ミナミの帝王を全巻無料で読む方法紹介!最終回完結した?漫画アプリでタダ?作者・天王寺大

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悩んでいる人
『ミナミの帝王』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『ミナミの帝王』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『ミナミの帝王』はこちらの株式会社Amaziaが運営する漫画アプリマンガBANG!』にて全巻無料で読むことができます。

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『マンガBANG!』は株式会社Amaziaが運営する国内最大級の漫画アプリです。

『マンガBANG!』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

このように『マンガBANG!』では『ミナミの帝王』無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『ミナミの帝王』を全巻無料で読破したい方は『マンガBANG!』を使う方法が最もお得です。

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※『ミナミの帝王』は2023年3月31日まで『マンガBANG!』にて配信予定です。2023年3月31日を過ぎてしまった場合でも、『マンガBANG!』では公開期限が延長されることがよくあるので、アプリ内を確認してみてください。

オススメ漫画アプリ

上記で紹介した『マンガBANG』以外にも小学館が運営する漫画アプリマンガワンや集英社が運営するヤンジャンも特にオススメです。

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『マンガワン』で無料で読める主な作品一覧
  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど…

 

『ヤンジャン』で無料で読める主な作品一覧
  • 東京グール:re(東京喰種:re)
  • キングダム
  • GANTZ
  • BUNGOーブンゴー
  • DINER ダイナー
  • 高校鉄拳伝タフ
  • TOUGH-タフー
  • かぐや様は告らせたい
  • テラフォーマーズ
  • リクドウ
  • 久保さんは僕を許さない
  • TIEMPO-ティエンポー
  • 干物妹!うまるちゃん
  • サラリーマン金太郎
  • 息子がかわいくて仕方がない魔族の母親
  • 群青戦記
  • 元ヤン
  • ハチワンダイバー
  • ウマ娘-シンデレラグレイ-
  • LIAR GAME
  • 地獄先生ぬ~べ~
  • ゴールデンカムイ
  • 推しの子
  • 九龍ジェネリックロマンス
  • ジョジョの奇妙な冒険
  • 少年のアビス
  • 明日ちゃんのセーラー服
  • シャドーハウス
  • ラジエーションハウス
  •  

などなど…

 

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか?

 

もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。

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次に『マンガBANG!』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガBANG!』の基本的な使い方

『マンガBANG!』の基本的な使い方を簡潔に説明します。

「メダルで読む」と「チャージで読む」の違い

『マンガBANG!』で掲載されている漫画は、アプリ内アイテムであるフリーメダルSPメダルを使用して読むメダルで読む対象作品と、フリーメダルやSPメダルを使用せずに各マンガを1日1話無料で読めるチャージで読む対象作品の2種類があります。

 

『ミナミの帝王』は、メダルで読む対象作品です。

「メダルで読む」とは?

下記の画像を見てください。人気サッカー漫画『エリアの騎士』を読む画面です。

黄色い線で囲ってある中に「無料メダルで読む」と記載されていますよね。

 

これが記載された漫画は「メダルで読む」対象作品です。

 

フリーメダルやSPメダルなどを活用することで、1日で最大14話もの漫画をタダで読むことが可能なんです。

 

つまり『エリアの騎士』は、1日14話=約2巻分を読むことができます。

 

次に「メダルで読む」対象作品に使えるフリーメダルSPメダルについて簡単に紹介します。

フリーメダルとは?取得方法と使い方を解説

フリーメダルとは?
  • フリーメダルとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 毎日7時と19時にフリーメダルが4枚ずつ配布される(1日に計8枚のフリーメダルが貰える)
  • 1枚のフリーメダル消費で好きなマンガを1話無料で読むことが出来る

以上がフリーメダルの取得方法と使い方の説明です。

 

つまり毎日、計8枚配布されるフリーメダルを使って1日に8話分の漫画をタダで読めるシステムです。

 

但し2点だけ注意があります。それが以下の点です。

  • フリーメダルを4つ以上貯めこむことは出来ない
  • 「メダルで読む」対象作品でしかフリーメダルを使えない
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『マンガBANG!』のSPメダルとは?取得方法と使い方を解説

SPメダルとは?
  • SPメダルとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 1枚のSPメダル消費で好きなマンガを1話無料で読むことができる
  • 新規ダウンロード特典でSPメダルが10枚付与される
  • 毎日、短い広告動画を1度見るだけでSPメダルが1枚付与される

以上がSPメダルの取得方法と使い方の説明です。

 

毎日2回、アプリを開くと「毎日ボーナス CMを見てSPメダルGET!」という画面が表示されるので「CMを見る」をタップし、広告動画を見ましょう。(流して見なくても勿論OK!)

