双亡亭壊すべし全巻無料で読む方法紹介!漫画バンクzip,rarは危険|漫画アプリで藤田和日郎作品がタダで読める?

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悩んでいる人
『双亡亭壊すべし』を全巻無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

ご紹介する方法は、登録不要もちろん合法です。違法手段ではないので、安心してくださいね。 

『双亡亭壊すべし』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読める?

いきなり、結論です。

 

『双亡亭壊すべし』はこちらの小学館が運営する漫画アプリサンデーうぇぶりにて全巻無料で読むことができます。

サンデーうぇぶり-小学館のマンガが毎日読める漫画アプリ

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『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。

『サンデーうぇぶり』では今現在、👇このように『双亡亭壊すべし』無料公開してくれています。

 

『サンデーうぇぶり』アプリ内の画面には、「毎週月曜日に『双亡亭壊すべし』を新たに更新」と記載されていることから、これからどんどん”話数”が更新されていくものと思われます。

 

今もなお、週刊少年サンデーにて連載され人気を博し続けているマンガ『双亡亭壊すべし』を無料で読めるサービスは『サンデーうぇぶり』のみです。

 

安心安全に、そしてタダで『双亡亭壊すべし』を楽しみたい方は『サンデーうぇぶり』を使う方法が最もお得です。

 

また『サンデーうぇぶり』では、『双亡亭壊すべし』以外にも

  • 名探偵コナン
  • MAJOR(メジャー)
  • MAJOR2nd(メジャーセカンド)
  • からかい上手の高木さん
  • 銀の匙
  • ドロヘドロ
  • だがしかし
  • 犬夜叉
  • 今日から俺は
  • 古見さんは、コミュ症です。
  • 今際の国のアリス
  • 焼きたて!!ジャぱん
  • うえきの法則
  • からくりサーカス
  • うしおととら
  • マギ
  • 烈火の炎
  • H2
  • タッチ
  • 信長協奏曲
  • 結界師

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

ここまでのまとめ
  • 『双亡亭壊すべし』は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』にて無料で読める
  • 『サンデーうぇぶり』は小学館が運営する漫画アプリなので安心安全
  • 『サンデーうぇぶり』をダウンロードする際にも一切お金はかからない
  • 『双亡亭壊すべし』以外にも数多くの名作マンガが読み放題

以上がここまでのまとめです。

サンデーうぇぶり-小学館の人気マンガが毎日読める漫画アプリ

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『うしおととら』『からくりサーカス』が全巻無料で読める!

『サンデーうぇぶり』では、『双亡亭壊すべし』の作者であり、マンガ界のレジェンド・藤田和日郎(ふじた かずひろ)先生の代表作『うしおととら』『からくりサーカス』に関しても全巻無料で読むことができます!!


こちらは『からくりサーカス』。

 

👇最終43巻まで、もれなく無料で公開されています。


同様に『うしおととら』も最終巻である33巻まで無料公開されています!

 

現在『双亡亭壊すべし』は、サンデー本誌で連載中の現役バリバリのマンガであるにも関わらず、『サンデーうぇぶり』にて全巻無料で読むことができます。

 

また『サンデーうぇぶり』では、『からくりサーカス』『うしおととら』のような過去の名作を絶え間なく無料で配信してくれています

 

昨今の乱立した使いづらい漫画アプリとは一線を画す非常に読者ファーストで使いやすい漫画アプリです。

 

今まで使ってきたどの漫画アプリよりもサービスの質や量、使いやすさ、どれをとっても『サンデーうぇぶり』が勝っていたと個人的には思っています。

 

全巻無料で読めるマンガが豊富に取り揃えてあるので、ぜひ一度お試しください!

『サンデーうぇぶり』をダウンロードする際にも一切お金はかかりませんので、ご安心ください。

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また同じく小学館が運営する漫画アプリマンガワンも特にオススメです。

 

以下のような有名作品が随時、更新され無料で読むことができます。

 

  • 闇金ウシジマくん
  • 土竜の唄
  • アイアムアヒーロー
  • ケンガンアシュラ
  • ケンガンオメガ
  • 今際の国のアリス
  • アフロ田中
  • ブラックジャック
  • 火の鳥
  • 薬屋のひとりごと
  • からかい上手の(元)高木さん
  • ダンベル何キロ持てる?
  • めぞん一刻
  • 青のオーケストラ
  • おやすみプンプン
  • 灼熱カバディ
  • 送球ボーイズ
  • 出会って5秒でバトル
  • モブサイコ100

などなど!

