MAO(マオ)4巻無料ネタバレ!タダで読む方法解説!漫画BANKは危険|摩緒死す?猫鬼の誕生の真相が明らかに

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悩んでいる人
『MAO(マオ)』4巻を無料で読む方法とネタバレが知りたい。

 

本記事はこんな疑問を解決します。

 

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『MAO(マオ)』4巻は漫画アプリ『サンデーうぇぶり』で読める

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『MAO(マオ)』4巻 ネタバレ紹介!

29話

摩緒の兄弟子である朽縄(くちなわ)。

 

朽縄は種彦(たねひこ)という男に雇われており、種彦が殺した女性を始末する役目を行なっていました。

 

種彦は、カフェの店員である貂子(てんこ)にも手を出しますが、実は貂子は妖だったのです。

 

種彦に車ではねられるも必死で抵抗する貂子。

 

摩緒と菜花、乙弥(おとや)は貂子が扱っていた式神の知らせを受け、貂子がピンチだということを感じ取ります。

 

貂子を助けだすことに成功した3人。

 

しかし、全てを見られた種彦は、朽縄に摩緒、菜花、乙弥、貂子を始末するように命令します。

 

しかし、朽縄は急に雇い主が変わったという理由で、種彦を殺してしまったのです。

 

そして、摩緒、菜花、乙弥、貂子を逃しました。

 

摩緒は朽縄にある疑問を抱くのです。

 

そして、朽縄に「華紋(かもん)さまではないのか」と尋ねました。

 

華紋というのは、摩緒の兄弟子にあたる人物。

 

そして、まさしく朽縄は華紋という人物だったのです。

 

そして、華紋は摩緒が持っている剣を見て、摩緒だと気づいたのです。

 

摩緒は華紋に五色堂という場所に呼ばれたのか確認をします。

 

それを聞いた華紋は、「五色堂のことを知っているということは僕を殺しにきたのか」と摩緒を疑います。

 

華紋と同じセリフを摩緒の別の兄弟子である百火も言っていたことを思い出す菜花。

 

「殺しあう意味がわからない」と華紋に伝える摩緒。

 

そして、摩緒は屋敷(五色堂)が焼け落ちた日に何があったかを知りたいと華紋に詰め寄ったのです。

 

しかし、華紋は何も知らない様子でした。

 

そのため、紗那さまを誰が殺したのかもわからないままでした。

 

華紋は「900年も前に起きたことなので、もう時効だ」と摩緒に告げます。

 

そして、華紋は貂子に手当てをするよう、摩緒に薬を渡しました。

 

最後に摩緒は、華紋に「なぜ900年の間生き続けているのか」と尋ねます。

 

しかし、華紋は「こっちが知りたい」というのみ。

 

何の手がかりも掴めないまま摩緒は華紋と別れたのです。

 

ここで、場面は百火に変わります。

 

百火は、見世物小屋の一座に所属していました。

 

一度は、見世物小屋を辞めた百火。

 

しかし、再び見世物小屋に入ったのですが、それもつかの間。

 

見世物小屋の一座が移動を続けている時に前から、亀と蛙の姿をした式神が現れたのです。

 

しかも、その式神は百火にしか見えませんでした。

 

式神を見た百火は、すぐに見世物小屋を退団。

 

亀と蛙の姿をした式神がやってきたことを摩緒に知らせようと百火は摩緒の元に向かったのです。

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30話

菜花が現在ですごしているところから2話は始まります。

 

摩緒の式神であるお手伝いさんの魚住さんから、いつも通りスムージーを渡されます。

 

このまずいスムージーをこれからも飲まないといけないか、魚住さんに確認する菜花。

 

魚住さんは、猫鬼と戦う術を知らない間は猫鬼に見つからないようにスムージーを飲んだ方がいいと菜花に進めます。

 

その後、菜花は貂子のケガが心配になり、大正時代に戻ることにしました。

 

大正時代に戻ると、なぜか赤トンボが大発生していたのです。

 

尋常じゃない数に不気味な気持ちになる街の人々。

 

菜花は摩緒が開いている診療所を尋ねます。

 

