彼岸島 西山の最後は死亡？感染で吸血鬼に？月島奈々や48日後をネタバレ！豚汁で邪鬼

実写映画化にもなった松本光司原作の大人気吸血鬼サバイバルホラー漫画、『彼岸島』。

独特な世界観やシリアスな内容に織り交ぜられるギャグ・ネタ要素などが話題を呼び、幅広い世代から親しまれています。

今回はそんな『彼岸島』に登場するキャラクター『西山』について、プロフィールや物語で辿る彼の結末など、ネタバレを含みながらご紹介しようと思います！

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【西山ってどんな人？重要人物？プロフィール紹介！】

《西山のプロフィール》

彼岸島で一番好きなコマはなんといっても西山の紹介シーン
もうこれだけで面白い pic.twitter.com/SSeJcRKJuE

— そら@真性のマルティスト (@HqdUmsLl5uo41eY) May 7, 2020

名前：西山徹（にしやまとおる）

呼び名：西山、徹

特技：記憶

好きな事：料理

嫌いな事：喧嘩

主人公・宮本明（みやもとあきら）と同じ高校に通う同級生で文具屋の息子。

眼鏡をかけており、普段はわりと地味で大人しい性格をしています。

物語では登場当初、明から「見ての通り頭の良い奴」という評価付きで紹介されていました。

実際その評価に間違いはなく、卒業後は日本でもトップレベルの大学に進学が決まっていました。

戦いの場では唯一の頭脳派であり、作戦を立案するのは勿論のこと、仲間内で度々起こる揉め事を収める調停役としても活躍したりなど、物語を進めるうえでも非常に重要な人物となっています。

《主人公・明たちと西山の関係》

西山がずっと持ってた写真がこっちだったら、俺は彼岸島を壮大なサーガと認識していたと思う
(肝心のユキが写っていないが) pic.twitter.com/XjjuhTkPYl

— しゅん (@45MxoM) December 10, 2019

物語の主人公である明やケンちゃん、加藤（かとう）達と西山は同じ高校に通う同級生であり、幼馴染です。

西山が卒業式で後輩に告白された際に明は無表情に、加藤からは茶化されイジられるなど、なんとも男子高校生らしい絡みを見せていました。

時折起こる友人同士の喧嘩では調停役に回り場を収めたりなどやや友人に気を使っている様子も見られますが、ユキの合格祝いのパーティーでは酔っ払いながら会話を楽しんでいる描写もあるため、良好な友好関係を築いていることがわかります。

西山は彼岸島へと渡る計画に当然ながらメンバーとして加わることとなりますが、真の目的である明の兄・篤（あつし）の捜索の傍らで卒業旅行だと浮かれるケンちゃんや加藤と同じく、やや安易な気持ちで同行してしまいます。

頭の良い彼ですらも、これが悲劇の始まりになるとは思いもしていなかったのでした。

【西山の豚汁は絶品！？彼岸島での彼の活躍】

西山、彼岸島に来る前は赤報隊に居たんじゃないのお前 pic.twitter.com/BsnAE0ng6c

— 無責任飛行の佐倉（神浜のすがた） (@39raKyouko) October 3, 2022

彼岸島での西山は明達のような戦闘力は持ち合わせていないものの、持ち前の自身の頭脳と手先の器用さを存分に発揮し活躍していきます。

弓矢や槍、丸太といった武器しか無かった彼岸島において、なんと爆弾や迫撃砲、地雷、遂には火炎放射機などを自作で造り上げてしまいます。

人間軍の装備を大幅に強化するだけでなく、その頭脳を生かして吸血鬼と対峙する際も入念な作戦を組んだりと大活躍。

戦いの場においてもサポート役として同行するようになった彼は、着々と人間軍の勝利に貢献していくのでした。

またセロテープや味噌などをポケットに入れて常に持ち歩いていたりと非常に用意周到で、度々「なんで持ってんの？」と仲間に聞かれては「聞くな！俺は文房具屋だ！」と返しています。

