ケンガンオメガ2巻無料ネタバレ!漫画バンクzip,rarは危険|臥王龍鬼と成島光我の修行が開始?山下一夫は闘技者選抜を一任された?

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悩んでいる人
『ケンガンオメガ』2巻を無料で読む方法とネタバレが知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

余談なのですが、違法な無料漫画サイト(zipやrarファイルを含む)では、ウイルスによる感染率が年々高くなっています

 

今回ご紹介する『ケンガンオメガ』2巻を無料で読む方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。

『ケンガンオメガ』2巻は漫画アプリ『マンガワン』で読める

いきなり、結論です。

 

『ケンガンオメガ』第2巻は、こちらの小学館が運営する漫画アプリマンガワンにて無料で読むことができます。

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『マンガワン』は公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

『ケンガンオメガ』第2巻が『マンガワン』にて無料で読めると言いましたが、この記事を執筆している現在(2020年)では第1巻から最新巻(最新話)まで全巻無料で読むことができます

 

というのも『ケンガンオメガ』は、『マンガワン』にて独占連載されている作品だからです。

 

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『ケンガンオメガ』2巻 ネタバレ紹介!

8話 地伏龍

両腕をぶら下げながら龍鬼は黒狼に言います。

 

「そろそろ終わらせるよ。強かったよ、キミ」と。

 

黒狼は龍鬼の不思議な構えに疑問を抱き、警戒します。

 

龍鬼の上半身は極端に脱力し、目線は下に向けられていました。

 

黒狼はタックルを警戒して重心を低くします。

 

蹴り足を取られないように蹴りを打つことはしないと決めた黒狼は左ストレートからラッシュを放っていきました。

 

龍鬼は揺らめくような動作で脱力しながら攻撃を避けていきます。

 

仕合を見ている光我は龍鬼の動きがスローでありながら黒狼の攻撃をしっかりと凌げていることに驚きます。

 

しかしやがて黒狼の攻撃は擦り、動きを見切ったと感じた黒狼はタイミングを見計らって渾身の一撃を打ち込みました。

 

「獲ったッッッ!!!」そう思った次の瞬間、龍鬼は脱力した状態で低い姿勢から全身のバネを使うようにして、下から黒狼の顔面めがけて強烈な一撃を突き刺していきます。

 

それこそが臥王流の「地伏龍」でした。

 

技を決め、黒狼を沈めた龍鬼は「残念ついてこれなかったね」と言い放ちました。

 

龍鬼の技を目の当たりにした光我はその独特な戦い方に驚愕します。

 

仕合の勝利が宣言された後も龍鬼のスイッチは入ったままになっており、声を掛けに来た山下を手にかけてしまいそうになります。

 

龍鬼は心の中で「危ねぇ~いつもの癖で、やっちゃうとこだった」と言って力む手を抑えました。

 

そんなことを知る由も無い山下は龍鬼にどうやってスティンガーを防いだのかを尋ねます。

 

龍鬼は筋肉を鎧に変える臥王流「纒鎧」を使ったのだと言いました。

 

それを聞いた山下はやはり王馬の「不壊」と同じだ、と思います。

 

そして山下は龍鬼に闘技者としての採用を伝えますが、龍鬼は「あっ試験のこと忘れてた!」と採用に対して関心がないかのような抜けたリアクションを取ります。

 

「早く帰って寝たいなぁ」と言って背を見せる龍鬼ですが、山下はあることに気がついていました。

 

それは龍鬼の持つ危うさでした。

 

自分が龍鬼に声を掛けるのがもう少し遅ければ、龍鬼は倒れた黒狼を殺していただろうと。

 

多くのものが欠けている龍鬼に対し、山下はこれからが大変だ、と道のりの険しさを悟りました。

 

一方で観戦を終えた光我は自分の弱さを再認識し、悔しさを募らせていました。

 

光我と同じように仕合を観戦していた者の中には闘技者が多く混じっており、その多くが二年前のトーナメント以降にデビューした「ニュージェネレーションズ」と呼ばれる者たちでした。

 

その中で「じゃあ何か?俺たちは旧世代ってわけか」、「まぁまぁただの区分けですよ」と、そんな会話を交わす二人の黒い影がありました。

 

