センチメンタルキス全巻無料で読む方法紹介!漫画アプリで最新刊までタダ?完結最終回した?著者・小森みっこ

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悩んでいる人
『センチメンタルキス』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。

 

違法手段ではないので、安心してください。 

結論!『センチメンタルキス』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める

いきなり、結論です。

 

『センチメンタルキス』はこちらの集英社が運営する漫画アプリマンガMeeにて全巻無料読むことができます。

マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

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『マンガMee』では、『センチメンタルキス』第1巻から最新巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。

 

安心安全に、そしてタダで『センチメンタルキス』を最新巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。

 

『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。

  • この音とまれ!
  • ヒロイン失格
  • ハニーレモンソーダ
  • 美食探偵 明智五郎
  • ダメな私に恋してください
  • 雛鳥のワルツ
  • 虹色デイズ
  • 高校デビュー
  • 俺物語
  • 青空エール
  • 素敵な彼氏
  • ごくせん
  • アシガール
  • 椿町ロンリープラネット
  • NANA
  • センセイ君主
  • シュガーズ
  • 僕に花のメランコリー
  • ひるなかの流星
  • 消えた初恋
  • メイちゃんの執事
  • 初×婚(ういこん)
  • ハル×キヨ

などなど…

 

半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!

マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリサンデーうぇぶりや白泉社が運営するマンガParkも特にオススメです。

サンデーうぇぶり

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マンガPark-話題作多数!人気漫画が毎日更新で読める

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以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

サンデーうぇぶり
  • 名探偵コナン
  • YAIBA
  • MAJOR(MAJOR2nd)
  • switch(スイッチ)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • らんま1/2
  • 境界のRINNE
  • うる星やつら
  • MAO
  • 今日から俺は
  • お茶にごす
  • 天使な小生意気
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師
  • トニカクカワイイ
  • 魔王城でおやすみ
  • よふかしのうた
  • 葬送のフリーレン
  • BE BLUES(ビーブルーズ)

などなど…

 

マンガPark
  • ベルセルク
  • ウロボロス
  • フルーツバスケット
  • あそびあそばせ
  • 高嶺と花
  • 桜蘭高校ホスト部
  • 自殺島
  • 無法島
  • ホーリーランド
  • 暁のヨナ
  • ハチミツとクローバー
  • ギャルごはん
  • ふたりエッチ
  • 神様はじめました
  • 学園アリス
  • 狼陛下の花嫁
  • 赤髪の白雪姫
  • 覆面系ノイズ
  • それでも世界は美しい
  • 当て屋の椿
  • 鬼門街
  • 3月のライオン

などなど…

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

サンデーうぇぶり

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こちらの記事では、特にオススメする漫画アプリを厳選してランキング形式でご紹介しています「無料で多くの有名漫画を読みたい」と思っている方はぜひ一読してみてください。

完全無料!おすすめ漫画アプリをランキング形式で紹介!【お金がかからない読み放題のマンガアプリ!知らなきゃ大損!】

 

次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

 

『マンガMee』の基本的な使い方

『マンガMee』では、アプリ内アイテムであるチケットボーナスコインを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『センチメンタルキス』も1日に最大5話まで読み進められます。

 

ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『マンガMee』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです

マンガMee-人気の少女漫画が読めるマンガアプリ

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『マンガMee』のボーナスコインとは?

『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)

 

↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。

「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。

 

1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)

 

また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!

1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。

 

単行本にすると1~2冊分です。

 

このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。

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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

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『センチメンタルキス』世間の評価は?

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『センチメンタル・キス』ってどんな話?

大学生の夏川佑菜は、シングルマザーの母を助けるためにバイトに明け暮れ、反抗期中の中学生の妹・菜々に振り回され、多忙な日々を送っていました。

 

ある日、妹を連れ戻すためにクラブのイベントに潜入した佑菜は、かつて通っていた高校の後輩・久瀬日和に危ないところを助けられます。

 

出会って間もないのに佑菜のことが気になって仕方がない日和。

 

初めての感情に戸惑いつつも佑菜への想いを自覚し、佑菜に振り向いてもらえるように奮闘します。

 

そんな年下男子の一途な恋心にキュンとするお話です。【第12話-①P13】

『センチメンタル・キス』面白い?見どころ紹介!

