ルフィが覚醒!ギア5とは?悪魔の実がヒトヒトの実で神の力・ジョイボーイとは何者?ワンピースの秀逸すぎる伏線も調査!

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今回紹介するのは、現在連載中のワノ国編にて衝撃の事実が語られた、主人公ルフィと、その能力についてです。

 

3月28日発売の週刊少年ジャンプ17号に掲載された1044話にて、これまでの物語を揺るがす事実が語られました。

 

今回はその「衝撃の事実」と、そこに至るまでの経緯、世間の考察等を解説していきます。

 

また漫画『ONE PIECE』を1巻から最新巻まで無料で読みたい!という方に『ONE PIECE』を合法的に全巻無料で読む方法も併せてご紹介していきます。

 

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『ワンピース』ルフィの悪魔の実はゴムゴムの実ではなくヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”?

物語の主人公・ルフィのプロフィール

本名は、モンキー・D・ルフィで、「麦わらのルフィ」の異名で呼ばれています。

 

誰もが知るワンピースの主人公で、彼自身が立ち上げた「麦わらの一味」の船長です。

 

ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を手に入れ、海賊王になるために航海をしています。

 

破天荒で自分勝手な性格ゆえに、常にトラブルメーカー。

 

しかし仲間思いで、自分の信念を曲げることはなく、己の信念や仲間のためであれば世界政府でさえも敵に回すことを厭わない豪胆さを持っています。

 

「自由」であることを第一に考えており、誰かに縛り付けられることを極度に嫌っています。

 

海賊王ゴールド・ロジャーの右腕シルバーズ・レイリーに、海賊王になることの覚悟について「君にこの海を支配できるか?」と問われた際は、「支配なんかしねェよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ!!!!」と返しています。

 

ワノ国編時点での懸賞金は15億ベリー

 

ビッグ・マム海賊団との戦いの末、「最悪の世代」と呼ばれる超新星の海賊たちの中でも、その危険性を注視され、それまで海の皇帝と呼ばれてきた四皇に並び、「5番目の海の皇帝」と噂されるほどになりました。

 

また、5600人の「麦わら大船団」の大頭でもあります。(ルフィ本人は「窮屈」という理由で大船団の頭を断っていますが、大船団のメンバーは勝手に子分盃を飲んで忠誠を誓い、大船団となりました。)

 

戦闘能力はとても高く、10億ベリーを越えるビッグ・マム海賊団のシャーロット・カタクリを倒すほどの実力があります。

「ゴムゴムの実」の能力者?

悪魔の実と呼ばれる果実を食べた能力者で、身体がゴムの性質を持っています。

 

伸びる、打撃や雷が効かない、風船のように膨らむなどの特徴があり、この伸び縮みする身体を、攻撃や防御に応用します。

 

しかし、ゴムの身体も斬撃は効くため、敵の斬撃に対しては避ける、覇気という力を纏う、などで応戦します。

 

「ゴムゴムの〇〇」と名のつく技をいくつも持っており、戦闘中に新しい技を作成することも多いです。

 

そして最近、この「ゴムゴムの実」に関して、衝撃の事実が語られました。

明かされたゴムゴムの実の“もう一つの名前”とは?

ゴムゴムの実の特異性が浮き彫りになったのは、1017話です。

 

語ったのは、四皇カイドウ率いる百獣海賊団の一人、フーズ・フー。

 

彼は、かつて政府の諜報機関CP9の一員でしたが、12年前にミスを犯し、投獄されていました。

 

そのミスというのが、「政府の船で護送されていた“悪魔の実”を奪われる」というものでした。

 

そのとき奪われた悪魔の実が、「ゴムゴムの実」だったのです。

 

しかし、この話には奇妙な点があります。

 

悪魔の実は、海の秘宝ともいわれるほど貴重で珍しいものではありますが、これまでの物語の中で登場した悪魔の実は、そこまでの厳重な保管はされていません。

 

せいぜい宝箱に入れられている程度です。

 

しかし、ゴムゴムの実は「CP9によって政府の船で護送」されていたというのです。

 

そこまでの厳重さが必要ということであれば、「ゴムゴムの実」は非常に重要な実ということになります。

 

そして、1037話にて、過去数百年も覚醒しなかった悪魔の実があり、その実はもう一つの名前を持つことが明かされました。

 

