異剣戦記ヴェルンディオ全巻無料で読む方法は？面白い？最終回完結した？漫画バンク違法｜wikiなろう

『異剣戦記ヴェルンディオ』を全巻無料で読む方法が知りたい。

本記事はこんな疑問を解決します。

ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。　

『異剣戦記ヴェルンディオ』は漫画アプリ『マンガワン』で全巻無料で読める？漫画バンクは違法｜wikiなろう

いきなり、結論です。

『異剣戦記ヴェルンディオ』は、こちらの小学館が運営する漫画アプリ『マンガワン』にて全巻無料で読むことができます。

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『マンガワン』では、このように『異剣戦記ヴェルンディオ』を無料で読むことができます。

安心安全に、そしてタダで『異剣戦記ヴェルンディオ』を全巻無料で読破したい方は『マンガワン』を使う方法が最もお得です。

また『マンガワン』では、『異剣戦記ヴェルンディオ』以外にも

などなど、名作と呼び声高いマンガを数多く無料で読むこともできます。

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オススメ漫画アプリ

上記で紹介した『マンガワン』以外にも講談社が運営する漫画アプリ『マガポケ』や集英社が運営する『ヤンジャン』も特にオススメです。

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「無料でマンガを楽しみたい！」という方は、ぜひダウンロードしてみてはいかがでしょうか？

もちろん、ダウンロードする際もお金はかかりません。

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次に『マンガワン』の使い方（システム）を簡単にご説明します。

『マンガワン』の使い方を簡単に紹介

マンガワンを無料でお楽しみいただくには、以下の『ライフ』と『SPライフ』の使い方をマスターしておくだけでKOです。

簡単に説明していきます。

『ライフ』とは？取得方法と使い方を解説

以上が簡単なライフの取得方法と使い方の説明です。

つまり毎日、計8枚配布されるライフを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムです。

但し1点だけ注意があり、ライフを4つ以上貯めこむことは出来ません。

朝9時に4ライフが配布され、その4ライフを使わずに夜の9時を迎えたとしても新たにライフが加算されることはないので注意が必要です。

『SPライフ』とは？取得方法と使い方を解説

以上が簡単なSPライフの取得方法と使い方の説明です。

下記画像のように新規ダウンロード特典では、SPライフが50枚無料配布されます。（50話分）

そして毎日、短い広告動画を視聴することで漏れなく1SPライフを取得することが出来ます。（アプリを起動すると↓の画面が表示されます）

つまり『マンガワン』を新規ダウンロードした暁には特典で貰えるSPライフ50枚で好きな作品を50話（巻数にして6～7冊分）を一気に読破できてしまうのです。

控えめに言わずとも読者ファーストの神アプリ。是非、一度試してみる事をオススメします。

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『異剣戦記ヴェルンディオ』あらすじ紹介！

舞台はとある王都。

主人公である傭兵（ようへい）のクレオが数年遊んで暮らせるほどの報奨金が貰えるという山賊討伐の依頼を受けるところから物語は始まります。

自信満々で依頼に挑むクレオでしたが、実際戦いが始まると下っ端一人倒すのも大苦労。

「これはまずい」と山賊からの逃走を試みたところで、おもちゃのナイフで刺されるという衝撃的な出会いを亜人のコハクと果たします。

クレオは付きまとうコハクを警戒し、コハクからも逃げようとしますが「生き続けてほしい」「死んじゃうよ　あなたは」「守りたい」などの発言から害意はないと同行を許可し、一緒に王国の砦まで逃げ込みます。