見どころ①男の子目線が新鮮!日和のピュアで真っ直ぐな恋心に浄化される

多くの少女漫画は主人公の女の子が好きな人を振り向かせるために頑張るというパターンですが、本作は男の子目線なのが新鮮です。

 

そうなんです。

 

佑菜が主体で進んでいくかと思いきや、途中からは日和が主体になるという驚き!

 

日和が恋に落ちた瞬間の独白や、佑菜に会いたくてたまらない時の気持ちなど、男の子の一途な想いが見られる漫画なのです。

 

しかも、その恋心が初々しくてどこまでも真っ直ぐで爽やかで、心が洗われます。

 

ただ一途に佑菜を追いかけ、想いを伝える日和がキラキラ眩しくて仕方ない。

 

こんなふうに年下の男の子に思われるのが理想!という女子は多いはずです。

 

ここからさらに、亜蘭が恋敵として絡んでくるならば、日和の嫉妬心や独占欲などのダークな部分も見られるかもしれません。

 

それでもきっと日和なら爽やかなのでしょうね。

見どころ②年下男子・日和がカッコイイ上に可愛くて尊い

本作の魅力はなんといっても日和の人物設定でしょう。

 

日和は基本、佑菜の前ではワンコ系男子なのですが、鍛えてるからいざという時に強かったり、普段は落ち着いていて真面目なのに、佑菜を前にするとドキドキして赤面したり、ちょっと大胆な行動に出たりとカッコ良さと可愛さとが大渋滞してます。

 

剣道男子で礼儀正しく、汗までも爽やかなイケメン。

 

しかも、熱中症で倒れた男性をお姫様抱っこして運んでしまうような好青年で、男女ともに友達が多い本当に良い子なんです。

 

もう絶対に幸せになってほしい!いや、幸せにしてあげたいと読者に思わせるような魅力がある男の子ですね。

 

特に日和とペットの獅子丸がじゃれ合う姿は必見だと思います。

 

可愛すぎます。

 

そんな日和にぜひキュンキュンしてくださいね!

見どころ②それは好きになっちゃう!佑菜の無自覚っぷりが可愛いくて罪

自分では男性にモテないと思っている佑菜。

 

原因は亜蘭が裏で牽制していたからでは…?と思われる場面もありましたが、これまで彼氏がいたことはない様子です。

 

おそらく、勉強や家のこと、菜々の世話で恋愛どころじゃなかったのでしょう。

 

そんな佑菜は自分の可愛さにも無自覚。

 

自分の言動が男性にどう映るか分かっていないので、無自覚に日和をドキドキさせている天然小悪魔です。

 

でも、いやらしさとかあざとさが無いのが佑菜の良いところ。

 

ただ、男のみならず女までも惚れさせてしまうような無邪気な笑顔を不意に見せたりするのが天然小悪魔たる所以ですね。

 

ところが、そんな笑顔を見せるくせに、佑菜は日和に対してあくまで大人と子どもとして接します。

 

日和の思わずこぼれた気持ちも、年上への単なる憧れだとして聞かなかったふりをするのです。

 

日和の気持ちに応えないのは、日和自身がどうかということではなく、20歳と17歳という年の差があることが大きく影響しているのでしょう。

 

佑菜自身は未成年と恋をするなんて有り得ないと思っているようですね。

 

社会人になると3歳の年の差なんてたいしたことないのですが、高校生や大学生くらいだと3歳というのは重く思えるのかもしれません。

 

そんな佑菜のお姉さんの表情を日和が崩して佑菜の可愛さをもっと引き出してほしいですね!

