モンキーピーク全巻無料で読む方法を紹介!漫画アプリで最終12巻まで無料で読めるって本当?

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悩んでいる人
『モンキーピーク』を無料で全巻読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『モンキーピーク』は漫画アプリ『マンガBANG!』にて全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『モンキーピーク』はこちらの株式会社Amaziaが運営する漫画アプリマンガBANG!と漫画アプリ『マンガTOP』にて全巻無料で読むことができます。

マンガBANG!

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『マンガBANG!』は株式会社Amaziaが運営する国内最大級の漫画アプリです。

『マンガTOP』は日本文芸社が運営する漫画アプリです。

『マンガBANG!』『マンガTOP』共に公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

『マンガBANG!』『マンガTOP』では、このように『モンキーピーク』を無料公開してくれています。

 

 

仮に書店や有料電子書籍で『モンキーピーク』を最終巻までそろえた場合、7,315円の支払いが必要になります。

1冊605円×11冊=6,655円

1冊660円×1冊=660円

合計=7,315円

7,315円は、普通に大金です。

 

安心安全に、そしてタダで『モンキーピーク』を全巻無料で読破したい方は『マンガBANG!』『マンガTOP』を使うのがベストです。

 

『マンガBANG!』『マンガTOP』共に1日に無料で読める話数に上限がありますので、2つのアプリをダウンロードして併用して読んだ方がすぐに全話読めるためオススメです!

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また『マンガBANG!』では、『モンキーピーク』以外にも

  • 金色のガッシュ!!
  • 死役所
  • ダーウィンズゲーム
  • 極主夫道
  • ぼくは麻里のなか
  • エリアの騎士
  • OUT
  • バウンサー
  • ウロボロス
  • LIAR GAME(ライアゲーム)
  • 信長のシェフ
  • 魔法少女オブジエンド
  • 鬼門街
  • 君の膵臓をたべたい
  • ULTRAMAN
  • 魔入りました!入間くん・猿ロック
  • ハリガネサービス
  • 静かなるドン
  • BTOOOM!
  • 浦安鉄筋家族

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。(作品の公開が終了している可能性もあります。ご了承ください)

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

 

ここまでのまとめ
  • 『モンキーピーク』は漫画アプリ『マンガBANG!』『マンガTOP』で全巻無料で読める
  • 『マンガBANG!』は株式会社Amaziaが運営する合法な漫画アプリなので安心安全
  • マンガBANG!』『マンガTOP』をダウンロードする際にも一切お金はかからない
  • 『モンキーピーク』以外にも数多くの名作マンガが無料で読める

以上がここまでのまとめです。

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『マンガBANG!』以外でインストールしておくべき有能マンガアプリ2選

余談なのですが、違法な無料漫画サイトでは、ウイルスによる感染率が年々高くなっています

ウイルスに感染した場合、パソコンやスマートフォンに入っている住所やクレジットカードなどの個人情報が漏洩し悪用されてしまいます。

以上の理由から感染リスクのある違法サイトではなく、安全で合法、

 

そして無料で数多くの有名作品を読むことのできる漫画アプリを絶対に使うべきです

 

国内でリリースされているほぼすべての漫画アプリを使用してきた私が特にオススメしたい漫画アプリを2つ厳選したので簡単に紹介します。

『サンデーうぇぶり』

『サンデーうぇぶり』は、大手の総合出版社・小学館が開発した漫画アプリです。

 

改良に改良を重ね、とても使いやすいアプリに進化しました。

 

サンデー誌が誇る人気マンガの多くを全巻無料で読むことができます

サンデーうぇぶりで読める人気マンガ一覧

・名探偵コナン・YAIBA・銀の匙

・犬夜叉・今際の国のアリス

・今際の路のアリス・H2

・焼きたて!!ジャぱん・タッチ

・MAJOR(メジャー)・拳児

・ジンメン・うえきの法則・マギ

・からかい上手の高木さん

・からかい上手の(元)高木さん

・ドロヘドロ・モンキーターン

・GS美神 極楽大作戦!!・最上の命医

・史上最強の弟子ケンイチ・MAR

・サイケまたしても・BUYUDEN

・あおざくら防衛大学校物語

・今日から俺は!!・競女!!!

・からくりサーカス・だがしかし

・結界師・ARMS・薬屋のひとりごと

・ゾン100~ゾンビになるまでにしたい100のこと~

・やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。

・烈火の炎・ファンタジスタ・電波教師

・イナズマイレブン・信長協奏曲

・古見さんはコミュ症です。 

・神のみぞ知るセカイ・switch

・BE BLUES!~青になれ~

・双亡亭壊すべし・天使な小生意気

etc・・・・・・

無料漫画アプリ特有の「1日に読める話数が少ないのでは?」と思われがちですが『サンデーうぇぶり』に関しては、そんなことはありません。

『サンデーうぇぶり』の特徴
  • 『サンデーうぇぶり』では1日1作品において、最大5話まで無料で読める
  • 今なら『サンデーうぇぶり』新規ダウンロード特典として単行本3冊分に値するポイントが付与される
  • 期間限定で有名マンガを全巻無料で公開するキャンペーンも頻繁に行っている

『サンデーうぇぶり』は、掲載されているマンガの質や量、1日に読める話数、アプリの使いやすさに関しては、漫画アプリの中でも群を抜いています。

漫画アプリ!サンデーうぇぶり!小学館の人気マンガを毎日更新

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『サンデーうぇぶり』の使い方は、こちらの記事で詳しく説明しています。

【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!

