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『干物妹!うまるちゃん』の世間の評価は?
今更ながら干物妹 うまるちゃんにはまっています。このアニメ面白いですね
— ジャムトースト大好き (@omegatribes) April 3, 2021
ネトフリでなんか面白いアニメないかなぁ~って、何気に見つけた干物妹うまるちゃんが可愛くて面白くて家族でハマってるwww
— Maya@tonberry_猫科妄想族 (@Maya_maro) March 15, 2021
最近、積み漫画の干物妹!うまるちゃん読んでいるんですが、面白いですね。かつて、仕事帰りのコンビニで立ち読みするのが楽しみだった作品。 pic.twitter.com/GJGj8J3AfH
— 工面ボード (@bodokumen) February 22, 2021
干物妹!うまるちゃん
久しぶりに観たけどやっぱり面白いなぁ 😊
3期やらないかなあ— もちっ (@arios1362) January 6, 2021
干物妹!うまるちゃん可愛いし面白いし最高すぎる🐹
— 🦄miiinoriii🦈 (@aaarin0611_mnr) December 22, 2020
干物妹!うまるちゃんみました。
いや〜本当に面白い!大好きな作品の1つになりました。 pic.twitter.com/43MQm5tLmB— ねこふぃん (@RGNekS) September 15, 2020
最近干物妹うまるちゃんの漫画見返してるんだけどやっぱ何回見ても面白いよな〜、アニメも今度DVD借りてきてみよっかな。
— アポロ 志麻リス@ラ (@CC4Q7ZSRFEm7Wj0) August 13, 2020
干物妹!うまるちゃん!今日初めて見たけどめっちゃ面白い😊
— ちゅありん🎮 (@tyuako_game) July 18, 2020
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『干物妹!うまるちゃん』見どころ紹介!
「干物妹!うまるちゃん」は2013年から2017年まで、ヤングジャンプで連載されていた漫画です。
本編の続編として「干物妹!うまるちゃんG」が18話分(単行本一巻分)存在するほか、ノベライズ版の「干物妹!うまるちゃんN」、スピンオフ作品の「秋田妹!えびなちゃん」「ひもうと!うまるちゃんS」、ファンブックの「干物妹!うまるちゃんF-ひもうと絵日記-」などが存在します。
ここでは、本編である「干物妹!うまるちゃん」および「干物妹!うまるちゃんG」の内容をもとに、見どころと登場人物をネタバレ全開で紹介します。
見どころ① ケンカすほど仲がいい、タイヘイとうまるにほっこり
この作品の一番の見どころとしては、なんといっても「最高に仲のいい土間兄妹の日常空間」でしょう。
世に兄妹モノ作品は数あれど、ここまで自由奔放でワガママな妹キャラは、そうはいません。
最初こそ、うまるのその個性の強さに目が行きがちですが、読み進めているうちにうまるの自由な振る舞いは、兄タイヘイへの非常に強い信頼によるものと分かります。
また、タイヘイについては一巻の第一話から、一貫して思考の基準が「うまるのため」であり続ける、絵にかいたような「理想のお兄ちゃん」なのです。
うまるは「外うまる(美妹)モード」と「家うまる(干物妹)モード」を使いこなしていますが
「干物妹!うまるちゃんG」のキャラクター裏話で、「家うまる」になるのは、「お兄ちゃんに関係する場所or出来事のときだけ」というルールがあったことが明かされます。
うまるにとってはタイヘイこそが、「唯一、素が出せる存在」なのです。
まさに、ワガママ放題は大好きの裏返し。
世界一兄が大好きな妹と、世界一妹が大好きな兄の幸せな空間こそが、この作品の一番の見どころと言えるでしょう!
見どころ② うまると周りの関係の変化に注目
この作品は、兄妹コメディであると同時に、主人公「土間うまる」の成長を見守る作品という一面があります。
うまるにとってのタイヘイが、全開で素が出せる貴重な存在であるのは全編を通して一貫していますが、作品全体では少しずつ変化が生じています。
外面がよく、世渡り上手であること、これは一見するとうまるの長所のようですが、一巻の時点では「書庫で詩集を読んでいる」など外面のイメージに尾ひれがついてしまい、うまるが素の自分でいられないことの苦労も語られています。
物語を通して、海老名、切絵、シルフィン、ヒカリなどの友達との交流を深めるうちに、少しずつうまるの「外と家の違い」が曖昧になっていきます。
それは、外と家で使い分けているはずの一人称を無意識に外で使う瞬間などの些細なものから、うまるが友達に自身の家の姿をカミングアウトすべきか悩むエピソードなど様々です。
これらは、うまるが兄タイヘイ以外にも心を許せる友達を得られたことを意味しており、うまるの成長を感じさせる物語の流れが構成されています。
「干物妹!うまるちゃん」の最終12巻のカバーコメントでは「ありがとう!お兄ちゃんっ!」と記載されているのですが、まさしく、読者もうまるの兄になったような気分で、妹の成長を見守ることができるのです。
見どころ③ タイヘイとうまるをとりまく、個性豊かな兄妹姉妹たち!
