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『無法島』1巻2巻を無料で読む方法は？
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さらに『マンガPark』では、『無法島』の前作である『自殺島』や、
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次に『無法島』3巻のネタバレ紹介です。
『無法島』3巻 ネタバレ紹介！
第19話
ジンボが仕切る港では1週間に2人、一ヶ月で9人と無残な姿になった女性の死体が見つかっていました。
この島にいる人間は皆殺人犯ですが、密かに女性だけを狙って殺害ししかもその死体で“楽しむ”性癖を持った者の犯行のようです。
ジンボはその犯人を「サイコ野郎」と呼び港にいる男達全員に尋問をし始めました。
その中にSNSで釣った女子高生を次々と殺した“家出少女連続絞殺事件”の犯人が現れます。
するとジンボは問答無用でその絞殺事件の犯人を持っていたバットで殴り殺してしまいました。
「こうやって消していけば手っ取り早い」と言うジンボのやり取りを聞き青ざめる男・ダイがいました。
ダイは“川崎ストーカー一家殺害事件”の犯人で付き合っていた女性とその家族を殺して島に送られました。
ジンボにバットを向けられたダイは恐怖のあまり後ずさりしそのまま海に落ちてしまいます。
奴隷の数がいないと不便だということもあり“とりあえずキープ”ということになりました。
一方カイト達は、またあるとも限らない夜襲に備えて拠点をあと2つ増やす準備をしていました。
その夜エミから「夜襲後、カイトと戻ってきてから美空は普通の女の子みたいになった」と言われ戸惑った様子の美空でした。
第20話
カイトと居れば失った心がまた動き出し人に戻れると思う美空ですが、その反面人を殺してしまったという罪悪感に苦しんでいました。
自分が殺した男達の悪夢を見ては叫び声を上げて飛び起きるのです。
カイトに対して徐々に心を開いていった美空ですが、罪悪感からまたカイトと距離を置くようになってしまいます。
様子がおかしい美空を心配するカイトですが「今日はさわらない方がいい」と忠告されました。
そんな微妙な雰囲気の中、オッサンは海面に“ナブラ”という現象が起こっていることに気づきます。
オッサンに指示され急いでルアーを投げるカイト達。
いつもは捕れない大物の魚が何匹も捕れました。
御馳走だと喜ぶ一同、しかしカイトが「今日は海に入らないで済みそうだね」と話かけると美空はどこかに去って行ってしまいました。
そんな2人の様子を見たエミが「なる程ね」と言います。
「心を空っぽにしておけば何も感じないで済むが人間らしさを取り戻そうとすれば心は痛みを感じ始める。人(自分)に戻るためには自分がやった事と向き合う地獄が始まる」そうカイトに伝えるのでした。
第21話
美空は夜中に目が覚めては罪悪感から吐き気に襲われトイレで吐く日々を繰り返していました。
徐々に瘦せていく美空を心配するカイトとエミですが、自分のした事に向き合い戦うしかないと思い見守ります。
いつものように食料の調達に出掛けるカイト達、無言でバナナを収穫する美空のもとにカイトがやってきました。
「最近殆ど食べてないだろ…大丈夫か?」とカイトは心配します。
美空は「気にされたり守ってもらったり心配されるような人間じゃない、私は…人殺しだから」とカイトを突き放しました。
そして「カイトとあって失っていた痛みや悲しみ、いろいろな感情が戻っていく、その度に胸が裂かれてるみたいにとても苦しい。
私は何も感じない人形でいたかった…」と続けました。
それを聞いたカイトは無意識のうちに涙を流し「胸が裂けるほど痛いのは人に戻りたい自分がいるからじゃないのか?自分の中で生きたいと苦しんでいる自分も殺すのか?」「美空が殺さなきゃいけないのならオレが殺す。だから美空は人に戻る為に戦ってくれ」と話しました。