 

『マンガワン』

『マンガワン』は、『サンデーうぇぶり』と同様に小学館が運営する漫画アプリです。

 

『サンデーうぇぶり』では読むことのできない以下のような有名作品が無料で読めます。

マンガワンで読める人気漫画一覧

・闇金ウシジマくん・土竜の唄・火の鳥

・ブラックジャック・釣りバカ日誌

・アイアムアヒーロー・アフロ田中

・めぞん一刻ダンベル何キロ持てる?

・青のオーケストラ・モブサイコ100

・からかい上手の(元)高木さん・太郎

・1000円ヒーロー・おやすみプンプン

・ケンガンアシュラ・ケンガンオメガ

・ふだつきのキョーコちゃん・ゾン100

・出会って5秒でバトル・送球ボーイズ

・俺はまだ本気だしてないだけ

・今際の路のアリス・灼熱カバディ

・血と灰の女王・薬屋のひとりごと

・プロミスシンデレラ・サツリクルート

・ヒトクイ-origin-

etc・・・

マンガワン-小学館のオリジナル漫画を毎日配信

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『サンデーうぇぶり』では読むことのできない『闇金ウシジマくん』『土竜の唄』『ブラックジャック』『アイアムアヒーロー』『アフロ田中』といった日本マンガ史に名を残す名作がラインナップされています。

 

管理人
ちなみに私は『アイアムアヒーロー』と『ブラックジャック』を『マンガワン』にて読破しました。今は『闇金ウシジマくん』を愛読中です。

 

  • マンガが好き
  • 無料でマンガを読みたい(節約したい)
  • 通勤時間など空いた時間を娯楽の時間にしたい

そんな方に、漫画アプリ『サンデーうぇぶり』と『マンガワン』は非常にマッチしているアプリです。

 

まだダウンロードしていない方は、ぜひ試してみてください。

 

※もちろん、ダウンロードの際もお金は一切かかりません。

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次に『マンガBANG!』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『マンガBANG!』では、1日に読める話数に制限があります。

詳しくは後述の「マンガBANG!の基本的な使い方」でご説明いたします。

「1日に読める話数に制限がある」と言っても毎日、数多くのマンガを同時に読み進めていくことができるシステムですので、満足して頂けるはずです。

『マンガBANG!』の基本的な使い方

『マンガBANG!』の基本的な使い方を簡潔に説明します。

 

『マンガBANG!』では、アプリ内アイテムである『フリーメダル』と『SPメダル』を使用して読むメダルで読むという方法と、

 

フリーメダルやSPメダルを使用せずに読むチャージで読むという方法の2種類があります。

 

どういうことか、具体的に説明しますね。

「メダルで読む」と「チャージで読む」の違い

『マンガBANG!』で掲載されている漫画は、アプリ内アイテムであるフリーメダルSPメダルを使用して読むメダルで読む対象作品と、

 

フリーメダルやSPメダルを使用せずに各マンガを1日1話無料で読めるチャージで読む対象作品の2種類があります。

「メダルで読む」とは?

下記の画像を見てください。人気サッカー漫画『エリアの騎士』を読む画面です。

黄色い線で囲ってある中に「無料メダルで読む」と記載されていますよね。

 

これが記載された漫画は「メダルで読む」対象作品です。

 

フリーメダルやSPメダルを活用することで、1日で最大14話もの漫画をタダで読むことが可能なんです。

『フリーメダル』『SPメダル』については、後述。

「チャージで読む」とは?

下記の画像を見てください。懐かしの名作『金色のガッシュ!!』を読む画面です。

黄色い線で囲ってある中に「無料チャージで読む」と記載されていますよね。

 

これが記載されたマンガは「チャージで読む」対象作品です。

 

「無料チャージで読む」と記載されている作品は、すべての作品が毎日1話ずつ無料で読めます

 

使用したチャージは、24時間後に回復し、新たに1話無料で読み進めることができます。

 

管理人
好きなマンガ(「チャージで読む」対象作品)を毎日1話ずつ読み進められる素晴らしいシステムですね。管理人も5作品ほど同時に読み進めています!

 

「チャージで読む」対象作品一例
  • 金色のガッシュ!!
  • OUT
  • 蟻の王
  • モンキーピーク
  • 死役所
  • 極主夫道
  • ぼくは麻里のなか
  • 中卒労働者から始める高校生活
  • 走馬灯株式会社
  • 監獄実験-プリズンラボ-
  • バウンサー

などなど…

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次に「メダルで読む」対象作品に使えるフリーメダルSPメダルについて簡単に紹介します。

フリーメダルとは?取得方法と使い方を解説

フリーメダルとは?
  • フリーメダルとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 毎日7時と19時にフリーメダルが4枚ずつ配布される(1日に計8枚のフリーメダルが貰える)
  • 1枚のフリーメダル消費で好きなマンガを1話無料で読むことが出来る

以上がフリーメダルの取得方法と使い方の説明です。

 

つまり毎日、計8枚配布されるフリーメダルを使って1日に8話分の漫画をタダで読めるシステムです。

 

但し2点だけ注意があります。それが以下の点です。

  • フリーメダルを4つ以上貯めこむことは出来ない
  • 「メダルで読む」対象作品でしかフリーメダルを使えない

フリーメダルを4つ以上貯めこむことは出来ない

7時にフリーメダルが4枚配布され、その4枚のフリーメダルを使わずに19時を迎えたとしても新たにフリーメダルが加算されることはないので注意が必要です。

フリーメダルは5枚以上貯めことはできません。

毎朝、毎晩、フリーメダルを消費してマンガをお楽しみになる方法が、もっともお得になります。

 

管理人
より多くのマンガを楽しむためには、1枚のフリーメダルも無駄にできないですね!貰ったらなる早で使ってしまいましょう!

