マイホームヒーロー全巻無料で読む方法解説!漫画続編も面白い?アプリでタダ?作者・山川直輝・朝基まさし

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悩んでいる人
『マイホームヒーロー』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

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『マイホームヒーロー』は漫画アプリ『マガポケ』で全巻無料で読める?

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『マイホームヒーロー』あらすじ紹介!

主人公の鳥栖哲雄は47歳、おもちゃメーカー勤務のどこにでもいるサラリーマン。

 

最近実家を出ていった、一人娘の零花を溺愛しています。しかし零花は大学で初めて出来た彼氏に殴られている痕跡があります。

 

哲雄は零花に危害を加えている男を、探すことにします。

 

零花が住んでいるマンションの部屋で、男の痕跡を探す哲雄。

 

そこに零花の彼氏、麻取延人が現れます。

 

延人は半グレ組織の一員で、2人の元カレを暴行のすえに殺害している危険な人物です。

 

哲雄は零花を守るため、延人を殺すことを決心します。

 

零花のマンションに隠れて、不意を突いて延人を殺害する哲雄。

 

延人を殺したことは、零花のマンションを訪れた、奥さんの歌仙に見つかってしまいます。

 

二人は相談の末、零花を半グレ組織から守るため、延人の死体を自分たちで処理することを決めます。

 

延人の父親は半グレ組織で、重要人物の麻取義辰という詐欺師。

 

哲雄と同じく、自身の子供の延人のことを溺愛しているため、半グレ組織は延人を至急見つける必要があり、零花とその家族を捜索対象にします。

 

はたして哲雄と歌仙は、半グレ組織からの疑いの目を誤魔化し、家族の平和を再び取り戻すことができるのでしょうか。

『マイホームヒーロー』は面白い?見どころ紹介!

先に結論、『マイホームヒーロー』は全巻読む価値アリに面白いです!

 

『マイホームヒーロー』の見どころを4つご紹介いたします!

見どころ① 半グレ組織からの執拗な追跡

 

半グレ組織の一員、延人を殺した哲雄は組織から、執拗な捜索を受けることになります。

 

窪をリーダーに据えた、比較的若いメンバーで構成されたグループ。

 

彼らは暴力団のように暴対法の影響を受けないため、犯罪行為にたいする躊躇がありません。

 

彼らは、哲雄を追い詰めるために、盗聴、拷問、脅しなどあらゆる手段を使って哲雄を追い込んでくる危険な存在。

 

哲雄はそんな彼らに四六時中マークされる中、延人の死体をどのように処分するのでしょうか。

見どころ② 哲雄がミステリー小説の知識を生かして、半グレ組織と渡り合うシーン

 

どこにでもいる普通のサラリーマンが、半グレ組織に追われる…。

 

しかも警察に頼れない状況…。

 

そんな哲雄が、ミステリー小説の知識を生かして、半グレ組織と渡り合うシーンは毎巻必見です。

 

トリック描写の説明力、斬新さはこの漫画の大きな魅力です。

見どころ③ 半グレ組織の一員、恭一との歪な共闘関係

 

延人殺害の疑いをごまかしたい哲雄と、延人を早く見つけなくてはいけない、恭一。

 

哲雄は自身への疑いを晴らすために恭一に対して、共に延人を探すことを提案します。

 

恭一は哲雄を監視する意味合いも含め、哲雄と一緒に延人を探すことに同意します。

 

2人は危険を共にする中で、互いの心情を一部ではありますが、共有していきます。

 

しかし哲雄が考えていた策は、恭一に対して延人殺害の嫌疑を、擦り付けることなのでした…。

 

『マイホームヒーロー』wiki的登場人物解説!

『マイホームヒーロー』の主な登場人物を紹介します!

 

ネタバレも多少含みますので、ご注意ください!

鳥栖哲雄(とす てつお)

 

本作の主人公で47歳、おもちゃメーカーで営業の仕事をしているサラリーマン。

 

趣味は推理小説を読むことで、自身の推理小説をネット上に投稿もしています。

 

1人娘の零花をとても愛していて、すこし親バカな一面も…。

 

一見するとひ弱そうな男に見えますが、いざというときには愛する家族を守るために、半グレを殺害するなど、ここぞというときの決断力を持っています。

鳥栖歌仙(とす かせん)

 

哲雄の奥さんで、年齢は哲雄より年下の41歳です。

 

実家は資産家である呉服屋、「和服の鳥栖」を営んでいます。実家からは、哲雄との結婚に猛反対されていました。

 

反対を押し切っての結婚だったので、実家とは絶縁状態になっています。

 

哲雄が延人を殺害したとき、零花のマンションを訪れたので事件の第一発見者となりました。

 

死体を見つけた際、すぐに現実を受け入れて、哲雄にたいして死体の処分を提案するなど、とても肝が据わっています。

 

哲雄にアドバイスをして、状況を好転させることがよくあります。

 

殺人犯になってしまったことで悩む哲雄をフォローするシーンも多く、哲雄の良き理解者です。

鳥栖 零花(とす れいか)

 

哲雄と歌仙の一人娘で、一人暮らしをしながら大学に通う18歳です。

 

哲雄の過保護を、煩わしく感じている様子はありますが哲雄の誕生日には毎年プレゼントを贈っているので、嫌っているわけではないようです。

 

大学で初めてできた彼氏の延人からは、暴力行為を受けていました。

 

両親の行動に疑問をもってはいますが、両親が延人を殺したことは知りません。

 

一人娘なためか、自由奔放な性格が随所に見られます。

麻取 延人(まとり のぶと)