その正体は二年前のトーナメントに参加した闘技者の”大物食い”「金田末吉」と”氷帝”「氷室涼」でした。

 

金田と氷室も龍鬼の危うさには気が付いていました。

 

そして氷室は「もし連中の仲間なら、俺が潰す」と言います。

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9話 トップ会談

龍鬼の仕合から一夜明け、秋山は改めて光我に拳願仕合のシステムについて説明しようとしていました。

 

光我は実力不足を痛感し焦っていて、そんな説明を受けている暇はないと言います。

 

龍鬼と机を並べて説明を受けるのも不満でした。

 

しかし秋山から「山下社長の好意を踏みにじるつもりですか?」と言われ、痛いところをつかれた光我は仕方なく席に着きます。

 

一方、山下は社員に行き先を伏せた上で乃木と共に「煉獄」代表の「豊田出光」のもとへ赴いていました。

 

場面は山下商事のオフィスに戻ります。

 

秋山は山下商事が何をやっている会社なのかを龍鬼と光我に説明します。

 

山下商事は「闘技者紹介窓口」を担う拳願会の一機関としての役割を果たしていました。

 

そしてここで拳願仕合に盛り込まれた新ルールが明らかになります。

 

それは「闘技者を死なせた企業には、最長一年間の拳願仕合禁止」というものでした。

 

そのルールの登場によって企業は闘技者に無理な連戦を強いることが出来なくなっていました。

 

そこで闘技者を単発・短期で派遣する「山下商事」が設立されることになりました。

 

また、企業が新たに闘技者を直接雇用することも禁止となり、山下商事に登録されているフリー闘技者以外の雇用は認められなくなっていました。

 

説明を聞いていた龍鬼は腕を組んで仰け反るように背もたれに寄り掛かりながら、死なせたら罰則という規定に引っ掛かりを感じていました。

 

そこに突然、氷室と金田がオフィスの中へと入って来ます。

 

二人を見た龍鬼は二人の力量に気がつき「へぇこの人達、強いな」と思います。

 

闘技者の心構えを教えるために呼ばれていた二人は秋山から紹介を受けた後に早速話を始めていこうとします。

 

話し始めに龍鬼の戦いぶりを「大したもんだ」と評価した氷室に光我は「ケッ。上からモノ言いやがって」と悪態をつきます。

 

そんな光我を氷室は黙って裏拳で殴り飛ばし「黙ってろ」と言います。

 

それに反応した龍鬼は氷室に机と椅子を投げ飛ばしてから「地伏龍」を放っていきました。

 

しかし、それはあっさりと氷室に防がれてしまいます。

 

氷室は龍鬼の首元に手刀を押し当てながら「なぜ通用しないと思う?」と龍鬼に問います。

 

龍鬼は「さぁね。アンタが黒狼より強いからじゃない?」と答えました。

 

氷室は違うな、と言ってから「お前の流派が臥王流だからだ」と言いました。

 

拳願仕合では臥王流は通用しないと。

 

殴られた光我は氷室が「地伏龍」の死角に入ったことに驚き、金田は光我がそれを見抜いていたことに驚きました。

 

氷室は龍鬼に問います。

 

仕合の決着後になぜ黒狼を殺そうとしたのかと。

 

氷室は「答えは慎重に選べよ。この距離でも俺は殺れるぜ」と龍鬼にプレッシャーをかけました。

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10話 豊田出光という男

「そうだよ。山下さんがいなかったら黒狼を殺すところだった」龍鬼は改めて殺意を持っていたことを明かしました。

 

それから龍鬼はその理由として、これまで殺し合いしかしてこなかったことをあげました。

 

だから「仕合」だということをつい忘れてしまっていたのだと。

 

しかし、龍鬼はルールで殺しが禁止されるのなら、それに従うことを氷室に伝えます。

 

氷室は龍鬼の話を聞いて、思ったより「重症」だと感じていました。

 

龍鬼は殺人に対する「罪悪感」がすっぽりと抜け落ちていて、また「ルールだから殺さない」というのも信念とは程遠い取って付けたような理由であり、黒狼戦のようにきっかけ一つで簡単にスイッチが入ってしまうと。