しかしそこで待ち構えていたのは山賊棟梁（さんぞくとうりょう）。

王国兵たちは山賊に一掃（いっそう）されており、クレオはコハクを守ろうと、一人特攻を試みますがコハクが力を発揮。

山賊棟梁を余力を残したまま打ち負かします。

コハクを恐れ山賊の残党たちも逃げだし、一安心といったところで王国の援軍が到着しますが、山賊に向けて放った矢の流れ玉がクレオに直撃。

クレオは気を失いますが、コハクが「私の命をあなたにあげる」と言いクレオに魔法をかけ、「私が視た未来を、変えて見せて。」と意味深な発言を残します。

次にクレオが目を覚ますとそこは全く身に覚えのない場所で、コハクは魔法の代償（だいしょう）で小さくなっており、更になんと約100年も眠っていたことを伝えられます。

時代は激化しており、この時代を生き抜くために必要な情報と「異剣（いけん）」という強力な武器を得るため酒場を立ち上げることを二人は決心します。

そこからガルド王国騎士のサフィーアや復讐者（ふくしゅうしゃ）シュラクなど多くの人物との出会いや戦闘が始まる拠点防衛ファンタジーとなっています。

『異剣戦記ヴェルンディオ』は面白い？見どころ紹介！

先に結論、『異剣戦記ヴェルンディオ』は全巻読む価値アリに面白いです！

『異剣戦記ヴェルンディオ』の見どころを5つご紹介いたします！

見どころ①　ほのぼのとした日常シーン

クレオとコハクの何気ない会話にはお互いを思いあう心が見えます。

酒場に来た客たちと交流を深めるシーンではキャラたちの可愛い本音や掲げた理想を語るシーン、平和になったらやりたいことを語り合うシーン、「ポー」と鳴くペットのポッフィーが水場で遊ぶシーンなど、読んでいて思わず笑みがこぼれてしまう心温まるシーンが盛りだくさんとなっています。

コハクが何気なく達成している（主に農業に関する）偉業がさらっと紹介されるのも醍醐味（だいごみ）の一つに感じます。

見どころ②　幕間の小マンガ

上の「ほのぼのとした日常シーン」の延長線上にある、さらにほのぼのとしたシーンが盛りだくさんの小話が幕間の小マンガでは読めてしまします。

新しい食材探しの探索や酒を飲み酔っ払い調子に乗るサフィーア、シュラクの入浴シーンなど見どころ満載です。

見どころ③　戦闘シーンの迫力

迫力満点の戦闘シーンもこの漫画の見どころの一つです。

剣術と魔法、さらに異剣の能力が入り乱れるド派手な戦闘シーンは、日常のほのぼのシーンや幕間（まくあい）の小マンガとのギャップもあり、クセになってしまうほど面白いです。

また、個人的に七尾ナナキ先生は（もちろんはじめから十分なほど上手なのですが）前作「helck」の中盤位から急激に画力が上がってきており、それも戦闘シーンの迫力の要因の一つになっていると考えます。

見どころ④　魅力的なキャラ

ほのぼのとした思わず笑みがこぼれるシーンや迫力満点の戦闘シーンを作り出す表情豊かなキャラたちもとても魅力的な作品です。

キャラクター一人一人にやるべき目標ややりたい夢があり、その夢や目標に向かって努力や行動するシーンにはとても心が動かされます。

また一人一人が優しく思いやりの心を持ち、キャラクター同士の絡みの中でその優しさなどが垣間見（かいまみ）えて、この作品をいくらでも読んでいられるという気持ちにさせてくれます。

見どころ⑤　前作とのつながりを思わせるシーン

七尾ナナキ先生前作の「helck」では「世界の意思」という言葉が何度も出てきて、物語にも深くかかわっていました。

今作でも実は最新話あたりでその言葉が出てきているのです。

これから先、前作とのかかわりが明確になってくる可能性も考えられるので、それもこの作品の楽しみの一つと言えるでしょう。

『異剣戦記ヴェルンディオ』の登場人物紹介！

『異剣戦記ヴェルンディオ』の主な登場人物を紹介します！

ネタバレも多少含みますので、ご注意ください！

クレオ

本作の主人公で（元）傭兵。

刈り上げた髪の毛と左目の傷が特徴です。

幼少期を戦災孤児（せんさいこじ）として過ごし、初対面の人間に対しては強い警戒心を抱きます。

しかし仲良くなった者に対しては、不器用ながらも面倒見の良さを見せるといった優しさを持ち合わせるといった魅力を持っています。

自分のことを「凡人」といったり、作品中でも「特別な才能は感じられない」と言われたりするなど「普通の人」として扱われることが多いのも、親近感を感じられる魅力となっています。

