ヴィンランドサガ24巻ネタバレ無料!タダで読む方法は?ついに約束の大地ヴィンランドへ!

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悩んでいる人
『ヴィンランドサガ』24巻のネタバレと無料で読む方法が知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

『ヴィンランドサガ』24巻を無料で読む方法は?

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

 

例えば、小学館が運営する漫画アプリ『サンデーうぇぶり』では、サンデー系列で連載中のマンガや過去の名作マンガに至るまで幅広く無料で読むことができます。(←1番オススメの漫画アプリ

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『ヴィンランドサガ』24巻 ネタバレ紹介!

【第167話 西方航路①】

夢の中、断崖をよじ登る主人公・トルフィン。

 

数多の死者たちがトルフィンにしがみついています。

 

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「ロープを持って、必ずまた来るから。」

 

必死にそう言うものの、重さに耐えきれず力尽きてしまったところで目を覚ましました。

 

目を開けると、悪夢にうなされるトルフィンを心配そうに見守るグズリーズの姿があります。

 

自分のせいでグズリーズが眠れないことを心配し、羊小屋で寝ようとするトルフィンですが、グズリーズは慣れているのか動じません。

 

悪夢の中へ行って自分がトルフィンを助ける、というグズリーズ。

 

やがてグズリーズは寝息を立て始めますが、トルフィンは眠れません。

 

「お前のようなやつが、なぜ幸せに暮らしているのだ。」

 

そう言ってトルフィンを恨む死者たちが取り囲んでいるのです。

 

翌日、トルフィン達はレイフからヴィンランド航海の説明を受けます。

 

アイスランドからグリーンランドまで約2週間、グリーンランドにあるレイフの農場で移民希望者を乗せ、ほぼ真西へまた2週間で平岩の地(ヘツルランド)に着く。

 

そして海岸伝いに南下1週間で森の地(マルクランド)、さらに南下1週間ほどで難破船が目印の岬へ。

 

岬を回りさらに南下1日でレイフの建てた小屋に着き、その辺りがヴィンランドであるといいます。

 

約6週間の航海ですが、天候次第で状況は変化すると言います。

 

流氷に閉ざされてしまうことも計算に入れなければなりません。

 

話し合いの結果、翌年の初春、流氷が消えるのを待ってからアイスランドを出発することに決まりました。

 

ギョロに「予定の航路を前もって確かめてほしい。」と頼むトルフィンでしたが、ギョロは「なんでオレが?」ときょとんとした表情を浮かべます。

 

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ギョロは最初からヴィンランドに行くつもりはありませんでした。

 

ギョロも一緒に行くのだとばかり思っていたみんなは驚きます。

 

「うまくいくわけがない。」

 

そう言って草原に寝転び空を仰ぐギョロ。

 

一方トルフィンは、ヴィンランド航海の参加者を募るため、民会の場でスピーチをします。

 

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【第168話 西方航路②】

「逃げたい。ここではないどこかへ。いま切実にそう願っている人はいますか?」

 

トルフィンの問いかけに、集まった人々はざわつきます。

 

豊かで戦争と奴隷のない国を目指すトルフィンは、参加に際し一つだけ条件をつけました。

 

それは、唯一純粋に人殺しのために作られた道具である剣を持っていかない、というものです。

 

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ハーフダンに土地を奪(と)られ、いつか自らの剣・ウルフバートでハーフダンを斬る、と決意する男のもとにも、この話は伝わりました。

 

弟からヴィンランド航海への参加を勧められるものの、剣は絶対に手放さないと言います。

 

その日の夜。

 

トルフィンの実家では、みんなで夕食を囲んでいます。

 

イッカクの角を売りに行った時の話を聞かせるトルフィンとエイナル。

 

そんな中、トルフィンの母・ヘルガが扉をノックする音に気付きます。

 

戸を開けると、そこには樹の陰から少しだけ顔を覗かせ、こちらを窺うおさげの少女がいました。

 

トルフィンが外に出てきて、開拓団の参加希望者なのかと聞きます。

 

すると、「驚かないでくださいね…?」そういって樹の陰から姿を見せたのは、少女ではなく、見上げるほど大きな人物でした。

 

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その人物は消え入りそうな声で、ハルヴァルと名乗ります。

 

「似てる…。」トルフィンとその母は、脳裏に同じ人物を浮かべました。

【第169話 西方航路③】

家へ迎えられたハルヴァルを見て、みんなはその大きさに驚きます。

 