その実に関して、「歴史からその実の名前を消すため」に「わざわざあの“悪魔の実”にもう一つの名を与えた」ということでした。

 

ここでは“もう一つの名を持つ悪魔の実”が何かということは語られませんでしたが、前述のゴムゴムの実の護送の件を考えると、ここで話に上がっている“もう一つの名を持つ悪魔の実”はゴムゴムの実である可能性は高いのではないかと話題になりました。

 

1043話にて、ルフィは、戦いの最中に政府の介入を受け、カイドウに敗北してしまいます。

 

ここで、巨大なゾウ、象主(ズニーシャ)が「ジョイボーイが帰ってきた」という内容の発言をするのです。

 

(ジョイボーイについては後ほど解説します)

 

さらに、カイドウに敗北したはずのルフィは「にかっ!」と笑い、その頭上には、どろどろとした不思議な物体が描かれました。

 

そして、1044話。

 

“もう一つの名を持つ悪魔の実”とは「ゴムゴムの実」であり、そのもう一つの名は、動物(ゾオン)系悪魔の実、「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」であると判明しました。

 

さらに、その能力についても語られました。

 

能力はニカになる能力で、ニカとは「体はゴムそのものの性質を持ち、空想のままに戦い人々を笑顔にした“解放の戦士”」であるということ、そして、「またの名を“太陽の神ニカ”」だということでした。

 

覚醒すると腕力と自由を得る「世界で最もふざけた能力」ということです。

 

この“太陽の神ニカ”については、1018話にフーズ・フーによって語られていました。

 

太陽の神ニカとは、太古の昔に奴隷たちを解放してくれると信じられていた戦士のようです。

 

しかし、フーズ・フーにこの話をした看守は、その後消されてしまい、それを知ったフーズ・フーは命がけで脱獄しました。

 

政府は、ニカの話をしただけ、またはニカのことを知っただけでその者を抹殺するほどに警戒し、恐れているようです。

 

ルフィが覚醒してギア5(フィフス)に?ギアシリーズ解説!

1044話にて、ルフィの悪魔の実が覚醒し、「ヒトヒトの実 モデルニカ」の真価が発揮されることとなりました。

 

そしてルフィはとうとう「ギア“5(フィフス)”」を発動します。

 

ここでは、これまでの「ギア」の技のおさらいと、ギア5の戦い方を紹介します。

ギア2

ゴムの身体を伸縮させることで、血液の流れを早め、超人的な早さを手に入れる技。

 

常人であれば心臓が破裂するほどの血流速度にすることで、ルフィ自身のスピードが上がり、その速さで繰り出される技の威力も向上します。

 

発動時は血圧の上昇によって体から湯気が立ち上り、身体が赤くなります。

 

技名は「ゴムゴムのJET〇〇」に変化します。

ギア3(骨風船)

自分の骨に空気を入れることで、巨人族のように巨大になった手足で攻撃する技。

 

技名は「ゴムゴムの巨人(ギガント)〇〇」に変化します。

 

その威力は、巨人族の海兵ですら吹っ飛ばせるほどで、技名の通り、巨人族のようなパワーを実現しているようです。

 

解除と同時にルフィ自身の身体が縮んで子供のような姿になってしまうという弱点がありましたが、2年間の修行を経て克服しました。

ギア4(筋肉風船)

武装色を纏った状態で、筋肉に空気を入れて膨らませる技。

 

ルフィの体格全体が巨大化し、体型も変化します。

 

現状では「バウンドマン」、「タンクマン」、「スネークマン」の3種類を使い分けているようです。

 

強い武装色の覇気を纏いながら膨らむことで、桁外れのゴムの弾力と張力で、攻撃力、防御力ともに強化されます。

 

しかし、すさまじい覇気を使用するため、一度解除してしまうと10分間は覇気を使用することが出来なくなってしまうという弱点があります。

 

戦いの最中では圧倒的不利な状況に陥ってしまうため、覇気がきれる前に遠くへ逃げるなどの戦法をとることになります。

ギア5 覚醒した能力とは?

