九龍ジェネリックロマンス4巻無料ネタバレ【クーロン】タダで読む方法伝授!鯨井Bは工藤が殺した?!

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悩んでいる人
『九龍ジェネリックロマンス』4巻を無料で読む方法とネタバレが知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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『九龍ジェネリックロマンス』4巻は漫画アプリ『ヤンジャン』で読める

いきなり、結論です。

 

漫画『九龍ジェネリックロマンス』4巻は、こちらの集英社が運営する漫画アプリヤンジャンにて無料読むことができます。

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『九龍ジェネリックロマンス』4巻が『ヤンジャン』にて無料で読めると言いましたが、この記事を執筆している現在では1巻から最新巻まで無料で読むことができます

 

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『九龍ジェネリックロマンス』4巻ネタバレ紹介!

「第27話」

工藤が九龍に来て二ヶ月が経った頃の過去回想シーンから、第27話は始まります。

 

二ヶ月が経ち、ようやく行きつけの店ができたことを嬉しそうに玲子に報告する工藤。

 

その日の夜、令子は工藤を飲みに誘います。

 

少し遅いけど、二人だけの歓迎会とのことです。

 

歓迎会での会話で、工藤は九龍はやはり取り壊す計画があるらしいと話します。

 

それを聞いた令子は、九龍は既に一度解体されていることを工藤に教えます。

 

取り壊された後に、なんと違法で作られたという今の九龍の正式名称は「第二九龍寨城(だいにくーろんさいじょう)」というそうです。

 

なんでこんな時代と逆行した場所が作られたのかと疑問を抱く工藤。

 

そんな彼に令子は答えます。

 

「皆心のどこかで”帰りたい”って思ってるからじゃないかしら。”なつかしさ”に。」

 

そんな話をしながら、飲み終わりにはふらふらに酔っ払ってしまった令子。

 

そんな令子に呆れながらも、酔っていつもより色っぽい令子に、工藤はドキドキです。

 

誰もいない路地で、この夜二人はついにキスをします…。

 

この回想後、二人でくつろぐ蛇沼とグエンのシーンで現代に戻ります。

 

会話の中で、グエンは、この世にはいない鯨井令子とクローンの鯨井令子はホクロの位置まで同じだったと話すと、蛇沼は驚きます。

 

クローンはホクロは再現されないのに、と…。

 

鯨井令子は、クローンではないのでしょうか?!

 

また新たな謎が生まれました。

「第28話」

久しぶりに楊明との女子会を楽しむ令子。

 

楊明の近況報告を受けて、令子も報告します。

 

「私と鯨井Bは別の人間で、鯨井Bはすでに亡くなってるみたい。」

 

この報告に、楊明は大変驚くとともに大いに怖がっています。

 

しかし、令子は続けます。

 

何か行動して後悔してもその時それが自分の中で絶対だったのなら、それは私として間違ってはいないと思う、と。

 

たとえ一瞬でも、私が私であると言える自分になりたい、と。

 

その言葉は、初めて二人がお茶をした日に、全身整形をしていると告白した楊明が言った

 

「どれが私で私じゃないかは私が決める」

 

という言葉とリンクするようで、二人の絆の深さを感じます。

 

ずっと心に迷いが生じていた不安定な令子がようやく心を整理することができたことを、自分のことのように嬉しそうに見つめる楊明。

 

令子の存在を肯定する楊明という心強い友人がいたことも、令子が前を向けた大きなきっかけであるのだなと、しみじみ感じ入ってしまいます。

 

鯨井Bはもう亡くなっているということで令子クローン説が二人の中では濃厚になってきました。

 

楊明は、以前ネットの書き込みで、ジェネテラ計画の裏でクローンの研究をしているというのを見たことがあると話します。

 

その書き込みでは、クローンのことをジルコニアンという名称で呼んでいたそう。

 

その名称は、人工鉱石のジルコニアとかけてありそうです。

 

フェイクダイヤモンドとして利用されるジルコニアを自分になぞらえ、またも自分の存在の不確かさに揺らぐ令子。

 

楊明は部屋の明かりを落とし、その日身につけていたジルコニアのピアスを手元のライトにかざします。

 