 

コイツをモノにするのは骨が折れそうだと氷室は感じていました。

 

元々、氷室と金田は山下の頼みで龍鬼と光我を教育するという目的を持っていました。

 

氷室が「俺がお前らを一流の闘技者にしてやる」と言うと龍鬼は「いや。結構です」と即拒否をします。

 

場面は乃木・山下に移ります。

 

秘書の君島を含めた三人はちょうど豊田の豪邸の中へ入ったところでした。

 

豊田の豪邸は大陸から遠く離れた海上にある一つの島の中に建てられています。

 

そこで乃木から告げられた言葉に君島と山下は驚愕します。

 

実はその豪邸は豊田のものではなく豊田が愛人の一人に島ごと買い与えたものだったのです。

 

豊田自身は特定の住居を持たず、世界中を転々としているのだと。

 

通路を抜けて巨大な扉が開くと中には宮殿のような景色が広がっていました。

 

そしてその部屋に飾られている美術品はどれも災害などですでに失われたと思われていた歴史的作品ばかりで、君島は驚き、声を震わせます。

 

その中でも一際大きい絵画があり、それは豊田自身が描いたものでした。

 

そんなとんでもない豪邸を簡単に買い与える事が出来る豊田の職業は「資産家」でした。

 

戦後の土地売買で財を成した祖父に、広域暴力団「豊田會」会長の父を持ち、その遺産と地位を全て捨てた上で豊田は18歳からわずか20年の間に生ける伝説と呼ばれるところまで成長を遂げていました。

 

その気になれば国を持つことも出来るほどの資産を持つ「日本一の資産家」が豊田出光という男でした。

 

一方、光我は金田に連れられ修行場所となる、あるプロレス団体の練習場に足を運んでいました。

 

光我は金田に「俺は八百長ショーを格闘技だなんて思ってない」と言います。

 

すると背後から「ガハハッッ!!!こりゃまた生意気そうな坊主だな」と大きな笑い声と共に「超日本プロレス」のレスラー兼ガンダイ所属の闘技者「関林ジュン」が姿を現しました。

 

関林は山下社長から話は聞いていると言った上で、光我に「騙されたつもりで俺についてこい。

 

お前は今よりずっと強くなれる」と言いました。

 

ここから光我のプロレス修行が始まっていきます。

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11話 スクワット

龍鬼は氷室と行動を共にしていました。

 

龍鬼が氷室に臥王流の情報をどこから入手したのかと問うと、氷室は自分が龍鬼と同じ「中」の出身であることを明かします。

 

だから知り合いも多く情報を得られると。

 

不法占拠地区、通称「中」はあらゆる法律が機能しない不法集落でした。

 

氷室は「中」から出て来る奴は「何かを変えようとしてる奴」と「何かをやらかそうとしてる奴」の二種類で「お前はどっちだ?龍鬼」と冷たい眼差しで問いかけました。

 

超日本プロレスにいる光我はリングの設営が終わるまでの間、関林と共に食事をしています。

 

食事を終えると関林はただ待ってるのも退屈だろ、と言って光我の体力を測定する意味も込めてヒンズースクワットを行い始めました。

 

「こんなもん、一日中やったって余裕だっての!!」光我はそう言って関林の隣でヒンズースクワットを始めます。

 

巨大なハンバーガーをかじる豊田は今時物を売るなんてナンセンスだと話します。

 

自分はとっくに商品を「情報」に変えたと。

 

対面する君島と山下は落ち着きがない様子でいますが、その理由は会談を行っている場所が海中に沈められたガラス張りの一室であったからでした。

 

豊田は水族館が好きだからそれを自分で作ったのだと言います。

 

欲しいものを手に入れ、食べたいものを食べる、欲求に忠実な豊田を見た君島は「・・・子供だ」と思います。

 

ペラペラと喋り続ける豊田は5年以内に宇宙旅行へ向かう計画があると話し、その前に「地球を征服する」ことにしたんだ、と言って笑います。

 

そんな豊田に対して乃木は「急に呼び出した理由は何だ?さっさと本題に入れ」と言いました。

 