「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『サンデーうぇぶり』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?

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次に『サンデーうぇぶり』の使い方(システム)を簡単にご説明します。

『サンデーうぇぶり』の基本的な使い方

『サンデーうぇぶり』では、アプリ内アイテムであるチケットポイントを使用して読むことになります。

 

簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』を使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。

 

『双亡亭壊すべし』も1日に最大5話まで読み進められます。(もちろんタダで)

 

ここでは『サンデーうぇぶり』で使うアプリ内アイテムチケット』『ポイントのそれぞれの使い方を簡単に説明します。

『サンデーうぇぶり』のチケットとは?

チケットはチケットアイコン(↓黄色い線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。

各作品ごと1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。

つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読めるシステムがこの『チケット』なのです

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『サンデーうぇぶり』のポイントとは?

『ポイント』は毎日、5~15秒程度の広告動画を見ることで30ポイント(作品1話分に値する)を取得することが出来ます

 

サンデーうぇぶりに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読む事ができるという意味)

 

↓『サンデーうぇぶり』のホーム画面に『POINTゲット(黄色い線で囲んである)』アイコンが出てくるので、そのボタンをタップして短い広告動画を見ることでポイントをゲット出来ます。

15秒程度の広告を流しておく(見なくてもよい)だけで、1話分の漫画を無料で読めてしまうので、絶対活用するべきです!

 

この『POINTゲット』アイコンは毎朝8時に回復し、ホーム画面に表示されます。

【重要】さらに今なら『サンデーうぇぶり』のアプリを新規ダウンロードすることで1000ポイントの特典が付いてきます。※1000ポイント=単行本3冊分

アプリのダウンロードは、もちろん無料です。

 

操作も簡単なので、すぐに使いこなせますよ!

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『チケット』『ポイント』以外で1日3話分の漫画を読む

『チケット』『ポイント』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります

 

その仕組みがこれ、

 

見たい話の漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む あと3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分を新たに無料で読むことが可能となります。

3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。

 

ここまでを簡単にまとめると

ここまでのまとめ
  • チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
  • 短い広告動画を見て毎日30ポイント獲得し1話分の漫画を無料で読む
  • 短い広告動画を最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む

以上の事から『サンデーうぇぶり』は、1つの作品において、1日に最大で5話分を無料で読むことが出来るかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。

 

遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/

 

↓さらに詳しく『サンデーうぇぶり』の使い方を知りたい方はこちらの記事を参考にしてください!

【最新版】サンデーうぇぶりの使い方やメリット・デメリットを徹底解説!おすすめ漫画ランキングも紹介!

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『双亡亭壊すべし』のあらすじ

『双亡亭壊すべし』あらすじ

大正時代より、東京・沼半井町に傲然とそびえ立つ奇怪な屋敷、名を「双亡亭」。

立ち入った先で闇と出会ってしまったら、もはや己は己でなくなるだろう。

遺恨を辿る者達はその門戸へと導かれ、集い、挑む。

おぞましき屋敷を破壊する為に…!!

引用:サンデーうぇぶり

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『双亡亭壊すべし』の世間の評価は?

見せ方が上手いからどんどん引き込まれる。今時の絵じゃないから好き嫌いが分かれそうだけど、見せ場での絵のメリハリがあるから、見ていて惹き付けられるうちに、ストーリーにハマっていく。呪いの館を壊すという設定も、まず他にないので面白い。

 

相変わらずのこの世界観、この雰囲気!藤田作品だからと読んでみたけど、間違いなく文句なし!藤田作品に外れなしと言う人がいるけど、まさにその通りです!気持ちいいくらい引き込まれます!!

 

藤田先生の作品は、どの物語も夢中で読める!立ち向かうものの大きさや悪に絶望するけど、必ず人の良心や希望が絶望を突破してくれる。子供の時『うしおととら』を読んだ時に、藤田先生の作品を、子供が出来たら読ませたいって思ったなぁ。

 

壮大なスケールで描かれる《双亡亭》の謎に、ドキドキさせていただいています!まだ四巻までしか読めていませんが、続きが気になって仕方ありませんw世間に媚びない藤田先生の作風にはいつも感動させられます。このまま貫いて貫いて、もっとたくさんの感動作を生み出して欲しい! 素晴らしい作品をありがとうございます!

