ベルセルク鷹の団メンバーの最後は蝕で死亡？ジュドーは生き残り？

壮大なファンタジーの世界で壮絶な戦闘や人間ドラマを描いた人気コミック「ベルセルク」。

その骨太な物語の中心となる組織に「鷹の団」があります。

「鷹の団」とは、かつて主人公「ガッツ」とヒロインの「キャスカ」が所属していた傭兵団です。

元々は盗賊まがいの集団でしたが、力強いリーダーシップと圧倒的な戦闘能力を持つ団長「グリフィス」を中心に力をつけ、「戦場の死神」と呼ばれるまでの精鋭部隊となりました。

この記事では、そんな「鷹の団」の個性豊かなメンバーや待ち受けていた運命について取り上げたいと思います。

もし興味が湧いたら、ぜひコミックを読んでみて下さい！

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「鷹の団」を解説！ガッツを始めとした主要人物について紹介！

ベルセルクの世界において物語の中心に位置する傭兵団「鷹の団」。

その主要メンバー8名を紹介します！

ガッツ

京さんが羽田2日目にマイクスタンド背中に背負った姿なんかデジャヴ…と思ったらベルセルクのガッツ先輩ですわ
マジで蝕が始まりそうな禍々しさがあったよね pic.twitter.com/JEBngk0YTR

— ⛩ゆぴ⛩ (@degsuke666) May 24, 2023

物語の主人公である「ガッツ」。

15歳で戦場を転々としていた彼は、グリフィスとの出会いを機に「鷹の団」へと入団します。

彼の無骨で果敢な戦闘スタイルは頭角を現し、団の中でも切り込み隊長という重要な役職に任命されます。

初めて「仲間」や「居場所」といったものを団の中に見出し、100人斬りなどの武勇伝で団内外から名声を得ます。

しかし、自身の存在がグリフィスの夢に埋もれつつある現状を自問し、グリフィスと対等な存在でありたいという思いから団を離れます。

その後、自分自身の存在意義を探求する旅に出る彼ですが、ある日鷹の団が逆賊となったとの情報を耳にし、再び鷹の団と行動を共にすることになります。

グリフィス

今なら言えるってので…
私の理想の姿はベルセルクのグリフィスなんですよ……(黄金時代編のグリフィス)

美しい容姿からは考えられないほどの強かさと信念。そして垣間見える少年さ、は表向きで真剣に人間の欲との戦いと周りの重圧とも戦う戦士でもあったり…

いつかコスしたい｡ﾟ(ﾟ^ω^ﾟ)ﾟ｡ pic.twitter.com/wE5XUY1GV9

— づき@エグゼアドコレ発売中！ (@aoi_miduki09) January 25, 2019

次に、鷹の団を創設し、自身の夢を追い求めて立ち上がった「グリフィス」です。

自分が世に生を受けた意味、意義を問い続ける彼は、「自分の国を持つ」という大きな夢を抱き、その夢を叶えるべく「鷹の団」を創設します。

その美貌、知恵、そしてカリスマによって鷹の団メンバー達を引きつけ、団を成功へと導きます。

一方でガッツに対する執着にも似た友情を持っており、それがグリフィス自身や鷹の団の運命を決定づけるものになってしまいます。

キャスカ

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アルティメットプレミアムマスターライン/ ベルセルク： キャスカ 1/4 DX スタチュー https://t.co/KfXqQJTp3K 戦乱を駆ける傭兵集団「鷹の団」の千人長として、雄々しく活躍するキャスカの姿を立体化しました。 pic.twitter.com/6fF53aMjfg