零花の彼氏で、半グレ組織の一員。

 

純粋に零花のことが好きだったわけではなく、零花の祖父の資産を狙って、零花に接近していました。

 

父親のコネで半グレ組織に入っています。

 

行動が荒っぽく、扱いにくい人物だったようですが、彼の父親が組織の重要人物だったため、黙認されていました。

 

酔った勢いで元カノを2人殺していて、零花に対しても殺意を感じているシーンがありました。

 

物語の序盤で哲雄に殺され、それ以降は死体として物語に登場することに。

窪(くぼ)

 

半グレ組織でリーダーを務める男。

 

年齢は不明ですが、哲雄と同い年ぐらいの短髪強面の男です。

 

身体能力が強く、本人いわく「大体の男をタイマンで殺せる」とのこと。

 

性格は冷酷で、仲間であっても使えない人間と判断すれば、あっさり見捨てます。

 

部下の恭一が、延人を殺した可能性を知ると、恭一を殺すように部下に命じていました。

 

戦闘、殺人を楽しむ描写もあり、無抵抗な非戦闘員も容赦なく殺害しています。

恭一(きょういち)

 

半グレ組織に所属している若者で、哲雄の監視を窪から任されています。

 

序盤から哲雄にたいして、延人を殺した疑いを一番抱いていたのが恭一です。

 

盗聴器の設置や、ピッキングなどを難なくこなし、犯罪のスキルは高い模様。

 

哲雄からの提案で延人を探すための共闘関係を結ぶことになり、哲雄に対して理解を示すような場面も。

麻取 義辰(まとり よしたつ)

 

延人の父親で、半グレ組織内の重要人物。

 

組織での立場は高く、窪でさえ麻取には頭が上がらない様子。

 

一流の詐欺師で半グレ組織の収入は、彼が支えている面が大きいようです。

 

電話での詐欺活動をしていて、電話口でいくつもの人格を操ることができ、窪も彼の能力に驚いていました。

 

延人を溺愛していて、延人捜索のために窪に大金を払っていました。

 

厳しい家庭で育ち、勉強はできましたが他者とのコミュニケーションが苦手で、延人が生まれた後に妻とは離婚。

 

息子の延人を半グレ組織に加えるなど、ゆがんだ愛情をもった人間。

 

『マイホームヒーロー』アニメ・ドラマ化化情報!

 

2023 年 4 月から、手塚プロダクションの制作でアニメ放送開始が決定しています。

 

重要人物のキャストは以下の通りです。

 

  • 哲雄:諏訪部順一
  • 歌仙:大原さやか
  • 零花:白田千尋
  • 恭一:伊東健人
  • 麻取:三木眞一郎
  • 延人:多田啓太
  • 窪:大塚明夫

 

おそらく残虐シーンには規制が入ると思いますので、グロが苦手な方はアニメから、見始めるのもおすすめです。

『マイホームヒーロー』続編について

 

マイホームヒーローは、第二部が完結してから、連載が止まっていましたが、2022春から第三部の連載が再開しています。

 

第三部では、哲雄と窪の直接対決から7年たっています。

 

哲雄はおもちゃメーカーの課長に昇進していて、哲雄と歌仙の間にはあたらしい家族、男の子が誕生しています。

 

零花は大学を卒業していて、目指していた刑事になっています。

 

第二部の最後に窪は、哲雄に追い込まれた形で行方不明となっており、7年間所在不明でしたが、第三部で再び哲雄の前に現れるのでしょうか。

 

窪は第二部の最後に、哲雄に興味をもっており、執着しているようにも見えたので再び哲雄の前に現れて、いよいよ決着をつけることになると思います。

 

また刑事となった零花ですが、今度は彼女が哲雄と歌仙を守る立場になるのか、それとも自分の両親の犯罪行為を追求する立場になるのか…。

 

まだ第三部が始まったばかりですが、今後の結末が非常に楽しみです。

『マイホームヒーロー』作者・山川直輝・朝基まさしとは?

『マイホームヒーロー』は、原作が山川直輝さん、作画は朝基まさし先生で書かれています。

 

朝基まさし先生は、主に講談社で漫画を描いていて、作品の系統はサスペンス、社会派作品が多いです。

 

代表作『シバトラ』はサスペンスが魅力の作品で、マイホームヒーローの推理シーンが面白かった人は読んでみることをお勧めします。

 

2008年にドラマ化もされています。

 

『マイホームヒーロー』読者の評価や感想は?

 

『マイホームヒーロー』序盤ネタバレ紹介!

ここでは『マイホームヒーロー』の序盤のあらすじを紹介します!

第1話 娘の彼氏と初対面

今作の主人公、中年サラリーマンの鳥栖哲雄(とす てつお)が電話をしながら歩いています。

 

電話の相手は彼の娘で、名前を零花(れいか)といい現在は大学生です。

 

哲雄は零花に「仕事で今近くに来ているから、できたら会わないか?」と伝えます。

 

乗り気な哲雄に対して、零花はあまり会いたくないようで、哲雄は少し残念そう。

 

それでもなんとか零花を説得して、怒鳴られながらもファミレスで会う約束をすることができました。

 

哲雄が零花に会いたがる理由は、零花が哲雄の一人娘であり、最近ひとり暮らしを始めたことが大きな理由なようです。

 

哲雄は仕事で、零花の家の近くにいく度に会いに行っているようで、零花を溺愛しているように見えます。

 

また年頃の零花に対して、ちゃらんぽらんな彼氏ができていないか心配をしています。

 

