地獄楽 最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】画眉丸や杠その後の最後はどうなる？

人気マンガ『地獄楽』。

この記事では、そんな『地獄楽』の最終回・結末はどうなったのか？について分かりやすく簡潔にまとめていきます！

『地獄楽』をお得に読む方法はあるの？

昨今、各出版社が漫画アプリに力を入れており、連載中のマンガでも漫画アプリを通して無料で読むことができます。

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しかし、『地獄楽』に関しては今現在、無料で読める漫画アプリはありません。

見つけ次第、追記いたします。

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『地獄楽』ってどんな話？あらすじを紹介！

主人公は死罪人として幕府に囚われた元石隠れの忍、がらんの画眉丸(がびまる)。

幕府は、「あの世」と言われる未知の島から「不老不死の仙薬」を持ち帰った者一名に、どんな凶悪な死罪人でも無罪と将軍の加護を約束する御免状を渡すと言います。

里に残る妻との再会を果たすため、打ち首執行人であり監視役の山田浅ェ門(やまだあさえもん)らと共に、「あの世」へ行くことになった画眉丸。

島には異形の化け物がうろついており、さらに人間を養分とする七人の仙人、てんせん様たちが仙薬を守っています。

画眉丸含む死罪人たちと山田浅ェ門たちは時に敵対し、時に共闘関係を築きながら、人ならざる者たちから仙薬を奪うため、そしてなにより、生きて帰るために奮闘します。

そして幕府の命により追加上陸する山田浅ェ門や、石隠れ(いわがくれ)の忍たち。

事態はより複雑化し、それぞれの思いが交錯していきます。

画眉丸は無事に妻と再会できるのか、また、てんせん様たちの首領、蓮(リエン)の真の目的とは……？

忍者が妻の為にあの世に行く話1/16 pic.twitter.com/Ajdak1PAbJ

— 賀来ゆうじ (@ug_kaku) June 10, 2019

『地獄楽』最終回までのおさらい！人間を辞めた画眉丸の覚悟

隠密作戦失敗！？人間を辞めた画眉丸の覚悟

七人いる天仙のうちの一人、牡丹(ムーダン)を撃破した死罪人たちと山田浅ェ門ら。

ですがその力の差は圧倒的で、五人で挑み、一人の山田浅ェ門が死亡する結果となりました。

山田浅ェ門 士遠と画眉丸は、てんせん様に力で対抗することは不可能と判断します。

そこで仙薬の在り処と思われる蓮の研究室へ、てんせん様に会敵せずに盗みに行くという作戦を提案。

島で生き残る為、成り行きで集まった死罪人と山田浅ェ門の即席チームは、仙薬奪取班と脱出経路確保班に別れ、作戦を決行します。

しかし……！作戦はてんせん様に囚われていた死罪人・亜左弔兵衛により、蓮に知られてしまっていました。

画眉丸たちが来ることを知っていた蓮は、彼らを上質な「氣」とみなし、「辟餌服生の斎(へきじふくしょうのさい)」と呼ばれる儀式の供物にするため、待ち構えていました。

仙薬奪取班の画眉丸、杠、メイ、山田浅ェ門 佐切は第二案、てんせん様を打ち倒す作戦に移ります。しかしてんせん様の力は強大。

さらに画眉丸たちが会敵したのは、画眉丸と相性の悪い天仙・蘭。

苦戦を強いられた画眉丸は、メイと佐切に仙薬奪取を任せ、杠と共に蘭をくい止めるためにその場に残ります。

杠との連携で蘭を追い詰めますが、覚醒した蘭に致命傷を負わされてしまいます。

そこで画眉丸は、てんせん様と同じ再生能力を得るため、天仙・牡丹の触手を使い、己を自発的に花化します。

花化の調整に失敗すれば、完全に花となり、最悪死に至ります。

しかし画眉丸は見事に調整を成功させ、天仙と同じ体になるのです。

生きて帰るため、命以外は全て懸けると語る画眉丸の覚悟が、花化の調整を成功させました。

朱槿と盤古の融合による巨大化物の出現！そして明らかになる石隠れ衆の企み

盤古とは、人間から「氣」を抽出してできた巨大な花の形をした神獣です。

士遠＆ヌルガイとの戦闘で瀕死となった天仙・朱槿は、盤古と融合し、自我を持たぬまま、島の人間全てを花化してしまう粉状の欠片を撒き始めます。

絶体絶命の大ピンチ。盤古の討伐が最優先となります。

てんせん様との戦闘で満身創痍の画眉丸たちは、追加上陸した山田浅ェ門 十禾と、てんせん様を裏切った亜左弔兵衛を加え、盤古討伐作戦を決行。

盤古を倒すには、五つある急所を同時に破壊しなくてはならず、そのうちのひとつを画眉丸と佐切が担当。

盤古の急所である丹田(たんでん)に向かう途中、島に追加上陸していた石隠れの次期・画眉丸ことシジャと遭遇します。

石隠れ衆の本当の目的は、仙薬を持ち帰ることではなく、当代・画眉丸である、死罪人画眉丸を殺すこと。

画眉丸は名前ではなく、石隠れを代表する屋号なのです。

シジャを倒した画眉丸と佐切は盤古の急所を破壊、さらに他の四つの丹田の破壊も成功し、盤古を倒すことができました。

盤古本体に挑む巌鉄斎&十禾組！
シジャvs画眉丸もついに佳境へ…⁉︎

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— 『地獄楽』公式 (@jplus_jigokurak) July 27, 2020