そうすると、『SPメダル』が1枚付与されます。(SPメダルはフリーメダルとは違い貯めることができます)

『フリーメダル』をすべて消費してしまっても、この『SPメダル』を使用することで「メダルで読む」対象作品を読み進めることができます。

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『ミナミの帝王』世間の評価は?

『ミナミの帝王』あらすじ紹介!

色と欲望、ゼニの渦巻く街大阪ミナミに鬼と呼ばれるある男がいます。

 

それは主人公の萬田銀次郎です。

 

萬田はミナミでヤクザすらも恐れる金貸しで、通称十一(トイチ)と呼ばれる金利で金を貸すことで有名です。

 

トイチとは10日で1割、つまり1000万借りると10日後には利子だけで100万という通常の金融から考えれば暴利といえる金利です。

 

当然そんな暴利の金を借りる人間は様々な訳ありの人物ばかり。

 

本当に金に困っていて助けを求める者や、最初から踏み倒すつもりの者。

 

しかし、どんな理由があろうがあらゆる手段を使い、貸した金は必ず利子を含めて回収するという物語です。

見どころ① 金のバトル

基本的に物語は萬田が金を貸した人間が金を返すことができなくなるor最初から返すつもりがなく逃亡し、舎弟兼従業員の竜一とともに回収に向かうといったことから始まります。

 

そこでは金にまつわるバトルが始まります。

 

バトルとは言っても肉弾戦ではなく、頭脳や法律で金のバトルを繰り広げます。

 

時には弱者のために大企業のような大きい組織を相手取ることもあります。

 

客が企業や組織に騙され金を返すことができなくなる場合には、萬田は客から回収するよりその相手から回収しようとします。

 

不正を様々な手段で集めそれを突き付けて慰謝料として請求したり、そもそもありもしない詐欺のような手段で騙し返すということもあります。

 

金の勝負に勝ち、大金を得た場合にはきっちり客と山分けし、その客は借金がなくなったどころか人生を立て直す金を手に入れたりするなど、人情もののようなストーリーも少なくありません。

 

しかし最終的には人のためというより、最初から金のために動いている萬田にやはり鬼と呼ばれる怖さを感じます。

 

一方で萬田からだまして踏み倒そうとする人間には容赦がありません。

 

たとえ10円であろうとも、遠くまで逃げようと、法律を盾にして拒否しても必ず弱点や法の抜け道を見つけます。

 

そして最後には貸した金は必ず回収します。

 

その回収方法はさまざまなものがあり、注目すべきポイントです。

見どころ② 圧倒的なボリューム

「ミナミの帝王」は170巻を超える長寿漫画です。

 

貸した金を回収するというのが基本の漫画ですが、長い歴史があるだけあっていろいろなパターンがあり飽きることがありません。

 

連載当初は携帯がぎりぎりあるくらいの時代背景で、便利すぎる世の中でないのでそれゆえ逆に新鮮に感じることがあります。

 

逆に最近の話では近年よく聞くようになった詐欺や問題、新しい法律などが話の中に取り入れられ、連載当初は違った雰囲気も楽しめることが多いです。

 

時代背景に沿った風刺や問題提起なども見られます。

 

具体的には人気の『ヤング編 利権空港』では実際に1994年に社会問題となった関西空港の開業をモチーフにするなど社会風刺も見られます。

 

見ているうちにその時代の背景などがわかってきたり、少しづつ金にまつわる関係も変化していることが分かっていくのも、170巻を超える長編漫画である「ミナミの帝王」の持つ独自の魅力といえるでしょう。

見どころ③ 主人公の背景

主人公である萬田銀次郎は、ミナミで鬼と呼ばれる金貸しですが、それ以外のことが最初はわかりません。

 

完全に悪人というわけではないですが、奥底には非常に恐ろしい部分もあり、誰も過去のことを知らないというのもミステリアスに拍車をかけています。

 

わかっているのは金に対する執着心が非常に強く、人情的な部分もあるが優先順位の1位は必ず金であるということだけです。

 

