本記事はこんな疑問を解決します。
ご紹介する方法は、登録不要でもちろん合法です。
違法手段ではないので、安心してください。
『ママレードボーイ』は漫画アプリ『マンガMee』で全巻無料で読める?
いきなり、結論です。
『ママレードボーイ』はこちらの集英社が運営する漫画アプリ『マンガMee』にて全巻無料で読むことができます。
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『マンガMee』では、『ママレードボーイ』第1巻から最終巻までを惜しげもなく無料で公開してくれています。
また『ママレードボーイ』の続編である『ママレードボーイlittle』も全巻無料で読むことができます。
『ママレードボーイlittle』は、『ママレードボーイ』の13年後を舞台に、同作の主人公の妹と弟を主人公とした物語です。
安心安全に、そしてタダで『ママレードボーイ』を最終巻まで読みたい方は『マンガMee』を使う方法が最もお得です。
『マンガMee』は、集英社が運営する公式アプリなので安全に利用できます。アプリをダウンロードする際もお金は一切かからないので安心してください。
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また他にも『マンガMee』では、以下のようなメディア化された有名マンガをタダで楽しむことができます。
- この音とまれ!
- ヒロイン失格
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- 美食探偵 明智五郎
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半端ない量の有名マンガを随時、無料配信してくれるので、マンガ好きの私は、とても重宝しているアプリです!
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また漫画アプリに関して言うと、小学館が運営する公式漫画アプリ『サンデーうぇぶり』や白泉社が運営する『マンガPark』も特にオススメです。
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「無料でマンガを楽しみたい!」という方は『マンガMee』と併せて使ってみてはいかがでしょうか?
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次に『マンガMee』の使い方(システム)を簡単にご説明します。
『マンガMee』の基本的な使い方
『マンガMee』では、アプリ内アイテムである『チケット』と『ボーナスコイン』を使用して読むことになります。
簡潔に言うと、『チケット』『ポイント』などを使って1作品、1日に最大5話まで無料で読むことが可能です。
『ママレードボーイ』も1日に最大5話まで読み進められます。
ここでは『マンガMee』で使うアプリ内アイテム『チケット』『ポイント』のそれぞれの使い方を簡単に説明します。
『マンガMee』のチケットとは?
『チケット』はチケットアイコン(↓ピンク色の線で囲んである)が表示されている話に使うことが出来ます。
各作品ごとに1日1枚使用することができ、チケット使用後23時間で、新たなチケットが配布され各作品をまた1話無料で読むことが出来るというシステムです。
つまり、ほとんどの作品を1日1話無料で読むことのできるシステムがこの『チケット』なのです。
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『マンガMee』のボーナスコインとは?
『ボーナスコイン』は毎日、5~15秒程度の広告動画を視聴することで30ボーナスコイン(作品1話分に値する)を取得することが出来ます。
マンガMeeに掲載されている作品は、すべてこの『ポイント』の対象です。(※ポイントを使って読むことができるという意味)
↓『マンガMee』アプリを起動すると「短い動画を見て30ボーナスコインをGET!」と書かれた以下の画面が表示されます。
「動画を見る」ボタンをタップし、短い広告動画を視聴することで、マンガ1話分を読むために必要な30ボーナスコインを獲得することができます。
1日1回必ずこのシステムが使えるので、活用しましょう。(※広告動画をしっかり見る必要はありません。適当に流しておくだけでOK!)
また、今なら『マンガMee』を新規ダウンロードした際の特典として500ボーナスコインが手に入ります!
1話につき、30ボーナスコインを消費するので、500ボーナスコインは、約16話分に値します。
単行本にすると1~2冊分です。
このお得な特典をゲットできる今のうちに『マンガMee』をダウンロードしてしまいましょう!
アプリのダウンロードは、もちろん無料です。安心してください。
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『チケット』『ボーナスコイン』以外で1日3話分の漫画を読む
『チケット』『ボーナスコイン』以外に1日3話分の漫画を無料で読める仕組みがあります。
その仕組みがこれ、
見たいエピソードの漫画のページへ飛ぶと、「動画を見て無料で読む 残り3回」と表示されます。これをタップし広告動画を視聴することで1話分のエピソードを新たに無料で読むことが可能となります。
3回分この仕組みを使ったら翌日0時にリセットされ、また利用できます。
- チケットを使い1日1話無料で漫画を読む
- 短い広告動画を見て毎日30ボーナスコインを獲得し1話分の漫画を無料で読む
- 短い広告動画を毎日最大3本見て、3話分の漫画を無料で読む
以上の事から『マンガMee』は、1つの作品において、1日に最大で5話分のエピソードを無料で読むことができるかなり気前の良い漫画アプリであることが分かります。
遠慮なく無料で読ませていただきましょう!!(^^)/
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『ママレードボーイ』世間の評価は?
