本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。違法手段ではないので、安心してください。
『狼陛下の花嫁』は漫画アプリ『マンガPark』で全巻無料で読める？
いきなり、結論です。
『狼陛下の花嫁』はこちらの白泉社が運営する漫画アプリ『マンガPark』にて無料で読むことができます。
『マンガPark』は、大手出版社の白泉社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
『マンガPark 』では『狼陛下の花嫁』1巻から最終19巻に収録されているすべてのエピソードを無料で配信してくれています。
安心安全に、そしてタダで『狼陛下の花嫁』を全巻読破したい方は『マンガPark』を使う方法が最もお得です。
- 『狼陛下の花嫁』は漫画アプリ『マンガPark』にて全巻無料で読める
- 『マンガPark』は白泉社が運営する漫画アプリなので安心安全
- 『マンガPark』をダウンロードする際にも一切お金はかからない
以上がここまでのまとめです。
『マンガPark』は課金してもお得に読める！
『マンガPark』では基本的に無料で読める作品が多いですが、最新刊が発売されたばかりの作品などはアプリ内で購入できる『コイン』が必要です。
↓『コイン』が必要な作品。
実は、この『コイン』はアプリ内でお得に、そして簡単に購入することができます！
例えば、1100円分の『コイン』を購入した場合、1100円分の『コイン』に加えて、アプリ内で使用できるボーナスコインが200円分付与されます！
つまり課金しても、お得に漫画を読めるのです！
購入方法もキャリア決済で簡単に購入できるため、わざわざ書店に行って漫画本を購入する手間が省けます。
『マンガPark』では1日に無料で読める話数に限りがあるので、うまく『コイン』を購入して読む方がストレスなく読み進められますよ！
また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』『マンガワン』も特にオススメです！
- 名探偵コナン
- YAIBA
- MAJOR（MAJOR2nd)
- switch(スイッチ)
- からかい上手の高木さん
- 銀の匙
- ドロヘドロ
- だがしかし
- 犬夜叉
- らんま1/2
- 境界のRINNE
- 今日から俺は
- 今際の国のアリス
- 焼きたて!!ジャぱん
- うえきの法則
- からくりサーカス
- マギ
- 烈火の炎
- H2
- タッチ
- 信長協奏曲
- 結界師
などなど…
- 闇金ウシジマくん
- 土竜の唄
- ケンガンアシュラ
- ケンガンオメガ
- 今際の国のアリス
- アフロ田中
- 薬屋のひとりごと
- からかい上手の（元）高木さん
- ダンベル何キロ持てる？
- めぞん一刻
- 青のオーケストラ
- おやすみプンプン
- 灼熱カバディ
- 送球ボーイズ
- 出会って5秒でバトル
- モブサイコ100
などなど…
「無料でマンガを楽しみたい！」という方は『マンガPark』と併せて使ってみてはいかがでしょうか？
次に『マンガPark』の使い方（システム）を簡単にご説明します。
『マンガPark』の基本的な使い方
『マンガPark』に掲載されているマンガを無料で読むには、アプリ内アイテムである『FREEコイン』と『ボーナスコイン』を活用することになります。
（左がFREEコイン、右がボーナスコイン）
簡潔に言うと『FREEコイン』『ボーナスコイン』などを使うことで、1日1作品において、13話分以上のマンガを無料で読むことが可能です。
要するに1日に最低でも単行本1冊分に値する量のマンガを『マンガPark』にてタダで楽しむことができるということです。（かなり大盤振る舞い！）
『狼陛下の花嫁』も例外なく1日に13話分以上の話数を読み進めることができます。（もちろんタダで）
