夏目友人帳 夏目レイコの死因や正体は？旦那や子供・強さネタバレ！なぜ夫と結婚？モデルや斑・何者？

妖を見ることができる強い妖力を持った青年、夏目貴志と、自称用心棒の妖、ニャンコ先生こと斑が織りなす美しいファンタジー漫画・夏目友人帳。

その根強い人気は漫画だけに留まらず、アニメや映画、コスプレの世界にも広がっています。

そんな夏目友人帳の中で、最重要人物と言っても過言ではない、夏目レイコについて解説します。

物語の根源である友人帳を作った張本人である彼女は、なぜ若くして亡くなってしまったのか。

彼女が何者なのか、モデルは存在するのかなど、物語最大の謎についてネタバレも含めて解説していきます。

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謎多き女性・夏目レイコって何者？正体は？

夏目レイコは夏目貴志の祖母！どんな人だった？

物語の最大の謎にして最重要人物である、夏目レイコ。

彼女は若くして亡くなっており、彼女のことを詳しく知る人は多くありません。

故人であるため、物語の中ではいつも回想シーンでのみ登場します。

妖たちが語る昔の記憶や、レイコと関わった人の思い出話から、彼女の人となりを少しずつ知ることができます。

向こう見ずな性格で、強気な話し方をするせいもあって、彼女のことを仇のように語る妖もいますが、彼女に助けられた、遊んでもらえたと慕う妖も少なくありません。

自分の気持ちを素直に表現することが苦手だった彼女ですが、実はとても情が深く、困った人や妖を見ると放っておけない性格でした。

その優しさは孫である夏目貴志の人柄にも表れています。

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【第76話】ゴモチの恩人
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レイコにお礼をしたいと現われた妖・ゴモチ。
センキとヒャッコの喧嘩を止めてほしいと
依頼した事がありー…

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— 夏目友人帳公式ツイッター (@Natsume_Nyanko) February 22, 2023

友人帳を作った張本人！その強い妖力とは

夏目レイコは強い妖力をもっており、妖を見たり、祓ったりすることができました。

でも、そんな彼女を周囲の人は気味悪がり、理解する人はいませんでした。

人との関わりを避け、いつもひとりで過ごしていたレイコは、その寂しさから出会った妖に片っ端から声をかけ、「負けたほうが勝ったほうの子分になる」という約束で勝負を挑むようになりました。

勝負した妖の中には人を簡単に丸のみにできるくらい大きなものもいましたが、彼女が勝負に負けることはありませんでした。

常に勝ち続け、子分になるという約束を守らせるために妖に紙に名前を書かせ、それを契約書として束ねたものが友人帳です。

友人帳を持つ彼女は、数多くの妖を自分の意のままに従えることができたのです。

#夏目友人帳 29巻収録エピソード
「レイコの流儀」

レイコの元に届いた一枚の招待状。
それは、大妖怪・莫汰と阿唱の勝負に、人間であるレイコも参加して欲しいというもので……？ pic.twitter.com/RQcERjGBfv

— 夏目友人帳公式ツイッター (@Natsume_Nyanko) January 3, 2023

夏目レイコ最大の魅力は強さと美しさ！モデルはいる？

払い屋たちにも一目置かれる、夏目レイコの強さ！！

レイコのことは、妖たちにだけでなく、祓い屋たちの中でも有名でした。

彼女は妖が見えるというだけでなく、祓う力も相当に長けていたと語られています。

かなり大物の妖とも勝負して、その名を友人帳に綴ったのですからレイコは相当に強かったのだということが分かります。

レイコの孫である貴志が、大型で強い妖の斑をこぶしひとつで抑えることができたのも、彼女から遺伝したのであろう能力が相当に強いものであったことが分かります。

夏目レイコのモデルがいるのかはわかりませんが、原作者の緑川ゆきさんは、地元熊本県に大きな愛着心をもっており、熊本の風景をモデルにしたものがよく見られます。

レイコの設定については「セーラー服のおばあちゃんが可愛いと思った」と語っていますが、緑川さんの持つ地元愛と、可愛らしい女子高生のイメージから生まれたキャラクターなのでしょう。

