薬屋のひとりごと猫猫がかわいい!母と父親の正体や出生・名言を調査!壬氏との間で妊娠?

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「薬屋のひとりごと」の主人公・猫猫(マオマオ)とは一体どんな人物なのでしょうか?

 

今回は彼女の後宮での仕事はもちろん、経歴やなぞに包まれた家族構成まで迫っていきたいと思います。

 

『薬屋のひとりごと』を全巻無料で読む方法は?

日向夏による原作小説『薬屋のひとりごと』は、2つの漫画雑誌にてコミカライズされています。

 

1つ目は「月刊サンデーGX」に連載されている『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』です

原作:日向夏

作画:倉田三ノ路

キャラクター原案:しのとうこ

 

もう一つは「月刊ビッグガンガン」にて連載されている『薬屋のひとりごと』です。

原作:日向夏

作画:ねこクラゲ

構成:七緒一綺

 

『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりもしくは同じく小学館が運営するマンガワンにて無料で読むことができます。

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『サンデーうぇぶり』『マンガワン』共に公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

漫画アプリの『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』第1巻から最新巻(最新話)に収録されているすべてのエピソードを無料で読むことが可能です。

 

安心安全に、そしてタダで『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』を最新巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』もしくは『マンガワン』を使う方法がベストです。

 

※『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、1日に無料で読める話数に制限があります。2つのアプリをダウンロードして読み進めることをオススメします。

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『薬屋のひとりごと』(月刊ビッグガンガン)は漫画アプリ『マンガUP!』で読める

月刊ビッグガンガンで連載中の『薬屋のひとりごと』は、スクウェア・エニックスが運営する公式漫画アプリ『マンガUP!』にて最新巻まで無料で読むことができます!

 

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月刊サンデーGXの方と読み比べてみて、お好きな方を読み進めみてはいかがでしょうか?(^^)/

 

※もちろん『マンガUP!』をダウンロードする際もお金は一切かかりませんので安心してください!

猫猫(マオマオ)がかわいい!性格や後宮入りに至るまでの経緯を紹介

舞台は中華の国、17歳の少女、猫猫(マオマオ)は後宮で日々仕事をしています。

 

後宮には多くの女性達が女官として勤めています。

 

この時代背景として貧しい家に生まれた少女は人買いを通して後宮に売られてくることも多くありました。

 

貧しい生まれの彼女達には学が無く、読み書きをすることが出来る人間はごくわずかです。

 

そんな中でも猫猫は育ての父親や育ってきた家の助けによりこの時では珍しく庶民ながら十分な読み書きをすることが出来ます。

 

猫猫は花街で生まれ、本当の父親ではありませんが優しい父親代わりとなってくれた人物に育てられ、彼が薬師として働いていた事もあってか、猫猫も物心ついた時から勉強をし、今では齢17にして立派な薬師として父の仕事を手伝っていました。

 

背が小さくまるで名前の通り猫のような見た目の可愛らしい少女です。

 

そんな猫猫はなぜ後宮勤めをすることとなったのでしょうか?

 

実は彼女はある日、薬の材料を採集するために外に出ていた際、人さらいに誘拐されてしまい、後宮に売られてきたのです。

 

一定の期間が明けるまで外に出られない猫猫は父親の心配をしながらも大人しく仕事をしていれば出られる、と黙々と後宮勤めをします。

 

ここからも分かるように彼女の考えは17歳にしてはあまりにも達観していると言えます。

 

基本的に自分のために生きている猫猫ですが、彼女には好奇心、探求心の他にも少しの正義感があります。

 

その性格があってか平凡に後宮勤めを終わらせたいと考えている猫猫の思惑とは外れて大きな役割を任されるようになっていきます。

 

猫猫(マオマオ)の後宮内での役割とは?彼女の仕事内容にも注目!