以下では『マンガPark』で使うアプリ内アイテム『FREEコイン』『ボーナスコイン』のそれぞれの使い方、取得方法を詳しく説明していきます。
※2分程度で読めるので、かるく目を通しておいてください。
『マンガPark』のFREEコインとは？取得方法と使い方を解説
- FREEコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- 朝6時、夜9時に120FREEコインずつ配布される（1日に計240FREEコイン）
- 30FREEコイン消費で好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
以上が簡単なFREEコインの取得方法と使い方の説明です。
1話につき30FREEコインが消費されるということは、
1日に配布される240FREEコイン÷1話につき消費される30FREEコイン＝8話分
つまり毎日、配布される計240FREEコインを使って1日に8話分の作品をタダで読めるシステムがFREEコインです。
但し1点だけ注意があり、FREEコインを120以上貯めこむことは出来ません。
朝6時に120FREEコインが配布され、その120FREEコインを使わずに夜9時を迎えたとしても新たに120FREEコインが加算されることはありませんので注意が必要です。
『マンガPark』のボーナスコインとは？取得方法と使い方を解説
- ボーナスコインとは、アプリ内でマンガを無料で読むために必要なアイテム
- FREEコインがなくなってしまった場合でもボーナスコインを使うことで好きなマンガを1話分、無料で読むことが出来る
- 『マンガPark』新規ダウンロード特典で900ボーナスコイン（30話分）が付与される
- 毎日、短い広告動画を見るだけで30ボーナスコイン（1話分）が付与される（1日に2回このシステムが使える）
以上が簡単なボーナスコインの取得方法と使い方の説明です。
👇下の画像のように『マンガPark』新規ダウンロード特典では、900ボーナスコイン（30話分）が無料配布されます。
そして毎日、短い広告動画を視聴することで30ボーナスコイン（1話分）を取得することが出来ます。
毎日0時と12時の2回、広告動画を見てボーナスコインを獲得できます。つまり毎日、60ボーナスコインを取得できるということです。
短い広告動画の見方は、アプリを起動すると画面右下にピンク色のプレゼントマークが出てくるので、それをタップします。
すると「CMを見てコインをGET」というボタンが表示されるので、タップして短い広告動画を視聴します。（広告を見ずに流してるだけでもOK！）
たったこれだけの労力で、30ボーナスコイン（マンガ1話分）が手に入ります。
やらない手はありませんよね(^^)/
短い広告を見てボーナスコインを獲得できるシステムは毎日、夜0時と昼12時に回復します。
『FREEコイン』『ボーナスコイン』以外で1日3話分のマンガを読む方法
先ほど紹介した『FREEコイン』『ボーナスコイン』が0ポイントになってしまった場合でも1日に3話分のマンガを無料で読むアプリ内システムがあります。
その仕組みがコチラ。
読みたい”話（はなし）”のページへ飛ぶと、「CMを見て無料で読む」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで新たに1話分のマンガを無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
ここまでを簡単にまとめると
- FREEコインを利用して1日8話分のマンガを無料で読む
- 新規ダウンロード特典で貰える900ボーナスコインを利用して30話分のマンガを無料で読む
- 毎日、獲得できる60ボーナスコインを利用して2話分のマンガを無料で読む