見どころ③美麗な作画に癒される

作者・小森みっこ先生の漫画は本当に美しいの一言に尽きます。

 

扉絵などもため息が出るほど美しい。

 

女の子はただひたすらに美しく、可愛いし、男の子は美形です。特に良いのは男の子の骨格がしっかり描かれているところだと思います。

 

細いのに腕や背中に筋肉はしっかりとついているであろうことが画から伝わってくるからすごいです。

 

男性と女性の体格差や手の大きさの違いなども丁寧で、日和が佑菜の手を掴んだ時や、日和が佑菜を抱き締めた時の体格差や身長差にドキドキ!

 

一つ一つの表情の変化や動作の書き込みも素晴らしく、構図や見せ方も上手だなと思います。

 

とにかく画が上手すぎるので、この画を眺めるだけでも幸せな気分になれちゃいますよ!

『センチメンタル・キス』登場人物紹介!

夏川佑菜(なつかわゆな)

楸瑛大学の2年生で20歳。

 

小学生の頃に父親が亡くなり、中学校教員で多忙な母を支えるためにバイトをして、妹の世話までこなす頑張り屋さんです。

 

お姉さん気質の世話焼きなタイプですが、年上だから、姉だからと無理に大人ぶっている面があります。

 

日和のことも子ども扱いしますが、日和には年上らしからぬ恥ずかしい場面を見られたり危ないところを助けられたりしています。

 

自分では男性にモテないと思っていますが、無自覚なだけで周りの反応は違うようです。

 

ドッグカフェでバイトをしており、大の犬好き。

 

日和からは、ペットの獅子丸の画像を送ってもらうようになります。

久瀬日和(くぜひより)

睡蓮高校2年の17歳で、酔った佑菜をピンチから助けて介抱した男の子。

 

会ったばかりの佑菜のことが不思議と気になり、佑菜と関わり合ううちに自分の恋心を自覚します。

 

剣道部所属で実家も剣道道場を開いているため、文武両道で爽やかなイケメンなのに剣道漬けの日々で恋愛とは程遠い生活を送っていました。

 

基本的には落ち着いており、自分を客観的に見ることができる冷静な目を持っていますが、佑菜を前にすると熱くなったり拗ねたりする高校生らしいところもあります。

 

良く言えば純情、悪く言えば脳筋な体育会系男子。

 

ペットの黒柴・獅子丸がきっかけで佑菜と親密に…。

亜蘭(あらん)

佑菜の近所に住む幼馴染で、佑菜とは大学も同じです。

 

佑菜を幼い頃から知っており、傍で見守ってきました。

 

小学生の頃には様々な家の問題があり、ほとんど夏川家で過ごしていたようです。

 

彼女がおり、朝帰りを繰り返していますが、その言動には佑菜への恋心があるようにも見えて…。

恭子(きょうこ)

佑菜の親友で良き相談相手。

 

美人でモテるタイプです。

 

恋愛初心者の佑菜に佑菜とは違う目線で日和との関係についてアドバイスをして背中を押すこともあります。

 

亜蘭とも付き合いが長く、亜蘭の佑菜への秘めた想いを知っているような素振りも見せます。

夏川菜々(なつかわなな)

佑菜の妹で中学生。

 

絶賛反抗期中で全く言うことを聞かず、ワガママ放題で佑菜を困らせます。

 

しかし、本当に悪いことをしたと思った時にはこっそり佑菜にお菓子を買ってお詫びをするなど可愛らしい一面も。

 

受験生なのに遊ぶことばかり考えており、志望高校に合格できるかと佑菜を悩ませています。

一馬(かずま)

日和の友達で元気で可愛らしい男の子。

 

会ったばかりの人に恋をするなんて変じゃないかと悩む日和の背中を押して元気付けたり、恋に真っ直ぐな日和を応援したりするなど、友達想いのいい人です。

『センチメンタルキス』は最終回完結した?

2021年9月現在、『センチメンタルキス』は最新4巻が発売されており、連載が続いています。

 

とても人気の高い作品であるため、最終回・完結はまだまだ先だと思います。

 

これからどのような展開になっていくのかがとても楽しみですね!