ゴムゴムの実の覚醒によって手に入れた力で、ルフィが発動した新しい技が「ギア“5”」です。

 

カイドウに負けたルフィは、まだ自分が立てることに疑問を覚えながらも、覚醒した実の力を実感し、自分のやりたかったことが全部できると直感しました。

 

そして「これがおれの最高地点だ……!!」と発動させたのが、ギア5です。

 

能力は「自由」と「腕力」を得るものであると説明されています。

 

実際に、覚醒ののち、ルフィは巨大な龍であるカイドウを引っ張り上げて振り回すほどの怪力になっています。

 

また、カイドウの放った技を防ぐ際には、床をゴムのように伸ばして壁のようにして、そのまま技を跳ね返してしまっています。

 

これは、床にゴムの性質を付与しているようにも見えました。

 

これは、動物系悪魔の実ではなく、超人(パラミシア)系悪魔の実の覚醒に見られる「周囲の物体に実の特性を付与する」能力と同じですが、詳細は明らかになっていません。

 

また、戦いの最中、ルフィは常に楽しそうに笑っており、「驚いて目玉が飛び出る」などのアニメや漫画チックな表現が多く盛り込まれています。

 

これらの戦い方は、まさに「空想のままに戦い人々を笑顔にした」というニカの伝承と変わらないものでした。

 

『ワンピース』ルフィのゴムゴムの実に関する伏線を調査!

ワンピースの醍醐味の一つとして挙げられるのが「伏線」です。

 

ワンピースには、数々の伏線が描かれており、数年、十数年後にその真実が明らかになるといったことも多くあります。

 

ここでは、「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル“ニカ”」に隠された伏線をご紹介します。

ゴムの木 ガジュマル

ゴムの木ともいわれるガジュマル。

 

これは、モルディブではニカと呼ばれており、人々の願いをかなえるとされているそうです。

 

ニカの力を持つことの出来る実の別名が「ゴムゴムの実」だったのは、なにか関連があるかもしれません。

62巻表紙

単行本62巻では、空を見上げるルフィの真上に、イチカ、ニカ、サンカ、ヨンカ、ヨンカツーの5人が泳いでいます。

 

彼女たちは、魚人島に住むメダカの人魚です。

 

しかし、この5人の並び順が不自然な形になっているのです。

 

本編内では常にイチカからヨンカツーまで順番に並んでいる5人ですが、

 

なぜか表紙でのみイチカ、ヨンカ、ニカ、ヨンカツー、サンカ、という順になっています。

 

そして、ルフィが見上げる真上にいるのは「ニカ」なのです。

 

これは、ルフィの食べた実が、「ニカ」の力を得る実だと示していたのでしょうか。

ルフィの誕生日

ルフィの誕生日は5月5日です。

 

しかし、これはワンピースファンにとって長年の謎でした。

 

ワンピースのキャラクターの多くは、語呂合わせによって誕生日が決まっています。

 

例えば、ナミであれば7月3日、サンジは3月2日、ゾロは、ゾロ目ということで11月11日。

 

それは能力名にも適応されており、ヨミヨミの実の能力者であるブルックの誕生日は4月3日といった具合になっています。

 

しかし、なぜかゴムゴムの実の能力者であるルフィの誕生日は、5月6日ではなく、5月5日でした。

 

その理由は明かされておらず、長い間謎のままでした。

 

しかし、今回ルフィの悪魔の実のもう一つの名が「ヒトヒトの実 モデル“ニカ”」と明らかになりました。

 

ニカというカタカナを組み合わせると、漢数字の「五」になります。

 

そのためルフィの誕生日は5月5日だったのでしょう。

 

神の力?ジョイボーイとは何者?ワンピース今後の展開予想!

ここで、先ほどゴムゴムの実の別名を紹介する際一度名前の出た「ジョイボーイ」について解説します。

 

ジョイボーイとは、魚人島編にて初めてその名が登場した、空白の100年に存在した人物のことです。

 

ジョイボーイについて説明する前に、簡単に空白の100年について紹介します。

空白の100年について

空白の100年とは、ワンピースの世界の900年前から800年前まで存在していた100年間の事です。

 

その時代のことは誰も知らず、研究してもいけないことになっています。

 

万が一調べていることが世界政府に知れると、殺されてしまうほど禁忌の歴史とされているのです。

 

この空白の100年についてわかっているのは、

 

この時代のことを記した「歴史の本文(ポーネグリフ)」という文書があり、これは固い石に古代文字で書かれているということ、その100年の間に、ある巨大な王国が存在したということ、そして、800年前、空白の100年が明けるのと同時に、現在の世界政府が設立されたということです。

 

これらを踏まえると、空白の100年の間に、世界政府にとって不都合な事実が隠されていることは明確でしょう。

 

この空白の100年は、考古学者ロビンが知りたいと願い続けている歴史であり、ワンピースの世界の最大の謎の一つです。

ジョイボーイとは?

