ゴールデンカムイ尾形百之助の最後は死亡?過去や目的・かっこいい弟がいる?初登場やモデルを調査!考察猫目玉

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尾形百之助(おがた ひゃくのすけ)は特徴的な瞳を持つスナイパーで、色々な陣営に所属しながら離脱を繰り返す為、行動目的が謎に包まれていました。

 

物語の途中で挟まれる彼の過去は暗いもので、裏切りや寝返りを繰り返し、重要人物をあっさりと殺してしまう予想不可能な行動は正にトリックスターその物で、一部の読者からはカルト的な人気がありました。

 

今回はそんな尾形百之助の登場時から最後まで、またその行動の裏に隠された真の目的を解説していきます。

 

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かっこいい孤高のスナイパー尾形百之助!そのモデルになった人物は?特徴的な目玉!

 

尾形の登場時は杉本を追ってきた単なる一兵士かと思いきや、スナイパーとして物語の中心人物となります。

 

何と言っても特徴的なのはその構えです。

 

狙撃のモデルは映画『山猫は眠らない』シリーズのトーマス・ベケット上等特務曹長とそのモデルであるカルロス・ハスコックであると考えられます。

 

杉本や谷垣に銃の取り扱いや心構えについて指摘するシーンは『山猫は眠らない』シリーズでトーマス・ベケットが新人に指導・忠告するシーンのオマージュだと考えられます。

 

そして尾形のもう一つの特徴は印象的な瞳です。瞳孔が開きっぱなしのようにも見え、既に正気を失っているような危うさを感じます。

 

詳細は後述しますが、実際尾形はコンプレックスに取りつかれた、壊れかけた人間でした。

 

尾形百之助の過去は?父や弟との関係は?

父:花沢幸次郎(元第七師団長)

母:妾の女

弟:花沢勇作(異母弟)

 

尾形は第七師団長だった花沢幸次郎と浅草で芸者をしていた妾の母から生まれました。

 

その後本妻の間に男児が生まれると、尾形と母親に全く会いに来なくなります。

 

母親は捨てられたと思い、精神に異常をきたし、父がおいしいと言ったあんこう鍋を来る日も来る日も作り続けます。

 

尾形は父親の愛情を確認する為(母が死んだとして、父に少しでも愛情があれば、母の葬儀に顔を出すのではないかと考え)あんこう鍋に殺鼠剤を入れて母親を殺害します。

 

しかし、父は現れませんでした。

 

勇作は尾形の回想の中でしか登場せず、しかもその素顔は明らかになっていません。

 

尾形目線で見て、勇作の顔を見ていなかったのか、思い出したくない存在なのかどちらかだと思います。

 

勇作は本妻の子供という事で両親から祝福されて育てられます。

 

男前で清い精神の持ち主であり、賢い勇作は聯隊の顔である「旗手」に選ばれる程、優秀な少尉になりました。

 

父である幸次郎が勇作に不殺を説き、戦場で不殺の旗手となる事で皆の希望にさせようとしたのです。

 

そして勇作は、戦場で人を殺すことに皆罪悪感を感じないとこぼす百之助に対し

 

「兄様はそんな人じゃない、人を殺して罪悪感を微塵も感じない人間はこの世にいて良いはずがない」涙ながらに伝えるのでした。

 

尾形は勇作の死を知った父親は自分を想うのか、自分は祝福された存在だったのかを確かめる為に、勇作は戦争のどさくさに紛れて、尾形によって銃殺されてしまうのでした。

 

しかし、勇作を殺しても父の愛は尾形には向きませんでした。そんな尾形に声をかけてきたのが鶴見中尉です。

 

鶴見中尉は満州進出に反対していた花沢を殺させ、見返りとして軍隊における出世を約束します。

 

そして父親は自刃に見せかけて、尾形に殺されてしまうのでした。

 

尾形は6巻59話にて「親殺しは巣立ちの通過儀礼」と発言しており、

 

単に自分達を捨てた父親への復讐だけではない意味も含まれていると思われます。

 

尾形百之助の目的は何?初登場時以降の行動を紹介

 

尾形は当初鶴見中尉と行動し登場時には杉本と死闘を繰り広げました。

 

その後鶴見中尉の元から離れ、中央から言われて鶴見中尉の監視役となり、鶴見中尉に追われるようになります。

 

それから、茨戸宿場町勃発した日泥一味と馬吉一味の抗争用心棒として参加し、土方歳三と銃撃戦を繰り広げます。

 

結局刺青靭皮を手に入れ、狙撃手として土方陣営に取り入ります。その後杉本一味と合流した後は暫く行動を共にします。

 

しかし、のっぺら坊救出の為に網走監獄へ侵入した一連の騒動の中で杉本を銃撃し、アシリパ・キロランケと共に樺太に行きます。

 

尾形はアシリパから金塊の暗号を聞き出そうとしますが、不信感を募らせたアシリパに弓を向けられます。

 

