ピクルの最後は死亡?強さや最終形態・刃牙との決着ラストは?勇次郎・武蔵に負けた?漫画ピルク編ネタバレ

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今回はバキシリーズに登場する原人、ピクルを紹介します。

 

史上最強の生物と言われるティラノサウルスを捕食していた人間だったことから、史上最強の雄と呼ばれるピクル。

 

アメリカの岩塩層の中から発見されたピクルが日本へやって来ると、バキシリーズでおなじみの闘技場ファイター達との激闘が始まります。

 

しかもピクルとの戦いは、ただの戦いではありません。

 

「強者とだけ戦い、勝利し、その肉を喰らう」というルールを自らに課して生きてきたピクル。

 

そんなピクルと戦えば、戦士たちもただでは済まないのです。

 

実際に、烈海王は肩の一部と片足を失い、愚地克己は片腕を失うことになります。

 

そんな中、地上最強の生物・範馬勇次郎や、その血を引くジャック・ハンマー、そして主人公の範馬刃牙がピクルとどんな戦いを繰り広げるのか、紹介していきます。

 

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範馬刃牙外伝『ピクル編』のネタバレとあらすじ紹介!

アメリカのコロラド州の地下深く、1億9000万年前に形成された岩塩層の中から、ティラノサウルスと共に発見された一人の雄。

 

その雄は「塩漬け」という意味で、ピクルと名づけられます。

 

恐竜と同じ時代に人間が生存していたというだけで歴史的な大発見ですが、ピクルを調べるともう一つの驚くべき事実が。

 

ピクルの胃の内容物を分析した結果、ピクルはティラノサウルスを捕食していたことが判明したのです。

 

つまり、巨大な恐竜と戦い、勝利し、その肉を喰らっていた雄が存在していたのです。

 

そんな原始時代の最強ファイター・ピクルを、範馬勇次郎の友人であるキャプテンストライダムが日本へ案内するところからピクル編が始まります。

来日早々ピクルの野性が爆発!女子アナを襲った悲劇とは?

『範馬刃牙』11巻から、本格的にピクル編がスタートします。

 

米軍の軍用機で、日本へやって来たピクル。

 

到着して早々、羽田空港で事件が起きました。

 

テレビの生中継のため近付いてきた女子アナを、ピクルがいきなり押し倒してしまったのです。

 

おそらく、現代で目覚めてからピクルが人間の女性を見るのは初めてだったのでしょう(単純に好みの女性だった、という可能性もありますが…)。

 

ピクルは女子アナと強引なキスを交わし、そのまま衣服も引きちぎってしまいます。

 

周囲の米軍兵士が力ずくでピクルを止めようとしますが、全く歯が立ちません。

 

結局、日本中が注目する中でピクルは女子アナを強姦してしまいました。

 

野性あふれるピクルにとっては、「交尾」に近かったのかもしれません。

 

生中継されていた女子アナ事件がきっかけで、世間は「ピクルには現代人の常識が全く通用しない」ことを思い知るのでした。

 

ピクルの強さはどれくらい?地上最強の生物・勇次郎との力比べの結果は?

来日したピクルは、米軍基地内の厳重管理区域で監視下に置かれていました。

 

羽田空港での中継でピクルの野性を目にした烈海王は、ピクルと戦ってみたい欲求が抑えきれず基地へと忍び込みます。

 

するとそこには愚地独歩、愚地克己、ジャック・ハンマーなど、バキシリーズでおなじみの地下闘技場ファイターたちが烈と同じように基地へ潜入していました。

 

そんな中、範馬勇次郎だけは米軍基地の真正面から堂々と警備を突破してピクルの前に現れます。

 

勇次郎もまた、巨大な恐竜たちを相手に体一つで戦ってきたピクルの強さに興味津々だったのです。

 

言葉が通じないピクルに、拳と拳を突き合わせる純粋な力比べを持ちかける勇次郎。

 

勇次郎の力強さを感じ取ったピクルの脳裏に浮かんだのは、白亜紀で戦ってきた強敵たちでした。

 

その強敵たちと同じように勇次郎のことを「全力を出していい相手」だと認識したピクルは歓喜し、拳を押し返します。

 

ピクルの全力は予想以上で、驚いた勇次郎は合気道の技で咄嗟にピクルの力の向きを変えて投げ飛ばしました。

 

地上最強の生物と呼ばれる勇次郎から「俺に技術(わざ)を使わせやがった」と称賛されるピクル。

 

単純な力比べなら、ピクルは範馬勇次郎と同等かそれ以上であることが判明したのです。

ピルクは勇次郎の血を引くジャックに二度も勝利した?

烈海王、愚地克己に続いてピクルに勝負を挑んだのは、刃牙の腹違いの兄であるジャック・ハンマーでした。

 

噛みつき攻撃を得意とするジャックはバトル開始早々、ピクルに「噛み合い勝負」を挑みます。

 

噛んだままジャックの体を持ち上げ、顔半分の皮膚を食いちぎってみせたピクル。

 

逆にジャックには片耳を噛みちぎられますが、我が身の一部を奪われたことでピクルの本気に火が付きました。

 

白亜紀で恐竜たちを翻弄していた頃のピクルの素早い動きを、視界にとらえることすら出来ないジャック。

 

そのまま連続でパンチを叩き込まれ、完全にダウンします。

 

強者を倒した後はその肉を喰らう、というのがピクルが自らに課している運命。

 

しかし、ジャックのことを「倒した後でも何かやってくる奴」と警戒したピクルは、失神したジャックに近づこうとしませんでした。

 

結局ジャックはピクルに喰われることなく、病院に運ばれます。

 

ただし、ここで終わらないのがジャック・ハンマーというファイターです。

 

病院で目を覚ましたジャックは、すぐさまピクルの元へ戻って戦いを再開しました。

 

完全に倒したはずなのに再び襲ってくる相手など、ピクルはこれまで見たことがありませんでした。

 

得体の知れないジャックの不気味さに恐怖し、闘技場から逃亡するピクル。

 

結局最後はジャックと再び対峙し、強烈なパンチで二度目の勝利を奪います。

 

この後もピクルはジャックを食べようとせず、ビルの上まで大事に運んで吊るしました。

 

敵から「食料」として大事に扱われて保存されるという、ファイターとしてあるまじき扱いを受けたジャック。

 

三度目の戦いを挑もうとしていたところで刃牙からこの事実を知らされたジャックは、屈辱のあまり絶叫。

 

ここでジャック対ピクルの勝負は決着となりました。

 

刃牙(バキ)との対決で追い詰められたピクルは最終形態へ、その決着ラストは?