- FREEコイン、ボーナスコインがなくなった場合でも、短い広告動画を最大3本見て、毎日3話分のマンガを無料で読む
以上の事から『マンガPark』は、1つの作品において、1日に最低でも13話分以上ののマンガを無料で読むことのできるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります！
ぜひ、この機会に遠慮なく無料で読ませていただきましょう！！(^^)/
『狼陛下の花嫁』の世間の評価は？
おやすみは狼陛下の花嫁読み返して癒やされてたー(*´ω｀*)
スリリングで面白いストーリーはもちろん、飢えた獣のような鋭い目をする推しカプは、見ててたまらん！#漫画好きと繋がりたい pic.twitter.com/Kjn064MraP— 柚子 (@anotosyositu) January 17, 2021
「狼陛下の花嫁」が面白い 最近すっかり少女マンガ読まなくなったけど、何の気なしに携帯マンガサイトで読んでみたらこれがなかなかに面白い
— ❥緋南 (@Cerisiery) February 7, 2013
読んでみて面白かった漫画
狼陛下の花嫁
椿町ロンリープラネット
ハニレモ
黎明のアルカナ
春待つ僕ら
この音届け全部絵が綺麗な漫画です笑笑#漫画
— CELL 🐺 (@15000exellent) January 16, 2021
花ゆめコミックでは赤髪の白雪姫と狼陛下の花嫁が好きです…zzZ
— 魈様ガチャくるまでガチャ禁しましょうね月詠(実羽)さん (@tuku0225) January 11, 2021
狼陛下の花嫁何度も読んでしまう…良すぎる〜電子書籍やっぱりいいなぁ……紙も大好きだけど！手元に持ってきたり片付けたり移動したりとか…好きな作品は紙と電子両方欲しいなー…
— 39* (@mk39wwwx) January 16, 2021
あのー漫画に課金したくて課金したくてどうしようもなくてもまだ９巻のこってるからもったいないなって思うのどうすれば良いですか泣くしかないですか
ちなみに狼陛下の花嫁ってやつなんですけど。え、陛下なにあれかわいいかっこいい…Sなのに子犬とかどーなっとるん。— たこ焼き (@IOEsoB9JlFeewRB) January 18, 2021
狼陛下の花嫁
という漫画にどっぷりハマっています、久しぶりにおもしろい
ノリで読める— なる (@ao1so1a) November 13, 2018
狼陛下の花嫁はマジで面白かったけど、ヒロインが姫設定の方がおもしろいとう統計が個人的に出ている
姫だったのに城から追い出されたり、姫を守って戦ったりするのがよきよきのよき
— のん。 (@nonchannel827) December 1, 2020
狼陛下の花嫁最高です！全巻買う価値あり！ほんとうに大好きな作品です。未読の人は書店へGO！
最終回までドキドキしながら読み終えました。何度でも繰り返して読みたいと思えた作品に出会ったのは久々。こんな作品を知れて良かった！
たまたま1巻無料で読みました。気が付いたら1巻では物足りずに全巻購入してました！ｗ これは最高の漫画です！
「狼陛下の花嫁」は、最後まで読んで良かったと思える作品だった。二人の関係性が本当に好き。
全巻キュンキュンだけど読み進めるに比例してキュンキュン度が上がって行きます！笑。２週間で全巻読破！
「狼陛下の花嫁」本当に面白い。二重人格って最初は嫌だなとかそういうイメージがあったけど、陛下をみて「あり！めっちゃあり！！」って思った（笑） 陛下かっこいいし、夕鈴かわいい(/ω＼)
皇帝や陛下や王様と庶民女子とのラブストーリー好きにはたまらない漫画です！マジでハマりますよ！
普段あまり少女漫画は読まないのですが、この漫画はそんな人にもオススメです！笑えて泣けてこんなに面白い少女漫画なかなかないです！まずは3巻まで読んでみてください！1巻で切るのは勿体ない！
