プロミスシンデレラ12巻無料ネタバレ!タダで漫画読む方法紹伝授!壱成が雑誌モデル?早梅に新たな恋のライバル出現!

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悩んでいる人
『プロミスシンデレラ』12巻を無料で読む方法とネタバレが知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

今回ご紹介する『プロミスシンデレラ』12巻を無料で読む方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。

 

『プロミスシンデレラ』12巻は漫画アプリ『マンガワン』で読める

『プロミスシンデレラ』12巻は、こちらの小学館が運営する漫画アプリマンガワンにて無料で読むことができます。

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『プロミスシンデレラ』12巻が『マンガワン』にて無料で読めると言いましたが、この記事を執筆している現在では第1巻から最新巻に収録されているエピソードよりも先の最新話まで読むことができます

 

というのも『プロミスシンデレラ』は、『マンガワン』で独占連載されている作品だからです。

 

安心安全に、そしてタダで『プロミスシンデレラ』を最新巻(最新話)まで読破したい方は『マンガワン』を使う方法がベストです。

 

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  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
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  • クズの本懐
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そんな『プロミスシンデレラ』は動画配信サービス『Paravi(パラビ)』にて独占配信されています。

 

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『プロミスシンデレラ』12巻 ネタバレ紹介!

82話◇神のお告げ

芸能事務所の女社長である西園寺(さいおんじ)が、片岡 壱成(かたおか いっせい)のバイト先へ、たまたまやってきて話をするところから始まります。

 

すると西園寺から「モデルに興味ない?」と提案されるのです。

 

内容は、とある雑誌でニュースターの発掘企画を、事務所で探しているのとのこと。

 

正式にモデルとして採用されると、1企画●●円も夢では無いと西園寺に断言されます。

 

その言葉に目を輝かせ「俺、モデルになります!」と即答。

 

一方、桂木 早梅(かつらぎ はやめ)は旅行会社で、かけ持ちの仕事を始めることになりました。

 

扉を開けようとすると、男性が出てきます。

 

その男性は先日、天馬(てんま)に旅館の買収の話を、持ちかけていた徳川(とくがわ)でした。

 

徳川は、早梅に業務内容を説明したあと、掛け持ちで仕事をしている場所を聞きます。

 

早梅は、湯宿片岡で仲居の仕事をしていると答えました。

 

徳川は、以前お世話になっていたらしく、素晴らしい旅館だと褒めてくれます。

 

壱成の父と兄の存在も知っている様子。

 

徳川は、仲介業をしていると、一緒に仕事をしていると錯覚し応援してしまうと熱く語ります。

 

その姿を見て優しそうな方だと印象を受ける早梅でした。

 

その頃、壱成は初めてのモデル撮影が始まっていました。

 

カメラマンも、若くてここまで整っている子は、中々いないと太鼓判を押します。

 

カメラマンの言葉に驚く西園寺は、「私の目に狂いはなかった」と確信するのです。

 

しかし、ここでトラブルが発生します。

 

今日、表紙の撮影を予定していた有名男性モデルが、交通事故に巻き込まれ入院したと一報が入ったのです。

 

相手役の売れっ子女性モデル、まりりんこと瀬戸内マリカ(せとうちマリカ)は、すでに控室で待っている状態。

 

西園寺は、その場にいた壱成に「表紙モデル10万円でどう?」と問いかけます。

 

壱成は「やる!」と即答しました。

 

スタッフの間で、代役は新人である壱成に決まり、どよめくスタジオ。

 

西園寺は、自信満々の表情で「きっと神のお告げなのよ」と言い放ちます。

 

スタジオにバスローブを着て登場する、マリカ。

 

人形のような美しい顔立ちに、スタッフたちは顔を赤らめます。

 

マリカは、なぜ無名な新人である壱成と、仕事しないといけないのかと心の中で愚痴をこぼします。

 

