東京グール嘉納の最後は死亡？目的や正体・クズか調査！reで助手誰？護衛も

2011年より週刊ヤングジャンプにて連載が開始された、石田スイ氏デビュー作の「東京喰種」。

主人公の葛藤や物語の構成が秀逸で、アニメ化や実写映画化もされるほどの人気作品ですが、個性的なキャラクターが多いのも人気の理由です。

そこで、今回はカネキが生まれるきっかけとなった「嘉納明博」について解説していきます。

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カネキ手術の目的は？嘉納の正体とは？

鉄骨落下事故により半喰種として生きていくことを余儀なくされたカネキですが、カネキの命を救ったのが嘉納でした。

経過観察の際には、温和な印象の先生でしたが、実は裏の顔があったようです。

嘉納明博の正体は？

嘉納総合病院の院長を務める医師です。

3年間、ドイツで喰種の研究をしていた経験から、CCGの解剖医となりますが、わずか４年で退局しています。

退局後は「アオギリの樹」や「ピエロ」等を転々とします。

喰種の赫包を人間に移植して人工的に喰種を生み出す研究をしています。

カネキとリゼの手術の真相は？

嘉納は、カネキとリゼが巻き込まれた鉄骨落下事故の際に、リゼの赫包をカネキに移植する手術し、カネキを半喰種にした張本人です。

リゼが喰種であることを知りながら、人命救助の名のもとに、喰種化研究のために、カネキを実験台にしたのでした。

この手術によって、一命をとりとめたカネキですが、半喰種となり様々な葛藤に悩まされることになります。

クロとシロを護衛に？嘉納の過去とは？

嘉納の研究室をCCGに襲撃された際に、隻眼の喰種であるクロとシロが現れます。

クロとシロと嘉納の関係は？

貿易会社を経営し、資産家となった安久家に生まれた双子の「黒奈」と「奈白」。

世間では資産家として知られていた安久家ですが、実は事業に失敗し、多くの借金を抱えていました。

その借金をCCGが肩代わりし、引換えに安久邸の広大な地下を利用し、喰種化施術の人体実験を秘密裏に行うことになりました。

この人体実験の関係者の1人が嘉納だったのです。

この事実を漏洩しようとした2人の父親は、口封じのためにCCGから喰種を送り込まれ、夫婦揃って殺されました。

この真相を知らずに生き残った2人は喰種への恨みからアカデミー生となりますが、嘉納が真相を伝えたことにより、2人の恨みの矛先はCCGに変わり、嘉納の手によって半喰種となったのでした。

これ以来、2人は嘉納を「パパ」と呼び、護衛をするようになります。

嘉納が半喰種を作るようになった経緯とは？

東京喰種reの嘉納の青年期がLUKAに激似な件 pic.twitter.com/5SDkjP7c9t

— 東京マッドハイセン (@Tokyo_MADHAISEN) February 23, 2017

喰種評論家の小倉久志（おぐらひさし）が嘉納について語るシーンがありました。

幼少期は活発な少年でしたが、母親を病気で亡くしてから医者を目指すようになります。

そんな中、喰種に驚異の再生力があることに気づき、医学に応用できないかと考えるようになります。

しかし、その考え方が周囲に受け入れられることがなかったことから、「竜」を目覚めさせ、人間に喰種への関心を持たせることで、自らの研究を発展させようと考え、旧多に協力するようになるのでした。

「東京グールre」では亜門や滝沢も！？嘉納が生み出した半喰種を紹介！

嘉納はカネキやクロ・シロを生み出した後も、喰種化研究のために多くの捜査官を利用していたようです。

嘉納が生み出した半喰種紹介！

・カネキ（金木研）

鉄骨落下事故の際に、リゼの赫包を金木研（かねきけん）に移植。

嘉納は自身の生み出した半喰種の中で最高傑作だと言っています。

・クロ（安久黒奈）・シロ（安久奈白）

恨みの矛先をCCGに変え、鉄骨落下後に保管していたリゼの赫包を安久黒奈（やすひさくろな）と安久奈白（なしろ）に移植。

同じ方法で半喰種となっていたカネキを「お兄ちゃん」と呼んでいます。

・オウル（滝澤政道）

アカデミー出身の元捜査官。

梟討伐戦の際に、アオギリの樹と対峙し、SSレートのノロの左腕を喰われ瀕死となりましたが、嘉納が梟であった芳村功善（よしむらくぜん）の赫包を移植したことで一命をとりとめますが、SSレートの半喰種となりました。