 

ただ無理して消費する必要はないと思います!読みたいマンガがある時だけ、遠慮なくフリーメダルを使い倒しましょう!(^^)/

「メダルで読む」対象作品でしかフリーメダルを使えない

先ほども述べましたが、『フリーメダル』も『SPメダル』も「メダルで読む」対象作品でしか使用できないので、覚えておいてください。

 

確認ですが、下記画像の『エリアの騎士』は「無料メダルで読む」と記載されているので、『フリーメダル』または次に紹介する『SPメダル』を使用して読む事ができます。

 

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『マンガBANG!』のSPメダルとは?取得方法と使い方を解説

SPメダルとは?
  • SPメダルとは、アプリ内で漫画を読むために必要なアイテム
  • 1枚のSPメダル消費で好きなマンガを1話無料で読むことができる
  • 新規ダウンロード特典でSPメダルが10枚付与される
  • 毎日、短い広告動画を1度見るだけでSPメダルが1枚付与される

以上がSPメダルの取得方法と使い方の説明です。

 

毎日2回、アプリを開くと「毎日ボーナス CMを見てSPメダルGET!」という画面が表示されるので「CMを見る」をタップし、広告動画を見ましょう。(流して見なくても勿論OK!)

そうすると、『SPメダル』が1枚付与されます。(SPメダルはフリーメダルとは違い貯めることができます)

『フリーメダル』をすべて消費してしまっても、この『SPメダル』を使用することで「メダルで読む」対象作品を読み進めることができます。

 

ここまでを簡単にまとめると、

  • 「チャージで読む」対象作品は1日1話ずつ無料で読める
  • 「メダルで読む」対象作品は1日で最大14話無料で読める
  • 『モンキーピーク』は「チャージで読む」対象作品なので、1日1話ずつ無料で読める

オススメな読み方としては『モンキーピーク』を毎日、1話ずつタダで読みながら、他のマンガも同時に読み進めることです

 

また「メダルで読む」対象作品は、期間限定の作品が多いです。

 

そのため、他の漫画アプリでは読むことのできない掘り出し物の人気作品が多く無料で読めてしまいます

 

さらに「メダルで読む」対象作品は、1日に最大で14話もの話数が読めるので比較的早く全巻読破できる点も『マンガBANG!』の強みです!

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『モンキーピーク』の世間の評価は?

初めて全巻読んだ漫画でした。一人一人のキャラの個性がすごく豊かで、悪役でさえも魅力的な漫画でした。最近の単なる内容の薄いパニックホラーと違って、背景や過去が壮絶で読み応えがあります。これは課金して後悔ない作品だと思います。迷ってる方は是非!!

引用:LINEマンガ

 

はいはい、ただのパニックホラー系ね~と思っていたら、予想以上に面白かった。
謎要素が徐々に増えていくので、話が進むごとに面白さが増して、引き込まれた。

引用:LINEマンガ

 

猿まじで、怖えぇぇぇぇぇ。もう、登山したくない笑

引用:LINEマンガ

 

これ5巻まで読んだけどクソほど面白いし読めば読むほど早乙女や宮田が好きになる。絶対読んだほうがいい。

引用:LINEマンガ

 

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『モンキーピーク』の見どころ紹介

見どころ①人間の本性

『モンキーピーク』は、藤谷製薬の社員たちがレクリエーション活動として、団体で登山に挑んでいく途中にさまざまな危険が襲い掛かるサバイバルホラーです。

 

登山の場所は、、恐ろしい鬼の猿がいるとの伝説がある魔の山「鬼猿岳」でした。

 

登山経験のある主人公の早乙女、彼を支える林、宮田、そして頼れるリーダ的存在の長谷川部長、メンバーのなかで圧倒的な体力とサイコパス的な雰囲気で恐れらる安斎などが中心としてストリーがすすんでいきます。

 

主人公は過去に人殺しをしたとして、同僚から罵られ、メンバーとの間に深い溝ができてしまいますが、ストーリーがすすむにつれて、本当の事実があかされていきます。

 

生きるか死ぬかの過酷な状況で、他人を救おうとするもの、人を犠牲にしても自分だけが助かりたいとする者など、ひとりひとりの人間の心の揺らぎや、精神崩壊など、人の本性がたくさん描かれています。

 

猿との戦いが長引くにつれて、食糧不足などさまざまな苦しい状況下におかれていきます。

 

食糧の奪い合いなど人間のドロドロしたどす黒い部分もかかれています。

 

