今回は、苺プロダクションの元社長、斉藤壱護について解説していきます。
壱護はアイドルグループB小町を擁する芸能事務所、苺プロダクションの元社長であり、B小町の不動のセンターにして絶対的エース、星野アイをスカウトした人物です。
単行本一巻から登場しており、アイが妊娠時に産科医であるゴロー（転生後のアクア）のとこに診察に来た際にアイの後見人として登場しています。
物語序盤から登場していますが、アイの死亡から10年以上失踪していたため登場回数が少ないキャラクターです。
しかし、物語が進みアイ殺害の真相に近づくにつれて、徐々に失踪の理由や目的も明らかになっていきます。
そんな、斉藤壱護のプロフィールから物語にどう関わっていくのか解説します。
推しの子アニメのHPのURLが苺プロダクションなのエモすぎだろ！ pic.twitter.com/8IM8A7y1FM
— 迅な_シスターズ@ツインテールの美少女 そろそろ本気で絵描きます (@02_sisters) June 9, 2022
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【推しの子】星野アイを育てた事務所の元社長・斉藤壱護の正体を解説！
前述した通り、斉藤壱護は苺プロダクションの社長で、星野アイを育てた人物です。
アイが施設育ちだったため、戸籍上の保護者となっており実質的な父親代わりとなっています。
アイをスターにするために、表面的な親子関係なのではと思いきやそういうわけでもなく、ゴローのところに診察に行った際、妊娠の事実を受け入れられなかった壱護は「ものすごい便秘なのでは？」という発言をしており、それに対してアイは「そっちは順調！」と言うほどに、距離感は近い印象を受けます。
子供も産み、アイドルも続けるつもりのアイに対して最初は反対だったものの、最後は根負けしたような描写もあり、お互いに信頼関係が構築されているのが伺えます。
外見は茶髪にグラサンをかけたチャラチャラした格好をしており、無精髭に口調も荒いのも相まったガラが悪い印象です。
しかし、非常に面倒見がよく、人情家な性格をした人物です。
アイがセンターを務めるB小町をドームに連れて行くことを目標にしており、エースであるアイには人生をかけているほど期待をしていました。
しかし、ストーカー（リョースケ）にアイを殺害されてしまいます。
以降、苺プロダクションの社長を斉藤ミヤコにまかせ、壱護自身は失踪してしまいます。
86話で登場するまでに10年以上姿を消していた状態でした。
流行りに遅れて推しの子読んでるんだけど、ドーム公演をやるってほんとにすごいことなんだなぁ、、、
AAAはドームツアー何回もしてるし、Da-iCEとBE:FIRSTも近々立つだろうし、、未来見すぎかもだけど誇らしいよ pic.twitter.com/zDp9CdgJhs— こん (@_kooooooon_) January 18, 2023
【推しの子】斉藤壱護の経営手腕は？苺プロダクションの実績について解説！
斉藤壱護が社長を務める「苺プロダクション」は弱小芸能事務所であり、B小町が排出されるまではほとんど無名の事務所でした。
実際に第2話で、音楽番組のリハーサルを行なっていた際も、放送の穴を埋めるために呼ばれた「B小町」に対して笑顔で接するスタッフでしたが、裏では「B小町」について知らないし、興味もないというスタッフ達の描写が出てきます。
嘘と打算で溢れた世界と壱護は発言しており、「苺プロダクション」のように力のない事務所が割り込むには非常に厳しい世界です。
芸能界は大手による寡占状態が続いておりましたが、そんな中でドーム公演という大成功を納めており、それを成し遂げるに至ったのは「アイ」と言う存在です。
そして、そのアイの可能性を見出してスカウトしたのが斉藤壱護なのです。
もちろん、アイと言う絶対的なアイドルがいたとしてもドーム公演までたどり着くのは容易なことではありません。
壱護の手腕があり、アイを最大限生かすことができたからこそ一介のアイドルグループがドーム公演を成し遂げられたのだと思われます。
86話での再登場以降、現在はアイの娘であるルビーにアイドルとして売れるための助言を行なっています。
壱護の手腕は衰えておらず、ルビーのブレーンとしてサポートを行なっており、その助言にしたがってからルビーはアイドルとして一気に勢いに乗っていきます。
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【推しの子】斉藤壱護はなぜ失踪した？失踪の目的や現在をネタバレ紹介！
壱護はアイを12歳前後の時にスカウトしており、殺害される20歳までの約8年間、父親の代わりとしてアイを育てていました。