「つまんないなぁ」と言って豊田は本題に入っていきます。

 

豊田が持ち掛けようとしていたのは拳願仕合の開催日程の短縮でした。

 

開催を一年から一ヶ月に変更して闘技者も十三人から五十人に増やそうと新たなプランを嬉々として語っています。

 

闘技者が多い「煉獄」では面白い選手がゴロゴロいて十三人に絞るのは難しいと豊田は言いました。

 

中でも気に入っている選手が「超日本プロレス」にいると言い、「煉獄」の闘士が超日本プロレスに属していることが明かされました。

 

その超日本プロレスでヒンズースクワットに取り組んでいた光我は限界に達し、足が震えて動けなくなっていました。

 

光我は中年の関林が二時間以上もスクワットを行って平然としていることに愕然とします。

 

そこにリング設営を終えた超日本プロレスの選手達がやってきます。

 

関林は「たった二時間のスクワットで音を上げる奴は一人もいねぇぜ?」と言って、その選手達に追いつくことが最初のステップだと光我に言いました。

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12話 テスト

続々とやってきた超日本プロレスの選手に対してスクワットの練習をけなしながら光我は「勘違いしてんじゃねぇぞ。八百長野郎共」と言って挑発しました。

 

しかし関林含め選手達は全員それを笑い飛ばしてしまいます。

 

さんざん八百長呼ばわりされて来たから今さら腹も立たないと。

 

そして乱闘騒ぎを起こし修行を中止させようとした光我の魂胆も読まれていました。

 

その上で修行を終わらせるチャンスをやると関林は言います。

 

それは元々卒業試験に用意されていたもので、その内容は超日本プロレスの選手である「ホセ神崎」から三分間フォールされなければいいというものでした。

 

倒すことを前提としておらず、それは不可能とされた上でホセにさらに縛りのような条件が次々と追加されていきます。

 

それを聞いていた光我は開始の合図も待たずに「ナメンなぁッ!!」と言ってホセの顔面に攻撃を直撃させます。

 

ホセはそれをただ受け止めます。

 

そこから仕掛けられる光我のラッシュも仁王立ちのまま平然と受け続けます。

 

攻撃を受けながら前進してくるホセを前に無意識に後退していた光我はコーナーに追い詰められてしまいます。

 

「もういいのか?じゃあ、俺の番だ」とホセが言ったところで関林から三分経過したことを告げられてしまいます。

 

試合時間を気にしろと注意する関林に対して反抗するホセとのやり取りが繰り広げられている間に、歴然とした力の差を体感させられた光我は自身の負けを認め、「ナメた口利いて悪かった」と言って修行を続ける意志を明確に表明します。

 

関林はそれを歓迎しホセも光我のセンスを認めていました。

 

そして光我が拳願仕合に出たいと思っていることを知ると、ホセは自分が「煉獄」で闘士をやっていることを明かした上で光我に「煉獄に来る気はないか?」と誘いました。

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13話 動き出す

その後みっちり筋トレをやらされた光我は筋肉痛と「煉獄」への移籍について山下に相談する気まずさを抱えながら会社へと戻る道を歩いていました。

 

オフィスに入るとそこには片原滅堂の娘に当たる「片原鞘香」と呉一族の「呉風水」がいました。

 

秋山を含めた美女のスリーショットに光我は「キャバクラかここは?」と言って見惚れます。

 

鞘香は拳願会運営の中心的存在であり風水は「呉一族」の窓口を担当していました。

 

そこで光我は「煉獄」代表と会談を行ったことと拳願会と煉獄が対立していることを知らされます。

 

また、その会談で決まった新たな対抗戦の概要が山下から知らされました。

 

対抗戦の開催時期は半年後に変更され、闘技者の人数は変わらず十三人のままということになっていました。

 

駆け引き上、譲歩した形となった拳願会ですが、光我は戦いになれば拳願会にも強い闘技者はわんさかいるから問題ない筈だ、と言いますが鞘香は事はそう簡単に進まないことを説明します。

 