第22話
自分の本心をカイトに打ち明けた美空は『人に戻る為に戦ってくれ』とカイトに言われた言葉を思い出していました。
そして気持ちが楽になったのか少しずつ夜も眠れるようになっていました。
そんな時、港にまた船がつき新たな犯罪者達が送り込まれてきました。
ジンボの新しい兵隊がまた増えるのかと心配したり、内紛でも起こって潰し合いでもしてくれないかと願います。
一方港では新しく来た犯罪者達と抗争が起こっていました。
男2人と女1人がジンボの元から逃げ出したのです。
逃げ出した3人は偶然にもカイト達が拠点としているペンションにたどり着きました。
港から現れた3人組に驚くカイト達、「寄るんじゃねぇ!!!」とエミは包丁で威嚇します。
しかしオッサンは自分達と同じジンボから逃げてきたからと話し結果、仲間に加えることになりました。
新しく仲間に加わった仲間のうち男達の2人がエミや美空の体を凝視していることに気づきます。
するとオッサンは「やめとけ、彼女達はジンボの手下を何人も殺しているんだぞ?変な気起こしたら殺されるぞ?」と忠告し、以前襲われたペンションを使うように促しました。
第23話
ジンボの元から逃げ、カイト達の仲間に加わった3人は、カイト達とは別のペンションで泊まることにことになりました。
夜、3人のうち太めの男が一緒に逃げてきた女と性行為に及んでいます。
そしてその2人の行為をジッと眺め興奮している細身の男がいました。
その男は性犯罪者であることもあり異常な性癖を持っていて「長髪の女(美空)をヤるのを見てみたい」と言い出しました。
それを聞いた女は「協力する、私だけ男の相手させられたら身が持たないからね」と美空を襲う計画を立てます。
朝になると、それぞれ仕事に取り掛かります。
3人は計画通り分かれ先ずはエミと茶髪の男を襲う。茶髪の男は木棒でボコボコに殴られエミは木に縛り付けられてしまいました。
太めの男がこのままエミを犯そうとするが「いや、置いて行こう。長髪の女を襲うなら今しかない」と細身の男が止めます。
そして2人は美空のもとへと急いだ。その頃、美空は逃げてきたもう1人の女とバナナを収穫しています。
しばらくすると、美空達の元へ太めの男達が合流しました。そして太めの男は突然美空に殴りかかるのでした。
第24話
突然美空に殴りかかる太めの男、美空もナイフを取り出し抵抗するが相手の女にナイフを落とされてしまいます。
3人の攻撃をかわし逃げる美空ですが、細身の男が投げた木の枝に足を絡ませ転んでしまいました。
直ぐ立ち上がりますが太めの男に腕を掴まれて壁へと叩きつけられてしまいます。
追い込まれた美空は心の中で何度も何度も『カイト!!』と叫び続けました。
一方カイトは漁の準備をしていました。
しかし新しく仲間に入った男2人がどうも気になり、男達の元へ向かいます。
するとカイトの目の前に現れたのは服をはぎ取られてボロボロになった美空の姿がありました。
カイトは我を失ったかのように手加減することなく男達に石を投げ、殴りかかりました。
人を殺すことを拒み続けていたカイトですが「殺してやる!!」と殺意をむき出しにし細身の男の首を絞め続けます。
しかし細身の男の意識が失いかけたところで「ダメだ…何故…殺せない」と手の力を抜いてしまいました。
カイトは殺された家族を思いながらその場で泣き崩れるのでした。
第25話
カイトが泣き崩れている隙に3人はその場から逃げ出してしまいました。
そして美空を襲った男達を殺すことができなかったことを悔みます。
「美空を殺しにくる奴は俺が殺す、人殺しになると言ったのにその覚悟もなかった」と告げました。
それを聞いた美空は「ずっと1人で耐えて戦って…そのまま1人で死ぬと思った、だけどいつも私のところに来てくれて嬉しかった」とカイトに伝えます。
その頃、逃げた3人はエミと茶髪の男と鉢合わせていました。
