千剣の魔術師と呼ばれた剣士 最終回完結した？結末や最後ラストを予想ネタバレ！どうなる？漫画

【千剣の魔術師と呼ばれた剣士】はもともと投稿型小説サイト「小説家になろう」に投稿され、2017年12月に角川スニーカー文庫より書籍化したライトノベル作品です。

2018年12月からビッグガンガンコミックスにてコミカライズされ、連載が開始されました。

「千剣の魔術師と呼ばれた剣士」は歴史に記されたことのない『剣魔術』を操るアルディスという傭兵が、ある双子と出会い、生活が一変していくバトルファンタジー漫画です。

今回はその最終回や結末の予想についてご紹介していきます。

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『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』は完結した？最新巻は何巻？

原作は完結した？

結論からお伝えしますと、完結はしていません。

2025年11月時点で現在も連載中です。

アルディスが異世界の人間であることや彼の宿敵の名が明かされるなど、ますます物語がヒートアップしていくのではないでしょうか。

そのため、原作の完結はまだ先になるかと思われます。

新巻は何巻まで出ている？

2025年11月現在は9巻(2025年6月25日発売)が最新刊となっています。

いままでの発売間隔は9か月ごとに新巻が出ていますので、次巻は2026年3月頃になるのではないでしょうか。

最新刊の発売が待ち遠しいですね！

あと何巻で完結する？

20～30巻くらいで完結するのではと予想しています。

しかし正直なところ、非常に予想が難しいです。

というのも原作のライトノベル作品の更新が現在3か月以上止まっており、続きがどうなるのか不確定となっています。

コミックスは原作とは違う流れではあるので、そのまま原作を抜いても、続いて欲しいですね！

『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』最終章にいたるまでのネタバレ!

双子(忌み子)とネーレとの出会い、領軍戦

『剣魔術』を操る剣士 アルディス はかつての仲間を探しながら傭兵として生きています。

依頼の最中、野党に捕まる双子の少女（リアナとフィリア）を発見します。

この世界では双子は「忌み子(女神に仇なす邪神の使徒)」とされ、人々から迫害される存在とされています。

彼女たちは親が亡くなり、村人に売り飛ばされてしまいました。

アルディスは同情ではなく「命を救った責任」として彼女たちを守ることを決意し、森に自宅を買い、連れ帰って家族のように暮らし始めます。

アルディスは依頼で街道に現れた謎の美女ネーレに戦いを挑み勝利します。

すると彼女は無理やりアルディスの従者となり、行動をともにします。

彼女は双子に対して偏見がなく、アルディスと双子は彼女を次第に受け入れていきます。

そして高光晶先生著の「千剣の魔術師と呼ばれた剣士」第２巻も同じく本日発売です！アルディスさんとネーレさん揃い踏み！！コミカライズ企画も進行しているそうで、今後がますます楽しみです！https://t.co/DYlgyLJVWP pic.twitter.com/lG9Ky14U7K

— SAVA DESIGN (@SDesign66) June 1, 2018

強力な魔術師であるネーレを配下にしようとする領軍が双子を人質にしますが、アルディスとネーレは軍を撃破し、双子を救出。

軍から逃げるため4人は王都へ向かい、双子の今後のために情報を集めます。

本日発売のビッグガンガンVol.10『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』最新話掲載！　双子を救出すべく、200人を超える兵士が待ち構える砦に乗り込むアルディスとネーレが、容赦無用の大暴れ！　卑劣な領軍どものせいで溜まったストレスを一気に発散します！ pic.twitter.com/y4rnrCRzMo

— 月刊ビッグガンガン (@big_gangan) September 25, 2019

その途中で、軍でも討伐できなかった「三大強魔(さんだいごうま)」と呼ばれる強大な魔獣の存在を知ります。

本来ならば数百の兵が全滅するほどの脅威のうち、「鈴寄り(すずより)」「四枚羽根(よんまいばね)」の2体をアルディスは単独で瞬殺することで、自らを容易に手出しできない存在だと知らしめます。

その後、王都近辺に巣食う 「三大強魔」のうち最後の１体「赤食い」がアルディスに牙を剥きます。

これまでにない苦戦を強いられながらも討伐に成功します。

新たな仲間、魔剣の獲得

旅の途中、アルディスたちは“謎の黒覆面たち” に襲われている商人たちと「エルメニア帝国」から逃げてきたセレスとカレンを助け、彼らとともに行動することになります。 

本日発売のビッグガンガンVol.04に『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』の最新話が掲載されています！
怪しげな集団に襲われているところを手助けしたアルディス。彼女たちの正体は、黒い噂に事欠かないエルメニア帝国の貴族であった。彼女たちを助けたことにより、新たな騒乱の影が忍びよる…。 pic.twitter.com/zhvOHgOcv6