蓮の真の目的、その正体とは

物語はついに最終局面へと入っていきます。

そこで、物語のラスボスにあたるキャラクター、蓮についてお話しましょう。

蓮は天仙たちの首領で、天仙を生み出した「徐福(じょふく)」という人間の最初の弟子として登場します。

天仙は花と人間を掛け合わせた異形の生物。

不老不死の研究を千年続けており、最も不死に近い存在です。

しかし天仙は人間の生命エネルギーである「氣」を養分として生きながらえているに過ぎず、完全な不老不死ではありません。

仙薬を完成させた蓮は、本土の人間すべてを花化し、養分にするために船に乗り込みます。

その目的は、当の昔に亡くなった徐福の復活。

蓮は天仙ではなく、元人間、徐福の妻だったのです。

蓮の動機は最愛の人に再会すること。

皮肉にも本作主人公・画眉丸と同じ目的で動いているのです……。

『地獄楽』最終回結末ネタバレ【完結ラスト漫画アニメ】画眉丸や杠その後の最後はどうなる？

天仙の首領・蓮の最期

本土へ向かった蓮に追いついた画眉丸たちは、蓮に総力戦で挑みます。

しかし、他のどの天仙よりも圧倒的に強い蓮。まるで歯が立ちません。

山田浅ェ門序列三位の十禾ですら、諦めて酒を飲むほど…。

決死の覚悟で挑みますが、結果は惨敗、ほとんどの人間が戦闘不能となりました。

そこで画眉丸はとある作戦を思いつきます。

「氣」を扱う上で最も重要なのは中道。

蓮が守っている「徐福の遺体」を破壊し、蓮を怒りで満たして弱体化させるという作戦です。

佐切が蓮の相手をしている間に、画眉丸は隠密しつつ、遺体を破壊するために船の奥へと進みます。

遺体を発見した画眉丸ですが、そこには遺体と共に、婚礼の装束が綺麗に並べられていました。

蓮と徐福がただの師弟関係ではなく、「夫婦」であると気付いた画眉丸は、妻の顔を連想してしまい、遺体の破壊を躊躇います。

そこへ、画眉丸と佐切の策を察知していた山田浅ェ門 殊現が登場。

画眉丸に代わり、徐福の遺体を破壊します。

蓮が怒りで満ちた一瞬を狙い、佐切は蓮の急所である丹田の切断に成功しました。

しかし、蓮との戦闘で消耗していた殊現はここで力尽きてしまいます。

仙薬を回収した画眉丸は佐切と共に、崩れ始めた船からの脱出を試みます。

しかし、その時です。

倒したはずの蓮の攻撃が佐切の胴を貫き、さらに画眉丸の胸を樹化した腕で串刺しにしてしまいます。

深手を負っているはずの蓮は、画眉丸を串刺しにしたまま、なぜ徐福の遺体を破壊することを躊躇ったのかと問いかけます。

画眉丸は悲痛な面持ちで、妻の顔が浮かんだこと、蓮も自分と同じ思いなのではないかと気付き、遺体を破壊することをやめたのだと告げます。

画眉丸の情に触れた蓮は、生前の徐福との幸福な日々を思い浮かべます。

奪い合うことしかできないと思っていた天仙と人間の思いが通じ合った瞬間です。