何巻も読んでいるうちにどうしてここまで金にこだわるのか、なぜ金貸しを始めたのか、過去にはどんなことをしていたのだろうと気になってきます。

 

現在170巻以上ありますが、76巻から始まるヤング編で過去が明らかになります。

 

萬田の父親は会社を経営しており、裕福な家庭に生まれ幼少期は勉強もできる優等生でした。

 

しかし、父親の会社は阿久津という人間に騙され金に苦しんだ挙句自殺に追い込まれます。

 

この事件から萬田は金に執着することになり、青年期には舎弟を引き連れて当たり屋をして金を巻き上げるなど典型的なチンピラになります。

 

そして母親も息子に迷惑をかけ続けてしまったと父親の後を追い、自殺してしまいます。

 

その後貧民街に住み着くようになったことで長老と呼ばれる人物と出会います。

 

ここから萬田は父親を自殺に追いやった阿久津が社長として大成功していることを知り、復讐することを誓います。

 

長老やその仲間に法律や経済学などさまざまな知識を叩き込まれた萬田は阿久津に近づき・・・といったような話になります。

 

このような過去が明らかになり、それまでの言動やそのあとの話にも重みや説得力が増すだけではなく、人間味も少し感じることができるようになります。

『ミナミの帝王』登場人物紹介!

萬田銀次郎(まんだぎんじろう)

物語の主人公。

 

髪型はオールバックで眼鏡をかけ、派手なシャツの上にスーツを着用しています。

 

年齢は過去編が終わった後も明らかになっていませんが30台後半くらいではと言われており、非常に若くして今の立場にのし上がったと考えられます。

 

トイチで金貸しをしており、10円であろうとも譲らず必ず回収します。

 

口癖といえば金を貸すときに言う「利子はトイチでっせぇ!」

 

トイチの金利を設定している理由は、カモを生かさず殺さず手元においておけるぎりぎりの金利がトイチだからだそうです。

 

法律や経済など金に関する知識は相当なもので、非常に頭の切れる人物です。

 

最終的には金が一番大事ということは変わりませんが、それだけではなく自分によくしてくれる人間や、弱者には手を差し伸べるといった義理人情に厚い一面も持っていることが魅力の一つです。

 

両親の仇ともいえる人物の娘に恋をしてしまい、復讐を遂げた後すべてを打ち明け、一緒になってほしいと告げるも萬田の重荷になりたくないと拒否され別れてしまったりなど壮絶な過去を持っています。

 

「ミナミの鬼は怒らせたらちょっと怖い男でおま」といっているように自分を騙そうとする人間には非常に厳しい追い込みを見せます。

 

実際に今まで萬田の借金を踏み倒すのに成功した人間はいません。

坂上竜一(さかがみりゅういち)

萬田の舎弟兼従業員。

 

パンチパーマのリーゼントでいかにもチンピラといった風貌です。

 

もともとヤクザの舎弟をしていましたが、ミナミの鬼と呼ばれる萬田のことを知り、これからは金の時代だと舎弟にしてくれと頼み込みます。

 

普段は萬田の雑用や、簡単な集金をすることもあります。

 

陽気な性格で、頭はあまりよくないので失敗することも多いです。

 

しかし、意外に根性がある部分などから萬田から信頼を得ています。

 

過去に禁忌とされる萬田の金を着服するといった行為をしたことがありますが、この時は本気で惚れた女を助けるために覚悟を決めて行ったことであり、男気が垣間見えました。

 

その時は萬田から死ぬのでないかというほど暴行を受けたましたが、これには竜一を思うからこその理由があり、それを悟った竜一は一生萬田についていこうと心を決めました。

 

このエピソードはさよならソウルいう話で、作品の中でも非常に人気のある話なのでぜひ結末を見ていただきたいです。

沢木大樹(さわきだいき)

萬田と親しくしている黒沢組の若頭。

 

のちにミナミを縄張りとする沢木組組長となり、日本最大の広域暴力団浜口組の若頭にまで上り詰める人物です。

 

風貌や立場とは裏腹に、萬田にキスをしたりメリーゴーランドに乗り大喜びするなどコミカルな一面があります。

 

頭脳で相手をねじ伏せる萬田と、ヤクザの圧倒的な力でねじ伏せる沢木の組み合わせは非常に良く、最強コンビ呼ばれています。

 

萬田単体では相手を動かせない時などに、組織の力を使い手伝うことなどがあります。

 

萬田がミナミで鬼と呼ばれるほど地位を築けたのは沢木の力があったおかげもあると言えます。

『ミナミの帝王』序盤ネタバレ紹介!

