地縛少年花子くん14巻無料ネタバレ!タダで漫画を読む方法解説!六番の依代と葵の秘密が判明!

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『地縛少年花子くん』14巻を無料で読む方法やネタバレが知りたい。

 

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『地縛少年花子くん』14巻ネタバレ紹介!

第66の怪 スミレ 其の一

まず、幼い少女が六番に「ずっと一緒にいてほしい」と約束する様子が、ワンシーンだけ映し出されました。

 

そして、目をさました寧々と花子くんに移りました。

 

彼らの居場所は閑散とし、暗い森の中でした。

 

そこで出会った、現地人のおじいさんに”物の怪”扱いされてしまい、周りを取り囲まれてしまいました。

 

ピンチな状況かと思ったら、黒髪の美少女が仲裁してくれました。

 

しかし、その少女が次の瞬間言った言葉は、

 

「可哀想だから、わたくしが飼って差し上げますわ」

 

というものでした。

 

連れて来れられた屋敷には、結界が張られていて、逃げ出す事は叶いません。

 

更に、今は祭事、少女の結婚式が控えているため、村中が警戒態勢だったのでした。

 

そうして、葵に似た少女――スミレ――との生活が始まりました。

 

花子くんが、ここはまるで現世の様で水もはっていないけど、まだ六番の境界だと言います。

 

そして、スミレは六番の眷属だから警戒するようにとも伝えました。

 

その後、スミレと寧々が二人きりになると、スミレは人ならざるものに恋をするのは禁忌だけど、私が好きな人は不死の鬼なのだと打ち明けます。

 

ずっと私のそばに居てくれたのだと言いながら、彼が顔を隠すのに使っていたという仮面を取り出してみせました。

 

その仮面は六番の使っていたものとそっくりでした。

 

寧々がスミレに何者なのかと問い、彼女が黙って首筋の依り代のお札を見せて、66話は終わりました。

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第67の怪 スミレ 其の二

戸惑う寧々に対して、スミレは堂々と自分が六番の依り代であると認めます。

 

当代の巫である寧々に札を剥がされるのは構わないけど、明日にある大切な結婚式までは待って欲しいと願い、寂しそうに微笑みました。

 

それに了承した寧々に、スミレはお礼に鈴のお守りを渡しました。

 

翌日、目覚めると目の前にいたのは、少し不気味なおかめのお面を付けた女性たちでした。

 

寧々は彼女達に、今日は貴女の婚礼なのだと言われ、あれよあれよという間に着替えさせられてしまいます。

 

困惑する寧々に彼女達は寧々がスミレ様だと言い、結婚式に向かう神輿に乗せられてしまいました。

 

その陰には、ぼろぼろになった花子くんを背に冷たい顔で謝るスミレがいました。

 

このままでは六番と結婚することになってしまうと思い、寧々は慌てて逃げ出します。

 

しかしあっさりと捉えられ、村のために死んで貰わなければいけないと言われます。

 

彼らは驚き、恐れる寧々に無理やり霊薬を飲ませて巫が死ななければ、この村は滅んでしまうのだと、たとえ死んでも神の元に嫁ぐのはしあわせな事なのだと、まるで呪いの呪文ように語りました。

 

霊薬でぼんやりとした寧々はやがて、幼いスミレの姿を幻視します。

 

みんなに無視されるのだと泣くスミレは、六番は一緒にいてくれるのかと聞くと、六番は

 

「まあ、ぼくは、きみの世話役だからね」

 

と答え、スミレは嬉しそうに微笑むのでした。

 

時は進み、今と同じくらいに成長したスミレは、巫の墓代わりの地蔵を見つめ、私もいつかこうなるのかと呟くと、六番はそれに同意します。

 

そんな六番を見て、スミレはそこは嘘でも否定するべきだと突っ込みました。

 

その後、六番のお嫁に行きたいとの願望を漏らすと、六番は貰ってもいいと言います。

 

頬を赤く染めて、本当なのかとスミレが問うと、あっさりと六番は嘘だと言います。

 

スミレが嘘を付け、と言ったのだろうと。

 

そんな彼に呆れながらも、スミレは幸せそうに微笑むのでした。

 

そして時は進み、結婚式当日。

 

真顔の六番を見やり、そこは嘘だとしても悲しむべき場面だと思い、愛おしげに正直な人なのだと思い直しました。

 

ここで視点は寧々に戻ります。

 

谷底へ身投げする鳥居をくぐるその瞬間、バチッと火花が散り、その衝撃で寧々の意識も戻りました。

 

慌てた村人は無理やりに寧々を谷底に落とそうとし、怖くなった寧々は花子くんに助けを求めます。

 

次の瞬間、「はーあーい」という返事と共に花子くんがやってきました。

 

そして結婚式は中止だと宣言するのでした。

第68の怪 スミレ 其の三

この村には彼岸に繋がる穴があり、そこから人喰いの妖が湧いて出てくるので少女の身を捧げる事で数年間の平穏を得ていた。

 

村人らは穴のそこに神と幸福が待っていると言っていたが、スミレはそんなものはない事を知っていた。

 