コハク

本作の第2の主人公ともいえる立場でクレオの恩人。

白髪の亜人で大きな目や頭の上に生えた耳などとてもかわいらしい容姿をしています。

戦闘面から農業、コミュニケーション能力などあらゆる面での才能を持ち、今のところ凡人のクレオとは対比して描かれているように思えます。

先に紹介するサフィーアやシュラク、ひいては敵キャラ達にも慕われたり、一目置かれたりするほどの才能となっています。

しかし威張ったり驕（おご）ったりすることもなく、常に謙虚（けんきょ）な姿勢を保ちまた基本的に優しいといった人間的にできた部分がコハクの大きな魅力の一つと言えます。

クレオのことはとても大切に思っており、クレオが危険な行動をしようとすると怒るというシーンはとても微笑ましく、読者の皆は優しい表情になってしまう事でしょう。

クレオ以外にも分け隔てなく接していることも大きな魅力の一つと言えます。

サフィーア

ガルド王国という王国の女騎士。

王国内領土で酒場経営を無断でしていたクレオとコハクに警告をしに来たことで、二人とは交流が始まります。

しかし、その後王国内で反乱軍による内乱が起こり、王国の民と戦えないという葛藤（かっとう）を持ちながら内乱から逃げ延びます。

その後、戦わずとも内乱などの問題を解決できる新しい方法をゆっくり見つけるため、クレオとコハクの酒場の仲間入りを果たします。

普段は王国騎士としての矜持からか気高く強がりの多い彼女ですが、お酒を飲んだ時や時折見せる思いやりがあり女の子らしい一面のギャップがとても魅力的なキャラとなっています。

シュラク

ガルド王国で兵士100人を惨殺（ざんさつ）し、「鬼雷（きらい）の剣士」と呼ばれ恐れられている青年。

しかし、実際は惨殺など一切しておらず、濡れ衣を着せられています。

また、故郷をとある王国に滅ぼされ、その後奴隷になったが、奴隷としての生活から逃げ出し、王国への復讐を誓っているという作中でも屈指の重い過去を持っています。

その復讐を成し遂げるためには異剣が必要と考えており、クレオたちが目的の異剣を持っていたことから仲間入りをし、いつかその異剣を借りようとしています。

「異剣を借りよう」という考えからもうかがい知れますが基本的に礼儀正しく、クレオたちの農業の手伝いも進んで真面目に行うという一面も持ちます。

「復讐さえなければ普通のいい子に育っていたのかな」と考えると少し切ないようなそんな気持ちになる人物となっています。

『異剣戦記ヴェルンディオ』の作者・七尾ナナキとは？

七尾ナナキ先生の代表作としては「異剣戦記ヴェルンディオ」の他にも2014年5月から裏サンデーで連載が始まった「helck（ヘルク）」があります。

連載終了から少し時間が経ちましたが今年遂に「helck」のアニメ化が決定し、これから先七尾ナナキ先生の知名度やその作品の人気はますます向上していくことでしょう。

自分の思うガチの名作はこれだぜ
他の人はどうなんやろか。
アニメ:STEINS;GATE
漫画:Helck
小説:旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。
ゲーム:CHAOS;CHILD pic.twitter.com/0ldezaRRnG

— しゃがみ (@SHAGAMI39) September 24, 2022

『Helck』アニメ化！！勇者の後日譚の傑作。大好き。動くヴァミリオちゃんの「くるくるっ」が見れるなんて！！2クールやらないかなぁ！ pic.twitter.com/oBt5ccBUKC

— キムラ (@kmttkmtt) September 28, 2022

異剣戦記ヴェルンディオ
漫画アプリで読んで面白すぎて速攻既刊全部買った。
めちゃくちゃオススメしたいし、早く新刊を読みたい。
贅沢は言わないので毎秒新刊出てほしい
#おすすめ漫画