さらにエイナルとグズリーズは、その姿がトルケルに似ていることに戸惑いを隠せません。

 

自らを奴隷だと話すハルヴァルは、ヴィンランド行きを希望していました。

 

逃亡奴隷でもヴィンランドに行ける、と優しく話すトルフィンは、ハルヴァルの所有者に話を付けるため、どこから来たのかを尋ねます。

 

トルフィンの姉・ユルヴァの悪い予想は当たり、ハルヴァルはハーフダンの奴隷でした。

 

ユルヴァはいざこざを避けるためにハルヴァルを追い返そうとします。

 

エイナルが「ハーフダンに酷いことをされたのか?」と、ヴィンランド行きを希望する理由を尋ねました。

 

すると、酷いことをされたわけではなく、「男の人と相部屋なのが恥ずかしい。」のだと真っ赤な顔をして答えます。

 

「あなた…女の子なのね?」事情が分かったヘルガはそう優しく語りかけます。

 

もっと詳しくハルヴァルのこと、そしてハルヴァルの父親のことを聞きたいとグズリーズに言われ、ハルヴァルは自身の身の上を語り始めました。

 

アイルランド生まれのハルヴァル。

 

父は強い将軍で、嵐のような人なのだと言います。

 

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肝心の父の名前を忘れたしまったハルヴァルですが、ハルヴァルという強そうな名は父が付けたものでした。

 

父は生まれたばかりの子を戦場で育て、戦士にすると無茶を言います。

 

息子を戦場へ連れていかれてしまう…。

 

そう思った母親はとっさに「女の子でございます!」と嘘をついたのです。

 

生まれたのは息子だと思っていた父はハルヴァルに興味を失い、嵐のように再び戦場へと赴きます。

 

そして、ハルヴァルは徹底して女の子として育てられることになりました。

 

父に嘘がばれることはなかったものの、成長するにつれどんどん父に似てしまうことに涙を流すわが子に、「泣かないで、コーデリア…。」と母は慰めてくれました。

 

コーデリアとは、母が付けてくれた女性としての名でした。

 

なぜコーデリアと名乗らないのかと問うトルフィンに、「こんな姿で女性の名を名乗るのは変に思われるから。」と答えるハルヴァル。

 

ハルヴァルの語りは続きます。

 

ある日、父が婿を連れてきました。

 

孫が生まれたら、今度こそ戦場で育てるのだと言って。

 

嘘がばれてしまう事を恐れたハルヴァルと母は、船に乗ってあてもなく逃げることになりました。

 

ありのままで暮らせる土地を求めた二人でしたが、船が嵐に遭い、今も母の消息は分かりません。

 

いつかきっと、私のままで暮らせる地を見つける…、そう母に誓うハルヴァル。

 

その後、奴隷商人に捕らえられ、アイスランドに売られてきたのだと言います。

 

コーデリアの境遇に、みんな涙が止まりません。

 

追い返そうとしていたユルヴァでさえ、「コーデリアを必ずヴィンランドへ連れてけ!」と真逆のことを言い出します。

 

「あなたがあなたのまま暮らせる国を作ろう。」というトルフィンの言葉に目を潤ませるコーデリア。

 

その時、乱暴に扉が開き、ハーフダンとその手下たちがやって来ました。

【第170話 西方航路④】

コーデリアは大きな体を縮こめてふるえています。

 

トルフィンは穏やかな笑みを浮かべ、ハーフダンに話しかけますが、「何も言うな。」と遮られてしまいます。

 

連れ帰ろうとするハーフダンに、コーデリアは抵抗することなく従います。

 

エイナルがコーデリアの値段を尋ねると、ハーフダンは「羊80頭。」と告げます。

 

ひとりで10人分の仕事をこなし、従順で上品なコーデリアは最高級の奴隷だというのです。

 

羊80頭など、とても支払える値段ではありません。

 

諦めて帰ってゆくコーデリアたちの背中に向かい、「私は牛2頭でした。」とトルフィンは自らの奴隷の経験を話し始めます。

 

「自分で開墾した農地を運用し、そこで得た利益で自らを買い戻す仕組みだからやる気が出る。」

 

「かつての自分の主人は人の使い方がうまかった、名士と呼ばれていた。」とハーフダンを煽ります。

 

「ハーフダンさん、ヴィンランドに農地をもってみませんか?」トルフィンは笑みを浮かべながら持ち掛けます。

 

成り行きを見て戸惑うハルヴァルに、「春が来たら一緒にヴィンランドに行きましょう。」と笑顔を見せるトルフィン。

 