蓮は切なげに微笑みながら、最期の力で佐切と画眉丸を治し、花びらのように消えてしまいました。

御免状を手に入れるのは誰か！酔いどれ十禾の秘策とは

仙薬の奪取に成功した帰りの船。

生き残った死罪人と山田浅ェ門たちは、御免状を獲得する死罪人を、一人に絞らなくてはなりません。

はじめは敵対していた島の上陸メンバー。

しかし多くの死線を共に潜り抜けてきた彼らには絆が芽生えていました。

最後の最後に戦わなくてはならないなんて……。

ですが心配無用！

ここで活躍するのが山田浅ェ門 十禾。

大事な場面で酔っ払って戦闘に参加しなかった彼が、全員をハッピーエンドに導きます！

まず、御免状を手にするのは民谷厳鉄斎。

顔が世に知れている為です。

さらに十禾は、画眉丸、ヌルガイ、杠、亜左弔兵衛の髪を一束ずつ持ち帰り、島で亡くなったと幕府に報告。名や身分を捨てれば、晴れて自由の身になれるという寸法です。

残る問題は画眉丸の追手、石隠れの忍たち。

こちらも十禾が対処済。

幕府の命令とは別の目的、すなわち画眉丸の暗殺を目的に上陸していたことを幕府に暴露。

幕府への叛意とみなされ、里は解体、里長は打ち首になりました。

こんなに上手くいっていいのか！？という結果ですが、十禾の「上手くやっとく、任せて」の一言で奇麗に片付いてしまったのです。

恐ろしい男。

しかも、ちゃっかりしている十禾は、序列上位の山田浅ェ門が亡くなったため、山田家当主を継ぐこととなり、左団扇状態。

すべては、十禾が「下拵え」をしていたからです。

つくづく腹の内の読めない男ですが、生き残った死罪人たちは彼のおかげで、幕府や石隠れの忍に追われることのない平穏を手に入れることができました。

画眉丸の妻は実在するのか。再会はできたのか！？

先に結果を。

画眉丸の妻は実在していました。

そして再会できます。やったー！

画眉丸の妻がそもそも存在するのか？という疑問を口にしたのは、くのいち杠。

話は仙薬奪取作戦よりもさらに前に遡ります。

画眉丸と同郷ではありませんが、同じ忍として生きてきた杠は、石隠れの里長が幻術の扱いに長けていることを理由に、画眉丸が再会したがっている女性は、そもそも存在しないのではないかと指摘します。

幻術を使用した絶対的支配関係の植え付けは、里の常套手段だからです。

しかし指摘を受けた画眉丸は、動じることなく、妻の存在を信じて戦いました。

画眉丸にしかわからない、妻は存在するという確かな実感を拠り所に。

それ故、ラストの再会シーンは涙腺崩壊確定です！多くの犠牲はありましたが、再会を果たせたのなら、ハッピーエンドですね。

やはり、画眉丸がゆいさんの名前を思い出すシーンが印象的です。画眉丸にとって、妻のゆいさんの存在がどれだけ大切で、心の支えになっていたのかが分かるシーンで、番外編も含めて読むと本当に味わい深いです。ゆいさんに再会する為にも、生き残って欲しい、そう願います。