かっこいいとかわいいの２面性は反則･･･夕鈴もかわいいしこういうほのぼのしたのは好き！
『狼陛下の花嫁』見どころ紹介！
“狼陛下の花嫁”の見どころは黎翔の性格のギャップと身分違いの恋模様が見られるところです。
見どころ① 国王黎翔のギャップ
普段は臣下や周りの人達との関係を維持するために冷酷で非常な狼陛下の立ち振る舞いをする黎翔ですが、プライベートではごく一部の人にだけまるで子犬の様な穏やかで優しい一面を見せます。
夕鈴に対しては公の場では花嫁を愛する国王として甘い言葉の数々をなんのためらいもなく囁き、それ以外では少し幼さが見え隠れする言動を取りますが、狼陛下の部分を怖がっていることを知ってから控えめにします。
この二面性のある性格は意識して別人格を作り上げているわけではなくどちらとも本性だというところが重要で、突然出てくる正反対の性格の差に図らずも翻弄される場面がたくさん出てきます。
目まぐるしく変わる黎翔の言動を夕鈴と一緒にときめきながら楽しめるところが見どころの一つです。
見どころ② 身分違いの恋
初めは仕事上の偽物の夫婦といった関係から始まった黎翔と夕鈴ですが、側にいるうちに惹かれていき、次第に本物の夫婦の絆を築いていきます。
しかし一国の王様とかたや庶民出身の恋愛は障害が多く、本人達もそれぞれの目線で気にしていてなかなか気持ちが通じずすれ違ってしまいます。
特に夕鈴は今までの生活と全く正反対の環境に身を置くことになって自分が黎翔の隣にいるのは不釣り合いだと感じてしまったり、黎翔に対して私情を挟まずに仕事上の付き合いに留めないといけないと自分に言い聞かせて悩んでしまいます。
お互いの想いを伝えあった後も本格的に正妃の座を狙って他国から黎翔に近づいてくる人物が出てきたり、妃にふさわしい女性を夕鈴に見せつけて自ら花嫁を辞退するように仕向ける人物も出てきますが、黎翔の側にいるためにお妃修行をして奮闘していきます。
王宮内の陰謀や価値観の差をどのようにして乗り越えていくのか読者として見守りつつ応援しながら読み進めていけるところも見どころの一つです。
『狼陛下の花嫁』登場人物紹介！
汀夕鈴(ていゆうりん)
本作の主人公で、下級役人の父から割のいい仕事があるとだけ聞いて王宮に出向き国王陛下の花嫁を演じる仕事をすることになります。
始めは下町で広まっている陛下の人物像に怯えて逃げ出そうとしましたが、側にいるうちに噂とは正反対の部分を知っていき、自分の立場や身分の差を感じながらも恋心が芽生えていきます。
刺客を誘き出すために自ら囮になると名乗り出たり、実際に襲われた時も命を顧みず反抗するような物怖じしない面を持ち合わせながら、表面的な優しい言葉を信じてしまう素直さや面倒事をほっておけず甲斐甲斐しく世話してしまう様な優しい性格をしています。
持ち前の真っすぐさと行動力でいつの間にか周りの人達を味方につけながら黎翔の事を信じ、全身全霊でサポートする芯の強い人物です。
珀黎翔(はくれいしょう)
白陽国の国王で即位後早々に内乱制圧や内政粛清を行って政権の実権を握る程の実力ある青年ですが、冷酷非情な行いをしたことから狼陛下と呼ばれていて敵味方両方から恐れられています。
公の場以外のプライベートの時はおっとりとした優しい性格していますが、政治をしやすくするために普段は隠して振舞っていて、この事は一部の人間しか知らない極秘情報となっています。
政治や王宮内の裏事情を知られないために自分の生い立ちを秘密にしたり、あえて距離を取って夕鈴を守ろうとしますが、肝心の本人には怖がられたり不安にさせる原因となってしまったりと度々裏目に出てしまう事も多く不器用な部分も見受けられます。
夕鈴の事は王宮に来た時から気に入っていて、彼女の想像を超える言動に振り回されながらも一緒にいるうちに失うことも嫌われることも怖いと思うほど好きになっていることに気付きます。
自分の気持ちを抑えきれなくなる前にとある事をきっかけに夕鈴を下町に返しますが思わぬところで再会して今まで避けていた自身の話と夕鈴に対する想いを伝えます。