そこには、摩緒をはじめ、乙弥、貂子の姿がありました。

 

大ケガを負ったはずの貂子。

 

しかし、妖のため回復力が早く、貂子のケガはすっかり治っていたのです。

 

摩緒、菜花、乙弥、貂子が話をしている時、なぜか百火が摩緒の診療所を訪ねてきました。

 

そして、西から式神が来たことを摩緒に伝えたのです。

 

そして、摩緒に向かって「式神に見つかったら、裏切り者のお前が一番先に殺される」と忠告をしました。

 

菜花はなぜ百火がわざわざこのことを摩緒に教えたのか不思議に思います。

 

実は百火は式神退治の件で摩緒に力を貸して欲しかったのです。

 

それに感づいた摩緒は百火に手を貸すことを約束。

 

摩緒、菜花、百火、乙弥の4人は式神を倒すため行動に移します。

 

すると式神の方から4人に攻撃を仕掛けてきたのです。

 

式神の攻撃をよける摩緒。

 

その時、摩緒は式神に隠された秘密に気づいたのです。

 

遠慮なく式神を攻撃しようとする百火。

 

しかし、摩緒は百火の攻撃を止めさせます。

 

式神に隠された秘密。

 

それは、式神は人間だということ。

 

そして、百火、菜花、乙弥にそのことを告げるのです。

 

31話

式神は摩緒たちを探していました。

 

しかし、結界のおかげで摩緒たちの姿は式神からは見えません。

 

百火は、摩緒に式神たちを倒すことを提案します。

 

しかし、摩緒は式神たちは元は人間で呪いを解けば、人間の姿に戻れるということを百火に説明します。

 

そして、摩緒は菜花を呼び、いきなり陰陽五行の考えを説明します。

 

陰陽五行の考えとは、妖がもっている性質のことで、土は水に強く、水は火に弱いという説明でした。

 

火の性質をもっている百火と、土の属性をもっている菜花。

 

敵である蛙や亀の式神は水の性質をもっているため、百火は今回の戦いに向いていないと伝えます。

 

その代わり、摩緒は菜花に式神退治を命じたのです。

 

しかし、相手は人間のため、摩緒は術を解く方法を菜花に教えます。

 

最初は、拒否していた菜花ですが、百火に促され式神と戦うはめに。

 

摩緒は菜花のサポートにまわります。

 

百火が結界を解いた瞬間、式神たちが菜花たちを襲います。

 

悲鳴をあげながら、式神を攻撃する菜花。

 

菜花の攻撃が当たるたびに、式神は人間に戻っていきました。

 

菜花は、摩緒にサポートを続けるようにお願いするのですが、気づいた時には摩緒は菜花のそばを離れていたのです。

 

戸惑いながらも、1人で式神と戦う菜花。

 

しかし、攻撃しても人間に戻らない式神が2体います。

 

それが大元の式神だったのです。

 

大元の式神は、菜花の攻撃を受けても、人間に戻らずその場に倒れてしまいました。

 

そして、摩緒は倒れた式神の口を無理やり開きます。

 

すると、式神の口から呪符が吐き出されました。

 

呪符を開くと手紙が書かれており、その内容は「摩緒を生け捕りにしろ」という内容でした。

 

摩緒は、その場で命令書を書き、それを式神たちに飲ませたのです。

 

そして、式神たちを主の元に返すことに。

 

式神を逃したことを怒る百火。

 

それに対し、摩緒は「式神を倒しても、新しい敵がやってくるだけ」と百火に伝えます。

 

そして、式神を倒さなかった代わりに摩緒は罠を仕掛けたことを菜花、百火、乙弥に明かしました。

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32話

摩緒、菜花、百火、乙弥の4人は大きな穴の前にいました。

 

4人の前にある穴は、大地震が起こるまで猫鬼が隠れていた場所だというのです。

 

そして、話は蛙の口に入っていた呪符の話になります。

 

呪符には摩緒を殺すのではなく生け捕りにしろと書かれていました。

 

なぜ摩緒を殺すのではなく、生け捕りにするのか。

 