後を追ってきた杉本の声に驚いたアシリパの誤射で重傷を負い、北海道の病院に収容されますが、そこを抜け出して以後は単独で行動し、杉本の動向を監視しています。

 

尾形は父親を殺した後鶴見中尉の手筈で軍隊で出世するはずでしたが、鶴見中尉は自分に忠誠を誓う部下を探すことに尽力し、
尾形との約束を果たそうとしなかった為、尾形は鶴見中尉の元を去ります。

 

そして色々な陣営を渡り歩き、騒動をややこしくします。

 

それは鶴見中尉を追い詰め、中央に鶴見中尉という反乱分子を差し出し、出世をする為でした。

 

五稜郭の戦い後、函館行の列車事故で鶴見中尉の死亡を偽装し、自分の出世の為に暗躍させようとします。

 

そこまでして、尾形が出世に固執する理由こそが、尾形の行動原理です。

 

尾形は自分が愛されずに育ったと思い込んでいます。

 

そして母親は尾形に、父の様な立派な将校になれと言われ育ちました。

 

父の愛を確かめる為に母を殺し、弟を殺し、最終的に愛されていなかったことが分かり、父をも殺しました。

 

何も無くなってしまった尾形が活きる目的としたのは、捨てられて見向きもされなかった母親が固執した父が座っていた椅子が大した物ではないと、第七師団団長など偽物でも成り上がれることを証明する事でした。

 

母を捨てた男も、選ばれたその息子も、大して立派な物ではなかった、欲しくても手に入らなかった物(=愛)は価値などなかったと確かめたかったのです。

 

結局尾形は、私娼の子であるというコンプレックスを拗らせた結果、私怨によりこの物語を引っ搔き回していたのです。

 

出世を目的に行動していた尾形の目論見は杉本とアシリパに阻止されることになります。

 

尾形がアシリパに銃を向ける度、勇作の姿が浮かんでいたのです。

 

尾形は、金塊を巡る戦いの中で不殺の誓いを立て、清いままで居ようとするアシリパに違和感を抱いていました。

 

アイヌの為に戦うアシリパに、同じく清廉潔白である勇作の姿が重なっていたのです。

 

尾形は樺太でアシリパと対峙した時に、「自分の中に殺す道理さえあれば罪悪感なんぞに苦しまない。

 

お前たちのような奴がいていいはずがない。やれよ、お前も出来る。お前だって俺と同じはずだ」と述べ、アシリパの潔白さを汚そうとします。

 

父が愛した勇作は大した人間ではなかった、きっと勇作も汚い人間だったと思い込みたかったのだと思われます。

 

そして誤射とは言え自分に向け弓を射ったアシリパに笑顔を向けます。

 

自分と同類を見つける事が出来たとほくそ笑むのです。

 

しかし、尾形自身も気付かない内に、勇作を殺した罪悪感が膨らんで行ったのです。

 

『ゴールデンカムイ』尾形百之助の最後は死亡?その後はどうなった?考察山猫

函館行の列車で杉本と格闘の末あと一歩の所まで追い詰めますが、杉本との未来を選び不殺の誓いを捨てたアシリパが、尾形に向けて毒入り矢を射ます。

 

直後尾形は「気になっていた問題がひとつ片付いてスッキリした」と発言します。

 

つまり「アシリパ(=勇作)も潔白な道理さえあれば罪悪感に苦しまず人を殺す事が出来る、自分と変わらない人間だったと確かめる事が出来た」

 

しかし、それ故に自分は出世しなければならず、生きる為に腹の肉ごと毒の矢じりを取り出そうとしますが、毒の影響で尾形は自分の良心の幻覚を見ます。

 

アシリパに勇作を重ねる事で勇作を殺した罪悪感から目を背け続けていた事を気付かされます。

 

・罪悪感があるという事は、愛情のある両親から生まれてきたこと

・(愛が)欠けた人間が出世する事で父にも勇作にも価値が無かった事を証明しようとしたが、自分は欠けた人間ではなく、その為母も殺す必要が無かったこと

・自分を欠けた人間と思い込み、欠けた人間が歩むべき道を自分で決めていたこと

 

これらに気付き、尾形の中で罪悪感が大きくなっていきます。

 

しかし同時に、自分は欠けた人間ではなく祝福されて生まれた子供であったと気づき、安堵します。

 

自分の選んだ道は間違いでありこれ以上生きる意味は無いと気付きながらも最後に、自分の人間性に気付く事が出来た尾形は自ら死を選びます。

 

函館行の列車で杉本と格闘し追い詰めた所で、杉本との未来を選び不殺の誓いを捨てたアシリパに毒入りの矢を射られます。
自ら頭を撃ち抜き、勇作の幻影に抱かれ、安堵の表情を浮かべながら列車から転落します。

 

こうして、自分の出生にコンプレックスを抱き私怨により物語を引っ掻き回したトリックスターは、罪悪感に押しつぶされて自ら舞台を降りたのでした。

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