では、ジョイボーイとは何か、についてご紹介します。

 

ジョイボーイとは、空白の100年に存在した人物とされています。

 

魚人島のポーネグリフを読んだロビンは、これまでに読んできたポーネグリフとは違い、手紙のような内容になっていました。

 

それは、ジョイボーイから当時の人魚姫にあてられた謝罪文だったのです。

 

ジョイボーイは、人魚姫としたとある約束を果たせなかったことを謝っていたようです。

 

次に登場したのは、ワノ国編で描かれた過去編にて。

 

それは、海賊王ゴール・D・ロジャーの冒険を描いた過去編でした。

 

ロジャーは、最後の島ラフテルに辿りつき、大笑いをします。

 

「ジョイボーイ、おれは……!! お前と同じ時代に生まれたかった」

 

「とんでもねえ宝を残しやがって……!!!」

 

このことから、ゴールド・ロジャーは、ワンピースはジョイボーイにも関係する宝であることが分かります。

 

その後、世界の真実をしったワノ国の大名おでんは、いずれ現れるジョイボーイを待つためにワノ国を開国しようと奮闘する様子が描かれます。

 

次にジョイボーイの名前が語られたのは、四皇カイドウとの戦いの最中でした。

 

カイドウはルフィと戦いを繰り広げ、ルフィはカイドウに倒され、海に落とされてしまいます。

 

落下していくルフィを見ながら、カイドウは

 

お前も…ジョイボーイには……なれなかったか……!!

 

と呟くのです。

 

また、カイドウの部下であるルナーリア族のキングは、カイドウこそがジョイボーイであると思っているようでした。

 

このことによって、「ジョイボーイに“なる”」ことがあり得ることが示唆されました。

 

ジョイボーイとは人の名前ではなく、役割の名や通り名である可能性が出てきました。

 

そして、先ほどゴムゴムの実のもう一つの名について解説した際にも話題に上がった、1043話。

 

象主が、「ジョイボーイが帰ってきた」と発言します。

 

「間違いない そこにいるぞ」

 

「ジョイボーイが…‥‥!! 帰ってきた!!!!」

 

そして、1044話のゴムゴムの実の覚醒。

 

これらのことから、ゴムゴムの実が覚醒したことにより、「ルフィはジョイボーイになった」可能性があることが分かります。

 

今後の展開予想

実の覚醒により、ルフィはおそらくカイドウに勝つことが出来るのではないでしょうか。

 

大きな問題はそのあとにあります。

 

ルフィは、悪魔の実が覚醒しジョイボーイになったようですが、これは、世界政府が最も恐れていることです。

 

「ルフィは四皇カイドウに勝利した」

 

「太陽の神ニカの力を手に入れ、ジョイボーイになった」

 

この2つのニュースは、世界政府のトップである五老星にとって、とてつもなく恐ろしい出来事であるはずです。

 

懸賞金は、これまでの比にならないほど上がることは間違いないでしょう。

 

今後の航海には、政府の諜報員CP0から常に追われるようになる可能性もあります。

 

また、ワノ国での戦いの終了と同時に、世界会議(レヴェリー)で起きた事件に関しても物語が動き出すのではないでしょうか。

 

世界会議とは、4年に1度行われる、世界政府加盟国の王たちが集う会議。

 

今回の世界会議では、様々な事件が起こりました。

 

アラバスタ王国の事件や、サボをはじめとする革命軍の事件、七武海の事件……。

 

これらの詳細は、まだ語られていません。

 

ルフィたちが起こした事件と合わせて、物語は一気に核心に向け舵をとることは確実です。

 

ルフィは、神話の太陽の神ニカのように、人々を「解放」する戦士となるのでしょうか。

 

全伏線の回収が始まったワンピースに今後も目が離せません!

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