間阿片を吸い続けており、その阿片が上物かどうか見極めるのに右に出るものはいないと言われています。
麗華は張に、勇がつくった阿片をわたします。
張が勇の阿片を吸うと、彼はたちまち絶頂し恍惚(こうこつ)とした表情をうかべました。
その様子をみた麗華は、勇の阿片は上物だと判断し買い取ることに決めます。
阿片の売却額は合計で20円、薬の金額は200円でまだまだ足りません。
麗華は勇にお金をわたしたあと、阿片をどこで手にいれたか質問しました。
勇はこの阿片は自分で作ったと答え、もっとお金がいるからさらにつくる予定だと伝えました。
その話をきいて麗華らの態度は一変し、勇は銃をむけられることになります。
その後、勇は麗華の部下にしばりあげられ、海までつれていかれます。
彼らにとって阿片をつくれる者は商売敵になるので、殺して海に捨ててしまおうということのようです。
海に到着し、勇は再び麗華に銃をむけられます。
そして、麗華が引き金をひきます。
しかし、倒れたのは彼女の部下でした。
彼女は自分の部下を撃ったのです。
部下の人数は3人。一人目を撃ち、残りの2人があっけにとられている間に全員撃ち殺してしまいました。
そして驚いている勇に近づき、自分と組まないかと提案してきたのでした。
第3話 王になる
その夜、麗華と勇はホテルにとまりました。
麗華は勇のつくる阿片は極上であり、自分が関東軍や青幇(ちんぱん)に気づかれないように売りさばくといいます。
麗華の父親は、青幇(ちんぱん)の三大ボスの一人であり、自分はいままで組織に支配され虐げられて生きてきたと勇にうちあけます。
自分はそんな人生は終わりにしたい。
そのためには組織から逃げるのではなく、阿片を売りさばいて満州国を支配し、自分が「王」になる必要があると主張します。
そして、勇のつくる極上の阿片があれば、そういったことも可能だといいます。
勇が阿片をつくり、麗華が売りさばく。
麗華は、勇はお金のため(母親の治療費のため)、麗華は満州国の支配のため、お互いに利害が一致しているのだから手を組んで阿片を売るのはどうかと提案します。
勇は満州国の支配に興味はありませんが、どうしてもお金が必要なため、麗華と手を組むことに決めました。
そして場面は変わり、勇が所属している農業義勇軍の敷地へと移ります。
そこでは、阿片密売のうわさをききつけた関東軍の長谷川伍長らが調査にきていました。
そこで勇の弟はうっかり、阿片芥子をみたことがあると長谷川伍長に話してしまったのでした。
第4話 兄の覚悟
麗華に協力すると決めた勇は、阿片をつくるため農業義勇軍へと戻ります。
そこで噂をききつけた長谷川伍長らと対面することになります。
長谷川伍長は、阿片密売に関わった人物にたいしては容赦のない拷問をおこなうなど、サディスティックで狂気的な部分をもっている軍人です。
長谷川伍長は勇につめより、どうして勇の弟が阿片芥子の存在をしっているのか問いただします。
とっさに勇は機転をきかせ、義勇軍の敷地に隣接している国の指定栽培地へと彼らを案内しました。
弟がいっていた阿片芥子とは、この国の指定栽培地で栽培されているもののことだと嘘の説明をしてごまかします。
しかし説明をきいたものの、勇を阿片の密売人と疑っている長谷川は半信半疑のようです。
そして、本当かどうか確かめるために勇の弟に拷問をして、情報をひきだそうとします。
長谷川は鍬(くわ)をもってきて、熱した窯のなかにいれます。
そうして窯から高温になった鍬(くわ)をとりだし、金属部分を勇の弟の体にあてようとするのです。
「本当のことをいいなさい。お兄ちゃんは嘘をついているんじゃないのかなあ。」
勇の弟は長谷川に熱した鍬(くわ)をむけられ、泣きさけびます。
「ついてない。嘘なんてついていない。」勇の弟も泣きながらも必死にごまかします。
あと少しで熱した鍬(くわ)が弟の皮膚にふれそうなところで、勇が鍬(くわ)と弟のすきまに入りこみ、代わりに皮膚を焼かれることになります。
勇は絶叫し、自分にならなんでもしていいが弟にはやめろといい、長谷川をにらみつけます。
その様子を見た長谷川はしらけきってしまいます。