— (高比良ヨウ)＠みりお (@VarMilios) September 25, 2022

『異剣戦記ヴェルンディオ』のアニメ化はしている？

残念ながらまだアニメ化の話や情報は一切出ていません。

しかし、先にも述べさせてもらったように、前作「helck」のアニメ化は決定しているので、本作「異剣戦記ヴェルンディオ」のアニメ化も期待できると個人的には考えます。

『異剣戦記ヴェルンディオ』最終回完結はした？いつまで続く？

物語は完結しておらず、まだまだ続刊の状態です。

9月28日現在で単行本もまだ3巻と始まりたての状態となっています。

それでもすでに面白いシーンや話が盛りだくさんとなっているので、今後がとても楽しみな作品です。

異剣戦記ヴェルンディオhttps://t.co/BIvRtEPtQ5

傭兵歴10年の男・クレオは
不思議な少女・コハクと出会う。
強大な力を持つ「異剣」が飛び交う
戦場を生き延びるために、
二人が始めたのは――
兵士たちが集う「酒場」の経営！？

— PHOTON (@3dprinterPHOTON) September 27, 2022

『異剣戦記ヴェルンディオ』読者の評価や感想は？

いま一番面白い異世界物は
異剣戦記ヴェルンディオですよ

— 125P (@125Psyuko2) October 6, 2022

ちなみに異剣戦記ヴェルンディオめちゃくちゃ面白いのでオススメです pic.twitter.com/bLChPaJHtD

— ニゴロ (@Sputnik_256) September 2, 2022

血と灰の女王
異剣戦記ヴェルンディオ
ケンガンオメガ
出会って5秒でバトル
ダンベル何キロ持てる？

この辺も面白いので全話読むべき

— ⎳ (@MLN_Rev) August 25, 2022

ヘルクと世界線同じっぽい異剣戦記ヴェルンディオ面白いんだ

— 七月 (@Ballad_C_C) August 24, 2022

異剣戦記ヴェルンディオって漫画が面白いから読んでね

— こかこかさん(美少女メイド) (@ondrchn) July 18, 2022

ぜひ、ごらんください。

第0話　プロローグ

この物語は、傭兵を生業（なりわい）としている主人公のクレオが山賊討伐の依頼を受けるため王都を訪れるところから始まります。

王国直々の依頼だけあり、名の通った傭兵たちが集まる中「独自の攻略法を見つけている」「負ける気がしない」「山賊棟梁を倒す」などと強気の意気込みを見せます。

しかし、ふたを開けてみると山賊たちが強いのなんの。

一人一人がとても強く下っ端一人倒すのも大苦労なのに加え壊滅寸前と聞いていた話と違い数もとても多い状態でした。

そして、そんなことがどうでもよくなるほど山賊棟梁が強く化け物とクレオが感じるほどのものでした。

すぐさま逃走を始めるクレオでしたが、草陰から急に飛び出してきたものに襲撃を受けてしまいます。

驚き一瞬気を失ったクレオが、人の呼びかけで目を覚ますと、そこには白髪の亜人の女性が立っていました。

先の襲撃で突き立てられたのは偽物のナイフだったという事を聞かされ、「警戒が足りない」と説教をくらい、クレオが怒っているのも無視して「コハク」と自己紹介する亜人をクレオは面倒臭く思い、また警戒もします。

しかしあまりにもしつこく付きまとい、「この先死んでしまうであろうクレオを守りたい」というコハクに根負けし、「危害を加えることははない」と判断し一緒に王国の砦まで逃げ延びます。