李順(りじゅん)
白陽国の国王である黎翔の側近で、夕鈴以外で国王陛下の穏やかな部分を知っている人物です。
縁談避けと他国や臣下へのイメージ戦略の為に夕鈴を臨時花嫁として雇った本人で、神経質でお金に煩く人使いが荒いので夕鈴からは鬼姑と呼ばれることも多々あります。
黎翔が夕鈴の事を気に入りすぎていることに不安を抱えつつも背に腹は代えられないと割り切って夕鈴を雇い続けますが、最終的には黎翔の正妃にふさわしい人物だと認めるようになります。
黎翔とは幼少時から顔見知りで李順の父親が地方官をやっていた関係で黎翔のお世話役をしますが、その頃から黎翔の自由な行動に手を焼いている苦労人でもあります。
氾史晴(はんしせい)
白陽国で一二を争う名門の氾家の当主で、自分の娘である紅珠を政略結婚させる計画を企て、計画の邪魔になる夕鈴を始末しようと刺客を送るも失敗してしまいます。
氾紅珠(はんこうじゅ)
氾家当主の箱入り娘でわがままで甘え上手なうえに空想家な性格をしていますが、家柄や容姿、教養等非常に申し分のない素質を持ち合わせていることから国王の正妃最有力候補と言われています。
始めは正妃の座を狙うために黎翔には取り入り、一方夕鈴に対しては貶めようといましたが、黎翔に叱られそうになったところを夕鈴に庇ってもらってから夕鈴を姉の様に慕い、以後正妃の座を諦めたのと同時に夕鈴とは友好関係を築きます。
この一件をきっかけに狼陛下(黎翔)と夕鈴の馴れ初めや仲の良さを妄想した書をかきしたためるようになりますが、これらの作品は国境を越えてファンがいるほど巷で大ヒットしているようです。
氾水月(はんすいげつ)
氾家の長男であり紅珠の兄で、穏やかでマイペースな性格をしています。
有能な官史ではあるものの仕事に対して無気力なうえに狼陛下に恐怖感を持っているため出仕せず引きこもりの日々を送っています。
柳方淵とは気が合わず度々口論になることもありますが、花の宴を機に協力し合う仲になります。
柳義広(りゅうぎこう)
白陽国の大臣であり柳家の現当主で、氾家の当主の氾史晴とは犬猿の仲です。
先代の王の時代に起きた間違いを繰り返さないようにと夕鈴や黎翔にはあえて厳しく接するようにしています。
柳経倬(りゅうけいたく)
柳家の長男でナルシストな傾向があり、弟である方淵の事を下に見ては自分が優位に立てる様に画策するもののことごとく失敗に終わっていて肝心の方淵に相手にされない事が多いです。
柳方淵(りゅうほうえん)
国王の臨時補佐官を務める青年で、真面目な性格と仕事ができるゆえに周りから煙たがられてしまうことも多いですが後に正式な補佐官に昇任します。
夕鈴の行動のせいで黎翔の悪い噂が飛び交っていることを気にして事あるごとに夕鈴の事を目の敵にしていましたが、同輩による嫌がらせに対して説教をする夕鈴姿を見かけてから次第に認めるようになります。
また氾水月とは実力があるのに仕事をしないうえに正反対の性格なこともあって犬猿の仲となるほど嫌っていますが、花の宴を機に協力し合う仲になっています。
浩大(こうだい)
白陽国のお抱えの隠密で、黎翔とは即位前からの付き合いということもあって気を使わずに話す唯一の人物です。
明るく賑やかな性格とは裏腹に冷静な観察眼を持っていて夕鈴周辺の人間関係を外野から見守りつつ時に茶化して遊んでいる素振りが見られます。
李順と克右とは昔からの顔見知りで飲み仲間でもあります。
張元(ちょうげん)
先代の国王の時代から仕えている後宮の管理人で、夕鈴が王宮に来た理由を知っている数少ない人物の一人です。
夕鈴と顔を合わせるたびに黎翔との関係を聞き出しては正式な妃となって世継ぎをもうけて欲しいと言い続けています。
周康蓮(しゅうこうれん)
白陽国の宰相で基本的に善良で親切な人物ですが、暗い雰囲気と不吉な予言じみた発言をすることから夕鈴からは怖がられています。