エミ達は木に縛り付けられたり殴られた事もあって仕返しをする為に待ち伏せをしていました。
茶髪の男は細身の男を木棒で殴り続け、エミは太めの男をナイフで切り刻んで最期に首を掻っ切って殺してしまいます。
しかし茶髪の男の方は怪我のせいもあって本領発揮できず細身の男に逃げられてしまいました。
一方、カイトと美空はまた男達が襲ってくるのではないかと話していました。
「美空を襲う奴は殺すつもりだったが、命の脈動が手に伝わってきたら殺す事ができなかった」とカイトは言いました。
それを聞いた美空は「それはあなたの心が壊れていないから…あなたはそのままでいて」と告げるのでした。
第26話
「木剣1本あれば君は相当安全なはずだから」とカイト達が民家で見つけた木刀を美空に渡しました。
オッサンは「正直、美空とカイトがやられたらここの生活は厳しいから戦闘力を維持していてほしい」と話し美空は木刀を受け取ると素振りをし始めました。
一方、カイト達からやっとの思いで逃げてきた細身の男・キネはジンボ達が拠点としている港に戻っていました。
しかしジンボはキネの事を覚えておらず、どんな犯罪をしてこの島に送られたのかを訊ねます。
すると「僕は女の子が大好きで、部屋に連れてきてしばらくすると死んでしまう。いうことも聞かないしオッシッコも飲んでくれないから喧嘩して死んじゃう」と話しました。
キネの話を聞きさすがのジンボも「ヤバいな」と答えます。
周りにいた女性達からは殺して欲しいと要望がありましたが、死体穴掘りの人手不足からキネを奴隷にする事にしました。
キネが死体を埋めてある場所に向かうと、そこには“川崎ストーカー一家殺害事件”の犯人ダイが死体を埋める作業をしています。
若い女性の死体に興奮しているキネに「ここは無法島だ、何をしてもいいんだ」と話すと、キネはその場で死んでいる女性を犯し始めました。
それを見たダイは「…君とは気が合いそうだ」と呟きました。
その頃カイトと美空は漁からペンションへ戻ろうとしていました。
片付けをしながら「人のままでと言ったけど、それは自分が人ではないという意味?」とカイトが美空に尋ねます。
すると美空は「もう何人殺したか…人どころか生きる資格さえ無い…」と答えました。
カイトはそれでも一緒に生きたいと伝えるが「もう遅い…」と涙を流す美空でした。
第27話
夜になるとカイトは1人海を眺めていました。美空が何人もの命を奪ったこと、自分の家族を奪われたこと…「もう、遅い…」そう美空に言われた事を思い出し、どうすることもできない現実に直面していました。
そんなカイトの姿を部屋の窓から見つめるエミと美空、何かあったのか？とエミが尋ねると「…別に…」と美空が答えます。
すると突然エミは美空の頬にビンタをし「美空はこの島で1人で生き残ることができたか?」と問われました。
突然の事に驚く美空は言葉も出せずにいました。
するとエミは義父に犯され続け、援交・窃盗・強盗・傷害…あげく殺人を犯しこの島に送り込まれたと話しました。
そして殺人者ばかりのこの島で生まれて初めてまともに暮らしていると―。
夜襲があった時、美空とカイトが助けてくれたこと今までの人生でそこまでしてくれた人間はいない「美空は友達だわ」と言います。
「このまま死にたくないという気持ちがあるから今カイトや美空は苦しんでいるんじゃないか?」と伝えカイトと話し合うよう促します。
翌朝、カイトの元へやってきた美空は「生きていると今まで感じなかった心の痛みが強く感じる…私は人形でいられなくなった。あなたに会ってから…カイト…」そう告げるのでした。
無法島3巻の感想
カイトに心を開いたと思ったらまた心を閉ざしてしまう美空、それだけ心の闇が深いんでしょう。
でもいつかカイトに心を開いて欲しいですね。
そしてサイコ野郎の正体がいったい誰なのか気になります。
次巻ではキネとダイが何か仕掛けてきそうな雰囲気があってとても楽しみです。