薬屋のひとりごとルォメン(羅門)はマオマオの義父?元宦官医官であった過去とは?

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「薬屋のひとりごと」は、原作者日向夏先生による中華風ミステリー小説作品です。

 

コミカライズ版が「月刊ビッグガンガン」版と「サンデーGX 」版の2種類が存在しており、2023年にアニメ化が決定されるなど、人気のある作品です。

 

薬屋のひとりごとには、魅力的なキャラクターが数多く登場しており、それが作品の人気である理由の一つにもなっています。

 

今回は、猫猫の養父である漢 羅門(カン・ルォメン)について、詳しくご紹介していきます!

 

『薬屋のひとりごと』を全巻無料で読む方法は?

日向夏による原作小説『薬屋のひとりごと』は、2つの漫画雑誌にてコミカライズされています。

 

1つ目は「月刊サンデーGX」に連載されている『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』です

原作:日向夏

作画:倉田三ノ路

キャラクター原案:しのとうこ

 

もう一つは「月刊ビッグガンガン」にて連載されている『薬屋のひとりごと』です。

原作:日向夏

作画:ねこクラゲ

構成:七緒一綺

 

『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりもしくは同じく小学館が運営するマンガワンにて無料で読むことができます。

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『サンデーうぇぶり』『マンガワン』共に公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

 

漫画アプリの『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』第1巻から最新巻(最新話)に収録されているすべてのエピソードを無料で読むことが可能です。

 

安心安全に、そしてタダで『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』を最新巻まで読破したい方は『サンデーうぇぶり』もしくは『マンガワン』を使う方法がベストです。

 

※『サンデーうぇぶり』『マンガワン』では、1日に無料で読める話数に制限があります。2つのアプリをダウンロードして読み進めることをオススメします。

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『薬屋のひとりごと』(月刊ビッグガンガン)は漫画アプリ『マンガUP!』で読める

月刊ビッグガンガンで連載中の『薬屋のひとりごと』は、スクウェア・エニックスが運営する公式漫画アプリ『マンガUP!』にて最新巻まで無料で読むことができます!

 

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月刊サンデーGXの方と読み比べてみて、お好きな方を読み進めみてはいかがでしょうか?(^^)/

 

※もちろん『マンガUP!』をダウンロードする際もお金は一切かかりませんので安心してください!

猫猫(マオマオ)の養父である羅門(ルォメン)は何者?羅門の人物像をご紹介!

羅門の人物像

 

羅門は柔和でお人好しの性格の持ち主で、猫猫が生まれ育った花街にある緑青館(ロクショウカン)という高級楼閣の中で薬師として働いています。

 

薬や毒はもちろんのこと、医術に対する知識も豊富でかなり腕の立つ人物です。

 

一方で代金を貰わないことがあるなど損得勘定が欠落しており、本来は収入に困らない職業でありながらあばら家で質素な暮らしをしています。

 

そのため猫猫がきちんとお金をもらっているか確認をしたり、後宮で臨時収入を得た際に仕送りをしたり、または食材を土産に持ち帰ろうとするなど、なにかと養娘から気にかけられることが多いのです。

羅門は元宦官医官で優秀な人物

実は羅門は名家である羅の一族の人間で、西方の国に留学するほどの才覚があり、彼の字を真似れば科挙という官僚登用試験に合格できると噂されるほどに、大変優秀な人物でした。

 

医官として宮廷で働くことになった際、留学していたという理由で先帝の母である先の皇太后に宦官にされたという経緯があります。

 

そのため、後宮を出入りできる優秀な医官として重宝され、妃達の治療も行っていました。

 

ちなみに、後宮のあちこちに薬草を植え込むという変わったクセがあったため、今でも後宮内のどこかに様々な種類の薬草が育ち、猫猫がそれを収集するというサイクルが出来上がっています。

 

なぜ猫猫は父親と母親と離れて羅門(ルォメン)と暮らしていた?

羅門が猫猫の養父となった経緯について

序盤から羅門は猫猫の養父であることが明かされていますが、なぜ羅門は猫猫を引き取ることになったのでしょうか?

 

その原因は、実の父親である羅漢(ラカン)と、母親である鳳仙(フォンシェン)にあります。

 

羅漢は武術の才はありませんでしたが囲碁や将棋などの盤上遊戯を得意とし、頭の切れる事と家柄のおかげで軍部にて人材登用の仕事を任され出世していきます。

 

ある日、仕事仲間の付き合いで行った妓楼で、囲碁では負けなしと噂されていた妓女である鳳仙と出会います。

 

その時から二人は、ひたすら囲碁と将棋を繰り返すだけの逢瀬を何年か続けていました。

 

鳳仙は男性に媚びず当たりがきついことで有名でしたが、一部の好事家からの受けが良かったため身請け話が持ち上がった際に、かなりの高額で競り合いがなされていました。

 

当時の羅漢では到底太刀打ちできず、彼が鳳仙を身請けすることは不可能となります。

 

素直になれないだけで密かに羅漢に好意を抱いていた鳳仙は、賭け碁を持ちかけて勝負も曖昧なままで夜を共にします。

 

その後、鳳仙は猫猫を身籠ったことで身請け話は破談となり、妓女としての価値が大幅に下がったことで夜鷹のごとく安い仕事を請け負った結果、梅毒に感染したうえ治療を受けなかったことで末期症状まで進行し、廃人同然となってしまいました。

 

羅漢は父親からの命令で都から離れざるをえず、その結果戻るのに3年もかかってしまいました。

 

生まれた猫猫は鳳仙から愛情を受けることはなく、花街に薬師として偶然やってきた羅門に引き取られたのです。

 

ちなみに羅漢と羅門は親戚同士で、羅門にとって羅漢は甥にあたり、猫猫は大姪にあたります。

 

猫猫は肉親の元に戻る?