すこし過保護で零花にウザがられている様子もありましたが、娘を心配している良き父親といえるのではないでしょうか。

 

場面がかわって、零花との待ち合わせの場所のファミレスについた哲雄。

 

先に注文を済ませて、零花を待つことに。

 

ここで判明しましたが、彼は現在47歳のサラリーマン。

 

おもちゃメーカーの営業職をしていて、趣味は推理小説を読むこと。

 

自身で推理小説の執筆もしているようです。

 

ネットの小説投稿サイトに10年前から投稿をしていて、哲雄いわく、評価は中の中らしいです。

 

哲雄が利用している、推理小説投稿サイトに投稿された最新作を読んだり、推理小説のトリックをネタ帳に書き出したりしていると、ファミレスに帽子、マスク、サングラスをした女性が来ました。

 

この顔を隠している女性が哲雄の待ち人、ひとり娘の零花ですね。

 

哲雄は零花と会えてとてもうれしそうな様子ですが、零花の帽子、マスク、サングラスという姿に、「芸能人にでもなったのかな?」という疑問をぶつけます。

 

零花はその疑問には答えてはくれませんでしたが、なんでしょっちゅう会いに来るのか、と哲雄に質問返しをします。

 

それに対して哲雄は、親なのだから当然だと伝えます。

 

ここで哲雄の独白が入りますが、零花は高校2年時から反抗期に入っているらしく、今でもその傾向をもっているそう。

 

といってもそこまでひどい反抗期には見えませんが、哲雄にとっては少し寂しいのかもしれません。

 

そんな零花ですが、毎年哲雄の誕生日にはプレゼントをしてくれているので、哲雄のことを嫌っているわけではない様子。

 

哲雄の独白がおわり、哲雄は零花にいま一緒に住んでいる男がいるのかといった探りを入れますが、零花は否定します。

 

だが零花はなにか、隠し事をしている様子がある…。

 

そのあと哲雄はずっと疑問に感じていた、零花の帽子、マスク、サングラスという風貌に「店では外しなさい」というツッコミを入れます。

 

そしてようやく素顔をさらした零花を見て、哲雄は驚愕します。

 

なんと零花の顔には殴られたようなアザがありました。

 

零花は「電柱にぶつかった」といいますが、どう見ても殴られたアザにしか見えませんし、アザは数か所もあったので、電柱にぶつかったというのはおそらく零花の嘘。

 

哲雄が、一緒に住んでいる男に殴られたのではないか?と追及すると、零花は否定しますが、彼女の態度を見ているとおそらく哲雄の言う通り、殴られたのでしょう。

 

零花はへそをまげたのか突然帰ろうとします。

 

哲雄は必死にあやまり、零花の行く手をさえぎりますが、零花は帰ってしまいました。

 

ひとりファミレスに残された哲雄は自分が注文した、カツカレーと零花が注文していたサーロインステーキのセットを、吐きそうになりながらなんとか食べきりました。

 

哲雄がファミレスを退店して歩道を歩いていると、なにやら物騒な話をしている数人の不良が哲雄の後ろから歩いてきます。

 

哲雄が彼らの会話をそれとなく聞いていると、その不良の中の1人の男、延人(のぶと)と呼ばれている男が、「レイカという女に親父がくるから出て行けといわれ、殴った」という話をしています。

 

その不良が話しているレイカは、哲雄の娘の零花ではない可能性もありますが、場所が零花の家の近所のこともあり、哲雄は心配になります。

 

哲雄が不良たちの会話を聞いていると、仲間から延人と呼ばれていた不良が、哲雄に気がついて、「見てんじゃねぇ」といい、タバコを投げつけてきました。

 

哲雄は不良たちが話していたのが、零花のことだとは限らないと自分に言い聞かせますが、どうしても不良たちの会話が気になる様子。

 

哲雄は考えたあと、不良たちのあとをつけることにしました。

 

哲雄が不良たちのあとをつけると、不良たちはキャバクラに入っていきました。

 

20歳前後に見えた不良たちが、高額そうなキャバクラに入っていったことに哲雄が驚いていると、キャバクラのキャッチらしき男に声をかけられます。

 

哲雄が「僕は客じゃないです」と言い訳をしていると、そのキャッチらしき男は哲雄に難癖をつけ、「ちょっとこっちに来い」といいます。

 

嫌がる哲雄を殴りつけ、キャッチらしき男は哲雄を路地裏につれていきます。

 

けっきょく哲雄はその男に暴行され、さいごには哲雄の免許証の写真と、暴行され全裸にされた写真を撮られてしまいます。

 

キャッチらしき男は「二度とうちの者を付け回すな。警察にいったら写真をばらまくぞ」と哲雄を脅します。

 

ボコボコにされた哲雄は、電話で奥さんに「けがをしたから今日は帰れない。零花は元気そうだった」と伝えます。

 

電話を切った哲雄は、殴られたくやしさと情けなさからネットカフェの個室で涙をながしています。

 

次の日彼は、会社に「酔っぱらって、けがをしたので休ませてもらいたい」と連絡を入れました。

 

哲雄は零花のことが心配になったので、零花の家に行ってみることにします。

 

哲雄は奥さんから借りた、零花の家の合いかぎを使って、零花がひとりでくらしているはずのマンションに入りました。

 

中には誰もおらず、哲雄が零花のマンションを探索していると、零花が男と暮らしているらしき、痕跡があります。

 

哲雄がショックをうけていると、玄関のドアが開く音がします。

 