400社以上の企業が集まる拳願会は一枚岩ではなく派閥がいくつもあり、特に会長が変更されてからは次の覇権を狙う「反会長派」の存在もあり闘技者を集めるのに難儀すると鞘香は言いました。

 

一方の「煉獄」は豊田のワンマン組織であり、間違いなく最強の闘技者十三人を集めることが出来ると風水と鞘香は話します。

 

その話を聞いた光我はそんな不利な状況で大丈夫なのか!?と焦りますが、山下は泣き事を言っても始まらないと言ってそれぞれが役割を果たしていく必要があると言いました。

 

鞘香は反会長企業との派遣交渉を進め、山下商事はフリー闘技者の選考を進め、風水は呉の人間で徒手格闘が得意な人間の予定を一年先まで抑え、また山下から頼まれた「人捜し」も継続中だと言いました。

 

山下は我々に出来る事は多くないとしながら残こされた時間の中で最善を尽くすしかないと言います。

 

光我は「俺にも何か手伝えることってねぇかな?」と聞くと山下は既に手伝ってもらってますよ、と言ってから「強くなってください。代表の座を勝ち取れるほどに」と言いました。

 

決して不可能ではないと思うと言って山下は光我の背中を押します。

 

そして山下から「そういえば、何か御用があったのでは?」と尋ねられた光我は悩んだ末に「いや何でもねぇよ」と言って会社を出て再び修行に戻って行きました。

 

山下商事に残った拳願会のメンバーが対抗戦に向けて意気込む中で鞘香は「既に二名、代表選手は決定しています!」と言い、十三枠の内すでに二枠が埋まっていることを明らかにしました。

 

一人は「ボクシングヘビー級・四冠王者」の「ガオラン・ウォンサワット」。

 

そしてもう一人が「拳願仕合の怪力王」の「若槻武士」でした。

 

「若槻とガオランは鉄板だね」巨大なクルーズ船の甲板でビーチチェアに寝そべりながらそう語る豊田のもとに「煉獄」の貴重な闘技者の枠を求めて交渉しようとする一人の男がやって来ていました。

 

その男の名は「エドワード・呉」。

 

あえて「煉獄」サイドの出場枠を求める理由は何かと豊田に尋ねられたエドワードは、拳願会には呉一族がいるから駄目だ、と言ってから「千年ほど放置してきたが、少し目障りになってきた。『紛い物』は処分しねぇとな」と言って呉の特徴的な瞳を見せながら笑いました。

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14話 全部無駄

山下は氷室に龍鬼の様子について尋ねていました。

 

氷室は「全然駄目っすね」と言って、龍鬼が全てに心を閉ざし「根本から誰も信じてねぇ」そんな風に見えると語りました。

 

それから山下は氷室に改めてあるお願いをします。

 

氷室はそれをやっている間は龍鬼の面倒は見れないと言いますが、山下は大丈夫です、ちょっと考えがあるんですと言いました。

 

後日山下は龍鬼を連れて超日本プロレスを訪れます。

 

最初に二人を迎えたのは”破壊者”の「河野春男」でした。

 

人間とは思えないほどの巨体に龍鬼は驚きます。

 

ジムの中では超日伝統のスパルタトレーニングが行われており、光我もその中で汗を流していました。

 

ひたすらスクワットを行う中で次々と倒れていく者が出てゆきますが、光我はそのメニューをやり抜きます。

 

その様子を見ていた超日のホセや蔵地、関林は光我の才能に疑いの余地はないとしていますが、どこか煮え切らない感触を抱いていました。

 

その時、シャドーを行う光我を見ながら龍鬼が「勿体無い。全部無駄にしちゃってる」と言いました。

 

龍鬼に気がついた光我は「俺の何が無駄だって?」というと、だから全部無駄、と返してから「そんなんじゃ光我は絶対に闘技者にはなれないよ」と言いました。

 

一方、氷室は「中」の情報を得るために動いていました。

 

その用事を済ませると続けて「もう一つの頼まれ事」である「人探し」に着手していきます。

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15話 龍鬼VSホセ

「全部無駄」光我に向けて冷徹な言葉を向けた龍鬼は山下に「いきなり何を言うんです!?」と言われると「駄目なものを駄目って言っただけだよ?」と言い、何が悪いのか分からない龍鬼は「何も言わない方が正しいの?」と山下に投げかけてから、最終的に光我に向けて「光我はさ、なんのためにこんなことをしてるの?」と言いました。