— アニメガールズホビーコレクション☆ (@anime_yoyaku) May 22, 2020

ガッツが再び鷹の団に合流したその時、団の一員である「キャスカ」が団を指導していました。

彼女は唯一の女性剣士として、その美しい外見と同時に、その力強さと剣術の腕前で鷹の団を引っ張っていました。

もともとは貧しい家庭の出で、12歳で貴族に売られそうになった際に、その場に偶然居合わせたグリフィスから剣を投げられ、自由を手に入れるために戦いました。

その出来事から彼女はグリフィスに深い信頼を寄せ、鷹の団への所属を決めました。

ガッツとの出会いは、最初は緊張感と嫉妬心に満ちていましたが、時間と共に彼への深い愛情を育むようになります。

しかし、その後の衝撃的な出来事が、彼女の人生を苦難に満ちたものに変えてしまいます。

その他のメンバー

鷹の団の主要メンバーは他にも、ジュドー、ピピン、コルカス、リッケルト、そしてガストンといった人物たちがいます。

ジュドーは多才で二刀のカトラスと投げナイフを得意とし、ガッツに投げナイフの技術を教えた人物です。

ピピンはその巨体を活かした力強い戦士で、物静かな人物です。

コルカスは何かとガッツに突っかかる現実主義者で、良くも悪くも本音で振舞います。

リッケルトは小柄ではありますが、機械や道具の製作が得意な才能ある少年です。

そしてガストンはガッツの部下で切り込み隊副隊長、気さくで人情に厚い人物です。

ジュドーの想いとは？鷹の団の人間関係について解説！

先日放送の「決死行」。剣風伝奇では、ちゃんとジュドーが自分の部隊だけで助けに来てくれて嬉しいし、ちゃんとキャスカが抱きついてるしで辛い（どっちやねん）#ベルセルク#ジュドーのうなじ見れるから良いか pic.twitter.com/Ma7ZfbO4tp

— 怜人 (@chocolat_reito) October 24, 2022

ジュドーは鷹の団の一員で、軽業師出身の巧みな手練であり、投げナイフの使い手として知られています。

その親しみやすい性格と高い技術力は、団内外からの信頼を得ています。

彼は戦闘以外でも自分のスキルを活かして団のために尽力し、様々な手品や芸を披露して仲間たちを楽しませる役割も果たしています。

彼はキャスカに対して深い愛情を抱いており、彼女の安全と幸せを心から願っています。

しかし、キャスカの心がガッツとグリフィスに向いていることを知り、彼は自分の感情を抑え込むことを選びます。

彼は自分の愛情を黙って抱え、その感情を周囲に示すことなくキャスカを見守ることを決めました。

この純粋な愛情が、彼の人間性を強く表していると思います！

一方で、ジュドーはグリフィスに対しても複雑な感情を抱いています。

彼は器用であるがものの、あらゆる物事において一番にはなれなかったというコンプレックスを持っていました。

そのために一番になれそうな人物の下に付き、叶わぬ夢を果たそうとグリフィスに託す決意をします。

ジュドーに限らず、鷹の団はグリフィスを中心に様々な感情が渦巻いた人間関係が出来ており、物語をよりドラマチックにしています。

ぜひ作品を読んで確かめて下さい！

最強の軍団、鷹の団！強さと栄光に隠されたグリフィスの秘密とは？

「鷹の団」とその絶対的な指導者グリフィスの栄光には秘密が隠されています。

その中でも、最も衝撃的なエピソードの一つがグリフィスの深い過去の秘密です。

地方の貴族の領地紛争に参加した際のエピソードで、この秘密が明らかにされました。

美少年たちを召し使い、さらには“色子”として城内に監禁していた貴族がおり、グリフィスが城に連れ込まれたことありました。

鷹の団を大きくするため、軍資金を得るための身売りでした。

とても強い決意と覚悟が無ければできない事です。

キャスカが「今のまま戦って勝ち続ければ」と語った時、彼は「時間がかかりすぎるし、戦場に出ればそれだけ多くの部下を失う」と答えました。

「オレはね・・・命を落とした仲間達に何ら責任を感じてはいないよ・・・それはあいつらが自分自身で選んだ戦いなのだろうから。だが・・・何百何千の命を懸けながら自分だけは汚れずにいられるほど・・・それほど・・・オレの欲しいものはたやすく手に入るものではないんだ」と彼は語りました。

彼がどれほど自分の夢を追い求め、どれほど深くそれを欲しているかが彼の言葉から伝わります。

ファンの間でも話題になる印象深いエピソードです。

「蝕」の夜、鷹の団はどうなった？死亡メンバーの最後について！

「蝕」とは？

人間が使徒に転生するための儀式「降魔の儀」、その中でも特にゴッド・ハンドに転生するためのものは「蝕」と呼ばれます。

216年周期で現れる深紅のベヘリット「覇王の卵」と呼ばれる道具を所持した者が、自分が一番大切にしていた者を生贄として差し出すことで、ゴッド・ハンドという超常的な存在への転生が可能となります。