実は、この作品の登場人物たちは、ほぼ全員が妹と兄(または姉)という関係性で構成されています。
うまる以外の主だった人物では、海老名菜々、本場切絵、橘・シルフィンフォードが該当します。
彼女たちはそれぞれ「兄が大好きな妹(うまる)」「兄がいなくなってしまった妹(海老名)」「兄がキライな妹(切絵)」「兄と話せない妹(シルフィン)」として描かれており、それぞれ異なった事情・関係性の兄妹姉妹たちが互いに影響しあい、問題解決の糸口を見つけていくことで物語が展開していきます。
外で素が出せないうまるを始め、それぞれに悩みを抱えた彼女たちですが、12巻で自分たちが「妹で繋がっていた」気づきます。
この共通点があり、互いの気持ちがわかるからこそ、自分たちの悩みや思いを打ちあけることができたのです。
「干物妹!うまるちゃん」は、そんな兄妹姉妹たちの群像劇としても楽しむことができます。
『干物妹!うまるちゃん』登場人物紹介!
前述の通り、この作品のヒロインは全員が妹という共通点を持っています。
ここでは、主人公である土間兄妹を中心に、タイヘイとうまるを取り巻く個性豊かな妹たちを紹介します。
土間うまる
この物語の主人公。
誰もが憧れる完璧な美妹(びもうと)としての外うまると、ジャンクフードとコーラをお供にダラダラ三昧の干物妹としての家うまるの顔を持っています。
また、物語が展開するなかで、主にシルフィンの前でゲーマーとして振る舞う際の「UMR」、切絵ちゃんに干物妹姿で会う際の「こまる」など、世を忍ぶ顔が増えていきます。
外面を保ちつつ、ダラダラとしたプライベートを守るためにそれぞれの顔を使い分け、その時々でごまかしながらも友達付き合いを続けていきますが
海老名、切絵、シルフィンと仲良くなるにつれて、自分と仲良くしてくれる友達に隠し事をしていることに罪悪感のような感情を抱き、すべて同一人物と明かそうと決心します。
しかし、海老名、切絵、シルフィンに説得され、秘密を持っていても友達、どんなことがあってもうまるが好き、との言葉で、変わらない付き合いを続けることにしました。
そんな、家と外の2面性を持つうまるですが、素の姿と思われているグータラな家うまるこそが元々は演技の姿だったのでした。
幼少期を境に長く離れて暮らしていたタイヘイのアパートで同居することになった際、兄タイヘイとどう話していいかわからなかったうまるは、兄と話しやすいキャラクターとして今のグータラな干物妹キャラクターを作ったのです。
なお、うまるは特に肯定していませんが、この点についてヒカリから「演じているうちに本体になったパターンではなくて?」と指摘されています。
おそらく、面倒見がよく優しい兄タイヘイと過ごすうちに、家うまるでいることが居心地よく、干物妹が本体になったのでしょう。
土間タイヘイ
この物語のもう一人の主人公。
「干物妹!うまるちゃんG」のキャラクター裏話では、「理想のお兄ちゃん」として「最高の正解を言う」よう描かれていたことが明かされます。
ただし、あえて一度間違えさせたり、遠回りをすることもあり、そこが彼の人間らしさに繋がっています。
彼の行動基準は一貫して「妹のため」を貫いており、また「最高の正解」はうまるだけでなく、海老名に相談されたり、切絵が何かをやらかした時も発揮されるため、結果的に彼は、登場する妹全員からの頼れるお兄ちゃんという存在になっていきます。
基本的には、自由奔放なうまるの保護者役であり、作品のメタ的にはツッコミ役に回ることが多いですが、彼自身もネコと料理が好き、という個性があります。
一時は、今の仕事を辞めて料理の道に進もうか考えるなど、彼自身もまた悩みをもつ一人のキャラクターとして描かれています。
海老名菜々
うまるの同級生で、うまる・タイヘイで同じアパートに一人暮らししています。
秋田県出身で、食欲旺盛。特に米には強いこだわりを持っており、土間家でご馳走になるまではあきたこまちしか食べないスタイルを貫いていました。
美味しい食べ物を食べた際には無意識に「んめな~」という口癖が出るほか、我を忘れて方言全開で喜ぶときもあります。
恥ずかしがりやな性格であり、赤面しがち。
もともと胸の大きな体形ですが、その食欲からよくお腹が鳴ってしまうのを恥ずかしがって腕で押さえつけようとした結果、さらに胸を強調するような恰好になってしまいます。
実は料理人になるために実家を出て東京へ行った兄の公一郎を探しており、兄を見つけるために様々な店を食べ歩きしていたことが判明します。
