「薬屋のひとりごと」は日向夏氏によって、2011年に小説サイト「小説家になろう」で連載が開始されました。
2017年からは「月刊ビッグガンガン」と「月刊サンデーGX」で、別の漫画家によって連載されており、2023年からはアニメがスタートしています。
なお、原作小説は15巻まで刊行されていますが、完結はしておりません。
小説・漫画・アニメどれをとっても人気を博している「薬屋のひとりごと」は主人公の猫猫（まおまお）が王宮内のトラブルを解決していく作品ですが、登場人物の人間関係も人気の要因の一つです。
今回は、個性あふれるキャラクターの中でも、最高級妓楼「緑青館（ろくしょうかん）
」の三姫の一人である「白鈴（ぱいりん）」について解説します。
『薬屋のひとりごと』を全巻無料で読む方法は？
日向夏による原作小説『薬屋のひとりごと』は、2つの漫画雑誌にてコミカライズされています。
1つ目は「月刊サンデーGX」に連載されている『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』です。
原作：日向夏
作画：倉田三ノ路
キャラクター原案：しのとうこ
もう一つは「月刊ビッグガンガン」にて連載されている『薬屋のひとりごと』です。
原作：日向夏
作画：ねこクラゲ
構成：七緒一綺
『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』もしくは同じく小学館が運営する『マンガワン』にて無料で読むことができます。
『サンデーうぇぶり』『マンガワン』共に公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
漫画アプリの『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』第1巻から最新巻（最新話）に収録されているすべてのエピソードを無料で読むことが可能です。
安心安全に、そしてタダで『薬屋のひとりごと～猫猫の後宮謎解き手帳～』を最新巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』もしくは『マンガワン』を使う方法がベストです。
※『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、1日に無料で読める話数に制限があります。2つのアプリをダウンロードして読み進めることをオススメします。
『薬屋のひとりごと』（月刊ビッグガンガン）は漫画アプリ『マンガUP！』で読める
月刊ビッグガンガンで連載中の『薬屋のひとりごと』は、スクウェア・エニックスが運営する公式漫画アプリ『マンガUP！』にて最新巻まで無料で読むことができます！
月刊サンデーGXの方と読み比べてみて、お好きな方を読み進めみてはいかがでしょうか？(^^)/
※もちろん『マンガUP！』をダウンロードする際もお金は一切かかりませんので安心してください！
母乳が出る特異体質！？猫猫の母親代わりとなった白鈴は何歳！？
緑青館で育てられた猫猫ですが、とくに母親代わりになって面倒をみたのが、三姫でした。
その中の一人、白鈴は特異体質の持ち主で、猫猫の成長に欠かせない人物です。
白鈴とは何者？
花街にある高級妓楼「緑青館」の人気トップ3である三姫の一人です。
年齢は30代であり、三姫の中でも最年長ではありますが、とても30代には見えないほど若々しく、ハリのある美貌の持ち主です。
また、三姫の中でも1番の巨乳の持ち主で、色欲魔と呼ばれるほどの性欲を持っています。
客だけでは満足できずに、緑青館で働く男衆に手を出したり、男だけでなく、ほかの妓女や、禿にまで手を出したりするほどです。
また、舞踏の達人として知られ、卓越した身体能力とその美貌を生かした舞を得意としています。
一方で、芸事に優れている緑青館の妓女の中では珍しく、読み書きができない人物です。
他の三姫は、緑青館の中でもトップクラスに知性に優れており、本作の登場人物の中でも珍しい人物の一人です。
猫猫の母親代わりになった理由とは？
緑青館の妓女であった鳳仙（ふぉんしぇん）とその客であった、軍師羅漢（らかん）との間に生まれたのが猫猫です。
しかし、運悪く出向を命じられた羅漢は、子供ができたことを知らず、鳳仙を身請けすることもありませんでした。
妊娠をし、妓女としての価値を下げることとなった鳳仙は、だれかれ構わず客を取ったことで、梅毒にかかってしまい、病床に伏せることになります。
実の親に見てもらえなくなってしまった猫猫は、三姫を中心に、緑青館で面倒を見てもらうことになりました。
特に、妊娠をしていないのに母乳が出る白鈴は、猫猫に母乳を与えるなど、猫猫の成長に欠かせない存在となりました。
花街の最高級妓楼！？「緑青館」とは？
花街にあり、元最上級妓女であったやり手婆が店を取り仕切っている「緑青館」ですが、一体どんな場所なのでしょうか？
「緑青館」とはどんな場所？
緑青館は、性的なサービスだけでなく、舞踏や詩歌、囲碁などの芸事でも客を楽しませる、花街にある最高級妓楼です。
高級妓楼が集まる花街の中でも、最上級の格式を誇ることから、信用できる人の紹介でしか入店できず、一見客は入館を断られます。
また、最高級妓楼である緑青館ですが、その中でも、トップに君臨する三姫は「一晩で1年分の給金が吹っ飛ぶ」といわれており、高級官僚でもなかなか手を出せない高嶺の花の存在です。
