葬送のフリーレン ゼンゼは死亡？性別や魔法能力の強さは？かわいいけど試験内容が鬼畜！

今回は、｢葬送のフリーレン｣の一級魔法使い試験編に登場し試験監督を務めたゼンゼについてネタバレを含んだ考察・解説をしていきます。

ゼンゼは作品内では多くを語るタイプではありませんが、一級魔法使い試験編ではとても印象深い活躍をするキャラクターです。

そんな彼女を更に深掘っていきたいと思います。

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ゼンゼは何者？性格・性別は？強さや魔法の能力を解説！ 

ゼンゼとは一体何者なのでしょうか。

まず、ゼンゼは一級魔法使い試験編では第二次試験の試験監督として、登場します。

彼女の考えた試験にフリーレンやフェルンも参加するのですが、作中内の試験でもフリーレンやフェルンと共に行動するなど、会話はこの二人とすることが多い反面、他の人物との会話は少ないキャラクターです。

そんな、ゼンゼはどんな人物なのでしょうか。

ゼンゼの性格とは、性別は？ 

ゼンゼは長い髪が特徴の女性です。

年齢に関しては、見た目は少女ですが、一級試験の監督を過去に４度経験しており、この試験は３年周期で開催され、今回の試験で５度目の監督となることから、最低でも試験監督を最初に務めてから１５年は経過していることが考えられ、少女という年齢ではない可能性が高いです。

しかし、明確な年齢が言及されているわけでもなく、１５歳以上なのはたしかですが、具体的な年齢は不明ということになっています。

性格は物静かですが、無口というわけでもなく、また、自身の考えもしっかりと持ち合せたキャラクターです。

彼女は一級魔法使いという魔法使いでも最上位に位置する魔法使いの一人であり、思慮深く、冷静で適格な判断をする優れた人物であるという印象も持てます。

ゼンゼは一体どんな魔法を使うのか、その強さとは 

ゼンゼは一体どんな魔法を使うのかは作中内で既に分かっています。

彼女の特徴は長い髪なのですが、魔法はその髪を活かしたものとなっています。

作中内では、ゼンゼ本人が戦闘を行うというシーンはまだ描かれていないのですが、彼女の偽物である複製体が試験に参加している多くの魔法使いと戦っています。

その強さは試験参加者が一瞬で戦闘を離脱してしまう程のもので、自身の長い髪を鋭い切れ味を持ったものへと変化させて、広範囲に攻撃するという、狭い場所でも広い場所でもとても脅威になりそうな魔法を使います。

更に攻撃面だけではなく、硬質化した髪は防御面にも優れており、魔法攻撃を簡単に防ぎ、多くの参加者がこれも理由に苦戦しました。

ゼンゼは流石一級魔法使いというところで、一次試験で戦闘力の高さを見せてきた参加者が手も足も出ないどころか、作中内では宮廷魔法使いという地位を持ち、試験参加者でも指折りの実力者であったデンケンがゼンゼの複製体と対峙したときには、勝てないと即座に判断するほどのものでした。

彼女の強さは、七崩賢［しちほうけん］やフリーレン、フェルン、ゼーリエといった飛び抜けて強いキャラクターも多く登場する作品のため、そこまで話題にはなりませんが、確実な強さを持ったキャラクターと言って良さそうです。

作中のゼンゼは一体どんな役回りをするのか 

作中内の初登場は一級魔法使い試験編での登場でした。

一次試験ではゼンゼは他の試験監督であるゲナウと共に試験を見守っているだけに留まり、本格的な登場は二次試験からでした。

二次試験においては、自身の考案した試験内容の実施ということもあり、多くの登場機会がありましたが、主にダンジョン攻略に挑むフェルン・フリーレンの後ろを歩きながらこの試験を見守っていました。

ゼンゼの考えた試験内容とは？難しすぎてヴィアベルらフリーレンの仲間達も死亡？ 

ゼンゼが考え出した試験内容、その内容とは

ゼンゼが考え出した試験内容、それは北側諸国に存在する未だ未踏破のダンジョンである零落の王墓［れいらくのおうぼ］を突破するというものでした。

このダンジョンの最深部まで辿り着き、攻略した者は全員合格という、一次試験が参加者同士の争いも発生するため一定の人数は脱落してしまう内容であったのに対して、全員に合格の可能性が与えられた試験でした。

ゼンゼは平和主義者らしく、ある意味皆が争わなくても問題のない試験の実施は彼女らしくもありました。

#フリーレン、2次試験終了回でしたけど、この2次試験、ゼンゼは煽ってるように見えて、その実、単なる事実しか言ってないのがポイントですな。

辿り着いた者は全員合格
　→対立不要＆全員協力で難易度軽減可

仲間の背中を守るだけで合格できる
　→水鏡の悪魔を倒すまで耐久さえできればok pic.twitter.com/utZ4yYB9Hf

— 神無月久音 (@k_hisane) March 8, 2024

しかし、このダンジョンは古くから存在するものでありながら、攻略されていないという点を含めてとても危険度の高いダンジョンなため、難易度が低いというわけでもありません。

それもそのはずで、二次試験の突破率というのは低く、突破させる気がないような試験を今まで実施してきたため、今回も難しいのは当たり前のものでした。

そんな試験をゼンゼは企画しました。

しかし、彼女も優秀な魔法使いを自身の試験で落命させるのは本意ではないとして、参加者にダンジョンから離脱するためのゴーレム瓶を渡しました。

これを使うと、ゴーレムはダンジョンから参加者を守りつつ離脱し、その後回復までしてくれるので、安全を確保するには十分な措置と言えるものでした。

フリーレンとその仲間達がピンチに、死地をどう乗り越えるのか 

零落の王墓に挑むフリーレンと仲間達ですが、ダンジョンではそれぞれがパーティーを組んで挑みました。

それでは、試験参加者がそれぞれゼンゼの試験にどう挑んだのかを解説します。

まず、ラヴィーネとカンネの二人は最初は二人で試験に挑んでいましたが、途中でフリーレンらと合流し、このダンジョンの秘密であり、この試験内のラスボスと言える存在、水鏡の悪魔［シュピーゲル］の存在について言及します。