哲雄はとっさにクローゼットの中に身を隠し、隙間から様子をうかがうと、そこには昨日の不良たちの中にいた、延人と呼ばれていた男がいました。

 

延人は電話で話をしていて、どうやら零花の祖父についての話をしています。

 

零花の祖父は、「和服の鳥栖」という会社の社長らしく、延人と電話口の人間の会話から、お金持ちであるとのこと。

 

電話でのやりとりを聞いていると、彼らはヤクザだと推測できます。

 

さらに不穏なことに延人は、元カレ2人を酔った勢いで殴り殺したとのこと。

 

延人の会話から、哲雄はつい最近ニュースでやっていた、人の骨が見つかったというニュースを思い出します。

 

電話は続き、延人は電話口の男から、自分がつけられていたことを知らされます。

 

そしてその男が鳥栖という男だと知ると、零花が自分を親父に売ったと思い、ブチギレます。

 

延人は電話をしながら、「女の分際で男の俺に逆らった。ぶっ殺してやる」といいながら、暴れます。

 

ちなみに延人は電話の相手を窪(くぼ)さんと読んでいました。

 

延人は窪という男の止める声を無視して、電話で零花を呼び出そうとします。

 

クローゼットに隠れていた哲雄は、延人より先に零花に電話をかけようと慌てます。

 

哲雄が零花に電話をかけると、部屋の中で着信音がなりました。

 

零花はマンションに携帯を忘れていたのでした。

 

零花の携帯を手に取った延人は、その電話が哲雄からのものだと、ディスプレイをみて気付きました。

 

「俺は麻取延人(まとり のぶと)。今どこにいる?殺してやる!」とブチギレている延人。

 

哲雄は最悪の状況のなか、零花を守ろうと決心し「やれるものなら、やってみなさい」とクローゼットの中から小声で受話器にはしゃべりました。

 

零花のマンションの部屋に哲雄と延人がいる中、マンションの下には延人と電話をしていた窪が、部下と一緒に車に乗っています。

 

窪がいうには延人は扱いづらいが、彼の親は組織に重要な人間らしく、特別扱いをしてやっているとのこと。

 

窪は部下に、「延人がターゲットの孫(零花)を殺す前に部屋に行け。殺してしまったら計画変更どころの騒ぎじゃない」といいます。

 

窪の部下が、零花のマンションの部屋に入ろうとしましたが、部下の前にも、零花のマンションにいこうとしている女性がいました。

 

窪はその女が零花の母親ではないかと推測しますが、そのとおりで彼女は零花の母親、哲雄の奥さんでした。

 

窪は部下を零花のマンションの部屋へ、向かわせます。

 

先に零花のマンションの部屋についたのは、哲雄の奥さんでした。

 

哲雄の奥さんは荒れ果てたマンションの中で、哲雄の姿と、頭から血を流している男の姿をみつけるのでした。

第2話 第一発見者・妻

奥さんに頭から血を流している延人と、一緒にいるところを見られてしまった哲雄。

 

零花のマンションの一室で、いったい何があったのでしょうか。

 

奥さんが零花のマンションの部屋にあらわれる数分前、哲雄は葛藤のすえ、延人を殺す方法を考えていました。

 

哲雄が考えた策は自分がクローゼットの中にいて、延人がそのことにきづいていない状況を利用したもの。

 

通話中の延人に、哲雄はクローゼットにいるのがバレないように小声で、「クローゼットに零花からキミ宛のプレゼントがはいっている」と受話器から言います。

 

延人はその言葉を聞き、哲雄の隠れているクローゼットを、警戒せずに開けます。

 

延人がクローゼットを開けた瞬間、中から哲雄が飛び出してきました。

 

哲雄は手のひらで、思い切り延人の股間を殴打します。

 

延人は不意を突かれた一撃にまったく反応できず、股間を強打されたことにより、うめき声をあげます。

 

その隙に哲雄はキッチンへと走っていき、置いてあった炊飯ジャーで、うずくまっている延人の頭をなんども殴打しました。

 

その直後に哲雄の奥さんが、部屋に入ってきてしまったわけです。

 

哲雄の奥さんは、「その人は誰?」と哲雄に問いかけます。

 

慌てる哲雄。

 

哲雄の奥さんは、倒れている男がけがをしていることに気づき、それを哲雄がやったのか心配している様子。

 

哲雄は動揺しながら、これまでの状況を説明することにしました。

 

哲雄の奥さんは、「それは零花が危なかったのだから、正当防衛にならないかしら…」と哲雄に言います。

 

哲雄は一瞬その案に同意しかけましたが、すぐに殺した延人がヤクザらしき男だったこと、哲雄が前に、免許証の写真を撮られていることを思い出します。

 

そして殺した相手がヤクザだとすると、被害が哲雄だけでなく、零花や奥さんにまでおよぶ可能性があります。

 

しかも延人は過去に、元カノを殺しているにもかかわらず捕まっていない。

 

哲雄は延人たちの組織は、犯罪をしてもそれをもみ消せる力があることを悟り、絶望します。

 

すると奥さんは、「じゃあ私たちも同じように、延人を山に埋めても、もみ消せるのでは」と哲雄にいいます。

 

哲雄は奥さんの提案に驚き、「僕が延人を埋めるのはわかるが、君が手伝う必要があるのか」と聞き返します。

 

奥さんは、「自分も零花を守るために、なんとかしたい、延人を埋めてしまえば零花は危険にならない」といいます。

 

哲雄はもし捕まれば確実に実刑になるし、ヤクザに狙われなくても、警察や司法に追われることになるのではと懸念します。

 

