今回は「青のオーケストラ」に登場する「山田一郎」(やまだいちろう)と「立花静」(たちばなしずか)について紹介していきます。
二人は主人公・青野一(あおのはじめ)の同級生で、青野と同じく海幕高校のオーケストラ部に所属しています。
山田はチェロを担当しており、立花は青野や秋音律子(あきねりつこ)と同じヴァイオリンを担当しています。
今回はそんな二人と青野や秋音との関係や過去の出来事などについて紹介していきます。
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山田一郎はどんな人?基本情報を解説!
青オケ5巻買えたんだよ!明るいデコのお調子者のチェロ担当、山田くんをよろしくな!!!(分かりやすすぎる推し) pic.twitter.com/n0brvKkLYs
— toki (@toki_yume100) February 2, 2019
山田は、1巻から登場している人物で主人公・青野と同じ高校1年生です。
幼い頃からチェロを習っており、オーケストラ部でもチェロを担当しています。
青野とは小学校の頃に何度か同じコンクールに出場していたので顔見知りでしたが、青野は山田のことを覚えていませんでした。
山田は青野とは対照的に人見知りはせず、明るい性格で友達が多いタイプです。
また、秋音と青野が一緒にいるところを目撃すると、秋音を紹介してほしいと青野に頼んだり、オーケストラ部の女の先輩と仲良くなろうとするなど女好きの一面もあります。
立花静はどんな人?基本情報を解説!
青のオーケストラの立花さんがめちゃかわいい件 pic.twitter.com/RLUuMAtmco
— VJ TONTON (@vjtonton) October 10, 2020
立花静は、1巻から登場している人物で、青野と同じ高校1年生です。
幼い頃からヴァイオリンを習っており、オーケストラ部では秋音と同じ2ndヴァイオリンを担当しています。
立花は中学校時代から部活動でヴァイオリンをしており、オーケストラ部の弦楽器担当の中でも数少ない経験者です。
高校から弦楽器を始めた初心者も多くいるオーケストラ部では、忙しい先輩に代わり初心者の指導することもあリます。
気が強い性格をしており、歯に衣着せぬ物言いをすることが多く、秋音と衝突することも多いです。
オーケストラ部の部長・原田蒼(はらだそう)や2年生の佐久間優介(さくまゆうすけ)と同じ中学校でした。
山田と佐伯の関係は?佐伯との出会いについて解説!
山田と同じオーケストラ部で青野のライバルでもある佐伯直(さえきなお)とは同じ中学でした。
佐伯は中学1年生の時、山田の中学に転校してきました。
ドイツからの帰国子女ということで日本語も不自由だった佐伯は、クラスでは浮いた存在になっていました。
そんな時、佐伯は山田と同じ管楽器部に入部してきました。
佐伯がヴァイオリンを弾けることを知ると、一緒に演奏しようと誘います。
幼い頃からチェロを習っていて周りに弦楽器が弾ける友人もいなかったため演奏に自信があったので佐伯より自分の方が上手いと思っていました。
しかし、一緒に弾いてみると佐伯のレベルの高さにショックをうけ、自信を無くしてしまいます。
しかし、山田は小さい頃から続けてきたチェロを辞めるのは勿体無いと思い音楽を続けているのでした。
そんな出会いから中学時代を佐伯と共に過ごし、お互いのことを理解していきます。
高校生になった佐伯が中学時代と違い感情的になった点や、積極的に部活に取り組む姿勢をみて嬉しく思い、その理由は青野と出会ったことだと感じています。
そのため、山田は青野に「ずっとライバルでいてほしい」とお願いするなど、佐伯のことを思っていることが伺えます。
山田が音楽を続ける理由とは?仲間思いのいいやつ?
すさまじい展開の青のオーケストラ❗ホント、青ハルですよ😊
山田君のお父さんの言葉身にしみますね…😩#青のオーケストラ#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/H38pWXsFhx— YAMATORO~多忙の為低浮上~ (@YAMATORO1) January 19, 2019
山田は女好きの一面であるような描写も多いため、軽い男と見られることもありますが、実は仲間思いで熱い男でもあります。
ある日、オーケストラ部で佐伯の演奏を聴いた青野と小桜ハル(こざくらはる)は過去の山田のように自信をなくしていました。
そのことを知った山田は佐伯との出会いと、二人と同じで佐伯の演奏を聴いて自信をなくした過去について話しました。
山田は7歳の頃からチェロを習っていますが、実は父親は音楽をやることに反対をしていたのでした。
山田の父親はことあるごとに音楽をやめるように山田に言っていたのです。
そんな父親への反骨心もあり音楽を続けていましたが、佐伯とのレベルの違いを知ると自分には才能がないと感じ自信をなくしてしまいます。
自信をなくした山田は父親に音楽を辞めたいと伝えましたが、父親から「他人を理由にやめることは許さない」と言われ考えを改めます。
そのことを思い出しながら山田は青野と小桜に対して、「積み重ねてきた『色々』なやつはちょっとやそっとじゃ崩れない」と伝え励まします。
その言葉を聴いた二人は自信をなくしたのは自分だけではないことと、それを乗り越え音楽を続けることができることを知り、音楽に向き合っていくことに決めたのでした。
立花のストイックな性格が問題を起こしていく?過去に何があったのか解説!