『センチメンタルキス』序盤ネタバレ紹介!

第1話

夏川家の長女・佑菜は、中学校教諭の母に代わって中学生の妹・菜々の面倒を見たり、バイト三昧だったりして毎日大忙し。

 

絶賛反抗期中の菜々は、何をするにも文句ばかりです。母も菜々には何を言っても直らないと佑菜ばかりを頼ります。

 

父親は佑菜が小学生の時に亡くなりました。それ以降、こんなふうにして母娘3人で暮らしてきたのです。

 

ある日バイトから帰宅した佑菜は、菜々が外出していることに気付きます。19時になるのに何をしているのかと佑菜は菜々に電話をかけました。

 

すると、菜々は佑菜の高校の制服を着て高校生限定のイベントに参加していると言うのです。

 

そんな集まりに参加したことが母に知られれば、怒られるのは佑菜でした。菜々を連れ戻すため、佑菜も高校の制服を着てイベントに潜り込むことにします。

 

会場に着くと、制服の高校生ばかりでしたが、あちこちでナンパが繰り広げられていました。さらに、あるテーブルではお酒を飲ませようとまでしています。

 

よく見ると、お酒を勧められていたのは菜々でした。「菜々!」と声を掛け、腕を引っ張って連れ戻そうとする佑菜。

 

しかし菜々は抵抗し、佑菜に「いい子ぶってお母さんの顔色しかみてない」と言います。

 

その言葉に、菜々も母親も勝手な事しかせず、頑張っても損をしてばかりだとキレた佑菜は、グラスに入ったお酒を一気飲み。菜々に近付こうとする男を牽制します。

 

しかしそこへ、警察が見回っているという情報が入りました。慌てて帰る高校生たち。菜々も友達と共に逃げていきます。

 

ところが、一気飲みをして酔いが回った佑菜はフラフラで逃げ遅れてしまいます。このままじゃダメだと思った時、誰かが支えて一緒に逃げてくれたのでした。

 

佑菜が次に気付いたとき、そこは道場でした。目の前で男の子が剣道の素振りをしています。「誰…?」と問いかけた佑菜に振り向いた彼。

 

彼は佑菜の制服を見て、睡蓮高校の3年生だと言い当てます。よく見ると、彼も睡蓮高校の2年生でした。そして、3年のこの時期に飲酒なんかして、警察から学校に連絡がいけば他の生徒にも迷惑がかかると佑菜に説教をするのでした。

 

素直に謝る佑菜に、ここは自分の家の道場で、酔いが醒めるまで休んでいていいと言ってくれました。素振りを続ける彼は「身体を動かせば酔いが醒めるかも」と、佑菜に竹刀を握らせます。

 

思い切って竹刀を振る佑菜。振りながら、菜々や母親への不満も一緒に吐き出します。

 

一通り不満を吐き出してストレス発散した佑菜は、ありがとうと彼に微笑み、名前を尋ねました。久瀬日和と名乗った彼に「綺麗な名前」と佑菜は言います。

 

そこで、突然気分が悪くなった佑菜。水を持ってくると言う日和の声を聞きながら、年下の男の子に世話を焼かれて恥ずかしいと佑菜はぼんやり思います。

 

しかし、こんなことができるのはもう二度と日和に会うことはないからだと思うのでした。しばらくして水を持って戻ってきた日和ですが、もうそこには佑菜の姿はありませんでした。

 

翌朝、二日酔いの佑菜が手にした学生証には楸瑛大学の文字があります。佑菜は実は20歳の大学2年生なのでした。それを知らない日和は、睡蓮高校で佑菜を見つけようとしていました。

第2話

親友の恭子に薬をもらって二日酔いから復活した佑菜。昨日の出来事を恭子に話します。助けてくれた彼がイケメンだったかどうかを尋ねる恭子ですが、酔っていて暗くて覚えていないというのが本音です。

 