哲雄と奥さんはいろいろ思案しますが、考えている間に零花が帰ってきてしまう可能性があります。

 

一方零花の部屋の外では、窪の部下が部屋の中の会話を盗み聞きしようとしています。

 

会話の全貌は聞かれていないようですが、中にいるのが延人ではないと疑っている様子。

 

窪の部下が無線で窪に状況を報告すると、窪が「今マスクをした女が、零花の部屋に向かっている」と伝え、窪の部下はいったん盗み聞きをやめます。

 

窪の部下が、自然なそぶりでマンションから外を見ていると、窪が無線で言っていた女が零花のマンションの部屋にはいっていきました。

 

部屋に帰ってきた女は零花でした。

 

零花は自分の部屋に両親がそろって居ることに驚き、すぐに部屋の中が荒れていることにきづきます。

 

すでに延人の死体は、そこにありません。

 

零花は「今日は大学の午後の授業を取っていなかったから、帰ってきた」といいます。

 

そして部屋の荒れている状況を不審に思っています。

 

哲雄は「零花の彼氏とこの部屋で鉢合わせになって、殴り合いになってしまった。そのせいで部屋が荒れている」と零花に説明します。

 

そして零花に「彼氏が出ていくときに零花をぶっ殺すといっていた。危険だから母さんと実家に帰りなさい」と言います。

 

なお実際には延人は、死んでいます。

 

零花は不審がりますが、しぶしぶ了解した様子です。

 

零花が準備をするといって洗面台に近づくと、哲雄は「風呂を掃除中だから、風呂には入らないで」と伝えます。

 

そう言って哲雄が風呂に入っていくと、風呂の中には、延人の死体があります。

 

零花はお母さんと話していて、「彼氏はキレるとあばれるから、よく殴られた」といいます。

 

お母さんはそんな零花に「そんな人は死んでよかった」と言いかけますが、なんとかごまかすことができました。

 

そして零花は父親と母親からの反対もあり、泣きながらも延人と別れると決めたようです。

 

延人はすでに死んでいるのですが…。

 

哲雄は風呂場から、奥さんに延人の死体を埋めようとメールを送ります。

 

奥さんから、了承のメールを受け取ると哲雄は「零花を家におくったあと、ホームセンターである買い物をして、また戻ってきてほしい」と返信します。

 

そして部屋から出ていく零花と母親を、窪の部下が横目で盗み見ています。

 

状況を窪に報告する部下。

 

部下は哲雄の奥さんが、部屋の中でさっきまで誰と話していたのか分かっていません。

 

部下は「娘と2人で部屋を出るとき、カギを閉めていたからもう部屋には誰もいないのでは?」と窪にいいます。

 

窪は「部屋に誰もいないなら、部屋の中に侵入しろ」と部下に命じます。

 

部屋にピッキングで入ろうとする部下。

 

哲雄は外からピッキングでドアが開けられようとしていることに気づき、すぐに仲間のヤクザが来たと察知します。

 

ピッキングに成功して、窪の部下が部屋の中に入ってきました。

 

哲雄は洗面台の陰に隠れています。

 

部下は電話で部屋が荒れている状況を説明しながら、「多分延人はいないから、一分ほどで部屋をでます」と窪に伝えます。

 

会話を盗み聞きして、策を練る哲雄。

 

部屋に入ってきた男を殺しても、すぐに次の仲間が来ることを予想しています。

 

そしていよいよ窪の部下が洗面台の扉をあけました。

 

中にいたのは哲雄ですが、彼はマスクと帽子で顔を隠した格好で掃除をしながら「鳥栖様のお知り合いですか?私は掃除サービスの仕事を依頼された鈴木です」と嘘をつきます。

 

窪の部下は動揺しながらも「自分は友達で、部屋の合いかぎをもっていたので入りました」とこちらも嘘をついています。

 

部屋から出ていこうとする部下(恭一という名前のようです)、に窪は「延人が電話に出ない。その部屋に延人の携帯があるかもしれないから、電話をかけてみろ」と指示をだします。

 

指示通りに恭一は、「友達がこの部屋に携帯忘れたかもしれないから、それを確認しに来た。一度確認してもいいですか」と言い、延人の携帯へ連絡をします。

 

掃除サービスのふりをした哲雄は内心、動揺しています。

 

しかし恭一がかけた電話が、延人の携帯を鳴らすことはありませんでした。

 

恭一は「電源が切れているみたいですねー」と軽い感じで言い、部屋を出ていきます。

 

恭一が出て行ったあと哲雄は胸をなでおろします。

 

ヤクザが部屋に来たときに哲雄は、延人の携帯のGPSを追跡されたと推測して、延人の携帯を壊しておいたのでした。

 

マンションの下の車の中で、窪が「延人の野郎、どこにいきやがった」とこれまでの状況を整理して考えています。

 

そして車の運転手に、「延人は零花のところに行くかもしれん。零花を追え」と伝えます。

 

部屋を出ていた、零花と母親は駅で別れます。

 

それを見ていた窪と恭一。

 

窪は恭一に零花を尾行するようにいい、さらに「状況によっては零花を拉致するかもしれん」と恭一に伝えます。

第3話 今日から殺人鬼

零花と一緒に家に帰っていた母親でしたが、零花に先に帰っているように伝え、哲雄を手伝いに戻ります。

 

2人のあとをつけていた恭一は、窪の指示どおり零花を尾行します。

 

一方哲雄は、延人の死体を解体することにしたようです。

 

