「りぼん」にて連載された人気少女マンガ『ロマンチカクロック』。
今回は、そんな『ロマンチカクロック』の最終回・結末はどうなったのか？を分かりやすく解説します！
また『ロマンチカクロック』を1巻から最終巻まで無料で読みたい！という方に『ロマンチカクロック』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介しています。
最終回のネタバレの前に『ロマンチカクロック』を全巻無料で読む方法です。
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『ロマンチカクロック』とは？
『ロマンチカクロック』は『りぼん』で掲載されていた、槙ようこ先生による少女漫画です。
すでに完結しており、単行本は全10巻刊行されています。
鎌倉を舞台に、主人公である男女の双子とその友達達の青春の中でそれぞれが成長していく姿を描いた作品です。
止まっていた双子の時間がようやく動き始め、彼らの周りにも少しずつ変化があり、新たな出会いが出てきます。
恋愛や進路、それぞれが悩みながらも前に進んでいくキラキラした学園生活はもちろん、双子の関係が少しずつ変わっていく様子が丁寧に描かれています。
『ロマンチカクロック』あらすじ紹介！
鎌倉に住む、加冶屋杏花音（かじや あかね）は優秀な双子の兄である加冶屋蒼（かじや あおい）と幼い頃から比較されてきました。
そのせいで、蒼をライバル視してきた杏花音。
杏花音と蒼が14歳になり中学生になった時、蒼は家に引きこもるようになっていました。
どんどんと２人の確執は深いものになっていくある日、杏花音は「学校にきたらいいのに」と漏らしてしまいます。
数日後、中間試験の順位結果が発表されます。
そこには学校に来ていなかったはずの蒼の名前がありました。
一瞬で学校の注目を集めた蒼にますます燃え上がる杏花音の対抗心。
蒼が学校に出てきたことで、彼らの幼馴染・香鈴や周りの友情関係にも変化が出てきます。
そして、恋がよく分からなかった杏花音にも最愛の恋人が出来たりと確実に成長していく彼ら。
双子の時間が動き出したことで始まる物語です。
『ロマンチカクロック』登場人物紹介！
加冶屋杏花音（かじや あかね）
本作の主人公の１人。
加冶屋家の長女で蒼の妹です。
中学では、柔道部に所属しエースと呼ばれるほどの実力を持ち、作中でも杏花音の投げ技が登場します。
反対に勉強は苦手ですが、実際は勉強さえすればそれなりの成績が取れるので、本当に頭が悪いわけではありません。
性格は素直で真っ直ぐ。悪く言えば、子供っぽいところがあります。
悪意はないのですが、深く考えずに行動してしまい、周りを引っ掻き回してしまうことも少なくありません。
ですが、そんな杏花音の真っ直ぐさに影響を受ける友人は多く、周りの皆からはとても愛されています。
彼氏の慎ちゃんとの仲は家族公認です。
物語が進むにつれ、頭痛や鼻血、内出血といった体に異変が起きはじめ単行本の9巻では血液の病気だということが判明します。
加冶屋蒼（かじや あおい）
本作の主人公の１人。
加冶屋家の長男で、杏花音の双子の兄です。
小さい頃から優秀な蒼は、自身の感情をあまり顔に出さないため、一見何を考えているか分からないところがあります。
ですが、家族や友人をとても大切に想っており、杏花音のことも喧嘩は多いですがとても大事に思っています。
また、部屋は動物まみれになっているなどの超・動物好き。
昔、杏花音と交わした「獣医になる」という約束を守るために並外れて勉強しています。
幼馴染の香鈴とは付き合っています。
付き合い始めた後も、香鈴に対して特別変わった態度などは見せませんが、しっかりと香鈴のことを想って大切にしています。
香鈴（かりん）
杏花音と蒼の幼馴染です。
小さい頃から蒼に思いを寄せていましたが、そのことは胸に秘め、ずっと杏花音達を見守ってきました。
ですが、中学に上がりその思いを打ち明け蒼と付き合うことに。
恋人になった後も蒼の成績や人気の高さに悩んでおり、面倒臭くならないために学校では蒼と距離をとり、学校外で会うなど気をつけながら過ごしています。
とてもしっかりしていて冷静な性格をしていますが、蒼のことになると可愛い一面を見せることも。
桐谷慎（きりたに しん）
杏花音達が利用しているケーキ屋の息子です。
杏花音や蒼達よりも一つ年上で、蒼や香鈴からは「慎ちゃん先輩」と呼ばれています。
杏花音と知り合う前から杏花音に好意を抱いており、後に杏花音とは付き合うことに。
とても優しく、穏やかな性格していますが、製菓に対する情熱は強く、遠方の製菓学校に通っています。
そのため杏花音とは遠距離になってしまいますが、距離などは関係なくいつもラブラブです。