ママレードボーイ普通に面白いな
— ガショウ (@gasyou) July 15, 2021
ママレード・ボーイ面白い!
全巻読みたい…— なーこ (@nanakonn2) July 11, 2021
ママレードボーイ(アニメ)をしっかり見始めた。
今まで漫画をパラっとくらいの知識だったんだけど、なにこれ面白いʕ-̫͡-ʔ— kmg (@yuki_kmg) July 9, 2021
ママレードボーイ大人になってみると凄く面白いし、何よりお洋服が可愛いので、あたしもママレードボーイしたい pic.twitter.com/iP3HTxgLTc
— (@ALIEN104DG) July 7, 2021
彼女に勧められてママレードボーイ観てる。面白い。どハマりや。
— 蒼樹とも (@Tomoyuki_Aoki_) July 3, 2021
ママレードボーイと子供のおもちゃって面白いよね
— と き ね 。 (@tokine0825_) July 1, 2021
ママレードボーイ面白いな
— Ay@ダイエット (@amoyu06) June 29, 2021
少女漫画繋がりでママレードボーイ読んでる。こんな話だったんだ。昔絵が可愛いな程度で好きだった。面白いけど明らかに女児が理解する内容じゃ無い。朝アニメやってたような。今読むと面白い。
— ルリハ (@rurihaaso) June 21, 2021
ママレード・ボーイ。アニメが放送されていたのは中学生の頃でしたが、子供心に「この作品は登場人物の構成が複雑で、なかなか面白い」と思っていました。今考えるとここまで凝った内容のアニメは最近はありませんね。#ママレード・ボーイ
— スネちゃまクジ (@sunechiyamakuji) June 17, 2021
ママレードボーイは漫画もちゃんと買って読んだけど、アニメの方が話長いしオリジナルも面白いしテンポもいいしで結局5周くらいした
もちろんオープニングは余裕で歌える— c.non (@c__non1129) June 16, 2021
ママレードボーイの続編
ずっとみたいなめーって思って
漫画読み始めたんだけど普通に面白いじゃん!
日々の楽しみができたーーー♥
— HooNo (@HooNo35) June 14, 2021
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『ママレードボーイ』見どころ紹介!
見どころ① 登場人物がみんな美男美女!
『ママレード・ボーイ』の一番の魅力は、なによりも魅力的なキャラクター達です。
まずは、男性キャラクター。
格好良くてみんなに優しい好青年の遊、明るくて一本気で熱い性格の銀太、女好きだが美形で大人っぽい魅力のある悟史、年下でちょっと生意気だけど音楽的才能に溢れた蛍。きっと漫画を読んだ人の好みのタイプの男の子がいることでしょう!
次は、女性キャラクター。明るくて感情表現豊かな素直な光希。大人っぽくてミステリアスな茗子。美人で気が強いがサッパリとした亜梨実。妹キャラで思い込んだら一直線なすず。
みんな外見も性格もタイプが違いますが、どのキャラクターも魅力的で、違った格好良さ、可愛さがあります。
ここまで外見も内面も異なる魅力を持つ美男美女を描き分けられるなんて、さすがですよね。
『ママレード・ボーイ』は1992年から1995年にかけて連載された漫画なので、今から30年近く前の作品なのです。
それなのに、絵柄は一切古さを感じず、今読んでもどのキャラクターも魅力的なのが、凄いところです。
光希や茗子の着ている洋服も、むしろレトロでとても可愛らしく感じられます。吉住渉先生の画力の高さとセンスを感じられますね。
『ママレード・ボーイ』連載時から作品を知っている大人な読者さんも、初めて『ママレード・ボーイ』を知った中高生の読者さんも、世代を超えてキャラクターに魅了されること、間違いなしです!
可愛い女性キャラクターに憧れや共感を抱きながら、格好良い男性キャラクターに魅了されながら恋愛模様を楽しめる…オススメの少女漫画です!