こうして、壱成とマリカの撮影が始まったのです。

 

バスローブを脱ぎ、下着姿のマリカは壱成の体に身を寄せます。

 

するとマリカが、周りには聞こえないように、最高の写真を撮るには、相手との親密度が最も重要だと壱成に耳打ちします。

 

マリカは、代役モデルなど務まるわけでもないと、壱成を挑発していたのです。

 

それを聞いた壱成は、マリカを抱き寄せて耳元で「よろしく 先輩」と、耳元でささやきます。

 

先程とは別人のような壱成に、顔を赤らめながら撮影を続けるマリカでした。

 

その夜、早梅と壱成は電話をしています。

 

早梅は壱成から、雑誌のモデルをすることになったと聞き、驚愕します。

 

しかも雑誌に載るかもと言われ、話についていけなくて困惑する早梅。

 

早梅との電話を切り終えた壱成は、人気になりお金持ちになって、早梅を地球上で一番幸せにする!と決意するのです。

 

電話を切り終えた早梅は、悦子に呼ばれていたので居間へ向かいます。

 

悦子は、早梅に「壱成は元気でやっているか」と問いかけます。

 

早梅は「相変わらず」と答えますが、内心は不安そうに思う早梅の場面で、82話は終わりました。

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83話◇ただの友人

早梅はクリスマスケーキを作っていましたが、失敗してしまいました。

 

そこに、いい匂いにつられた壱成の祖母・悦子がやってきます。

 

早梅はこのケーキを、クリスマスの夕食後に、壱成も誘って出そうとしていました。

 

早梅の言葉に、恋人同士なら2人でパーティーしろ!と悦子に怒られました。

 

そこへ、吉虎がたくさんの雑誌を持って現れます。

 

悦子は、この雑誌を近所中に配ると言い、とても嬉しそうです。

 

その雑誌を見ると下着姿のマリカと、密着して写っている壱成に衝撃をうける早梅。

 

すると壱成からの電話が鳴ります。

 

今、外にいると言われすぐに駆けつける早梅。

 

お互いの近況を話し合っている途中、壱成がプレゼントをした、ネックレスをしていることに気づくのです。

 

すると早梅は、今日に限ってではなく…と赤面して黙り込んでしまいます。

 

それを聞いた壱成は照れながら、クリスマスの予定を聞きます。

 

早梅は休みと答え、壱成もクリスマスは午前で仕事が終わることを伝え、2人は会う約束をします。

 

ですが、早梅からプレゼント交換は、お互いなしにしようと提案されるのです。

 

なぜなら、お互いに今は貯金を頑張っている時期だからです。

 

壱成は、納得がいかない様子で返事をし、2人はその場を後にします。

 

雑誌が発売された後の壱成は、学校で有名人になっていました。

 

当の本人は、そんなことはお構いなしの様子です。

 

壱成は友人に、彼氏から貰ったものを、ずっと身につけたりするものなのか?と問いかけます。

 

すると友人から「離れていても一緒にいる感じがする」と言われ、早梅も、こんなことを思ってくれているのなら…もっと喜ばせたい!と照れます。

 

こうしてクリスマス当日になり、壱成はモデルの仕事に励んでいました。

 

撮影後、このまま帰る気でいましたが、西園寺によって行く手を阻まれてしまうのです。

 

今から業界関係者たちが集まる、クリスマスパーティーがあると言われます。

 

壱成は、早梅との約束があるので断りますが、西園寺の圧力に負けそうになります。

 

そこで壱成は、条件付きでパーティーへ行くことを決めました。

 

その条件とは、早梅もパーティーに同行させるということでした。

 

パーティー会場であるホテルへ入ると、豪華な衣装に身を包んだ業界関係者ばかり。

 

早梅は、大きな紙袋を持っていて不釣り合いだと感じ、近くのカフェで待っていると言います。

 

壱成に、それはダメだと断られます。

 