死への恐怖心、自責の念から、悪をたくらむ者のいいなりになってしまうメンバーや、はっきり断ることができずにずるずると加担してしまうメンバーなどの姿には、見ていてて、イライラしてしまいました。

 

「今、本当のことをみんなの前で言ってあげれば、簡単に解決するのに」「黙ってないでなんで言わないの?」と何度も思った場面がありました。

 

そんな人間関係のドロドロした環境のなかでも、主人公の早乙女は、人としての思いやりを持ちながらまっすぐな心で、猿に挑んでいきます。

 

ほかのメンバーが恐怖から、悪事に手をそめたり、他人をおとしめそうとするなか、そんな早乙女の芯のとおった人間らしさというか、人としての心の大きさに、どんどん彼を応援していきたくなる不思議な魅力があります。

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見どころ②謎の猿との戦い

はじめは40名近い団体で登山に挑みますが、なんども猿との戦いが繰り広げられ、最終的には大勢の社員たちが命をおとしていきます。

 

猿との戦いは、山小屋が舞台となったり、危険な崖で襲われたりと、さまざまな危険な状況で攻撃がたくさんあります。

 

猿への恐怖とパニックから、他人を自分の身代わりにしょうとするものなど、人間の汚い本性を見せつけられます。

 

はじめは、猿にやられっぱなしで、ただ息絶えていく仲間をみていることしかできませんでしたが、だんだん猿の行動のクセや、弱点などがわかってくるようになり、こちらからも、仕掛けや罠など、攻撃をしていくようになります。

 

最初はずっとやられっぱなしでしたが、途中からメンバーのさまざまなアイディアなどによって、猿に攻撃をくわえられたときは、読んでいてスカっとしたというか楽しかったです。

 

本当に猿なの?と誰もが疑ってしまうほどの、人間のような頭の回転の速さや、用意周到な動きには、何者なの?と本当に猿の正体が気になって仕方ありませんでした。

 

仲間を守るために、みずから猿の犠牲となった勇敢なメンバーも多く登場してきます。

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見どころ③予測できないストーリー

山という自然が舞台であることで、凍傷や、食糧不足、水不足など、その他さまざまな自然の恐怖が描かれています。

 

最後までどんな展開になるのかまったく予測ができないストーリー展開の数々。

 

だいたいの物語は途中まで話を読むと、なんとなくわかってきましたが、このマンガは最後の最後までだれも先が読めないストーリーなのではと思います。

 

実は、リーダー的存在の人事部長の長谷川がこの物語の鍵をにぎります。

 

また最初から、ずっと早乙女のそばでやさしく支えてくれてきた林さんも、実は重要な人物であることがわかります。

 

彼女が敵なのか見方なのかは最後まで目がはなせません。

 

私が最初にいちばん「この人なら信頼できそうな人」と感じた登場人物は、最終的にこの悲劇をはじめた重要人物となったり、「絶対にこの人が怪しい」と感じたひとは、みんなが生き残るために、必要な人物でもありました。

 

最初からずっと安心していい仲間だと思っていた人物が、ストーリーのエンディングに近づくにつれて、違う人間性を知ったときには、裏切られたというか、残念な気持ちになりました。

見どころ④細かな情景描写

とても細かな絵のタッチと、迫力のある情景描写によって、どんどんストーリーに引き込まれてしまいます。

 

私もこのマンガの描き方は大好きです。

 

グロいシーンなども多く登場するので、思わず見るのに抵抗のあるシーンもありますが、猿が出てくるシーンなども、とても迫力があり、思わずじっと絵を見てしまいました。

 

これだけ細かく描くには、相当の時間を費やして完成させたんだろうなと思えるほどの、見ごたえのあるマンガです。

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『モンキーピーク』序盤ネタバレ紹介!

第1話 「しらび山」

奥深い山の中、切り立った岸壁のそばで父子が横たわっていました。

 

父親は落石から息子をかばうように覆いかぶさっています。

 

「いいか稜(りょう)……人を幸せになれる人間になれ。それには笑顔だ。忘れるな稜……“笑顔”だ」

 

頭から血を流しながらも、父親は満面の笑みで最期の言葉を告げました。

 

物語はそれから8年後から始まります。

 

しらび山。

 

藤谷製薬の社員たち40名がいくつかの班に分かれて登っています。

 

社員の結束を高めるレクリエーションのはずが、雰囲気はとても悪く、言い争いの声が絶えません。

 

たとえば、岡島、という男は体力がなく泣き言ばかり。それにいらつく班長の佐藤という女性。

 

特に、佐藤は競争意識が激しいらしく、ほかの班に遅れたくはないようです。

 

岡島が遅れ気味なので、岡島の荷物を代わりに持つように、と早乙女(さおとめ)に命令しました。

 

早乙女は短髪で髪を立てている男性です。普段の営業成績はぱっとしませんが、体力だけは自信があるようです。

 

山頂までは数時間かかる道のりで、体力のない岡島は途中、崖にかけてあるはしごから落ちかけました。

 

まずい……誰もがそう思った時、はしごの上から宮田、という男が手を伸ばして岡島を支えます。

 

前の班から遅れてしまい、たまたまはしご近くに居合わせたため、この事故に気づいたそうです。

 

宮田は早乙女の同期で、仲もよく、宮田は早乙女のことをサッチーと呼びます。

 