先代の王の時代から宰相を務めていましたが、国王の不興を買って北の辺境に左遷されてしまったことがきっかけで、黎翔の側にいることになります。
先代の国王が亡くなった時に国の為ではあるものの、黎翔を強制的に次の国王にさせるために裏で画策をしたことが原因で黎翔との信頼関係に溝が入ってしまい、ギクシャクした関係になってしまいます。
徐克右(じょこくう)
ある将軍の怒りを買ってしまったがゆえに潜入調査や情報収集をさせられている白陽国の軍人で、明るく懐の広い常識人ですが黎翔や夕鈴にはよく振り回されています。
北の辺境に派遣された時に黎翔と知り合い、黎翔から手合わせしてほしいと一方的に頼まれたことをきっかけに気に入られて以後共に敵と戦い、戦友の間柄になります。
李順と浩大とは飲み仲間の間柄です。
晏流公(あんりゅうこう)
黎翔の腹違いの弟で非常におとなしい性格をしていて、将来黎翔のもとに行って手伝いをすることを夢見て毎日勉学に励んでいます。
使用人として変装していた夕鈴と仲良くなり、そのことがきっかけで王宮に行き憧れの黎翔と交流を持つことになります。
その後も夕鈴とは黎翔の話で盛り上がるような親しい間柄でいます。
蘭瑤(らんよう)
先代国王の妃の一人で、見た目物静かな雰囲気ではあるものの、息子の晏流公を国王にして都に戻ろうと企む策略家の面を持ち合わせています。
使用人として潜入した夕鈴と交流をしたことがきっかけで後に夕鈴から妃として必要な立ち振る舞いの指南役を頼まれることになり、引き受けて白陽国に戻る事になります。
赤朱音(せき しゅおん)
炎波国の第二王女で、側近達におてんば姫と呼ばれる程非常に活発な性格の持ち主です。
自国の情勢を整える為に狼陛下の正妃の座を狙って外交使節団と共に白陽国を訪れます。
とある事件をきっかけに夕鈴に気を許し、また会う約束をして自国に帰っていきます。
汀岩圭(ていがんけい)
夕鈴と青慎の父親で夕鈴に王宮仕事の話をした本人です。
賭け事が好きで手持ちが足りなくなるたびに几鍔の所で借りてはそのことを夕鈴に追及されないように逃げ回っています。
汀青慎(ていせいしん)
岩圭の息子であり夕鈴の弟で、穏やかで心優しく芯の強い性格をしています。
周囲に振り回されることも多いですが、冷静に物事を判断する賢さを持っています。
将来官史になるために勉強をしています。
几鍔(きがく)
下町で手広く商売をしている几家の跡取り息子で面倒見の良く彼を慕う人人も多いです。
夕鈴には意地悪なことを言って喧嘩ばかりしていますが、本心ではお人よしである夕鈴の事を心配しています。
おばば様
下町で知らない人はいない程恐ろしい人で有名な人物で、几家の女主人を務めています。
あることがきっかけで夕鈴を小間使いとして働かせます。
『狼陛下の花嫁』序盤あらすじ紹介！
一話
高賃金ですごく割のいい短期の王宮仕事があると聞いて白陽国の王宮へと訪れた汀夕鈴(ていゆうりん)は仕事の詳細を聞いて驚きを隠せず恐怖を感じています。
下級役人の父から聞いたこの王宮の仕事というのは、自身の素性や雇われている事を周りにばれずに国王陛下の臨時花嫁を一か月間演じるというものでした。
相手の国王陛下というのは即位後早々に国内で起きていた反乱を鎮圧し、荒れ果てていた中央政治を粛正した珀黎翔(はくれいしょう)という若い青年で、その眼光で人々を屈服させる多を寄せ付けない孤高の王と言われていて、巷で冷酷非情の狼陛下と噂されているような人です。
夕鈴はこの話を断ろうとしますが、偶然狼陛下の秘密を知ってしまい断れないまま働くことになってしまいます。
狼陛下の秘密というのは、公の場では周囲になめられないためのイメージ戦略の為に冷酷で非常な狼陛下を演じていて、それ以外のプライベートでは正反対の穏やかで優しい一面を持っていることでした。
噂されている怖い狼陛下は、黎翔が即位する前の王が家臣に実権を握られてしまい黎翔が即位するときは強くて怖い王様を演じようとした結果だと黎翔は言います。