その兄はさらに仕事場を静岡の浜松に移していたため見つけることができずにいましたが、タイヘイが仕事で浜松に出張した際に偶然公一郎に出会い、12巻で再開を果たします。
公一郎はタイヘイによく似た風貌をしているため、海老名は当初タイヘイに兄を重ねる感情を抱いていましたが、タイヘイ自身の優しさに恋愛感情を抱くようになります。
ただ、鈍感なタイヘイはそれに気づくことはないのでした・・・。
本場切絵
うまるの同級生で、「干物妹!うまるちゃんG」のキャラクター裏話では「第2の主人公」とも評されています。
最初は人と対面するだけで緊張し、相手を睨みつけていましたが、最終的に絵本作家という夢を追いかけて出版社に作品を持ち込み、受賞するまでに成長します。
タイヘイを除き、本編において干物妹モードのうまるに最初に対面したキャラクターですが、その際うまるが「妹の『こまる』」と名乗ったため、同一人物とは気づきませんでした。
その後も、「こまる」のことを「師匠」と呼んで、干物妹モードのうまるの良い友達として関係を築いていきます。
切絵は美妹のうまるに対して長く憧れの感情を抱いていましたが、話しかけることができずにいました。
干物妹モードのうまるの友達になったことで、外うまるとも仲良くなっていき、旅行や遊園地、プールなどに遊びに行くようになります。
彼女は設定上「家うまると外うまるの区別がついていない」ことになっていますが、実はうすうす気づいているような描写をされています。
うまるが、こまるもURMも同一人物であることを皆にカミングアウトしようと悩んだ時も、おぼろげに内容を察知した様子で、無理にカミングアウトする必要はないと最初に伝えます。
彼女にとって、うまるとこまるが同一人物であることは重要ではなく、どの姿のうまるも等しくリスペクトしているのです。
また、タイヘイの学生時代からの友人「ぼんば」の妹でもありますが、うまるとは対照的に「兄のことがキライな妹」として描かれています。
切絵とぼんばは12巻で少し打ち解けますが、この兄妹は、この兄妹なりの距離感があるのでしょう。
橘・シルフィンフォード
うまるの同級生で、ドイツ出身のハーフの女の子。
タイヘイ、ぼんばの同僚であるアレックスの妹で、うまるに負けず劣らず兄のことが大好きなものの、アレックスとは10年間話すことができずにいました。
アレックスはドイツ在住時代に引きこもりになってしまっており、シルフィンは自分と話すことで兄にその頃のことを思い出させてしまうと考えていたのでした。
しかし、UMRに対して共に憧れの感情を抱く中でわだかまりは解消し、仲のいい兄妹に戻ることができたのでした。
シルフィンは少しずれたところがあり、根はいい子なものの「一番になること」に強いこだわりを持つあまり、当初はうまるに対し事あるごとに挑みかかっていました。
実は彼女はドイツにいたころ見た日本アニメの影響で「日本では勝負に勝たないと仲間を作れない」と思い込んでおり、シルフィンも、うまると仲良くなりたいと思っていた一人だったのでした。
彼女は高校でドイツから日本に来ており、その上でうまると渡り合うほどに成績優秀。
少しずれたテンションと、勝負にこだわる姿勢から高飛車で変わった人という印象を与えがちですが、実はとても努力家で勉強家なのです。
球技大会を前に、UMRとの特訓に明け暮れるなど、うまるを倒しうまると仲良くなるために精一杯頑張ります。
球技大会を経て、うまる、海老名、切絵と仲良くなったシルフィンは、それまでのようにうまるをライバル視することはなくなりました。
みんなで遊園地に遊びに行った後、うまるが成績優秀賞で表彰された際はシルフィン自身驚くほど、うまるの表彰を自分のことのように喜んでいました。
UMRがキッカケを与えて以来、彼女の高飛車な性質は鳴りを潜め、天真爛漫な一面を見せるようになるのです。
金剛ヒカリ
うまる達が通う荒矢田(あらやだ)高校の特進課に通う女の子。
うまるが普通科の成績優秀賞を受賞した際、ヒカリは特進課の成績優秀賞を受賞したことからも、うまると同等以上の学力を持っていることがうかがえます。
なおうまる自身、先生から特進課への転課を勧められたことがあり、明確に二人の学力差は描写されていません。
学力以外にも、初登場時からタイヘイを「お兄ちゃん」と呼んでいたり、うまると対になるような描写が多いキャラクターです。
実はタイヘイの同級生かつ現上司の金剛叶の妹であり、ヒカリが幼い頃に一緒に遊んでくれたタイヘイのことを「お兄ちゃん」とずっと慕っていたのです。