ちなみに宮田は登山だというのに全身スーツ姿で、なんでも氷室(ひむろ)、という社員に騙されてしまったそうです。

 

苦しい思いの連続で、岡島はとうとう泣き出してしまいました。

 

「何だよ、レクリエーションって…こんなの苦しいだけじゃないかぁ!!」

 

宮田がそれに答えました。

 

「そうでもないですよ。ほら」

 

宮田の視線の先には、雄大な自然の景色が広がっており、岡島も思わず見入ったのでした。

 

ようやく全員が山頂につくと、社長が演説を始め、レクリエーションの目的を語りはじめます。

 

藤谷製薬は薬害事件を出してしまい大変な経営危機にあること。

 

乗り越えるためには社員の一致団結が必要なこと。

 

そのために、みんなで協力して登山したのだ、と。

 

社長の思いとは裏腹に、社員たちにその演説は何一つ響いていないようでした。

 

命令だから仕方なく登りましたが、ほとんどの人間はそんな面倒なことをしたくありませんでしたし、とくに団結の心も芽生えていません。

 

そのまま夜になり、いくつものテントに分かれて宿泊です。

 

疲れた体を癒すひとときの時間……のはずでしたが、いくつかの悲鳴がとどろきました。

 

それに驚いて、早乙女がテントから出ると、大きな猿のような、なんとも言えない生き物が目の前にいました。

 

直立しており、手には鉈(なた)、目は不気味なほど大きく、光を放っているかのようです。

 

化け物は早乙女を一瞥(いちべつ)すると、特に何かをするわけでもなく夜の闇へと消えていきました。

 

そのあとです。

 

ほかのテントで騒ぐ声が聞こえます。

 

早乙女が駆けつけるとそこには、鉈に切り裂かれたであろう、いくつかの遺体が転がっていました。

 

第一日目。藤谷製薬社員残り36名。

 

第2話 「矢ノ口」

惨状を見た社員たちはパニックに陥ります。

 

警察に電話しようにも、全員のスマホが入った袋が盗まれてしまっていました。

 

警察をあてにできない以上、まずは避難をしなければなりません。社長の提案で、近くの山小屋に移動することにしました。

 

営業シーズンが終わっているため、山小屋の中には入れませんが、山小屋を背にすることで、背面の安全は確保できる、というわけです。

 

ひとまず、朝まで山小屋の前で待ち、明るくなったら下山しよう、と言うことになりました。

 

それにしてもいったい誰がこんなことを?

 

早乙女は自分が見た化け物のような猿の話をします。そんな猿などいるわけがないと信じない人が大勢いるなか、部長だけはこう言いました。

 

「“猿投山の伝説”……」

 

なんでも、しらび山の先にある山・岩砕山の別名を猿投山、と言うそうで、その山には魔猿――化け物の猿が現れる。

 

その猿がたびたび現れては、登山者を襲う。

 

そんな伝説があるのだ、と。

 

朝になり、地図を頼りに下山することになりました。

 

まずは『矢ノ口』にいき、そこから前原温泉口に向かう予定です。

 

山道を降りていると、分かれ道がありました。そこに木製の標識があり、直進路のほうに『矢ノ口』と書いてあります。

 

早乙女は、曲がり道の方は? と疑問を呈しましたが、標識があるのだから、ということで、直進することになりました。

 

最初、違和感を口にしたのは地図を見ていた男の子でした。

 

地図の通りならもう矢ノ口についているはずの時間なのに……。

 

それを聞いて早乙女は気づきます。

 

標識が新しかったことに。

 

山小屋が休業するような登山のオフシーズンです。管理する人間も当然おらず、新品同然の標識があるはずがない。

 

つまり、何者かの悪意によって、偽の標識がたてられていたのだ、と。

 

しかし、あまりにも気づくのが遅すぎました。

 

その時点で、多くの社員は山の難所・『矢ノ口落とし』という全く異なる危険地帯へと誘導されていました。

 

第3話 「矢ノ口落とし1」

矢ノ口落としは急な坂道、というよりも、もはや崖、と思えるほどの切り立った岩壁です。

 

人一人がやっと通れる程度の階段だけが設置されていました。

 

罠に落とされたとも知らずに社員たちは次々と、その階段を下りていきます。

 

早乙女はこの危険な罠から抜け出そうと、大声で

 

「引き返せー!!」と叫びます。

 

その声は誰にも通じません。みんなここが正しい『矢ノ口』だと誤解しているからです。

 

一人で騒ぐ早乙女を見て、佐藤(第1話で出てきた女性班長)はイラつきながら、こう漏らしました。

 

「ったく……勝手なことばかりして…なんであんな問題児を採用したんだか…~(中略)~アイツ…高校の時ね――― 一人殺してんのよ」

 

全体の流れは止まりません。

 

なんとか引き返さないと……早乙女がそう焦っていると、階段の後方から悲鳴が聞こえてきました。

 

引き返す側の方から、夜に出た猿が現れたのです。

 

猿はためらうこともなく鉈を振りかざし、とある男性の肩を切り裂きます。

 

逃げなければ! 後ろの人たちは駆けだしますが、この階段は一本道です。後ろが急ごうとしても、前が詰まって進めません。

 

パニックになり、押し合いが始まり、大勢の人が階段から転げ落ちました。

 

第4話 「矢ノ口落とし2」

地獄絵図でした。骨を折るだけならまだましなほうで、亡くなったものもいます。

 

とりあえず階段をおり、平地にケガ人を運びました。

 

みんなで状況を確認します。

 

まず、早乙女はこれが罠であることを説明します。

 

次に、安斎(あんざい)という大柄な男性が被害報告をしました。

 

転落による死者6名。

 

意識不明、骨折11名。

 

猿に襲われて殺された者4名。

 

昨夜の被害者と合わせて、すでに14名もの犠牲者が出ていました。

 

今後、どうすればよいか?