その理由は、猫鬼が会得している術、『最高奥義・泰山府君(たいざんふくん)の秘宝』が目的ではないかと考えました。

 

この泰山府君の術こそが、人の寿命を操る術なのです。

 

百火同様、摩緒が猫鬼と手を組んだと思っている者がいる。

 

そう思った摩緒は、その相手を探すために式神に命令書を飲ませたのです。

 

4人が式神について話をしている時、なぜか海にはくじらのような生き物が発生していました。

 

いきなりの巨大生物に戸惑う漁師たち。

 

しかし、その生物がくじらなのかはわからぬままでした。

 

場面は変わり、菜花は現在に戻っていました。

 

現在に帰るとき、菜花は摩緒に早く大正時代に戻ってくるように言われていたのです。

 

摩緒は、菜花に戦力になってもらうため、大正時代に戻るように伝えていました。

 

か弱い女性を守ろうとしない摩緒の態度に傷つく菜花。

 

一方、大正時代では摩緒、百火、乙弥が妖を倒すために罠を仕掛けていました。

 

百火が菜花の正体を摩緒に尋ねます。

 

「私と同じで猫鬼に呪われた者」と説明する摩緒。

 

そして、「猫鬼は人の体を乗っ取る妖で、私の次に新しい器として菜花が狙われている」とを百火に伝えます。

 

そのため、摩緒は菜花に自分で身を守れるくらい強くなってほしいと思っていたのでした。

 

罠を作り終えた瞬間、早速妖が摩緒たちを襲います。

 

その妖は、巨大な人型でした。

33話

よく見ると、巨大な人型の中にぎっしり詰まった魚。

 

こんな巨大な化け物を扱えるような人がいたか摩緒に尋ねる百火。

 

この時、摩緒の記憶にはある人物が浮かんでいました。

 

その人物とは藻久不(もくず)という人物。

 

藻久不は900年前、摩緒や百火がいた屋敷の下働きをしていました。

 

藻久不は、暇さえあれば陰陽師たちに術を教えるようにせがんでいたのです。

 

しかし、摩緒も百火も藻久不に術を教えた記憶はありません。

 

他の誰かがこっそり藻久不に術を教えた。

 

摩緒はそう思いました。

 

藻久不の形をした巨人は、泰山府君の術を知りたいと摩緒にせがみます。

 

しかし、泰山府君の術の存在は屋敷の一部の者しか知らないため、下働きの藻久不がなぜ知っているのか謎でした。

 

摩緒は藻久不に、泰山府君の術の存在をなぜ知っているのか尋ねます。

 

しかし、藻久不はその問いに答えません。

 

その代わり、紗那さまの飼っていた猫”灰丸”を猫鬼にしたのは自分だと言うのです。

 

突然の藻久不の言葉に戸惑う摩緒。

 

その瞬間、摩緒と百火は藻久不に飲み込まれてしまいました。

 

藻久不の体内は水になっていて、息をすることができません。

 

摩緒と百火を体内に取り込んだまま京(みやこ)に連れていこうとする藻久不。

 

飲み込まれなかった乙弥が藻久不のあとを追います。

34話

話は900年前に遡ります。

 

まだ、摩緒が陰陽師として京の屋敷にいた頃、摩緒は紗那さまから、藻久不と関わらないように忠告を受けていました。

 

その理由は、摩緒が『破軍星の太刀(摩緒が持っている剣)』の後継者になってから藻久不の背後に気配を感じるというのです。

 

場面は大正時代の摩緒に戻ります。

 

そのことを思い出した摩緒。

 

誰かが藻久不を操っている。

 

そう確信した摩緒は、藻久不の巨体を体内から思い切り斬りつけます。

 

真っ二つになった藻久不の体。

 

そして、その巨体から本物の藻久不が姿をあらわしたのです。

 

摩緒と一緒に藻久不の体内に飲み込まれた百火は、すでに溺死していました。

 

百火を巻き込んでしまったことを申し訳なく思った摩緒。

 

しかし、すぐに百火は生き返ります。

 

摩緒は、再び藻久不に術を教えた人物を聞き出します。

 