ジルコニアはキラキラ、チカチカとまぶしく輝き、それを見て令子は素直に綺麗だと感じて、感動。

 

楊明は、自分の容姿は全身整形で作られているからジルコニアに親近感があるのかも、と話します。

 

人工だってこんなに輝けるのだと知ると勇気づけられる、と。

 

そして、令子と目を見て微笑みながら、続けます。

 

「私みたいに偽物の輝きに本物の輝きを感じる人間もいるってこと、忘れないでね。」

 

この言葉に、令子はどれほど救われたことでしょう。

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「第29話」

令子と楊明は、お茶をしながらグエンの話をしています。

 

鯨井Bのことを聞くなら、工藤の口からは聞きたくないのでグエンから聞きたいと令子は言っています。

 

その頃グエンはというと…

 

「みゆきちゃんと俺のニセモノに出会ってほしくない!」と叫んでいました。

 

鯨井令子の「偽物」も工藤のことが好きなのであれば、自分の偽物も蛇沼を口説くに決まってるから、と力説。

 

そんなグエンをからかうように、蛇沼は、確かに第二のグエンも自分に興味を持つのか気になると言い、もしそうなったらどうするかとグエンに尋ねます。

 

グエンは一瞬間を置いて、冷酷な目で答えます。

 

「殺してしまうかもしれない。」

 

蛇沼は動じず、遺伝子配列まで同じだとしても思い出を持たない第二のグエンは別人だと言ってのけます。

 

しかし、グエンは、そうだとしても向こうからアプローチされたら果たして冷静でいられるだろうかと疑問を抱きます。

 

その疑問に、蛇沼は答えます。

 

愛した人間と同じ容姿、声、体温を持って生前と変わらず自分に好意をよせてくるのに、かつて愛し合った記憶はない…。

 

それはどれほどの絶望だろうか、と。

 

一体どんな仕組みで誰が造ったのかをぜひ知りたい、と。

 

蛇沼がクローンの秘密について興味を抱いているということは、彼が仕組んだことではないということでしょうか。

「第30話」

令子と楊明が街を歩いてるのを見て、思わず路地に隠れてしまう工藤。

 

二人の話に耳を傾けると、楊明が令子に鯨井Bのおさがりではない、新しい自分だけの部屋への引っ越しを勧めています。

 

しかし、令子は、鯨井Bのかけらのひとつであるあの部屋をなくしてしまったら彼女の存在がこの世から完全に消えてしまうような気がするから引っ越す気は無い、と答えます。

 

工藤は、その発言を聞いて俯いています。

 

職場に戻り、喫煙所で顔を合わせた令子と工藤。

 

令子は、楊明と計画している小黒の引越し祝いパーティーに工藤を誘いますが、お前らだけで楽しめとのこと。

 

かわりに工藤はパーティ代をカンパしてくれ、令子はとても嬉しそうに微笑んでいます。

 

その表情を、工藤はなぜか無表情で見つめています。

「第31話」

蛇沼とグエンは、なにやら異変が起きつつある九龍の調査にやってきました。

 

まず、グエンが以前勤めていた喫茶店へ。

 

外観は変わらないようですが、裏口に回ると、グエンが働いていた頃にはあった野良猫用の小屋が、そこにあった形跡すらも無くなっていることがわかりました。

 

「この九龍はオレの知ってる九龍じゃない。」

 

と、グエンは確信します。

 

まだこれだけでは判断しかねるという蛇沼に、じゃあせっかくだし色々回ってデートしようと、ハートを撒き散らしながら誘うグエン。

 

蛇沼のことが大好きな様子が伝わります。

 

蛇沼も、呆れながらもどこか楽しそうです。

 

道中話をしながら、グエンは、何故鯨井令子のコピーにそんなにも注目するのかを蛇沼に問います。

 

ちょっと嫉妬を込めて。

 

蛇沼によるとその理由は、無法地帯の九龍住人には元となる生体データなどない中、令子は日本からの労働者なので生体データが存在するからだそうです。

 

調査の合間に休憩をするため、近くの店で水を買ってくると立ち去ったグエン。

 

一人残された蛇沼は、女性の怒声が聞こえたのでそちらに目を遣ります。

 