見どころ② 様々な恋愛模様が描かれるも、ストーリーのテンポがいい!
『ママレード・ボーイ』は光希・遊・銀太の三角関係だけでなく、光希・遊・亜梨実の三角関係、茗子・名村・悟史の三角関係と、それぞれの登場人物が絡み合っています。
そのため、誰と誰が結ばれるのか予測しにくく、「次が気になってしまう!」「早く続きを読みたい!」と感じてしまい、どんどん物語を読み進めてしまいます。
『ママレード・ボーイ』の良いところは、それぞれのキャラクターの気持ちの変化を丁寧に描いているため、「どうしてそのキャラクターを好きになったのか?」というところがわかりやすく、キャラクターに共感したり感情移入できたりするところではないでしょうか。
さらに恋愛模様ですれ違い等が起こっても、物語の変化がテンポよく進んでいくので、話の途中で中だるみすることなく、ずっとドキドキ、キュンキュンしながら物語を楽しめるのです。
コミックスは8巻までですが、本当に読み応えがある作品だと思います!
見どころ③ 光希と遊の恋愛模様に目が離せない!
初めは遊と銀太との間で揺れ動く光希。二人とも違った魅力があり、光希と同じようにどちらを選ぶのか迷ってしまう読者の方もいたのでは?
光希と遊が結ばれてからも、仲睦まじい二人の姿に胸キュンしてしまいます。クローゼットの中でのキスは印象深く、憧れた方もいるのではないでしょうか?
恋人同士のすれ違いやライバルの出現…これらは他の少女漫画でもよく見られる展開です。
両親同士が交換結婚という衝撃な設定がある『ママレード・ボーイ』だからこそ、『兄妹かもしれない』という疑惑が真実味を帯び、読者をよりハラハラドキドキさせるのです。
様々なすれ違いやライバルの出現を乗り越え、幸せな両思い期間があるからこそ、好きなのに別れないといけないという切ない展開がより読者を惹きつけるのだと思います。
少女漫画を愛する方に、光希と遊の恋愛模様がどうなるのか、最後まで是非見届けてもらいたいです!
『ママレードボーイ』登場人物紹介!
小石川光希
本作のヒロイン。私立桐稜大学附属高等学校1年生。テニス部所属。
活発で明るい性格。少し子供っぽいところもありますが、素直で感情表現豊かな女の子です。
自分の両親と遊の両親が交換結婚することになり、戸惑い反対します。しかし、両親たちの勢いに負け、渋々了承することに。
初めは同居することになった松浦夫妻と遊に対して距離を置いていました。しかし、次第に遊の優しさに触れ、彼に惹かれていきます。
光希は中学2年の時に銀太に片思いをしていました。光希と銀太は本当は両思いでしたが、行き違いから光希は銀太に振られてしまいます。一時は気まずくなるも、今は銀太とは友達関係に戻ります。
ところが、遊の登場で焦った銀太は光希にアプローチ。光希は遊と銀太との間で揺れ動くことに…。
松浦遊
両親の交換結婚により、光希と光希の両親と同居することになります。
成績優秀でスポーツ万能、容姿端麗で、さらにはみんなに優しいため、とても女の子たちにモテます。
過去に亜梨実に告白され、彼女の押しの強さに負け、期間限定のお試しで付き合うことになったものの、お試し期間の3ヶ月が終わると別れてしまいました。
遊は、自分が父親の実の子供でないと疑惑を持ってから、他人を信じられなくなってしまいます。
そのため、だれにも心を許せず、本心を見せることができないのです。そのため、亜梨実に対しても恋愛感情は持てなかったのです。
光希に出会って、光希の純粋さ、素直さ、何事にも一生懸命な姿に惹かれていきます。
須王銀太
光希のクラスメイト。遊のライバル的存在。
一本気で熱い性格ですが、少し単純。中学の時から光希のことが好きでしたが、行き違いから光希を振ってしまいます。
友人として仲良くしている今も光希のことを想っていますが、想いは伝えられずにいました。
そこへ遊が登場し、光希が遊に惹かれかけているのに気づき、気が気でなりません。
そこへ、遊のことが好きな亜梨実と組むことになり、光希が自分の方に気持ちを向けてくれるようしかけますが、あまり上手くいきません。
結果的に光希は遊を選び、友達関係でいることになります。落ち込む銀太ですが、次第に亜梨実に惹かれていき…。
秋月茗子
中学から光希の親友でクラスメイト。文芸部所属。
ロングヘアの美人で大人っぽく、自分のことを積極的に話さないためミステリアスな雰囲気を持つ女の子。そのため、多くの男子生徒から告白されますが、誰とも付き合いません。
それは周囲に秘密で担任の名村慎一と付き合っていたからなのです。
茗子はお嬢様で豪邸に住んでいますが、その家庭環境は険悪で、仮面夫婦の両親はたびたび激しい喧嘩をしていました。そのことでずっと苦しんでいました。
名村との関係が学校側にバレてしまい、名村は広島に帰り、茗子と別れることになりますが、茗子は彼を忘れられず…!