トルフィンの商人らしい姿をみたユルヴァは驚いています。

 

「最初の手段さ。話せばわかる。」そうトルフィンは笑ってみせます。

【第171話 西方航路⑤】

船着き場では、元海賊の男たちが船の準備を進めています。

 

そこへカルリを探しにグズリーズがやって来ます。

 

聞くと、カルリはヒルドと一緒にいたとのことでした。

 

元海賊である親分が取り付けていた新しい舵の出来栄えに喜ぶグズリーズ。

 

それはヒルドが手作りしたものでした。

 

グズリーズが家に戻ると、屋根の上にヒルドがいました。

 

開拓団の参加希望者とトルフィンが揉めている一部始終を監視しているのです。

 

参加希望者は、ハーフダンに土地を奪られたあの男です。

 

ヴィンランドに剣を持っていくことを認めろ、と言って譲りません。

【第172話 西方航路⑥】

顔に入れ墨を施した男の名はイーヴァル。

 

話の通じない先住民との間でイザコザが起きた時のために剣が不可欠だと、一歩も引きません。

 

「剣を持つことで平和が保たれる。」

 

イーヴァルの言葉にトルフィンは一定の理解を示すものの、剣は持っていけないという条件は譲れません。

 

そんな平行線な問答を見ていたヒルドは一瞬笑ったようでもありました。

 

しかし、「剣のカッコよさは分かるが、剣には人を惑わす魔力がある。」

 

「剣は持つ者の耳に『さぁ今だ、オレを抜け。』と囁きかけてくる。」

 

というトルフィンの言葉を聞くや否やヒルドの表情が、一気に険しくなります。

 

「剣のない国、試してみる価値はある。」そう言うトルフィンに、大勢を道連れにして実験をするのかというイーヴァル。

 

トルフィンは反論することができません。

 

イーヴァルたちが引き上げると、ヒルドがトルフィンに向かい矢を向けます。

 

「言い回しひとつ間違えるだけでお前は死ぬ。」

 

トルフィンに父親を殺されたヒルドには、自身の行いは剣の魔力のせいとも聞こえるトルフィンの言い分はとても認められるものではありませんでした。

【第173話 西方航路⑦】

トルフィンとエイナルは馬と羊を購入するため、ハーフダンのもとを訪れています。

 

トルフィンに格安で武器を売るというハーフダンに、先日のイーヴァルとのことを話し、意見を求めるトルフィン。

 

暴力は否定するものではなく、制御するものだと語るハーフダン。

 

民会と法律と軍団、その制度の大切さについてのハーフダンの話で、トルフィンは閃きかけます。

 

お互いが相手に依存する、取引と依存による平和が「剣に依らないヴィンランドの平和」だと、トルフィンは自身の発明に喜びます。

 

コーデリアも共にヴィンランドに行けることになりました。

 

喜びあうトルフィン達に向かい、唐突に「オレの養子にならんか。」と持ち掛けるハーフダン。

 

どうやら、冗談ではなさそうです。

【第174話 西方航路⑧】

養子になる、という選択肢はないトルフィンですが、むげに断るわけにもいきません。

 

どうしようかと相談しているところへ、1隻の船が近づいてきました。

 

そこに乗っていたのはハーフダンの息子・シグルドと妻、そしてその子供でした。

 

喃語を話す孫に「しゃべった。」「百年にひとりの天才かもしれん。」と全財産の相続権を譲ったハーフダン。

 

トルフィンを養子にする話はすっかりなかったことになりました。

【第175話 西方航路⑨】

アイスランドに長い冬が訪れ、そして春がやって来ました。

 

流氷も消える頃です。

 

船には着々と荷物が積まれています。

 

コーデリアには思いもよらない贈り物がありました。

 

ヘルガが作った女の子の服を受け取り、泣きながら喜ぶコーデリア。

 

イーヴァルたちも到着しました。

 

剣を持っていないかどうか、グズリーズが簡単に確認します。

 

しかし、イーヴァルたちは剣を隠し、船に乗せるつもりのようです。

 

トルフィンはみんなに声を掛けます。

 

明るく、ちょっとそこまで出掛ける、くらいの調子で出発しようとするトルフィン。

 

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肩車されたカルリが「しゅっぱーつ!」と号令を掛けます。

 

みんなに見送られて、船が沖へ出ていきます。

 

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帆先に建つトルフィンは激しく険しい表情でヴィンランドを見据えています。

 

ここで24巻は終わっています。

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