人さらいに誘拐され、後宮で下女として働くことになった猫猫。

 

最初はそのほかの女官と同じく下女の内の一人として後宮内の雑用の仕事をしていました。

 

後宮というものは噂が数多く囁かれるものです。

 

ある日猫猫は友達の下女、小蘭(シャオラン)からある話を聞かされます。

 

その話の内容とは、後宮で生まれる跡継ぎの連続不審死という事件でした。

 

最近はこの事件の話で後宮内は持ち切りでした。

 

呪いだと騒がれていますが、呪いなど無いと信じない猫猫。

 

小蘭に死亡するまでの経緯や症状を聞いた猫猫は憶測にすぎないが…とある可能性を考えます。

 

その後、猫猫は妃同士が激しい言い争いをしている光景を目にします。

 

それは皇帝の妃の中でも最も寵愛を受けている四妃の内の二人、梨花(リファ)妃と玉葉(ギョクヨウ)妃でした。

 

梨花妃には生後3カ月の男の子が、玉葉妃には生後6カ月の女の子がいます。

 

最近の騒動を受け、梨花妃は「自分の子供が女だったから、私の息子を呪い殺すつもりだろう!」と玉葉妃に怒りをぶつけていました。

 

多くの野次馬が集まっている中から二人の様子を見ていた猫猫はある可能性が確信へと変わります。

 

これは呪いなどではない、と。

 

これは呪いではなくおしろいに含まれる毒のせいであると確信した猫猫は自身の衣服を裂き警告文を書いた布を、二人の住む宮へこっそりと届けます。

 

しばらくたったころ、とうとう梨花妃の息子が亡くなったことが分かります。

 

猫猫は警告は無駄だったか、と思いますがある日、玉葉妃の元へと連れていかれます。

 

そこで警告文の布を置いたのは猫猫であるとバレてしまいます。

 

なんとかして隠し通そうとした猫猫でしたが、次々と証拠を挙げられ堪忍し、自身が薬師であったため、読み書きもできるし、毒物にも詳しいと言うことを打ち明けます。

 

それを聞いた玉葉妃はニッコリと笑って「今日から私の侍女になってもらいます」と猫猫に告げました。

 

急な出世に驚いた猫猫でしたが、悪くはないと玉葉妃の住む翡翠宮での仕事を始めます。

 

翡翠宮での仕事は主に玉葉妃の食べる食事の毒味役としてでした。

 

しかし、毒物に興味があり、また探求心も強い猫猫は喜んで毒味役の仕事をします。

 

妃のお付の侍女となった猫猫はここから後宮にまつわる様々な事件や出来事をその知能と好奇心から解決していくこととなります。

美しすぎる宦官・壬氏と猫猫(マオマオ)の関係性とは?妊娠の噂?

後宮には宦官と呼ばれる人たちがいます。

 

宦官とは言ってしまえば去勢された男性の事で実際に昔の中国にはこういった人達が多く存在していました。

 

後宮とは帝の妻達が数多く住んでいるため帝以外の男性が万が一にでも間違いを犯さない様に後宮に勤める男性達は宦官となることを強いられていました。

 

その中でもとびぬけて美しく、女官からも他の宦官からも羨望のまなざしで見られている壬氏は猫猫に帝の妃である玉葉妃の目付け役となることを命じます。

 

壬氏と猫猫との出会いは上で書いた後宮で生まれた跡継ぎの連続不審死の時になります。

 

不審死の正体は呪いなどではないと確信した猫猫は二人の妃へ警告文を送ります。

 

その時玉葉妃と関りのあった壬氏は彼女と相談しこの警告文を送った相手を探すことに決めます。

 

前から猫猫の様子に気が付いていた壬氏は猫猫の見た目から背が小さく、やせ気味でそばかすのある下女達を集めます。

 

そこで壬氏はさらさらと紙に「そこのソバカス女お前は居残りだ」と書き黙って下女達に見せます。

 

紙を見た下女達は困ったような顔をしますが、そんな彼女達に向かって壬氏は解散を命じます。

 

何のために集められたのか分からない下女達は不思議そうに部屋を出ていきます。

 

そんな中で猫猫は一人ぎょっとしあることに気が付きました。

 

この部屋に集められた下女達で字が読めるのは自分だけなのだと。

 

猫猫の様子を見ていた壬氏はそっと猫猫に近づきニッコリと笑いかけました。

 

その後玉葉妃付きとなった猫猫に薬師としての知識があると知ると利用しない手はないと思い、様々なことを頼むようになります。

 

猫猫は面倒だと思いつつも目上の人間である壬氏に逆らうわけにはいかず、なんだかんだ問題を解決していきます。

 

その見た目から今までどんな人間にも好意や羨望を向けられていた壬氏は猫猫の自身に対する対応に興味を持つようになります。

 

猫猫は仕事の褒美として希少な薬の材料をくれる壬氏の依頼を断ることはせずこの二人は少しずつ距離を縮めていくことになります。

 

猫猫(マオマオ)の正体や生い立ちとは?本当の父親・母親は誰なのか?出生の秘密とは?

