君が獣になる前に千田ミヤコは犯人で動機は？結末考察ネタバレ！塩見神崎宮ノ森との関係は

週刊ヤングマガジンで2021年から2023年まで連載され、2024年に実写ドラマ化された、さの隆先生原作の人気マンガ『君が獣になる前に』。

この記事では、そんな『君が獣になる前に』の登場人物である千田ミヤコ(せんだ みやこ)を紹介します！

『君が獣になる前に』では、ヒロインである希堂琴音(きどう ことね)が日本史上最悪の毒ガステロ事件「666 The Beast」を引き起こし、その事件を主人公の神崎一(かんざき はじめ)がタイムリープを駆使して止めようとします。

神崎が琴音に対して毒ガステロ事件を起こした理由を聞くと、琴音は「ミヤコのため」と呟きます。

千田ミヤコ(せんだ みやこ)は物語の中で重要な役割を持つ登場人物です。

そんなミヤコの人物像、毒ガステロ事件との関係性、ミヤコ自身が起こす事件について、ミヤコの最終的な結末、他のキャラとの関係性、実写ドラマのキャストについて説明していきます。

『君が獣になる前に』は漫画アプリ『マガポケ』で無料で読める？

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『君が獣になる前に』の千田ミヤコを紹介！宮ノ森から受けていた女優としての評価は？

千田ミヤコはヒロインの琴音と同じ芸能事務所に所属する、新人女優です。

黒髪ロングでメガネをかけた姿をしています。

同じ芸能事務所の先輩女優である宮ノ森真由(みやのもり まゆ)からは、顔は地味だけどスタイルは抜群にいいと評価を受けています。

ミヤコは物語の序盤から怪しい一面の多いキャラクターでした。

例えば、タイムリープ前の毒ガステロ事件の際は、事件の前に男絡みで失踪していました。

また、2回目のタイムリープ後に宮ノ森がミヤコと接触を図った際には、何か隠し事をしているような仕草を見せています。

極めつけは、神崎がミヤコに取り付けたGPSが明らかに怪しい山の中に移動したはずなのに、次の日にミヤコは普通に姿を表します。

このように、ミヤコは明らかに事件と関わりがあるかのような雰囲気を常に出している、怪しい登場人物です。

琴音が毒ガステロ事件を起こした動機はミヤコのため？ミヤコと毒ガステロ事件の関係を考察！

ミヤコと毒ガステロ事件の関係性はタイムリープ毎に異なる

琴音が毒ガステロ事件を起こす動機は、タイムリープ毎に異なります。

このうち、ミヤコが関わっていると思われるのは1回目から3回目までの毒ガステロ事件です。

まず1回目の毒ガステロ事件が発生し、その後神崎がタイムリープをするのは毒ガステロ事件発生の直前なので、1回目と2回目の毒ガステロ事件は同じ動機と思われます。

そして3回目の毒ガステロ事件は、1回目や2回目と違う展開で起こされており、はっきりと琴音の動機が異なっていることが描かれています。

1回目、2回目の毒ガステロ事件とミヤコの関係性

琴音は2回目の毒ガステロ事件を起こしたとき、神崎に対して「ミヤコのためにはこうするしかなかった」と伝えています。

しかし物語の中で、なぜミヤコのためにそうするしかなかったのか、明確な理由は述べられていません。

ただ、神崎と同じようにタイムリープをしていた宮ノ森によると、ミヤコは毒ガステロ事件の前に男絡みで失踪していました。

また、物語を通して琴音が毒ガステロ事件を起こす根本的な理由は「自分や周りの大切な人を不幸にする世界を壊すこと」です。

実際に、琴音は女たらしで有名な元アイドルメンバーのジュンペイに対して、ミヤコに迷惑をかけないように伝える描写もあります。

これらのことから、琴音は1回目と2回目の毒ガステロ事件の時間軸ではミヤコを大切に思っており、男絡みでミヤコを不幸にした世界を壊そうとしたと思われます。

3回目の毒ガステロ事件とミヤコの関係性

1回目と2回目の毒ガステロ事件を琴音はミヤコのために起こしていましたが、3回目は逆にミヤコのせいで毒ガステロ事件を起こすことになります。

琴音が3回目に毒ガステロ事件を起こす理由は、大切なマネージャーである塩見(しおみ)と幼なじみである神崎が何者かに危害を加えられたことです。

そして、その犯人の一人こそがミヤコだったのです。

ミヤコは塩見誘拐や主人公の神崎の車を細工した犯人？ジュンペイと手を組んで危害を加えた動機は？

塩見が誘拐された事件とは？

神崎は2回目のタイムリープの後に、琴音を幸せにして事件を防ぐために琴音と交際をはじめます。

その嬉しさから仕事に根を詰めすぎて、ある日琴音は過労で倒れてしまいます。

神崎が琴音の元に駆けつけると、そこにはマネージャーの塩見が琴音を看病している姿がありました。

塩見は琴音を無理させ過ぎないようにと神崎に注意しつつも、琴音の話で盛り上がる神崎と塩見の二人。

琴音も目を覚まし、塩見は神崎に琴音を幸せにするよう伝えて帰路につきました。

そして、その帰り道に塩見は何者かに誘拐されてしまいます。

塩見は誘拐犯の1人であるマスクの人物になぜこんなことをするのかを聞くと、その人物は塩見が生け贄に選ばれたと言います。

そして塩見は暴行を加えられた挙げ句、最後には殺されてしまうのです。

神崎が車を細工されて電柱に衝突した事件とは？

塩見が失踪した後、神崎は琴音に危害が及ぶことを防ぐために、琴音を見守り続けます。

そんな中、神崎は宮ノ森と出会い、宮ノ森も自分と同じようにタイムリープしていることがわかります。

そこで神崎は宮ノ森に、琴音が毒ガステロ事件を起こした動機はミヤコのためであることを伝えると、宮ノ森はミヤコに心当たりがあり、タイムリープ前では毒ガステロ事件の前に男絡みで失踪していたと神崎に伝えます。