作中で何度も「こんなこともあろうかと」というセリフと共にどこから持ってきたのか必要なものを提供してくる西山の姿に、読者や一部のファンからは『彼岸島のドラえもん』『文具屋という名のコンビニ』と呼ばれることも…。

そんな西山は料理のスキルも持っており、得意料理の豚汁は絶品で仲間内からも人気が高い一品。

物語を進めるうえで彼の豚汁は加藤とケンちゃんの揉め事の仲裁にも一役買っており、また戦闘後に彼が振舞う品としても登場し、もはや恒例行事と化しているのでした。

俺の中で西山(彼岸島)が暴れ狂ってるので、本日は豚汁を作りまする
(´ºωº｀) pic.twitter.com/ShIveaY7yD

— 発狂ペンギンver.040-JP-J (@yamipengin_man) January 5, 2023

【吸血鬼との最終決戦で西山は死亡する？生き残る？物語の結末をネタバレ！】

戦闘力の高くない西山は、吸血鬼の親玉・雅（みやび）との最終決戦において突き進む明率いる人間軍のサポートに徹していました。

自作の地雷や手榴弾を巧みに使用し、邪鬼との戦いで窮地に陥った際もユキと共に機転を利かせて応戦したりと人間軍の進行に大きく貢献していきます。

しかしそんな彼でも雅の腹心である斧神（おのがみ）との戦いでは太刀打ちできず、他の仲間たちと同様に雅と明の攻防の様子をただ見守る事しか出来ませんでした。

結局この戦いで西山自身は生き延びる事は出来たものの、明が雅に敗北してしまった事により人間軍は敗退…自分の非力さを噛みしめて物語は幕を閉じてしまうのでした。

【続編『彼岸島・最後の４７日間』で西山に恋人が！？月島奈々の正体とは…】

《『彼岸島・最後の４７日間』とは？》

彼岸島、最後の47日間読了…！
ラストの怒涛のカタストロフに圧倒された…！ pic.twitter.com/MXT6EzkoDL

— チャブ・マネジメント (@Tyabmgmt) March 25, 2021

『彼岸島・最後の４７日間』は、漫画『彼岸島』で吸血鬼の親玉・雅との最終決戦に敗れたその後を描いた後作品になっています。

戦いの後、雅は日本を侵略する旨を含めた宣戦布告を行います。

日本全土が吸血鬼の島と化すまでに残された時間はわずか４７日間…。

生き残った人間達はどうにか計画を阻止するべく、雅率いる吸血鬼軍の殲滅を目指して再び立ち上がるのでした。

《ユキに瓜二つ！？月島奈々の正体はまさかの吸血鬼！》

彼岸島最後の47日間の7巻を読み終えてからの脱力感が半端ないです… pic.twitter.com/GCVgcOVG0p

— 田舎パラダイス (@inakaparadais) April 6, 2020

人類滅亡まで４７日間の猶予を与えられた人間軍。

西山はこの４７日間を有効に使い、ウイルスを撒く蚊を焼き払うための火炎放射器を作成したり、邪鬼との戦闘に備えてロケットランチャーを開発したりと相変わらずの貢献ぶりを見せていました。

そんなある日、西山は吸血鬼側のスパイとして隠れ家に忍び込んでいた女の吸血鬼・月島奈々（つきしまなな）と出会い、ユキと容姿が瓜二つの彼女を匿った事を機に恋仲に…。

ここにきてまさかの吸血鬼の恋人が出来た西山でしたが、蚊の第二育成所の地図を貰うため奈々の集落へ向かった際に囚われてしまい、一方の奈々も彼を救出するべく駆け付けた明に攻撃されてしまいます。

人間と吸血鬼という本来相容れないお互いの立場と状況に、結局敵対するしかなくなってしまった奈々は、最後は覚悟を決めて西山との来世での出会いを願いながら他の吸血鬼達と共に死亡してしまいます。

