終末のワルキューレ最終回完結した?結末や最後ラストを予想ネタバレ!原作漫画アニメ

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アニメ化もされている人気漫画『終末のワルキューレ』。

 

今回は、『終末のワルキューレ』のこれからの展開や結末を考察していきます。

 

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『終末のワルキューレ』は完結した?最新巻は何巻?

原作は完結した?

結論として言うと、漫画『終末のワルキューレ』は完結していません。

 

『終末のワルキューレ』は梅村真也原作、構成フクイタクミ、作画アジチカの3人によって作成された漫画です。

 

月刊コミックゼノンで2018年1月号より連載中であり、2023年7月現在も連載は続いています。

 

ラグナロクは中盤に差し掛かっている状態であり、まだまだ物語が続いていくことが予想されます。

最新巻は何巻まで出ている?

2023年7月現在、18巻まで出版されています。

 

また、外伝として『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』が7巻、『終末のワルキューレ奇譚 ジャック・ザ・リッパーの事件簿』が1巻、発売されています。

 

『終末のワルキューレ』の次回19巻は7月20日に発売される予定となっています。

 

あと何巻で完結する?

ラグナロクは全13戦あり、現在18巻時点で第8戦の途中となっています。

 

今までのペースからすると、あと12巻程度でラグナロクが終結すると考えられます。

 

よって『終末のワルキューレ』は全30巻程度であると考えられます。

 

また、現在の単行本発売スピードは3ヶ月に1巻であるため、最終巻が30巻であるとするならば、2026年7月に最終巻が発売されると考えられます。

 

しかし、『終末のワルキューレ異聞 呂布奉先飛将伝』や『終末のワルキューレ奇譚 ジャック・ザ・リッパーの事件簿』のような外伝が今後も新たに発売されるのであれば、連載スピードが低下するため、最終巻発売時期が遅くなることもあるでしょう。

 

『終末のワルキューレ』最終章に至るまでのこれまでのネタバレまとめ

ラグナロクって何??

神VS人類最終闘争をラグナロクといいます。

 

ラグナロクのルールは、ヴァルハラ憲法62条15項「神・人類それぞれが13の闘 士をだし、先に7つを取れば勝利」という1つのみです。

 

その内容はワルキューレのブリュンヒルデ曰く、神と人類による1対1勝負(タイマン)です。

 

13回の勝負が行われ、先に7勝した方が勝利です。

 

もちろん人類が7敗した瞬間に人類の終末(滅亡)が決定します。

 

万が一人類が勝利した場合、それ以降1000年の生存が神から許可されます。しかしこの法は人類誕生以降一度も適応されたことはありません。

 

なぜならば、人間が神に勝つなど絶対に不可能であり、いわば超法規的条項、つまり神々の戯れのために制定されたようなものであるからです。

 

それにも関わらず今回、開催が決定された理由として、ワルキューレ(戦乙女)の存在があると言えます。

 

ことの発端は世界各国の神々が集まるヴァルハラ評議会での出来事です。

 

評議会では1000年に一度、全世界の神々が一堂に会し、人類滅亡会議が開催されます。

 

会議は簡単なもので、人類に次の1000年の存続を許すか、それとも終末を与えるかの2択を決めるというものでした。

 

今回の会議では、全ての神が終末を与えるという判断をしました。

 

人類滅亡会議において全会一致で終末という結論になった場合、人類は否応なく滅亡することになります。

 

創造主である神の意思に異論など許されないからです。

 

ワルキューレはヴァルハラ協議会議長であるギリシャ神話の主神ゼウスが決定を下す直前に割って入り、ただ人類を滅ぼすだけでは芸がない事、戯れのためにラグナロクの開催を提案するのです。

 

最初は一蹴されますが、神々が人類より容易に激昂しやすいことを知っていたワルキューレにより、最終的に神々はのせられる形でラグナロクを開催することになるのでした。

 

今人類は何勝してるの??