それを聞いた夕鈴は一度引き受けた仕事はやり通すのが筋だと臨時花嫁の仕事を引き受けることにしました。
花嫁になりきるために色々試してみる夕鈴。
ある日大臣に、旧臣を遠ざけ勝手に妃を決めてしまった狼陛下への不満と夕鈴は妃の座にふさわしくないと嫌味を言われますが、近くを通りかかった狼陛下が助けてくれます。
狼陛下の演技にときめいてしまう夕鈴でしたが、別室で狼陛下と側近の李順が裏で暗躍しようとしている大臣をおびき出すために夕鈴を囮にするという話をしているところを聞いてしまいショックを受けその場から逃げ出してしまいます。
時間が経ち、黎翔と李順の元に女官が慌ててやってきて夕鈴が夜になっても部屋に戻っていないことを知ります。
実は夕鈴本人は大臣に捕らえられ監禁されていました。
大臣は狼陛下の新たな妃として自分の娘を送り込もうと目論んでいて、その計画の邪魔となる夕鈴を始末しようとします。
狼陛下の弱みを話せば殺さないでおこうと大臣に言われる夕鈴ですが、自分は黎翔の味方である事を誓いその想いを守るために弱みを言わず対抗しようとします。
大臣の手から剣が鞘から抜かれそうになった時狼陛下と李順が現れ、間一髪のところで助けられます。
李順が大臣を捕えている間夕鈴は狼陛下と二人きりになり、プライベートモードに戻った黎翔から今回の件について謝られます。
それを聞いた夕鈴は怖い思いをしたけれどちゃんと迎えに来てくれたからいいですよと許し仲直りするのでした。
そして夕鈴の臨時花嫁としての契約期間が終わって王宮を去ろうとした時、黎翔から大臣に捕らえられる前に壊してしまった衝立のおかげで借金ができてしまった事を告げられ、臨時花嫁の仕事を延長することになります。
二話
衝立の弁償代を払うために引き続き臨時花嫁の仕事をする夕鈴。ある日、狼陛下にお茶を出したところ、毒が盛られていることが発覚します。
夕鈴が怪しまれますが、毒はお茶ではなく器に付着していて、狼陛下と夕鈴が使った器両方から見つかった事から他の人の犯行だと予想して調査が始まります。
夕鈴は毒を盛られても平然としている黎翔の事が心配になり、個別に調べることにします。
道を間違えて出入り禁止の離れに偶然行ってしまった時に侍女の一人が周りを見渡しながら歩いているのを発見します。
怪しく感じてしばらく様子を見ていると、なんと狼陛下と一緒に部屋に入っていき夕鈴が狼陛下を呼んでいてここで待っていてほしいと言っていたといいお茶を出してその場にいさせようとしていました。
身に覚えのない夕鈴は困惑しますが、出されたお茶を飲んだ狼陛下はこの程度の毒では自分を殺せないのと夕鈴は毒なんて盛らないと言い、前に毒を盛った犯人と同一人物だと確信して捕えて首謀者を吐かせようとします。
あまりに恐ろしい狼陛下の尋問に堪らず駆け寄っていきやめるように説得しに行きます。
それを聞いた狼陛下は牢屋に侍女を連れて行くようにいい、手荒な真似はせずその場は収まります。
李順から捕らえられた侍女がどこからか密偵として送り込まれたものだと知らされ、彼女の演技力に騙された自分を情けなく思い陛下の役に立てていないと落ち込みますが、黎翔は自分の事を心配したり怒ったりしてくれることが嬉しいしそれが夕鈴の仕事だよと励ましてくれます。
夕鈴はその言葉を聞いて少しでも役に立てているのならもう少しこの仕事を続けてみてもいいのかなと思うのでした。
三話
狼陛下の花嫁役の仕事を続けている夕鈴に黎翔は金銀宝珠の細工物をプレゼントします。
あまりに高価すぎる装飾品や妃としての夕鈴に掛けられる言葉が自分には不釣り合いだと感じもやもやとした時間を過ごしてしまいます。
後日細工物を持ってきた商人が別の小物持ってまた夕鈴の所へ訪ねてきます。
異国の珍しい品ばかりなので見ているだけでも楽しんで頂けると声をかけられますが夕鈴は気が進みません。
楽しそうに小物を眺める侍女を置いて自室に戻ろうとしますが商人はその様子を見て自分の話を聞いて頂いたお礼にとかんざしを夕鈴にあげて去っていきます。
