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『からかい上手の高木さん』15巻 ネタバレ紹介!
『ランキング』
子供の頃の高木さんが、お母さんに100円を貰いゲームコーナーに行きました。
「今日は何しようかなー」
「これも飽きちゃったしなー」
と、ゲームコーナーを見て回る高木さん。
ふと目に留まったのは『りんごとりGAME』と書かれたアーケードゲーム。
場面が変わり西方の子供のころに移ります。
お母さんに100円を貰いダッシュでゲームコーナーに向かう西方。
アーケードゲームで新記録を出し喜びます。
そのゲームは『りんごとりGAME』です。
特に面白くもないし、だれもやっていないがそこがいいと子供ながらに思う西方。
なぜならスコアランキングがすべて自分で埋まっているからです。
と、思っていたらランキング3位に『TKG』の文字がありました。
自分の名前で埋まっていたランキングに謎の『TKG』が入り込み悔しがります。
「1位だからいいさ」と少年西方は悔しがりながらもそう思います。
数日後、少年西方がりんごとりGAMEをやりに行きました。
すると、ランキング1位に『TKG』の文字がありました。
「お母さん、もう100円!!一生のお願い!!」と少年西方はお母さんにお願いしますが100円を貰えずその日は諦めて家に帰ります。
夜、布団の中で悔しがりながらも「まあいいさ、そんなに面白くなかったし」とつぶやきます。
「次からは別のゲームをしよう。楽しいゲームを。」と西方はつぶやきながらタンスの上に置いてある豚の貯金箱をにらみます。
後日、お母さんから100円を貰い堂々とした足取りでゲームコーナーに向かう少年西方。
手にはゲーム10回分の100円玉を握りしめています。
豚の貯金箱を壊し手に入れた100円です。
「1位の座を奪い返してやる」と西方は意気込んでゲーム機の前に向かいましたがゲーム機の故障により撤去されていました。
「そっか」と少年西方は立ち尽くしました。
ここで回想が終わります。
学校帰りの高木さんと西方が小さいゲームセンターにやってきました。
「西方負けたから何かおごりね。あ、なんかゲーム増えてる。これかー、懐かしいなー」と高木さんは懐かしそうに言いました。
置いてあったのは『りんごとりGAME』でした。
「やったことあるんだ。」と西方がそう言うと
「何回かだけね。面白くないけど。」と高木さんがちょっと嬉しそうに言います。
高木さんは覚えている様子でしたが西方は「どこかで見たことあるような…」と思い出せない様子です。
「やってみよっかなー」と高木さんはゲーム機の前に立ちます。
「え、面白くないんでしょ」と少し西方は驚きました。
懐かしいから記念にとりんごとりGAMEを始めようとする高木さん。
「罰ゲームとしてこれやらせてよ」と西方のおごりでゲームを始めた高木さん。
「本当に面白くなさそうなゲームだな…」と西方はまだ思い出せない様子です。
「これスコア競うゲームだからさ、後から西方もやって勝負しようよ」と高木さんは西方に勝負を持ち掛けます。
「えー、いいよ俺は」と断る西方。
ゲームが終わりランキングに入っていたため名前を入力します。
『TKG』
その文字を見た西方は「はっ」っとしましたが思い出せそうで思い出せませんでした。
しかし「わかんない、わかんないけどこのスコア抜かなきゃいけない気がしてきた…」と結局、ゲームをする西方でした。
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『紙ヒコーキ』
西方が教室で紙ヒコーキを作っています。
「おはよー」と高木さんは笑顔で言います。
「おはよう…」と西方が真剣な顔で高木さんにあいさつします。
「真面目な顔して、ラブレターでも折ってるの?」と高木さんがからかいます。
「違うよ!!」と顔を真っ赤にしながら西方が否定します。
西方は昨日テレビでやっていた戻ってくる紙ヒコーキを作っていました。
しかし上手くできない様子でした。