鈴木亜梨実
光希のライバル的存在。私立榊学園高等学校に通っています。
学校には彼女のファンクラブが出来るほどの美人。
気は強いですが、光希に正々堂々とライバル宣言をしたり、遊との過去を隠すことなく教えてくれたりと、さっぱりとした性格で、はっきりとものを言うタイプです。
前述にもあるとおり、中学時代に期間限定で遊と付き合っていました。遊に振られてしまうも、遊のことが忘れられませんでした。
光希が遊と銀太との間で心が揺れているのに気づき、光希が銀太に気持ちが向くように意図的に銀太に近づき光希の嫉妬心を煽ります。
結果的に光希と遊が結ばれると、彼女は遊を諦める決心をします。そして銀太と共に過ごすうちに、本当に銀太に惹かれるようになっていき…。
三輪悟史
私立桐稜大学附属高等学校3年生で生徒会長。長髪の美形で女性に人気が高くモテモテであり、本人も父親譲りの女好きのようです。
軽い印象がありますが、生徒会長らしく話術が巧みで、文学少女の茗子を感心させるほど。
父親は有名建築家で女好きであり、愛人もいます。悟史の父親と遊の母親は過去に仕事上でつながりがあったようで…!?
ある事情から遊と深く関わることになり、遊を心配しつつも支える優しい兄のような存在です。
美人の茗子に好意を持ちますが、茗子は振り向きません。
これまでの軽い付き合いと違い、次第に本気で茗子を好きになり、名村と別れた後にもアプローチを続けますが…!?
『ママレードボーイ』序盤ネタバレ紹介!
1話
「私たち離婚しようと思うの。」
「どーゆーことォ!?」
両親の離婚宣言から、主人公・小石川光希(こいしかわ みき)の物語がはじまります。
翌日、光希は離婚宣言の成り行きを親友・秋月茗子(あきづき めいこ)に話すのです。
事の発端は、両親が光希をほっぽって2人で仲良く行ったハワイ旅行。
ハワイ旅行で両親は同年代の松浦夫婦と出会い、一緒に行動しているうちにお互いがお互いのパートナーに恋をしてしまったということ。
4人は話し合った結果、パートナーを交換して再婚しようということになります。
両親の離婚に大反対の光希。
両親は久しぶりの恋を大切にしたいと言い、光希に再婚を認めるようお願いするのです。
しかし、そんな両親のお願いを一つ返事で頷けるわけもなく…。
光希は、両親のハチャメチャなお願いに怒りをあらわにするのです。
なんとか両親の離婚を阻止しようとする光希は、松浦家と顔合わせのため待ち合わせ場所へ向かうべく茗子と別れます。
松浦夫妻と対面する光希。
松浦夫妻の見た目はとても優しそうで、まともそうに見えると思った光希は、再婚する意思を確認します。
すると、松浦夫妻はにっこりと「そうよ」と返事をしたため、松浦夫妻が両親と同様、まともな感覚ではないことを認識するのです。
松浦夫妻にも光希と同じ年の1人息子がいることを知る光希は、松浦夫妻の息子と一緒に離婚を反対しようと意気込みます。
「ごめん!遅れた…?」
そう言って、光希たちのもとへ現れた松浦夫妻の息子・松浦遊(まつうら ゆう)。
端正な顔立ちの遊に思わずときめく光希。
光希は、イケメンの遊とお近づきになれることに内心、舞い上がります。
しかし、我に返った光希は、それぞれの両親(以下、両親ズ)に離婚の反対を伝えるのです。
「あたしと遊くんの気持ちはどうなるのよっ」
「俺は構わないよ。」
光希の反対とは裏腹に、遊は両親ズの離婚に反対していなかったことを知り、驚く光希。
光希は涙をこぼし、両親のどちらかと別れなければいけないなんて嫌だと伝えます。
すると、両親ズは広い家を借りて6人で一緒に住む予定ということを、光希に笑顔で説明するのです。
両親ズのハチャメチャな提案に頭が痛くなる光希。