壱成から理由を聞く前に、突然マリカが現れ、壱成の腕を組んできたのです。

 

マリカは、壱成に「彼女?」と聞きます。

 

壱成は、言葉を詰まらせながら早梅を紹介しようとするのですが、早梅に「ただの友人です。」ときっぱり言われてしまうのです。

 

その言葉に驚く壱成と、言い放った早梅は無表情のまま。

 

早梅は、壱成が社会に出ればキレイな人と出会うし、彼女を作ろうが私は責めたりしないと心の中で呟きます。

 

ですが、2人が腕を組んで歩く後ろ姿に、スッと手を伸ばす早梅。

 

早梅は「ムカつくもんは、ムカつく」と壱成の首根っこを捕まえながら、マリカと睨み合う姿で83話は終わります。

84話◇全員ムカつく

早梅とマリカ、睨みあう状態。

 

マリカは、本当は壱成と付き合っているのではないかと問いかけます。

 

ですが早梅は「知人」と、はっきり答えるのです。

 

友人から知人に降格されて、ショックを隠しきれない壱成。

 

マリカは遠慮なしに、壱成を引っ張って、料理が並べられているテーブルに向かいます。

 

マリカは放心状態の壱成に、料理を嬉しそうに食べさせてあげます。

 

すると早梅に「野菜も食べなさい」と無理やり口に押し込まれる壱成を見て、マリカは早梅を「お母さんみたい」と茶化すのです。

 

壱成はそのままマリカに連れられ、業界人の輪の中へ入っていきました。

 

早梅はそんな壱成を見ながら、今日はこのまま終わるのではないかと、不安になりうつむいてしまいます。

 

そんな早梅を心配し、壱成は覗きこんでくれました。

 

壱成は早梅の手を取り、すぐに終わらせることを約束し、西園寺を探そうとします。

 

しかし、別の女性モデルたちに大注目され、壱成だけ囲まれてしました。

 

早梅は寂しくなり、壱成のジャケットの裾を、控えめに掴むのでした。

 

その行動に壱成は驚き、早梅の手を取り30分で終わせると、再び手を握るのです。

 

一方、マリカは同じ事務所の女性モデルに、久々に会ったので声をかけていました。

 

モデルは、マリカと話しながらも、会場にいる壱成と早梅に視線を移し、怪しげな笑みを浮かべたのです。

 

そんなモデルの視線もつゆ知らず、早梅は手に持っていたままの、大きな紙袋をフロントに預けることにしました。

 

早梅は番号札を預かり、会場に戻ろうとしますが迷子になってしまいます。

 

すると、謎の男達3人組に声をかけられる早梅。

 

男Aが早梅と話している隙に、男Bが背後から近づき、ポケットにある番号札を盗み去ります。

 

さらに男Cが、早梅の口を塞ぎ、身動きが取れない状態にしたのです。

 

早梅は、そのまま別室に拉致されましたが、足の脛(すね)を蹴り男から距離をとります。

 

すると「久しぶり、おばさん」と声をかける女性が登場。

 

その女性とは、先ほどマリカが話していたモデルでした。

 

しかし、早梅はモデルの顔を見ても思い浮かばない様子。

 

早梅の態度に、激怒したモデルの命令で、早梅は男2人に両腕を拘束されてしまいます。

 

モデルは、早梅に最近の壱成やマリカの活躍に対して嫉妬し「全員ムカつく」と、ケーキの上に乗っているイチゴを食べながら、気だるそうに話します。

 

そしてモデルは早梅に、あの時のパーティーを台無しにして!と怒り出すのです。

 

このモデルは、過去に早梅が壱成に連れて行かれた高級クラブで、誕生日パーティーの主役であった恵(めぐみ)でした。

 

そのときの早梅は、恵の言動に怒り、ケーキを顔面に投げつけていたのです。

 

早梅は、恵が今、手に持っているケーキを顔面に投げつけてもいいと言います。

 