すると、飴を包み紙で包む内職がうまく出来ずに叱られ落ち込んでいる少年が。

 

意外にも蛇沼は、少年に近寄り上手くできるコツを教えてあげることにしました。

 

その時の蛇沼の表情はとても穏やかで、鋭い目つきでいつも怪しい笑みばかり浮かべているあの蛇沼とは思えません。

 

戻ってきたグエンはその様子を見るや頬を赤らめ、蛇沼の意外な一面を知って惚れなおしそうだと本人に伝えます。

 

蛇沼は照れているのか、一応外科医だから手先が器用なだけだだなんて言い訳をしています。

 

なんとも微笑ましい仲良しカップルです。

 

そんな二人に、少年はお礼にと飴を手渡してくれました。

 

九龍での飲食禁止といつも口うるさく言っている潔癖の蛇沼が受け取るとはとても思えず、グエンはやんわり断ろうとしますが、蛇沼はあっさりと、ありがとうと言って飴を受け取っています。

 

意外に思ったグエンは、本当は潔癖じゃないよねと蛇沼に問いますが、今は手袋をしているから大丈夫だそう。

 

そういう蛇沼の後ろ姿を見ながら

 

「そんな、ホコリだらけになった服で言われたって全然説得力ないんですけど。」

 

と内心でつぶやきます。

 

自宅に戻って一人になった蛇沼は、少年にもらった飴を見つめていたかと思うとふいに握り潰し、

 

「九龍は神経を逆撫でする場所だ。」

 

とつぶやきます。

 

蛇沼は、九龍への個人的な憎しみを抱えているように見えます。

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「第32話」

屋上で一人、歌を口ずさみながらタバコをふかす工藤。

 

「♪二酸化炭素をはき出して あの子が呼吸をしているよ」

 

彼が口ずさんでいる歌は、実在する曲です。

 

たまというバンドの「さよなら人類」。 

 

工藤がぼんやり見つめる先には、ジェネリックテラ。

 

この曲名は何かの隠喩としか思えません。

 

ところ変わって、待ちに待った小黒の引っ越し祝いパーティ!

 

一度は断った工藤が、なぜだか参加しています。

 

当の本人は、小黒に無理矢理連れてこられたんだよと不服そうですが…。

 

そんな工藤に対し、なんだかどこかよそよそしい楊明。

 

彼女は、ふいに令子に、新しい物件を探してみたから見てほしいとデータを渡します。

 

令子が鯨井Bの部屋で暮らし続けることが、やっぱり不服のようです。

 

それでも令子の気持ちは変わらず、引っ越す気は無いの一点張り。

 

ちょっと意地悪をして、楊明は工藤に意見を求めます。

 

工藤は、興味なさげな振りをしながらも、本人があの部屋を嫌なら出ればいいのでは、と返答。

 

帰り際、工藤は令子に一服していこうと誘います。

 

二人きりになったその屋上からは、「蛇沼総合medical中心」のデカデカとした看板で蛇沼が微笑んでいます。

 

それを見て令子が蛇沼の話を振ると、工藤は、令子が蛇沼にキスされたことを話題に挙げました。

 

その話題に令子が戸惑った表情を見せると、工藤は突然令子に覆い被さるように迫りながらも、キス寸前のところで静止。

 

二人の距離、0.5ミリくらいのところで令子の顔にタバコの煙を吹きかけます。 

 

咳き込みながらもドキドキが止まらない令子に、「お前スキだらけなんだよ。」と、からかったような一言をかけますが、工藤の目はとても笑っているようには見えません。

 

偽物の鯨井令子に惹かれつつある自分のことが信じられないとでも言うような、思い詰めた表情を浮かべています。

「第33話」

誰もいない職場にて、ソファでうたた寝をしていた令子。

 

戻ってきた工藤はその姿を見て吸い寄せられるように近づき、令子の耳元で囁きます。

 

「ホラ、またスキだらけだぞ。」

 

完全に油断していた工藤は、令子を見て驚きます。

 

眠っていたはずなのに、目を開け黙ってこちらを見ていたのです。

 

「そんなに簡単にキスできると思わないで下さい。スケベ。」と、照れた顔で言い放つ令子に、工藤は狸寝入りするほうがスケベだと応戦!