物語ではグリフィスが鷹の団の全てを捧げ、ゴッド・ハンド「フェムト」への転生を果たしました。

グリフィスは何故「蝕」を引き起こしたのか

今の環境に疑問を持ち始めたガッツは、鷹の団の脱退を決めます。

ガッツを自分のものだと思いこんでいたグリフィスは、ガッツとの決闘を申し込み、敗れてしまいます。

彼が目の前から消えてしまったショックで夢や希望を失ったグリフィスは、王の娘と肉体関係を持ち、王の怒りを買います。

自暴自棄になったグリフィスは精神的に疲弊し、ついに使徒への転生を決意します。

そこでグリフィスが下した決断が、「ガッツと鷹の団を生贄に捧げる」というものでした。

死亡キャラクターの最期

ベルセルクで一番好きなキャラはジュドーだった。強くて優しくていいヤツだった。
好きだったキャスカを守って死んでいく姿と言葉に、改めて見ても泣ける… pic.twitter.com/ME3tcE4x1D

— まじかな (@vanillasky0923) May 20, 2021

鷹の団はそのほとんどが「蝕」によって最期を迎えます。

そんな彼らの最期を解説していきます。

ピピンは、蝕の中で、ジュドーとキャスカを庇いつつ複数の使徒の手にかかり絶命します。

その後背中から内臓を貪られ、使徒の手によりガッツの目の前で死体を真っ二つにされました。

ちなみにこの使徒は「伯爵」と呼ばれ、数年後に「蝕」を生き延びたガッツと再会し、死闘を繰り広げる事となります。

コルカスは女性型の使徒の手にかかって殺されました。

この使徒もまた、後に「蝕」を生き延びたガッツと再会しています。

なんとベルセルク第1巻の第1話冒頭に登場しており、早々にガッツに倒されています。

ジュドーは最後までキャスカを庇いつつ奮闘します。

彼は彼女への想いを最後まで明かすことなく、使徒の手に掛かって息絶えました。

ガストンは左腕を失いながらもなんとかガッツに会い、会話の中で心境を語りますが、最後は使徒の手に掛かり、ガッツの目の前で頭を破裂させられ死亡してしまいます。

最後に立ったのは誰？生き残りメンバーとその結末をネタバレ解説！

#ベルセルク
原作でのリッケルトは、グリフィス奪還の際の戦いで一時離脱し、髑髏の騎士によって救われ、蝕から抜け出したガッツやキャスカのサポートを行う重要キャラであり、ガッツ、キャスカ、グリフィス以外の鷹の団唯一の生き残りです
グリフィスとの決別という名シーンもあります
ぜひ原作を！ pic.twitter.com/b32SLE94J9

— カプセル (@Ghost_Chest) December 24, 2022

「蝕」は鷹の団を破滅へと導きましたが、わずかに生き残りも居ました。

そんな彼ら、ガッツ、キャスカ、そしてリッケルトに焦点を当てて解説します。

ガッツ

「蝕」を生き抜いたものの、過酷な結果がガッツを待っていました。

左腕と右眼を失い、魔に追われる「生贄の烙印」を背負うこととなります。

しかし、この苦難の中でも彼の戦士としての意志は揺るがず、自らの復讐を果たすため、そしてキャスカを守るため、夜ごと魔物と戦い続ける孤独な旅に出ます。

キャスカ

蝕を生き残ったものの、キャスカは「蝕」の凄惨な出来事から過去の記憶を失い、精神的に幼児の状態に戻ってしまいます。

彼女はかつて強力な剣士であり、鷹の団の一員であったこと、そして彼女がガッツを愛していたことすら忘れ去られてしまいました。

キャスカはガッツとともに生きていくこととなり、彼女自身も魔物に襲われる危険がつきまとう生活を余儀なくされます。

リッケルト

リッケルトはその時、鷹の団本隊から離れており、その結果として「蝕」を直接体験することなく生き残りました。

生き残った後、行き会った旅芸人の一座に同行し、国境付近まで逃れています。

その後、ガッツと再会し、「蝕」の真実を知ることとなります。

彼はその衝撃の真実を知った上で、自らの道を進む決意をしました。

「ベルセルク」ではガッツやキャスカはもちろん、リッケルトがそれぞれの生き抜く道を描いています。

彼らが悲劇に対してどう折り合い、足を踏み出そうとするか、ぜひ作品で確かめてみて下さい！