猫猫は後宮に来る前、花街で薬師として働いている羅門(ルオメン)と共に暮らしていました。

 

彼は猫猫の本当の父親ではないものの、猫猫は彼の事を親父と呼び尊敬する師としても慕っていました。

 

花街ということもあり羅門は妓女達の専属医として働くことが多く、猫猫も小さい頃から緑青館(ろくしょうかん)の妓女達にとてもかわいがってもらい小姐ちゃんと呼び懐いています。

 

というのも実は猫猫の母親は元々緑青館の妓女だったのです。

 

では父親は誰なのかというと帝の元で武官として働いている羅漢(ラカン)という男です。

 

猫猫は自身の母、父についても知っており自分が何故羅門の元に居るのかも全て知っています。

 

猫猫は自分の家族は親父(羅門)だけだと言い、本当の親の事を好いてはいないようです。

 

羅漢は武官として戦いは苦手でしたが、軍師としての才があり、後宮では変人として知られている人間でした。

 

というのも彼は幼いころから人の顔が顔としてではなく、将棋の駒にしか見えないという特徴を持っていたからです。

 

そんな中、上司の付き合いで花街の緑青館に赴いた際、一人の妓女と囲碁の勝負をします。

 

彼女は鳳仙(フォンシェン)という名で、妓楼の中で負け知らずとして知られていました。

 

結果は羅漢の敗北で今まで一度も負けたことのなかった彼は圧倒的な差に思わず笑いだしてしまいました。

 

そして初めて人の顔はこういうものだったのかと気が付きます。

 

それから、羅漢は度々緑青館に赴き、鳳仙と仲を深めます。

 

そんな日々が続く中で鳳仙の身請けの話が持ち上がりました。

 

妓女を身請けするためには多額のお金が必要になり、羅漢には鳳仙を身請けするほどのお金は持ち合わせていませんでした。

 

無意識のうちに羅漢に惹かれていた鳳仙は彼との子供、猫猫を身籠ります。

 

妓女が子供を儲けてしまう、それは妓女にとって最もと言っていいほどの痛手となります。

 

子供を孕んだ鳳仙は妓女としての信用を落とし、どんな男性でも相手にしなければいけなくなりました。

 

鳳仙は猫猫を産めば身請け話は無くなり、羅漢と結ばれることになると考えていました。

 

目論見通り、身請け話は無くなったものの、羅漢はそれきり緑青館へやってくることはありませんでした。

 

そのころ羅漢は実家で問題があり三年もの間緑青館へ行くことは出来なかったのです。

 

思惑は外れ、羅漢が戻らない鳳仙はその内に病気にかかり、気を病んでしまいます。

 

そして自身の指と子供である猫猫の小指をも切り落とし羅漢の元へと送ります。

 

日本でも唄われる「指切り」はこうした思い人に自分の覚悟を見せるために妓女や日本でいう遊女が自身の小指を切って送った事実からきているとも言われています。

 

それから物心つき、羅門の手伝いを始めた猫猫は風のうわさでこの自分の指を切った女が母親であることを知ります。

 

羅漢が切られた指に気が付き、緑青館へ向かいますが、鳳仙に会うことはかないませんでした。

 

そこでまだ幼い猫猫に出会います。

 

羅漢が猫猫の事を娘だと分かった理由、それは鳳仙の他に唯一、人の顔として認識できたからでした。

 

それでも猫猫は鳳仙と羅漢を嫌ってはいるものの、憎んではいないと言います。

 

今なお妓楼の奥の部屋で病魔に侵されている鳳仙を知っている猫猫は羅漢に将棋の勝負を申しこみます。

 

ここで自分が勝ったら緑青館の妓女を一人、身請けすることを条件に。

 

そしてもう一つ負けた方が五つある酒の入った容器の中から一つを選び一口でも飲む、というルールを設けました。

 

五つの内三つにはある強力な薬が入っており、三つすべて飲んでしまえば猛毒になるほどの薬です。

 

それらの条件に了承した羅漢は勝負を始めます。

 