篠原わかな（しのはら わかな）
蒼と同じ特進クラスに通っていて、登場当初は蒼を婿養子にしようと猛アタックしていました。
ですが、杏花音や香鈴のことを悪く言ったことにより蒼からは拒絶されます。
その際に、辻莉から平手打ちと叱咤を受けたと同時に自身の抱える事情を理解してくれたことで、辻莉に好意を寄せるようになります。
この一件以降は杏花音達の理解ある良き友人となっています。
性格も丸くなりましたが、言いたいことをズバッと言うところは健在です。
辻莉とも物語が進む中で、晴れて恋人になることに。
辻莉正（つじり ただし）
特進クラスに所属しており、作品当初は杏花音から想いを寄せられていましたが、「賢い子が好き」だと言ってすげなく断ります。
蒼の復帰により、学年首席から転落し大きなショックを受けた後、魂の抜けた状態が続きますが、杏花音からの励ましにより立ち直ることに成功。
その後、杏花音の常に前向きな姿勢に感銘を受けて友人として杏花音達と交流するようになります。
わかなを叱咤激励したことで彼女から好意を持たれるようになり、最終的にはわかなと付き合うことになります。
松浦歩睦（まつうら あゆむ）
３年時に特進クラスに転校してきます。
転校早々、蒼をライバル視して蒼の調子を崩すために杏花音に近づきますが、逆に杏花音達のペースに巻き込まれていきます。
作中では香鈴に惹かれていき、香鈴の蒼への気持ちを知りつつも積極的にアプローチをしますが、最終的には香鈴の幸せを願って身を引きます。
その後は、自分と同じく失恋した小晴を不器用ながらも励ますようになります。
普段はどちらかというとクールですが根は寂しがりやという可愛い一面もあります。
香鈴を好きになったのも、自分のことを気にかけてくれたことがきっかけになっています。
前田小晴（まえだ こはる）
大人しい性格をした７組所属の女生徒です。
とても優しい女の子ですが、引っ込み思案で人見知りなところがあります。
苦手な勉強も一生懸命頑張りますが要領が悪いところがあり、成績も伸び悩んでいます。
ひょんなことから杏花音と仲良くなったことで、蒼とも接する機会が増え、蒼に好意を寄せることになります。
ですが香鈴との関係を知り身を引きますが、実際に２人が付き合うことになった時はショックを受けます。
そんな時に歩睦から励ましを受けたことで、だんだんと歩睦に惹かれていきます。
奥手な性格のせいで、なかなか歩睦にアピール出来ませんが、杏花音の応援もあって少しづつ仲良くなっていきます。
ママ
加冶屋家のお母さんです。
しっかり者で、杏花音のことを常に心配しています。
一花（いちか）
加冶屋家の末っ子。
好奇心旺盛な２歳です。
『ロマンチカクロック』最終回に至るまでのあらすじ紹介！杏花音（あかね）の病気が発覚？
杏花音の病気
物語が進むにつれて、杏花音の体に異変が起きはじめます。
最初は頭痛や鼻血、内出血などの症状が続いていましたが、遂には高校受験の試験中に倒れてしまいます。
病院での検査で血液の病気だと判明し、お医者さんから移植という治療法もあると聞かされる、ママと蒼。
蒼は迷うことなく、自分の血液型が杏花音と適合するかどうかの検査を頼みます。
病院で仲良くなった女の子の１人・美優ちゃんが杏花音の目の前で状態が悪化し、そのまま亡くなってしまうという悲しい出来事が起こります。
落ち込む杏花音でしたが、美優ちゃんのお母さんから美優ちゃんが描いた絵を貰い、美優ちゃんのために元気を取り戻します。
杏花音が元気を取り戻していた時、蒼の血液型が杏花音と適合したとの知らせを受けるのでした。
数日後、お見舞いに来てくれた慎ちゃんと杏花音は将来を約束します。
そして「蒼君が話したい事があるみたいだよ」と慎ちゃんに言われ蒼の元に向かうと、杏花音が血液の病気だということ、蒼からの移植を受ければ助かることを告げられます。
杏花音は蒼が傷つくのは嫌だと言いますが、「杏花音を守るんだよ、もし逆だったとしてもお前は絶対俺を守ってる」という蒼の言葉に治療を受けることを決意します。
杏花音の受験
杏花音は蒼と同じ難関校の緑清高校の受験に挑んでいました。
ですが、受験中に倒れてしまった杏花音の進学はどうなったのでしょうか。
治療を受けはじめた杏花音の体調は安定し、外泊許可をもらえることに。
蒼に連れられた場所は緑清高校。
香鈴達も隠れて見守る中、緑清高校の掲示板には合格者・加冶屋杏花音と書かれた紙が貼られていました。
繰り上げ合格ではありましたが、無事に合格した杏花音。
そして、ついに移植が始まるのです。
完結漫画『ロマンチカクロック』最終回ネタバレ！その後の最後は？杏花音の病気は治った！？
それぞれの未来
高校生になってもその人気は衰えない蒼は、香鈴と待ち合わせをしているカフェに向かいます。