 

早乙女は引き返すことを主張します。

 

このまま進めば、岩砕山、という日本で二番目に危険な山に行ってしまうからです。

 

登山初心者の集団で進めばどうなるかわかりません。

 

ところが、その意見には次々と反対意見が出ます。

 

後ろに引き返せば、猿がいます。そんな危険な『もの』がいる限り、後ろに戻る気はしません。

 

また、早乙女が『高校生の時、一人殺している』という話も出回り、信用度が下がりました。

 

そこで、登山のベテランである部長が折衷案を出します。

 

確かに、このまま岩砕山に行くのは危険すぎる。だから、その手前の山小屋・中岳小屋まで進む。

 

そこには電話があるので、そこで助けを呼べばよい、というのです。

 

社長はその案を採用しました。

 

重傷で動けないものは、その場に残り、動けるものは中岳小屋を目指す。

 

さすがに重傷者だけを残すのは問題があるので、見守り役として、田中、という人物を残すことにしました。

 

こうして山小屋を目指し出発する社員たちの前に、一枚の看板がありました。

 

『注意 これより先 急坂(きゅうはん)が続きます。毎年疲労による遭難が発生しています。 体力に自信のない方は引き返して下さい。』

 

第5話 「前岳1」

山小屋を目指すのは15名の社員たち。

 

体力に自信がなく、その場に残ることにした男の一人が早乙女にこう言いました。

 

「頼むよぉ……助け呼んできてねぇ…」

 

早乙女は親指をたて、笑顔でそれに答えるのでした。

 

眼前には、もう先ほどのような道さえありません。ただの傾斜した岩場が広がっていました。

 

藤柴(ふじしば)という若い女性社員は、登っても登っても続く岩場に嫌気がさし、めまいがします。

 

その様子を見た、全身スーツの宮田は藤柴のリュックを代わりに持ってあげることにしました。

 

「やさしいのね宮田クーン」

 

二人のやり取りを聞いていた佐藤は「ブリっ子ちゃんが…」と嫌な顔をします。

 

本当に一致団結とは遠い集団でした。

 

もう一時間近く登っています。いったい、あとどのくらいこの岩場が続くのでしょうか?

 

地図を見ていた男性は「少なくともあと4時間」と絶望的な返答をしました。

 

製薬会社で研究開発を担当している男は、

 

「こんな事するために…私は入社したんじゃない…」と弱音を吐きます。

 

それを聞いた営業の社員は、「元はと言えばあんたのチームのせいだろ? あの薬作ったの」

 

現在、藤谷製薬が苦境に陥っているのは、3年前に発覚した、とある薬の副作用のせいでした。

 

法的には、薬害は認められませんでしたが、風評被害などで急速に業績は悪化。

 

当時の社長は退陣に追い込まれ、今の社長に変わったのです。

 

その新社長の最初の発案が、このレクリエーションでした。

 

苦難が人を団結させる。そういう側面は確かにあるかもしれません。しかし、この集団は最初からずっと不協和音が吹いていました。

 

早乙女は思います。

 

入る会社を間違えてしまったのだろうか?

 

それとも……。

 

『親父が呼んでいるのか?』

 

脳裏に8年前亡くなった父親の顔が浮かびます。

 

「“笑顔”だ」という台詞とともに。

 

こんなときでも上手に笑えているだろうか?

 

父はそれをチェックしたくて、こんな運命を呼び寄せたのかもしれない。

 

『上手く笑うのは難しい』

 

早乙女が無理に引きつった笑顔を作ろうとしたとき、ほかの社員たちが下のほうを見下ろしているのに気づきました。

 

早乙女も同じほうを向きます。

 

そこには自分たちが後にした平地が見えました。

 

平地に残してきた社員と……そして、化け物猿が。

 

助けを呼んで、と頼まれたばっかりだった。

 

早乙女はその男の、泣きそうな顔を思い出します。

 

理屈ではありませんでした。このままでは、自分を信じて頼ってくれた人たちが死んでしまう。

 

焦りの表情を浮かべた早乙女は、一気に岩場を駆け下ります。

 

人一倍、体格の大きい安斎もそれに続きました。

 

第6話 「前岳2」

ごつごつした岩だらけの坂道を、大股で降りていく早乙女。

 

「くそ…っやめろ…やめろ…っやめろーっ」

 

早乙女が平地に着いた時には、すでに無残に切り裂かれた遺体が転がっているだけでした。

 

悔しさから歯を強く噛みしめます。

 

「出てこい クソザル!」

 

せめて仇を討とうと呼びかけるも、反応はありません。

 

そこに少し遅れて安斎がやってきました。

 

「…間に合わなかったか」

 

安斎も惨状を見て、そう言いました。

 

ケガしているものも、意識のないものも、みな切り裂かれて殺されています。

 

早乙女は怒りで冷静になれませんが、安斎はあたりを見回し、疑問を口にしました。

 

猿が襲ってきたとしたら、この平地の上からのはずです。

 

だとしたら、平地にいた人間から丸見えであり、意識のない人間はともかく、どうしてその姿を見て、逃げなかったのか、と。

 

そして、もう一つ。襲撃した猿はどこに消えたのか?