 

相変わらず ハズレのない素敵な作品です。セイイチくん可愛すぎる笑
最初からのタイトル回収すごくて笑ってしまうけど作品は 人間味のあるキャラ達に囲まれて一人一人がちゃんと生きてます。是非一度 読んで頂きたいです!

 

素晴らしいです!うしおととらを彷彿とさせ、かつダークな世界観に明るいヒロインのコントラストが絶妙!読まないテはない!

 

漫画アプリ!サンデーうぇぶり!小学館の人気マンガを毎日更新

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『双亡亭壊すべし』の見どころ紹介

見どころ①双亡亭とはいったい何なのか?壮大なスケールのミステリー!

1935年、東京都豊島区沼半井町に7200平方メートル、217坪の敷地で建築家坂巻泥努(さかまきでいど)が全財産を注ぎ込み建てたのが今作品の舞台「双亡亭」です。

 

この記事を読んでいる方の住んでいる町にも一つくらいはあるのではないでしょうか?

 

お化けが出ると噂される住宅・・・いわゆるそれです。

 

「幽霊が出る」と噂になっているのを聞きつけた心霊特番の撮影中にレポーターが謎の触手のようなものに襲われるという、衝撃映像で放送中止となった事件がありました。

 

行方不明のレポーターを探し、双亡亭に踏み込んだ20数名の警察官は、1名を除く全員が戻って来ず、1人だけ玄関から出てきた警官は「最早、人ではなかった」と記録され、その場で自らの頭を拳銃で撃って死に、体は液状に溶けたとされています。

 

その後の捜索でも精神の異常をきたした者23名、行方不明になった者48名、2004年にも大規模な機動隊の投入を試みたが全滅となっています。

 

もはや常識では理解できない、得体の知れない何か恐ろしい現象が館の中で起こっていることだけは確かです。

 

一体、中で何が起きたのか?行方不明の人達はどこに行ったのか?

 

読み進めていくほどに謎が深まります!

サンデーうぇぶり

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見どころ②人間達と双亡亭に潜む怪異との戦いが熱い!

総理大臣であり、首相の「斯波アツシ」と防衛大臣の「桐生シン」は旧友であり、冒頭のエピソードで「ついにやるんだな、アツシ」「シンちゃん、あの家はこわさないとならん」と決意しています。

 

どうやら少年時代に双亡亭に忍びこみ、怪異に襲われた経験があるようで、並々ならぬ怒りと憎しみを双亡亭に抱いています。

 

なんとこの現代日本で、自衛隊の戦闘機の爆撃で双亡亭を壊そうと試みます。

 

その時のパイロットの交信記録での合言葉が、本作のタイトル「双亡亭壊すべし」。

 

しかし、結果として爆撃では傷一つつけることができず、ならば内部から壊そうと政府は考えます。

 

「特殊災害対策室」を設置し、報奨金248憶!を出して超常現象のプロ達(かなり怪しい)を雇い、内部に送りこみます。

 

謎の触手や、魚のようなバケモノ、行方不明になった警察官や自衛隊の人々など、双亡亭に潜む怪異と、双亡亭を壊そうとする人間達との戦いが描かれます。

 

また政府とは別に、45年前に行方不明になった飛行機が現代に現れ、乗っていた唯一の人間?と思われる、「青一」も双亡亭に大きな憎しみをもって壊そうとしています。

 

今後どうなっていくのか?果たして双亡亭は壊すことができるのか?現在連載中です。

サンデーうぇぶり

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見どころ③主人公タコハと個性的な仲間たちが面白い!