・フロッピー（亜門鋼太郎）

CCG元上等捜査官。

梟討伐戦でムカデ（赫者化したカネキ）と対峙し、腕をもがれ瀕死状態になりましたが、オウル同様、芳村の赫包移植手術により一命をとりとめます。

フロッピーは失敗作という意味で使われているため、カネキ2号を作りたかった嘉納とすると亜門の人体実験は失敗であったということになります。

・フルタ（旧多二福）

和修家に生まれた半人間でもともと寿命が短いうえに、半喰種になるという極端に負担のかかる人体実験でしたが、半人間の能力の高さに喰種の強さが加わり、隻眼の梟を討伐するなどSSS級の強さを手に入れました。

嘉納が生み出した半喰種のその後は？

・カネキ

半喰種となり葛藤しながらも、多くの仲間とともに「人間と喰種の共存」を目指し、戦い続けます。

最終決戦では、CCGと「黒山羊」ら喰種が手を組んで、喰種集団「ピエロ」や「V」と戦いました。

最終巻では、「あんていく」で出会った霧嶋董香（きりしまとうか）と結婚し、子供も授かっています。

・クロ（安久黒奈）

シロとともに喰種であるマダムAの護衛を務め絶妙なコンビネーションで相手を翻弄していました。

嘉納の研究施設にて、アカデミー時代の同僚である鈴屋什造（すずやじゅうぞう）と対峙した際に、重傷を負うも、瀕死状態となったシロを取り込み、不完全ながら赫者化できるようにもなりました。

嘉納が自分たちを利用しただけだと知り、決別しました。

クロの最後は描かれることなく、最終巻を迎えていますが、どこかで幸せに暮らしていることを願っています。

・シロ（安久奈白）

嘉納の研究施設にて、アカデミー時代の同僚である鈴屋什造（すずやじゅうぞう）と対峙した際に、瀕死状態となり、クロに取り込まれることになります。

シロを助けてほしいとお願いするクロに対し、嘉納はすでに死んでいると伝えたことから、鈴屋との戦いの際に命を落としていたと思われます。

・オウル（滝澤政道）

半喰種となった後は、アオギリの樹に所属しています。

人間オークションに参戦した時には元上司の法寺や半喰種化した亜門に勝利するなど圧倒的な強さを見せました。

CCGが加勢したことで形勢逆転となり、窮地に立たされましたが、アカデミーの同期でかつての同僚であった真戸暁（まどあきら）がオウルを庇い、その場から立ち去ります。

最終決戦でドナートと戦う亜門に加勢し、勝利に導いた後は、世界中を転々としながら喰種狩りをしたようです。

・フロッピー（亜門鋼太郎）

フロッピー＝失敗作の烙印を押され廃棄されてしまいますが、アオギリの樹と敵対しながらも参戦した人間オークションでは、クロとオウルを助け出そうとします。

また、ロゼ編ではCCGのQs班に所属する米林才子（よねばやしさいこ）を救出したり、流島ではオウルを庇った真戸暁がQs班により攻撃された際に赫者化し、真戸やオウルを救出したり、自ら囮になりながらも多くの仲間を助けました。

最終決戦では、育ての親であるドナートとの戦いに辛くも勝利し、その後は真戸暁と添い遂げたようです。

・フルタ（旧多二福）

最終決戦にて、「竜」の核付近でカネキと交戦します。

一度カネキに食べられていることや、「竜」に取り込まれたことでパワーアップしたカネキに圧倒されながらも、赫者化し、応戦します。

しかし、一瞬のスキをついたカネキに腹を切られたことで倒れ、かつてから想い人であったリゼを走馬灯として見ながら亡くなりました。

嘉納の最後は死亡！？喰種研究を受け継いだ助手は誰？

「竜」を出現させたことで、自身の目的を果たした嘉納ですが、その後はどうなったのでしょうか。

最後は自殺！？嘉納の最後とは？

カネキが「竜」になった後に、嘉納は母親の墓を訪れ、顛末を報告します。

その最中にクロが現れ、「死をもって償え」と言われますが、「償いには後悔がないから」と拒否しながらも、クロに対して謝罪を述べながら、拳銃で頭を撃ち自らこの世を去りました。

倫理的に許されないことをしてきた嘉納ですが、医療の発展により多くの人間を救いたいという気持ちはずっと持ち続けていたようです。

受け継がれる喰種研究！助手は誰？

嘉納のもとで研究を手伝っていたのが、「あんていく」の従業員でもあった西尾錦（にしおにしき）の彼女である西野貴未（にしのきみ）でした。

ニシキが喰種であることを知りながら、深く愛し、献身的に支えました。

「あんていく」襲撃以後、喰種について詳しく知るために、研究をしていく中で、嘉納の存在を知り、嘉納のもとで喰種に対する知見を得ることになりました。

最終決戦の際には、喰種研究者として参戦し、カネキ救出や、「竜」対処の立役者となりました。

最終決戦後も、喰種が人間を殺さなくても生きていけるように、喰種用の食品開発等に注力し、最後まで、人間と喰種の共存に尽力しました。