 

そう話し込んでいるうちに、突然、猿が現れました。

 

早乙女めがけて鉈を大振りして切り付けてきます。

 

背負っていたバックパックが切り裂かれますが、ギリギリで交わすことに成功しました。

 

一方的にやられてばかりではありません。

 

反撃しようと、こぶしを握り、殴りかかりますが、猿には軽々と避けられます。

 

心の奥から湧き上がる恐怖心を抑えつけるように、早乙女は叫びます。

 

「来いよ…上等だコラ……っ ああああああああ」

 

安斎も加勢します。近くに落ちていた、ボーリング玉程度の岩を投げ、援護してきました。

 

さすがに形勢不利と見ると、猿はその場から逃げ去ります。

 

逃がすまいと追いかける早乙女たちでしたが……。

 

追っていった先にあったのは断崖絶壁でした。

 

とても下りられるようなガケではありません。人間なら、まず落ちたら助からないでしょう。

 

これで先ほどの疑問が解消しました。

 

なぜ、猿の襲撃に気づかなかったか?

 

猿はこのガケを這い上がって、襲ってきた。だから直前まで、猿が迫っていることに気づかなかったのだと。

 

もし、自由自在にガケを移動できるとすれば、それはまさに化け物、というほかありませんでした。

 

第7話「前岳3」

猿を追い払った二人は、犠牲者を数えました。その数は8人。

 

その場に残った人間は11人いたはずでしたから、数が合いません。もしかして生存者がいるかも、という希望が出てきました。

 

声を上げ探していると、運よく逃れた二人が見つかりました。

 

しかし、もう一人だけは見つかりません。

 

早乙女は残った一人の捜索もした方がよい、と言いましたが、また猿に襲われるリスクがあります。

 

このまま、ここにいるのは危険すぎる。

 

結局、先に進んでいるグループと合流することを優先することになりました。

 

生き残った二人を加えて、計4人でまた岩場を登りはじめます。

 

あの猿の運動能力は異常です。どこに現れるか分からないので、気の休まる暇がありません。

 

そもそも、あれは猿なのかどうか……。

 

どうして、俺たちがこんな目にあわなければならないのか……。

 

そのような疑問が噴出する中、安斎はぽつりと言いました。

 

「ウトヤ島…かもしれん」

 

ウトヤ島とはノルウェーにある島です。

 

2011年にたった一人のテロリストにより、69名もの若者が命を落としたことで有名になりました。

 

「あ…あの猿もテロリスト…?」

 

それは安斎にも分かりませんが、「この山は完全なる陸の孤島 我々は周到に準備された殺人計画の中にいるのかもしれん…」

 

それは何の慰めにもならない言葉でした。

 

つまるところ、どうして自分たちがそんな殺人計画に参加させられているのか分からないからです。

 

早乙女だけは他と違い、おびえずにこう言います。

 

猿を捕まえれば、全ての謎は解ける、と。

 

「強気だな」

 

そんな早乙女を見て、安斎が言いました。

 

「…昔、ちょっとヤンチャしてたんで」と早乙女が返しますが、これに安斎は納得がいかないようでした。

 

昔やった迷惑、犯罪行為を、ヤンチャ、などという軽々しい言葉で正当化するのはよくない、と思っているのです。

 

だから、きちんとその償いをしたのか、と尋ねます。

 

その問いに早乙女が答える前に、ほかの一人が言いました。

 

「は…償えるようなヤンチャだったのか? え? 早乙女 聞かせろよ お前 本当に――― 人一人…殺したのか?」

 

しばしの沈黙のあと、早乙女は口を開きました。

 

「…それは違う 俺が殺したのは二人だ」

 

それを聞いた残りの3人は言葉を失いました。

 

しばらくして、ようやく4人は先に進んでいたグループと合流できます。

 

しかし、なにか問題が解決したわけではありません。

 

目的の山小屋まではまだまだ先なのです。そこに到着し、助けを呼べなければ待っているのは全滅です。

 

体力のあるものはまだしも、体力のない社員たちは、ついていくのもやっとの状態でした。

 

起伏差の激しい岩場を登り続ける中、水分の消費も激しくなっています。

 

「もうすぐ みんな水が尽きる。さぁーて これからどうなるかな?」

 

一人の社員が不敵にそう言いました。

 

第8話 「前岳4」

目的地まではまだあと3時間。

 

だというのに、水がなくなる社員が出始めました。

 

当初、予定していた登山計画よりも、はるかに歩いていること。

 

それに加えて、強い日差し、急坂、ストレス、睡眠不足。

 

様々な要因がからみあって、水が足りなくなることは必然でした。

 

氷室という男(第1話で宮田をだましてスーツを着させた男)は自分の水がなくなると、早乙女に水がないか尋ねます。

 