しかし、藻久不はそれに答えることはなく、灰丸を猫鬼にした経緯を話し始めたのです。

 

術を教えてもらう代わりに灰丸を蠱毒(こどく)の穴の中に入れるように命令された藻久不。

 

藻久不は言われた通りに灰丸を蠱毒の穴の中にいれました。

 

穴の中では毒虫や蛇、山犬も投げ込まれていたのです。

 

しかし、灰丸は穴の中の全ての生き物を食い殺して最強の蠱毒・猫鬼になったのでした。

 

灰丸を猫鬼にした目的。

 

それは、猫鬼をあやつって、他の陰陽師を殺すという計画だったのです。

 

しかし、猫鬼はここで予想外の行動をとります。

 

猫鬼は、泰山府君の秘伝書を食べ、摩緒の体とひとつになりました。

 

計画通りいかなかったため、藻久不は術を教えてもらえるか心配していました。

 

しかし、無事に術を教えてもらったと笑顔で言う藻久不。

 

その時、今まで喋っていた藻久不の体が突然骨に変わります。

 

藻久不は最初から死んでいたのです。

 

35話

術を覚えることに憧れをもっていただけの藻久不。

 

そんな藻久不の気持ちにつけこみ、敵は藻久不をあやつっていたのです。

 

ここで摩緒は、灰丸に対し1つ疑問をもっていました。

 

灰丸は摩緒と紗那さまにしか懐いておらず、他の人に触られることをひどく嫌がっていました。

 

その灰丸を藻久不が抱えて蠱毒の穴にいれる。

 

そんなことが可能なのか。

 

摩緒は考え込みました。

 

その頃、現在では菜花と白羽くんが泰山府君について調べていました。

 

泰山府君の術は、他者の命を使って寿命を操る内容ということがわかったのです。

 

そして、場面は大正時代に変わります。

 

華紋と連れの紅子(べにこ)は、ある人物の正体を探るべく、泰山府君の術を使って病から回復したという華族の姫様の元に向かっていました。

 

この華族とは何も関わりがない華紋と紅子。

 

華紋は妖術で、華族の人の記憶を書き換えます。

 

そして、泰山府君の術を使って回復したという姫様の様子を見に行ったのです。

 

姫様は無事に病から回復をして、笑顔で華紋の前に現れました。

 

姫様の様子に違和感を覚える華紋。

 

実は泰山府君の術は成功しておらず、姫様は死んでいたのです。

 

しかし、華族は姫様の死に誰も気づいていない様子でした。

 

不完全な泰山府君の術を目の当たりにした華紋。

 

華紋が探していた人物は、泰山府君の秘術を知らなかったのです。

36話

雨の中、母親はある人物に息子を生き返らせるようお願いをしていました。

 

願いを受ける代わりに条件を言い渡した謎の男。

 

ここで、場面は変わります。

 

菜花は、大正時代で戦えるように装備をしてきていました。

 

摩緒が、菜花に関心していると、診療所に人間の女性が尋ねてきます。

 

ボロボロの女性は、娘を連れ、息子を助けるように摩緒に頼んできたのです。

 

診療所に入るなり、倒れてしまう女性。

 

乙弥が女性の手当をしている最中、突然空間が歪みます。

 

なんとさっきまで手当を受けていた女性の手には謎の貝殻があったのです。

 

その貝から幻術が出されていました。

 

幻術が効いているのか、時が止まったかのように動かない菜花と乙弥。

 

そして、女性は蠱毒が入った壺を盗んで消えてしまいました。

 

摩緒は、女性の娘に連れられて息子がいる小屋に案内されます。

 

しかし、そこには既に亡くなっている男の子の死体がありました。

 

摩緒が、男の子の死体を確認した時、いきなり小屋が破壊されます。

 

破壊した男の顔を見た摩緒。

 

この男の正体は、式神と気づくのです。

 

摩緒は、式神に「主は誰か」と尋ねます。

 

その答えに式神は「会えばわかる」と一言。

 

そして、摩緒と式神の戦いが始まります。

 

しかし、摩緒は剣を診療所に置いてきてしまったのです。

 

