信長のシェフ最終回結末ネタバレ考察【完結ラスト漫画】ケンや夏その後の最後はどうなる？

人気マンガ『信長のシェフ』。

この記事では、そんな『信長のシェフ』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！

『信長のシェフ』をお得に読む方法はあるの？

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

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しかし、『信長のシェフ』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。

見つけ次第、追記いたします。

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『信長のシェフ』ってどんな話？あらすじを紹介！

舞台は室町時代末期の戦国時代。

現代で料理人だったケンはある日戦国時代へとタイムスリップします。

その時に頭を打ってしまい、料理以外に関する記憶を失くしてしまいます。

ケンを拾ってくれた鍛冶師の少女「夏」と暮らし、料理の腕を披露し生活していたケンの前に、尾張の大名である「織田信長」が現れるという実際の歴史に焦点を当てた漫画となっております。

『信長のシェフ』の主な登場人物を紹介！

ケン

主人公。

戦国時代にタイムスリップした現代人。

料理以外の記憶を失っており、料理の腕で戦国時代を生き抜いていく料理人です。

織田信長（おだ　のぶなが）

尾張（現在の愛知県）を治める戦国大名。

徹底した合理主義者であり、その時代の人間とは異質な先進的な思想の持ち主。

京（京都）にいる凄腕の料理人の存在を聞きつけ、ケンに会いに行きます。

夏（なつ）

京で暮らす鍛冶師、タイムスリップをして倒れていたところのケンを助けます。

木下藤吉郎（きのした　とうきちろう）

羽柴秀吉（はしば　ひでよし）、豊臣秀吉（とよとみ　ひでよし）とも後世では呼ばれております。

織田信長から「猿」と呼ばれており、出世欲が非常に強い人物です。

楓（かえで）

織田家の忍。

幼少期に織田信長に拾われて以降、織田家に忠誠を誓う人物です。

『信長のシェフ』最終回までのおさらい！

戦国時代へタイムスリップ！？

料理人として平成時代に生きていたケンはある日数名の同僚達と戦国時代へタイムスリップしました。

しかしそこは合戦の最中、武器を持った兵士に襲われ、一同はバラバラになります。

なんとか逃げ延びたケンは京で鍛冶師として暮らす夏という少女に拾われます。

タイムスリップをした際に頭を強く打ったことでケンは記憶喪失になってしまうのですが、夏の家で料理をしたり、戦国時代の物に触れることで、歴史のこと、料理のことは覚えていました。

その僅かに残された記憶を頼りにケンは戦国時代を生き抜くことを決めます。

織田信長

ケンが夏の家に居候し、そこで自身の料理を商売にすることで、京ではケンの料理は噂になっておりました。

ある日ケンの元へ二人の武士がケンの元を訪れます。

その二人の名は織田信長と羽柴秀吉。

後世までその名を残す戦国時代の偉人達でした。

ケンは信長にその料理の腕を買われ、自身の治める尾張（おわり）に付いて行くことになります。

戦の厳しさ

その料理の腕を以て織田家家中に認められ始めたケン。

信長はケンに戦場に付いて来るように命じます。

そこでケンは目の前で人が斬り殺される様、そして自身も人を斬らなければならない場面にも遭遇します。

そんな中、ケンは人を斬ることもできず、戦国時代の厳しさを体感します。

史実の謀反人、明智光秀

信長に連れられてケンは明智光秀（あけち　みつひで）の元を訪ねます。

ケンは史実で「本能寺の変」で信長が光秀に殺害されることを知っている為、光秀に疑いのまなざしを向けますが、信長はケンに光秀の為の料理を作れと命じます。

そこでケンは信長と光秀が共に食事をできるように鍋を出しました。

そこで共に鍋をつつく二人を目にしたケンは二人の関係性に安堵しました。

ケンの恋人！？ようことは

ケンは堺（当時の大阪）へと食材を買いに訪れていた頃、堺の商人から石山本願寺に「ようこ」という名前の珍しい南蛮菓子を作る女性の話を聞きます。

石山本願寺とは当時織田家と敵対していた浄土真宗を信仰する寺院のことを指します。

ケンは過去の記憶の手掛かりになると思い、どうにかして会えないかと頭を悩ませます。

ある時、石山本願寺陣営と和睦を行うことになったのだが、信長は織田家と石山本願寺の料理人を用意し、帝（天皇）の前での料理勝負を提案するのでした。

料理勝負の行方…

料理勝負が始まり、ついにケンとようこは相まみえました。

ようこはケンのことを「賢一郎」と呼びますが、ケンはようこのことは何も思い出せません。

気まずい雰囲気の中行われた料理勝負、本願寺側の料理を食べた信長は毒を盛られ、その場を後にします。

信長はなんとか体調を回復させ、織田陣営からも料理が出ました。

その結果は引き分け。

その後料理に毒を盛ったことをようこに問い詰めるケンですが、ようこは過去に自分とケンは恋人であったことを打ち明け、問い詰められたことにショックを受けていました。

甲斐の虎、武田信玄

石山本願寺との和睦が成立したとはいえ信長包囲網が解かれることはありません。

そんな中、甲斐（現在の山梨県）を治める武田家当主、武田信玄（たけだ　しんげん）は病により自身に残された時間が短いながら、上洛を果たし、織田家を弱体化させる策を考えておりました。

