「週刊少年サンデー」にて連載されていた人気マンガ『月光条例』。
この記事では、そんな『月光条例』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！
また『月光条例』を全巻無料で読みたい！という方に『月光条例』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。
最終回のネタバレの前に『月光条例』を全巻無料で読む方法です。👇
『月光条例』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で全巻無料で読める
『月光条例』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。
『サンデーうぇぶり』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
この記事を執筆している現在では第1巻から最終巻まで読むことができます。
安心安全に、そしてタダで『月光条例』を第1巻から最終巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法がベストです。
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【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説！おすすめ漫画ランキングも紹介！
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『月光条例』あらすじ紹介！
青い月の光が地上に届き、おとぎ話のキャラクターが狂ってしまう「月打（ムーンストラック）」が数十年に一度起きます。
ある日、主人公・岩崎月光（いわさき げっこう）はそんな月打（ムーンストラック）されたキャラクターを正常に戻す役目を背負います。
多彩なおとぎ話のキャラクターたちとの戦いの中で友情や愛情を育んで行くストーリーです。
『月光条例』主な登場人物紹介！
岩崎月光
現高校に通う喧嘩っ早くて、本当の気持ちを素直に話さないひねくれ者の主人公です。
口数が少なく目つきが悪いので勘違いされがちですが、困っている人を放っておけない根はイイやつです。
幼馴染のエンゲキブとはよく口喧嘩を射していますが、一番大切に思っており彼女がピンチの時にはタイミングよく助けます。
エンゲキブ
現高校に通う女子高生で、演劇部に所属しており、その関係でみんなから「エンゲキブ」と呼ばれています。
昔は暗い性格でしたが、月光と出会い明るく活発な性格に変わっていきました。
実は月光に思いをずっと寄せ続けていましたが、なびくそぶりを見せない月光に恋多き生活を送ってしまっています。
鉢かづき
おとぎ話界からの使者で、執行者とともに月光条例を行う使命を授かった「鉢かづき姫」という物語のキャラクターです。
執行者に自信を武器として戦ってもらうことで月光条例を行うことができます。
『月光条例』最終回までのおさらい！
月光の過去
物語中盤から月光は、自分が一体何者なのかという疑問にずっと苛まれていました。
出生や実の両親の記憶がなく、日本一のはずの桃太郎にすら恐れられる自分は一体何者で、どこから来たのかすら記憶にないと気づいたのです。
実は月光の正体は、童話「青い鳥」の主人公の「チルチル」なのでした。
自らの物語のストーリーに疑問を持っていたチルチルは、月打（ムーンストラック）を受けた際に強力な力を得ると同時に、「作者」の存在を知り物語を抜け出します。
作者であるメーテルリンクに会い、物語を書き換えるよう頼みますが断られてしまいます。
その後、月光条例をされかけた時、「悲劇を繰り返し続ける物語のキャラクターを助けたい」という思いを叫びます。
その叫びは、月光条例の執行者にして、かつて同じく強力な「月打」を受けた経験のある「はだかの王様」に届き、チルチルは見逃されます。
「はだかの王様」に「マッチ売りの少女」を助けてみせろと思いを託されますが、結局チルチルはどのキャラクターも救うことは叶わず、月光条例を執行され本に戻ります。
その際にチルチルは抵抗し死にかけてしまいますが、チルチルがかつて助けようとした「雉も鳴かずば」の「お菊」というキャラクターと、「マッチ売りの少女」によって「チルチルがいつか自分自身を助けられますように」と打出の小槌で願いをかけられます。