妖も人も認める夏目レイコの美しさとは！

斑はレイコのことについて「それはそれは美しい人だった」と話しています。

孫の貴志は、妖に間違われるほどレイコに似ていますが、端正な顔立ちや、灰色がかった髪色をしていることから、レイコがとても美しかったことを感じさせます。

また、妖たちから「白アスパラ」「もやし」などとからかわれるほど、色白でほっそりとした体形をしています。

レイコが登場するのは回想シーンのみということもあり、儚さが彼女の美しさをより印象的なものにしています。

なぜ亡くなった？夏目レイコの死因を考察ネタバレ！

謎の不審死？レイコは妖に殺された？？

夏目レイコの死については未だに多くの謎に包まれており、「若くして木の下で亡くなった」ということしかわかっていません。

彼女は多くの妖から名前を奪っていたので、妖に狙われた可能性も無くはありませんが、しかし、彼女が妖と戦って負けたことはなかったと言われています。

強かった彼女がもし戦いに敗れるとしたら、体が弱っていたか、もしくは大切なものの身代わりとなって命を落としたのかもしれません。

悲しい血筋？レイコの子供も短命！！

夏目レイコは貴志の母方の祖母であり、未婚で娘を出産しました。

その娘、貴志の母親も、貴志が生まれてすぐに亡くなり、また、貴志の父親も数年の間は一緒に暮らしていましたが、その後亡くなっています。

ふたりになにが起こったのかは語られていないため、わかりません。

どうして貴志の両親がふたりとも亡くなってしまったのか、これも物語の大きな謎のひとつです。

レイコが若くして亡くなったことと、何か関係があるのでしょうか。

もし、レイコや貴志と同じように、レイコの娘にも同様の能力があったとしたら、妖とのトラブルで亡くなったとも考えられます。

貴志は彼らのように早死にせず、健やかに、幸せに、末永く生きていってほしいと願ってやみません。

斑とレイコの関係とは？

昔ふたりに何があった？斑の語るレイコとは

斑はレイコについて「彼女はいつもいつもひとりだった」と語っており、周囲の人々が誰も彼女を理解していなかった状況について知っていました。

このことから、斑はレイコのことをある程度の期間、そばで見ていたことが分かります。

しかし、彼女が生きていた頃に、ふたりがどんな風に過ごしていたのか、どんな関係だったのかについてはほとんど語っておらず、回想シーンでも描かれていたことはありません。

ただ、友人帳のことを知っていたり、名前の返し方を知っていたりするので、もしかしたら今の貴志にしているのと同じように、アドバイスしたり、危ない時はフォローしたりして、レイコのことをそばで見守っていたのかもしれません。

レイコと斑の関係を考察！

斑はレイコと知り合いだったにも関わらず、彼女からの勝負の申し出は断っていました。

もしかしたら、斑はほかの妖たちとはちょっと違う存在だったのかもしれません。

また、斑はレイコのことについて「それはそれは美しい人だった」と話しています。

強く美しく、でも孤独だった彼女に対して、もしかしたら、恋心を抱いていたこともあったのかもしれません。

斑は「私がガン見した人間は夏目かレイコぐらい」とも話しています。

ふたりの関係がどうだったかは謎ですが、特別な間柄だったのは想像に難くありません。

#夏目友人帳 4話
“悲劇の妖と会いたいと願った少女”
ニャンコ先生、人間化出来るのか！
でも様相は、絶対レイコを意識してるよなw
昔騙され、それでもまだ1人の人間を信じた寂しがり屋の妖『時雨』とただ…会いたいと願った委員長笹田さんのほんの一時は一瞬だったが優しい物でした…
とても良い話だ… pic.twitter.com/7elPEQ08Dj

— ニュービー (@new_bee86) March 16, 2021

夏目レイコは結婚していた？夫（旦那）や子供は？！

夏目レイコの夫は誰？回想から探るレイコの相手！！

以前、夏目レイコはある妖に「おせっかいを焼いてくる男がいる」と話しています。

人間と関わることを避けていたレイコに対し、「木に登ったらあぶない」「もう遅いのに外を出歩くな」などと声をかけてきたのです。

レイコは彼のことを「こうるさくて苦手」と言っていますが、いつもひとりで過ごし、寂しさを紛らわそうと妖に絡んでいたことを考えると、彼女はそのおせっかいがうれしかったに違いありません。

そして、その男性に惹かれ、恋に落ち、貴志の母親を身ごもったのではないでしょうか。

レイコに声をかけたり、お饅頭を買ってあげたりした男性の行為は、独りぼっちで過ごす妖を放っておけずに声をかけてしまう、貴志の姿にも重なります。

また、物語の中で、祓い屋が使役する式から「昔お前によく似た面差しの男にあったことがある気がする」と言われています。

式が覚えているということは、もしかしたらレイコの祖父は祓い屋だったのかもしれません。

よくレイコに似ていると言わる貴志ですが、その男性の面影も貴志にはあるのです。

レイコの能力の強さと、その男性の優しさが、貴志に引き継がれているのかもしれません。

夏目レイコの子供、夏目貴志の親とは！

夏目レイコの娘夫婦についても、詳しいことはわかっていません。

レイコの娘は貴志を産んで間もなく亡くなり、その夫も、貴志と数年一緒に暮らしたのちに亡くなりました。

レイコの強い妖力を娘が引き継いでいたのだとしたら、妖となんらかのトラブルがあってなくなったのかもしれません。

夏目貴志は両親を亡くした後は親戚の家をたらい回しにされますが、両親に関する良い話は聞いたことがないようです。

ただ、僅かながらに貴志の記憶に残っている父親の姿はとても優しい、穏やかな雰囲気の人でした。

周囲の人々に理解してもらえない寂しい幼少期を送りながらも、貴志が腐らず心優しい人間に育ったのは、たとえ短い期間であっても両親から愛情深く育てられたからではないでしょうか。

レイコも、その子供たちも、自分たちの子供の幸せを祈っていたに違いありません。