両親ズの勢いに負けた光希は、離婚とパートナー交換について了承するのでした。
両親ズは本当に離婚し、6人で住む家を借りたのです。
そして、あっという間に6人で住むことになります。
引っ越し当日、光希は遊と買い出しへ行くことに。
見た目とは似つかないガサツな口調の遊を指摘する光希。
すると遊は、光希が顔も口調もガサツだと指摘するのです。
遊に両親ズのパートナー交換について諦めたのか尋ねられた光希は、諦めたと伝えます。
遊はこれから仲良くしようと握手を求め、光希も握手に応じるのです。
すると握られた手の中には、ガムのごみが。
光希をからかって楽しむ遊。
それに怒る光希だったのです。
光希が部屋の片づけをしていると、光希の様子を見に光希の母である留美(るみ)が現れます。
留美は、遊に恋をしてはいけないと光希に言うのです。
ただでさえ、複雑な家庭なのだから光希たちまでとなったら、余計にゴタゴタしてしまうからという身勝手な理由に呆れる光希。
光希は、ハチャメチャな両親ズに抵抗なくなじむ遊に、恋なんかしないとこの時は思うのです。
翌日、光希は遊が同じ高校に転入してきたことを知り、驚きます。
そして、そんな光希と遊の姿を光希の同級生・須王銀太(すおう ぎんた)は複雑そうな顔で見つめるのです。
遊は、光希と銀太が仲の良い光景を目にし、茗子に2人の関係について尋ねます。
茗子は、光希が中学2年生の時、銀太に告白してこっぴっどくフラれたということを遊に伝えるのです。
2話
転入初日から、学校のアイドルとなった遊。
体育の授業で光希は、遊が女生徒から人気があることを実感します。
顔もよくて、運動もできる遊に敵意むき出しの銀太。
すると、光希と一緒にいた同級生が銀太は遊に光希をとられることにヤキモチを感じているのだと言います。
光希は以前、銀太にはフラれたからそれはないと断言するのです。
そして、中学2年生の時の出来事を思い出す光希。
中学2年生の時、光希は銀太に片思いをしていました。
仲の良い2人に、クラスの誰もが公認の仲だと思っていたのです。
「告白しちゃえば?」
茗子の言葉と、銀太が自分にだけウィンブルドンのバッジをくれたことから、意を決し銀太にラブレターを出します。
帰り道、光希は茗子にラブレターを出したことを報告するのです。
体操服を忘れたことを思い出した光希は、茗子と一緒に学校へ戻ります。
すると、クラスで銀太とクラスの男子が光希のラブレターを回し読みしている姿を目撃するのです。
クラスの男子に光希からの告白の返事を聞かれた銀太は、光希のことを何とも思ってないとはっきり言います。
銀太が光希からラブレターをもらっても困ると話していると、教室のドアに光希がいることに気づくのです。
「ごめん、おれ…」
銀太が何か伝えようとしたのを無視して、光希は学校を走って去ります。
翌日、光希へ償いの意味なのか、銀太は丸坊主にして学校へ来たのです。
その後、光希は銀太と話すことはなく気まずい状態が続きましたが、高校入学をきっかけに再び話すようになります。
そんな銀太との過去を思い出している光希の顔めがけて、バスケットボールが飛んできて、光希は気を失うのです。
光希が目を覚ましたため、茗子は教室から荷物を取りに行くため保健室を出ます。
すると茗子が保健室を出たのと入れ違いに、遊が入ってくるのです。
絶対にバカにされると思った光希は、狸寝入りをします。
「光希…あれっ。」
光希がいるベッドのカーテンを開けた遊は、光希が寝ていることに気づくのです。
「…寝てんの?光希。」
遊は、眠っている光希にそっとキスをします。
そして、無言で保健室を出るのです。
なんなのよ今の---!!