銭の一 十一の銀次郎①

ここは色と欲望、銭の渦巻く町 大阪・ミナミ。

 

そんな街でヤクザの男が怒号を上げながらサラリーマンを痛めつけています。

 

サラリーマンが店の料金を払えず揉めている様子。

 

周りの人間が止めに入らないことから、この街では日常のことなのでしょう。

 

ヤクザの舎弟が目を覆うほど暴行を加え続けます。

 

しかし、そこにひとりの男がヤクザを止めに入ります。

 

それは主人公の萬田銀次郎(まんだ ぎんじろう)でした。

 

ヤクザは一旦は萬田の胸ぐらにつかみかかるも、萬田はこう返します。

 

「ワレッ 名にさらしとんじゃい!」

 

「誰の胸に手ェかけとんじゃいッ おおッ」

 

顔を見たとたんにヤクザは低姿勢になり頭を下げます。

 

どうやら萬田は素人でありながら、ある程度ミナミでも顔の通ったヤクザをペコペコさせるほどの権力のある人間のようです。

 

そんな萬田はいい顔をして助ける風な素振りを見せます。

 

そして、サラリーマンにこれで会計を払えばいいと金を貸しました。

 

しかし、実は萬田の正体はミナミでも鬼と呼ばれるほどの高利貸しで、十一(十日で一割)の利子をサラリーマンに要求します。

 

このように萬田は多くの人間に十一の利子で金を貸し付けていて、利子だけでも十日で三百万円はくだらない。

 

しかも、ほとんどが利子を払うだけで精一杯なので、元金は減らないから半永久的にその三百万は入ってくるとおびえながらヤクザは語ります。

 

それを聞いてヤクザの舎弟は、これからはゼニの時代だと萬田を追いかけます。

 

そして土下座をして自分を雇ってくれと懇願します。

 

舎弟の名前は坂上竜一。

 

萬田は雇ってほしかったら上納金を払えと言いますが、文無しだったことから給料なしでただ働きすることになりました。

 

ちょうど人手が欲しかった萬田は給料なしで従業員が雇えたと内心ほほえんでいました。

 

すると客から携帯に着信が入ります。

 

その携帯は金が払えない客から利子の代わりに奪ったものでした。

 

通話が終わった萬田はもう一件の用事を思い出し、番号を押します。

 

しかし、突然通話音すら聞こえなくなり、故障を疑います。

 

調べてみたところ、徳永という客は料金を滞納した携帯を萬田に渡していました。

 

これにはミナミの鬼と呼ばれる萬田は激怒します。

 

これでは終わらせない、この件で五百万は回収し、なめた真似をすると血を見るより怖いと思い知らせてやるとすごみます。

銭の二 十一の銀次郎②

萬田はさっそく徳永の経営する工場まで向かいます。

 

徳永はゼニは借りているほうが強いと思っているがめつい人間で、一筋縄ではいかないと言う萬田。

 

舎弟兼従業員となった竜一は、この取り立てについていけばいい勉強になると喜びましたが、一千万の授業料の価値があるから払えないなら来るなと竜一を追い払います。

 

工場についた萬田は、近くに寄ったから様子を伺いに来たと上がり込みます。

 

そして徳永の羽振りをほめた後に、自分の商売も調子がいいと話を始めました。

 

簡単にまとめると、倒産寸前で他から金を借りられない会社の経営者から五千万の融資を頼まれた。

 

しかし、五千万という大金はすぐに用意できないので一日待ってもらい、金主(金貸しに金を貸すパトロン的存在)のところに駆けずり回り、最後の和歌山の金主のところで回収した時には昼だった。

 

客は、金が借りられない場合ほかのところに五千万頼まないといけないので、四時になったら金が集まっても集まらなくても電話してくれと頼まれていた。

 

時間があったから和歌山で釣りをしていた萬田は、四時になったので船の上から電話をかけようとしたが、携帯はうんともすんともしなかった、それによってしびれを切らした客はほかの金貸しから金を借りたため、利子の五百万と金貸しとしての信用を失ったというものです。