偶然にも、双亡亭の隣のボロアパートに住んでいる、美大を卒業したばかりの主人公:凧葉務(たこはつとむ・絵本作家になりたいビンボー絵描きと自称しています)は双亡亭の一角に引っ越してきた禄朗(ろくろう)に、双亡亭の中も探検してみたいよな~と、たきつけた事を後悔しています。

 

ある日、禄朗の家が火事になってしまい、救急車で運ばれている禄朗が血の涙を流し「パパがあの家に食べられちゃった!」と言い、父親を失った禄朗は双亡亭への復讐を誓いますが、その責任が自分にあると、凧葉は禄朗とともに双亡亭の怪異に挑みます。

 

一方、45年前の飛行機に乗って現代にやってきた青一は手がドリルのように変異して、攻撃する力を持っておりまた、禄朗の姉「紅」は、小刀を使って全ての呪いを断ち切る「刀巫覡(かたなふげき)」であり、お祓いの力は現役巫女のなかで日本一とされており、禄朗を助けに東京へやってきます。

 

政府の特殊災害対策室の特別工作班の班長である「宿木」と報奨金目当ての、心霊研究者:アウグスト博士・占い師:鬼離田3姉妹などアクの強い個性的なメンバーが双亡亭に乗り込みます。

 

それぞれの思惑と目的が「双亡亭壊すべし」という一つの目標で重なります。

 

しかし双亡亭の真相は主人公達の想像をはるかに超えるものになります。本誌で是非確認してみて下さい!

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『双亡亭壊すべし』登場人物紹介

凧葉 務(たこは つとむ)

双亡亭の隣に建つアパートに住んでいる美術大学を卒業したばかりの絵本作家志望の画家です。

 

坂巻泥努の作風に興味を持っており、彼の書いた本を所持していたが、政府による双亡亭への空爆によってアパートと共に焼失しています。

 

双亡亭の一角に引っ越してきた緑朗に双亡亭への探検のきっかけを作ったことを気にかけており、紅に同行し、双亡亭に進入しました。

 

他の進入者達と違い、何の戦闘能力も持たないが双亡亭による精神攻撃に対しては、自分だけではなく他の人達を助けるほどの強さを見せます。

 

緑朗により、泥努の描いている侵略者の星と繋がる為の絵は塗り潰せることを知り、泥努のいるアトリエを目指しています。

立木 緑朗(たちき ろくろう)

双亡亭の一角に父親と引っ越してきた小学6年生の少年で、紅の弟です。

 

双亡亭へ探検に行ってしまい、迎えに来た父親が屋敷の壁に掛かっていた肖像画に引きずりこまれてしまい、目の前で人ならざる者になってしまいます。

 

双亡亭に父親を奪われたことで激しい憎しみを抱いており、青一と共に行動しています。

 

敵の狙撃により、生死を彷徨った際に敵の弱点を知り、そのことを皆に伝えます。

 

子供らしい発想で、凧葉と帰黒の分身を作ることを提案しました。

柘植 紅(つげ くれない)

刀巫覡(かたなふげき)という小刀を使って呪いを断ち切る現役の巫女で、実力は日本一と噂されています。

 

緑朗とは、両親の離婚により、遠く離れた大分で暮らしていました。

 

双亡亭での父親と弟の事件を聞き、大分から上京し、凧葉と出会います。

 

緑朗が復讐する前に双亡亭のお祓いを済まし、弟を守るために双亡亭への進入を決意をします。

 

その後、泥努に攫われ、彼のアトリエでデッサンのモデルをしています。

凧葉 青一(たこは せいいち)

東京上空に突如として現れた謎の旅客機に乗っていた少年です。

 

その正体は、45年前に行方不明となった旅客機の乗客の1人でした。

 

そして凧葉務から見て、祖父の兄の息子という関係にあたりますが、見た目は年を取っておらず、精神、容姿共に子供のままでした。

 

身体の一部を螺旋状に変化させ、怨霊や侵略者を粉砕することができます。

 

その他にも、驚異的な治癒能力や自分の『水』を他人に使うことで、自分の過去を見せる能力なども持っています。

 

侵略者の星と繋がってしまった双亡亭破壊のため地球へと戻る途中で、妹と生き別れています。

 

双亡亭に強い敵対心を抱いており、その気配を感じ取ると暴れ出すが、ネコの絵を見て落ち着くなど子供らしさも持ち合わせています。

 

双亡亭破壊の為に、同じく憎しみを抱く少年立木緑朗と出会い、行動を共にしています。

鬼離田三姉妹(きりたさんしまい)

姉妹の1人に瞳を集めて、相手の弱点を見極める力や、鬼神を依り代に召喚して使役する能力などを使うことができる長女の菊代、次女の雪代、三女の琴代の三姉妹の心霊能力者です。

 