「ここまでくれば大丈夫だ！」と安心するクレオでしたが、砦の様子がおかしく、砦で待ち構えていたのは、他の誰でもない、標的だった山賊の棟梁たちでした。

力の差は理解しつつも出てしまったコハクへの「逃げろ」という言葉を引っ込めることもできず、決死の覚悟でクレオは特攻を試みます。

しかし次の瞬間、後ろからコハクの圧倒的な魔力の攻撃が放たれます。

下っ端たちを蹴散らし、いつもより力を引き出せたという山賊棟梁さえも倒してしまいます。

助かったと安堵するクレオでしたが、援軍として到着した王国の精鋭部隊の放った野に胸を貫かれてしまいます。

「死にたくない」と思いながら気を失ったクレオにコハクは近づき、魔法をかけ、荒廃した土地の意味深な画像が映し出されたところで、プロローグは終わりを迎えます。

第1話　異剣

クレオが次に目を覚ましたのは全く知らない場所で、そこには小さくなってしまったコハクがいました。

自分が寝ていた間コハクが看病をしてくれていたことを悟り、恩を感じたクレオは、以前コハクがお願いしていた「一緒に住む」という提案を受け入れることを決意します。

しかし、コハクからは「家はもうない」という言葉から始まる、100年間眠り続けていたや山賊棟梁も使っていた強力な武器「異剣」が多く使われている戦争があらゆる場所で行われている時代であること、異剣はそれぞれ適性があるものしか使えないこと、山賊棟梁が使っていた異剣はコハクが持っているが、クレオもコハクも適性がなく使えないことなど、衝撃的な事実の数々を知ります。

大きなショックを受けるクレオでしたが、この戦乱の時代を生き抜くにはへこんでばかりはいられません。

という事で、近くにある古城に住むことと、その近くに旅の酒場を出し、異剣を集めるとともにお金を稼ぐことをコハクに提案します。

コハクも「なんだか楽しそう」と提案を快諾し、「大陸一の酒場を作ってやる！」という意気込みとともに、酒場づくりに力を入れていくこととなります。

第2話　水源

「酒場の開業」と「異剣探し」という目標が出来たクレオとコハクはさっそく行動を起こすことにします。

まず二人は畑を耕（たがや）すことに取り掛かりました。

「あれを植えたい、これを植えたい」と妄想が膨らみ、野菜の種と最低限の農具を持っていたコハクに感謝したりなど、楽しく順調に準備は進んでいきます。

しかし問題もありました。

水の確保です。

畑で大量に使うことに加え、水源までの距離が片道4時間ととても遠い。

そのうえ、戦争の影響か賊（ぞく）も多いと、問題尽くしです。

コハクは解決のため、クレオに水源の近くに引っ越すことを提案しますが、クレオの「不便な土地だからこそ攻め込まれることもなく良い」、「城が気に入ってる」という考えに賛成し二人は我慢という選択をとります。

とはいったものの、近くに水源がないことへの不安は拭えず、クレオは井戸を掘り地下水脈を探すことにします。

城の造りから、昔は水脈があったと考え、井戸を掘り進めます。

しかし、手持ちの道具ではうまく掘ることが出来ず、手ごろな道具を城まで探しに行くことにします。

城の地下を散策し、農具以外にも揃えるべき必要なものはたくさんあると先が思いやられ、クレオは少し黄昏るクレオでしたが、こんなことをしている場合じゃないと気を取り直し、ランプを手に持ったところで壁の一部の違和感に気づきます。

そこにはさらなる地下へとつながる階段があり、コハクを呼びその先へ向かってみると妙に状態が良い剣がぽつんと一つ。

「異剣かも！」とテンションが上がり、まずは台座から剣をクレオが引き抜こうとします。

しかし反応はありません。

「クレオより力がある」という旨（むね）のことをコハクが言い、少し傷ついているクレオをしり目に次はコハクが剣を引き抜こうとすると急に水が剣から吹き出し始めます。

「適正ある異剣がみつかった！」「水脈の正体は異剣だった」とクレオは満足気に話しますが、同時にコハクの様子がおかしいことに気づきます。

剣から手が離れず水を止めらないことを聞き、クレオは急いで無理に剣を引き離しますが、手を放しても水が止まることはありません。

そのうえコハクは力を使い果たし倒れてしまいます。

コハクを抱え何とか古城から脱出したクレオたちでしたが、外を見てみると異剣の力で大きな川が生まれてしまっていました。

とても住みよい環境（かんきょう）となり、「攻め込まれそう」と笑うコハクに、クレオが「笑い事じゃない」とつっこみ、水問題解決とともに2話は終わります。

第3話　酒場

酒場がついに完成したところから3話は始まります。

思っていた以上にこの時代の治安が悪く、酒場の開業をやめようと考えた事もありましたが、コハクが楽しみにしていたというのもあり、不安は残りつつも二人は酒場の営業を始めます。