現在人類側は7戦中4勝しています。

 

なお、最新巻である単行本18巻では8戦目途中であり、勝負がついていないためカウントしていません。

 

過去の戦況は以下の通りです。

第1回戦:中華最強の英雄・呂布奉先vs雷の狂戦士・トール

北欧神話最強の戦神であり、神器ミョルニルを操るトールと、個の強さにおいては三国時代随一の武将呂布奉先の戦いです。

 

試合時間:16分28秒 決まり手:覚醒雷槌(ゲイルロズトールハンマー)で神側のトールが勝利しました。

第2回戦:全人類の父・アダムvs全宇宙の父・ゼウス

本来はインドのシヴァ神が出場するはずでしたが、アダムの出場を知ったゼウスがシヴァに自分が出場すると伝え、順番が変更となりました。

 

ゼウスは最終戦に出場するはずでした。

 

試合時間:7分13秒 決まり手:拳骨 で神側のゼウスが勝利しました。

第3回戦:史上最強の敗者・佐々木小次郎vs大海の暴君・ポセイドン

ゼウスの兄の一人で、オリュンポス12神に名を連ねる海洋神ポセイドンと死後も岩流の技を進化させてきた佐々木小次郎の戦いです。

 

試合時間:13分07秒 決まり手:双燕斬虎万刃撩乱(そうえんざんこばんじんりょうらん) で人類側の佐々木小次郎が勝利しました。

 

この戦いで初めて人類側が勝利となっています。

第4回戦:霧の殺人鬼・ジャック・ザ・リッパーvs不屈の闘神・ヘラクレス

19世紀の英国を震撼させた「霧の殺人鬼」であり、現在も正体不明である ジャック・ザ・リッパーとギリシャ神話の半神半人で英雄のヘラクレスの戦いです。

 

試合時間:26分57秒 決まり手:Dear GOD で人類側のジャック・ザ・リッパーが勝利しています。

 

第5回戦:無類力士・雷電為右衛門vs宇宙の破壊神・シヴァ

試合時間:11分16秒 決まり手:大切炎舞(テーヴァローカ)で神側のシヴァが勝利しました。

第6回戦:天上天下唯我独尊男・釈迦vs七福神一柱・毘沙門天→伝説の凶神・零福

釈迦は本来神側から出場するはずでしたが、神側の門から登場し、その場で人類側で戦うことを宣言します。

 

ゼウスは了承し、神側は七福神の毘沙門天を改めて選抜しますが、毘沙門天は七福神の他の神を吸収し零福となって釈迦と対峙します。

 

試合時間:21分37秒 決まり手:天眼妙覚大湦槃斬(マハーバリ・ニルヴァーナ)により人類側の釈迦が勝利しました。

第7回戦:始まりの王・始皇帝vs冥界の王・ハデス

釈迦が人類側で戦ったことにより出場枠に穴が空いていましたが、冥界から様子を見に来たオリンポスの長兄であるハデスが出場することになります。

 

相手がハデスであることを知ったブリュンヒルデにより、始皇帝が対戦相手に選ばれます。

 

試合時間:12分57秒 決まり手:始皇承力燕斬(しこうしょうりきえんざん) により人類側の始皇帝が勝利しました。

あと何戦残ってるの??

現在8戦目の途中であり、それ以外であればあと5戦残っています。残っている神側・人類側の名前は以下の通りです。

 

  • 神側

ロキアポロン

スサノオノミコトアヌビス

オーディン

 

  • 人類側

レオニダス王沖田総司

グレゴリー・ラスプーチン

ミシェル・ノストラダムスシモ・ヘイへ

坂田金時

 

なお、ゼウスが順番を変更したり、釈迦が人類側から出場したり、ブリュンヒルデも相手を見てから戦士を決定していることから、特にこの順番で戦うというわけでもないようです。

 

『終末のワルキューレ』最終回結末や最後ラストを予想ネタバレ!原作漫画アニメ

今誰が戦ってるの?

18巻時点では第8回戦であり、人類唯一の魔法使い・ニコラ・テスラと呪われし佇の王・ベルゼブブが戦っています。

 

ベルゼブブとは本来キリスト教の悪魔のことです。

 

見た目は科学者や修道士を彷彿とさせる黒ずくめの青年です。

 

『豊穣の守護神』と『蝿の悪魔』の『バアル・ゼブブ』二つの顔を持つ異形の神で『蝿の王』『サタンに呪われし者』と呼ばれており、ベルゼブブに関わると不幸になると言う理由から神々からも嫌われています。

 

愛が極限にまで高まると自分の意思とは無関係に自ら愛するものを壊してしまう破壊衝動である『悪魔的生命の破壊衝動(デストルドー)の』持ち主です。

 

ニコラ・テスラはオーストリア帝国の科学者で、現代でも実用されている科学技術を発明した天才科学者であり、その偉業から「人類史上唯一の魔法使い」と呼ばれています。

 

天に召されてなお研究をして完成させた理論によるアーマードスーツを着用して戦います。

 

胸と両腕に合計3つの『スーパー・テスラコイル』を装備しており、高圧電流の攻撃と己の科学の集大成である反重力システムによる空中浮遊と瞬間移動をすることができます。

 

この2人の戦いは終わっておらず、どちらが優勢とも言い難い状況です。

 

人類は勝つことができるの?