母は双亡亭から出てきた女性で、3姉妹を出産してすぐに死亡してしまい、他に何の手がかりも無かったので父親は誰なのか、わかりませんでした。

トラヴィス・アウグスト

アメリカ合衆国の超自然現象研究会の科学者たちのリーダーです。

 

科学者目線で超常現象の理由を探るため、フロルや助手らと共に双亡亭破壊作戦に参加しました。

 

「転換機(リバーサー)」という携帯式の電磁放射システムを両腕に装着しており、強力な電磁エネルギーを放射することで、物体や霊体と戦うことができます。

 

フロル・ホロパイネン

アウグスト博士の養女で、アメリカ超自然現象研究会のメンバーです。

 

物体を瞬間的に移動させる能力と能力者と交信することができるテレパシー能力を持っています。

 

能力の使用後は体力を消耗してしまうため、連続で大量の物質を移動させることはできません。

 

人ならざる者たちを追って屋敷の最深部に侵入し、包囲される中、大量の液体窒素を能力を使って、移動させました。

ジョセフィーン=マーグ、バレット・マーグ

車椅子に乗る妻・ジョセフィーンと資産家の夫・バレットの老夫婦です。

 

ジョセフィーンは「パイロメアリー」という人形を使って炎を操って(パイロキネシス)、霊体や物体を倒す能力を持っています。

 

バレットは妻の車椅子を押しながら、相手の攻撃を受け止める程の怪力の持ち主です。

黄ノ下 残花(きのした ざんか)

双亡亭内で、ガスマスクをした憲兵隊に襲われていた青一を助けた男性です。

 

その正体は、昭和7年に存在していた旧日本軍少尉黄ノ下 残花でした。

 

ある事件の犯人を追って突入した双亡亭で、幼馴染の坂巻泥努と出会うが、彼が描いた絵に部下と一緒に引きずり込まれて重傷を負ってしまいます。

 

青一に襲い掛かったガスマスクをした憲兵たちは、双亡亭に飲み込まれてしまった彼の元部下でした。

 

なんとか外へ出た残花は、傷を癒す霊水を持っている帰黒と接触し、霊水で回復した後、帰黒と共に双亡亭へ自分を殺そうとした泥努に復讐を誓い、再び乗り込みます。

帰黒(かえりくろ)

紅が、双亡亭内で出会った女性です。

 

その正体は、地球に向かうために乗っていた旅客機で青一と生き別れになった妹の「マコト」でした。

 

新興宗教『白城百水教』で「生き本尊」として巫女を務めていたが、傷を癒す霊水を求めてやってきた残花と出会い、彼の事情を理解し、自分が必要と判断し、共に双亡亭に乗り込みます。

 

髪を自在に操る能力やテレパシーだけでなく、空間を舐めてその「味」によってさまざまな事象を知ることができる「味智覚」を使用することができます。

坂巻 泥努(さかまき ていど)

大正時代に、資産を投じて双亡亭を建てた画家です。

 

90年前から、母屋の地下室に湧く黒い水を使って人を取り込む肖像画を描き続けています。

 

同じ絵描きで、絵について似た価値観を持つ凧葉に興味を持っており、彼に双亡亭の中を自由に動き回ることを可能とする「黒い手」の力を与えます。

 

自分の絵を評価しないという理由で、全人類を滅ぼすことをなんとも思わない冷酷非道な人間です。

 

侵略者の星と繋がる為の絵を描き進めており、実質上のラスボスです。

『双亡亭壊すべし』の魅力紹介

魅力① 皆を照らすどこまでも前向きな主人公!

この作品の主人公である凧葉務は、とても物事を前向きに捉えることができる青年です。

 

その力は、双亡亭に進入したあとに真価を発揮します。

 

泥努の描く肖像画に引きずりこまれた人は、その中で侵略者からの精神攻撃を受けます。

 

そのときに攻撃に耐えられなかった人は、侵略者が体内に入り込まれ人ならざる者になってしまいます。

 

しかし凧葉は、その持ち前の強い心でその攻撃を乗り越え、更には他の人の心まで救ってしまいます。

 

絶望しかない双亡亭内で、戦闘能力はないが進入者たちの希望となり、進んでいくことができています。

魅力② 登場人物の過去と成長物語!