猫猫は将棋が得意というわけではなく、勝ち目はないと思っていましたが、娘にすべての毒を飲ませるわけにはいかないと思った羅漢はわざと一戦負け、一口酒を飲んだ途端に倒れてしまいます。

 

猫猫は羅漢が下戸だと言うことを知っていたのです。

 

こうして勝負に負けた羅漢は緑青館にて妓女を一人選ぶことになります。

 

もう鳳仙はいないと思っていた羅漢はかつて鳳仙の下に付き禿(かむろ)として働いていた梅梅(メイメイ)を身請けしようとします。

 

その時梅梅はおもむろに窓を開けます。

 

外から聞こえてきた歌声が鳳仙であることに気が付いた羅漢は周りの静止を無視して妓楼の奥の部屋へと向かいました。

 

そこに居たのは変わり果てた姿の鳳仙、今ではもう子供の様にわらべ歌を唄う事しかできなくなってしまっていました。

 

それでも羅漢は泣きながら鳳仙を身請けすることに決めました。

 

後々にこの話を聞いた猫猫は「もう今は羅門の娘として幸せになったのだから私には関係ない」と彼女なりの優しさを見せます。

 

数日後、妓楼から送られてきた美しい衣装に身を包んだ猫猫は後宮の塀の上で舞を踊ります。

 

妓楼の女達は身請けされることになった妓女にお祝いの舞を踊る習慣があります。

 

妓女達に育てられた猫猫は妓女の一員として舞を練習し、鳳仙のために舞を踊りました。

 

猫猫(マオマオ)の名言7つをご紹介!

一つ目 第一巻 第二話「狂科学者(マッドサイエンティスト)」

「時間と材料と道具さえあれば準ずる物なら作れます」

 

このセリフは猫猫が壬氏からある媚薬を作ってほしいと頼まれた際に猫猫が言った言葉です。

 

後宮へやってきてから、大好きな調薬や実験が出来なくなってしまった猫猫は思いもよらない提案に心躍らせます。

 

そんな猫猫が放ったこの言葉には薬師としての自信と久々に調薬が出来ることへの喜びが表れている場面だと思います。

二つ目 第一巻 第四話「月下の幽霊」

「恋が女を美しくするのであればそれは一体どんな薬になるだろう」

 

これは実際に猫猫が口に出したセリフではなく思ったことになります。

 

夢遊病と疑われた後宮内の妃の一人、芙蓉(フヨウ)妃の塀の上で踊っている姿を見た時の猫猫の感想です。

 

実は芙蓉妃は初恋の幼馴染と結ばれるためわざと夢遊病を患ったフリをしていたのです。

 

そのことに気が付いた猫猫は後日幸せそうな芙蓉妃を見たときに彼女が舞を踊っていた夜の事を思い出します。

 

あの時の芙蓉妃はとびぬけて美しかったと。

 

現実主義で薬師である猫猫は薬という物で人を元気にさせるものであると思っていますが、美しく舞う芙蓉妃を見た後では考えが変わったようです。

 

この感想は好奇心旺盛な猫猫の単純な疑問なのか、はたまた本当に恋という薬が存在するのではないかという思いからきたものなのか、考えさせられるセリフだと思います。

三つ目 第二巻 第五話「看病」

「誰が自分の餓鬼殺した毒を喜ぶんだよ」

 

このセリフは初めて猫猫が感情的になり激怒したシーンであると言えます。

 

この時、猫猫は後宮で起きている跡継ぎの連続不審死により息子を亡くし、ショックからやせ細ってしまった梨花妃の容態をよくするために帝の命を受けていました。

 

梨花妃の住まう水晶宮にやってきていた猫猫は梨花妃の顔に触れた途端に死因となっていたおしろいがまだ使われていたことに気が付きます。

 

回収されていたはずのおしろいは実は妃のお付の侍女が隠し持ち、今なお梨花妃に使っていたと言うのです。

 

一番きれいだから梨花妃も喜ぶと思って…と言い訳を述べる侍女に猫猫はこのセリフを吐きます。

 

おしろいは毒だと言うことを誰よりも早く気が付いた猫猫にとってこの事実は到底許しがたいものだったに違いありません。

 

この激怒している猫猫は普段の冷静な彼女と異なり、薬師としての一面を見ることが出来ます。

 

