今回は、「推しの子」の美人敏腕社長、ミヤえもんこと斉藤ミヤコについて解説していきます。
主人公であるアクアとルビーの現在母親の代わりであり、苺プロダクションの社長です。
単行本1巻から登場しており、第1章の「幼年期」では苺プロダクションの元社長、斉藤壱護(さいとういちご)の社長夫人として初登場します。
当初は打算的な考えありきで壱護と結婚をした単なる脇役キャラかと思いきや、ストーリーが進んでいく中で色んなことに巻き込まれ苦労が絶えないのですが、それに伴い成長し魅力的になるキャラクターです。
見た目も美人で、母のような包容力と、敏腕社長らしい安心感を持っている、本記事筆者の推しです。
ルビーや有馬かななど、表舞台にでるキャラに比べれば登場シーンは少ないですが、惹きつけられる魅力を持った斉藤ミヤコについて解説していきます。
ただし、斉藤ミヤコの初登場時のシーンからもアイに対する憎しみは感じられないし、アイとアクアのことを可愛がっている描写があることから、少なくとも2人の子供に危害が加えられるリスクがある真似をするとは思えない pic.twitter.com/uAEgbLT14d
— 平松真次 (@hirasindao) August 22, 2020
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【推しの子】双子の母親がわり?ミヤえもんこと斉藤ミヤコについて解説!
斉藤ミヤコの簡単なプロフィールを紹介します。
初登場は単行本1巻2章、苺プロダクションの社長、斉藤壱護の妻として登場します。
「所属タレントが引くぐらいの若い奥さん」と言われることから、初登場時の年齢は20代前半(詳細の年齢は不明)と思われ、顔立ちも整っており、華やかな雰囲気を持った女性です。
アイの子供である、アクアとルビーの高校編入学の頃には40代前後になってると思われますが、その美貌は衰えることなくむしろ美しくなっており、ネットでは美魔女と騒がれています。
アイ殺害後、元々アクアとルビーは斉藤夫婦の戸籍に入っていましたが、身寄りを失った双子をミヤコは母親として引き取ります。
母として、社長として過ごした中で色んな苦労があったと思いますが、だからこそしなやかに生きる術を身につけ、年を重ねるごとに美しく魅力的な女性に成長したのだと思います。
ただし、斉藤ミヤコの初登場時のシーンからもアイに対する憎しみは感じられないし、アイとアクアのことを可愛がっている描写があることから、少なくとも2人の子供に危害が加えられるリスクがある真似をするとは思えない pic.twitter.com/uAEgbLT14d
— 平松真次 (@hirasindao) August 22, 2020
社長夫人でベビーシッターで里親!斉藤ミヤコの過去について解説!
前述した通り、ミヤコは斉藤壱護の社長夫人なのですが、結婚しようとした理由が美少年と仕事ができるだろうという打算的な目的で壱護との結婚を決めていました。
社長夫人として華々しい生活をイメージしていましたが、その思惑はハズレ、任された仕事は双子のベビーシッターでした。
アイがアイドル活動をしてる間、双子の存在は表沙汰にはできないため、ベビーシッターとしてミヤコに面倒を見させます。
もちろんミヤコ自身は不満を感じており、双子の目の前でものに当たるなど怒りを露(あら)わにしていました。
鬱憤(うっぷん)が限界にきたミヤコは、一度は双子のネタを週刊誌にバラそうとしますが、なんとかアクアとルビーの機転により、バラされることなく事なきを得ます。
その後、アイのコンサートに双子の要望で連れて行ったり(社長の許可なく)、アイの現場に双子を連れて同行する内に双子に対して愛情が芽生えていきます。
そして、アイが殺害され身寄りがなくなった双子に対して、ミヤコ自ら「本当にうちの子になりませんか?」と、聞き「私は君たちを本当の子供のように思ってる」と、言います。
単なる哀れみや同情ではなく、本気で母親として立派に育てる決意を持っていることが伺えます。
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苺プロダクションの元社長でありミヤコの夫、斉藤壱護は失踪した?現在のミヤコとの関係性は?