しかし恵は、別のケーキを男に持って来るように指示します。

 

その別のケーキとは、先ほどフロントに預けた早梅の手作りケーキのことでした。

 

番号札を盗んだ男Bが現れ、早梅の手作りケーキを渡された恵は不敵な笑みを浮かべる姿で84話は終わります。

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85話◇ケーキ争奪戦

壱成は、早梅が戻ってこない事を心配し、マリカに知らないか?と問いかけます。

 

マリカは知らないと答えますが、友達の恵にも聞いてみると言われます。

 

壱成は「恵」という言葉に引っかかり、マリカにどんな人か聞きました。

 

するとマリカは、事務所の同期でモデルの子と答え、何かを察する壱成。

 

一方、恵の部屋で両手を拘束された早梅は、とても冷静でした。

 

恵にケーキを奪われ、覚悟を決めた早梅は「いいよ ぶつけて」と言います。

 

その潔さに恵は、本当に投げてもいいのか確認を取り、謝ったら許してやってもいいと答えます。

 

早梅は、「誰に対して謝るの?さっさと終わらせて!」と言い返します

 

その言葉に怒った恵は、シャンパンボトルを手に取り、早梅の頭上から注ぎかけたのです。

 

恵は、謝ればケーキは返すといい、その場で土下座を要求します。

 

しかし早梅は、怖気づく恵に対してヘタレ!と、さらに言い返しました。

 

恵はさらに激怒し、ケーキを早梅の顔面に投げつけようとします。

 

そのとき、壱成が勢いよく扉を開け登場。

 

早梅が拘束されている姿を見て、瞳孔が開き激怒する壱成。

 

壱成は勢いよく、1人の男を蹴り上げます。

 

壱成がただならぬ雰囲気で、もう1人の男の腹部に足を置いた時でした。

 

このままだと危ないと思った早梅が、壱成を止めに入り、一緒に部屋から抜け出します。

 

2人の走り去る後ろから、恵はこのケーキは、壱成のために早梅が作ったケーキよ!と叫びます。

 

それを聞いた壱成は、早梅の手を振り払い、恵の方へ走り出しました。

 

無表情で走ってくる壱成の姿に、恵は恐怖を感じ、他の男に早梅のケーキを渡して逃げるよう指示します。

 

その頃、パーティー会場では西園寺が壇上に立ち、関係者たちとビンゴ大会が開かれておりました。

 

そんな中に、早梅のケーキを持った男が乱入し、壱成も追いかけます。

 

早梅は逃げる男の足を引っ掛けて、転ばせることに成功。

 

しかし、転んだ衝撃で、ケーキが天高く飛ばされてしまうのです。

 

壱成は、ケーキが壇上へ落ちようとしていたので「西園寺!キャッチ!」と叫びます。

 

その声に、吸い込まれるようにケーキは西園寺の元へ落ち、見事キャッチしました。

 

壱成はケーキを取り戻し、早梅の手を取り会場を後にします。

 

しつこく2人を追う恵に、マリカはシャンパンを頭上からかけたのです。

 

恵の行動に、同期として恥ずかしいと説教をします。

 

雪が降る中、走り切った2人は、立ち止まって息を整えます。

 

そこにマリカが追いつき、このままモデルの仕事を嫌いにならないで!と謝罪しました。

 

やめるつもりはないと言い切る壱成に、安心したマリカは、壱成の頬にキスをするのです。

 

驚く壱成と早梅でしたが、マリカの口から壱成は諦めると言われます。

 

そんな中、天馬が急に現れ、声をかけてきたのです。

 

寒空の中、ドレス姿のマリカを見て、自分のコートをかけてやり、そのまま去っていく天馬。

 

そんな天馬に一目惚れするマリカは、後を追いかけます。

 

その様子を、物陰から睨んでいる恵。

 

先ほど、壱成にキスをしたマリカを盗撮し、その画像を震える指先で拡大していました。

 