肖像画に引きずり込まれた人たちは侵略者から精神攻撃を受けます。

 

その中で、人の持つ思い出したくない過去を使い、心を壊し、体を奪おうとしてきます。

 

主人公である凧葉はもちろん、進入したキャラクター全員が標的になっています。

 

1人ひとりが抱える過去とどう向き合い、そして成長していくシーンには共感をする人もいると思います。

魅力③ 次々と出てくる謎!

「双亡亭壊すべし」というタイトルを見て、どういう意味?と思った方は少なくないと思います。

 

「双亡亭」とはなにか… 、1巻の表紙に映る左腕がドリルのような少年…。

 

序盤では、幽霊屋敷と呼ばれていた双亡亭もその実態は幽霊などではなく、地球外生命体と1人の画家が作り出したものでした。

 

そして謎の少年青一が、現代に45年前からなぜ現れたのか謎が謎を呼び、解決したと思ったら、次の謎が…という展開がとても読んでいてハラハラするのがこの作品の魅力です。

 

ただのホラーだけではなく、人間の持つ暗い過去や恐ろしい人外との戦いが更にこの作品を盛り上げてくれます。

 

独特な世界観で読者を惹き付けるそれが『双亡亭壊すべし』という作品です。

 

以上が、『双亡亭壊すべし』の魅力になります。

『双亡亭壊すべし』序盤ネタバレ紹介!

第1回 壊れずの家

「双亡亭」と名付けられた屋敷の中を、二人の少年が歩いています。

 

二人は、探検するために入ったその双亡亭という名の屋敷の中で、はぐれてしまった女の子を見つけ、手を引いて出ようとしますが、彼女は手が伸び、目からは血を流す化け物と成り果てていました。

 

その姿を見て、二人の少年は叫びます―――。

 

そこで、目が覚めます。過去に経験した恐怖の体験を、夢の中で思い出していたのでした。

 

時は流れて、少年の一人・斯波は総理に、もう一人の少年・桐生は防衛大臣となっています。昔のままの愛称で呼び合う二人は、何かを決断したようで、周囲の閣僚たちが慌てふためきながらそれを止めようとしています。

 

場面はかわって、主人公の凧葉 務(タコハ ツトム)が登場します。

 

彼は美大を卒業したばかりの絵描きで、絵本作家となることを目指し、出版社への持ち込み用の絵本を描いています。

 

完成した原稿を持って、意気揚々と出版社へ向かうために出かけていきます。

 

外に出たところで、隣の家に、父親とともに引っ越してきた少年・緑朗(ロクロウ)と出会います。

 

絵が好きだという緑朗に、また今度絵を見せると約束し、凧葉は出版社へと向かいますが、結果は、散々。

 

とぼとぼと帰る帰途の途中、同級生にいじめられている緑朗を見かけ、凧葉は助けに入ります。

 

そのまま、一緒に公園のベンチに座りながら絵を見せ、話をする中で見せる緑朗の笑顔に、凧葉は励まされます。

 

そして、緑朗にまた絵本を描いて見せる約束をし、二人は別れます。

 

その夜、緑朗が好きだと言っていた猫のキャラクターを考えた凧葉は居ても立ってもいられず、緑朗にその絵を見せるために隣の家へ向かいますが、なんと緑朗の家が火事になっていたのでした。

 

凧葉が見たのは、目から血を流し、「パパがあの家に食べられちゃった」と笑いながら叫ぶ緑朗の姿でした。

 

そんな中、燃えている緑朗の家に、自衛隊が出動してきます。

 

同時刻。斯波首相と桐生防衛大臣は、「あの家壊すべし」として、自衛隊に爆撃を命じます。

 

あの家とは、かつて斯波首相と桐生防衛大臣が迷い込んだ『双亡亭』なのでした。そして、ロクロウが引っ越してきたのは、その双亡亭の敷地にある建物の一角だったのです。

 

『双亡亭壊すべし』の言葉の下で、爆撃は実行され、直撃します。

 

しかし――双亡亭は、まったく壊れないのでした。

 

不思議なことは続きます。

 

次は、羽田空港付近にて、通信にまったく応じない、未確認の旅客機の機影を東京管制部が捉えます。

 

それは、40年も前に使われなくなったはずの型の、ボロボロの飛行機でした。

 

急ぎ、警察がその旅客機の中に突入します。

 

その飛行機の中には、髪の長い、ボロボロの少年がいたのでした。

 