ヒカリは家うまる=外うまると承知している数少ない人物で、またタイヘイとも仲良くしているため、うまるは当初ヒカリをとても警戒します。
また、ヒカリもタイヘイを「ヒカリのお兄ちゃん」と慕っているため、うまるに対して苦手意識を持っていました。
しかし若くして課長になったことで姉の叶は忙しく、ヒカリがうまるの家で過ごすことが増えるなかで、二人は互いの共通点を認識しあい、次第に仲良くなっていきます。
基本的に無表情で引っ込み思案なヒカリですが、うまるは干物妹として外面を構築するための持ち合わせの洞察力から、ヒカリとのコミュニケーションを成立させていきます。
ヒカリはうまるに誘われた旅行を断ってしまったことを後悔していましたが、一度断られても誘ってくれたうまるに非常に感謝しており、二人は親友へとなっていくのです。
『干物妹!うまるちゃん』序盤ネタバレ紹介!
その1「うまるとお兄ちゃん」
「僕の妹うまる(16)は美人で評判だ」
主人公のうまるちゃんを兄目線で紹介する言葉で、物語が始まります。
優しくて頭もよく、皆に好かれる完璧な妹・・・と、誰しも思っているのですが、なんと一歩家に入ると、美人もスタイルも関係ないデフォルメされた2頭身のグータラな姿「干物妹(干物の妹)」になってしまうのです!
兄のタイヘイが仕事から帰宅して作ってくれたチャーハンにも「このチャーハン冷めてる―」と文句を言ったかと思うと、食事中に今日が月曜日と知るや否や、米粒を飛ばしながらコンビニでマンガ雑誌を買ってくるよう要求します。
外面だけ良いうまるは、「マンガは家で禁止されている」と言う設定を通しているため、自分でマンガ雑誌を買いに行くことができないのです。
タイヘイが明日まで我慢しろというと、うまるはあの手この手でマンガをねだります。
結局大声で泣き叫ばれたタイヘイが折れて、マンガを買ってきます。
漫画を買ってきた後でタイヘイが説教しようとするも、マンガに集中したうまるは聞く耳を持ちません。
翌日学校で、泣き叫んだことで赤くなった目をクラスメイトに心配されたうまるは「お兄ちゃんとケンカ」したと説明し、タイヘイは「とんでもない兄貴」ということになってしまうのでした。
その2「うまると学校」
外面のいい干物妹のうまるは、一緒に歩く海老名ちゃんが引け目を感じてしまうほどに周りの視線を集めます。
テストが返却されると、成績は学年トップ。
体育の授業で水泳をすれば新記録を打ち出し、音楽の授業でピアノを弾けば、先生が感動するほどの演奏を見せます。
そんなうまるは、帰宅するやいなや玄関から廊下をスライディングし、泳ぐかのような勢いでPCの電源をつけます。
そして超高速のブラインドタッチでヤフオクをポチっていきます。
学校からの通知表では高評価で、タイヘイは目の前でだらけるうまるを見て黙り込みます。
外では完璧なうまるですが、外で発揮されているスキルは実は干物妹生活で培われているのでは?という話でした。
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その3「うまると休日」
徹夜でゲームをして日曜日の朝を迎えてしまったうまる。
寝るにしても早すぎると考え、ニチアサタイムまで時間を持て余してしまいます。
目の前では兄タイヘイが、久しぶりの休日で気持ちよく幸せそうに寝ています。
しかし、うまるは兄と遊ぶためにタイヘイを起こしてしまいます。
仕事で疲れて眠りたいタイヘイと言い合いになってしまったうまるは、タイヘイの隣で外用フェイスで横になります。
ウブなタイヘイが、自分の外用フェイスの横では寝られまいと考えての手でしたが、うまる自身が寝落ちしてしまいました。
その後、タイヘイが先に起きましたが、寝ずにゲームしていたうまるをゆっくり寝かせてあげることにしました。
結果、ニチアサタイムを寝過ごしてしまいタイヘイはうまるに泣いて怒られるのでした。
その4「うまるのグルメ」
学校で何やら空を眺めて試案にふけるうまる。
帰宅すると、コーラ、ポテイトチップス、たけのこの山、プリン、チーズたら、イカのつまみを前に「うまるの・・・宴が始まる―ッ!!」と意気込みます。
コンビニで1時間かけて選んだこれらのメニューをお供に、アニメDVDと映画DVDを楽しむことにしました。
まず、うまるはポテイトとたけのこの山を交互に食べます。
甘い、しょっぱいを無限に楽しみつつ、のどが乾いてきたタイミングでコーラをラッパ飲み!!