壱成はシャンパンを頭から浴びて濡れている早梅に、家が近いので来ないかと誘うところで85話は終わります。

 

86話◇クリスマスプレゼント

早梅は、壱成の引っ越しを手伝った以来の訪問でした。

 

早梅は、早速シャワーを借ります。

 

シャワーから上がった早梅は、ドライヤーを借りようとするも、部屋にはドライヤーもエアコンもないことに壱成は気付きます。

 

このままだと早梅が風邪を引かねないと思い、壱成は自分の布団を早梅に渡します。

 

実家にいた頃とは違い、狭いアパートの中で2人きりの状態に、壱成はずっと落ち着きがない様子。

 

早梅は、ケーキを一緒に食べようと誘います。

 

素直にお礼を言う壱成に、とても嬉しそうな早梅。

 

すると、壱成はおもむろに立ち上がり、早梅にクリスマスプレゼントを渡します。

 

プレゼント交換はしない約束だったはずと怒る早梅ですが、大したプレゼントではないと、壱成は言い返します。

 

プレゼントの中身は、ハンカチでした。

 

貯金をしている現状を考えて用意してくれたことに、感激する早梅。

 

先ほどのパーティーの話になり、マリカにキスされたことや、他の女性モデルに囲まれている壱成を見て世界が違うと呟きます。

 

壱成は嫉妬しているのか?と、うつむく早梅の顔を覗き込むように見つめます。

 

早梅は妬いていない!と顔をそらしますが、今日はもう、2人きりになれないのではないかと不安だった事を打ち明けるのです。

 

「俺と一緒にいたかったのか」と問いかける壱成に、「いたかった」と素直に答える早梅。

 

その姿を見た壱成は、早梅との距離を縮めキスをしようとしますが拒否されます。

 

拗ねて背を向ける壱成は、その場で寝転がり体を縮ませます。

 

そんな可愛らしい姿に、頭を撫でる早梅。

 

すると、壱成はその手を強く掴むと、早梅を力強く抱き寄せたのです。

 

驚く早梅に、壱成は友達としてハグをして!と目を輝かせて訴えます。

 

早梅はそれを拒否し、壱成の体をくすぐり始め2人で笑い合いました。

 

こうして、2人だけのクリスマスは終わります。

 

クリスマスが終わり、壱成はモデルの仕事中。

 

するとマリカが、写真を撮られた!と焦った様子で楽屋に現れます。

 

切羽詰まったマリカの様子とは違い、能天気な壱成。

 

その夜、壱成は早梅に「週刊誌に撮られた」と電話をかけます。

 

驚く早梅ですが、当の壱成は自分とマリカの間には、何もない事をわかって欲しいということだけ伝えるのです。

 

わかっていると言う早梅の後ろで、悦子の声が聞こえてきたので、壱成は早々に早梅との電話を切り終わります。

 

数日後、出来上がった週刊誌には、「まりりん(26)が未成年をお持ち帰り!?」と書かれていました。

 

そして、マリカが壱成の頬にキスをしている写真も一緒に掲載されていたのです。

 

その週刊誌を、無表情で眺める謎の女性の姿で86話は終わります。

 

87話◇うちもそうだよ

週刊誌を見た西園寺は、頭を抱えてため息を吐きます。

 

壱成は、未だに事の重大さが、わかっていない様子。

 

マリカは、ドラマの撮影が白紙になった事を、マネージャーから聞かされ声を荒げます。

 

マリカはマネージャーから、壱成は西園寺から、お互い厳しく注意されました。

 

壱成はその帰り道、事務所前で待ち伏せしていた、2人組の男性記者に声をかけられました。

 

その様子を目撃したマリカが、間に割って入り、壱成は関係ないと止めてくれたのです。

 

しかし、今度はマリカの方に質問が集中してしまいます。

 