必死に抵抗している花子くん達を見下ろして、スミレはやはり何も変わらないのだと呟きます。

 

そして穴から吹き出した瘴気に襲われ、村人達が腐って行きました。

 

崖も崩落し、花子くん達も穴に落ちる直前、

 

「大丈夫よ。もう終わらせますから」

 

と、スミレが言い、穴の下に落ちていったのでした。

 

次の瞬間には、村全てが無事で、寧々たちも初めてスミレと出会った場所に戻っていたのでした。

 

そして、困惑する二人にスミレは語ります。

 

この世界はスミレのために用意された、スミレが巫として死ぬ一日を繰り返し続けている野だと。

 

彼女は六番の思惑はわからないけど、最も思い入れのある存在が依り代になるのなら、六番がスミレの死を後悔していて、助けにきてくれるのではないかと期待していたけどそれも徒労だったのだと言います。

 

そして、依り代の札を見せ、剥がしても構わないと言います。

 

それを聞いた寧々は、六番のいい所が分からないと返します。

 

それで、この村から抜け出さないか? と言いました。

 

更に、葵とスミレが状況も顔もよく似ているから、他の方法があるはずだと花子くんを説得しました。

 

渋々折れた花子くんは異界へ繋がるエレベーターを出してくれました。

 

そして視点は同じく、境界のゴミ箱に落ちた葵と茜に移ります。

 

腹部を刺され、ボロボロの茜を葵が寂しそうに見下ろし、少し休もうと言いました。

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第69の怪 アオイとアカネ 其の一

目が覚めた茜は、腹部の傷を葵が手当てしてくれていたことを知ります。

 

そしていつものように、葵に求婚しました。

 

しかし、葵の態度はいつもとはまったく異なり、彼の求婚に了承しました。

 

その反応に茜が驚くと、

 

「って言ったら、どうせがっかりするくせに」

 

と言い、呆ける茜をよそに内心を吐露し始めました。

 

茜くんはいつも私を持ち上げてくれるけど、本当の私はそんなに立派じゃない、誰も私を見てくれないと語り、茜くんも本当に付き合う気なんてないでしょうと断じました。

 

さらに、彼の一番としての時計を見せて、嘘つきだと言い残して、そこを立ち去ろうとしました。

 

しかし、茜が無理やりそれを引き止めます。彼女を押さえつけ、

 

「本当はね、君のことずっと嫌いだったんだよ」

 

と言い放ちました。

 

驚く葵に、

 

「誰も本気で君と関わってくれないのは、君が誰とも本気で関わろうとしないからでしょ」

 

「臆病で、独りよがりで、そのくせプライドだけは高くって、だから嫌われる前に居なくなろうなんて考える」

 

「そういうところが僕はずっと、大っ嫌いだったんだよ!!」とたたみかけます。

 

それを聞いた葵はボロボロと泣き出してしまったのでした。

 

それを見て茜は、昔、喧嘩して葵に嫌いと言ったら葵が泣き出して、その顔が可愛いと感じたと言う思い出を語ります。

 

あの頃から二人とも変わっていないと。

 

彼女の手にキスをして、一生好きだと伝えます。

 

嫌いだといった自分の発言を撤回して、葵は自分のことが好きか嫌いか質問します。

 

彼女は何も言わなかったけど、その頬は赤く染まっていたのでした。

 

そして、茜がキスしようとした所に、ひょっこりと輝がやってきて、69話は終わりました。

第70の怪 アオイとアカネ 其の二

いい所にやって来た輝は、助けるためにここまで来たのだと言います。

 

三人は怪異の化け物に襲われながらも、進み出したのでした。

 

輝は道中、葵に怪異から身を守るお守りを渡していました。

 

そして、ここにいる理由を輝に説明すると、彼は、今学園があるところにあった村には、元々赤根家という家が生贄を出す代わりに地位を得ていて、それが葵の先祖で、生贄の監視役が六番だと言います。

 

それから、この学園の七不思議は少し特殊で、怪異でありながら学園を守る柱でもあると言いました。

 

時計守の力は必要だから、花子くんには注意するように忠告するのでした。

 

ある広場までやってくると輝は現世への道を開き、絶対に振り向かずに進むのだといいます。

 

三人は真っ暗闇の中を出口の光を目指して進んで行きます。

 

そのさなか、葵は茜に怪我させたことを謝ります。

 

それから話は弾み、動物園に行ったり、ゲームをする約束をしました。

 

葵が茜の好きなものを聞くと、彼は迷いなく、葵が好きだと返します。

 

その返答を聞いて、葵の目から涙がこぼれだし、ひとり、好きだと返事をすればよかったと後悔します。

 

一方、無事学園に戻ってきた茜が、葵とつないでいた手には何もなく、ただ一人立ちすくむだけなのでした。

 

同時刻、花子くんと寧々とスミレが学園にやってきます。

 

花子くんも葵の末路を察し、葵が巫になることで彼女の余命が寧々に移動したことで寧々の寿命は伸びたのだと、一人呟きました。

 

最後に、「ヤシロとはこれでもうお別れだ。寂しくなるなぁ」と呟いて、14巻は終わりました。

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