立花は経験者のため、忙しい先輩達に代わって秋音をはじめとしたヴァイオリン初心者に弾き方を教えたりします。
しかし、真面目な性格ということもありミスがあると厳しく指摘してしまいます。
言い方に納得がいかない秋音とは衝突することもあり、初心者の部員からよく思われないのでした。
この性格ゆえに立花は中学時代にトラウマになるような出来事がありました。
立花の中学校はコンクールで毎年ずっと金賞獲り続けている強豪校で、立花は部長を務めていました。
金賞を獲らなければならないという使命感もあり、立花は部員たちに厳しく指導してしまいます。
立花は練習メニューを変えたり、練習でできなかった部分を毎日チェックしたりと更に厳しい指導になっていきます。
そのため、部活を辞める人も出てきますが、立花は金賞を獲得するために頑張っているつもりでした。
そして、コンクールを迎えますが立花自身のミスもあり結果は銅賞という結果になってしまいます。
コンクール終了後、落ち込む部員たちから「部活が楽しくなかった。」、「立花に振り回された」と不満を伝えられてしまいます。
立花の頑張りは独りよがりになっており、部員のことを考えられていませんでした。
そのことがあったため、現在でも厳しい指摘をした後は後悔をしてしまい、人と距離をとってしまうのでした。
立花と秋音は仲が悪い?二人の関係はどうなる?ネタバレ!
立花さんツンデレ過ぎてかわいい
最初はめっちゃ秋音に当たり強かったのに#青オケ pic.twitter.com/zfqvEx6jEG— たかたね (@takatane_3076) December 27, 2020
そんな過去を持ちながらも厳しく指導してしまう立花は秋音とよく衝突してしまいます。
秋音は青野や小桜と一緒に演奏できるくらい上手になるために焦っていますが、立花はまずは基本をしっかり身につけるべきだと言います。
立花は正しいことを言っていますがきつい言い方をしてしまうため、秋音と立花は喧嘩してしまいます。
そんな練習終わりに秋音は立花が先輩に相談しているところを立ち聞きしてしまいます。
立花は秋音と仲良くなれそうにないと先輩に伝えますが、その理由が中学時代の自分のように独りよがりだからということでした。
立花は面倒見がよく、秋音をはじめとした初心者のことをよく見ていて、適切なアドバイスができるのでした。
立花がオーケストラの花形で主旋律を弾く1stヴァイオリンではなく伴奏を弾く2ndヴァイオリンを選んだ理由は、もっと周りを見てオーケストラの勉強したいという思いからでした。
そんな立花は先輩から「努力の仕方や成長スピードは人それぞれ、早い子も遅い子もいる。成長の早い立花さんなら早い子にも遅い子にも教えてあげることができる」とアドバイスを受けます。
次の日、朝早く登校した秋音は立花にアドバイスを求めます。
立花は先輩のアドバイスを参考に秋音に指導してあげることにします。
秋音は初心者で余裕がないため、周りの音を聞かず、譜面に注視してしまい悪い姿勢で演奏してしまう癖があったのです。
立花の指導のおかげでいい演奏ができるようになっていった秋音は立花のことを認めていきます。
立花も教えたことを吸収し成長していく秋音を認めるのでした。
こうして立花と秋音は認め合い、様々なことを相談し合う仲になっていくのでした。
山田と立花は最新刊まででどうなっている?今後の展開予想!ネタバレも
青のオーケストラ最新巻買った!
アニメ化めちゃくちゃ楽しみ‼︎#青のオーケストラ #アニメ化 #裏サンデー pic.twitter.com/EhFYS3Eiwt— mad sunny (@madsunny2) April 19, 2022
最新刊では海幕高校の定期演奏会と世界ジュニアオーケストラコンクールに向けた話になっていきます。
世界ジュニアオーケストラコンクールは学校単位ではなく個人参加のため、一人一人が参加するかどうかを決める必要があります。
ただ、定期演奏会と世界ジュニアオーケストラコンクールは同時期に行われるため、コンクール出場を目指す者は定期演奏会の練習にあまり参加できなくなってしまいます。
そのため、それぞれがどちらに参加・専念するかを決断しています。
山田は青野や佐伯、小桜と共に世界ジュニアオーケストラコンクールに出場を目指し、日本代表選抜の練習に参加して今の自分の実力を試そうと考えています。
一方の立花は部活動で学ぶことがまだあるということで秋音と共に部活動に専念し定期演奏会に向けて練習に励むようです。
日本代表に選抜を目指すとなると、登場人物も増え人間関係に悩んだり自信をなくす場面が出てくると思うので、山田がみんなを励ましたり支える場面が増えそうです。
立花は定期演奏会に向けて秋音だけでなく他の初心者の成長を促すためにどのように関わっていくか楽しみです。