投げた紙ヒコーキを高木さんが取りに行きます。
拾った紙ヒコーキを見つめる高木さん。
紙ヒコーキに少し手を加えました。
そして高木さんが紙ヒコーキを飛ばすと、高木さんの手元に戻ってきました。
「えええええ!なんで!何が違うの!なげかた?」と西方は驚きます。
「西方のヒコーキ、私のこと好きなんじゃないの」と高木さんがからかいました。
顔を真っ赤にする西方。
「マジメにさあ。何が間違ってた⁉」と西方は高木さんに問いかけます。
「しょうがないなあ」と高木さんがノートを切り紙ヒコーキを折ります。
「これなら大丈夫だと思うからやってみてよ」と高木さんは西方に紙ヒコーキを渡します。
西方が受け取ります。
そこで西方が紙ヒコーキが戻ってきて成功した時のことを想像します。
『そんなに私のヒコーキに戻ってきてほしかったんだねー』
とか言いそうだなと思った西方は、自分で作ったヒコーキでいいと断ろうとします。
「私のヒコーキで西方が成功したら引き分け。失敗したり、棄権するなら西方の負け。」と高木さんが西方に勝負を持ち掛けます。
成功してもからかわれるし、失敗したら負け、西方にとってはどっちも負けみたいなものでした。
完全にしてやられたと思いながら、失敗するだろうと紙ヒコーキを投げました。
しかし投げたヒコーキは西方の手元に戻ってきました。
「よかったねー西方。成功だね。きっと…」と高木さんが言いかけたとき
「やったー!できたー!」と西方が子供のように喜び、はしゃぎました。
高木さんが西方にヒコーキの折り方が1か所違っていたことを教えました。
「よかったね」と高木さんが微笑みます。
「あ、うん。ありがとう」と西方はからかわれると思っていたので拍子抜けしました。
何回も紙ヒコーキを飛ばして喜ぶ西方に高木さんがつぶやきます。
「あんなに無邪気に喜ばれたら、からかえないよ」
しかし高木さんはからかいたくてうずうずしています。
「西方が私のヒコーキに戻ってきて欲しがりすぎるんじゃない?」と高木さんが我慢できずに言いました。
「え!今!」と西方が驚きました。
結局我慢できずからかう高木さんでした。
『シーン』
通学途中、昨日のアニメ『100%片想い』を思い出す西方。
「にーしかた」と高木さんが後ろから肩をたたきます。
西方が振り向くと高木さんの人差し指が西方の頬に「ぶにゅ」っと当たりました。
「わっ、驚いた。まさか西方が、こんなのにひっかかるなんて」と高木さんが手を後ろに組み、少し前かがみになりながら言います。
「あ、これは昨日の!」と西方が昨日見た100%片想いのシーンだと気づきます。
「あのシーンよかったなあ。あんなのされたら私もテレちゃうな」と高木さんがそう言うと西方が気づきました。
「高木さんがテレる!ものすごい情報を知ってしまったのでは!」
「ちなみにどのシーン?」西方がすかさず高木さんに聞きます。
しかし高木さんは答えてはくれません。
「これかなって思うやつシーン再現してみてよ。合ってたら正解っていうから」と高木さんが楽しそうに言います。
「シーン再現⁉」と西方が驚き、テレるシーンを思い浮かべます。
浮かんだのはヒロインの顎をクイッっとやり見つめあうシーン。
顔を真っ赤にし西方は固まります。
西方はもう少し考えるといい学校に向かいました。
学校に到着し西方は下駄箱に靴を入れながらやっぱさっき浮かんだシーンしか思いつきませんでした。
でもやるには恥ずかしい、外した時も恥ずかしいとなかなかできませんでした。
すると高木さんが西方の脇腹をつつきました。
驚く西方。
「びっくりした?いつものお返し」と高木さんが100%片想いのヒロイン「キュン子」の真似をしながら言います。
悔しがりながら考える西方。
ふと思い出しました。
「失敗したな高木さん」と西方が嬉しそうに言います。
実はさっき高木さんがやったシーンは西方が恥ずかしくてできないでいた顎クイの直前のシーンでした。
「この流れでやればオレでもいけるんじゃないか…」と西方がちょっと頬を赤らめながら高木さんと向き合います。
西方が高木さんの顎に手を伸ばします。