さらにポテイト!!すかさずコーラ!!うまるは幸せに浸ります。
ポテイトとチョコが終わると、チーズとイカを楽しむことにしました。
そのままダラダラと美味しいものを食べ、面白いものを見る宴に興じているうちに、うまるは眠ってしまいます。
夕飯どきにタイヘイに起こされたうまるは、昨日自分がリクエストしたジャンボハンバーグを前にしても、お腹いっぱいで食べられないのでした。
その5「うまるとおでかけ」
うまるとタイヘイは二人でFPSゲームを遊んでいましたが、タイヘイは時間を見てスーパーに買い物に行くことにしました。
タイヘイは今週の食材を買いに行く必要があると考えているのですが、うまるは怒ってしまいます。
怒ったまま買い物についてきたうまるは、スーパーの中でもタイヘイに怒りの視線を向けます。
うまるは怒ったまま、タイヘイの買い物かごに手当たり次第にお菓子を詰め込みます。
タイヘイは怒り返すと逆効果と考え、フードコートでうまるにアイスを買い与えます。
うまるが機嫌を直しかけたところでアイスがコーンから落ちてしまい、ついでにタイヘイのせいにされてしまいました。
買い物の帰り道、タイヘイは先週の買い物帰りに「来週うまるとゲーム三昧する」と約束したことを思い出しました。
うまるの怒りの理由に気づいたタイヘイは、帰ったらゲームの続きをしよう、と提案します。
うまるは機嫌を直しましたが、タイヘイはうまると比べてゲームが弱く、結局つまらないと言われてしまうのでした。
その6「うまるとペット」
うまるは、ペットのハムスター2匹(ハム二郎、ハム三郎)としゃべっています。
どうぶつ関連の動画再生数コンテストが開かれており、うまるは優勝賞金100万円を狙って芸を教えようとしていたのです。
さらにハムスターに芸を教え込むことで、自分が動かずハムスターに物を持ってこさせたり、100匹のハムスターに寝たまま自分を運ばせたりと考えます。
ハムスターのケージを洗うタイヘイは、ハムスターを買った時のことを思い出します。
うまるがどうしても欲しいと言うので、エサと掃除はうまるがやるということで購入したのでした。
そうして買わされたはずが、今自分がケージを洗っていることに気づいたタイヘイは、うまるに怒鳴りこみます。
しかしうまるは100万円を思いながらハムスターと一緒に丸くなって眠っていました。
その夜、昼間眠ったうまるはゲームを、ハムスターたちはハムスター車を回し続け、そのうるささにタイヘイは昼間起こすべきだったと後悔するのでした。
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その7「うまるとすきやき」
タイヘイは職場の同僚たちと関西風すきやきを食べに来ました。
うまるにもすきやきを食べさせたいと考えたタイヘイは、仕事の気合い入れを兼ねて黒毛和牛の高級ロースを買ってきます。
高級肉に感激したうまるは、初めて食べる関西風すきやきに期待を寄せます。
タイヘイがいざ作ろうとすると、鍋はうまるのチョロQ入れになってしまっていました。
気を取り直して関西風すきやきを食べてみると、あまりの旨さにうまるは大感激!買ってきた肉をうまる一人で食べてしまい、あっという間に最後の1枚に。
取り合いの末、最後の肉もうまるに食べられてしまったものの、そもそもうまるに食べさせたかったことをタイヘイは思い出します。
肉のうまみが染みた野菜も旨い、とタイヘイが食べていると鍋に混ざっていたチョロQが口の中で「ガリッ」。
結局お兄ちゃんに叱られるうまるなのでした。
その8「うまると友達」
仕事で疲れたタイヘイが帰宅すると、玄関には妙にきちんと置かれた学生靴が2足。
「おかえりお兄ちゃん♡」と出迎えるうまるは、なぜか外用フェイス。
驚いて後ずさるタイヘイに、うまるは友達が遊び気に来ている事情を告げます。
居間には、うまるの同級生の海老名ちゃんが来ていました。
かわいらしい女子高生が来ていることよりも、部屋がとてもきれいであることにタイヘイは度肝を抜かれます。
海老名ちゃんは同じあアパートに住んでいて、今日はうまるの部屋で勉強会をしていたのでした。