酒場開業から1週間経、客は一人として来ていませんでした。

「こんな時間もいい」とコハクが言い、クレオもその通りと久々のゆったりとした時間を二人は過ごしていました。

と、そんな矢先コハクは酒場に向かう人影を発見。

このチャンスを逃すものかと意気込むクレオでしたが、現れたのは立ち退きを命ずるために来た、ガルド王国の騎士サフィーアでした。

対話の末、立ち退きは免除（めんじょ）されましたが、次は亜人であるコハクを不法入国罪で逮捕するとサフィーアは言います。

流石に、クレオも怒りを露（あら）わにし、サフィーアとの戦闘が始まります。

サフィーアが異剣使いであったことには驚きましたが、クレオは難なくサフィーアに剣を突き立てます。

しかし往生際（おうじょうぎわ）の悪いサフィーアは戦闘の意思を失わず、次の瞬間には異剣が暴走し始めます。

暴走したサフィーアの異剣はあたりを見境（みさかい）なしに破壊し始め、出来立ての酒場までも破壊してしまいます。

ショックを受け、怒ったコハクはその怒りをサフィーアにぶつけ魔法で一蹴（いっしゅう）。

そしてクレオにも「生き続けるという約束はどうなったのか」と語気を強め、行動を諫（いさ）め、戦闘は終わりを迎えました。

第4話　鬼雷（きらい）の剣士

戦闘を終えたクレオ・コハクと王国騎士たちは、お酒を飲み親睦（しんぼく）を深めていました。

サフィーアは建物を壊したことや、横暴（おうぼう）な態度をとったことを謝罪し仲直りをします。

また、クレオたちはその飲みの場で、一夜にして百人以上の兵を惨殺（ざんさつ）したという鬼雷の剣士の話を聞いたりと、情報交換も行われつつ楽しく夜は更（ふ）けていきます。

朝になり、騎士たちは帰っていき、クレオたちは片付けと畑仕事の準備に取り掛かるため古城まで戻りますが、コハクはクレオに「（古城に）誰かいる」と注意を促（うなが）します。

「油断しないで」といった次の瞬間、三つ目の仮面をつけ小刀を持った敵がクレオたちに襲い掛かり、大勢で取り囲まれます。

その正体は100年前から存在する最も危険とされる暗殺ギルドの者たちで、傭兵の間では見ても絶対に関わるなと言われるほど危険なものでした。

警戒し向かい合う双方でしたが、そこに更に頭に角を生やし、雷を纏（まと）った青年が現れます。

青年は一瞬にして暗殺ギルドの者たちを倒してしまいます。

クレオは鬼雷の剣士がその青年であることを確信します。

戦闘を終えた青年はクレオたちの方を見るとコハクの強さを悟り、すぐさま戦闘態勢に入ってしまいます。

戦おうとする二人をクレオは慌てて止め、青年に戦おうとした目的を問います。

「食料を分けてくれ」と拍子抜けなことを話した青年にクレオは食料を与え、礼儀正しくお礼を言われます。

「想像していたのと違う」とコハクと話しつつ、またコハクにも戦闘を回避できたことを褒められ、お礼を言われます。

「戦闘じゃ足手まといだ、頭使って役に立たねえと」と考えを改めるクレオに、コハクは急に「彼（鬼雷の剣士）を仲間に誘ってみようか」といい、驚くクレオをしり目に一巻は終わりを迎えます。

おまけ

お店の名前の由来やサフィーアが酔っ払って楽しくなっている話、食材ゲットの旅や古城で自分部屋を決めたりと楽しい小話が盛りだくさんの豪華なおまけになっています。

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