しかし「おっと。ちゃんとしまってなかった」と西方は恥ずかしくて下駄箱の扉を閉めるふりをし、下駄箱に左手を突き立てました。
目をつぶって悔しがる西方。
そこにふわっといい匂いがします。
目を開けると目の前に高木さんが立っていました。
高木「正解されちゃった」
そう高木さんがテレちゃうと言ったシーンは壁ドンされるシーンでした。
至近距離に高木さんの顔があり西方は顔を真っ赤にしながらバッっと離れました。
「あーあ。西方にテレさせられちゃったよ」と高木さんはそう言いながら教室に向かいました。
教室に向かう途中、西方は本当に高木さんはテレたのか確認しようと顔を見ようとします。
しかしさっきの壁ドンで恥ずかしくなってしまった西方は高木さんの顔を見ることができませんでした。
「また壁ドンしたくなったらさ、いつでもかかってきな」と最後までからかいつづける高木さんでした。
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『けっこん』
木村からメールが届きます。
「また木村がくだらないもの送ってきたかな…」と西方はめんどくさそうに言います。
送られてきたのはぶよぶよのおなかを手でつまんだ写真と「腹筋われた」の文字でした。
続けてまたメールが届きます。
内容は田辺先生がプロポーズに成功し、結婚するとのことでした。
強面の田辺先生が結婚するというので驚く西方。
そしてふと天井を見て思います。
「そうだ、高木さんこのこと知ってるかな。教えてあげるか」と西方が高木さんに電話をかけようとします。
「そうだ、どうせなら勝負にしてやる」と西方が高木さんに電話をかけます。
「どうしたの西方?」と高木さんが電話越しに言います。
「いや、えっと…」と西方はすこしテレくさそうに言います。
「奇遇だね。私も連絡しようと思ってたとこなんだよ」と嬉しそうな高木さん。
電話したのはいいが西方は高木さんの声を聴いて恥ずかしくなってきてしまいます。
「あれ?もしかしてテレてる?」と高木さんはからかいます。
「そ、そんなことないから!」と西方が顔を赤くしながら反論します。
西方が高木さんの用事は何だったのか聴きますが、高木さんに西方が先でいいよと言われます。
「うちの学校で近々結婚する先生がいます。誰でしょう」と西方が問題を出します。
高木さんがベッドの上に寝ころびながら考えます。
「田辺先生」と高木さんがそう言ったので当てられたと思う西方。
しかし「じゃなくてー。誰だろー」と高木さんは考えるふりをします。
西方は高木さんの選択肢から田辺先生が外れたことに喜びます。
「月本先生かな。なんか今日嬉しそうだったし」と高木さんが答えます。
西方が両手を握りしめガッツポーズとともに答えを言いました。
しかし電話の向こうで高木さんがクスクスと笑います。
「西方、今バンザイしてたんだろうなと思って」と高木さんが楽しそうに言います。
「負け惜しみかい」と西方は勝ち誇った顔で言います。
「負け惜しみじゃやいかな。だって私の勝ちだし」と高木さんが嬉しそうに言います。
西方が驚きます。
「田辺先生がプロポーズしたのって月本先生だし」と高木さんが意地悪っぽく言います。
西方がさらに驚きます。
そこに木村からメールが届き、相手が月本先生だと今更教えてくれました。
実は高木さんも西方にそのことで連絡しようとしていました。
高木さんからの連絡を待っていれば勝負に勝てたかもしれないと落ち込む西方。
「うれしい情報を真っ先に教えたくなる相手って、好きな人らしいよ。西方、真っ先に私に電話してきたよね」と高木さんはちょっと嬉しそうに言います。
西方が顔を真っ赤にしながら反論します。
電話を切り西方は高木さんの言葉を思い出し、勝負のために電話をしたんだと自分に言い聞かせます。
高木さんから先に勝負仕掛けてくれたら買っていたのにと悔しがる西方でした。
『豆まき』
「今日は何月何日か知っているかい。高木さん」と西方が黒板を消しながら言います。
「2月3日でしょ」と高木さんは答えます。