タイヘイを見て海老名ちゃんは顔を赤らめますが、片付いた部屋に夢中のタイヘイは全く気づきません。
海老名ちゃんが来てくれればうまるの自立心が育つのでは、と考えたタイヘイは、海老名ちゃんに「いつでも来てくれ!!」と迫ります。
海老名ちゃんが帰った後、干物妹モードになったうまるは早速コーラをラッパ飲みしますが、ちゃんと部屋を片付けていたためタイヘイも叱りません。
タイヘイが機嫌よく風呂に入ろうとしたところ、片付いたと思っていた荷物がすべて風呂場に押し込められているのを見つけます。
まったく片付けたわけではないことを知ったタイヘイは、結局うまるを怒鳴ることになるのでした。
その喧噪が響くマンションで、海老名ちゃんはタイヘイの優しさを思い出していました。
その9「うまるとジャンケン大会」
ゆるキャラの巨大ぬいぐるみが、ショップのじゃんけん大会の景品で手に入ることをチラシ広告で知ったうまる。
兄のタイヘイに休日出勤を断らせて、ジャンケン大会に参戦します。
仕事があったはずのタイヘイは迷惑がりますが、うまるは「仕事ばかりのお兄ちゃんを休ませたかった」と説明します。
一時は納得したタイヘイですが、蓋を開けてみるとうまるはショップ2号店の大会に向かって別行動。
1号店の参加列に並ぶタイヘイは、うまるが勝率を上げたかっただけと気づきます。
1号店のジャンケン大会で決勝まで勝ち残ったタイヘイの相手は、なんと海老名ちゃんでした。
結局タイヘイが勝利し、ぬいぐるみを手にした帰り道。うまるは2号店に行ったのでタイヘイと海老名ちゃん二人で帰ります。
タイヘイは海老名ちゃんに、これからもうまると仲良くしてほしいと考えてぬいぐるみを譲り、先に帰らせます。
ところがそれを後ろからうまるに見られており、折角手に入れたぬいぐるみを渡してしまったことを怒られてしまいました。
うまるは2号店ですぐ負けたので、実は1号店の決勝戦から見ていたのです。
数日後、ヤフオクで同じぬいぐるみを買わされるタイヘイなのでした。
その10「うまるとゴールデンウイーク」
ゴールデンウイークの人出に関するニュースを見るタイヘイ。
ゴールデンウイークが始まってからダラけ通しのうまるがナマケモノになってしまうと危惧しています。
海老名ちゃんは実家の秋田に農作業を手伝いに帰っていきましたが、うまるはいつも通りダラダラ過ごすつもり満々です。
何とか外に連れ出そうと、タイヘイはうまるに色々と行き先を提案しますが、うまるはその気になりません。
そうしているうちに、うまるが「ここなら行きたい!」という場所が見つかりました。
いざ行ってみると、そこは健康ランド。
岩盤浴の薬石風呂コーナーで、結局家と同じくダラダラと惰眠を貪るうまるを見て、よくこんなに寝れるなと呆れるタイヘイなのでした。
その11「うまるとケンカ」
いつも通りうまるはダラダラ、タイヘイは掃除をしています。
タイヘイがうまるに「台所にある箱は捨てていいのか?」と聞くと、「箱はいらない」とうまるは答えます。
その日の午後、うまるはフィギュアの別顔パーツが入っていた箱が見当たらず焦ります。
タイヘイが箱ごと捨ててしまったことが判明し、タイヘイは慌てます。
うまるの方は、実は別に捨ててもいいと思っていましたが、タイヘイの弱みを握れると考え、ふて寝するふりをします。
実際に眠ってしまったうまるが起きると、タイヘイが部屋にいません。
心細くなってしまったうまるは、タイヘイが帰るなり泣きつきます。
タイヘイは捨てた人形を探しに行っていたのですが、見つけることができず日本人形を買ってきてしまいました。
翌日、実は捨ててもよかったと白状したうまる。
自分のためにお兄ちゃんが一生懸命になってくれたことが嬉しくて、二人は仲直りしたのでした。
その12「うまるとゲーセン」
ある日、海老名ちゃんとの下校中にうまるはゲームセンターを見つけます。
その日の放課後、うまるは「天才ゲーマーUMR」に変装し、ゲームセンターに現れました。