遊が保健室を出たあと、光希はがばっと飛び起き、口を抑えながら心の中で叫びます。
3話
翌朝、自分の部屋で学校へ行く身支度をする光希。
遊とのキスを思い出し、どんな顔をして会えばいいのかわからず戸惑います。
リビングへ行くと、そこには遊の姿が。
「おはよ。」
光希の気持ちをよそに、遊はいつもと変わらない態度。
光希は、少しドキドキしながら挨拶を返します。
両親ズが仕事へ行ったため、2人で朝食を食べることになり光希はパンに塗るジャムを遊にとるように頼みます。
すると、遊は「これしかない。」と言ってママレードを渡すのです。
「遊ってママレードに似てる。」
ママレードジャムを見つめながら言う光希。
「はあ?」
光希の発言に、遊は怪訝な表情で返します。
「ほんとはすっごく苦いとこあるのに、みんなうわべの甘さにだまされて気づかないの。ママレード・ボーイ!ね、ピッタリでしょ?」
例えが上手いと自画自賛する光希を横目に、遊はマスタードを見せます。
「ピリピリからいばっかのマスタード・ガール!」
そう言って、家を出る遊。
いつもと変わらない遊の態度に、前日のキスは間違いだと思った光希は、キスをなかったことにするのです。
その夜、勉強をしていた光希のもとへ遊の母・千弥子(ちやこ)がケーキを食べるため、リビングに降りてくるよう誘います。
光希は宿題の数学でわからないところがあることを伝えると、遊の父・要士(ようじ)が得意であることを教え、ケーキを食べながら教えてもらうことを提案するのです。
千弥子の提案通り、光希はリビングでケーキを食べながら要士に数学を教えてもらいます。
要士に教わったおかげで問題の答えを理解できて、光希の父・仁(じん)と遊がゲームをしている姿を和気あいあいと家族で眺める光希。
光希は、自分がハチャメチャな家族と馴染んでいることに気づき、慌てて部屋に戻るのです。
翌日、家族と馴染み始めていることを茗子に相談する光希。
楽しく暮らしているのだからいいのでは、と言う茗子に対して、自分は正常な感覚を保つと発言する頑固な光希。
そんなことを言いつつ放課後、光希は遊と一緒に留美の誕生日プレゼントを買いに行くのです。
光希が、なんだかんだ遊や両親ズと上手くいっていることに安堵する茗子。
誕生日プレゼントを買った光希と遊が家へ戻ると、ガシャーンと大きな音が。
光希と遊が慌てて音のする方へ向かうと、そこには両親ズがいたのです。
「マ、ママ…?」
「なんでもないのよ、花瓶が割れただけ…あんたたちは部屋に行ってなさい。」
光希が留美に声をかけると、留美は神妙な面持ちでそう伝え、他の両親ズも目も合わせません。
両親ズの不穏な空気を感じる光希と遊。
翌日、光希は遊から両親ズの喧嘩の成り行きを説明されます。
遊の話を聞いて、両親ズが早く仲直りして欲しいと嘆く光希。
そんな光希と遊の姿を遠くから見つめる銀太。
「気になる?」
銀太は、茗子の言葉にぎくっとします。
「そっ、そんなんじゃねーよ!」
銀太の態度を、怪訝そうな表情で見つめる茗子。
その夜、光希と遊がそれぞれの部屋にいると再び何かが割れる音が聞こえます。
2人がリビングへ降りると、両親ズが同居を解消するという話をしていたのです。
両親ズの会話に割って入る光希。
パートナー交換なんて無理な話だった、と話しはじめる両親ズ。
同居を解消してもとの夫婦に戻り、それぞれの夫婦ときっぱり縁を切ろうと話す両親ズを光希は引き留めるのです。
両親ズの再婚に反対していたのでは、と両親に尋ねられる光希。
光希は複雑な家族ではあるが、みんないい人だからうまくやっていけるのではと思い始めていたことを話します。
「今の生活に不満はないんだな?」
「え?あ、うん…まあ…」
「ずっとこのままでいいんだな?その方がいいんだな?」
「ええ?あ…うん…」
父・仁の質問に素直に答えつつも、論点がズレていることに疑問を感じる光希。
すると、両親ズは光希が6人生活を受け入れているか心配だったため、一芝居をうったことを打ち明けるのです。
両親ズの嘘に怒りが頂点に達した光希は、部屋にこもり泣きはじめます。
部屋から出ない光希に謝る両親ズ。
しかし、光希は両親ズに怒り「あっち行けー!」と言って部屋から出ないのです。