その少年は手をドリルのように変形させ、旅客機の中で現れ警察を襲おうとしている化け物を倒します。名前は、青一(セイイチ)というのでした。

第2回 客人(まろうど)達

大分県の久重山から、一人の巫女が旅立ちを決意します。彼女の名前は、紅(くれない)。

 

緑朗の姉であり、双亡亭にて父と緑朗が害されたと聞き、駆け付けようとしているのでした。

 

場面は変わり、凧葉は双亡亭への爆撃に巻き込まれて住んでいたアパートがなくなったために泊めてもらっていた友人の家で、テレビを観ています。

 

そこに映っているのは、双亡亭に乗り込んだタレントたちが、絵の中から出てきた化け物に飲み込まれていく昔の衝撃の映像でした。

 

それを観た凧葉は、緑朗の身にも同じことが起きたと直感し、緑朗の病院へと駆け付けます。

 

その病院では何故か、環境省の特殊災害対策室の職員が凧葉を待っていたのでした。

 

双亡亭の爆撃があった日に現れたボロボロの旅客機は45年前に行方不明になっていた旅客機であり、それに乗っていた少年・青一は凧葉の親戚で、凧葉の祖父の兄の子供だと言うのです。

 

もしそれが本当なのであれば、青一は50歳を超えていてもおかしくないのですが、姿は少年のままなのです。

 

緑朗が入院している病院に青一も保護されており、凧葉は会いに行くことになりました。

 

青一は凧葉の姿を見た瞬間、凧葉が持っているスケッチブックに描かれていた双亡亭に反応し、襲ってきます。それにより、青一は拘束されてしまいます。

 

その後、凧葉は緑朗のいる病室へ向かいます。ちょうどそこでは、環境省の作戦課に所属する女性職員・宿木が、緑朗に双亡亭での出来事の事情聴取を行っているところでした。

 

ショックによる放心状態で口を開けない緑朗に、父親の遺体の写真を見せることで思い出させようとする葛城。それを止めようと、食ってかかる凧葉。

 

そんな中で、緑朗は怒りに目覚め、「双亡亭壊すべし」と決意します。

第3話 出会い

緑朗の姉である紅は、小刀を使って全ての呪いを断ち切ると言われる巫女『刀巫覡(カタナフゲキ)』の一族であり、現役の中では最強の力を持っていると言われています。

 

父と緑朗の話を聞き、緑朗の入院している病院へ来ています。

 

その病室では、凧葉と宿木が言い争いをしています。

 

さらに、下の階から床を突き破って、青一が乗り込んできました。緑朗から漂う双亡亭の臭いを嗅ぎつけたのでした。

 

青一は、「双亡亭を壊したい」という意見で一致した緑朗を連れて、外へと駆け出していきます。

 

凧葉はバイクでそれを追いかけます。紅も後ろに乗り込んでいます。

 

緑朗を連れて行こうとする青一と、防ごうとする紅は対峙し、戦いが始まります。

第4回 紅 対 青一

戦う青一と紅。

 

青一の、ドリル状に変化した腕による攻撃を紅は防ぎますが、そこから霊力が吸われていきます。

 

どうにかその攻撃を逸らし霊刀『吐月(トゲツ)』を刺そうとしますが、体を硬くできる青一には通用しません。

 

さらに青一の背後をとった紅は飛んで攻撃をしかけようとしますが、なんと青一は背中からもドリル上の攻撃を繰り出してきます。

 

紅はやられかけますが、凧葉と緑朗が飛び込んで二人を止め、何とか事なきを得ます。

 

しかし、紅は止まりません。緑朗との会話で隙が生じた青一の首と胸に刀を突き刺します。青一は血を流すものの、やはりダメージはないようです。

 

緑朗と紅が姉弟だとしった青一は自分の家族のことを思い出し、力なく去っていきます。双亡亭への復讐を誓った緑朗は、凧葉と紅の静止を振り切り、青一とともに再び双亡亭を目指します。

第5回 名乗る者達

緑朗たちが去った後、凧葉と紅は環境省で待機していました。

 

そこで、紅は凧葉に、緑朗がどういう様子であったかを尋ねます。

 

凧葉は、小刀を振り回していた紅の姿を思い出し、関わってはいけない人種だと判断して逃げようとしますが、捕まってしまいます。

 

姉なのなら緑朗があんな目にあっていたのにどうしてもっと早く来てやらなかったのか、と叱責する凧葉。紅は泣き出してしまいます。

 