このシーンは今回ご紹介する中でも一番お気に入りのシーンです。

四つ目 第二巻「園遊会(その②)」

「これ毒です」

 

この短い一言には猫猫の毒に対する好奇心と喜びが入り混じっています。

 

この時は後宮内での大きなイベントである園遊会を開いていました。

 

後宮では玉葉妃の毒味役としても働いているためこの時は園遊会で妃たちに出された食事を毒味していました。

 

食事に出されたスープを一口飲んだ時に猫猫は確信しました。

 

猫猫は薬を作ること、毒物に対する興味が人一倍強く、あわよくばいろんな毒を食らいたいとも思っています。

 

後宮に来る前も色々な毒を自分で飲んで試しては体調を崩していたほどには毒に興味津々です。

 

久々の毒にうっとりとした表情を浮かべる猫猫にも注目のシーンです。

五つ目 第二巻 第八話「園遊会(その③)」

「しかし一つ間違えれば医官であろうと対処できない問題であることゆめゆめ忘れない様にしてください」

 

これは園遊会での毒入りスープの件について猫猫が言った言葉です。

 

実はこのスープ、猫猫が毒味役を務める玉葉妃を狙ったのではなく、食事そのもの自体が上級妃の一人である里樹(リーシュ)妃のものと入れ替わっていたのです。

 

つまり狙われていたのは里樹妃という事でした。

 

猫猫がこのセリフを言った相手は里樹妃の毒味役の侍女です。

 

幼くして上級妃になった里樹妃は侍女達からのいじめを受けており、侍女たちが食事を入れ替えたのでした。

 

里樹妃には魚アレルギーがあり、食べると発疹が出てしまいます。

 

アレルギーという概念が未だ認知されていなかったこの時代はただ里樹妃が好き嫌いをしているとしか侍女達は思っていませんでした。

 

しかし薬師である猫猫はアレルギーという物は好き嫌いではなく、命にもかかわる問題であることを重々知っています。

 

いつものように冷静な言い方ですが、脅しとして凄みのある猫猫の表情も相まって恐ろしく思えます。

六つ目 第六巻 第二十八話「街歩き」

「手つかずの花だからこそ価値があるのです 手折ればそれだけで価値は半減さらに子を孕ませれば価値などないに等しくなります」

 

このセリフは壬氏に妓女の価値を低くするためにはどうすればよいのか聞かれた際に答えた言葉です。

 

どうして壬氏が猫猫にこのようなことを聞いてきたのか分かりませんでしたが、花街育ちの猫猫にはどうすればよいのか嫌というほど知っています。

 

しかも猫猫にとってこの質問は嫌なもので問いかけられた時にも「不愉快なことを聞きますね」と返しています。

 

それもそのはず、猫猫の母親は妓女であったからです。

 

猫猫の過去や生い立ちについては先に書いてあるので知ってからこの場面を読むとさらに深くこのセリフが響くような気がします。

七つ目 第八巻 第四十話「見送り」

「指の先って切っても伸びてくるのですよ」

 

猫猫が壬氏に言ったこのセリフは鳳仙が羅漢に身請けされ、その祝いの踊りを後宮の塀で踊っていた時の言葉です。

 

羅漢に戻ってきてほしいと願う一心の鳳仙は自分の指と共にまだ幼い猫猫の小指をも切って送りました。

 

この記憶は猫猫にとって現実ではないような記憶でしたが、今でもその夢にうなされることがあるほどの出来事でした。

 

幸い切られた小指はまだ小さかったこともあってか成長するとともに再生されました。

 

しかし少し歪んでしまった自分の小指を見るたびに猫猫は複雑な気持ちになります。

 

その後鳳仙は病気にかかり、今ではもう記憶も曖昧で話すこともままならない状態です。

 

そんな鳳仙が身請けをされる、しかも鳳仙の客であり自分の本当の父親である羅漢に。

 

猫猫は妓女ではないものの妓楼で育った身として、一人、後宮で祝いの舞をします。

 

その様子を見に来た壬氏に放ったこの一言と猫猫の優し気な表情は自分の中で親との関係を一区切りつけたかのように見えます。

 

自分は養父、羅門の元で幸せになったのだから構わないという気持ちが「切っても指は伸びてくる」という一言に現れているのではないでしょうか。

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