アイやルビーが所属する苺プロダクションの元社長、斉藤壱護(さいとういちご)について簡単に解説します。
茶髪にサングラスをかけたチャラい風貌の男性。
アイ殺害前に苺プロダクションの社長を務めていた男であり、斉藤ミヤコの夫です。
アイを自身が運営する苺プロダクションにスカウトした人物でもあり、アイをスターにするために自身の人生をかけてプロデュースしていました。
しかし、アイの殺害後に突如として失踪し、経緯などは未だ不明となっています。
失踪から数年がたち、生死も不明だった壱護でしたがルビーによって見つかり、ルビーから芸能界で活躍する術を教えてほしいと頼まれます。
表舞台から姿は消しましたが、アイを東京ドームコンサートまで導いた手腕は本物であり、壱護のプロデュースはハマり、ルビーは活躍していきます。
一方、ミヤコについては壱護の失踪後、苺プロダクションを引き継ぎ社長となります。
夫の突然の失踪と、アイの殺害による世間からの質疑応答などでてんてこ舞いになる中、アイを失ったことで事務所の存続も危ぶまれました。
ミヤコ自身が芸能界を渡っていく程のコネと経験を全く持っていなかった訳なので、存続も危うい芸能事務所の立て直しをするのはハンパなことではありません。
数々の決断を迫られる中で大きな決断になったのが、アイドル業界からの撤退です。
アイの存在や壱護の創り上げた功績を無くす事に等しい事でした。
しかし、この決断が功を奏し、規模を縮小しネットタレントのマネジメント経営で事務所を存続させることでネットタレント部門において順調な利益を得るようになります。
アイドルの世界で生き残るためのコネと経験がなかった力不足の未練を残したまま一度はアイドル業界を撤退していますが、愛娘であるルビーの夢を叶えるべく新規でアイドルグループを結成させます。
現状では、壱護の失踪後ミヤコと壱護が再会したシーンなどは出ていませんが、ミヤコは社長としてルビーのマネジメントをしており、壱護は裏からルビーの助言やプロデュースを行なっています。
今後の展開次第では、夫婦揃ってアクアとルビーを売り出していく!なんてことも可能性としてありそうです。
ただし、斉藤ミヤコの初登場時のシーンからもアイに対する憎しみは感じられないし、アイとアクアのことを可愛がっている描写があることから、少なくとも2人の子供に危害が加えられるリスクがある真似をするとは思えない pic.twitter.com/uAEgbLT14d
— 平松真次 (@hirasindao) August 22, 2020
美人すぎてかわいい敏腕社長・斉藤ミヤコ!社長就任後の実力を解説!
前述のように壱護の失踪後、苺プロダクションの代表取締役はミヤコが継承しており、アイの殺害事件から2年後にアイドル部門をたたみ、ネットタレントのマネジメントに手を広げて会社を切り盛りしていました。
ミヤコはこの時双子を引き取ってシングルマザーとなっており、さらにその中で厳しい芸能界の中で会社を10年以上存続させています。
稼ぎ頭のアイを失い、火の車だった会社を立て直すこと自体とんでもないことです。
さらに、ネットタレント部門においては順調に利益を出しているという素晴らしい経営力を持っています。
覆面筋トレ系ユーチューバー・ぴえヨンをプロデュースし年収1億円を突破するなど成功を納めており、プロデューサーとしてのセンスがあるのも分かります。
元々の芸能界での経験値はありませんでしたが、立て直し時代の経験からスケジュール調整、会議、営業、契約書回り、お偉いさんとの接待などマルチタスクをこなすことが出来る経営者に成長しており、また修羅場の数も踏んでいるようで、タレントのスキャンダルにも冷静に対処しています。
マネージャーとしての腕も一流、経営者としてのセンスもあり、40代近いですが「推しの子」の中で一番美人です(個人の見解)。
裏方のキャラなので登場シーンは多くありませんが、ゆくゆくはスピンオフとしてミヤコの活躍を描いた「推しの子」が出てくれればなと思います。
ミヤコさんは社長だよな?
いつか壱護社長戻ってくるのかな?
と思っていたとこついに触れてきた…#推しの子 pic.twitter.com/9HKAHK4pEH— raw@サブ垢 (@oshino_ko_) September 15, 2022
『推しの子』斉藤ミヤコの名言を紹介!
「私は君達を自分の子供の様に思ってる」
単行本1巻10話にて、アイ殺害後に身寄りがいないアクア、ルビーに向けたセリフ。
双子のベビーシッターをさせられ、愚痴を言いながら面倒を見ていましたが、一緒に過ごすうちに母性が湧き、自分の子供のように思うようになりました。
ルビー自体もミヤコを母親のように感じており、アクアはお互いに信頼し合ってる関係となっています。
「芸能界ってのは『一人でも戦える何か』が無いとやってけない所なの」
こちらもアクアとルビーに向けて放ったセリフです。
アイがなかなか稼げないことに悩んでおり、双子がミヤコに対して仕事をとってこないことに不満を漏らします。
アイドルとしてはレベルの高いアイですが、それだけでは芸能界は生き残れないことを感じるセリフです。
この頃から、芸能界で生き抜くすべを壱護から学び始めていたのかもしれません。
「子供達の心と人生を壊しながら このせかい(芸能界)は回ってるの」
103話のスキャンダル編で、有馬かながある映画監督とのツーショットを撮られたことを知り彼女の心を危惧(きぐ)したセリフです。
長い間、芸能界を見てきたミヤコは同じような境遇で人生をダメにしたアイドル達を見てきたのでしょう。
幼くて脆い子供達に対して責任や重圧を押し付ける世間に対して、皮肉をこめたセリフです。