解体する方法はいろいろあるみたいですが、哲雄はミステリー小説を読んでいる関係で、犯罪に関する知識が豊富なので、いろいろな解体方法を検討します。

 

哲雄が考えているのは、見つからないように死体をできる限りコンパクトにすること。

 

燃やしたり、溶かしたり、ミンチにしてトイレに流したりと、様々な処理方法を検討しています。

 

そこで零花と別れたお母さんが、キャリーバックをもって玄関から入ってきました。

 

哲雄は奥さんに延人の死体を解体するために、必要な道具を買ってきてもらうよう頼んでおいたのでした。

 

哲雄が考えた死体を解体する方法は、死体を浴槽で煮込んでしまおうというもの。

 

そのために必要な断熱材や、ビニールテープ、キャリーバックなどを奥さんにホームセンターで買ってきてもらいました。

 

準備を終えて浴槽で延人の死体を煮込みながら、自身の現状、殺人鬼になってしまった現状を後悔する哲雄。

 

そして今まで自分が書いてきた、ミステリー小説の殺人鬼の気持ちを想像するのでした。

 

場面が変わり窪と、延人の父親である麻取義辰(まとり よしたつ)が話しています。

 

麻取は電話で、弁護事務所の人間をよそおい、詐欺を行っています。

 

窪はそんな麻取を見ながら、「単独詐欺師。相変わらずすげぇな。人格をいくつももってやがる」といい麻取の詐欺師としての能力に驚いています。

 

麻取は立場が窪より上のようで、窪に「仕事以外で人を殺したいって思うときがある?」と聞きます。

 

窪はその質問にはNOと答えましたが、窪がいうには、彼は世の中の大概の男をタイマンでなら殺せるのこと。

 

麻取は今までの会社員時代の上司や、延人がグレたときになにもしなかった学校の教師、延人を逮捕した警察、家をでていった妻、すべてを殺したいと思っています。

 

しかし麻取に彼らを、直接殺せるような力はないので、お金の力をつかって窪と知り合いになったのです。

 

麻取は窪に、「延人と最後に連絡が取れたのはいつ?早く延人をみつけないと危ないでしょ?子供は親が守らなくては」言います。

 

窪は額に汗をかきながら、「もちろんです!全力をつくしています。」と告げました。

 

そのころ哲雄は、キャリーバックを引きながら妻に電話をしています。

 

「買った道具は全部処理したよ。大丈夫、全部入ったから」

 

哲雄は延人の死体を解体し終わったのでしょうか。

第4話 すしざんまい!

息を切らしながらキャリーバックをひいている哲雄。

 

延人の死体を解体するのに苦戦していたようで、疲弊しています。

 

キャリーバックの中身はやはり延人の死体。

 

哲雄は気づいていませんでしたが、そのとき近くの車の中から、窪の部下、恭一が哲雄を監視していました。

 

哲雄がマイホームにつき、風呂から上がると、零花と奥さんが起きていました。

 

奥さんが「お父さん見て!零花がすごいの」となにやら興奮しています。

 

哲雄をテーブルにつくと、零花がトランプのマジックを披露していました。

 

マジックを披露した後、手を広げて某寿司屋の社長のポーズをする零花。

 

なお哲雄はそのポーズの意味を理解していませんでしたが…。

 

零花のマジックの披露が終わると、零花は「で、私のマンションの部屋は片付いたの?」と哲雄に問いかけます。

 

哲雄は「完全に終わっていないから、あと1週間ほどは実家にいてほしい」と伝えます。

 

零花はしぶしぶ実家に滞在することに同意しました。

 

哲雄はしばらく零花が家にいてくれることが、うれしい様子。

 

哲雄と零花と、奥さんの3人は家族の時間を過ごしています。

 

哲雄は家族のやりとりに日常を感じ、ほっとします。

 

しかしすぐに、哲雄を追っているヤクザのこと、自身が犯した犯罪を隠し通せるかを考えます。

 

そして零花と妻を守ることために、死体を処理することを誓うのでした。

 

その一方で延人が殺されているとは知らない、彼の父親の麻取は延人の写真を見ながら、せつなそうな表情を浮かべているのでした。

第5話 見張り!?

殺した延人に首をしめられる夢をみて飛び起きる哲雄。

 

奥さんの歌仙に起こされました。

 

延人の死体ですが、キャリーケースの中に骨のすべてと、肉の半分弱がまだ処理しきれずに残っています。

 

一部はトイレから流しましたが、すべてトイレから流すと、水道局に不審に思われる可能性があるため、20キロほどはキャリーケースに入れて持ち運んでいます。

 

哲雄は死体がにおい始めないか心配し、処理の方法を考えています。

 

そして家に一緒にいる歌仙は、なにやら嫌な予感を感じているようで…。

 

哲雄が嫌な予感のわけを聞いても歌仙は、自分の1日を振り返っても直接の原因はわからないそう。

 

しかし哲雄が死体の入ったキャリーケースをもって、埋めるために外に出かけようとした瞬間、歌仙が自分の嫌な予感の正体を確信しました。

 

家の近くに朝からずっと、普段見かけない車が止まっていたのです。

 

哲雄もその話をきいて、その車が昨日の夜、自分がキャリーケースを運んでいるときから停まっていたことを思い出しました。

 

「警察かヤクザに見張られているのかもしれない!」と慌てる哲雄。

 

ネットを調べてもそれらしい報道がないことから、哲雄はヤクザによる監視だと推測します。

 

哲雄は監視の正体を確かめるため、自分が車で出かけて行って、おとりになることを提案します。

 