実はマリカの母親は不倫の末に離婚し、芸能界を引退していました。

 

記者はマリカに、自分も母親の血を引いている事を、今回で実感したのでは?と問いかけます。

 

涙目のマリカを見て、怒った壱成は記者の胸ぐらを掴んでしまったのです。

 

すかさず、もう1人の記者がシャッターを何度も押します。

 

数日後、壱成が記者の胸ぐらを掴んだ記事が掲載され、ネット上ではさらに大炎上。

 

壱成は、実家へ雲隠れしていました。

 

早梅は、今回の件で壱成が仕事もなくなり、精神的に弱っているのを心配し、声をかけ続けます。

 

そのときに、チャイムが鳴り、壱成が出ようと玄関へ向かいます。

 

早梅は記者かもしれないと、急いで壱成の後を追いかけました。

 

壱成が玄関の扉を開けると、寒空の中、1人の女性が立っていました。

 

女性は、世間で大炎上している壱成を、心配して訪ねてきた母親だったのです。

 

壱成の元気そうな姿に安心する母親でしたが、壱成はただならぬ顔で「帰れ」と言い放ち、外に飛び出します。

 

驚く母親を残して、早梅は母親に一礼すると、壱成の後を追いかけました。

 

早梅は、壱成に戻るよう説得するも、拒否します。

 

すると壱成は、記者の胸ぐらを掴んだ理由を話し始めました。

 

壱成は早梅に、「うちもそうだよ、母親の不倫」と告白するのです。

 

不倫相手に夢中になり、帰ってこなかったのに、今更母親面するなと嘆きます。

 

早梅は、言葉を失っていました。

 

壱成は、記者にしてしまったことを反省し、この事件がなければ母親の顔も見ずに済んだと後悔します。

 

そして早梅に、現在の自分の立場やお金のこと、将来のことへの不安を打ち明けるのです。

 

壱成は、何も考えずに遊びたいと、手で顔を覆います。

 

すると、早梅は壱成の腕を掴み「遊びに行こう!」と、笑顔で話すところで87話は終わります。

88話◇君の進む道

早梅と壱成は、湯屋片岡の従業員である坂村 まひろ(さかむら まひろ)と黒瀬 洸也(くろせこうや)も誘って、スケート場へやってきました。

 

そこに、壱成はマリカも誘っていたのです。

 

なぜなら、母親の事や仕事のことで、落ちこんでいるのではないかと心配していたからです。

 

そして、マリカのリクエストで、一目惚れした天馬 匠(てんま たくみ)も来ていました。

 

壱成は、天馬と嬉しそうに一緒に滑るマリカの姿を見て、安心していました。

 

少し滑ったあと、天馬は休憩のため、マリカと離れます。

 

壱成は、休憩している天馬と洸也が、お互い下の名前で呼び合っている感じを見て、驚きを隠せない様子。

 

洸也は、女性関係の情報を天馬に教えているそうで、それが仲良くなったきっかけだと壱成に話します。

 

壱成は洸也に、年下の自分に呼び捨てされるのは腹を立てないのか?と質問をしました。

 

洸也は、「呼び捨てにされるのは嫌いじゃない。壱成くんを子供だと思ってたから」と答えたのです。

 

ショックを隠しきれない壱成と、隣でからかう天馬。

 

洸也は、しばらく会わないうちに壱成自身が変わっていることに、気がついていました。

 

天馬は人生の先輩として、学生の仕事は学ぶことであり、学歴で就職先の幅が変わるので、学業に専念した方がいいとアドバイスをしてくれます。

 

同じく洸也も、壱成は家庭環境に恵まれている状態だから、無駄するのはもったいないとアドバイスしてくれるのです。

 

2人のアドバイスに顔つきが変わり、吹っ切れた様子の壱成。

 

その後壱成は、早梅の元へ駆け寄り、これからは他にも色々なところへ一緒に行こうと誘います。

 