夕鈴は黎翔とお茶をしようと黎翔の部屋を訪ねますが、黎翔は仕事をしていて区切りがつくまで待つことにします。
黎翔は夕鈴が見たことのないかんざしをしていることに気付いてどこで手に入れたかを聞きます。
夕鈴は商人からおまけでもらってそんなに高価なものではなさそうなのででつけみたと返すと黎翔は狼陛下の口調で軽率な真似をする商人の出入りを控えさせようかと言います。
ギャップに驚いた夕鈴はただ物をもらっただけなのに気にいらないからって途中から演技を入れることないと恥ずかしさでどこかへ逃げてしまいます。
離れていた李順に遊びは程々にとお小言を言われた後、黎翔の手に持っているかんざしを不思議そうに見つめて指摘します。
自室に戻った夕鈴は高価な細工物を眺めながら先程の狼陛下の言動に悶々としていると侍女から手紙を受け取ります。
手紙に書かれている場所へ行くとなぜかそこには装飾品を持ってきた商人がいて、二人きりでお話したかったので女官にお願いしたと話します。
夕鈴は狼陛下に呼ばれてきたのでいないのであれば帰りますとその場を去ろうとしますが後ろに回り込まれた商人に抑えられ、首元に剣を当てられてしまいます。
狼陛下の妃に夕鈴はふさわしくないと考えている人がいて、夕鈴がいなくなったら他の女性に目を向けてくれるだろうからみんなのために死んでくれと言われ殺されそうになりますが、間一髪のところで逃げだします。
途中で商人が投げた鞭に足が絡まり捕まってしまいますが狼陛下が現れて助けてくれます。
今にも商人を殺してしまいそうな恐ろしい雰囲気を感じた夕鈴は黎翔に首謀者を吐き出させたほうがいいと助言をして事態は収束します。
後宮に戻り李順から商人の正体が明かされ、持ち込まれた装飾品も本物だとわかり夕鈴は気後れしながらも装飾品で着飾ります。
その姿を黎翔に褒められて気恥ずかしくなると同時にたとえ自分に相応しくない物事が多くても敵の多い黎翔の味方ではいれると思うから狼陛下の花嫁を少し信じて欲しいと思ったのでした。
四話
狼陛下のギャップのある言動に翻弄されながらも借金返済のために臨時花嫁の仕事を続けている夕鈴。
ある日黎翔に次の給料で借金が返済し終わることを話し、これでようやく今までの暮らしに戻れると喜びます。
すると李順がやってきて、周宰相がある人物の件について相談したいことがあるので準備するようにと黎翔に呼びかけます。
夕鈴はその人物について思い当たることがあったので黎翔に聞いてみます。
その男性は名家の出身で要職についていたところ今回の人事で地方に行くように申し渡したがそれが不満だったそうだと教えてくれます。
黎翔は夕鈴に今夜そちらに行くと言い夕鈴は部屋を出ていくところを見送ります。
様子を見ていた李順に夕鈴は呼び出されて、黎翔との関係を聞かれた後最後まで気を引き締めて職務を全うするようにとクギを刺されます。
その後黎翔と会う度に意識してしまう事に悩んでしまい無意識に避けるようになってしまいます。
後宮を歩いていると、黎翔に地方へ行くよう命じられた男性が夕鈴のところへ来て狼陛下に取り次いで欲しいと言い、今まで一族で陛下に尽くしてきたのにたった一度の些細な不正で辺境の地に飛ばされるなんてと訴えてきます。
不正の内容を聞き、自分から言えることはないとその場を去ろうとしますが武器を出して夕鈴に八つ当たりしてきます。
そこへ狼陛下がやってきて夕鈴にここを離れる様に言い対処しようとしますが夕鈴は近くにあった花瓶を投げつけて黎翔を助太刀しようとします。
その場は収まったものの現場を見た李順が悲鳴を上げこの器を割ったのは誰かと問いただします。
事情を聞き、危機的状況だったことは理解したもののこの器は後宮内でも最高級の陶磁器で品質が良く高値で売れる代物だったのにと悔やみ、壊した責任と弁償を夕鈴が追うようにと伝えます。
こうして夕鈴はまた借金が増えてしまい、臨時花嫁の仕事をまた延長することになります。