 

この話を聞いた徳永は動揺します。

 

当然萬田はこの損失を徳永に補填するように詰め寄ります。

 

しかし徳永はそんなお金はないし、土地もすでに銀行や金融屋の抵当にはいってるから払えないと拒否します。

 

すると萬田は人を泣かせると自分も泣く羽目になる、

 

『ゼニが無いのやったら 客の車売ってでも作らんけえッ!!』

 

と怒鳴ります。

 

これを聞いてもう言い訳してもだめだと思った徳永は、逆切れして暴れだし、ヤクザの知り合いがいると脅しだします。

 

萬田はヤクザをものともしない素振りを見せたましたが、徳永は知り合いのヤクザを呼び出します。

 

こわもての男が到着し、勝ち誇った様子の徳永でしたが、萬田はすぐに戻ってくるから待っていろと中指を立たせます。

銭の三 十一の銀次郎③

徳永のトラブルを解決しにきたヤクザと萬田は対峙します。

 

筋金入りのヤクザは萬田のポケットに一万円札を二枚差し込み、足代は払うからそれで茶でも飲んで帰りなと脅します。

 

萬田は五百万を回収しにきたのに、二万で帰れるかと返します。

 

そのあとも言い合いを繰り返し、どうしようもないと思ったヤクザは刃物を取り出そうとしましたが、それを見て萬田は説得しようとします。

 

徳永の機嫌をとっても組が儲かるだけ、自分の邪魔をしないでいてくれたら五百万の半分を渡すと提案。

 

しかし、ヤクザの男はそれを拒否してついに刃物を振り下ろします。

 

一方そのころ徳永は、心配しながらもヤクザに任せればさすがに大丈夫だろうとタバコを吸っているとヤクザが戻ってきます。

 

ヤクザが問題を解決したように見えたものの、後ろから萬田もあらわれます。

 

実は刃物で刺されそうになった瞬間に、萬田は刺した後に入る刑務所の話題をして手を止めさせて、ヤクザでは無い素人を殺すと十五年は刑務所に入ることになる。

 

それより今金をもらって引き下がったほうが良いと説得し、買収に成功していました。

 

こうしてヤクザは帰り、再び徳永に金を請求する萬田。

 

それでも払わない徳永に対して、一流企業で働く夫を持つ娘のところにいって暴れると脅します。

 

借金の鬼と呼ばれる徳永でも、子供を盾に取られてはさすがに金を出すだろうと勝ちを確信していました。

 

しかし、徳永は勝手にしてくれ、困っているときに金も貸してくれない娘から取り立てればいいだろうと言い切ります。

 

これにはミナミで恐れられる萬田も動揺しますが、何が何でも徳永本人から金を回収することを決意します。

銭の四 十一の銀次郎④

舎弟の竜一は娘の方から金を取り立てればいいと騒ぎ立てます。

 

しかし、萬田は五百万の請求は架空のほら話であり、実際にそれを盾に娘のところで暴れても警察を呼ばれておしまいだと言います。

 

徳永本人からどうしても金を回収したい萬田はあることを思いつきました。

 

それはB預金を見つけ出すというものでした。

 

B預金というのは、普段銀行に預けている表の預金ではなく、脱税のためや会社の儲けを個人で着服するために名義を隠してする預金のことで、これが娘の名義となってればそれを利用できると言います。

 

B預金を見つけるために早朝に徳永家からでるゴミを漁るように竜一に命じます。

 

ゴミを回収した二人は血眼になって探し、中から銀行の明細書を発見します。

 

それは普段徳永が利用している銀行とは別の機関のもので、残高は一千五百万となっていました。

 

これを手に萬田は徳永の娘のところに向かいます。

 

父親が借金をしていて、自分が借金の取り立て先に指定されたことを聞いた娘は案の定拒否し、激怒します。

 

萬田は、そんなひどい父親だからこの隠し口座を暴いて、いっそのこと二人で山分けしようと提案し、それに娘は賛同します。

 

早速二人は明細にある銀行に向かい、銀行印も通帳もなくしてしまったと受付で説明し、身分証明書を提示します。

 

すると、なんと口座の名義と一致したと新しい通帳と銀行印を発行することができました。

 

やはり、徳永は娘の名義を使ってB預金を作っていました。

 