もし監視の車が追いかけてくるようなら、歌仙に携帯へ連絡を入れてもらうように、頼みました。

 

車で鳥栖家を監視していた恭一は、家から出ていく哲雄を見て、仲間に電話で「車を追え。俺は娘を見張る」と指示を出します。

 

哲雄は歌仙からの連絡で、車が自分を追ってきていないことを確認します。

 

監視のターゲットが、哲雄ではなく他のものなのではと考える哲雄。

 

車で出ていく哲雄をみていた恭一は、車内で仲間と話しています。

 

「あの父親がもっていたキャリーケースの中身はなんなのか?まさか延人さんの死体だったりして」

 

恭一の仲間の、スキンヘッドにタトゥー入った男が言います。

 

恭一は「ありえない。延人があんなオッサンに殺されるわけがない」と笑います。

 

しかしなにかが引っかかるのか結局、仲間を使ってあのキャリーケースの中身を調べる策を考えるのでした。

 

哲雄は車でホームセンターに着いていました。

 

園芸コーナーのスコップを見ている哲雄。

 

その隙に恭一から連絡を受けた仲間は、哲雄の車のボンネットをピッキングで開けてしまいます。

 

そしていよいよキャリーケースの中身を開けてしまう…。

 

しかしキャリーケースの中身は、延人の死体ではなく、着替え用の洋服でした。

 

恭一の仲間は中身が死体ではないことを恭一に報告すると、車のボンネットを閉め、その場を後にしました。

 

ホームセンターから戻ってきた哲雄。

 

哲雄はキャリーケースの中を見られてもいいように、中身を着替えに入れ替えておいたのでした。

 

またキャリーケースを誰かに開けられたときに分かるように、タオルの端をキャリーケースにはさむ仕掛けをしていた哲雄。

 

中をのぞかれたことを知った哲雄は家族全員が、ヤクザに疑われていることを知るのでした。

 

歌仙に連絡したところ、まだ家の前には監視らしき車が居る…。

 

哲雄はヤクザたちがどこまで気づいているのかを考え、恐怖を感じるのでした。

第6話 土に還す

冒頭では、延人の父親の麻取がタクシーを止めているシーンから。

 

荷物の多いおばさんもタクシーを待っているようでしたが、譲ることはなく先に乗り込む麻取。

 

雑居ビルの階段をあがっていくと、窪と出会いました。

 

麻取は窪に「もうあれから24時間経っている。どうなっているの?」と窪に言います。

 

窪は「すいません。まだ行方不明です…」と答えます。

 

窪は延人を探すために、哲雄以外にも延人と接触の可能性がある人間たちに監視をつけています。

 

しかし麻取は監視しかしていない、現在の捜索態勢に不満の様子…。

 

窪としても監視レベルを上げるとリスクが高くなるので、無茶な探し方ができないそう。

 

すると麻取は窪に、いくらあれば捜索レベルをあげることができるのか聞き、窪の要求した500万円より多い、600万円を窪に差し出すのでした。

 

一方哲雄はキャリーバックが開けられたことを知った後に、監視を気にしてか、「あれを買い忘れた!」と芝居をし、ホームセンターに戻っていきました。

 

それを見ていた恭一の仲間は、「たぶんここに延人さんはいないだろう」と話し合っています。

 

哲雄は彼らの捜索態勢から、延人が死んでいることに気づかれていないと考えます。

 

もし気づいていたとしたら、零花のマンションからキャリーバックをもって哲雄が出てきたとき、接触してくると考えたためです。

 

そして哲雄は見張りがついていることから、死体を山に埋めることを危険に感じます。

 

哲雄は家に帰り、それを歌仙が出迎えます。

 

歌仙が声をかけますが、哲雄は声を発さずに、スマホの画面を歌仙に見せます。

 

「鞄に盗聴器をしかけられたかもしれない」

 

2人はキャリーバックの中身を探しましたが、盗聴器はありませんでした。

 

歌仙は何があったか尋ね、哲雄はこれまでの経緯を説明しました。

 

2人は家の前の車からだけでなく、あらゆる場所で自分たちが監視されていることを認識します。

 

山に死体を埋めることが不可能になった哲雄は、新たな死体処理方法を考えていました。

 

それはホームセンターで買った、土とバクテリアを使って、植木鉢で死体を分解してしまうこと。

 

準備を整えた2人が、植木鉢に細かく刻んだ死体を入れているとき、零花が部屋に入ってきました。

 

とっさに植木鉢を隠し、家庭菜園をはじめようと思ったと嘘をつく2人。

 

零花は「植木鉢じゃなくて、庭にある畑にすれば?」と言い、部屋をあとにしました。

 

なんとかごまかせた2人は、死体の一部を植木鉢に移しましたが、零花に疑われないように一応畑を耕すことにしました。

 

鳥栖家の前で見張っている恭一たちは、電話で窪から指示をうけています。

 

監視レベルを上げるために、零花の部屋とリビングに盗聴器をしかける計画のようです。

 

様子をうかがっていると、鳥栖家の3人が庭の畑を耕しに、出てきました。

 

恭一は鳥栖家が無人になっている今、盗聴器をしかけてしまおうと、仲間に3人を見ているよう伝えてから、車を降ります。

 

家の敷地内に侵入し、身をひそめながら、鳥栖家の中をうかがう恭一。

 

ピッキングで家の中に侵入するために、無線で仲間に鳥栖家3人の注意を引くように頼みます。

 

連絡を受けた仲間のうちの1人が、鳥栖家の3人に「自分は地価鑑定士のものです。現在アンケート協力をお願いしております」と声をかけます。

 