本当の父親ではなく、アイドルとして売り出すために後見人となった訳ですが、アイに人生の全てをかけて売り出しており、実の娘のようにアイを可愛がっていたので、アイが死亡してもっとも悲しんだ人物の1人です。
そのショックから、苺プロダクションの社長を辞任し失踪したかと思われ10話以降は行方不明の状態になっていました。
そして86話でルビーにより、居所が突き止められます。
実はアクアやルビーが住む町の近くでひっそりと暮らしていました。
住まいまでは公表されていませんが、常に釣り堀で時間を潰してる？ようなシーンで登場してきます。
アイを失った結果、生きる気力を無くしているのかと思いきや、壱護にはある目的がありました。
それはアイを殺害した黒幕に復讐することです。
アクアが感じているのと同じように、壱護もストーカー（リョースケ）はアイ殺害の実行犯というだけで、裏に極秘にしていたアイの住所をストーカーに伝え、殺させるように仕向けた人物がいると読んでいます。
苺プロダクションの社長のままでいれば人脈を利用し黒幕を見つけることもやりやすかった筈です。
しかし、そうはせず社長の座をおり、個人として黒幕の行方を探しています。
おそらく、壱護自身が行う復讐に苺プロダクションを巻き込まないため、苺プロダクションを離れたのだと思われます。
苺プロの前社長の中に業界に対する熱がまだまだ残っていてルビーに心強い味方ができたと感じられる回だった。自分のキャラを把握できていないルビーに草。#推しの子 pic.twitter.com/XLt8mOUnih
— わた飴五等分のぼく勉 (@barbe_papa_) June 27, 2022
【推しの子】斉藤壱護のその後はどうなった？
前述のように、現在は苺プロダクションを離れ、自身の手腕と人脈を使いルビーのブレーンとして動いています。
社長時代に築いたコネなども使い、ミヤコには秘密裏にルビーに仕事を振ったり、人気を出す一つの方法としてキャラクターを明確に示すことだとルビーに助言をしています。
例えば、アクアは「毒舌クール」キャラを押し出しており、誰かがアクアに振ればバッサリと切ってくれる役回りになっており、一方でルビーに対しては「バカで失礼で図太い」ところと伝えており、全面にそのキャラクターを出し道化を演じることで、バラエティーでも話がふられやすくなることを伝えています。
そうした助言もあり、ルビーの人気は目に見えてあがっていきます。
明らかにルビーだけではなし得ない人気の上がり方に裏に誰かがいることにアクアは気づき、壱護がいることを突き止めます。
以降、アクアも壱護と再会し互いの目的がアイの復讐をすることだと認識します。
第108話でアクアは黒幕の正体を知ったことを壱護に伝え、復讐の協力をしてほしいと壱護に依頼しています。
アクアはただ復讐のために殺すだけではなく、もっと壮絶な復讐を行おうとしており、それには壱護の手腕が必要なのだと思われます。
今後ストーリーの展開の中で、壱護の登場も増えていくと思われます。
ミヤコさんは社長だよな？
いつか壱護社長戻ってくるのかな？
と思っていたとこついに触れてきた…#推しの子 pic.twitter.com/9HKAHK4pEH— raw@サブ垢 (@oshino_ko_) September 15, 2022
【推しの子】斉藤壱護と苺プロダクション社長・斉藤ミヤコとの現在の関係は？
苺プロダクションは壱護の失踪後、斉藤ミヤコが経営を行っています。
斉藤ミヤコは、苺プロダクションの現社長であり、アクアとルビーの親がわりであり、斉藤壱護の妻です。
当時、夫の突然の失踪と、アイの殺害による世間からの質疑応答などでてんてこ舞いになる中、アイを失ったことで事務所の存続も危ぶまれていました。
ミヤコ自身が芸能界を渡っていく程のコネと経験を全く持っておらず、元々が弱小事務所ということもあり、経営自体はかなりギリギリだったそうです。
しかし、アイドル業界からの撤退と。ネットタレントのマネジメント経営で順調な利益を得るようになり、経営を立て直すことができました。
かなり危険な状態から会社を立て直し、なおかつ10年以上会社を存続させていたのですから、ミヤコの経営手腕はかなりのものです。
壱護自身も苺プロダクションの状況をどこからか聞いてるようで、自分の復讐にミヤコを巻き込まないようにしています。
今後のストーリー次第ではありますが、ミヤコが苺プロダクションを残しているのも、壱護をいつでも迎えられるようにするためと思われ、壱護もミヤコのことを考えているシーンが出てきます。
復讐が叶えば改めて、壱護とミヤコの関係は修復するものと思われます。