「そうつまり、豆まきの日」どや顔で西方が言いました。
それを見て高木さんが笑います。
「なんで笑うの?」と戸惑う西方。
「節分の日じゃないの」と高木さんが言います。
西方がハッとします。
西方が高木さんに持ち掛けようとしていた勝負の内容を先に言ってしまったからです。
西方が高木さんに豆まき勝負を挑みました。
勝負内容は、西方が作った豆っぽいものを10個投げ西方が全部よけれたら西方の勝ちで、1個でも当たったら高木さんの勝ちです。
しかし、西方が作った豆は中身がスカスカで軽いので投げにくくなっていました。
それを知らない高木さんは素直に勝負を受け入れました。
「勝負の前に、鬼のお面を作ろうよ」と高木さんにそう言われノートを切り取りお面を作り始めます。
西方が鬼の顔を書き、高木さんが目のところに穴をあけようとします。
しかし、西方が気づきます。
目の部分の穴を小さくして視界をさえぎってよけづらくする作戦だと思いました。
西方は全部自分でやると言い、目の部分を大きく開けました。
お面が完成し高木さんがお面をつけて確認します。
確認が終わったお面を西方に返します。
しかし、そのお面はさっき高木さんの口が当たっていて、そのことに西方が気づき顔を真っ赤にします。
お面を見つめる西方ですが、恥ずかしすぎて無理だとお面をつけれずにいました。
「かぶらないなら私が鬼やろっか」と高木さんがそう提案します。
「その時は、西方が投げにくい豆を投げることになるけど」と高木さんはすべてを見透かしていました。
西方はまだ、顔を真っ赤にしてお面を見つめています。
「西方、お面かぶってないのに赤オニみたいになってるね」と高木さんがからかうように言いました。
そういわれ恥ずかしくなった西方は結局オニを高木さんに譲り勝負しました。
西方の負けでした。
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『サビ』
西方がサッカーアニメのopが新しくなって興奮しています。
次の日、登校中に西方がopの鼻歌を歌いながら歩いていると道角から高木さんが顔を出します。
西方が驚き、さらに鼻歌も聞かれていて少し恥ずかしい様子です。
高木さんもそのアニメを見ていて鼻歌が間違っていると指摘します。
しかし、西方は間違っていないと反論します。
そこで高木さんが確認しようと言い、神社の石段に二人で座ります。
高木さんがスマホにつないだイヤホンを片方西方に渡します。
西方は恥ずかしがってスピーカーモードがいいと言いますが、イヤホンのほうが確実と言われ二人でイヤホンで聞くことになりました。
しかし、高木さんとの距離が近すぎて恥ずかしくて曲が耳に入ってきません。
そして、サビの直前で高木さんに声を掛けられ西方が驚き西方のイヤホンが外れました。
イヤホンが外れてしまったので高木さんだけがサビを聞き、やっぱり私が合っていたと言い張ります。
そこで西方は高木さんが間違っていたからわざとイヤホンを外させて曲を聞かせなかったと考えました。
もう一度二人で聞くことにし、サビを聞きました。
しかし、高木さんは間違っていませんでした。
西方の負けです。
高木さんがもう一回聴こうと言い、西方は自分に恥ずかしい思いをさせるのが罰ゲームなのかと高木さんに聞きます。
「なんのこと?私が西方と聴きたいだけだよ」と高木さんが西方の顔を覗き込むように答えます。
そして音楽を流した瞬間、イヤホンではなくスピーカーから音が流れました。
「またイヤホンで二人で聞きたかった?」と高木さんはそう言って西方をからかいました。
『反射神経』
図書館で退屈そうにしている高木さんと図鑑を読んでいる西方がいます。
西方が、図鑑が面白いと言い高木さんも図鑑を読もうと二人で図鑑コーナーに見に来ました。
そして二人が同じ図鑑に手を伸ばし西方の手が高木さんに触れました。
西方がテレて顔を赤くしているのをからかう高木さん。
先に手に取ったのは高木さんだからと西方は図鑑を譲ろうとします。
しかし、どっちが先だったかわからないから再現しようと高木さんが言いました。