それに驚き、凧葉は紅を外へと連れ出します。そして、お互いのことを話し始めます。

 

場面は変わって、緑朗と青一はバスの屋根の乗り込み、双亡亭を目指していきます。

第6回 青一と緑朗

凧葉と紅は町中のベンチに座り、紅と緑朗の過去について話しています。

 

緑朗と紅の母親も、紅と同じ刀巫覡であり、紅が刀巫覡になるかどうかの喧嘩が原因で、両親は離婚したのでした。紅はずば抜けた刀巫覡の才能があるようです。

 

刀巫覡になることを決めた紅は3年間の修業を行うために山に籠っており、その途中で、緑朗たちが双亡亭の事件に巻き込まれたことを知ったのです。

 

一方、緑朗と青一は、双亡亭の方面へ向かうバスの屋根の上に乗りながら、緑朗の父親が双亡亭で死んでしまった際のことについて話しています。

 

双亡亭の奥に進んだ緑朗を迎えに来た父親はある絵に目を奪われている際に、その絵から出てきた触手のようなものにより絵へと引きずり込まれ、その後、変になった状態で、再び絵から出てきたというのです。

 

そのとき緑朗は、双亡亭について、オバケといったものでない別の何かであると感じました。

 

そして、青一に、「君は何? 君は…どこから来たの?」と問いかけます。

 

それに対して青一は、「トオイトコロ…イッテ…キタ…」、そして、そこから帰ってくるときに、「あいつら」を壊してくれ、と頼まれたというのです。

 

そうこうしているうちに通りかかった古びた家の前で、急に青一は立ち止まります。表札には「凧葉」と書かれています。そこは昔、青一が住んでいた家でした。

第7回 青一の家

斯波首相は、双亡亭に関する取材に答えています。

 

双亡亭が如何に異常な存在で壊さなければならないものなのか、そして、広く一般から双亡亭を壊すものを募り、成し遂げたものには248億円の報奨を支払うと宣言します。

 

同時刻、環境省の特殊災害対策室作戦課の宿木から、双亡亭を破壊する特別工作班に協力するように、紅は要請を受けます。

 

双亡亭では超常現象による攻撃が考えられるため、刀巫覡である紅の力を借りたい、ということでした。

 

それに対し紅は、緑朗を保護し、絶対に双亡亭に近づかないようにすることを条件に承諾します。

 

さらに、凧葉も同行するよう、要請を受けます。

 

双亡亭は何故か航空写真に写らず、測量図も立地に関する図面も存在しないことから、双亡亭の隣に住み、絵も描いていた凧葉の協力してほしい、というのです。

 

拒否する凧葉ですが、無理やり職員に引っ張られ、連れられて行きます。

 

場面は変わり、緑朗と青一は、過去に青一が住んでいた家へと入っていきます。

 

先に入っていく青一に続いて入ろうとした緑朗は通りがかりの女子学生に呼び止められ、その家がお化け屋敷と呼ばれていることを教えられます。

 

45年前に住んでいた家族が、飛行機事故で全員死んだ、ということも聞かされます。

 

家の中で青一は、そこに住んでいた頃の、温かい家族との思い出に浸りっていますが、何者かの邪悪な気配を感じ取り、「ボクノ…ウチデ…ナニ…シテル…」と怒りを露わにします。

第8回 粉々にする腕

その家には怖い幽霊が出る、ということを聞いた緑朗は、青一を救うために家に入ろうとしますが、女学生に止められます。

 

女学生は、既に自分は呪われており手遅れであり、緑朗の代わりに青一を助けに行くから、というのです。

 

それでも青一は止まらず、結局、女学生とともに家の中に足を踏み入れます。

 

居間まで向かうと、青一の周りに、黒い人型が複数、飛び交っているのを見つけます。そして、その影は、緑朗や女学生たちにもまとわりついてきます。

 

それに対して青一は、手をドリル形状に変形させ、回転によりその黒い影を巻き込みすり潰し、殲滅します。

 

そして緑朗に、もう行こう、と促します。「ココニハモウダレモ……イナイカラ……」と悲しそうな顔をしながら。

 

しかし、女学生が発した「ママ」という言葉を耳にした青一は微笑み、緑朗を背負って家から走り去るのでした――。

 

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