 

お互いに、恥ずかしさを隠すようになんやかんやといつもの調子で言い合う2人でした。

「第34話」

令子が、広場で麻雀をしているおじいちゃんたちのところへ顔を出すと、いつも参加している陳さんの姿が見えません。

 

聞くと、珍しく無断欠席しているようで、おじいちゃんたちも少々不安な様子。

 

その頃、陳さんは蛇沼に呼び出されて「蛇沼総合medical中心」の診察室にやってきていました。

 

健康診断の件で呼び出されたので、何か病気が見つかったのではないかと大慌ての陳さん。

 

そんな彼に優しく、でもやはりどこか怪しく、蛇沼は微笑みかけます。

 

そこに、お面をつけたグエンが入室してきました。

 

と、ここで電話のベルが鳴ります。

 

蛇沼は待ち構えていたように受話器を取るなり、「着きましたか。」と、通話相手に尋ねます。

 

蛇沼の部下と思しき黒服の男性は答えます。

 

「はい。お連れしました。今から九龍敷地内に入ります。」

 

彼の後ろには、懐かしいねェ、などとつぶやきながら付いてくる人影が見えています。

 

そして、黒服の男の「入りました。」という報告を受けた瞬間、蛇沼は驚いたような表情を浮かべます。

 

そして、先ほどまで陳さんが座っていた椅子に、誰も座っていないように見える意味深なコマが挟まれます…。

 

連れてきた人物に会うかどうかを尋ねる黒服の男に、蛇沼は答えます。

 

「謝礼金をお渡しして、ご自宅までお送りしてください。」

 

お役御免ということでしょう。

 

電話を切ると、想定外の展開だと言いながらもほくそ笑む蛇沼。

 

連れてこられた人物は、足元しか映っていませんでしたが、陳さんと同じズボンに同じ靴を身につけていたことが確認できます…。

 

グエンは、蛇沼に言います。

 

「にしても、よく見つけたね。陳さん。」

 

それに対し、陳さんに関してはたまたまだったが、今、工藤についても日本の往来地産に問い合わせ中だといいます。

 

そして、グエンに、鯨井令子の死因はなんだったのかと問います。

 

しかし、グエンはそれについては口にしたく無いと、珍しく思い詰めた表情を浮かべています。

 

あれは何かの間違いだったんだ、と…。

 

一方、退社し帰路を共にする令子と工藤。

 

工藤は令子に、どこまで知ってるんだと唐突に問いかけます。

 

すぐに察した令子は、「彼女」はもうこの世にはいないということをグエンに聞いたということを、工藤に打ち明けます。

 

それを聞いた工藤は、急に頭を抱えて不穏に笑い出します。

 

そして、言い放ちました。

 

「鯨井令子は、俺が殺したんだよ。」

「第35話」

前話の衝撃の発言、

 

「鯨井令子は、俺が殺したんだよ。」

 

のあとには、続きがあったようです。

 

「…って言ったら、お前どうする?」

 

令子は、何言ってるんですかと呆れ顔。

 

その表情を見て、工藤はいつもの調子に戻って笑い、その話は終了しました。

 

令子からその日の会話の報告を受けた楊明は、それは確実に殺(や)ってると断言。

 

令子は、工藤はそんなことする人じゃ無いと信じています。

 

ただの悪い冗談だと…。

 

そんな令子に、楊明は心配そうに声をかけます。

 

「普段見せてる顔がその人の本当とは限らないんだよ?ましてや九龍なんて訳アリの人間ばっかなんだし…本当の工藤さんはレコぽんが思うような人じゃないかもしれないよ。」

 

令子は、心配してくれる楊明にお礼を言って一人帰路につきます。

 

そして、夜空を見上げながら独りごちます。

 

「誰も知らない、鯨井Bですら知らない工藤さんのことを、わたしは知りたい。たとえそれが、おそろしいものだとしても…。」

 

ということで、ここまでが『九龍ジェネリックロマンス』第4巻に収録されているお話です。

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

続きも「ヤンジャン!」で楽しめるので、ぜひ読んでみてください!

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