式神の武器は巨大な槍。

 

式神が持っている槍は、猫鬼と摩緒が戦った時に、死にかけた猫鬼を貫いた槍でした。

 

37話

小屋を壊した式神が持っていた槍は、猫鬼を貫いた槍でした。

 

そして、それは”退魔の槍”と呼ばれていました。

 

式神と摩緒が戦っている間、男の子は建物の下敷きに。

 

式神は母親に、息子を助ける代わりに蠱毒の壺を持ってくるように命令していたのです。

 

しかし、式神は”蠱毒の壺”欲しさに母親を騙していました。

 

そのため、式神は最初から母親の息子を助けるつもりはなかったのです。

 

蠱毒の壺が手に入った式神は、槍を使って親子を殺そうとします。

 

体を使って親子の盾になる摩緒。

 

摩緒の体を貫く槍。

 

その時、幻術から解かれた菜花と乙弥がかけつけてきました。

 

摩緒の姿をみた菜花は式神を蹴り飛ばします。

 

そして、摩緒の体に刺さった槍を抜きました。

 

体に力が入らない摩緒。

 

それをみた乙弥が、摩緒の体を回復させようと蠱毒の壺に入った液体を飲ませようとします。

 

しかし、式神に邪魔をされ、液体を摩緒に渡せない乙弥。

 

摩緒は、渾身の力を振り絞り、式神を攻撃をします。

 

摩緒の攻撃を受け、体がはじける式神。

 

しかし、式神はその場から逃げようとしていました。

 

逃げる式神を追いかける菜花。

 

式神は、菜花を振り払おうと攻撃を繰り出します。

 

式神の攻撃を受けて怪我をする菜花。

 

その時、菜花の耳に「追うな」という声が聞こえます。

 

摩緒の声かと思った菜花ですが、摩緒は重傷を負って、話すこともできない状態でした。

 

摩緒の状態をみた菜花は乙弥に蠱毒の壺に入っている液体を飲ませるように促します。

 

しかし、蠱毒の壺が割れていたのです。

 

そして、乙弥も式神の攻撃を受けて動けない状態でした。

38話

菜花は、倒れている乙弥に声をかけます。

 

菜花の声に目が覚める乙弥。

 

そして、菜花は蠱毒の壺が割れていることを乙弥に伝えます。

 

どうすることもできない菜花と乙弥は、摩緒のそばに駆けつけます。

 

摩緒は、死を意識したのか乙弥に「自分が死んだら、亡骸を猫鬼に見つからないように地中深くに埋めてくれ」とお願いをします。

 

摩緒の願いをすぐに聞き入れる乙弥。

 

そして、摩緒は静かに息を引き取りました。

 

摩緒の死をすぐに受け入れられない菜花は、摩緒の胸で大泣きをします。

 

その瞬間、摩緒の体に異変が生じます。

 

菜花の血が摩緒の傷口に触れた瞬間、摩緒の傷口が治ったのです。

 

そして、一命をとりとめる摩緒。

 

その代わり、菜花は気絶してしまいました。

 

目が覚めた菜花は、摩緒の背中でおんぶをされた状態でした。

 

菜花のおかげで助かった摩緒。

 

摩緒は、菜花にお礼を言います。

 

そして、乙弥は摩緒に「式神がなぜ蠱毒の壺の存在を知っていたのか」と聞きます。

 

摩緒は、蠱毒の壺の存在はもちろん、自分がいる場所がなぜ知られていたのか疑問をもちます。

 

摩緒たちが色々と考えている時、陰陽師の不知火(しらぬい)は、人間から寿命を伸ばすように依頼を受けていました。

 

依頼を受けた不知火は、別室に移動をし、式神に摩緒の様子を聞きます。

 

不知火は、水鏡を使って摩緒の様子を伺っていたのです。

 

水鏡に何もうつらなくなったことを、不知火に報告する式神。

 

その瞬間、不知火は式神たちを殺してしまいました。

 

式神を殺したことに罪悪感を感じない不知火。

 

そして、うっとりとした顔で摩緒に早く会いたいと呟くのです。

 

ここで、4巻は終わります。

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