『範馬刃牙』19巻の最後からは、ついに刃牙とピクルの戦いが始まります。

 

刃牙との戦いの中で、ピクルはいくつもの「初めて」を体験をすることになりました。

 

まずは脳震盪(のうしんとう)です。

 

白亜紀の恐竜たちや現代で戦った戦士たちの強力な打撃を受けても、ピクルの脳が揺れたことは一度もありませんでした。

 

それを刃牙は、皮一枚をかすらせるくらいの精密な連打でピクルの顎を狙い、脳震盪を起こすことに成功します。

 

まるで地面が起き上がってくるような錯覚に陥ったピクルは大混乱。

 

さらに刃牙が放った技は、秘拳・鞭打(べんだ)でした。

 

脱力した手足を鞭(むち)のようにして打つこの技は相手の皮膚を狙うため、いかに固い筋肉を持っていても防ぐことは出来ません。

 

刃牙の鞭打を受けたピクルは激痛でもだえ苦しみ、初めて「防御」の体勢を取ります。

 

しかしピクルもやられてばかりではなく、烈海王を一撃でノックアウトさせた全力タックルの構えに入りました。

 

これに対し刃牙は、動物の戦い方を真似る象形拳を独自に進化させた「トリケラトプス拳」を披露します。

 

目の前に恐竜が現れたように見えるほどリアルな象形拳を次々に繰り出す刃牙の姿は、ピクルの目には初めて見る妖術使いのように映ったはず。

 

その後も、これまで積み重ねてきた技術の数々でピクルを追い詰める刃牙。

 

強烈なアッパーがピクルの金的に打ち込まれて勝負は決まったかに思えましたが、これでピクルのスイッチが入りました。

 

ピクルの肉体は骨格が変わるほどの変化を遂げ、その上半身にはかつての宿敵ティラノサウルスに噛まれた傷跡がクッキリと浮かび上がります。

 

これがピクルの正真正銘の本気の姿で、最終形態です。

 

本気になったピクルの猛攻に、あくまで技術で立ち向かう刃牙。

 

カウンターを連続で打ち込み、ピクルを追い詰めます。

 

今度こそ刃牙の勝利で終わるかに思えましたが、ここで刃牙の「より厳しい条件での戦いを挑みたくなる」という悪い癖が出てしまいました。

 

父親の勇次郎がそうしたように、ピクルに純粋な力比べを提案する刃牙。

 

単純な殴り合いになれば当然、腕力や体格で圧倒的に劣る刃牙はたちまち劣勢になります。

 

結局は刃牙がノックダウンされて終わりますが、殴り合いの最後にピクルは合気の技を使いました。

 

これまで力だけで戦ってきたピクルが技に頼るまで追い詰めた刃牙。

 

この結果を見届けた一人である花山薫は「心情的には(刃牙の)勝利としたいところ」と、刃牙のファイトを称賛しています。

ピクルが逃亡?クローンとして蘇った剣豪・宮本武蔵との死闘!負けた?

『範馬刃牙』の続編、『刃牙道』で再び登場したピクル。

 

ピクルは、都会の下水道で爬虫類などを捕食しながらひっそりと暮らしていました。

 

ある日、巨大なワニを捕獲するピクルの姿がテレビ中継され、それが宮本武蔵の目に止まります。

 

ピクルの強さに興味を持った武蔵は、バキシリーズでおなじみのじっちゃん・徳川光成の協力を得てピクルと勝負することになりました。

 

勝負が始まるや否や襲いかかってきたピクルを、武蔵の刀が縦一文字に両断したかに見えましたが。

 

なんと、ピクルは驚異的な筋力で武蔵の刀を受け止めてみせます。

 

烈海王や花山薫も強く握り固めた拳で武蔵の刀を止めていますが、手も使わずに肉体だけで受け止めたのはピクルだけでしょう。

 

これにはさすがの武蔵も冷や汗を垂らし、「天晴れなり」とピクルの肉体を称賛しています。

 

そのままピクルに全力で殴り飛ばされる武蔵は持っていた刀も落としてしまい、ピクルに奪われる形に。

 

まさに「鬼に金棒」と思われましたが、慣れない刀を使うピクルは武蔵にとって脅威ではありませんでした。

 

刀も取り返され、武蔵に何度も斬られ追い詰められていくピクル。

 

武蔵の肩の一部を喰ったり、刃牙戦で見せた最終形態に変化したりと見せ場もありましたが、武蔵の剣術に圧倒されて最後は戦意喪失してしまいました。

 

逃げようとしても立ちはだかる武蔵に、ピクルは恐怖で震えあがります。

 

しかし、すぐ近くから感じ取れる何者かの気配を察知し、その者の元へ逃げ込みます。

 

ピクルは逃げ込んだ先にいたのは、本部以蔵(もとべいぞう)。

 

ピクル逃亡の直後から始まる、本部対武蔵も『刃牙道』の名勝負の一つです。

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