 

光我は龍鬼たちに追いつく為に必死になって行っていた自分の努力を無意味だと龍鬼に一蹴されてしまいます。

 

それを聞いていたホセは龍鬼に「『無駄』?『無意味』?好き勝手言ってくれるじゃねぇの。お前、プロレス嘗めてるよな?」と言ってから「リングに上がれよ」と言いました。

 

「多分だけどアンタは誤解してるよ」と言う龍鬼の言葉を「言い訳はいらねぇ!!!」と言ってホセは遮ります。

 

「怪我しても自分のせいだからね?」と言う龍鬼にホセは「怪我するのはお前だよ、阿呆」と言って宙を舞いました。

 

龍鬼はホセの初動を見逃したことに少し驚きます。

 

ホセはムーンサルトからのオーバーヘッドキックを龍鬼の頭部に叩き込みます。

 

蹴りで応戦する龍鬼の軸足を払い体勢を崩させたところを狙ってホセはドロップキックをきめようとしますが、龍鬼は乱された体勢からでもそれを避けます。

 

「このタイミングでかわすかよ!??」と驚くホセの鳩尾に龍鬼は「地伏龍」を打ち込みました。

 

しかし、鍛え上げられた筋肉の鎧は厚く、放った「地伏龍」の衝撃はホセの体を貫通していませんでした。

 

その一撃でスイッチの入ったホセを見て蔵地は「そろそろ危ないかもしれんな」と言います。

 

「まだ続けるの?」と言う龍鬼に対しホセは「当然」と言いますが、そこで関林が「ホセ!お前、明日の大会のメインイベントだろうが!!」と言って続行しようとするホセを注意して闘いを中断させました。

 

リングに残った龍鬼は闘いを見ていた光我に向かって「わかったでしょ?今のが、光我ができてないことだよ」と言います。

 

しかし光我は龍鬼と自分の違いがどこにあるのかまるで分からないままでした。

 

その日の夜、食事も摂らずにサンドバックを殴り、どうしていいか分からず光我は途方に暮れていました。

 

そこに龍鬼が現れ「なんだ。分からないなら、ちゃんと説明したのに」と言い、おにぎり片手に「これを食べたら一緒に『ゲーム』をしよう?」と言いました。

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16話 三人目

龍鬼は「爺ちゃんに習ったやり方なんだ」と言ってジムの床にチョークで小さな円をたくさん描いていきます。

 

龍鬼が教えるそのトレーニングは、床に描いた小さな円の中に片足だけ置くという縛りの中で、その円の中だけを使って移動するというシンプルなものでした。

 

龍鬼は高速で動き、見本を見せながら「これは、臥王流の運足の練習なんだ」と言います。

 

光我も負けじと素早く動きますが、光我の足は何度も円からはみ出していて「動きの無駄」が多い状態でした。

 

龍鬼は光我が両足をついていたことも指摘し、片足は必ず宙に浮いていないといけないと言います。

 

「片足でピョンピョン跳ねろってか?」と言う光我に対して上手く説明が出来ない龍鬼は「ゲームをしてみよう」と言い出します。

 

ルールは「先に相手をタッチした方が勝ち」、「足が円の外に出たら失格」というものでした。

 

距離は十分あるとして、まずは様子を見ようとする光我でしたが、龍鬼はその距離を一気に詰めて光我にタッチします。

 

龍鬼はそこでこの練習の目的を光我に説明していきます。

 

「戦いは陣取り」であり、戦う上でより良いポジションを取るために、小刻みで素早い左右半身の重心移動を身につけ動きの無駄をなくしていく狙いがあると龍鬼は言います。

 

加えて「『無駄なく・素早く相手が一番嫌な場所をとる』それが出来ないうちは、いくら力が強くなっても意味がないよ」とも言いました。

 

光我は「『塩』は返さねぇぞ!!!」と言って、もう一度龍鬼に挑んでいきます。

 