店員が天才クレーンゲーマーとして危険視していることも知らず、うまるは「タグひっかけ」「ぶっ刺し」「ナイアガラ落とし」などの技で山のように景品を獲得していきます。
その夜、大量のぬいぐるみに囲まれてご満悦のうまるをみて「しかしこいつ、ぬいぐるみ好きだな」とタイヘイは感じます。
ところがうまるはお気に入りのぬいぐるみ1体を抱いて寝て、それ以外の大量のぬいぐるみはタイヘイの布団の周りに散らばっているのでした。
その13「うまると外食」
新作ゲームが発売され、うまるはタイヘイにねだりますが、タイヘイに断られてしまいます。
人前でダダをこねれば買ってもらえると考えたうまるは、タイヘイの買い物に同行します。
タイヘイは食材を買いに来ただけなので、うまるはタイヘイをゲーム売り場に誘導する必要があります。
うまるがタイミングを狙っていると、海老名ちゃんと偶然出会ってしまいました。
うまるは外用フェイスを崩すことができず、そのまま三人でレストランに入ります。
うまるは海老名ちゃんの前でゲームをねだることができず、それをタイヘイも見越しているのです。
うまるは海老名ちゃんにバレないようにゲームをねだりますが、タイヘイにスルーされてしまいます。
お兄ちゃんに無視されたことに耐えかねたうまるは、海老名ちゃんの前で干物妹化してゲームをねだってしまいました。
ところが、食事のおいしさに感動している海老名ちゃんには見られていませんでした。
結局タイヘイはゲームを買わされ、三人一緒に帰宅するのでした。
その14「お兄ちゃんの一日」
タイヘイは朝、お弁当を作り始めつつうまるを起こします。
うまると海老名ちゃんを見送り、満員電車に揺られて出勤。仕事をサボりがちな同僚の横で、真面目に仕事を進めます。
同僚と昼食を取った後、夜遅くまで仕事をして、疲れた様子で電車に揺られて帰ります。
帰り道にスーパーに立ち寄り食材を購入、帰宅するとうまるがとても気持ちよさそうに眠っています。
それを見たタイヘイはどこか安心して、疲れていたはずなのに力いっぱいうまるを起こします。
今日の夕飯はステーキです。うまるを起こしたタイヘイは、うまるから見てもニヤけているのでした。
その15「うまると修理」
タイヘイは職場の後輩からヨーロッパのお土産をもらいました。
それは陶器でできた、「首が動くネコ」の置物でした。
絶妙にかわいくないのですが、壊れないようにタイヘイがタンスにしまいました。
次の日、ハムスターたちと「ポケットハムスターごっこ」で遊ぶうまるは、ネコの置物を参加させます。
遊んでいるうちに、置物を落としてしまったうまる。こたつ机くらいの高さから落としただけなのに、置物は割れてしまいました。
お兄ちゃんに怒られることを心配したうまるは、持ち前の優秀な技能で復元に挑みます。
胴体は完全に復元できましたが、損傷が激しいため新しく作り直した頭部の顔を描くにあたり、元の顔が思い出せず苦戦。
結局完全に新しいデザインで復元し、お兄ちゃんには正直に謝ったのでした。
タイヘイは、悪いと思って謝るなら、壊したことはいいと許してくれました。
ところが、復元に使った道具一式、タイヘイのカードで購入したことが判明し、結局うまるは怒られてしまうのでした。
その16「うまると勉強」
授業中、うまるがクラスメイトの「橘・シルフィンフォード」に、今度の中間テストの宣戦布告を受けます。
また、髪の毛ハネた黒髪の女の子が凄い目でこちらを睨んでいます。
帰り道、海老名ちゃんはテストの自信が無く、うまるは海老名ちゃんを元気づけます。
そんなうまる自身は、家ではめんどくさがって全く勉強せず、FPSゲームで遊び続けます。
その夜、ハンパなく強い敵に打ちのめされる夢をみたうまるは、寝ているタイヘイを起こして勉強を教えてほしいと泣きつきます。
タイヘイに勉強を教えてもらったうまるは、今回も中間テスト順位1位を取ることができました。
「いい塾行ってるの?」と聞かれたうまるは、「家庭教師、かな?」と答えるのでした。
その17「うまると買い物」
ある日、暇でネットショッピングを眺めていたうまるは、マンガのキャラクターの帽子を見つけました。