その後、車でどこかへ去っていきました。
しばらくして麗華が勇のもとへやってきました。
そして、勇に阿片の買い手が見つかったと告げたため、勇はすぐさま阿片の製造にとりかかることとなるのでした。
第5話 顧客
麗華のいう買い手とは、満州鉄道の社員のことでした。
満州鉄道の社員たちを阿片漬けにして支配し、阿片の流通経路を確保しようという狙いなどがあります。
勇のつくる極上の阿片を一度でも吸ってしまった者はだれであれ、阿片ほしさに勇たちのいうことを何でも聞いてしまうのです。
2人は変装し、満州中央試験所委員長の風見という男に会いにいきます。
勇は豆油の研究をしている研究員という設定で、風見と話をして場をもたせます。
すこし遅れて麗華(勇の助手という設定)がやってきて、2人の会話に加わります。
胸もとの開いたチャイナ服を着て化粧をしている麗華はあまりにも美しく、風見はその美しさに心を奪われてしまいます。
そして、麗華は風見に思わせぶりにこういいます。
「もう一度私のほうから研究内容について説明してもよろしいでしょうか。もしよければ別の部屋で二人きりでお話しできないかしら。」
風見は麗華が誘っていると確信し、麗華を自分の部屋へと案内します。
部屋に入ったとたん風見は麗華をベッドに押し倒し、服をぬぐよう伝えます。
しかし、麗華はそこで阿片をとりだし、その前にゆっくり阿片でも吸いましょうといいます。
風見は阿片はやらないといいます。
しかし麗華が、阿片をともに吸えば自分は顔が見れないほど乱れてしまうといったため、風見は欲望にまけて阿片を吸ってしまいました。
風見は、阿片を吸った直後に恍惚とした表情をうかべ、ベッドで一人とびはねるだけの阿片中毒者となってしまいました。
そのあと麗華は同じような手口で、他の満鉄社員をだまし阿片の沼にしずめていき、お金をしぼりとっていきます。
多くの満鉄社員に阿片が売れたため、2人はかなりの大金を手に入れることができました。
また、勇の取り分は200円もあり、ようやく母親の治療薬を買うことができるようになりました。
勇はすぐさま薬屋へいき、治療薬を購入します。
勇は希望を胸にして実家の扉をたたきます。
しかし、そこで勇が見たのは血だらけになって横たわっている母親の遺体でした。
第6話 勇の選択
せっかく治療薬を買ったのに一足遅かった。勇は泣きながら母親を火葬します。
悲しみにくれていると、そこに麗華が現れます。
そして勇にむかって、お金がないと残りの兄弟2人も同じようになるといいます。
勇はそれでも阿片をつくり続けて捕まりたくないと言い返します。
その言葉をきいた麗華は、勇にそっと近寄り耳もとでささやきます。
「勇 あなたは捕まらないわよ 天才だから」
さらに続けて「これから家族3人泥水をすすっていきるか」それとも「悪魔に魂を売ってこの世界を変えるか」どちらを選ぶのかと勇にいいます。
勇はしばらく考え、やがて口を開きます。
「しめて一万円 それだけ稼いだらこの商売は終わりだ。」
勇は悪魔に魂を売り、家族3人で阿片をつくることを選択したのでした。
それから勇と麗華は握手をし、改めて手を組むことを誓ったのです。
場面は変わり、麗華の元アジトに移ります。
そこには麗華の父親である杜月笙(とげつしょう)がきており、突然消えた仲間(麗華によって殺害された)と娘である麗華の行方について調べています。
そして帳簿などから、どうやら日本人(勇)が阿片を売っていることに気がついたのでした。
杜月笙は激怒します。
すぐさま殺し屋を呼び、日本人(勇)を探して殺すよう命じるのでした。
1巻終わりです。
いかがでしたでしょうか。
「満州アヘンスクワッド」は、阿片の売人が主人公という今までにない特殊な作品です。
スリリングなストーリーに魅力的な登場人物など、見どころがたくさんです。
グロテスクで残酷ではあるものの、情熱にあふれていて骨太な作品であると思います。
現在は8巻まで発売されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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