そこで神崎と宮ノ森はミヤコと接触を図り、そしてミヤコが明らかに事件と関わりがあることを察します。

神崎はもう一度ミヤコと接触を図ろうとしたところ、今度はミヤコの方から神崎に会いに来ました。

ミヤコは、最近琴音の様子がおかしいことを神崎に話します。

しかし、実はミヤコはジュンペイと手を組んでおり、ミヤコが神崎と話をしている間にジュンペイが神崎の車に細工をします。

その後、神崎が車に乗るとブレーキが効かず、電柱に衝突してしまうのです。

犯人はミヤコ？危害を加えた動機は？

実はミヤコとジュンペイはクスリで繋がっていました。

塩見はこの二人の関係を知っていました。

そして、口封じのために殺されてしまったのです。

同じく神崎も、ミヤコの周辺を調査していたことでミヤコたちから怪しまれており、被害を受けました。

ここまでは表向きの理由で、実は真の黒幕による本当の目的が別にあります。

それは、琴音に毒ガステロ事件を起こさせることです。

琴音が毒ガステロ事件を起こす動機は、琴音自身や琴音の周りの人を不幸にする世界を壊すことです。

そこで、琴音にとって大切な存在である塩見や神崎に危害を加えることで、琴音に毒ガステロ事件を起こさせようとしていました。

実際、塩見が誘拐されたときは、マスクをした男に「あなたは何も悪くない、ただ生贄に選ばれた」と言われています。

また、琴音は塩見と神崎に危害が及んだことをきっかけに、本当に毒ガステロ事件を起こそうとします。

極めつけは、物語の最終章で、何度タイムリープしても琴音が毒ガステロ事件を起こす理由は、真の黒幕が琴音をそそのかしているからだと神崎たちは真実にたどり着いています。

これらのことから、琴音に毒ガステロ事件を起こさせるために、真の黒幕からジュンペイとミヤコはクスリを渡されて事件を起こすよう誘導されたと考えることができます。

ミヤコは最後にどうなる？タイムリープ毎に異なるミヤコの結末とは？考察ネタバレ！

最終的なミヤコの結末は、タイムリープ毎に異なります。

まずタイムリープ前、1回目のタイムリープ、2回目のタイムリープの時間軸では、男絡みで失踪しています。

3回目のタイムリープでは、塩見と神崎に危害を加えたとして、琴音に両目をくり抜かれて殺されます。

4回目のタイムリープでは、神崎によってクスリのことを事件の前に突き止められ、執行猶予つきの判決が下されました。

ミヤコと他の登場人物の関係性を紹介！ジュンペイとの恋愛関係は？

元アイドルメンバーのジュンペイとの関係性

ミヤコとジュンペイの関係はあくまでもクスリによる利害の一致で、恋愛関係ではありません。

ミヤコとジュンペイによる性的に過激なシーンも描かれていますが、ジュンペイによる一方的なものでした。

ミヤコのほうからジュンペイにクスリの話を持ちかけ、そのまま協力関係になったと考えられます。

ヒロインの琴音との関係性

ミヤコが琴音に憧れを感じていたのは演技ではなく本当のことだと思われます。

宮ノ森がミヤコと接触を図ったとき、琴音に対する憧れを長々と語っていました。

その後、宮ノ森がミヤコに悩み事はないかを聞いたときに、目の色が変わったと宮ノ森はミヤコが演技をしていることを察しています。

つまり、ミヤコが琴音の話をしているところまでは本心だったと考えることができます。

同じ女優の宮ノ森との関係性

ミヤコと宮ノ森の間には元々強い関係性はなく、宮ノ森がミヤコのことを顔は地味だがスタイル抜群の女優だと認識していた程度です。

ただ、宮ノ森は喫茶店でミヤコと話をしたときに、ミヤコが演技をしていることに感づきます。

そして、明らかに何か隠し事をしているとして、ミヤコの周りを神崎とともに調査することになります。

ですので、宮ノ森とミヤコの関係は、元々は強い関係性はなかったものの、ミヤコが怪しいので、宮ノ森がミヤコを注意深く観察するようになったといったところです。

実写ドラマのキャストは？ミヤコ役は豊島心桜さん！

2024年に実写ドラマ化され、ミヤコ役は豊島心桜(とよしま こころ)さんが演じることになりました。

豊島さんは20歳で、ミヤコが19歳なので年はかなり近いです。

ミヤコから漂う怪しい雰囲気を豊島さんがどのように演技するのか、ドラマ版の「君が獣になる前に」からも目が離せません。

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