「緑青館」にいる妓女とは？
最高級妓楼である緑青館には、中級から最上級の妓女が在籍しており、夜伽だけでなく舞踏や詩歌であったり、囲碁・将棋の相手をしたりして客を楽しませています。
また、将来妓女として働くべく教養を学んでいる禿（かむろ）も在籍しています。
そんな妓女の中でも、三姫と呼ばれる3人の最高級妓女は高級官僚でも易々とは手を出せないほどの高嶺の花です。
「緑青館」の三姫！白鈴・梅梅・女華とは？三姫のその後はどうなる？ネタバレ！
高級官僚でも手を出せない三姫とはどんな人物なのでしょうか？
三姫って何者？
三姫とは、読んで字のごとく、緑青館の中でも一際人気を誇る、三人の姫です。
三姫の一人、梅梅（めいめい）は美貌に加え、囲碁・将棋を得意としており、その知性で客を楽しませています。
禿時代には、猫猫の生みの親である鳳仙（ふぉんしぇん）についており、軍師羅漢（らかん）に囲碁や将棋を教えてもらっていました。
密かに、羅漢への恋心を抱いていたようですが、羅漢は最後に鳳仙を身請けすることにし、この恋心は羅漢に届きませんでした。
三姫の一人、女華（じょか）は三姫の中では最年少でありながら、クールで妓女でありながら大の男嫌いという性格の持ち主です。
「女華の話についていけたら、科挙に合格する」と言われるほどの秀才で、特に、言葉遊びが好きな女華は美しい詩歌の中に、嫌味や悪口を忍ばせることが得意です。
男嫌いな理由は、女華は母親が男に騙されてできた子であり、その母親は騙されたことで絶望の末、命を落としているという経緯があるからです。
三姫最後の一人、白鈴は三姫の中でも最年長でありながら、若々しく豊満な体が持ち味で、ほかの三姫が知性で客を楽しませる中、舞踏や夜伽で客を楽しませる体育会系です。
上級妓女は知性や芸事で楽しませることで、夜伽を簡単にせずに価値を上げるのが定石ですが、白鈴は性欲が尋常ではないため、むしろ夜伽を売りにしているといっても過言ではありません。
やり手婆もこれには手を焼いているようで、最上級妓女では珍しく、「餌」と称して腕っぷしの良さそうな客をあてがっています。
三姫のその後とは？
人気妓女である三姫ですが、白鈴をはじめ、妓女の中では高齢になっています。
そのため、店を取り仕切るやり手婆は身請け話を度々持ってくるようになります。
梅梅については、軍師羅漢に想いを寄せていたものの、羅漢が鳳仙を選んだことにより、失恋した形になりました。
その後、その羅漢の紹介で会った棋聖という囲碁の名手に身請けされることになります。
棋聖は梅梅の才能に惚れ、囲碁のパートナーとして迎え入れるために、身請けし、梅梅は棋士として第２の人生を歩むことになりました。
女華は大の男嫌いでもあることから、身請け話にも消極的でした。
そんな女華が選んだ道は、やり手婆の後継者として、緑青館の店主となることでした。
複雑な過去を持ち、大の男嫌いとなった自分と同じような境遇にある妓女を守りたいと考え、この道を選んだのだと思われます。
女華ほどの才女が店主であれば、緑青館もまたしばらくは安泰であるように思えます。
最後の一人、白鈴は未だ緑青館に残り、妓女を続けています。
猫猫の紹介で武官である李白が緑青館を訪れた際に、李白の体格をみたやり手婆が白鈴
を相手に指名し、李白はまんまとはまってしまいました。
白鈴が猫猫に送った手紙には、「王子様が迎えに来るのを待っている」と書いていたことから、自分のタイプの人が身請けしてくれるのを待っているようです。
好きな人は腕っぷし武官・李白！？筋肉が好きな白鈴の身請け話や結婚の話は？ネタバレ！
猫猫の紹介で、緑青館を訪れた李白の相手をした白鈴ですが、その後の２人の関係はどうなったのでしょうか？
好みのタイプは李白？
李白が緑青館を初めて訪れた際に、李白に体格を見たやり手婆が白鈴を相手に指名します。
その際に、同行していた猫猫は李白に、腕っぷしに自信があるかを確認し、武官である李白は普段から、鍛えているから自信はあると答えます。
また、白鈴の身請けに関する相談をしに来た時にも、猫猫は李白の服を脱がせ、体つきを観察していました。
このことからも、性欲の強い白鈴は自分が満足するまで夜の相手をしてくれる、筋肉質な男性が好みで、李白はこのタイプに当てはまっているといえます。
李白が初めて白鈴の相手をした時にも、ほかの客がげっそりしながら店を後にするのに対し、疲れた様子を一切見せずに、店から出てきた李白は白鈴の望みを叶えられる人物と言えるでしょう。
白鈴の身請け話のその後は？
李白は、白鈴を身請けするにはどうしたらよいかを、猫猫に相談しに行きます。
妓女を身請けするには、身請け金が必要ですが、年間1千の銀を稼ぐ武官の李白に対し、猫猫は即金で銀1万は必要だと伝えます。
その後、壬氏から身請け金の肩代わりを打診されますが、真面目で愛すべき馬鹿な李白は、自分で稼いだお金で好きな女性を迎えないのは男としてどうなのかと、申し出を断ってしまいます。
李白は、身請け金を貯めるまで必死に仕事をして、出世することを心に決めながら、身請け金を貯めるまでは、自分の気持ちをひたすら白鈴に伝えようと、手紙を送り続けるのでした。
白鈴も、筋肉質で真面目な李白を悪くは思っていないようで、王子様候補には挙がっていることでしょう。
しかし、白鈴の身請けについてはまだ書かれておらず、今後の展開が楽しみです。