しかし、竹刀を持つ綺麗な立ち姿と名前はしっかり覚えていました。彼は佑菜に気があるのかもと言う恭子に、自分がモテないのを一番知っているのは恭子だと返す佑菜。

 

そして、佑菜は別の講義へ向かいました。そこへ声を掛けてきたのは佑菜の幼馴染・亜蘭です。亜蘭は佑菜の家の近所に住んでおり、家族ぐるみで付き合いがありました。

 

そんな亜蘭に恭子は「佑菜がモテないのはなんでだろうね?」と意味深に問いかけるのでした。

 

その頃日和は、高校で昨日の女の子のことを探していました。名前を聞いていないので、3日かけて3年生の教室を全部回り、欠席者も調べましたが、それらしい人物はいませんでした。

 

友達には幽霊だったのではと言われましたが、倒れ込んだ彼女を自分が見つけ、自分が連れ出したのだとはっきり覚えています。

 

下校中も彼女のことを考えている日和。スーパーの前を通りかかった時、入り口から出てくる女性が目に入りました。

 

一瞬目が合うものの、立ち去ってしまう彼女を追いかけ、肩に手をかけて振り向かせます。戸惑う彼女は「もしかして日和くんですか?」とようやく気付くのでした。

 

そして、実ははっきりと顔を覚えていなかったと言います。日和はなぜ高校に居なかったのかと尋ねました。すると彼女は、元睡蓮高校の生徒で本当は大学2年生であることを説明します。

 

すべての辻褄が合ったことに納得する日和。友達に幽霊だったんじゃないかと言われたことを話すと、彼女は笑い、太陽の下で顔を見たから日和の事も覚えたと微笑むのでした。

 

そして、なぜ自分を探していたのかと尋ねる彼女に、日和は「名前、聞いてなかったから」と答えます。すると、彼女は夏川佑菜と名乗り、助けてくれてありがとうと言うのでした。

第3話

再び出会った日和を佑菜はまじまじと見つめ、「日和くんってイケメンだねぇ」と呟きます。「からかってるんですか」と照れる日和に、微笑む佑菜。

 

日和はあの夜の道場が睡蓮高校のすぐ裏にあることや、ずっと剣道をしていることなどを話します。すると、佑菜は睡蓮高校の剣道部が強かったことを思い出しました。

 

自分は家の都合で部活ができなかったけれど、みんな楽しそうだったと言う佑菜に、「また発散したくなったらいつでもどうぞ」と日和は言うのでした。

 

「そろそろ行かなくちゃ」と佑菜。家で妹が待っていて、親が仕事なので夕飯を作らなくてはならないと言うのです。それじゃあね、とあっさりと言ってしまう佑菜の後ろ姿を見て、自分も帰ろうと思う日和。

 

普通に話していると年上の感じがしない佑菜でしたが、同年代にはいない、誰とも違う人だと日和は思います。そして、次会ったら…と考えますが、元々は何も関係のない人で、次なんてないのだということに気付いた日和は思わず振り返ります。

 

すると、目の前には佑菜がいました。驚く日和に、佑菜はお礼だと言ってアイスを差し出します。ごめんね、それだけと言って再び行ってしまう佑菜を呼び止める日和。

 

その瞬間、日和の手からスマホが転がり落ちます。振り向いてスマホを拾う佑菜は、その画面に写った黒い柴犬に目を留めます。佑菜は大の犬好きだったのです。

 

目を輝かせながら日和が飼っている黒柴・獅子丸のことを尋ねる佑菜を見て、また一つ佑菜のことを知れたと思う日和。

 

そして、犬が飼えない佑菜はペット同伴OKのカフェでバイトをしているのだと言います。犬と触れ合うのが癒しだという佑菜に、日和は獅子丸を連れてカフェに行くことを約束します。

 

そして佑菜がシフトに入っている日、日和はカフェへと向かうのでした。

第4話

恭子や亜蘭に日和のことを話した佑菜。亜蘭は黒柴なら佑菜が昔飼っていた「クロ」と同じだと言います。

 