しかし戻った先の「青い鳥」の中にはなぜか代わりのチルチルがおり、居場所をなくしたチルチルは読み手の世界（人間界）にいき、「打ち出の小づち」の力で人間として暮らすようになります。
しかし最初の地では自分を救えなかったチルチルは、新たな場所へ流され、記憶をなくし、岩崎月光として暮らすようになりました。
エンゲキブの正体
ヒロインにもかかわらず、作品中「エンゲキブ」の本名は後半まで明かされることがありませんでした。
その正体は昔々に月からやってきた「かぐや姫」だったのです。
語り継がれる現実離れした物語の中でも「かぐや姫」だけはかつて本当に起きた出来事だったのです。
実の名は「カグヤ」で、月の世界の王であるオオイミ王の許嫁です。
月の世界にもともといたカグヤは優しさでついた、たった一つの噓で地上に落とされてしまいます。
カグヤは何度も転生を繰り返しており、「エンゲキブ」になる前にも一度月光ことチルチルとは会っていました。
そして満期を迎えたカグヤことエンゲキブは月からの迎えが来てしまいます。
月の世界との関わり
月の世界はおとぎ話とは違い、実際に存在しています。
月の世界と地球は、月と重なった位置にある通路でつながっています。
月の世界の住人は「太陽の光」を活動源、「水」を命の源として活動していました。
しかしある日その命の源である太陽の光が極端に弱くなってしまいます。
そこで月の世界の王家は太陽の光を他人よりも多く蓄えられるカグヤを地上に降ろし、太陽の光を蓄えたかぐや姫を回収し、月の世界での蓄電池的に使おうと画策していました。
また月の世界では「嘘」が重罪であり、小さい嘘も、創作物すらも禁止されていました。
タイミングよくとばかりにカグヤが優しさでついた小さな嘘を見逃さず、罪を着せて地上に降ろしてしまいました。
また嘘を許さないオオイミ王は地球のすべての創作物を破壊しようとします。
そして千年の月日が流れ、十分に光を蓄えたカグヤをオオイミ王と７人の側近「ナナツルギ」が回収にやってきて、月光の抵抗もむなしく連れ去ってしまいます。
今晩、月と地球の通路は完全に隔たれ二度とつながることはなくなってしまいます。
そこから月光たちと月の世界の王家との戦いが始まります。
漫画完結ラスト『月光条例』最終回結末ネタバレ！その後の最後は？
オオイミ王の側近である「ナナツルギ」はあまりに強く、多くの物語のキャラクターが殺されてしまいます。
そしてキャラクターが月光条例などの順を踏まずに殺されてしまうと、物語自体が消えてしまいます。
多くの物語がナナツルギによって消されてしまいました。
そこで今まで月光と関わってきたキャラクターたちが自ら月打され、強力になったうえで参戦し形勢は逆転します。
月光はオオイミ王と相まみえます。
それと同時に、月光の「月光条例」がナナツルギに効き、ナナツルギのうち４人が正気を取り戻します。
正気を取り戻した４人がオオイミ王に戦いを辞めるよう直談判しますが、瞬殺で殺されてしまいます。
そこからオオイミ王と月光の戦いが始まります。
場所は月の世界と地球につながる通路です。
オオイミ王は「スペシウム光線」や「ライダーキック」など地上のヒーローの技を大量に繰り出してきます。
そのどれも威力が強く、月光は押されます。
オオイミ王は嘘が嫌いながらも、王室の暇で楽しみのない生活の中で見つけ出した地上を観察するという趣味がありました。
そして見かけた創作物のヒーローに心を奪われてしまいました。
自分もなってみたいという隠れた憧れを抱くようになりました。
そこで月光を悪に見立て戦うことに喜びを感じていました。
決着はつかず両者ボロボロになり、夜明けが近づいてきます。
そこに月光を助けにエンゲキブがやってきます。
オオイミ王は力をふりしぼり、エンゲキブを連れて通路奥、月の世界の門の内側へ行こうとします。
今晩、地球と月の世界は完全に隔たれ二度とつながることはないのです。
それを阻止するため月光も最後の力を振り絞り、エンゲキブとオオイミ王を引きはがします。
月光とオオイミ王は殴り合いながら月の門の奥へ消え扉は閉じます。
その後、消滅したはずの物語は新たな作家たちによって復活します。
そしてこの作品自体も創作物だったということから、漫画「月光条例」から抜け出したキャラクターたちが、月光が戻ってくる内容にしてほしいと藤田日和郎（ふじた かずひろ：「月光条例」の作者）先生に頼んで物語は終わりを迎えます。