歌仙と顔を見合わせつつ、「今忙しくて…」と答える哲雄。

 

しつこく質問をしてくる男を、追い返すために哲雄は、さっさと質問に答えて追い返そうとします。

 

そのとき零花が、微かな物音を聞きその方向を見ましたが、特になにもありませんでした。

 

その瞬間、恭一はすでに鳥栖家に侵入していたのでした。

第7話 20年目の共同作業

盗聴器を設置するために鳥栖家に侵入した恭一は、ふたつの盗聴器をどこに設置をするか考えていますが、時間はあまり残されていません。

 

哲雄と歌仙にアンケートをとっていた仲間が、不審がった2人に「会社の電話番号を教えてほしい、名刺を見せてほしい」と言われ、これ以上足止めができなくなったからです。

 

哲雄は今のアンケートが、監視をしているヤクザの仲間である可能性を考えました。

 

しかし直接的なことを聞かれたわけではないので、その意図が理解できずにいたのですが、すぐに、時間稼ぎだと気づいたのです。

 

死体がバレていないか心配になった哲雄は、急いで家の中を見回ります。

 

死体を入れた植木鉢を見つけた哲雄は、ひとまず安心します。

 

しかしその部屋のクローゼットに、恭一は身をひそめていました。

 

恭一は戻ってきた哲雄と、歌仙の会話を聞いていました。

 

恭一は2人の会話から、2人がなにか隠そうとしていることを察知します。

 

仲間からの無線で、哲雄と歌仙の2人が部屋から出て行ったことを知った恭一は、クローゼットから出て、部屋の状況を確認します。

 

部屋の侵入したときにあった、植木鉢がなくなっていることに気づく恭一。

 

死体が入っていたために、哲雄は植木鉢を隠したのですが、恭一はそのことには考えがおよばず、植木鉢が高価なものなのか?と思っています。

 

残された時間がないことを確認した恭一は、盗聴器の設置を急ぎます。

 

場面が変わって、リビングを掃除している歌仙。

 

テレビ台が微妙にずれていることにきづいた歌仙は、零花にテレビを動かしたか聞きますが、零花は知らないと返答。

 

違和感をもった歌仙がテレビ裏を確認すると、見覚えのないコンセントがありました。

 

コンセントのことを哲雄に確認する歌仙。

 

哲雄はもともと知識があったのか、それが盗聴器だと察します。

 

歌仙と小声で相談し、家中を調べて盗聴器やカメラがないか確認することにしました。

 

一方で恭一と仲間が、零花の部屋にしかけた盗聴器の音声を聞いていると、哲雄と歌仙の会話が聞こえました。

 

内容は零花の彼氏(延人)が、昨日から連絡がつかないらしく、零花に「今から行く」と伝えたあと、いなくなってしまったと…。

 

そして哲雄と歌仙は、「零花はストーカーにつけられていたから、そのストーカーと彼氏(延人)が鉢合わせしていたら、危ない」といった会話をしています。

 

哲雄と歌仙はさらに、盗聴器についても話していて「リビングにしかけられていた盗聴器もストーカーの仕業なのでは?外にずっと車が止められている」とも言っています。

 

気づかれていたことを察知する、恭一と仲間。

 

そして零花の部屋にしかけていた盗聴器も、哲雄と歌仙によって外されました。

 

盗聴していた内容から、鳥栖家の監視をやめようとする恭一たち。

 

どうやら哲雄と歌仙は、恭一たちをだますために、台本を作り、わざと盗聴させたようです。

 

哲雄のとっさの判断が光りました。

 

哲雄と歌仙が、盗聴器をはずしたあと、死体の処理を進めようと話し合っていると、歌仙はいきなり、哲雄に「人を殺すのは初めて?」と聞きます。

 

哲雄は「あたりまえじゃないか!」と即答します。

 

歌仙は普段哲雄が書いている、小説の内容からこんな質問をしたらしく、哲雄は「小説の内容は昔の作品を参考にしていて、すべて1から考えているわけではない」と歌仙に言います。

 

哲雄は、クローゼットの中に隠していた、死体を解体した肉の残りを確認します。

 

残りはビニール袋2つ分です。

 

哲雄がビニール袋の重さに、言葉を失っていると歌仙が1つを自分に渡すようにいいます。

 

「1つは私が埋める」という歌仙。

 

断る哲雄に、歌仙は「私も責任を負う。もし殺す前に戻れたとしても、零花を守るために今度は私が彼を殺すから」と決意を伝えます。

 

しかし哲雄は、自身が歌仙ほど強くなく、後悔して消えてなくなりそうな、ただの弱い人間だと、苦悩しながら、死体の入ったビニール袋をひとつ、歌仙に渡すのでした。

 

2人はいっしょに、死体を植木鉢の中にいれます。

 

歌仙はこの状況を、夫婦20年目の共同作業だといい、起こったことを受け入れたような、表情を浮かべるのでした。

 

哲雄は歌仙を巻き込んでしまった罪悪感から、涙を流しながら「結婚してくれてありがとう」と伝えました。

 

彼はもう後戻りできないなら、進むしかないと決心します。

 

そのころ恭一は、窪に報告の電話をしていました。

 

盗聴器の内容をきいた窪に、恭一は「どう思いますか?」と質問します。

 

窪が質問の意図を分かりかねていると、恭一は続けて話します。

 

「この夫婦はなにか隠している気がします。盗聴器の前での会話は、自分たちに向けた嘘だと自分は思っています」

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