「テメェに勝つまでやってやらぁッッ」声を張り上げる光我に対して龍鬼は冷静に「無理だと思うよ」と言いました。

 

その頃、山下商事では山下が「アルティメットファイト・ヘビー級王者」の「大久保直也」を代表闘技者にスカウトしていました。

 

大久保はそれを快諾します。

 

しかし拳願会の内部バランスを保つためにも対抗戦の公表はまだ出来ないとして、この件は内密にするように山下は大久保に頼みました。

 

一方、二人で「ゲーム」と称し特訓を行っていた光我と龍鬼の戦いも終わり、ジムの床にうなだれて座る光我に対してシャワーを浴びてさっさと帰ろうとする龍鬼は簡単なアドバイスを残してジムを後にしました。

 

汗だくになりながら光我は「やってやるよ」と小さく言います。

 

龍鬼は帰り道の途中で「ゲーム」のことを思い出し、そこで「90回中1回」龍鬼が光我に負けていたことが明かされます。

 

光我の成長が見え始める中、代表闘技者は三名決定し残りは「十名」となっていました。

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17話 原宿

超日本プロレスは全国巡業のリーグ戦の時期に突入していました。

 

蔵地は失礼な話だが、と言って修行を始めた当初は光我がこの時期まで残っているとも思っていなかったと言います。

 

だからこちらの都合で悪いが一旦修行をを中止させてもらうと言いました。

 

光我は「一ヶ月後にまた来るよ」と言って超日本プロレスを後にします。

 

光我を見送った後、ホセが蔵地と関林に「それで?爺様方の本音は?」と言うと「誰が爺様だ」と言ってから「あと一歩だな」と言いました。

 

光我はプロレス修行でフィジカルとメンタルはタフになり、加えて龍鬼に教わったフットワーク練習で身のこなしが抜群に良くなっていました。

 

春男が「前に龍鬼君が言っていたことって、フットワークの精密性のことだったんですね」と言うと、ホセは「んなこと俺達もわかってんだよ」と言ってから「問題は『もう一つ』の方だ」と言いました。

 

光我の「もう一つの弱点は」人から指摘されて改善するものではなく、自分自身で気づくしかないとホセは言います。

 

御茶ノ水駅を降りた光我がここが原宿かと勘違いをしていると、二人乗りのスクーターが近づいて来て、光我は持っていたバッグをひったくられそうになりますがバッグを掴んだ男は、ビクともしない光我からバッグを奪うことが出来ず、逆にバイクから引きずり落とされてしまいます。

 

道路に落とされた男は「なんつー力!?人間じゃねぇ!」と思いながら伸びていました。

 

運転手は「テメェやりやがったな!!!」と逆ギレを起こし光我に襲い掛かっていきます。

 

その男が格闘技を齧っていることを察知しながら光我は男の攻撃をいとも簡単に避けていきます。

 

攻撃を避けながら光我は相手の運足の無駄に冷静に気がつきます。

 

そして光我は必死に攻撃を当てようとする男の足を引っ掛けて転倒させます。

 

光我はフットワーク練習の成果を実感しその効果に驚いていました。

 

転ばされた男は起き上がると「懲役がどうした!!?」と言ってナイフを取り出します。

 

その次の瞬間、「退け」という声と共にナイフを持った男は蹴り飛ばされ、フルフェイスのヘルメットを被っていたにもかかわらず男は気を失ってしまいます。

 

光我は一目見てその屈強な男の「雰囲気」が違うことに気がつきました。

 

その男の着ていた服には「クレイシ道場」という文字が入っていて、そこは光我が蔵地に紹介してもらった所でした。

 

それを聞いた男は「お前が『MASTER』が言っていた闘技者になりたいって餓鬼か」と言います。

 

そしてここの道場を選んだのは良い選択だ、なんせ俺がいるからな、と言って男は自分の名を名乗ります。

 

「俺は、アダム・ダッドリー」、「お前、スケートの経験は?」そう言うアダムに光我は「す、スケートぉ???この外国人・・・何をおっぱじめる気だ???」と突飛な発言を受け、呆気に取られてしまいました。

 

ここで2巻は終了し3巻へと続きます。 

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