このシュピーゲルとは、ダンジョンに入り込んだ人間の魂を写し取り、それを複製体として、ダンジョン内に配置することによって、侵入者を撃退してきた魔物です。

このダンジョンの最深部に辿り着くためには、このシュピーゲルを倒す必要性がありました。

ダンジョンについて語るラヴィーネですが、後にシュピーゲル討伐のために組んだパーティーではリヒターと組んで自身の複製体とも戦闘します。

結果として勝利を収めましたが、その後現れたゼンゼの複製体の不意打ちによって離脱してしまいます。

更にはその場にいたリヒターもゼンゼの複製体にやられてしまうのでした。

ゼンゼの魔力探知に引っかからない隠密さも分かる一面になりました。

また、相棒のカンネですが、こちらは無事試験を耐え抜きました。

次に、ヴィアベル・エーレ・シャルフのパーティーですが、彼等は最初に自分たちの複製体と対決しました。

結果として勝利を収めましたが、簡単な戦いではありませんでした。

その後、シュピーゲル討伐の際にはデンケンの複製体との戦闘を任されて、無事耐え抜いて二次試験突破を果たすのでした。

次にメトーデですが、彼女のこの試験での役割はフェルンの複製体の相手でした。

この試験内でも上位クラスの危険度を誇るフェルンの複製体の足止めは試験突破には重要な役割でしたが、事前にフェルン対策を練っていたメトーデは無事切り抜け、試験突破を果たします。

そして、もう一人の危険な複製体であるゼンゼですが、この複製体を相手したのは、ユーベルでした。

この試験の試験監督でもある彼女の複製体は、当然ながらこのダンジョンで発生する中でも、間違いなくトップクラスの強さでした。

多くの試験参加者が苦戦し、離脱者も出した彼女の複製体をユーベルはどう倒したのでしょうか？

それは、とてもシンプルな戦法でした。

彼女の魔法は物を切り裂く魔法です。

魔法とは、想像が大事な物です。

できないと思ったことはできないし、できると思ったことは可能となるのが、魔法です。

｢髪は、切る物でしょ｣

そう考えたユーベルは髪を使うゼンゼの魔法を簡単に攻略し、撃破に成功しました。

ユーベルは魔法の在り方を理解していたので、ゼンゼを撃破することに成功したのです。

ゼンゼ本人もこの試験の中で自身を倒せる可能性を彼女に見いだしており、過去彼女と会話した内容から、自身の魔法を打ち破る可能性を理解し、ユーベルが自身を倒すと考えていました。

ユーベルを『人間として成立している精神状態とは思えない。』と評しているのが『人間とは掛け離れたイメージを持つ』ゼンゼなあたり、強い魔法使いはみんなイカれてる。どっちも好き pic.twitter.com/pcRa5AiUbj

— No･A･)ﾉ (@Am7254Am) March 8, 2024

そして、肝心のフリーレンとフェルンですが、二人はフリーレンの複製体と戦い、無事勝利を収めたことによって、シュピーゲルは討伐されて、この試験は終わりました。

ゼンゼは今後どうなるか？再登場時の役割は？最後は死亡？ 

二次試験に登場したゼンゼですが、今後の再登場はあるのでしょうか。

答えから先に言うと、再登場しました、というものになります。

現在、ゼンゼはゼーリエの護衛という役割で新長編に登場しており、今後の活躍が期待されます。

ゼンゼの強さが更に見えるのか、彼女の新しい側面が沢山見られることに期待しましょう。

アニメ『葬送のフリーレン』で描かれるゼンゼがとにかくかわいい？声優は誰？ 

ここまで、ゼンゼの強さや性格、役割について解説してきましたが、やはりこのキャラクターの魅力は可愛さでもあります。

元々のデザインがとても愛くるしい少女的なものでしたが、それがアニメーションとなり、動くことによって更に可愛さが増したようになりました。

そして、何と言っても、彼女を演じる声優である照井春佳さんの演技も最高でした。

ゼンゼの声優照井春佳さんの凄さとは？ 

ゼンゼを演じる照井春佳さんは一体どんな方なのかプロフィールを紹介 

アニメのゼンゼを演じる照井春佳さんですが、人気声優も多く所属している青二プロダクション所属の１９８７年３月７日生まれの女性声優です。

出身地は岩手県で、血液型はＡ型、趣味は囲碁や散歩のようです。

3月7日は
ゼンゼ役
照井春佳さんのお誕生日 pic.twitter.com/lQjUW5ff6G

— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 6, 2024

これまで照井さんの演じてきたキャラクターとは

これまで照井春佳さんが演じてきたキャラクターですが、多岐にわたっています。

例を挙げますと、アニメーションでは、｢結城友奈は勇者である｣の結城友奈、｢アイドルマスター｣の櫻井桃華、｢ペルソナ５the Animation｣ではゲーム版で演じた松来未祐さんから引き継ぐ形で御船千早役を演じるという大役を果たしました

ゲーム関連では｢新サクラ大戦｣の本郷ひろみ、｢ウマ娘｣のゼンノロブロイ、｢テイルズオブザレイズ｣のミリーナヴァイス、｢崩壊スターレイル｣のリンクス、と多くの人気作品の声優を務められています。

今後も沢山の作品での活躍が予想される照井さんの演技が楽しみですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。