すると遊が窓をつたって光希の部屋へ行き、光希をなだめます。
遊の優しさに、光希は両親ズを許すべく部屋から出たのです。
光希は、両親ズが別れてしまって遊と二度と会えなくなるなんて嫌だと思っていました。
それほど遊が、自分の中で大きな存在になっていたことに気づく光希だったのです。
4話
夏休みになり、部活動帰りに茗子とお茶をしていた光希。
光希は、茗子から遊が学校内にある古い図書館にいたことを聞きます。
遊がなぜ図書館にいたのか疑問に思いつつ、茗子に近況報告をするのです。
夏休み、光希は部活動、遊はバイトでなかなか顔を合わせないことを話すと茗子に「残念そう」とからかわれます。
そんな中、光希と遊は、遊の母・千弥子から新しくできたテーマパークのチケットを会社でもらったからいるか聞かれます。
行ってみたかったと喜ぶ光希に、遊も面白そうと言い、一緒に行くことに。
デートみたい、と少しドキドキする光希。
デート当日、光希と遊がテーマパークを楽しんでいると、遊の元カノ・鈴木亜梨実(すずき ありみ)と出会います。
遊と亜梨実の仲睦まじい姿にモヤモヤする光希。
すると、亜梨実を呼ぶ男の声が。
遊が亜梨実に彼氏ができたのか尋ねると、亜梨実は違うと答えます。
「やっぱりあなたの方がいいもの。」
遊の頬にそっと触れながら亜梨実は言い、その場は別れたのです。
亜梨実と別れたあとに、光希は遊から亜梨実との過去について聞きます。
「おれ、ファーストキスは光希だもん。」
亜梨実との過去の話から、先日保健室でキスした話に。
遊は光希が起きていたことを知り、光希が好きだからキスしたと話します。
「ふざけないでよ!!」
遊の態度に腹が立った光希は、遊をひっぱたくのです。
遊がいつもからかってばかりで、真面目に話してくれないことに対して怒る光希。
「まーた怒っちゃった。」
怒って帰ってしまった光希の後ろ姿を見て、くすっと笑う遊。
翌日、銀太は光希と遊が2人でデートしていたという話を女生徒がしているところに出くわすのです。
光希が遊と仲いいことに腹を立てる銀太に対し、茗子は銀太がそんなこと言える立場ではないと言います。
「今さら邪魔なんてしないであげてよ。あなたにそんな権利ないんだから!!」
茗子はそう言って、銀太を制するのです。
放課後、週番の光希と銀太は教室に残り、2人で日誌を書いていました。
日誌を書きながら、光希がキスの味がするとCMでやっているキャンディを食べていたのです。
ほんとにキスの味がするのか疑問に思う銀太に対し、光希は「…さあね。」と軽くあしらいます。
「ためしてみようか。」
「え…」
銀太の言葉に、驚く光希。
5話
銀太が冗談を言っていると思った光希は「ためそっか。」と言います。
すると銀太は、光希にキスをするのです。
「…やっ!!」
思わず銀太を押しのけた光希は、そのまま銀太をひっぱたきます。
「銀太のバカっ!!」
光希は、そう言って教室を飛び出したのです。
翌日、光希と話をしようとする銀太に対し、銀太と話したくないと言って拒否する光希。
銀太が追いかけてきたため、光希は校門の前で遊を待っていた亜梨実と、友人のフリをしてその場をやりすごします。
その流れでお茶をすることになった光希と亜梨実。
光希は、亜梨実から遊との過去について聞きます。
3ヶ月限定で付き合ってと遊に頼み、遊と付き合うことになったが結局3か月後にフラれてしまったことを話す亜梨実。
そして、亜梨実はまだ遊のことをあきらめられないと光希に話します。
「負けないわよ。」
亜梨実はにっこり笑いながら、光希に宣戦布告するのです。
遊への気持ちに、悩みながら家へ帰宅する光希。
すると、家の前には銀太がいたのです。
銀太は、中学2年生の時に光希から告白された時の話をしはじめます。
光希が銀太のものではない雑誌にラブレターをはさんでいたため、クラスの男子がラブレターを見てしまったこと。
そして中学の時、光希は男子から人気があったため、光希の告白を受け入れ他の男子を敵に回す勇気がなかったことを打ち明けるのです。
「ほんとはおれだって、ずっと好きだった。ずっと好きだったんだよ!!」
銀太からの告白に戸惑う光希。