早梅は壱成の不安が、少し取り除かれていることに気づき安心します。

 

壱成は早梅に、これから将来のことをじっくり考えると宣言するのです。

 

そして壱成は、「結婚」のことも!と言い、赤面しながら伝えます。

 

早梅は「一度失敗してるから、どうしようかな」と茶化します。

 

しかし、早梅は壱成がどんな道に進んでも、応援すると応えるのです。

 

良い雰囲気の2人を、天馬はわざと壱成にぶつかって転ばせ、台無しにされるのでした。

 

一方、湯屋片岡では緊急事態が発生。

 

仲居頭の藤田 明美(ふじた あけみ)は5代目である片岡 成吾(かたおか せいご)に、予約していたお客様が、次から次へとキャンセルになったと報告します。

 

理由は、この旅館で集団食中毒が発生したという噂が広まっているからとのことでした。

 

驚く成吾の表情で、88話は終わります。

 

89話◇デマ

湯屋片岡で集団食中毒が発生しているという噂を、仲居頭の藤田から聞いた成吾は、ネット上での書き込みを確認します。

 

もちろんこれらはデマであり、成吾は板長と話し合っていました。

 

すでに7組もキャンセルが出ていたのです。

 

その様子を、早梅と仲居の千葉(ちば)は少し離れたところで見ています。

 

早梅はなぜ2人が話し合っているのか知らず、千葉によって原因を明かされ、驚きを隠せない様子。

 

千葉は、犯人は仕入先などの内部事情をよく知っており、旅館に恨みがある人からのイタズラではないかと推測します。

 

それから1ヶ月後、壱成のアパートで石油ストーブに手をかざし温まっている早梅。

 

壱成の部屋に、エアコンがない事を知った悦子がくれたものでした。

 

無理に働くことをやめた壱成は、仕事と学寮を両立する!と早梅に宣言するのです。

 

壱成の口から「学業」という言葉が出て、驚愕する早梅。

 

壱成は高校へ入ってからは、勉強したことなかったと発言するので、早梅は「赤点だらけなのでは?」と小馬鹿にします。

 

しかし、70点以下はとったことがないと自慢するのです。

 

早梅は歴史の教科書を壱成から奪うと、問題を出してあげると提案します。

しかも、全問正解した暁(あかつき)には、早梅からご褒美をくれるというので生唾を飲む壱成。

 

その5分後、早梅が出す問題を、壱成はスラスラと答え、見事全問正解します。

 

壱成はどんなご褒美があるのか、ニヤニヤしながら早梅に問いかけます。

 

そのご褒美とは、夕食を作ることでした。

 

壱成は、がっかりしますが早梅が、エプロンを持参していたことに気づいていたのです。

 

こうして早梅は料理をし、壱成は勉強し、2人の空間は幸せでいっぱいなのでした。

 

後日、静まり返った旅館では、成吾と従業員の個別面談が行われていました。

 

なぜなら、客足が遠のき、従業員たちの出勤日数を、減らさないといけない状況になっていたのです。

 

早梅の番になり、成吾の部屋に向かうと、やつれた表情の成吾を見て心配します。

 

神妙に謝る成吾の姿に、私は大丈夫だから、無理しないようにと励ます早梅。

 

早梅と入れ違いに、秘書の九重 澪(ここのえ みお)が成吾の部屋へ入っていきます。

 

すると突然、退職したいことを成吾に報告したのです。

 

成吾はひどく驚き、引き留めようとしますが退職の理由は、今回の件が原因ではないと発言します。

 

納得した成吾は、誰もいなくなった部屋で、大きなため息を吐きます。

 

すると洸也が現れ、成吾を飲みに行こうと誘うのでした。

 

その夜、天馬とも合流し、洸也の行きつけである「キャバクラ」へ向かうのです。

 

驚く成吾は、洸也と天馬に両脇を抱えられ、連行される場面で89話は終わります。

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