そこで信玄は織田で重用されている料理人ケンに目をつけ、誘拐してくるように命じます。

ある夜、武田家の兵士によりケンと、ケンと間違えられた夏が攫われてしまいます。

この窮地を脱するために、ケンは己の料理が病人の信玄にとって必要なものであると訴え、以後信玄の料理を作ることになります。

信玄の夢

ケンの料理を食べ、日に日に顔色が良くなっていく信玄。

信玄はとうとう京への上洛、そして織田家への弱体化の為出陣をします。

その道中、信玄はケンを呼び出し、刀を持たせてケンを開放します。

その後快進撃を続ける武田軍でしたが、信玄が亡くなることでその足を止めます。

重い病に侵されながらも出陣をしたのは、自分でも上洛できるかもしれないという、信玄のわがままだったのです。

足利幕府の終わり

武田信玄が死去したことで織田包囲網は崩壊しました。

信長は次の一手として足利幕府の崩壊を狙います。

信長はケンと光秀を将軍、足利義昭（あしかが　よしあき）の元へ送り義昭を挑発し、わざと出陣させるように仕向けました。

義昭を討つ大義名分を得た信長は、義昭を追い詰め、ケンに義昭の説得を任せました。

そして足利義昭は京を追放され、ここに事実上の足利幕府は幕を閉じました。

今日まで信長のシェフ１２巻まで無料で読めますよ。これはそのワンシーン pic.twitter.com/1OBECe6sZ4

— 地球19413096（IC：地球！！！！！！！） (@earth30636) January 26, 2020

浅井家の滅亡

織田家には上洛を果たす為、浅井家と同盟を結ぶ為、信長の実の妹、お市を嫁がせました。

両家の関係は良好に思えましたが、織田家と浅井家と交流のある朝倉家が対立、当主の浅井長政（あざい　ながまさ）は朝倉家を優先し織田家を裏切り、一時は信長を窮地に陥れました。