早乙女は水なんかないと答えました。次に氷室は宮田に聞いてみます。

 

「これしかないです。あまり飲まないで下さいね」

 

宮田がペットボトルを氷室に渡すと、氷室はほとんど残った水を飲み干しました。

 

みんなの疲労が限界に達し、いったん、休憩をとることにします。

 

社長は今後どうするか、安斎に相談しました。

 

「…どう思う安斎」

 

「まずいですね…」

 

水がない中でこれ以上、進み続けるのは困難です。そこで安斎が社長に進言しました。

 

全員の残りの水を、安斎が管理し、平等に配給する、ということを。

 

その提案に反発する社員もいました。水を我慢してとっておいた人と、我慢せずに飲んでいた人間が平等に扱われるなんておかしい、と。

 

それでも、もう全員で登るためにはこの方法しかありませんでした。

 

反対意見を押しのけ、水の徴収が始まります。スポーツドリンクもコーラも水も、安斎の持つ大きな水タンクの中に集められました。

 

その量、わずかに1.8リットル。

 

人数は17人もおり、一人当たりにすれば100ミリリットル。コップ一杯分もありません。

 

とにかく今は頂上まで進むだけです。そこまでいけば、山小屋へは楽に到着できます。

 

あと少し、あと少しで頂上。

 

疲れ切ってはいますが、その思いだけで、社員たちは登り続けました。

 

そして、ようやく頂上へ……。

 

頂上に着き、目の前に広がっていたのは、さらに高い山でした。

 

頂上だと思って勘違いして登っていただけで、まだ山の中腹にしか過ぎません。登っているときは段差になっているために、奥にある本当の頂上が見えなかったのです。

 

第9話 「前岳5」

絶望の中で、社員たちはいったん休憩することに決めます。

 

もう6時間も登り続けていました。

 

安斎が水をみんなに配り始めます。と言っても、たったの1.8リットル。

 

配られる量は口を湿らせる程度のものでした。

 

満足できるわけがありませんが、どうしようもありません。

 

長谷川、という登山経験豊富な男が社長に言いました。

 

今日はここで野営するしかないと。

 

時刻は午後5時を過ぎ、このまま目的の小屋まで強行すれば、夜になります。

 

ライトもなく、ろくに整備されていない山道を歩くのは危険でした。

 

社長もその言葉を聞き入れ、何もない山の中腹で野宿することが決定します。

 

「こんな所で野宿するんですか!? 水がないのに死んじゃいますよ」

 

「人間3日程度なら水分なしでも死なん」

 

社員の不満に安斎が答えます。

 

野宿している間、猿がいつ襲ってくるか分からないので、二時間交代で見張りをすることにしました。

 

出発は日が出始める朝5時30分。

 

「お荷物がいなきゃとっくに小屋についてたのによ クソだりぃ」

 

寺内、という社員が静かにそうこぼしました。

 

それから何時間たったでしょうか。

 

見張りに立った早乙女は山の下に見える街の明かりを見つめます。

 

『親父…上手く笑うのは難しいよ』

 

「きゃあああああ」

 

その時、耳をつんざくような悲鳴が聞こえてきました。

 

猿の襲撃です。また社員が一人やられました。

 

戦うしかありません。

 

社長の号令一下、男たちを中心に石を拾います。

 

「女は後ろへ ヤツを近づけるな!!」

 

第10話 「前岳6」

鉈をもっている相手に投石で戦う。

 

その方法を不安に思う社員もいました。しかし、一人の社員が答えます。

 

「こっちの方が有利です。戦国時代でも殺傷率は投石のほうが刀より上だ。近付くのを待って一斉に投げるんだ 勝てますよ」

 

それは射程距離の問題です。鉈ではせいぜい数メートルですが、石を投げれば、相手の射程外から攻撃できます。

 

一斉に投げる予定でしたが、恐怖に耐え切れず、石を投げだす社員が出始めました。

 

そうなると、それにつられてばらばらとほかの社員も石を投げます。

 

まだ投石の射程範囲ではないので無駄打ちですが、冷静な判断ができる状況でもないでしょう。

 

猿が徐々に近づいてきて、その姿がおぼろげながら、見えてきます。

 

手には鉈……ではなく、弓矢を持っていました。

 

さっそく、第一射が飛んできます。

 

「ひっ」

 

かろうじて、誰にもあたりませんでしたが、こちら側まで矢は届きました。

 

こちらの投石は届かないので、射程は相手のほうが長い、ということになります。

 

固まっていた社員たちは、弓矢を避けようとばらばらに走り出しました。

 

足元がでこぼこした山で、暗闇です。

 

むやみに走れば危ないと社長が注意するのですが、パニック状態のみんなには届きません。

 

案の定、転げるものが出てきます。

 

このままではまずい。

 

安斎は石を持って、猿に向かって走り出します。

 

弓矢が狙うより速く近づき、そして渾身の力で石を投げつけました。

 

早乙女、宮田も協力して大きな岩を投げます。

 

こうして、なんとか猿を撃退することに成功しました。

 

死者1名。

 

骨折1名。

 

また犠牲者が増えました。

 

そんな中、宮田は被害にあった遺体を見て、こっそりと早乙女にこう告げます。

 

「……これ…本当に猿がやったのかな…」

 

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