西方は恥ずかしくて断りました。
そこで勝負をしようと高木さんがハリセンとファイルを用意しました。
勝負はじゃんけんで勝ったらハリセンでたたき、負けたらファイルでガードし先にハリセンで2回たたけたほうが勝ちというものでした。
勝負が始まり、最初に西方がじゃんけんで勝ちました。
ハリセンに西方が手を伸ばすとそこには高木さんの手がありました。
また高木さんの手に触れてしまった西方。
恥ずかしくて顔を真っ赤にしています。
結局恥ずかしくて頭が回らず西方は負けてしまいました。
西方は高木さんに図鑑を差し出します。
しかし、高木さんは一緒に見ようと言い並んで見ることにしました。
「西方に問題。今、名前隠した魚なんでしょう」と高木さんが問題を出します。
「キ、キス」と西方は恥ずかしそうに答えます。
西方がテレているのをからかって楽しむ高木さんでした。
『落としもの』
今日も散々からかわれてしまった西方が高木さんと歩いています。
見返したいけど何かないかと探します。
そして、西方は家の鍵を持っていることを思い出します。
鍵を持っているなんてちょっと大人っぽくてビビるんじゃないかと西方は考え、ズボンのポケットから鍵を出そうとします。
しかしポケットにあるはずの鍵がありません。
どこかに落としたようです。
慌てて高木さんに別れを告げ西方は鍵を探しに行きます。
「何を落としたの?」と西方の後ろから声を掛けます。
突然話しかけられたと思ったら高木さんでした。
二人で一緒に鍵を探します。
探している途中で高木さんが、さっき鍵を見せようとしたのは『100%片想い』の「今日、両親遅いからウチ来ない」を再現しようとしたから?と問いかけます。
しかし、西方は大人っぽいと見せかけようとしただけと答えます。
高木さんは『100%片想い』の再現だったらよかったのにと小声で言います。
それが聞こえてしまった西方は顔を真っ赤にします。
西方は心臓がドキドキし胸に手を当てました。
すると、胸ポケットに鍵が入っていることに気が付きました。
無事鍵も見つかっていつもの分かれ道につきます。
そこで高木さんがカバンから自分の家に鍵を出します。
「今日、両親遅いからウチくる?」と高木さんは手に持った鍵を揺らしながら言いました。
西方は一瞬顔を赤くしますが冗談だと思い二人はそこで別れました。
一人になった西方は本気にしてからかわれなくてよかったと高木さんの思惑を乗り越えてやったと喜びます。
「本気だったんだけどなー」と高木さんは実は本気で誘っていました。
『やさしさ』
今日は『100%片想い』のオフィシャル資料集の発売日です。
西方はこの日のために家の手伝いをしお金をため込んでぎりぎり買えるくらいのお金を持っていました。
資料集を買いに行く途中で高木さんに出会います。
高木さんも資料集を買いに行くところで、一緒に買いに行こうと誘いますが西方はただの散歩だと言い張ります。
二人で歩いていると、転んでけがをしている女の子とそのお兄ちゃんと遭遇します。
歩けないと駄々をこねる女の子。
すると、ちょっと待っててと西方が走ってどこかへ行ってしまいました。
しばらくして西方が薬局でけがの治療に必要なものを買ってっ戻ってきました。
治療を終え兄弟は帰っていきました。
「やさしいね西方」とほほ笑む高木さん。
「なんとなくだよ」そう言って帰ろうとする西方。
西方が買ってきたものを見て高木さんはお金が足りなくなったことを察しました。
高木さんはジュースを買って西方を追いかけました。
「お金足りなくなっちゃったんでしょ。かっこよかったよ」と高木さんが褒めます。
「高木さんは本屋さん、行かなくてよかったの?」と西方は高木さんに問いかけます。
「私もジュース買って、足りなくなっちゃったし」と高木さんは何も気にしていない様子です。
西方は申し訳なさそうにします。
高木「一緒に散歩してもいい?」と高木さんはそう言って二人で散歩しました。
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