18巻時点では7戦中4勝と人類側が勝ち越している状況です。

 

しかし、元来ラグナロクが制定された理由は神々の戯れのためです。

 

つまり、神々の暇つぶしのためのものであって、人類が勝つことなど想定しておらず、それほどまでに人間が勝つことが難しいということがわかります。

 

神側にとっては「思ったより人間が強かった」という状況です。

 

しかし、この本来このラグナロクを制定したのは神側であり、そして今まで一度もラグナロクが開催されたことはありませんでした。

 

つまり、神々は人類が生まれてから今まで一度も「思ったより人間が強かっ た」ことを知らずに来ており、制定時ももちろんそのようなことは知らなかったのです。

 

全能であるはずの神々の無知、ワルキューレが見抜いた人間より激昂しやすいことなどから、神々は完全無敵ではないことが伺え、それが戦績に出ている状況です。

 

よって人類はこれからも勝利の数を増やすことができると考えられます。

 

そして、たとえ7勝できずとも、人類の勝利の回数は神々は人類に終末を与えることを考え直すきっかけとなる可能性があります。

 

また新しいラグナロクが始まるの?

結論から言うと、今回のラグナロクを最後に開催はされることはないでしょう。

 

ラグナロクに出場した戦士は、勝利することができれば魂は天界に留まることが出来ます。

 

しかし、敗北した暁にはその魂は宇宙の塵となり、輪廻転生の輪から外れてしまいます。

 

つまり存在が抹消されてしまうということです。

 

すでに神側はゼウスの兄たちであるポセイドンとハデスが敗北しており、存在が消滅しています。

 

そしてそのことを誰よりも悲しんでいるのはもちろん神々です。

 

また、ラグナロクの開催を決定するのもまた神々であることを考えると、このような悲しみを神々が2度と味わうことがないよう、ラグナロクは今回を持って2度と開催されることはないでしょう。

 

『終末のワルキューレ』主要キャラクターを紹介!

ブリュンヒルデ

北欧神話の登場人物。

 

ワルキューレ13姉妹の長女。

 

人類の滅亡を目論む神々に対しラグナロクを仕掛けます。

 

ラグナロクでは人類代表の闘士達の出場の順番や、彼らの相棒となるワルキューレ達の采配を行っています。

ゲル

北欧神話登場人物。ワルキューレ13姉妹の末妹。ブリュンヒルデを慕いつつも、彼女の真意を図りかねている。

 

自分のことを「ボク」と呼ぶが女性である。

 

ゼウス

ギリシャ神話登場人物。

 

ギリシャ神話の主神であり全知全能の存在。

 

神々の王であり無類の戦闘好きでブリュンヒルデからは変態と呼ばれています。

 

第2戦でアダムと対戦しました。

 

普段は細身で小柄の老人ですが、戦闘時は筋肉が肥大し巨漢へと変貌します。武器は使用せずに身体のみで闘い、その拳は音速を超えるとのこと。

 

奥の手として自身の筋肉を限界まで圧縮し凝縮した状態である「阿陀磨須(アダマス)」がありますが、これは肉体への負荷が激しく、ヘルメス曰く「ベストの状態なら12~13分持つ」との事。

釈迦

元は人間でありシャーキャ族の王子として生まれ6年で悟りを開きました。

 

第6回戦でゼウスより神側から出るよう打診されましたが、人間側として出場し、七福神と対峙します。

 

喋り方などにも緊張感がなく、緩い性格ですが、他人の意思では決して動かず善悪や敵味方や人類神などは関係なしに、自身の行動は自身で決める『天上天下唯我独尊』を体現しています。

 

人・神問わず、幸福を否定したり、運命を押し付けようとするものたちを嫌っています。

 

ブリュンヒルデ曰く、なにものにも縛られず生きたいように生きる釈迦は『史上最強の思春期』との事です。

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