クロは迷い犬で、佑菜が小学生の時に父親が引き取ってきたのでした。

 

利口で絶対に怒らない優しい子だったと思い返す佑菜は、ふと日和がクロに似ていると思い、くすりと笑うのでした。その時、佑菜のスマホに菜々からの着信が入ります。出ると相手は菜々ではなかったのでした。

 

佑菜が働くカフェに到着した日和は佑菜を探しますが、まだいません。待っていれば来るだろうと、外のドッグランへ向かう日和と獅子丸。

 

外へ出たタイミングで佑菜から店に連絡が入ります。急用で代わりの人に入ってもらうと佑菜は言い、そして、黒柴を連れた高校生の男の子に一言伝えてほしいとお願いします。

 

しかし日和は外のドッグランにいたため、見つかりませんでした。日和は獅子丸を遊ばせながら佑菜のことを考えます。最近会ったばかりの人なのにこんなふうにして会いに来てしまう自分が不思議でしたが、佑菜に笑ってほしいと思うのでした。

 

その頃佑菜は、ドラッグストアの事務所にいました。菜々が万引きをしたと連絡を受けたからです。やってないと言い張る菜々ですが、カバンの中からは商品が出てきたそうなのです。

 

店長は、母子家庭でお金がないからやったのだろうと言い、菜々は差別だと激怒します。

 

佑菜は菜々を黙らせて謝罪しますが、反省の色がないと店長は警察に連絡するよう他の従業員に指示しました。するとその従業員は電話で、万引きは店長のねつ造であること、店長がカバンに商品を入れる動画を撮ったこと、また従業員用の女子トイレで盗撮していたことなどを警察に証言したのです。

 

驚く佑菜と菜々。従業員はずっとタイミングを狙っていたのだと言い、他の従業員も続々とやって来たのでした。

 

日和が待つカフェでは、ラストオーダーの時間になっていました。佑菜が来ていないかと尋ねる日和に、今日は休みだと伝える店員。

 

カフェから出た日和は楽しそうな獅子丸を見て、佑菜に会えたらもっと楽しかったなと思い、微かな胸の痛みを覚えるのでした。

第5話

ドラッグストアを後にして佑菜と菜々は夕飯を食べていました。その時、佑菜はカフェから連絡が入っていたのに気付きます。

 

佑菜からの伝言が周知されておらず、黒柴を連れた男の子がラストオーダーの時間まで待っていたが何も伝えられなかったとのことでした。それを知った佑菜は急いで日和の元へと走るのでした。

 

獅子丸を連れて帰宅した日和は、嫌な気分を振り払うために道場へと向かいます。道着に着替えて気持ちを切り替え、落ち着きたい時はいつもこうして身体を動かしていました。最近はいつもと違う、自分らしくないことばかりしていたような気がする日和でした。

 

佑菜は「ごめんね」の一言が伝えたくて、日和の道場へ向かいます。道場の明かりがついていたので、佑菜はこっそりと中へ入っていきました。

 

中には静かに素振りをする日和。佑菜は邪魔をしないように隅に正座して日和の姿を見ていました。一段落ついて、振り向いた日和はようやく佑菜に気付き、驚きます。

 

佑菜は約束を破ってしまったことを謝りたくて来たのだと言いました。しかし、「獅子丸に会いたかったんですもんね」と拗ねた言い方をしてしまう日和。

 

佑菜が目の前にいると、さっきまで落ち着いていた気持ちがまたざわつきます。そんな気持ちを知らない佑菜は、日和の道着姿と稽古の様子に「見とれちゃってた」と目を輝かせました。

 

「からかわないでください」と言う日和に、「怒らせちゃったらごめん」と佑菜。しかし、日和の顔を見た佑菜は思わず「照れてるの?」と言うのでした。

 

日和は自分が年下だから佑菜がそういうことを簡単に言えるんだと分かっていましたが、彼女に言われるとどうしても反応してしまいます。

 

身体を動かしても全然消えない、いつもの自分ではいられなくなるこの感情を日和は自覚するのでした。

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