— 月刊ビッグガンガン (@big_gangan) March 25, 2021

じつはセレスは「エルメニア帝国」第三皇女であり、彼女の特異体質ゆえに帝国の暗殺部隊に追われていたのでした。

暗殺部隊との戦闘中セレスが暴走状態に。カレンの必死な制止によりセレスは正気を取り戻します。

アルディスはセレスの特異体質は危険だが「彼女たちを見捨てない」と判断をします。

仲間としてセレス＆カレンを加えた一行は男尊女卑(だんそんじょひ)の体制が敷かれた「ブロンシェル共和国」の「ティオリア市」に辿り着きます。 

そこで少女レダに案内されて武器屋へ行き、銘「数多退けし暴雨(あまたしりぞけしはやさめ)」通称は「クスィール」という魔剣を手に入れます。

その後アルディスたちは街での護衛任務を請け負いますが、そこに “地を埋め尽くす無数の魔物たち” が襲来。

追い詰められる中で、アルディスは手にした魔剣「クスィール」の「魔力により魔剣を複製する能力」に活路を見出します。無数の魔剣を複製し、「剣魔術」により’’剣の雨’’を降らすような大規模な攻撃で魔物の軍勢を一掃しました。

この戦いをもって、アルディスは『千剣の魔術師』の称号を得ました。

剣魔術の少年ノア、王国反乱編の始動

舞台はアルバーン王国の商業都市メリンダへ。ここでは大手のノイマン商会が街の商人たちに圧力をかけ、不当な条件で市場を支配していました。

弱い立場の街商人たちは声を上げられず、じわじわと追い詰められている状態です。

そこで商人たちはアルディス一行に、力関係をひっくり返す切り札になり得る「レシア精製石の採取」を依頼します。

鉱石を求めて行動する途中、アルディスたちはノイマン商会が雇った傭兵で剣魔術を操る少年・ノアとネーレに瓜二つの美女シロと出会います。アルディスはノアと「レシア精製石」を手に入れる権利を賭けて一騎討ちをし、倒します。

レシア精製石を手に入れた街商人たちの計画を潰すため、ノイマン商会の傭兵たちが襲撃。

これをアルディスたちが撃破し、不正を暴きノイマン商会の会長が失脚します。

ノアが、アルディスたちに災害級モンスター厳雪王(げんせつおう)を倒すのを手伝ってほしいと相談してきます。厳雪王は巨大かつ異常な魔力を持つ存在で、 正面からぶつかれば普通の軍隊では壊滅するレベル。戦闘ではアルディスとノアの“剣魔術コンビ”という本作でも珍しい共闘バトルが展開され、これを討伐しました。

一方そのころ、アルバーン王国では「コープス侯爵による反乱」が勃発。国の情勢が一気に混乱します。

反乱を受け、王家に忠誠を誓う一派がアルディスに接触し、「逃亡中の姫を守ってほしい」 と依頼します。アルディスは巻き込まれる形で護衛任務を引き受けることになります。

『千剣の魔術師と呼ばれた剣士』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ！

アルディスはかつての仲間を見つけ、元の世界にもどれるのか？

傭兵として生きるアルディスは剣魔術をかつての仲間から学んでいます。

彼がこの世界の常識知らずさや女神に対しての嫌悪感、また詠唱魔法が主流なのに無詠唱魔法が使えるなど、別の世界からの異邦人であることは確定しています。

ノアの連れている話をできるぬいぐるみのクマ(グレイス)はどうやらアルディスのことを知っている(かつての友？)様子です。

果たしてアルディスは仲間たちとの再会ができるのか、もとの世界へ帰ることができるのでしょうか。

双子が『忌み子』とされる真意は？

神話において、この世界でもっとも尊き存在『女神エイセラ』。

かつての神界戦争において対立していた『邪神グレイス』。

邪神の尖兵(せんぺい)として女神を苦しめ、唯一傷を負わせたのが『双子の悪魔』でした。

教会は女神を傷つけた悪魔に連なる者として、双子は生まれながらに『忌み子』としており、迫害の対象になっています。

実は現在、女神と呼ばれる存在はエイセラの名を騙る(かたる)人間で、どうやら彼女が５００年前からこの世界に干渉をし、双子の迫害を指示しています。

ではこの人物とは？次の章で見ていきましょう。

ラスボスと思われる女神との戦いは?