二人はその口座を変更し、徳永が使えなくした後に金を山分けします。

 

徳永はそれを知らずに銀行に行き、受付から変更されたことによって使用できなくなったと聞かされ、萬田の仕業だと気が付き驚愕します。

 

ついに徳永本人から当初の予定よりも多く金を回収した萬田は、ついにやってやったと大喜び。

 

それを見た竜一は、萬田こそまさにミナミの帝王だと尊敬と畏怖の念が混ざった表情で見つめます。

銭の五 ワルの会社設立法①

萬田は客との待ち合わせのため喫茶店でコーヒーを飲んでいました。

 

すると窓から高級車を見つけ、世の中には金を湯水のように使える金持ちもいるもんだと感心します。

 

しかし、なんとその車から降りてきた全身高級品で身を飾った人物が自分の方に向かってくるので驚きます。

 

実はその人物は萬田に金を借りに来たイベント会社の社長、浅田でした。

 

浅田が言うには、大物の外国人タレント(外タレ)を呼ぶことになっていたが、契約段階になると途端に先に前金を要求してきたため、銀行よりも早く融資してくれる萬田に金を借りに来たとのことです。

 

十一でも構わないと確認した萬田は、実際にその会社が実在するか確かめるために会社に向かうことにします。

 

そこにあったのは一等地に構えられた立派な事務所で、活気があり業績も申し分なかったため金を貸すことに合意します。

 

十日が過ぎ、竜一に利息の百万円を集金するように命じます。

 

しかし、竜一が事務所で見たのは、浅田の会社『モーニング企画』が倒産し、金を貸した人間が怒り狂って浅田に出てくるように詰めかけている地獄絵図でした。

 

それを聞いた萬田は、会社に詰め寄ったとしても、大口の債権者にほとんど回収されてしまうので意味がない、浅田の自宅に向かうと意気込みます。

 

自宅に向かう最中に浅田の車を見つけ、追いかけていくと、なんと浅田が新しく設立した『アフタヌーン企画』という会社を発見します。

 

当然怒った萬田は会社のドアをけり破り、借金を踏み倒した挙句、新会社を設立するのはどういうことだと詰め寄ります。

 

しかし、意外なことに余裕な態度で商法二百条に守られていると返してきます。

 

商法二百条というのは有限責任の原則というもので、個人企業の倒産の場合は個人資産まで追及されるが、株式会社では事業に失敗しても出資額以上の責任は負わなくてもいいというもの。

 

モーニング企画の場合資本金が八百万円だから何億の負債があっても八百万円以上払わなくてもいい。

 

「法がワシを守ってくれまんねや!」

 

こういわれた萬田は計画的に会社を倒産させられたと怒りに震えます。

 

あんたが法の内側でなら何をしてもいいという態度なら、こっちも法の内側で取り立てをすると宣言します。

銭の六  ワルの会社設立法②

萬田は、金を取り立てるためにまずは浅田の実印を手に入れる必要があると言います。

 

すると竜一はマンションに忍び込んで盗んで来ようと言いますが、それでは逮捕されるだけで法の内側とは呼べないと怒ります。

 

どうやら萬田には法の網の目をかいくぐって堂々と実印を手に入れるアイデアがあるようでした。

 

すると、まずは区役所に向かい住民異動届を勝手に提出します。

 

これによって浅田の住所は消え、実印の登録も抹消されたことになります。

 

次に向かったのは隣町の区役所で、新しく引っ越してきた人間として書類を書き、用意していた浅田の文字が刻印された偽の印鑑を実印登録しました。

 

これによって浅田本人が持っている印鑑は偽物になり、新しく適当に用意した印鑑が実印となり、萬田は盗むことなく浅田の実印を手に入れました。

 

これを利用すれば金の回収なんか赤子の手をひねるように簡単だ、まずは架空会社の社長になってもらおうかと不敵な笑みを浮かべます。

 

そして次に向かったのは法務局ミナミ出張所です。

 

有限会社の登記は、会社定款、取締役会議録、印鑑証明書などの必要書類を提出するだけで完了することを知っていたからでした。

 

こうして浅田は何も知らないうちに、『有限会社 アサダ企画』の取締役社長に就任させられました。

 

最後の仕上げとして向かったのは小さな地方銀行でした。

 

新しく会社を設立した社長として、金を融資してもらうためです。

 