最初は見つけただけですが、潜在意識の中で、うまるはこの帽子を買うことを決めています。
レビューも高評価に目が行きがちになり、口コミのワードにも心を動かされます。
今月ゲームが発売されることを考え、お兄ちゃんに怒られるのを恐れたうまるは一旦PCから離れます。
ところが、帽子のある生活を想像してしまうと、買わずにはいられません。
結局注文してしまったことをうまるはタイヘイに告げます。
服や帽子は必要だろう、とタイヘイは一時受け入れるのですが、帽子の値段が2万5千円と判明し、キャンセルされてしまうのでした。
その18「うまるときりえ①」
いつも通り、外用うまるの笑顔は周りに大好評です。
さらに、うまるのお父さんは「土間コーポレーションの社長」という噂も出ています。
ただ、クラスメイトの本場切絵ちゃんにはいつも睨まれています。
切絵ちゃんはたまに木刀を持っていて、大人の男とケンカしたのを見た人もいるという噂です。
中間テスト前から何か言いたげだった切絵ちゃんを気にするうまるですが、実は前から切絵ちゃんはうまるを見ていたと海老名ちゃんが告げます。
海老名ちゃんは、切り絵ちゃんはみんなが思うほど怖くないのでは、と考えています。
帰宅後うまるは家でダラけながら、切絵ちゃんは自分を怪しんでおり、自分の干物妹姿をみたら驚くかもしれないと考えます。
そのままダラダラとゲームをして過ごしていると、部屋のインターホンが鳴ります。
お兄ちゃんが買い物で両手がふさがっているのだろうと考えて、うまるが扉を開けると、そこにいたのは切絵ちゃんでした。
うまるは干物妹のまま玄関に出てしまい、切絵ちゃんと鉢合わせしてしまうのでした。
かきおろし「子供の頃のうまるちゃん」
これは10年前の話、高校生のタイヘイがテストを返却されると、また100点。
友人の「ぼんば」は15点しか取れなかったため、とても驚かれます。
ぼんばの提案で、タイヘイと友人の女子の三人でゲームセンターにクレーンゲームをしに行くことになりました。
友人二人がクレーンに失敗するも、タイヘイはタグにクレーンのアームを上手くひっかけて、ぬいぐるみを一片に3つ獲得します。
今のアパートではなく、高層マンションの一室にいる小さなうまる。
タイヘイは帰宅すると、ゲームセンターで獲得したニャンコのぬいぐるみをうまるにあげます。
うまるはとても喜び、その10年後、タイヘイのアパートの部屋はうまるがゲームセンターで取ったぬいぐるみに埋め尽くされるのでした。
読み切り版うまるちゃん
「僕の妹うまる(16)は美人で評判だ」
主人公のうまるちゃんを兄目線で紹介する言葉で、物語が始まります。
身のこなし、言葉遣い、すべてが洗練され誰にでも好かれる完璧な妹・・・と、誰しも思っているのですが
うまるは帰宅すると部屋まで廊下をスライディングします。
部屋の中はゴロゴロ転がって移動し、言葉遣いは雑極まりない。
通販の品物が届くと、寝ながらゲームできるアーム型ディスプレイ。
外では八方美人な妹も、家ではその面影すらなく、兄はイライラし通しです。
部屋を片付けない妹を注意しても、逆にうまるに挑発されてしまう始末。
怒り心頭の兄は、うまるにゲーム機の無期限没収を告げます。
たまらず逃げ出すうまる。得意のスライディングとゴロゴロで部屋を縦横無尽に移動します。
日頃から部屋でゴロゴロしているうまるは、家の地形を完璧に把握しているため、10式戦車よりも小回りが効くのです。
と、転がっていると、今日届いたばかりのアーム式ディスプレイに衝突。さらに片付いていない本棚から本が雪崩を起こしでうまるに向かって落下。
大きなたんこぶを作って泣きべそをかくうまるに、兄は「自業自得」と告げます。
悔しいうまるは「お兄ちゃんにやられたァァー!!」と泣き叫びます。
翌日、頭に包帯を巻いたうまるは学校で周りのみんなに心配されます。
「お兄ちゃんに怒られちゃって」と説明すると、兄はひどいと評価され、うまるは健気、ということになってしまうのでした。
ヤンジャン!
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