その後生き延びた西山は自分を想い散ってしまった奈々の気持ちを汲み取りつつ、こうなってしまった運命と雅への復讐心に心を燃やし始めるのでした。

【『彼岸島・４８日後…』でまさかの感染＆邪鬼化！？西山の最後はどうなった？】

《『彼岸島・４８日後…』とは？》

彼岸島48日後… 5巻と6巻を購入しました　
何度見ても大阪城に通天閣が刺さるシーンは圧巻ですね pic.twitter.com/udSHq50c4Q

— ミント@大卒まで絵の勉強できない (@Alkaloid256) April 18, 2022

『彼岸島・４８日後…』は、前述でご紹介した『彼岸島・最後の４７日間』のその後の物語となっています。

彼岸島で繰り広げられた吸血鬼との戦いの末、人間軍は雅の計画の阻止に失敗…。

雅の指示のもと吸血・感染力を持った蚊を日本中に放たれてしまい、日本はあっという間に廃墟と化し雅率いる吸血鬼の国となってしまいます。

そんな悲劇から約半年後、吸血鬼の手を逃れ隠れて生き延びていた人々の間には「吸血鬼と戦う片腕の男」の噂が広がり始めます。

人間の希望の光「救世主」と呼ばれ始めるその片腕の男…明は、噂を気に掛けることなく雅への復讐と再戦を胸にひとり突き進んでいくのでした。

《最後は明の手で…感染してしまった西山とユキの悲しい最後》

彼岸島読み返したら西山とユキの写真渡すとこで泣きそうになった pic.twitter.com/SUBJQKEPGX

— しょこら🍫@ひまじん (@13GkqlkpqqqQeCT) February 21, 2022

日本全土にウイルスが撒かれるという絶望の中、西山は加藤やユキら生存者達と逃げて生き延び、しばしの間彼岸島でひっそりとした生活を送ります。

最後の戦いで明とはぐれ、死んでしまったものと思い込んでいた彼等は、希望を見いだせない状況で思い思いに日々を過ごし、西山もまたその生活の中でユキと結ばれ、僅かながらに穏やかな時間をすごします。

しかしそんなある日、本土から流れてきた「人々を救う救世主」の噂を聞きつけた西山は、その噂を信じてしまい、明が生きているかもしれないという希望を胸に抱き始め、その後ユキと共に遂に彼岸島を脱出します。

しかしその際に吸血鬼に襲われてしまい２人は感染…西山は人を襲うことが出来ず吸血鬼達から日々暴行を受け、一方のユキも吸血鬼達から嬲られ慰み者にされてしまいます。

そんな過酷な日々を送った結果、とうとうユキは邪鬼化してしまいます。

邪鬼へと変わり果てていくユキから「どんな手段を使ってでものし上がってよ」と言い残された西山は、その言葉の意味を理解し邪鬼化したユキと絆を結ぶことに成功…そして邪鬼使いとして吸血鬼の中でものし上がっていき、ついには大阪で「雅様」を名乗るようになります。

しかし悲劇は続き、その後アジトとしていた通天閣で明と最悪の再会を果たすことに。

敵対関係となってしまった明から共闘を持ちかけられる西山でしたが、彼は今更どうする事も出来ず明を拒絶…激戦の末にユキが斬られた事で勝負は決着し、ユキに乗っていた西山は落ちてきた通天閣の下敷きになってしまいます。

上半身のみの状態となったユキが西山を庇うように覆いかぶさった事でトドメを刺すべきか苦悩する明でしたが、そんな彼をみた西山は「これ以上醜態を晒したくない」と告げ、一枚の写真を取り出します。

その写真は彼岸島へ行くより前に明とユキ、西山の３人で撮った懐かしい写真…ずっとこの頃に戻りたいと思っていたという本心を零した西山は、「俺の宝物だ」と告げ写真を形見として明に手渡し、同時にユキともにトドメを刺すよう懇願。

そして最後は涙を流す明の義手により葬られ、死亡するのでした。

サンセイは今のメンツでe彼岸島を作れ。
牙狼作ってる場合じゃねえぞ早くしろ。
普通にストーリーリーチor強敵リーチで明さんvs西山が出てきたら打ちながら泣く自信あるぞ。 pic.twitter.com/BOyXZq53zi

— しろぴ (@btmup) May 20, 2023