銀行の支店長に信用してもらうために、萬田は一千万円用意して定期預金に預けると現金を見せたところ、支店長はすっかり信じ込みます。

 

すると萬田はすかさず当座預金の開設と手形帳を要求します。

 

本来であれば取引先の会社を訪問してからでないと手形を渡してはいけないと決まっていましたが、お得意先になりそうな萬田に急かされたため、特例としてすぐに手形帳渡してしまいます。

 

これによって萬田は手形に金額を書くだけで、浅田に責任をなすりつけつつ金を手に入れることが可能になりました。

銭の七  ワルの会社設立法③

信頼させるためだけに用意した一千万はすぐに定期預金から引き出した萬田。

 

本来これで作戦終了だが、ミナミの鬼とまで呼ばれる自分を騙そうとしたことから、もっと痛い目にあってもらわないと示しがつかないと、手形をヤクザに売ると言い出します。

 

ヤクザの事務所に向かった萬田は、こわもてのヤクザに約束がない人間は若頭と合わせられないと胸ぐらをつかまれます。

 

すると、奥から若頭がでてきて、わしの客になにをするんだと組員を殴りつけました。

 

どうやら若頭と萬田は相当な仲のようです。

 

手形は訳ありで、不渡りになるのは決まっているが、腕次第では相当な額を引き出せると交渉し、五億から十億は引っ張れるが一千二百万でいいと告げたところ、双方合意で手形を売ることができました。

 

後日浅田のもとに、ヤクザが一億の手形が十枚不渡りになっているから責任を取って払えと脅しに来ます。

 

当然アサダ企画という会社を知らない浅田は拒否しますが、萬田にハメられたんだと気が付きます。

 

ヤクザ相手にも強がっていた浅田でしたが、結局法律的にも反論できない立場で、しかもヤクザの圧力もあったため、最終的にすべてを失うことになりました。

銭の八  ワルの会社設立法④

萬田は例の若頭と合流し、進捗(しんちょく)を伺います。

 

浅田の高級車やマンション、会社も売り払い四億円は搾り取ったから、もうカスも出ないだろうと言います。

 

しかも、その後浅田は逃亡し、姿をくらましたとのこと。

 

若頭はこの辺が潮時だろうと言い、萬田はそれは極道として甘いと突っかかります。

 

「それではワシの顔が立ちまへんねや」

 

金貸しは顔で商売しているため、一回でも客になめられたら終わりだ、萬田の借金を踏み倒したらここまでえぐい目にあうんだと天下に知らしめる必要があると大声を上げます。

 

すると若頭はここから先は自分でやってみろと取り立てを再び萬田に委ねます。

 

次に会ったのは浅田の会社の社員でした。

 

浅田の社長の行方を尋ねましたがどこにいるのか知らない、実家の場所も聞いていないと断られます。

 

すると萬田は、知り合いに倒産によって損した人間が社長と社員を刃物をもって探しているからその人間におまえを紹介すると脅します。

 

観念した社員は浅田の実家を白状しました。

 

萬田はすぐにその実家に電話をかけ、本人が帰っているか尋ねましたが、帰っていないし父親が亡くなって明日が葬儀だからと電話を切られます。

 

しかし、その電話の反応から浅田は帰っていると見抜き、葬儀が行われる実家まで飛びます。

 

葬儀場に乗り込んできた萬田を見て驚いた浅田は葬式の場で取り立てを行うなんて非常識だと憤慨します。

 

萬田が葬儀の香典を借金のカタにもっていくと告げると親族も浅田に加担して反抗します。

 

それを見た萬田が、それなら親族が団結して六億の借金を払ってくれるんだろうなとすごむと全員おとなしくなりました。

 

ひとでなしと泣きながら訴える浅田でしたが、萬田銀次郎の取り立てはえぐいと伝えたはずだと一蹴し、香典を回収します。

 

借金を踏み倒すと大変な目に合うことを思い知らすことに成功し、金も回収できた萬田は満面の笑みで、いつも通り客に踏み倒すなと念を押しながら金を貸します。

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『ミナミの帝王』は最終回完結した?

2021年10月現在、『ミナミの帝王』は最新164巻が発売されており、連載が続いています。

 

とても人気の高い作品であるため、最終回・完結はまだまだ先だと思います。

 

これからどのような展開になっていくのかがとても楽しみですね!

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