#地獄楽のイチ推しシーン pic.twitter.com/MpKgaJpcNV

— ｶｰｽ･kabane@病んだ最底辺。。。 (@ama_kabane) June 23, 2019

『地獄楽』の主な登場人物を紹介！

がらんの画眉丸　CV.小林千晃

妻との再会を果たすため、仙薬探しのお役目に参加。

石隠れの里で特殊な訓練を受けていたため、常人の刃は通らず、業火に焼かれても朽ちない超人的な肉体を持つ。

また戦闘能力が非常に高く、万物が生まれながらに持つ「氣(タオ)」という生命エネルギーを使い熟すてんせん様に対し、「氣」を使えない状態で戦闘を行い、追い込む場面も。

傾主の杠(ゆずりは)　CV.高橋李依

天真爛漫かつ合理的な思考をもつ凄腕くのいち。軽薄な態度で誤解されやすい杠ですが、状況を的確に把握し、冷静な判断ができます。

上陸組の中では、山田浅ェ門 佐切(さぎり)によく懐き、「さぎりん」の愛称で呼んでいます。

賊王 亜左弔兵衛(あざちょうべい)　CV.木村良平

盗賊の若頭で、絶対的な自我を持つ男。

天才的な適応能力を持つ弔兵衛は、化け物がうろつく未知の島「あの世」にもすぐに馴染み、適応します。

弟を何よりも大切に思っており、弔兵衛の強さは、弟を守りたいという強い思いがあってこそです。

山田浅ェ門 佐切　CV.花守みゆり

山田家では珍しい女性の打ち首執行人。

本お役目では、画眉丸の監視役として同行します。

処刑人としての業に悩み、葛藤の絶えない佐切ですが、「強さ」と「弱さ」の両立、すなわち中道を強みとする本作では、彼女の矛が最大の要となります。

また、画眉丸が妻と再会できることを心から願っており、死罪人含む上陸者全員の生還を目指す心優しい女性です。

山田浅ェ門 士遠(しおん)

盲目故に、「氣」を知覚している男性。

みんなから先生と呼ばれており、ばらばらのチームをまとめてくれる貴重な常識人。

山田浅ェ門 十禾(じっか)

破天荒な性格で腹の内の読めない十禾ですが、山田浅ェ門の序列三位の実力。

物語の最終局面で飲酒をしていたり、登場するたび寝転がった状態で軽口を叩いている為、周囲からは頼りにならないという印象を持たれています。

しかし最終巻では、彼の策略が画眉丸ら一同を救うことに。

山田浅ェ門 殊現(しゅげん)

追加上陸した山田浅ェ門序列二位の男。

山田家に忠誠を誓い、罪人を絶対に許さない殊現は、罪人に肩入れする山田浅ェ門すら許しません。

蓮(リエン)/普賢上帝(ふげんじょうてい)　CV.甲斐田裕子/諏訪部順一

七人の天仙をまとめる首領。

冷徹で厳しい性格。六人の天仙と共に不老不死の研究を続けていますが、本当の目的は仲間の天仙すら知りません。

牡丹(ムーダン)/不空就君(ふくうじゅくん)　 CV.甲斐田裕子/諏訪部順一

改造した人間を使役したり、人間を落とし込む「穴」を開発するなど、探求心の豊富な天仙。

蘭(ラン)/准胝帝君(じゅんでいていくん)　 CV.甲斐田裕子/諏訪部順一

穏やかな性格で、敵味方関係なく肯定的な天仙。

常に微笑みを浮かべており、敬語で話します。

朱槿(ぢゅじん)/如イ元君(ニョイゲンクン)　 CV.甲斐田裕子/諏訪部順一

面倒くさがりな性格で、天仙の中では末っ子のような存在。

メイ　CV.小原好美

天仙の劣等種。

蓮の研究が激化し、多くの犠牲を生むようになってから対立し、追放されてしまいます。

蓮との対話を望み、画眉丸たちに同行します。

シジャ

追加上陸した石隠れの忍。

画眉丸を崇拝しており、殺し合いを望んでいます。