その後、織田家と浅井家による合戦が行われますが、織田家の圧勝。

信長はケンを送り、長政の降伏を勧めますが、長政はこれを拒否しました。

結果、妻のお市、そしてその娘の三姉妹を城から脱出させ、長政は城に燃え盛る炎と共に消えていきました。

こうして浅井家は残された娘がいるものの、事実上の滅亡となりました。

封印されるケンの得手

織田家には楓という間者がおり、石山本願寺の内情を探らせるべく、潜入しておりましたが、そのことが本願寺の僧にばれ、捕らえられてしまいます。

楓を取り戻すため、ケンは石山本願寺へ光秀と共に向かい、交渉をします。

その結果、ケンは最も得意な西洋料理を作ることを禁じられてしまうのでした。

明の商人

西洋料理を封じられたからといって、様々な料理を作るケン。

ケンは料理の材料が欲しいと、堺（現在の大阪）に向かいます。

ですが、明（当時の中国）の貿易船がポルトガルなどの南蛮との貿易の仲介をしていることで入手は困難。

そこで堺の商人と明の商人で闘茶というお茶を当てる催しで勝負をすることになりました。

堺の商人であり、茶の湯の先人、千利休（せんの　りきゅう）の協力もあり、ケン達は南蛮船との貿易を続けることができました。

越後の龍、上杉謙信

かつて戦国最強の軍隊を率いた武田信玄と互角の戦いを繰り広げた越後（現在の新潟県）を治める上杉謙信（うえすぎ　けんしん）。

彼はこれまでの信長の所業に腹を立てており、織田へ侵攻する気でいました。

それを察知した信長はケン、秀吉を使いに出し、謙信に信長の意思を伝えるべく越後の地へと向かいました。

ケンは謙信は大の酒好きということを知っていた為、カクテルを作ることで信長の意思を伝え、同盟を継続し、侵攻を未然に防ぐことに成功しました。

～長篠の戦い～戦国最強、対に敗れる

武田信玄の死後、正式に武田家当主となった武田勝頼（たけだ　かつより）。

彼は戦において、天賦の才を持っており、破竹の勢いで織田、徳川領に迫ります。

対する織田家と徳川家は長篠で武田軍を迎え撃ちます。

戦国最強と謳われた武田騎馬隊でも、大量の鉄砲の前には成す術も無く、武田の戦国最強の時代は終わりを迎えました。

#歴史探偵
立地と経済
長篠をこの視点で描いたのが信長のシェフ。 pic.twitter.com/qsjN9UUAXs

— 天地百八❖ (@TenkouTisatu108) June 7, 2023

三人目の現代人、果心居士！

ケンは以前にようこと会った際に、松田という現代人に会ったという話を聞きます。

その松田という人物は果心居士（かしん　こじ）

という名前で織田家に仕官しようとしましたが、士官を断られた腹いせに

石山本願寺、西の中国地方を治める毛利、織田家から離反した松永久秀（まつなが　ひさひで）を巻き込み、戦を起こしてしまいました。

結果は毛利の援軍が間に合わず、本願寺側の大敗ということでようこと松田が捕らえられ、その後ようこはケンの得手と引き換えに、松田は国外追放処分となりました。

松永は離反する動きを見せたものの、証拠が無く、処分を受けずにこの騒動は幕を閉じました。

果心居士っつったら、信長のシェフのこの人が最初に思い浮かぶ pic.twitter.com/JLE2ZUnWfD

— 怠惰界の七歩蛇 (@shichifoda) May 24, 2023

裏切りの男、松永久秀

お咎めなしとなった久秀ですが、織田が上杉との戦をしている隙を突き、正真正銘の離反をしました。

信長の息子の信忠から平蜘蛛という茶器を久秀の手から回収して来るように命じられたケンですが、説得も叶わず自身の野望を口にし、平蜘蛛に詰めた火薬を爆発させ、その生涯を閉じました。

返されるケンの得手

日本にやってくる南蛮船の中にはキリスト教を布教しようと訪れた宣教師達がいました。

その教えに感化された大名も多く、城を渡す者が現れたほどです。

その事態を重く見た信長は顕如と再び和議を結び、南蛮勢力の弱体化を図りました。

顕如との講和が成ったことでケンは再び西洋料理を作ることを許されます。

戦国の世に根を下ろすということ

ある日ケンは城下町が異様に騒がしいことに気が付きます。

なんとケンと夏の婚儀が行われるのだと言います。夏への想いは決まっており、夏自身もその想いに応え、二人は夫婦となりました。

信長のシェフのケンと夏さんの結婚回、登場人物全員のテンションが上がりすぎて全コマに集中線入ってる異常なページ無限に見てられる pic.twitter.com/oYl7DjzGVR

— ハーメルンのルシエド太郎 (@HamelnFilgaia) June 23, 2024

戦国最強の最期

長篠の戦いでの大敗後、武田は織田とまともに戦をする力は残っておりませんでした。

それを見透かすかのように信忠率いる軍勢が甲斐に攻め入り、勝頼は逃亡をするしかありませんでした。

敗戦後の武田の信頼は地に落ちており、多くのものが武田家を離れ勝頼は切腹か徹底抗戦かの選択を迫られました。

その最中、ケンは信忠の正室である武田の松姫に別れの手紙を届けるよう命令を受け道中、勝頼と相まみえました。

しかし、勝頼の顔は不安に満ちたものではなく、覚悟を決めた顔つきをしておりました。

ケンと別れたとの勝頼は数名の家臣と共に徹底抗戦を繰り広げ、その生涯を終えました。

最後の現代人、望月

以前松田から望月という現代人がいたことを知ったケンはどうにかして信長が本能寺で死ぬ運命を変えるべく、望月に会う為、四国地方を奔走します。

多くの困難に見舞われながら、ケンが会った望月は四国の地で家族を作り、一条家の料理人として暮らしておりました。

彼は歴史の流れなどに興味は無く、この時代で精一杯生きることを受け入れた人間でした。

そのことに気づかされたケンは自信の手で信長が死んでしまう未来を変えようと進み続ける道を選びます。

『信長のシェフ』最終回結末ネタバレ考察【完結ラスト漫画】ケンや夏その後の最後はどうなる？

ついに始まる本能寺の変

天下統一まで大手をかけた信長は光秀に天下統一を果たした後に外国へ攻め込む「唐入り」をすると打ち明けます。

それを聞いた光秀は成功するはずがないと思い込み、信長のこれまでの栄光、面子を守る為に信長を殺し、自分が代わりにそれを果たそうと考えます。

本能寺の変！信長の運命は…

織田家の重臣たちが信長の元を離れた隙に光秀は信長に謀反を起こします。

その歴史を知っていたケンは秀吉に自分が未来から来たことを正直に伝え、信長を助けるように頼み込みます。

秀吉の協力を得られたケンは、信長に料理を通してメッセージを送ります。

それは「鮭」。

鮭は成長し川へ帰ってくると死にます。この「死ぬ」ということを察知した信長は

あらかじめ兵を多く配置し燃え盛る本能寺から脱出することが出来ました。

謀反に失敗した光秀はケンに連れていかれて山まで落ち延びます。

そこでケンに織田信長という人物について、料理を通して諭され光秀はケンと別れた後、自害し、信長の運命に大きく関わる事件は史実と違う未来を描きました。

新たな未来のその先へ…。

本能寺の変の後、信長は天下を統一し、征夷大将軍となりました。

信長の次の舞台は日本から世界へ。

そして信長はいつものようにケンを呼びました。

#はたまめレビュー　7034#信長のシェフ　37

最終巻。
本能寺阻止成功。信忠も助かり、世界に向けて信長が動き出します。
ケンにも子どもが出来て幸せそうですね。
食材を求めて中国を目指すのはケンらしい終わり方ですね。 pic.twitter.com/vCYkd610Ri

— hatamame hazu (@HatamameH) June 30, 2024