そして、香鈴に杏花音が少しずつ学校に通えるようになったことを告げます。
また、高校が違うわかなと辻莉も学校終わりに待ち合わせ。
未だ高校での友達ができない２人は、杏花音達の大切さを改めて実感。
そして、小晴は杏花音からの手紙を読みながら歩睦のことを考えていました。
そこに突如現れた歩睦。
２人はお互いの気持ちを伝え合い、晴れて付き合うことになりました。
慎ちゃんも変わらず、杏花音のために杏花音の大好きなケーキを作るのでした。
杏花音
すやすやと眠る杏花音は飼い猫のミルキーに起こされます。
念願の高校生活が始まるとテンションが上がる杏花音に蒼は「免疫が下がっている今が1番気をつけないといけない」と心配します。
杏花音は杏花音で、移植のお礼を未だ言えていないことを気にしていました。
高校の制服に着替えて、慎ちゃんが送ってきてくれたケーキを頬張る杏花音。
そして加冶屋家全員で学校に向かいます。
杏花音達が家を出た後、入れ違いにパパが帰ってきまが、それはまた別のお話。
杏花音の入学式
学校では香鈴が待っていました。
「蒼の幻の双子」として噂されていた杏花音の登場に生徒達はざわつきます。
私よりも目立つなと蒼に文句を言う杏花音でしたが、写真を撮る際、隣に並ぶ蒼に「ありがと これからも よろしくね」と告げます。
この杏花音の言葉に「こっちのセリフ」と蒼は返すのでした。
まとめ
以上が『ロマンチカクロック』の最終巻の内容です。
無事に移植が成功し、高校にも通えるようになった杏花音は楽しい学校生活を送るのだと思います。
一度は止まってしまった双子の時間も、きっとこの先止まることはないかと思われます。
それぞれが大切な人と一生懸命、毎日を生きる姿には最後まで元気を貰えます。
ぜひ杏花音と蒼、双子の物語『ロマンチカクロック』を読んでみてください！
『ロマンチカクロック』最終回の読者の評判・反応は？
めちゃくちゃ刺されてる最高あんな息子ほしい
最終回全てが平和な世界だったロマンチカクロック…— 高森 (@IPr1b) June 11, 2021
ロマンチカクロックのモノローグすっごくすき。
特に最終回の。良すぎるううう🥺— る (@pjaayu_) May 26, 2020
小学生ぶりにロマンチカクロックちゃんと読んで最終回わかんなかったからまじでめちゃめちゃ面白かった、でものその槙ようこ先生が漫画家引退されたことがショック、他の世界でも活躍されている槙ようこ先生がみれますように
— のあ (@noooooah_0) August 17, 2019
槙ようこ先生引退かぁ。・゜゜(ノД`)
槙先生の絵柄も大好きやったし
愛してるぜベイベの最終回泣いたし…!!ロマンチカクロックは本当にキラッキラして
白黒やのに眩しいぐらい､話の内容も素敵でした(´；ω；`)槙先生､お疲れ様でした
素敵な漫画をありがとうございました✨#槙ようこ先生— 柚川リョウ (@Yuzukawa_Ryo) July 3, 2019
少女漫画の好きなシーン003
ロマンチカクロック
最終回の最後のページ。
【いつだって 今が物語のはじまり】#りぼん #集英社#槙ようこ#ロマンチカクロック#少女漫画の好きなシーン pic.twitter.com/XItPOlVwyG— 男りぼんっ子芸人 田舎はるみ (@inaharu_ribonko) February 19, 2017
ロマンチカクロックの最終回ほんとにすき
いつだって今が物語の始まりってヒキが槙さんー！てかんじでりぼんー！てかんじで大好き 途中のあかねの病で不穏だったあたりはあまり好きになれなかったけど最終回がほんとに綺麗に終わっててよかったねってなる— 🍋💛 (@Yaneon11100) July 18, 2016
ロマンチカクロック10巻読み終わった；；；；；；本当にいい最終回だったし、番外編も面白かった！
— にむら (@paml_1329) July 6, 2016
購入品!!
ReReハロとロマンチカクロック！
ロマンチカクロックの表紙可愛いすぎてやばい💕裏表紙とかほんと惚れた😍😍本当、槙ようこさんの絵可愛い❣️いい最終回でした！また次の作品も楽しみ😘#ReReハロ#ロマンチカクロック pic.twitter.com/jBHcrTtQWv— CANDY (@Riru912) June 27, 2016
槙ようこ先生のロマンチカクロック10巻【最終回】
ゲットしましたよ、あかねちゃんおめでとうよかったね、だし
双子の絆は強いしそれぞれのカップルも順調だし
ハッピーエンドで幸せです pic.twitter.com/XkQwYffFu1— やまやましほ (@THEwawawaZA) June 26, 2016