女神エイセラの名を騙り、世界に干渉する人物。

真紅の髪を持つ女『ジュリア』。

この名を聞いたアルディスは仲間たちが恐れるほどの激しい憎悪と殺気をまき散らします。

彼はジュリアを「俺からかつて多くのものを奪い、必ずこの手で殺すと誓った――仇だ」と言っています。

おそらくアルディスのもとの世界でも宿敵であり、仲間を奪い、そして異世界への転移にも関係が深いのではないかと推測されます。

間違いなくラスボスではありますが、そこに至るまでまだまだ多くの展開や伏線・回収があると予想されますので、注視していきたいです。

 主要キャラクターを紹介

アルディス

この作品の主人公。

類まれな剣技と剣魔術をあわせ持つ“異能の剣士”です。

周囲からは魔術師と誤解されるほど高度な魔術を操りますが、本人はあくまで「剣士」であることにこだわりを持つ職人気質。

性格は冷静で実直、基本的には他人に深入りしない孤高のタイプながら、理不尽や弱者への迫害には強い嫌悪を示し、困っている者を見捨てない優しさを持っています。

特に、忌み子として虐げられてきた双子のリアナとフィリアを保護して以来、彼女たちを守ることが生きる大きな理由になっているほど。

戦闘では剣魔術による圧倒的な殲滅力を発揮し、単独で軍勢や災害級魔物を討ち倒す規格外の強さを誇る一方、戦う理由は常に“自分の大切なものを守るため”。力に驕らず、静かな生活を望むがゆえに、逆に世界の争いに巻き込まれていく宿命を背負った人物です。

リアナとフィリア

アルディスが森で救った双子の少女で、この世界では“忌み子”として迫害されてきた悲しい過去を持ちます。

まだ幼く無垢で、人を疑うことを知らない優しい性格。リアナはしっかり者で好奇心が強く、フィリアはおっとりした甘えん坊と、対照的な気質が魅力です。アルディスを深く慕い、彼のそばで安心した日常を取り戻していきます。

ネーレ

アルディスが依頼中に出会った“謎の美女”で、物語の鍵を握る存在の一人です。

人間離れした気配と圧倒的な魔力をまといながら、普段は静かで感情をあまり表に出さないタイプ。

味方であるものの素性不明なままアルディスたちに同行しますが、彼女自身も“世界の理”に深い繋がりを持つ特異な存在であり、その真意と素性が徐々に明らかになっていく重要な人物です。

セレス

本名はセレスティア・レグ・コーサス・エルメニア。エルメニア帝国の第三皇女。

一見すると気さくで明るい“仲間想い”の性格をした剣士ですが、その内側には大きな謎を抱えた存在です。

精神的には強く芯があり、仲間のためなら危険にも飛び込む勇敢さを持つ一方、感情が高ぶると自制が効かなくなり“暴走状態”に陥ることがあります。この暴走は人間離れした戦闘力を生み、アルディスでも止めきれないほど。彼女自身はその原因を知らず、過去にも断片的な記憶しか持っていません。

この特異体質は女神と関わりがあるようです。

仲間としての明るさと、深い闇を抱える二面性が魅力です。

カレン

セレスの従者。物静かで控えめながら、観察力が鋭く状況判断に優れたタイプです。

セレスとは対照的に感情の起伏が少なく、冷静で落ち着いた振る舞いを崩しませんが、その陰にはセレスへの深い親愛が隠れています。戦闘では前線に出るタイプではないものの、補助やサポートに長け、仲間を支える重要な役割を担います。

※補足：アルディスの左がセレス、右がカレン

ノア

アルディスと同じ「剣魔術」を操る希少な少年で、年齢に似合わない高い戦闘能力を持つ謎多き人物です。

無邪気で人懐っこい性格で軽く見えますが、自分の力に慢心せず、他者を尊重できる柔らかさを持っています。バルター村の人々を思い、“厳雪王”討伐のためにアルディスへ協力を求めたことから共闘しました。

彼の秘められた背景や師匠、剣魔術の出自などは未だ謎のまま。アルディスと同系統の力を持つ存在であり、物語の“剣魔術”という概念を深く掘り下げる重要人物となっています。