猫猫は羅漢のことをせいぜい種馬がいいところだとしており、自分が「おやじ」と呼ぶのは羅門のみとしています。

 

また、鳳仙のことは母親らしく接してくれた記憶が全くなく、自分を産んだ女というぐらいの認識しかありません。

 

しかし、猫猫は自身の計略と梅梅(メイメイ)の手引きにより、羅漢と鳳仙を17年ぶりに再会させるよう導いていることから、二人の事を恨んでいる訳ではないようです。

 

ですが猫猫はこれからも羅門の養娘でいることを望んでいるので、羅漢や鳳仙の元に戻ることはないでしょう。

羅門(ルォメン)はなぜ肉刑を受けて後宮から追放された?羅門の過去とは?

羅門は罪を犯した?それとも冤罪?肉刑を受けた理由

優秀な医官として後宮で活躍をしていた羅門ですが、とある理由で肉刑を受け後宮から追放された経緯があります。

 

現皇太后と阿多妃の出産が重なった際、命令により羅門は現皇太后の出産を先に立ち合うことになります。

 

しかし、阿多妃は難産となり結果として東宮を無事に出産できたものの子宮を失うことになり、二度と子を産むことが出来ない身体になってしまいます。

 

そしてその一年後、阿多妃の子どもは謎の死を遂げることになり、これを医官である羅門の責任であるとされました。

 

出産時の処置も含め度重なる失態を犯したとして、片膝の骨を抜かれ彼は後宮から罪人として追放されることになったのです。

 

しかしこの事件の真相は、阿多妃と現皇太后の赤子が秘密裏ですり替えられており、実際に死亡したのは現皇太后の子どもでした。

 

そして現皇太后の子どもが死亡した理由として、阿多妃付きの侍女頭である風明(フォンミン)が、実家の伝手で入手した蜂蜜を食べさせていたことが原因でした。

 

抵抗力の弱い赤子にとっては、毒性のない蜂蜜でも致命的な症状を引き起こすことがあるためです。

 

風明は蜂蜜が原因で赤子が死んだことを後から知り、阿多妃に負い目を感じていました。

 

なので羅門の失態はほぼとばっちりであり、冤罪と言っても過言ではないでしょう。

 

後宮から追放された後の経緯

後宮から追放された羅門は、後宮とは反対側に位置する花街に辿り着き、そこで薬師として仕事をするようになります。

 

先述したように、猫猫を産んだ鳳仙は母親としての務めを果たそうとしなかったため、緑青館の若手妓女であった、梅梅、白鈴(パイリン)、女華(ジョカ)、そしてやり手婆が面倒を見ていました。

 

そこに羅門がやってきて、猫猫を引き取ることにしたのです。

 

それ以降は、猫猫を大切に育てながら薬師の仕事をし、花街の住民や妓女達の治療を行っています。

 

ちなみにですが、羅門は自分で育てた薬草を使って薬を調合するのが好きなため、片足の状態が悪いのに畑仕事をしており、猫猫に少し心配されています。

羅門(ルォメン)は結局後宮に戻ったの?玉葉(ギョクヨウ)妃の出産を手伝うことになった理由とは

玉葉妃の子供が逆子だった

玉葉妃は第一子である鈴麗(リンリー)公主を産んだ約一年後に、第二子を妊娠します。

 

しかし、身籠った子どもが逆子であると後に判明します。

 

万が一逆子のまま出産を迎えた場合、子の命が危うくなり帝王切開をせざるを得なくなります。

 

しかし、後宮には外科手術できる優秀な宦官医官がおらず、母体である玉葉妃の命にも危険が及ぶ可能性がありました。

 

そこで、猫猫は玉葉妃に羅門を後宮へ呼ぶことを提案します。

 

彼ほどの適任のある人間が、他にいないからです。

 

玉葉妃付きの侍女頭である紅娘(ホンニャン)は、後宮から追放され罪人の身である羅門を招き入れることを反対しましたが、玉葉妃はその提案を受け入れることにしたのです。

 

それから間もなく、羅門は後宮に呼ばれます。

 

その後、玉葉妃が産気づいたため羅門が診ることになり、その結果母子ともに無事に出産を終えることが出来ました。

 

羅門は後宮に復職したのか?

逆子の件で後宮にやってきた時点で、羅門は臨時雇いの医官として復職しました。

 

羅門はその確かな医術の腕を見込まれ、他の妃達の健康管理のためにもしばらく医局に留まることになります。

 

その代わりに猫猫が花街に戻り、薬師としての仕事をこなすことに。

 

しかし、猫猫がとある事情により禁忌とされていた医術について学ぶ必要があったため、羅門は猫猫に医学のことを教えることになりました。

 

しばらく羅門は医局にいることになりますが、今後も後宮に居続けるかどうかは不明です。

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